JP6341534B2 - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光管を冷却するためのダクト構造体を備えた光源装置及び投写型表示装置に関する。
プロジェクタのような投写型表示装置は、光を発する発光管を有する光源装置を備えている。光源装置の発光部は、使用時に鉛直方向(重力方向)の下側の部分よりも鉛直方向の上側の部分の方がより高く発熱することがある。発光部の温度が適切な範囲内に維持されていないと、発光部の寿命が低下したり、発光異常が生じたりすることがある。よって、発光部の鉛直上方の部分と鉛直下方の部分との温度差を小さくすることが望ましい。
投写型表示装置は、通常、使用時に床やテーブル等の上に置かれ、斜め上方に向けて映像光を投写する姿勢をとる。このような姿勢を、以下では「床置き設置姿勢」という。また、投写型表示装置は、天井に吊るされて斜め下方に向けて映像光を投写する姿勢をとることもある。このような姿勢を、以下では「天吊り設置姿勢」という。床置き設置姿勢の場合と天吊り設置姿勢の場合とでは、光源装置の姿勢は真逆となり、発光部で高温となる部分も異なるものとなる。近年では、投写型表示装置は、床置き設置姿勢や天吊り設置姿勢だけでなく、床やテーブル等の設置面から90度傾いた壁面に設置されることがある。この場合に発光部で高温となる部分は、床置き設置姿勢、天吊り設置姿勢のいずれとも異なるものとなる。
特許文献1は、設置姿勢にかかわらず発光管全体の温度を均一に保つためのダクト構造を備えた光源装置を開示している。この光源装置は、発光管を備えたランプユニットと、ランプユニットを保持するランプホルダと、ランプホルダの前面に設けられたダクト部材と、ランプホルダとダクト部材との間に形成された流路と、を有する。ランプユニットは、発光管と、発光管を取り囲むリフレクタと、を有する。ランプホルダは、ランプから発せられた光を取り出すための窓を有している。発光管を冷却するための冷却風が流れる流路は、ランプホルダの窓を取り囲むリング状に形成されている。そのため、この流路を形成するダクト部材も、ランプホルダの窓を取り囲むようにリング状に形成されている。
リング状の流路には、流路からリフレクタ内の空間へ冷却風を流出する4つのポート群が形成されている。4つのポート群は、ランプホルダの窓を取り囲むように配置されている。各ポート群は2以上のポートを含んでいる。各々のポート群には、自重により回転し、各ポート群に含まれる2以上のポートのうちの一部を塞ぐ板部材が設けられている。
国際公開第2012/124053号
特許文献1に記載のダクト部材では、設置姿勢にかかわらず発光管全体の温度を均一に保つため、ランプホルダの窓を取り囲むように4つのポート群が配置される。そのため、冷却風が流れる流路は、ランプホルダの窓を取り囲むリング状に形成されている。このように、ランプホルダの窓を取り囲む流路が必要になるため、ダクト部材及びランプホルダが大型化する。これにより、当該ダクト部材を有する光源装置及び投写型表示装置が大型化するという課題が生じる。
本発明の目的は、設置姿勢に応じて発光管を適切に冷却するとともに小型化が可能な光源装置及び投写型表示装置を提供することにある。
一態様に係る光源装置は、光を発する発光管と、発光管を冷却する冷却風が流れるダクト構造体と、を有する。ダクト構造体は、ダクト構造体内に冷却風を流入させる流入口と、第1の流路と、第2の流路と、第1〜第4の流出口と、導風機構と、を有する。第1の流路は、流入口から第1の方向に沿って延伸する。第2の流路は、流入口から上記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延伸する。第1及び第3の流出口は、流入口から第1の流路を介して流入した冷却風を発光管の互いに異なる部分に向けて流出する。第2及び第4の流出口は、流入口から第2の流路を介して流入した冷却風を発光管の互いに異なる部分に向けて流出する。導風機構は、第1〜第4の流出口のうち、使用時に、発光管の鉛直上方に位置する流出口から選択的に冷却風が流出するように、冷却風の流れを制御する。導風機構は、第1の流路及び第2の流路のうちの、使用時に流入口よりも鉛直方向上側又は鉛直方向下側に位置する方の流路へ、選択的に冷却風を流入させる第1の導風部材を有している。
一態様に係る投写型表示装置は、上記の光源装置と、光源装置の上記ダクト構造体に流入させる冷却風を発生させる送風装置と、光源装置から出射した光から画像光を形成する光学エンジンと、光学エンジンで形成された画像光を投写する投写レンズと、を有する。
本発明によれば、設置姿勢に応じて発光管を適切に冷却するとともに光源装置及び投写型表示装置の小型化を実現することができる。
