JP6342066B1 - 送電側機器 - Google Patents

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Abstract

スイッチング素子(Q1)におけるスイッチング電圧を検出するスイッチングパラメータ検出部(21)と、スイッチングパラメータ検出部(21)による検出結果に基づいて、異物による異常を検出する異常検出部(第1比較部(264a)及び異常判定部(265))とを備えた。

Description

この発明は、高周波数で電力伝送を行う送電側機器に関する。
無線電力伝送システムでは、送受電コイル間に金属製の異物が挟まった状態で連続的な送電を継続すると、異物に渦電流が流れてしまう。異物としては、薄い板状の金属、アルミホイル(アルミ箔)、DVD(Digital Versatile Disc)又はブルーレイディスク等が挙げられる。
そこで、従来から、送受電コイル間における異物の有無を判定し、電力供給を制御する無線電力伝送システムが知られている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1に開示されたシステムでは、携帯端末等の受電側機器に電圧検知部及び電流検知部等の専用検出器を設け、専用検出器で得られた情報を受電側機器から送電側機器に伝達している。そして、送電側機器は、上記情報を用いて、送受電コイル間に存在する異物による過電流の有無を判定し、電力供給を制御している。
また、特許文献2に開示されたシステムでは、受電側機器で意図的に間欠的な負荷変化を発生させている。そして、送電側機器でその負荷変化を監視することで、送受電コイル間の異物の有無を判定し、電力供給を制御している。
特開2001−275280号公報 特開2008−206231号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムでは、送電側機器と受電側機器との間で情報の伝達を行い、異物による過電流の有無を判定している。そのため、送電側機器と受電側機器との間で複雑な信号処理が必要となり、送電側機器と受電側機器の両方に負担が生じる。また、特許文献1に開示されたシステムでは、受電側機器に異物を検出するための専用検出器を設けており、受電側機器における部品点数が増え、機器の大型化、コストの増加が生じる。受電側機器は携帯端末等であるため、受電側機器における部品点数が増えることは好ましくない。
また、特許文献2に開示されたシステムでは、受電側機器で意図的に間欠的な負荷変化を発生させ、送電側機器でその負荷変化を監視することで、送受電コイル間の異物の有無を判定している。そのため、受電側機器に間欠的な負荷変化を発生させる専用制御回路が必要であり、また、送電側機器に負荷変化を監視する専用制御回路が必要になる。よって、送電側機器と受電側機器の両方において部品点数が増え、機器の大型化、コストの増加が発生する。
この発明に係る送電側機器は、入力電力を高周波電力に変換して出力する共振型送信電源装置と、共振型送信電源装置により出力された高周波電力を伝送する送電コイルとを備え、共振型送信電源装置は、一対の入力端子のうちの一方の入力端子に一端が接続されるインダクタと、このインダクタの他端と一対の入力端子のうちの他方の入力端子との間に接続され、ドライブ信号を受けて高周波でスイッチング動作を行う電界効果トランジスタであるスイッチング素子と、このスイッチング素子と送電コイルとの間に配置され、スイッチング素子のスイッチング動作を共振スイッチング動作とさせる共振回路と、スイッチング素子におけるスイッチング電圧を検出するスイッチングパラメータ検出部と、スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電圧と正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電圧が正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する異常検出部と、この異常検出部からの異常信号を受けると強制停止を指示する信号を出力するシャットダウン回路と、PWM信号を出力するとともに、シャットダウン回路からの強制停止を指示する信号を受けると、前記PWM信号の出力を停止するPWMオンオフ制御回路と、PWMオンオフ制御回路からのPWM信号を受け、前記スイッチング素子にドライブ信号を出力するドライブ回路とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る送電側機器は、入力電力を高周波電力に変換して出力する共振型送信電源装置と、共振型送信電源装置により出力された高周波電力を伝送する送電コイルとを備え、共振型送信電源装置は、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、スイッチング素子におけるスイッチング電圧を検出するスイッチングパラメータ検出部と、スイッチングパラメータ検出部による検出結果に基づいて、異物による異常を検出する異常検出部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、送電側のみで異物による異常を検出可能となる。
