JP6341524B1 - 配車システムおよび配車方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】登録手続きの利便性が改善された配車システムおよび配車方法を提供する。【解決手段】複数の車両2と、撮影手段3と、適格者が予め登録された記憶部4と、適格者か非適格者かを判定する画像認識装置5と、適格者に対して第1車両2aを配車する管理装置と、を含む。画像認識装置5は、複数の使用者A,Bのなかに適格者Aと非適格者Bとがいる場合に、非適格者Bを仮適格者として記憶部4に一定期間登録し、管理装置6は、仮適格者Bに対して第2車両2bを配車することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、配車システムおよび配車方法に関する。
従来の配車システムとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。この配車システムは、使用者の認証用情報を認証許可者へ送信し、認証許可者から受信した認証結果に応じて使用者の認証の可否を判断する認証手段を備える。認証手段で認証ができた場合、使用者は車両を使用できる。したがって、使用者は、車両の使用権限を有する適格者として予め登録されていなくても、車両を使用できる。
しかしながら、従来の配車システムでは、使用者を適格者として登録する場合、予め顔画像などの生体情報、氏名、住所、生年月日、ID、パスワード、電話番号またはメールアドレス等を登録するといった手続きが必要になる。特に、使用者を一定期間(例えば、数日間だけ)適格者として取り扱いたい場合も、上記の登録手続きが必要になるため、利便性が悪いという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、登録手続きの利便性が改善された配車システムおよび配車方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る配車システムは、
複数の車両と、
所定の待機場所にいる複数の使用者を撮影する撮影手段と、
前記車両の使用権限を有する適格者が予め登録された記憶部と、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、前記適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する画像認識装置と、
前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する管理装置と、
を含み、
前記画像認識装置は、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記管理装置は、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車することを特徴とする。
複数の車両と、
所定の待機場所にいる複数の使用者を撮影する撮影手段と、
前記車両の使用権限を有する適格者が予め登録された記憶部と、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、前記適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する画像認識装置と、
前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する管理装置と、
を含み、
前記画像認識装置は、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記管理装置は、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車することを特徴とする。
上記配車システムでは、
前記画像認識装置は、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録することが好ましい。
前記画像認識装置は、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録することが好ましい。
上記配車システムでは、
前記画像認識装置は、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録してもよい。
前記画像認識装置は、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録してもよい。
上記配車システムでは、
前記複数の車両は、荷役作業を行う複数の荷役車両であり、
前記管理装置は、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車してもよい。
前記複数の車両は、荷役作業を行う複数の荷役車両であり、
前記管理装置は、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車してもよい。
上記配車システムでは、
前記撮影手段は、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影し、
前記画像認識装置は、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定し、
前記管理装置は、前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消すように構成できる。
前記撮影手段は、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影し、
前記画像認識装置は、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定し、
前記管理装置は、前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消すように構成できる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る配車方法は、
所定の待機場所にいる複数の使用者に対して車両を配車する配車方法であって、
前記待機場所にいる前記複数の使用者を撮影手段で撮影する第1ステップと、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、画像認識装置により、記憶部に登録されている適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する第2ステップと、
管理装置により、前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する第3ステップと、を含み、