一実施形態に係る投写型表示装置の概略斜視図である。 光源装置が取り出された状態の投写型表示装置を示す概略斜視図である。 一実施形態に係る光源装置の斜視図である。 図3とは別の方向から見た光源装置の斜視図である。 正面方向から見た光源装置の平面図である。 横方向から見た光源装置の平面図である。 光源装置の分解斜視図である。 一実施形態に係るランプユニットの斜視図である。 一実施形態に係るランプユニットの平面図である。 一実施形態に係るダクト構造体の分解斜視図である。 図10とは別の方向から見たダクト構造体の分解斜視図である。 一実施形態に係るダクト構造体に含まれるホルダの平面図である。 第2及び第3の導風部材が取り付けられたホルダの斜視図である。 第1〜第3の導風部材が取り付けられたホルダの平面図である。 一実施形態に係る第1の導風部材の斜視図である。 図15とは別の方向から見た第1の導風部材の斜視図である。 第1の設置姿勢での冷却風の流れを示す図である。 第2の設置姿勢での冷却風の流れを示す図である。 第3の設置姿勢での冷却風の流れを示す図である。 第4の設置姿勢での冷却風の流れを示す図である。 図6のB−B線に沿った断面図である。 図5のA−A線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、一実施形態に係る光源装置を備えた投写型表示装置を示している。なお、図1及び図2は、筐体内の構造を見やすくするため、便宜上、投写型表示装置の筐体を覆うカバーや配線等を図示していない。また、図2は、便宜上、光源装置に向けて送風する送風装置を図示していない。投写型表示装置10は、各構成部品を収容する筐体12と、光源装置20と、光学エンジン16と、投写レンズ14と、送風装置18と、を備えている。送風装置18、光学エンジン16及び光源装置20は筐体12内に収容されている。
光源装置20は白色光を出射するものであってよい。光源装置20から出射した光は、光学エンジン16内の光学部品によって光学処理される。具体的には、光学エンジン16は、光源装置20から出射した光を、所定の画像を表示するための画像光に変換する。投写レンズ14は、光学エンジン16で形成された画像光を外部のスクリーン等に投写する。
図3は、光源装置20の斜視図である。図4は、別の方向から見た光源装置20の斜視図である。図5は、正面方向から見た光源装置の平面図である。図6は、横方向から見た光源装置の平面図である。図7は、光源装置20の分解斜視図である。光源装置20は、ランプユニット30、ホルダ50、ダクトカバー60及びランプカバー40を有している。ホルダ50はランプユニット30を保持している。具体的には、ランプユニット30は、ネジ201等によりホルダ50に固定されていてよい。また、ランプカバー40は、ネジ202やバネ203等によりランプユニット30に固定されていてよい。
ダクトカバー60は、ホルダ50に取り付けられ、ホルダ50とともに冷却風が流れる流路61,62を形成する。ダクトカバー60は、例えばネジ200によりホルダ50に取り付けられていてよい。ダクトカバー60は、流路61,62内に冷却風を取り入れるための流入口63を有する。送風装置18から送られた冷却風は、ダクトカバー60に形成された流入口63から流路61,62内へ流入し、流路61,62から流出してランプユニット30に達する。送風装置18は、流路61,62内に冷却風を送ることができれば、どのようなものであってもよい。例えば、送風装置18は、シロッコファンであってもよく、その代わりに軸流ファンであってもよい。
図8はランプユニット30の斜視図である。図9は、ランプユニットの平面図である。ランプユニット30は、発光管34及びリフレクタ32を有する。本実施形態における発光管34は、放電により発光する略球状の発光部(バルブ)35と、発光部35から両側に延びた円筒状の一対の気密封止部36と、を有する。なお、一対の気密封止部36のうちの一方は、リフレクタ32の裏側に配置されており、それゆえ図8には示されていない。発光部35は、放電により光を発する一対の電極を収容している。気密封止部36は、発光部35内の一対の電極に電力を供給する導電部材を気密に封止している。気密封止部36内の導電部材は、箔状の金属から形成されていてよい。
リフレクタ32は、凹面形状の反射面を有しており、発光管34を収容する空間を形成する。リフレクタ32は、発光管34からの光を反射し、リフレクタ32の開放された一面から外部に向けて一方向(図8の矢印D方向)へ光を出射する。発光部35は、リフレクタ32の底部近傍に配置されていることが好ましい。一方の気密封止部36は、図8の矢印D方向へ延びていることが好ましい。この場合、発光管34は、ランプユニット30から出射した光の進行方向に沿った方向に延在する。