この発明の実施の形態1に係る共振型電力伝送システムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る共振型送信電源装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1における制御回路の動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る共振型送信電源装置により検出される出力電圧及び出力電流の一例を示す図である。 図5A、図5Bは、この発明の実施の形態1に係る共振型送信電源装置により検出されるスイッチング電圧及びスイッチング電流の一例を示す図であって、図5Aは送受電コイル間に異物が無い場合を示す図であり、図5Bは送受電コイル間に異物が有る場合を示す図である。 図6A〜図6Cは、この発明の実施の形態1における送受電コイル間への異物挿入例を示す図である。 図7A、図7Bは、この発明の実施の形態1に係る共振型送信電源装置により検出されるパラメータの変動例を示す図であって、図7Aはスイッチング電圧の変動例を示す図であり、図7Bは入力電流の変動例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る共振型送信電源装置による異常検出条件の一例を示す図である。 図9A、図9Bは、この発明の実施の形態1における制御回路のハードウェア構成例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る共振型電力伝送システムの構成例を示す図である。
共振型電力伝送システムは、図1に示すように、共振型送信電源装置2、送電コイル3、受電コイル4、受信回路5及び負荷6を備えている。図1では、共振型送信電源装置2の前段に一次電源1が接続されている。一次電源1は、直流電力又は交流電力を出力する。また、共振型送信電源装置2及び送電コイル3は送電側機器を構成し、受電コイル4、受信回路5及び負荷6は受電側機器を構成する。
共振型送信電源装置2は、一次電源1から出力された電力(入力電力)を送電コイル3が有する共振周波数(図1ではfo1)と同一(略同一の意味を含む)の周波数を有する高周波電力(出力電力)に変換して出力するE級高周波インバータ回路である。この共振型送信電源装置2の詳細については後述する。
送電コイル3は、共振型送信電源装置2から出力された高周波電力が有する周波数と同一(略同一の意味を含む)の周波数で共振することで、電力伝送を行う。
受電コイル4は、送電コイル3が有する共振周波数と同一(略同一の意味を含む)の周波数で共振することで、送電コイル3から伝送された高周波電力を受信する。この受電コイル4により受信された高周波電力(交流電力)は、受信回路5に出力される。
なお、送電コイル3と受電コイル4との間の電力伝送方式は特に限定されず、磁界共鳴による方式、電界共鳴による方式、又は、電磁誘導による方式の何れでもよい。また、送電コイル3と受電コイル4は、図1に示すような非接触に限らない。
受信回路5は、受電コイル4から出力された交流電力に対し、負荷6の仕様に合わせて整流、又は、整流及び電圧変換を行う。すなわち、受信回路5としては、整流回路から成る構成、又は、整流回路及び受信電源(DC/DCコンバータ又はDC/ACコンバータ等)から成る構成が挙げられる。この受信回路5により得られた電力は、負荷6に出力される。
負荷6は、受信回路5から出力された電力により機能する回路又は機器である。
次に、共振型送信電源装置2の構成例について、図2を参照しながら説明する。
共振型送信電源装置2は、図2に示すように、フィルタ(コンデンサC1)、インダクタL1、スイッチング素子Q1、共振回路(コンデンサC2,C3及びインダクタL2)、共振整合回路(コンデンサC4)、スイッチングパラメータ検出部21、入力パラメータ検出部22、インダクタパラメータ検出部23、コンデンサパラメータ検出部24、出力パラメータ検出部25及び制御回路26を備えている。なお、インダクタパラメータ検出部23及びコンデンサパラメータ検出部24は、共振回路パラメータ検出部を構成する。
コンデンサC1は、一端が一対の入力端子のうちの一方の端子(プラス端子)に接続され、他端が当該一対の入力端子のうちの他方の端子(マイナス端子)に接続されている。図2では、コンデンサC1は、一端が入力パラメータ検出部22を介して上記一対の入力端子のうちの一方の端子に接続されている。
インダクタL1は、入力電力を、スイッチング素子Q1の動作毎に一時的に保持する。このインダクタL1は、一端がコンデンサC1の一端に接続されている。