前記第2ステップでは、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記画像認識装置により、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記第3ステップでは、前記管理装置により、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車することを特徴とする。
所定の待機場所にいる複数の使用者に対して車両を配車する配車方法であって、
前記待機場所にいる前記複数の使用者を撮影手段で撮影する第1ステップと、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、画像認識装置により、記憶部に登録されている適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する第2ステップと、
管理装置により、前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する第3ステップと、を含み、
前記第2ステップでは、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記画像認識装置により、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記第3ステップでは、前記管理装置により、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車することを特徴とする。
上記配車方法において、
前記第2ステップでは、前記画像認識装置により、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録することが好ましい。
前記第2ステップでは、前記画像認識装置により、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録することが好ましい。
上記配車方法において、
前記第2ステップでは、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録してもよい。
前記第2ステップでは、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録してもよい。
上記配車方法において、
前記第3ステップでは、前記複数の車両が荷役作業を行う複数の荷役車両である場合、前記管理装置により、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車してもよい。
前記第3ステップでは、前記複数の車両が荷役作業を行う複数の荷役車両である場合、前記管理装置により、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車してもよい。
上記配車方法は、
前記撮影手段により、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影する第4ステップと、
前記画像認識装置により、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定する第5ステップと、
前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記管理装置により、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消す第6ステップと、を含んでもよい。
前記撮影手段により、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影する第4ステップと、
前記画像認識装置により、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定する第5ステップと、
前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記管理装置により、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消す第6ステップと、を含んでもよい。
本発明によれば、登録手続きの利便性が改善された配車システムおよび配車方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る配車システムおよび配車方法の実施形態について説明する。
[配車システム]
図1に、本発明の一実施形態に係る配車システム1を示す。配車システム1は、複数のフォークリフト2と、カメラ3と、記憶部4と、画像認識装置5と、管理装置6とを含む。配車システム1は、所定の待機場所Wにいる使用者(図1では、使用者A,B)に対して、所定の要件を満たした場合にフォークリフト2を配車する。
図1に、本発明の一実施形態に係る配車システム1を示す。配車システム1は、複数のフォークリフト2と、カメラ3と、記憶部4と、画像認識装置5と、管理装置6とを含む。配車システム1は、所定の待機場所Wにいる使用者(図1では、使用者A,B)に対して、所定の要件を満たした場合にフォークリフト2を配車する。
フォークリフト2は、本発明の「車両」に相当する。フォークリフト2は、例えば、使用者の手動操作により動作する有人運転モードと、手動操作によらずに自律して動作する無人運転モードと、を切り替え可能に構成された有人無人兼用車である。当然ながら、フォークリフト2は有人無人兼用車に限定されるものではなく、有人車でもよいし、無人車でもよい。
カメラ3は、本発明の「撮影手段」に相当する。カメラ3は、待機場所Wを撮影することができるような位置(例えば、建屋の天井)に設けられている。カメラ3は、所定の周期または待機場所Wにいる使用者を検知したタイミングで、待機場所Wを撮影して待機場所Wの画像データを生成する。生成された画像データは、画像認識装置5に出力される。
記憶部4は、例えば、サーバである。記憶部4には、フォークリフト2の使用権限を有する適格者の情報が予め登録されている。適格者の情報には、適格者の顔画像と、適格者の氏名、所属部署、ID等が含まれる。また、記憶部4には、仮適格者の情報が一定期間登録される。仮適格者の情報には、仮適格者の顔画像と、管理責任者等が含まれる。なお、記憶部4は、画像認識装置5または管理装置6の少なくとも一方に含めてもよい。
画像認識装置5は、カメラ3の画像データを解析して、待機場所Wにいる使用者A,Bが適格者か非適格者かを判定する。具体的には、画像認識装置5は、画像データの使用者Aの顔画像を特定し、使用者Aの顔画像と記憶部4に登録されている顔画像とを比較する。画像認識装置5は、両者が一致した場合に使用者Aを適格者と判定し、両者が一致しなかった場合に使用者Aを非適格者と判定する。画像認識装置5は、使用者Bに対しても同様の判定を行う。この判定結果は、管理装置6に出力される。