ランプユニット30を保持するホルダ50は、その中央に窓58を有しており、ランプユニット30から出射された光はホルダ50に形成された窓58を通って進む。ホルダ50の窓58には、透明のカバー38が設けられていてよい。この場合、ランプユニット30から出射した光は、ホルダ50に取り付けられた透明のカバー38を透過する。透明のカバー38は、ガラスから形成されていてよい。
発光管34の鉛直方向(重力方向)上側の部分は、発光管34の鉛直方向(重力方向)下側の部分よりも発熱しやすい。特に、上記構成の発光管34では、一対の電極からの放電により形成された電弧(アーク)が重力と逆方向に凸状の弧を描く。さらに、発光部35内の高温気体は浮力により上昇する。そのため、発光部35の鉛直上側の部分の温度が発光部35の鉛直下側の部分の温度より高くなりやすい。
ここで、発光部35の温度が所定値よりも高くなると、白濁が発生し、発光管34の寿命が短くなることがある。一方、発光部35の温度が所定値よりも低くなると、黒化が生じて発光管34の寿命が短くなったり、輝度低下やフリッカなどの発光異常が生じたりすることがある。したがって、発光部35の鉛直上側の部分と発光部35の鉛直下側の部分との温度差をなるべく小さくすることが必要になる。そのためには、発熱しやすい発光部35の鉛直上側の部分を、発光部35の鉛直下側の部分よりも強く冷却することが必要である。
本実施形態に係る投写型表示装置は、水平方向に沿った軸(図1及び図2中の矢印C方向に沿った軸)まわりに回転した少なくとも4つの設置姿勢で設置可能となっている。例えば、投写型表示装置及び光源装置は、第1の設置姿勢(床置き設置姿勢)、床置き設置姿勢から水平方向に沿った軸(図1及び図2中の矢印C方向に沿った軸)まわりに概ね90°回転した第2の設置姿勢、床置き設置姿勢から上記軸まわりに概ね180°回転した第3の設置姿勢(天吊り設置姿勢)、床置き設置姿勢から水平方向に沿った軸まわりに概ね270°回転した第4の設置姿勢で設置可能であってよい。水平方向に沿った上記軸(図1及び図2中の矢印C方向に沿った軸)は、光源装置20の発光管34の軸方向(図8中の矢印D方向)と略平行であることが好ましい。言い換えると、光源装置20は、発光管34の軸に関して0°,90°,180°,270°回転した姿勢で、設置可能になっている。この場合、いずれの設置姿勢においても、ランプユニット30の発光管34の軸Dは、水平方向に沿って延びている。なお、発光部35に収容されている一対の電極は、いずれの設置姿勢においても、水平方向に垂直な面を挟んで互いに対向して配置されていることが好ましい。
発光管34の鉛直上側に向けられる部分は、設置姿勢に応じて変化する。例えば、第1の設置姿勢では、図9に示す部分D0が、鉛直方向上側に向けられる。第2の設置姿勢では、図9に示す部分D90が、鉛直方向上側に向けられる。第3の設置姿勢では、図9に示す部分D180が、鉛直方向上側に向けられる。第4の設置姿勢では、図9に示す部分D270が、鉛直方向上側に向けられる。したがって、上記の4つの部分D0,D90,D180,D270のうち、より強く冷却すべき部分は、設置姿勢に応じて変わる。
次に、図7,図10〜図16を参照し、冷却風を発光管に向けて流出するダクト構造体について説明する。本実施形態では、ダクト構造体は、ホルダ50と、ダクトカバー60と、第1〜第3の導風部材70,80,90と、を有する。ホルダ50、ダクトカバー60及び第1〜第3の導風部材70,80,90は、耐熱性を有する樹脂から形成されていることが好ましい。
図10及び図11は、互いに異なる方向から見たダクト構造体の分解斜視図である。ただし、図10及び図11は、便宜上、第2及び第3の導風部材80,90を示していない。図11はランプユニット34を保持したホルダ50の平面図である。図13は、第2及び第3の導風部材80,90が取り付けられたホルダ50の斜視図である。図14は、第1〜第3の導風部材80,90が取り付けられ、かつランプユニット34を保持したホルダ50の平面図である。
ダクトカバー60は、送風装置18からの冷却風をダクト構造体内に流入させる流入口63を有する。ダクトカバー60は、流入口63から第1の方向に延伸した第1のアーム部64と、流入口63から第1の方向と交差する第2の方向に延伸した第2のアーム部65と、を有する。第1のアーム部64は、第2のアーム部65の延伸方向と直交する方向に延伸していることが好ましい。この場合、ダクトカバー60は、図10及び図11に示すように、概して略L字形の形状となる。ダクトカバー60は、ホルダ50に形成された窓58を取り囲む4辺のうちの2辺に沿ったL字型の形状であってよい。これにより、ホルダ50に形成された窓58を一周取り囲む必要がないため、光源装置20及び投写型表示装置10の小型化を実現することができる。