スイッチング素子Q1は、高周波でスイッチング動作を行う電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)である。このスイッチング素子Q1は、ドレイン端子がインダクタL1の他端に接続され、ソース端子がコンデンサC1の他端に接続されている。図2では、スイッチング素子Q1は、ドレイン端子がスイッチングパラメータ検出部21を介してインダクタL1の他端に接続されている。また、スイッチング素子Q1のゲート端子には、制御回路26の後述するドライブ回路263が接続されており、スイッチング素子Q1はドライブ回路263から出力されたゲートドライブ信号に応じて駆動する。
共振回路(コンデンサC2,C3及びインダクタL2)は、スイッチング素子Q1のスイッチング動作を共振スイッチング動作とさせる。すなわち、この共振回路により、スイッチング素子Q1によるスイッチング動作が、スイッチング電流(ドレイン−ソース間電流)Idsとスイッチング電圧(ドレイン−ソース間電圧)Vdsの積によるスイッチング損失が最も小さくなるように、ZVS(ゼロボルテージスイッチング)が成立するように、スイッチング条件が設定される。
コンデンサC2は、一端がインダクタL1の他端に接続され、他端がコンデンサC1の他端に接続されている。また、インダクタL2は、一端がインダクタL1の他端に接続されている。また、コンデンサC3は、一端がインダクタL2の他端に接続されている。
共振整合回路(コンデンサC4)は、共振型送信電源装置2の出力インピーダンスと、共振型送信電源装置2に接続された送電コイル3の入力インピーダンスとの整合を取る(送電コイル3との間で共振条件を合わせる)。なお、共振整合回路は、共振整合回路を構成する素子の定数が固定である固定整合型、素子の定数が可変である可変整合型、素子の定数が自動で可変されて整合を取る自動整合型の何れでもよい。
コンデンサC4は、一端がコンデンサC3の他端に接続され、他端がコンデンサC1の他端に接続されている。
スイッチングパラメータ検出部21は、スイッチング素子Q1におけるスイッチング電圧Vds、又は、スイッチング素子Q1におけるスイッチング電圧Vds及びスイッチング電流Idsを検出する。このスイッチングパラメータ検出部21による検出結果を示す信号(スイッチングパラメータ検出信号)は、制御回路26の後述する第1比較部264aに出力される。
入力パラメータ検出部22は、入力電力における電流(入力電流)Iinを検出する。この入力パラメータ検出部22による検出結果を示す信号(入力パラメータ検出信号)は、制御回路26の後述する第2比較部264bに出力される。なお、入力パラメータ検出部22は必須の構成ではなく、設けなくてもよい。
インダクタパラメータ検出部23は、インダクタL2における電圧(インダクタL2の両端での電圧)VL又は電流(インダクタL2に流れる電流)ILのうちの少なくとも一方を検出する。このインダクタパラメータ検出部23による検出結果を示す信号(インダクタパラメータ検出信号)は、制御回路26の後述する第3比較部264cに出力される。なお、インダクタパラメータ検出部23は必須の構成ではなく、設けなくてもよい。
コンデンサパラメータ検出部24は、コンデンサC3における電圧(コンデンサC3の両端での電圧)Vc又は電流(コンデンサC3に流れる電流)Icのうちの少なくとも一方を検出する。このコンデンサパラメータ検出部24による検出結果を示す信号(コンデンサパラメータ検出信号)は、制御回路26の後述する第4比較部264dに出力される。なお、コンデンサパラメータ検出部24は必須の構成ではなく、設けなくてもよい。
出力パラメータ検出部25は、出力電力における電圧(出力電圧)Vout又は電流(出力電流)Ioutのうちの少なくとも一方を検出する。この出力パラメータ検出部25による検出結果を示す信号(出力パラメータ検出信号)は、制御回路26の後述する第5比較部264eに出力される。なお、出力パラメータ検出部25は必須の構成ではなく、設けなくてもよい。
スイッチングパラメータ検出部21、入力パラメータ検出部22、インダクタパラメータ検出部23、コンデンサパラメータ検出部24及び出力パラメータ検出部25の各機能は、共振型送信電源装置2に専用回路を備えることにより実現可能である。
なお、スイッチングパラメータ検出部21、入力パラメータ検出部22及び出力パラメータ検出部25の各機能は、共振型送信電源装置2が通常に有している保護機能を兼用することでも実現可能であり、その場合は専用回路は不要である。
制御回路26は、共振型送信電源装置2による電力供給を制御する。この制御回路26は、図2に示すように、発振回路261、PWM(Pulse Width Modulation)オンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266を備えている。なお、第1〜第5比較部264a〜264e及び異常判定部265は、異常検出部を構成する。