画像認識装置5は、使用者A,Bの一方を適格者と判定し、かつ他方を非適格者と判定した場合、画像データを解析して、適格者および非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定する。所定動作は、例えば、適格者と非適格者とが手をつなぐ、適格者が非適格者の肩に手を置く、または適格者と非適格者とが手を上げる、等の動作である。所定動作をどのような動作にするかは、記憶部4または画像認識装置5において予め設定することができる。
画像認識装置5は、適格者および非適格者が予め設定された所定動作を行ったと判定した場合、非適格者を仮適格者として記憶部4に一定期間登録(仮登録)する。記憶部4に仮登録される仮適格者の情報は、仮適格者の顔画像である。仮登録の期間は、予め記憶部4に設定されており、変更も可能である。また、画像認識装置5は、適格者を仮適格者の管理責任者として記憶部4に登録することができる。
管理装置6は、待機場所Wにいる適格者(例えば、使用者A)に対して複数のフォークリフト2から選択した第1車両(例えば、フォークリフト2a)を配車する。また、管理装置6は、待機場所Wにいる仮適格者(例えば、使用者B)に対して複数のフォークリフト2から選択した第2車両(例えば、フォークリフト2b)を配車する。なお、待機場所Wに二人の適格者がいる場合は、第1車両として2台のフォークリフト2を配車し、待機場所Wに二人の仮適格者がいる場合は、第2車両として2台のフォークリフト2を配車する。
管理装置6は、各フォークリフト2と通信を行い、各フォークリフト2の位置情報を取得する。管理装置6は、使用者A,Bにフォークリフト2を配車する場合、待機場所Wに最も近い2台のフォークリフト2(例えば、フォークリフト2a,2b)を配車することができる。
また、管理装置6は、各フォークリフト2と通信を行い、各フォークリフト2の荷役作業情報を取得する。このため、管理装置6は、荷役作業を行っていないフォークリフト2を第1車両および第2車両として選択するか、または、第1車両および第2車両を荷役作業後に配車することができる。例えば、フォークリフト2bが荷役作業を行っている場合、管理装置6は、フォークリフト2bとは別の荷役作業を行っていないフォークリフト2を第2車両として選択してもよいし、フォークリフト2bを現在行っている荷役作業後に待機場所Wに移動させてもよい。
結局、配車システム1では、非適格者は、適格者とともに待機場所Wに行って予め設定された所定動作を行うだけで、仮適格者として登録(仮登録)手続きを行うことができる。したがって、配車システム1によれば、従来の配車システムよりも登録手続きの利便性を高めることができる。
さらに、配車システム1では、仮適格者として登録される期間(仮登録期間)は期限付きであるため、期限切れ後に仮適格者がフォークリフト2を不正使用するのを防止することができる。なお、配車システム1では、仮適格者は、次回の配車から適格者と同等に扱われるため、一人でフォークリフト2の配車が可能になる。
[配車方法]
図2に、本発明の一実施形態に係る配車方法のフローチャートを示す。本実施形態に係る配車方法は、図1に示す配車システム1によって実現される。以下では、待機場所Wに使用者A,Bがいて、使用者Aが適格者、使用者Bが非適格者である場合について説明する。
図2に、本発明の一実施形態に係る配車方法のフローチャートを示す。本実施形態に係る配車方法は、図1に示す配車システム1によって実現される。以下では、待機場所Wに使用者A,Bがいて、使用者Aが適格者、使用者Bが非適格者である場合について説明する。
本実施形態に係る配車方法では、使用者A,Bが待機場所Wに到着すると、カメラ3が待機場所Wにいる使用者A,Bを撮影する(S1)。このS1のステップは、本発明の「第1ステップ」に相当する。これにより、カメラ3で、待機場所Wの画像データ(使用者A,Bの画像データ)が生成される。生成された画像データは、画像認識装置5に出力される。
画像認識装置5は、画像データを解析して、適格者の有無および非適格者の有無を判定する(S2−1、S2−2)。本実施形態では、使用者Aが適格者で、使用者Bが非適格者であるため、画像認識装置5は、適格者あり(S2−1でYES)、非適格者あり(S2−2でYES)と判定する。
次いで、画像認識装置5は、適格者(使用者A)および非適格者(使用者B)が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定する(S2−3)。本実施形態では、所定動作として、適格者と非適格者とが手をつなぐ動作が予め設定されているものとする。S1において使用者A,Bが手をつないでいた場合(図3参照)、画像認識装置5は、画像データを解析して所定動作あり(S2−3)と判定する。
所定動作ありと判定した画像認識装置5は、非適格者である使用者Bを仮適格者として記憶部4に一定期間登録(仮登録)する(S2−4)。また、画像認識装置5は、適格者である使用者Aを仮適格者である使用者Bの管理責任者として記憶部4に登録してもよい。これらのS2−1〜S2−4のステップは、本発明の「第2ステップ」に相当する。
管理装置6は、仮適格者である使用者Bに対して複数のフォークリフト2から選択した第2車両(例えば、フォークリフト2b)を配車する(S3−1)。また、管理装置6は、適格者である使用者Aに対して複数のフォークリフト2から選択した第1車両(例えば、フォークリフト2a)を配車する(S3−2)。これらのS3−1、S3−2のステップは、本発明の「第3ステップ」に相当する。
仮適格者である使用者Bは、仮登録されている間、S2−1およびS3−2においては適格者として取り扱われる。すなわち、待機場所Wに仮適格者である使用者Bがいる場合、画像認識装置5は、適格者ありと判定し(S2−1でYES)、管理装置6は、使用者Bに対して第1車両(例えば、フォークリフト2a)を配車する(S3−2)。なお、S2−3においては、仮適格者である使用者Bを適格者として取り扱わなくてもよい。
結局、本実施形態に係る配車方法では、非適格者は、適格者とともに待機場所Wに行って予め設定された所定動作を行うだけで、仮適格者として登録(仮登録)手続きを行うことができる。したがって、本実施形態に係る配車方法によれば、登録手続きの利便性を高めることができる。
さらに、本実施形態に係る配車方法では、仮適格者として登録される期間(仮登録期間)は期限付きであるため、期限切れ後に仮適格者がフォークリフト2を不正使用するのを防止することができる。
以上、本発明に係る配車システムおよび配車方法の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明の車両は、フォークリフト2以外の荷役車両でもよいし、荷役作業を行わない一般車両(例えば、タクシー)でもよい。
本発明の撮影手段は、所定の待機場所にいる複数の使用者を撮影することができるのであれば、適宜構成を変更できる。例えば、複数のカメラで構成されていてもよい。
本発明の画像認識装置は、撮影手段で撮影された複数の使用者のそれぞれに対して、適格者か非適格者かを判定するとともに、適格者と非適格者とがいる場合に非適格者を仮適格者として記憶部に一定期間登録するのであれば、適宜構成を変更できる。例えば、適格者および非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かの判定を省略してもよい。