ダクトカバー60の第1のアーム部64には、第1の流路61となるべき凹部が形成されている。ダクトカバー60の第2のアーム部65には、第2の流路62となるべき凹部が形成されている。ダクトカバー60がホルダ50に取り付けられることにより、第1の流路61及び第2の流路62が形成される。したがって、第1の流路61は、流入口63から第1の方向に沿って延伸し、第2の流路62は、流入口63から第1の方向と交差する第2の方向に沿って延伸する。好ましくは、第2の流路62は、第1の流路61と直交する方向へ延伸する。
ダクト構造体は、ランプユニット30の発光部35に向けて冷却風を流出する第1〜第4の流出口51〜54を有している。第1〜第4の流出口51〜54はホルダ50に形成されていてよい。流出口51〜54は、それぞれ、主に発光部35のうちの互いに異なる部分に冷却風を流出するように形成されている(図12参照)。具体的には、第1の流出口51は、第1の流路61から主に発光管34の第1の部分D0に向けて冷却風を流出するように形成されている。第2の流出口52は、第2の流路62から主に発光管34の第2の部分D90に向けて冷却風を流出するように形成されている。第3の流出口53は、第1の流路61から主に発光管34の第3の部分D180に向けて冷却風を流出するように形成されている。第4の流出口54は、第2の流路62から主に発光管34の第4の部分D270に向けて冷却風を流出するように形成されている。
ここで、第1の流路61に形成された第1の流出口51から流出した冷却風が主に吹き付けられる第1の部分D0は、第1の流路61に形成された第3の流出口53から流出した冷却風が主に吹き付けられる第3の部分D180と反対側の部分である。この第1の部分D0と第3の部分D180は、第1の流路61が延伸する第1の方向に平行な方向に沿って並んで位置している。また、第2の流路62に形成された第2の流出口52から流出した冷却風が主に吹き付けられる第2の部分D90は、第2の流路62に形成された第4の流出口54から流出した冷却風が主に吹き付けられる第4の部分D270と反対側の部分である。この第2の部分D90と第4の部分D270は、第2の流路62が延伸する第2の方向に平行な方向に沿って並んで位置している。発光管34の各部分に向けて冷却風を流出する流出口51〜54が上記のように配置されていることで、各設置姿勢において適切に発光管34の鉛直方向上側の部分へ向けて冷却風を流出することができる。
本実施形態では、第1の流出口51と第3の流出口53とは、第1の流路61内で互いに隣接して配置されている。また、第2の流出口52と第4の流出口54とは、第2の流路62内で互いに隣接して配置されている。本実施形態では、図12に示すように、第1の流路61に形成された第1の流出口51と第3の流出口53は、主に発光管34の互いに反対側に位置する部分D0,D180に向けて冷却風を流出する。第2の流路62に形成された第2の流出口52と第4の流出口54は、主に発光管34の互いに反対側に位置する部分D90,D270に向けて冷却風を流出する。
ダクト構造体は、使用時に光源装置の姿勢に応じて、第1〜第4の流出口51〜54のうち発光管34よりも鉛直上方に位置する流出口から選択的に冷却風を流出するように、冷却風の流れを制御する導風機構を有する。この導風機構により、発光管34よりも鉛直上方に位置する流出口51〜54から、発光管34の鉛直上側の部分へ向けて冷却風を吹き付けることができる。この導風機構は、本実施形態では、第1〜第3の導風部材70,80,90を含む。
図13に示すように、第2及び第3の導風部材80,90は、自重により回転する板状部材から形成されていてよい。第2及び第3の導風部材80,90は、それぞれ、ホルダ50から突出した軸56,57に回転可能に軸支されている。図13に示す状態では、第2の導風部材80は、第1の流出口51を開き、かつ第3の流出口53を閉じている。ここで、第2の導風部材80は、第3の流出口53を完全に塞いでいてもよく、部分的に塞いでいても良い。ダクト構造体の上下を逆転すると、第2の導風部材80は、自重により回転し、第1の流出口51を閉じ、かつ第3の流出口53を開いた状態となる。このとき、第2の導風部材80は、第1の流出口51を完全に塞いでいてもよく、部分的に塞いでいても良い。
また、図13に示す状態では、第3の導風部材90は、第2の流出口52を閉じ、かつ第4の流出口54を開いた状態になっている。ここで、第3の導風部材90は、第2の流出口52を完全に塞いでいてもよく、部分的に塞いでいても良い。第3の導風部材90は、軸57まわりに回転することにより、第2の流出口52を開き、かつ第4の流出口54を閉じた状態となる。このとき、第3の導風部材90は、第4の流出口53を完全に塞いでいてもよく、部分的に塞いでいても良い。