発振回路261は、駆動信号を生成してPWMオンオフ制御回路262に出力する。例えば、発振回路261は、駆動信号として6.78MHzの方形波を生成してPWMオンオフ制御回路262に出力する。
PWMオンオフ制御回路262は、発振回路261から出力された駆動信号により駆動し、所定のパルス幅であるパルス状の電圧信号(PWM信号)を生成してドライブ回路263に出力する。このPWMオンオフ制御回路262は、パルス幅を変更する機能及びソフトスタートとソフトオフを制御する機能を有する。
また、PWMオンオフ制御回路262は、シャットダウン回路266から強制停止を指示する信号が出力された場合には、ドライブ回路263に対するPWM信号の出力を停止する。この際、PWMオンオフ制御回路262は、共振型送信電源装置2がソフトオフを行うように上記PWM信号のパルス幅を制御する。
また、PWMオンオフ制御回路262は、シャットダウン回路266から自動復帰を指示する信号が出力された場合には、ドライブ回路263に対するPWM信号の出力を再開する。この際、PWMオンオフ制御回路262は、共振型送信電源装置2がソフトスタートを行うように上記PWM信号のパルス幅を制御する。
ドライブ回路263は、PWMオンオフ制御回路262から出力された電圧信号に応じて、高周波のゲートドライブ信号を生成してスイッチング素子Q1のゲート端子に出力する。
第1比較部264aは、スイッチングパラメータ検出部21により検出されたパラメータの特性を閾値(正常範囲)と比較する。ここで、スイッチングパラメータ検出部21によりスイッチング電圧Vdsのみが検出された場合には、第1比較部264aは、スイッチング電圧Vdsの振幅又は波形を閾値と比較する。また、スイッチングパラメータ検出部21によりスイッチング電圧Vds及びスイッチング電流Idsが検出された場合には、第1比較部264aは、上記に加え、スイッチング電流Idsの振幅又は波形を閾値と比較する。この第1比較部264aによる比較結果を示す信号は、異常判定部265に出力される。
第2比較部264bは、入力パラメータ検出部22により検出された入力電流Iinの特性(平均値、振幅又は波形)を閾値(正常範囲)と比較する。この第2比較部264bによる比較結果を示す信号は、異常判定部265に出力される。なお、入力パラメータ検出部22が設けられていない場合には第2比較部264bは不要である。
第3比較部264cは、インダクタパラメータ検出部23により検出されたパラメータの特性を閾値(正常範囲)と比較する。すなわち、第3比較部264cは、インダクタパラメータ検出部23により検出された電圧VLの振幅又は波形、電流ILの振幅又は波形、又は電圧VLと電流ILとの位相差のうちの1つ以上を、閾値と比較する。この第3比較部264cによる比較結果を示す信号は、異常判定部265に出力される。なお、インダクタパラメータ検出部23が設けられていない場合には第3比較部264cは不要である。
第4比較部264dは、コンデンサパラメータ検出部24により検出されたパラメータの特性を閾値(正常範囲)と比較する。すなわち、第4比較部264dは、コンデンサパラメータ検出部24により検出された電圧Vcの振幅又は波形、電流Icの振幅又は波形、又は電圧Vcと電流Icとの位相差のうちの1つ以上を、閾値と比較する。この第4比較部264dによる比較結果を示す信号は、異常判定部265に出力される。なお、コンデンサパラメータ検出部24が設けられていない場合には第4比較部264dは不要である。
第5比較部264eは、出力パラメータ検出部25により検出されたパラメータの特性を閾値(正常範囲)と比較する。すなわち、第5比較部264eは、出力パラメータ検出部25により検出された出力電圧Voutの振幅又は波形、出力電流Ioutの振幅又は波形、又は出力電圧Voutと出力電流Ioutとの位相差のうちの1つ以上を、閾値と比較する。この第5比較部264eによる比較結果を示す信号は、異常判定部265に出力される。なお、出力パラメータ検出部25が設けられていない場合には第5比較部264eは不要である。
異常判定部265は、第1〜第5比較部264a〜264eによる比較結果に基づいて、異常が生じているかを判定する。そして、異常判定部265は、異常が生じていると判定した場合には、その旨を示す信号(異常信号)をシャットダウン回路266に出力する。
シャットダウン回路266は、異常判定部265から異常信号が出力された場合に、PWMオンオフ制御回路262に対して強制停止を指示する信号を出力する。また、シャットダウン回路266は、強制停止を指示する信号を出力して一定期間経過した後、PWMオンオフ制御回路262に対して自動復帰を指示する信号を出力する。