本発明の管理装置は、適格者に対して第1車両を配車し、仮適格者に対して第2車両を配車するのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明に係る配車方法は、撮影手段により配車後の待機場所を撮影する第4ステップと、画像認識装置により配車後の待機場所に適格者および/または仮適格者がいるか否かを判定する第5ステップと、第5ステップで適格者および/または仮適格者がいないと判定された場合に、管理装置により第1車両および/または第2車両の配車を取り消す第6ステップと、を含んでもよい。また、上記第4ステップ〜第6ステップを実行できるように、撮影手段、画像認識装置および管理装置は、適宜構成を変更できる。
本発明に係る配車方法の第2ステップは、撮影手段で撮影された複数の使用者のそれぞれに対して適格者か非適格者かを判定するとともに、適格者と非適格者とがいる場合に非適格者を仮適格者として記憶部に一定期間登録するのであれば、適宜構成を変更できる。
本発明に係る配車方法の第3ステップは、適格者に対して第1車両を配車し、仮適格者に対して第2車両を配車するのであれば、適宜構成を変更できる。
1 配車システム
2 フォークリフト(車両)
3 カメラ(撮影手段)
4 記憶部
5 画像認識装置
6 管理装置
2 フォークリフト(車両)
3 カメラ(撮影手段)
4 記憶部
5 画像認識装置
6 管理装置
Claims (10)
- 複数の車両と、
所定の待機場所にいる複数の使用者を撮影する撮影手段と、
前記車両の使用権限を有する適格者が予め登録された記憶部と、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、前記適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する画像認識装置と、
前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する管理装置と、
を含み、
前記画像認識装置は、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記管理装置は、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車する
ことを特徴とする配車システム。 - 前記画像認識装置は、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する
ことを特徴とする請求項1に記載の配車システム。 - 前記画像認識装置は、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の配車システム。 - 前記複数の車両は、荷役作業を行う複数の荷役車両であり、
前記管理装置は、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の配車システム。 - 前記撮影手段は、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影し、
前記画像認識装置は、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定し、
前記管理装置は、前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消す
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の配車システム。 - 所定の待機場所にいる複数の使用者に対して車両を配車する配車方法であって、
前記待機場所にいる前記複数の使用者を撮影手段で撮影する第1ステップと、
前記撮影手段で撮影された前記複数の使用者のそれぞれに対して、画像認識装置により、記憶部に登録されている適格者か前記記憶部に登録されていない非適格者かを判定する第2ステップと、
管理装置により、前記待機場所にいる前記適格者に対して前記複数の車両から選択した第1車両を配車する第3ステップと、を含み、
前記第2ステップでは、前記複数の使用者のなかに前記適格者と前記非適格者とがいる場合に、前記画像認識装置により、前記非適格者を仮適格者として前記記憶部に一定期間登録し、
前記第3ステップでは、前記管理装置により、前記仮適格者に対して前記複数の車両から選択した第2車両を配車する
ことを特徴とする配車方法。 - 前記第2ステップでは、前記画像認識装置により、前記適格者および前記非適格者が予め設定された所定動作を行ったか否かを判定し、前記所定動作を行ったと判定した場合に、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する
ことを特徴とする請求項6に記載の配車方法。 - 前記第2ステップでは、前記非適格者を前記仮適格者として前記記憶部に一定期間登録する場合、前記適格者を前記仮適格者の管理責任者として前記記憶部に登録する
ことを特徴とする請求項6または7に記載の配車方法。 - 前記第3ステップでは、前記複数の車両が荷役作業を行う複数の荷役車両である場合、前記管理装置により、前記複数の荷役車両のうち荷役作業を行っていない車両を前記第1車両および前記第2車両として選択するか、または、前記第1車両および前記第2車両を荷役作業後に配車する
ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の配車方法。 - 前記撮影手段により、前記第1車両および前記第2車両の配車後に前記待機場所を撮影する第4ステップと、
前記画像認識装置により、前記撮影手段で撮影された配車後の前記待機場所に前記適格者および/または前記仮適格者がいるか否かを判定する第5ステップと、
前記画像認識装置により前記適格者および/または前記仮適格者がいないと判定された場合に、前記管理装置により、前記第1車両および/または前記第2車両の配車を取り消す第6ステップと、を含む
ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の配車方法。
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JP2006219826A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 入退室管理システム及び入退室管理方法 |
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JP2017091557A (ja) * | 2014-04-30 | 2017-05-25 | みこらった株式会社 | 自動運転車及び自動運転車用プログラム |
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