図14に示すように、ホルダ50は、第2の導風部材80及び第3の導風部材90の回転範囲を規制する規制部121,122を有していて良い。図14に示す例では、ホルダ50の一部が規制部121,122を形成している。規制部121,122は、第2及び第3の導風部材80,90の側面と当接することにより、第2及び第3の導風部材80,90の回転範囲を規定している。これにより、各設置姿勢において、第2の導風部材80の回転軸81と第2の導風部材80の重心82とを結ぶラインは、重力方向Gから所定の角度θ1を持つ。同様に、第3の導風部材90の回転軸91と第3の導風部材90の重心92とを結ぶラインは、重力方向Gから所定の角度θ2を持つ。この角度θ1,θ2は、10°以上かつ80°以下の角度であることが好ましい。より好ましくは、この角度θ1,θ2は45°である。これにより、各設置姿勢において、第2及び第3の導風部材80,90の重心82,92が、それぞれの回転軸81,91の直下(鉛直方向真下)へ位置することがなくなる。これにより、設置姿勢を変更したときの第2及び第3の導風部材80,90の回転がスムーズになる。
図15及び図16は、互いに異なる方向から見た第1の導風部材70の斜視図である。第1の導風部材70は、ダクト構造体の内部に配置される。好ましくは、第1の導風部材70は、ダクト構造体の流入口63が形成された領域に配置される。
第1の導風部材70は、略円筒形状での外周壁75を有していてよい。外周壁75のうちの互いに対向する位置に、一対の開口71,72が形成されている。また、第1の導風部材70は、円筒形状の中心部に、円筒形状での外周壁75と同軸に形成された一対の回転軸73,74を有する。第1の導風部材70の回転軸73は、ホルダ50側に形成された軸受部55に回転可能に取り付けられる。第1の導風部材70の回転軸74は、ダクトカバー60側に形成された軸受部68に回転可能に取り付けられる。これにより、第1の導風部材70は、回転軸73,74まわりに360°回転可能に構成されている。
第1の導風部材70の回転軸74は、ホルダ50側からダクトカバー60へ向けて突出した軸となっている。この回転軸74は、冷却風が流れる流路内に配置されることになるので、できるだけ細く形成されていることが好ましい。その一方で、この回転軸74の強度を十分に維持することが望まれる。
第1の導風部材70の重心は、回転軸73,74からずれて配置されている。これにより、第1の導風部材70は自重により回転可能になる。好ましくは、第1の導風部材70は、重心を回転軸73,74から大きくずらすため、ウエイト78を有している。これにより、第1の導風部材70は、スムーズに回転することができる。ウエイト78は、例えばネジ79により第1の導風部材70に取り付けられていてよい。
ウエイト78は、冷却風が流入する通路中に配置されることになるため、できるだけ小さいサイズであることが好ましい。その一方で、第1の導風部材70の安定的な回転を確保するため、ウエイト78は、できるだけ重いことが好ましい。これらの要求を満たすため、ウエイト78は、金属、例えばステンレスから形成されることが好ましい。
第1の導風部材70の向きに応じて、第1の導風部材70に形成された開口71,72の向きも変化する。第1の導風部材70の開口71,72が第1の流路61の方に向いたとき、流入口63が第1の流路61と連通する。このとき、第1の導風部材70の外周壁が、流入口63と第2の流路62とを遮蔽する。第1の導風部材70の開口71,72が第2の流路62の方に向いたとき、流入口63が第2の流路62と連通する。このとき、第1の導風部材70の外周壁が、流入口63と第1の流路61とを遮蔽する。このように、第1の導風部材70は、流入口63から流入する冷却風を、第1の流路61と第2の流路62のうちのいずれか一方へ選択的に流入させる。
本実施形態では、いずれの設置姿勢においても、第1の導風部材70の第1の開口71が鉛直方向の下方を向き、第1の導風部材70の第2の開口72が鉛直方向の上方を向くように維持されている。これにより、第1の導風部材70は、第1の流路61及び第2の流路62のうちの、流入口63よりも鉛直方向上側又は鉛直方向下側に位置する方の流路へ、選択的に冷却風を流入させるように構成される。
次に、各設置姿勢における冷却風の流れについて図17〜図20を参照して説明する。図17〜図20は、各設置姿勢におけるダクト構造体及びランプユニット30の平面図である。なお、図17〜図20では、冷却風の流れを理解しやすくするため、ダクトカバー60は図示されていない。
