JP6341019B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1燃焼サイクルで燃料噴射弁から内燃機関に複数回噴射する技術に関する。
特許文献1には、燃料を噴射する第1の噴孔群と第2の噴孔群とをそれぞれ異なるニードル弁で独立して開閉する技術が記載されている。特許文献1では、内燃機関の運転状態としてエンジン負荷およびエンジン回転数に応じて設定される予混合燃焼モードと拡散燃焼モードとにおいて異なる噴孔群から噴射されることにより、各燃焼モードに適した噴射状態になるように噴孔群を選択している。
特開2010−223166号公報
1燃焼サイクルで燃料噴射弁から内燃機関に複数回噴射する多段噴射を実行する場合、後段の噴射による燃焼は前段の噴射による燃焼の影響を受ける。例えば、後段の噴射による燃焼領域が前段の噴射による燃焼領域と重複すると、後段の噴射による燃焼時に酸素不足になるおそれがある。
特許文献1に記載されている技術によると、多段噴射を実行する場合にも、燃焼モードに応じて選択した同じ噴孔群から各段の燃料を噴射すると考えられるので、各段の燃焼領域が重複し、後段の噴射による燃焼時に酸素不足になるおそれがある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、多段噴射において後段の噴射による燃焼時の酸素不足を抑制する技術を提供することを目的としている。
本発明の燃料噴射装置は、複数の噴孔群が形成されたノズルと、複数の噴孔群のそれぞれを開閉する複数の弁部材と、複数の弁部材のそれぞれを独立して開閉駆動する駆動部と、を備える燃料噴射弁と、噴射制御部とを備える。
噴射制御部は、1燃焼サイクルで燃料噴射弁から内燃機関に複数回噴射する多段噴射を実行するときに、複数の噴孔群のうち、メイン噴射を実行する少なくとも一つの噴孔群と、メイン噴射以外の噴射を実行する少なくとも一つの噴孔群とが異なるように駆動部を制御する。
この構成によれば、メイン噴射とメイン噴射以外の噴射とが異なる噴孔群から噴射されるので、メイン噴射とメイン噴射以外の噴射とにおいて、少なくとも一部の噴霧を異なる領域に噴射することができる。これにより、メイン噴射とメイン噴射以外の噴射とにおいて少なくとも一部の噴霧を異なる領域で燃焼させることができるので、後段の噴射による噴霧の燃焼時に酸素不足になることを抑制できる。
尚、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の第1実施形態による燃料噴射装置を示す模式図。 第1実施形態の噴孔群を図1のノズルの外部底面側から見た図。 第1実施形態の多段噴射を示すタイムチャート。 第1実施形態の多段噴射による燃焼状態を示す模式図。 第2実施形態の噴孔群を図2と同一方向から見た図。 第3実施形態の噴孔群を図2と同一方向から見た図。 第3実施形態の多段噴射による燃焼状態を示す模式図。 第4実施形態の噴孔群を示す模式的断面図。 第4実施形態の多段噴射による燃焼状態を示す模式図。 第5実施形態の噴孔群を示す模式的断面図。 第6実施形態の噴孔群を示す模式的断面図。 第7実施形態の噴孔群を図2と同一方向から見た図。 第7実施形態の多段噴射を示すタイムチャート。 第7実施形態の多段噴射による燃焼状態を示す模式図。
以下、本発明が適用された実施形態について図に基づいて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す燃料噴射システム2は、燃料供給ポンプ12と、コモンレール20と、燃料噴射弁30と、電子制御ユニット(ECU)130とを備えている。燃料噴射弁30と噴射制御部としてのECU130とは、本発明の燃料噴射装置を構成している。
燃料供給ポンプ12は、燃料タンク10から燃料吸入路200を通って燃料を汲み上げるフィードポンプを内蔵している。燃料供給ポンプ12は、カムシャフトのカムの回転に伴いプランジャが往復移動することにより、フィードポンプから加圧室に吸入した燃料を加圧して圧送する公知のポンプである。