次に、実施の形態1における制御回路26の動作例について、図3を参照しながら説明する。以下では、共振型送信電源装置2は給電中であり、検出部21〜25は、スイッチング電圧Vds、スイッチング電流Ids、入力電流Iin、電圧VL、電流IL、電圧Vc、電流Ic、出力電圧Vout及び出力電流Ioutの検出を行っているとする。
制御回路26の動作例では、図3に示すように、まず、第1〜第5比較部264a〜264eは、対応する検出部21〜25により検出されたパラメータの特性を閾値と比較する(ステップST1)。
例えば図4では、出力パラメータ検出部25により検出される出力電圧Vout及び出力電流Ioutの一例を示している。図4において、符号401が出力電圧Voutの波形を示し、符号402が出力電流Ioutの波形を示している。
この図4に示すように、第5比較部264eは、出力パラメータ検出部25により検出された出力電圧Vout及び出力電流Ioutから、出力電圧Voutの振幅Vp−p又は波形、出力電流Ioutの振幅Ip−p又は波形、又は出力電圧Voutと出力電流Ioutとの位相差Δθのうちの1つ以上を算出し、閾値と比較する。なお、出力電圧Voutの振幅Vp−p及び出力電流Ioutの振幅Ip−pはピーク値である。
また、図5では、スイッチングパラメータ検出部21により検出されるスイッチング電圧Vds及びスイッチング電流Idsの一例を示している。なお、図5Aは送受電コイル3,4間に異物10が無い場合を示し、図5Bは送受電コイル3,4間に異物10がある場合を示している。また図5において、符号501がスイッチング電圧Vdsの波形を示し、符号502がスイッチング電流Idsの波形を示している。
この図5に示すように、第1比較部264aは、スイッチングパラメータ検出部21により検出されたスイッチング電圧Vds及びスイッチング電流Idsから、スイッチング電圧Vdsの振幅Vp−p又は波形に加え、スイッチング電流Idsの振幅Ip−p又は波形を算出し、閾値と比較する。なお、スイッチング電圧Vdsの振幅Vp−p及びスイッチング電流Idsの振幅Ip−pはピーク値である。
また、図5に示すように、送受電コイル3,4間に異物10が有る場合には、送受電コイル3,4間に異物10が無い場合に対し、スイッチング電圧Vdsの振幅Vp−pが大きく変化している。同様に、スイッチング電流Idsの振幅Ip−pも変化している。そのため、第1比較部264aは、スイッチングパラメータ検出部21により検出されたスイッチング電圧Vds及びスイッチング電流Idsの特性を閾値と比較することで、送受電コイル3,4間における異物10の有無による特性の変化を検出できる。
次いで、異常判定部265は、第1〜第5比較部264a〜264eによる比較結果に基づいて、異常が生じているかを判定する(ステップST2)。
図7では、異物10の挿入量によるスイッチング電圧Vds及び入力電流Iinの変動例を示している。ここでは、図6に示すように、送受電コイル3,4間に水平に異物10が挿入される場合を想定している。異物10は、DVD又はアルミホイル(アルミ箔)としている。
この場合、図7に示すように、異物10の挿入量に応じて、スイッチング電圧Vds及び入力電流Iinが変動する。図7において、符号701は、異物10がDVDであり且つ受電側機器(2個の受電コイル4)が存在する場合を示している。また、符号702は、異物10がアルミホイルであり且つ受電側機器(2個の受電コイル4)が存在する場合を示している。また、符号703は、異物10がDVDであり且つ受電側機器が存在しない場合を示している。また、符号704は、異物10がアルミホイルであり且つ受電側機器が存在しない場合を示している。
ここで、異物10がアルミホイルである場合(受電側機器有り及び無し)及び異物10がDVDである場合(受電側機器有り)には、異物10の挿入量に応じてスイッチング電圧Vdsの変動が大きくなっている。
そのため、異常判定部265は、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsの振幅が閾値(例えば80V)を超えたと判定された場合には、異常と判定する。これにより、上記異物10を検出できる。
一方、異物10がDVDである場合(受電側機器無し)には、異物10の挿入量に対するスイッチング電圧Vdsの変動が小さい。
そのため、異常判定部265は、第1比較部264aによる比較結果のみでは、上記異物10を検出できない。
それに対し、異物10がDVDである場合(受電側機器無し)には、異物10の挿入量に応じて入力電流Iinの変動は大きくなっている。
そのため、異常判定部265は、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsの振幅が閾値(例えば80V)を超えていないと判定されても、第2比較部264bにより入力電流Iinの振幅(変動量)が閾値(例えば0.6A)を超えたと判定された場合には、異常と判定する。これにより、上記異物10を検出できる。