図17は、第1の設置姿勢(床置き設置姿勢)での冷却風の流れを示している。図17の矢印Gは、鉛直下方向(重力方向)を示している。第1の設置姿勢では、第1の導風部材70の第1の開口71が第1の流路61と連通する。一方で、第1の導風部材70は、流入口63から第2の流路62への流路を塞いでいる。また、第2の導風部材80は、第1の流出口51を開き、第3の流出口53を閉じた状態になる。よって、送風装置18からの冷却風は、流入口63から流入し、第1の導風部材70を介して第1の流路61へ流入する。図17では、冷却風は、流入口63から重力方向Gへ流れる。第1の流路61へ流入した冷却風は、第1の流出口51から主に発光管34の第1の部分D0に向けて吹き出される(図17の太線の矢印参照)。第1の設置姿勢では、発光管34の第1の部分D0が鉛直方向の上側に位置している。したがって、発熱しやすい発光部35の鉛直上側の部分をより強く冷却することができる。
図18は、第2の設置姿勢での冷却風の流れを示している。図18の矢印Gは、鉛直下方向(重力方向)を示している。第2の設置姿勢では、第1の導風部材70の第1の開口71が第2の流路62と連通する。一方で、第1の導風部材70は、流入口63から第1の流路61への流路を塞いでいる。また、第3の導風部材90は、第2の流出口52を開き、第4の流出口54を閉じた状態になる。よって、送風装置18からの冷却風は、流入口63から流入し、第1の導風部材70を介して第2の流路62へ流入する。図18では、冷却風は、流入口63から重力方向Gへ流れる。第2の流路62へ流入した冷却風は、第2の流出口52から主に発光管34の第2の部分D90に向けて吹き出される(図18の太線の矢印参照)。第2の設置姿勢では、発光管34の第2の部分D90が鉛直方向の上側に位置している。したがって、発熱しやすい発光部35の鉛直上側の部分をより強く冷却することができる。
図19は、第3の設置姿勢(天吊り設置姿勢)での冷却風の流れを示している。図19の矢印Gは、鉛直下方向(重力方向)を示している。第3の設置姿勢では、第1の導風部材70の第2の開口72が第1の流路61と連通する。一方で、第1の導風部材70は、流入口63から第2の流路62への流路を塞いでいる。また、第2の導風部材80は、第3の流出口53を開き、第1の流出口51を閉じた状態になる。よって、送風装置18からの冷却風は、流入口63から流入し、第1の導風部材70を介して第1の流路61へ流入する。図19では、冷却風は、流入口63から重力方向Gとは逆方向(上方向)へ流れる。第1の流路61へ流入した冷却風は、第3の流出口53から主に発光管34の第3の部分D180に向けて吹き出される(図19の太線の矢印参照)。第3の設置姿勢では、発光管34の第3の部分D180が鉛直方向の上側に位置している。したがって、発熱しやすい発光部35の鉛直上側の部分をより強く冷却することができる。
図20は、第4の設置姿勢での冷却風の流れを示している。図20の矢印Gは、鉛直下方向(重力方向)を示している。第4の設置姿勢では、第1の導風部材70の第2の開口72が第2の流路62と連通する。一方で、第1の導風部材70は、流入口63から第1の流路61への流路を塞いでいる。また、第3の導風部材90は、第4の流出口54を開き、第2の流出口52を閉じた状態になる。よって、送風装置18からの冷却風は、流入口63から流入し、第1の導風部材70を介して第2の流路62へ流入する。図20では、冷却風は、流入口63から重力方向Gとは逆方向(上方向)へ流れる。第2の流路62へ流入した冷却風は、第4の流出口54から主に発光管34の第4の部分D270に向けて吹き出される(図20の太線の矢印参照)。第4の設置姿勢では、発光管34の第4の部分D270が鉛直方向の上側に位置している。したがって、発熱しやすい発光部35の鉛直上側の部分をより強く冷却することができる。
上記のように、いずれの設置姿勢においても、ダクト構造体から流出した冷却風は、発光管34の鉛直方向の上側の部分に主に吹き付けられる。これにより、いずれの設置姿勢においても、発光管34の鉛直方向の上側の部分と鉛直方向の下側の部分との温度差を低減することができる。その結果、発光管34の寿命低下や発光異常を抑制することができる。
上記のように、第1の導風部材70は、第1の流路61及び第2の流路62のうちの、流入口63よりも鉛直方向上側又は鉛直方向下側に位置する方の流路へ、選択的に冷却風を流入させる。これにより、第1〜第4の流出口51〜54のうちの開放された流出口は、発光管34の横方向(水平方向)に離れたところに位置する。したがって、第1〜第4の流出口51〜54は、横方向から、主に発光管34の鉛直方向上側の部分に向けて冷却風を流出することになる。仮に、第1〜第4の流出口51〜54のうちの開放された流出口が発光管34の下(鉛直下方向)にある場合、発光管34の鉛直方向上側の部分を適切に冷却することができない。そのため、上記の第1〜第4の流出口51〜54の配置、及び流入口63よりも鉛直方向上側又は鉛直方向下側に位置する方の流路へ選択的に冷却風を流入させる第1の導風部材70が利用されることが好ましい。