燃料供給ポンプ12の燃料吐出量は、燃料供給ポンプ12の各プランジャが吸入行程で吸入する燃料吸入量、あるいは燃料供給ポンプ12の各プランジャが圧送行程で圧送を開始するタイミングを、図示しない調量弁が制御することにより調量される。
コモンレール20は、燃料供給ポンプ12から吐出される燃料を蓄圧する中空の蓄圧管である。コモンレール20で蓄圧された燃料は、燃料供給路202から燃料噴射弁30に供給される。
燃料噴射弁30は、内燃機関の各気筒に設置されており、コモンレール20で蓄圧された燃料を気筒内に噴射する。燃料噴射弁30の構成の詳細は後述する。
ECU130は、CPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ等を備えるマイクロコンピュータにて主に構成されている。ECU130は、ROMまたはフラッシュメモリに記憶されている制御プログラムをCPUが実行することにより、各種センサから取り込んだセンサ信号に基づき、燃料噴射システム2の各種制御を実行する。
例えば、ECU130は、図示しない圧力センサが検出するコモンレール20内の燃料圧力が目標圧力になるように燃料供給ポンプ12の調量弁への通電量を制御し、燃料供給ポンプ12の燃料吐出量を調量する。
また、ECU130は、燃料噴射弁30の燃料噴射量、燃料噴射時期、ならびにメイン噴射の前にパイロット噴射、メイン噴射の後にポスト噴射等を実施する多段噴射のパターンを制御する。
(燃料噴射弁30の構成)
燃料噴射弁30の弁ボディ32の噴射側先端のノズル100には、弁ボディ32の内部と外部とを貫通して複数の噴孔102a、104aが形成されている。図2は、ノズル100を図1の外部底面側から見たときの噴孔102a、104aの位置を示している。4個の噴孔102aは第1の噴孔群102を構成し、8個の噴孔104aは第2の噴孔群104を構成している。
4個の噴孔102aと8個の噴孔104aとは、それぞれ燃料噴射弁30の軸に沿ったノズル100の中心軸線100aに対し同心円状に異なる円周上を周方向に配置されている。第2の噴孔群104は第1の噴孔群102の外周側に配置されている。
図1に示すように、ノズル100の内部の弁ボディ32の内周面にインナーニードル40とアウターニードル50とが着座する弁座34が形成されている。インナーニードル40が弁座34に着座することにより噴孔102aからの燃料噴射が遮断され、アウターニードル50が弁座34に着座することにより噴孔104aからの燃料噴射が遮断される。
コモンレール20で蓄圧された燃料は燃料供給路202を通ってアウターニードル50の外周側の燃料室110に供給される。
インナーニードル40は、円筒状のアウターニードル50の内部に軸方向に往復移動自在に収容されている。インナーニードル40の噴射方向と反対側の端部42は、円筒状のスリーブ36の内周面に往復移動自在に案内されている。インナーニードル40の端部42のスリーブ36と軸方向反対側に大径部44が形成されている。
スリーブ36と大径部44との間で端部42の外周に挿入されたコイルスプリング46は、スリーブ36と大径部44とに互いに離れる方向に弾性力を加えている。コイルスプリング46が大径部44に加える弾性力は、弁座34にインナーニードル40を着座させる方向に加わる。
インナーニードル40の端部42の噴射方向と反対側の端面側に制御室112が形成されている。コモンレール20で蓄圧された燃料は燃料供給路202からオリフィス204を通り制御室112に供給される。制御室112は、スリーブ36とインナーニードル40の端部42とにより後述する制御室114との連通を遮断されている。
制御室112の燃料圧力は、弁座34にインナーニードル40を着座させる力として作用する。後述する制御室114の燃料圧力は、弁座34からインナーニードル40を離座させる力として作用する。
アウターニードル50は円筒状に形成されている。アウターニードル50には外部と内部とを連通する貫通孔50aが周方向に複数形成されている。コモンレール20から燃料室110に供給される燃料は、貫通孔50aを通りインナーニードル40の外周側に供給される。
アウターニードル50の噴射方向と反対側の端部52は、円筒状のスリーブ38の内周面に往復移動自在に案内されている。アウターニードル50の端部52のスリーブ38と軸方向反対側に大径部54が形成されている。