異物10は、材質により磁力線の通過具合が異なり、渦電流の流れ方が異なる。アルミホイルは、磁力線が通過できず、渦電流が生じ難い。一方、DVDは、磁力線が僅かに通過するため、比較的渦電流が生じ易い。このように、DVDは、あたかも受電側機器が有るかのように振る舞うため、DVDを異物10として検出することは難しい。ブルーレイもDVDと同様に異物10としての検出が難しい。
それに対し、実施の形態1に係る共振型送信電源装置2において、スイッチング電圧Vds及び入力電流Iinの両方の変動を計測することで、DVD及びブルーレイを異物10として検出することが可能となる。
図8に、共振型送信電源装置2による異常検出条件の一例を示す。
図8に示すように、異物10がアルミホイルである場合には、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsが過電圧であると判定された場合に、異常判定部265は異常と判定する。
また、図8に示すように、異物10がDVDである場合には、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsが過電圧であると判定された場合、又は、第2比較部264bにより入力電流Iinの振幅(変動量)が過電流であると判定された場合に、異常判定部265は異常と判定する。この場合、異常判定部265は、異物10挿入時の状態(共振型送信電源装置2が立ち上げ時であるか送電中であるか、及び異物10の挿入量)に応じて、決められた設定時間における第1比較部264a及び第2比較部264bの比較結果を用いて判断する。
また、受電側機器が未設置の状態で、送電側機器が送電状態を維持すると、スイッチング電圧Vdsが過電圧となる場合がある。よって、異常判定部265は、この場合にも異常と判定できる。
なお上記では、スイッチング電圧Vdsと入力電流Iinを用いた場合での異常判定を示したが、その他のパラメータに基づいて異常判定を行うことで、判定精度が向上する。
したがって、異常判定部265は、異物10による検出結果が異常であるかどうかを判定することによって、異物10の材質を結果的に識別する機能も有している。そのため、例えば、異常判定部265は、異物10が受電側機器ではない発熱を目的とした物質(渦電流による発熱を利用した床暖房用シート等)であると判定した場合には、その異物10による検出結果を異常として判定せず(異常信号をシャットダウン回路266へは出力せず)、共振型送信電源装置2による給電を継続できるようにしてもよい。
このステップST2において、異常判定部265は、異常が生じていると判定した場合には、異常信号をシャットダウン回路266に出力し、シーケンスはステップST3へ移行する。
次いで、シャットダウン回路266は、PWMオンオフ制御回路262に対して強制停止を指示する信号を出力する(ステップST3)。そして、PWMオンオフ制御回路262は、上記指示に応じて、ドライブ回路263に対するPWM信号の出力を停止し、ドライブ回路263はゲートドライブ信号の出力を停止する。この際、PWMオンオフ制御回路262は、共振型送信電源装置2がソフトオフを行うように上記PWM信号のパルス幅を制御する。これにより、共振型送信電源装置2による給電は停止される。
次いで、シャットダウン回路266は、強制停止を指示する信号を出力して一定期間経過した後(例えば3秒後)、PWMオンオフ制御回路262に対して自動復帰を指示する信号を出力する(ステップST4)。そして、PWMオンオフ制御回路262は、上記指示に応じて、ドライブ回路263に対するPWM信号の出力を再開し、ドライブ回路263はゲートドライブ信号の出力を再開する。この際、PWMオンオフ制御回路262は、共振型送信電源装置2がソフトスタートを行うように上記PWM信号のパルス幅を制御する。これにより、共振型送信電源装置2による給電が再開される。その後、シーケンスはステップST1に戻り、上記処理を繰り返す。
また、ステップST2において、異常判定部265が、異常が生じていないと判定した場合には、シーケンスはステップST1に戻り、上記処理を繰り返す。これにより、共振型送信電源装置2による給電が継続される。
なお上記では、第1比較部264aがスイッチング電圧Vdsの振幅に対する閾値を例えば80Vに設定した場合を示した。しかしながら、これに限らず複数の閾値を設定してもよい。第2比較部264b〜第5比較部264eについても同様である。
例えば、第1比較部264aはスイッチング電圧Vdsの振幅に対する閾値として例えば70Vと80Vの2つ設定する。そして、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsの振幅が80Vを超えたと判定された場合には、上記と同様に、異常判定部265は異常と判定する。また、第1比較部264aによりスイッチング電圧Vdsの振幅が70Vを超えるが80V未満であると判定された場合には、異常判定部265は、第2比較部264bによる比較結果を確認する。そして、第2比較部264bにより入力電流Iinが0.6Aを超えたと判定された場合には、異常判定部265は異常と判定する。これにより、判定精度が向上する。