発光管34を冷却するために設置姿勢に応じて可動する部材は、第1〜第3の導風部材70,80,90の3つであることが好ましい。これにより、設置姿勢に応じて可動する部材70,80,90を、流出口51〜54の数よりも少なくすることができる。
以下、ダクトカバー60及び第1〜第3の導風部材70,80,90の具体的構成の一例について説明する。図21は、図6のB−B線に沿った断面図である。第1の導風部材70の外周壁75には、外周壁75の外周方向に沿った所定の長さの開口71,72が形成されている。ダクトカバー60は、この第1の導風部材70の外周壁75よりも僅かに大きい円周状の壁部130を有する。この円周状の壁部130には、第1の流路61の入口部分を形成する開口部131と、第2の流路62の入口部分を形成する開口部132と、が形成されている。
第1の導風部材70は、ダクトカバー60の円周状の壁部130内に設けられる。第1の導風部材70の外周壁75とダクトカバー60の壁部130との間には、隙間が設けられることが好ましい。これにより、第1の導風部材70の回転をスムーズにすることができる。導風部材70とダクトカバー60の間の隙間に送風装置18からの冷却風が流れ込むことにより、第1及び第2の流路61,62に流入する冷却風の風量が低下することがある。そのため、導風部材70とダクトカバー60の間の隙間は、できる限り狭いことが好ましい。
第1の導風部材70の開口71,72の周方向の長さL1は、ダクトカバー60の壁部130に形成された開口部131,132の周方向の長さL2よりも大きいことが好ましい。言い換えると、第1の導風部材70の開口71,72の周方向の長さL1は、第1及び第2の流路61,62の入口部分の周方向の長さより長い。これにより、第1の導風部材70の角度が所定の角度から若干ずれたとしても、各流路61,62の入口部分が部分的に遮蔽されることが防止される。これにより、光源装置が第1〜第4の設置姿勢から若干傾いて設置されたとしても、流入口63からいずれかの流路61,62に流入する冷却風の風量が低下することを防止することができる。
図22は、図5のA−A線に沿った断面図である。上述したように、第2の導風部材80は、第1の流出口51と第3の流出口53のうちのいずれか一方を選択的に閉じている(図14も参照)。ダクトカバー60は、第2の導風部材80が第1の流出口51又は第3の流出口53から浮き上がることを防止するリブ132を有していてよい(図10及び図22参照)。リブ132は、第1の流路61内でダクトカバー60から突出して形成されている。冷却風の流れをスムーズにするため、リブ132は、第1の流路61が延伸する方向に沿って延びていることが好ましい。
同様に、ダクトカバー60は、第3の導風部材90が第2の流出口52又は第4の流出口54から浮き上がることを防止するリブ133を有していてよい(図10参照)。リブ133は、第2の流路62内でダクトカバー60から突出して形成されている。冷却風の流れをスムーズにするため、リブ133は、第2の流路62が延伸する方向に沿って延びていることが好ましい。
また、ダクトカバー60は、透明のカバー38を冷却するための冷却風が流入する流路68,69を有していることが好ましい(図4及び図22参照)。送風装置18からの冷却風Wは、発光管34を冷却するための流入口63だけでなく、透明のカバー38を冷却するための流入口68へも流入する。流入口68へ流入した冷却風は、流出口69から透明のカバー38へ向けて流出する(図4及び図22の矢印Wc参照)。これにより、同一の送風装置18からの冷却風を利用して、透明のカバー38やその周辺部を冷却することができる。
以上、本発明の望ましい実施形態について提示し、詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲の趣旨又は範囲から逸脱しない限り、さまざまな変更及び修正が可能であることを理解されたい。
例えば、上記実施形態では、第2及び第3の導風部材80,90は、回転可能に構成された板状部材から形成されている。これに代えて、第2及び第3の導風部材80,90は、スライド移動可能に構成された板状部材から形成されていてもよい。この場合であっても、第2及び第3の導風部材80,90は、自重によりスライドし、流出口51〜54のうちの1つの選択的に閉じることができる。
上記実施形態では、投写型表示装置を例に挙げて本発明を詳細に説明した。しかしながら、本発明は、投写型表示装置だけでなく、光源装置を備えた任意の装置に適用できる。
10 投写型表示装置
12 筐体
14 投写レンズ
16 光学エンジン
18 送風装置
20 光源装置
30 ランプユニット
32 リフレクタ
34 発光管
40 ランプカバー
50 ホルダ
51 第1の流出口
52 第2の流出口
53 第3の流出口
54 第4の流出口
58 窓
60 ダクトカバー
61 第1の流路
62 第2の流路
63 流入口
70 第1の導風部材
80 第2の導風部材
90 第3の導風部材

Claims (9)

  1. 光を発する発光管と、前記発光管を冷却する冷却風が流れるダクト構造体と、を有し、
    前記ダクト構造体が、
    前記ダクト構造体内に冷却風を流入させる流入口と、
    前記流入口から第1の方向に沿って延伸する第1の流路と、
    前記流入口から前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延伸する第2の流路と、
    前記第1の流路へ流入した冷却風を前記発光管の互いに異なる部分に向けて流出する第1及び第3の流出口と、
    前記第2の流路へ流入した冷却風を前記発光管の互いに異なる部分に向けて流出する第2及び第4の流出口と、
    前記第1〜第4の流出口のうち、使用時に、前記発光管よりも鉛直上方に位置する流出口から選択的に冷却風が流出するように、冷却風の流れを制御する導風機構と、
    を有し、
    前記導風機構は、前記第1の流路及び前記第2の流路のうちの、使用時に前記流入口よりも鉛直方向上側又は鉛直方向下側に位置する方の流路へ、選択的に冷却風を流入させる第1の導風部材を有している、光源装置。
  2. 請求項に記載の光源装置であって、
    前記第1の流出口は、主に前記発光管の、前記第1の流路が延伸する方向に沿った両端部のうちの一方、に向けて冷却風を流出するように形成されており、
    前記第3の流出口は、主に前記発光管の、前記第1の流路が延伸する方向に沿った両端部のうちの他方、に向けて冷却風を流出するように形成されており、
    前記第2の流出口は、主に前記発光管の、前記第2の流路が延伸する方向に沿った両端部のうちの一方、に向けて冷却風を流出するように形成されており、
    前記第4の流出口は、主に前記発光管の、前記第2の流路が延伸する方向に沿った両端部のうちの他方、に向けて冷却風を流出するように形成されている、光源装置。
  3. 請求項又はに記載の光源装置であって、
    前記導風機構は、前記第1の流出口と前記第3の流出口のうちのいずれか一方を選択的に閉じる第2の導風部材と、前記第2の流出口と前記第4の流出口のうちのいずれか一方を選択的に閉じる第3の導風部材と、を含む、光源装置。
  4. 請求項に記載の光源装置であって、
    前記第2及び第3の導風部材は、自重により回転可能又はスライド可能な板から形成されており、
    前記ダクト構造体は、前記第2及び第3の導風部材が前記第1〜第4の流出口が形成された壁面から浮き上がることを防止するリブを有し、
    前記リブは、それぞれ前記第1及び第2の流路内で冷却風の流れる方向に沿って延びている、光源装置。
  5. 請求項又はに記載の光源装置であって、
    前記第2及び第3の導風部材は、自重により回転可能に構成された板から形成されており、
    前記第2及び第3の導風部材の重心は、それぞれ前記第2及び第3の導風部材の回転軸から離れた位置にあり、
    前記第2及び第3の導風部材の回転範囲を規制する規制部が設けられている、光源装置。
  6. 請求項からのいずれか1項に記載の光源装置であって、
    前記第1の導風部材は、第1の開口及び前記第1の開口と反対側に設けられた第2の開口を有する円筒状の外周壁と、前記円筒状の外周壁の中心を通る回転軸と、を有し、
    前記第1の導風部材は、前記回転軸まわりに自重により回転可能に構成されている、光源装置。
  7. 請求項に記載の光源装置であって、
    前記第1の導風部の前記第1及び第2の開口の周方向の長さは、前記第1及び第2の流路の入口部分の周方向の長さより長い、光源装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の光源装置であって、
    前記第1の流路及び前記第2の流路は、前記発光管の軸に垂直な面に沿って延伸している、光源装置。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置の前記ダクト構造体に流入させる冷却風を発生させる送風装置と、
    前記光源装置から出射した光から画像光を形成する光学エンジンと、
    前記光学エンジンで形成された画像光を投写する投写レンズと、を有する、投写型表示装置。
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