以上のように、この実施の形態1によれば、スイッチング素子Q1におけるスイッチング電圧を検出するスイッチングパラメータ検出部21と、スイッチングパラメータ検出部21による検出結果に基づいて、異物による異常を検出する異常検出部(第1比較部264a及び異常判定部265)とを備えたので、送電側のみで異物による異常を検出可能となる。
また、実施の形態1に係る共振型送信電源装置2では、検出部21,22,25の各機能を、共振型送信電源装置2が既に有している保護機能を兼用することで実現可能である。そのため、従来のような専用検出器及び専用制御回路等は不要であり、また、制御回路26の設計変更のみで異常を検出できる。よって、共振型送信電源装置2における部品点数を削減でき、装置の小型化、軽量化、低コスト化及び低消費電力化を図れる。
また、共振型送信電源装置2のみで異常が検出可能であるため、従来のような送電側機器と受電側機器との間でのやり取りが不要となり、利便性が向上する。また、システム全体での小型化、軽量化、低コスト化及び低消費電力化を図れる。
最後に、図9を参照して、実施の形態1における制御回路26のハードウェア構成例を説明する。
制御回路26における発振回路261、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266の各機能は、処理回路51により実現される。処理回路51は、図9Aに示すように、専用のハードウェアであっても、図9Bに示すように、メモリ53に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)52であってもよい。
処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。発振回路261、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266の各部の機能それぞれを処理回路51で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路51で実現してもよい。
処理回路51がCPU52の場合、発振回路261、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ53に格納される。処理回路51は、メモリ53に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、制御回路26は、処理回路51により実行されるときに、例えば図3に示した各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ53を備える。また、これらのプログラムは、発振回路261、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ53とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
なお、発振回路261、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、発振回路261については専用のハードウェアとしての処理回路51でその機能を実現し、PWMオンオフ制御回路262、ドライブ回路263、第1〜第5比較部264a〜264e、異常判定部265及びシャットダウン回路266については処理回路51がメモリ53に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路51は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る送電側機器は、送電側のみで異物による異常を検出可能となり、高周波数で電力伝送を行う送電側機器等に用いるのに適している。
1 一次電源、2 共振型送信電源装置、3 送電コイル、4 受電コイル、5 受信回路、6 負荷、10 異物、21 スイッチングパラメータ検出部、22 入力パラメータ検出部、23 インダクタパラメータ検出部、24 コンデンサパラメータ検出部、25 出力パラメータ検出部、26 制御回路、51 処理回路、52 CPU、53 メモリ、261 発振回路、262 PWMオンオフ制御回路、263 ドライブ回路、264a〜264e 第1〜第5比較部、265 異常判定部、266 シャットダウン回路。

Claims (8)

  1. 入力電力を高周波電力に変換して出力する共振型送信電源装置と、
    前記共振型送信電源装置により出力された高周波電力を伝送する送電コイルとを備え、
    前記共振型送信電源装置は、
    一対の入力端子のうちの一方の入力端子に一端が接続されるインダクタと、
    このインダクタの他端と前記一対の入力端子のうちの他方の入力端子との間に接続され、ドライブ信号を受けて高周波でスイッチング動作を行う電界効果トランジスタであるスイッチング素子と、
    このスイッチング素子と前記送電コイルとの間に配置され、前記スイッチング素子のスイッチング動作を共振スイッチング動作とさせる共振回路と、
    前記スイッチング素子におけるスイッチング電圧を検出するスイッチングパラメータ検出部と、
    前記スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電圧と正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、前記スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電圧が正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する異常検出部と
    この異常検出部からの異常信号を受けると強制停止を指示する信号を出力するシャットダウン回路と、
    PWM信号を出力するとともに、前記シャットダウン回路からの強制停止を指示する信号を受けると、前記PWM信号の出力を停止するPWMオンオフ制御回路と、
    PWMオンオフ制御回路からのPWM信号を受け、前記スイッチング素子にドライブ信号を出力するドライブ回路と、
    を備えたことを特徴とする送電側機器。
  2. 入力電流を検出する入力パラメータ検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記入力パラメータ検出部による入力電流と正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、前記入力パラメータ検出部による入力電流が正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  3. 前記スイッチングパラメータ検出部は、前記スイッチング素子におけるスイッチング電流をさらに検出し、
    前記異常検出部は、前記スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電流と正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、前記スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電圧が正常範囲である場合でも、前記スイッチングパラメータ検出部によるスイッチング電流が正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  4. 出力電圧又は出力電流のうちの少なくとも一方を検出する出力パラメータ検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記出力パラメータ検出部による出力電圧又は出力電流のうちの少なくとも一方と正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、前記出力パラメータ検出部による出力電圧又は出力電流のうちの少なくとも一方が正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  5. 前記共振回路は、直列接続されたインダクタ及びコンデンサを有し
    前記インダクタにおける電圧又は電流、又は、前記コンデンサにおける電圧又は電流のうちの1つ以上のパラメータを検出する共振回路パラメータ検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記共振回路パラメータ検出部によるインダクタにおける電圧又は電流、又は、コンデンサにおける電圧又は電流のうちの1つ以上のパラメータと正常範囲であるか否かの閾値とを比較し、前記共振回路パラメータ検出部によるインダクタにおける電圧又は電流、又は、コンデンサにおける電圧又は電流のうちの1つ以上のパラメータが正常範囲でない場合に、異物による異常を示す異常信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  6. 前記送電コイルは、磁界共鳴、電界共鳴又は電磁誘導により電力伝送を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  7. 前記異常検出部は、異物の材質を識別する
    ことを特徴とする請求項1記載の送電側機器。
  8. 前記異常検出部は、前記異物が受電側機器ではない発熱を目的とした物質であると判定した場合に、当該異物による検出結果を異常として検出しない
    ことを特徴とする請求項7記載の送電側機器。
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