スリーブ38と大径部54との間で端部52の外周に挿入されたコイルスプリング56は、スリーブ38と大径部54とに互いに離れる方向に弾性力を加えている。コイルスプリング56が大径部54に加える弾性力は、弁座34にアウターニードル50を着座させる方向に加わる。
アウターニードル50の端部52の噴射方向と反対側の端面側に制御室114が形成されている。コモンレール20で蓄圧された燃料は燃料供給路202からオリフィス206を通り制御室114に供給される。制御室114は、スリーブ38とアウターニードル50の端部52とにより燃料室110との連通を遮断されている。
制御室114の燃料圧力は、弁座34にアウターニードル50を着座させる力として作用する。燃料室110の燃料圧力は、弁座34からアウターニードル50を離座させる力として作用する。
駆動部60は、ピエゾスタック62と、大径ピストン64と、小径ピストン66、68と、リング70と、制御ピストン72、74とを備えている。
ピエゾスタック62はピエゾ素子が積層されて構成されており、充電されると伸び、放電されると縮む。ECU130がピエゾスタック62の充放電を制御することにより、ピエゾスタック62は伸縮する。
大径ピストン64と、小径ピストン66およびリング70との間には図示しないスプリングが設置されており、大径ピストン64はこのスプリングの弾性力によりピエゾスタック62に押し付けられている。
リング70は内部に小径ピストン66を収容して小径ピストン66を往復移動自在に支持するとともに、リング70自体も小径ピストン66とともに往復移動する。リング70の外径は大径ピストン64の外径よりも小さい。小径ピストン68は小径ピストン66よりも外径が大きく、小径ピストン66に対し制御ピストン72側に設置されている。
制御ピストン72は小径ピストン68と接触しており、制御ピストン72、74は小径ピストン68とともに往復移動する。制御ピストン72は図示しないスプリングの弾性力により小径ピストン68側に押し付けられている。
大径ピストン64と、リング70および小径ピストン66との間に変位拡大室122が形成されている。変位拡大室122の大径ピストン64側の内径は、変位拡大室122の小径ピストン66側の内径よりも大きい。
したがって、ピエゾスタック62が充電されてピエゾスタック62が伸びると、ピエゾスタック62とともに変位する大径ピストン64の変位量よりも、小径ピストン66、68およびリング70の変位量は大きくなる。
ピエゾスタック62が伸びて小径ピストン66、68およびリング70が変位して移動すると、リング70が段差部に移動を止められても変位拡大室122の圧力により小径ピストン66、68はさらに移動する。そして、小径ピストン68が段差部に移動を止められると、小径ピストン66も移動を止められる。
小径ピストン68が移動すると、制御ピストン72、74も移動する。図1に示すように、ピエゾスタック62が充電されず伸びていない状態では、制御ピストン74は制御室112の燃料圧力により燃料排出路210と燃料排出路212との連通を遮断する。
この状態では、インナーニードル40が弁座34に着座する方向に受ける力が、インナーニードル40が弁座34から離座する方向に受ける力よりも大きいので、インナーニードル40は弁座34に着座する。これにより、噴孔102aからの燃料の噴射は遮断される。
ピエゾスタック62が伸びて小径ピストン68とともに制御ピストン72、74が制御室112の燃料圧力に抗して移動すると、燃料排出路210と燃料排出路212とが連通し、制御室112の燃料が燃料排出路212から燃料排出路210を通り燃料タンク10に排出される。
制御室112から燃料排出路212、210を通って燃料タンク10に排出される燃料流量は、燃料供給路202からオリフィス204を通って制御室112に流入する燃料流量よりも多いので、制御室112の燃料圧力は低下する。
制御室112の燃料圧力が低下すると、インナーニードル40が弁座34から離座する方向に受ける力が、インナーニードル40が弁座34に着座する方向に受ける力よりも大きくなるので、インナーニードル40は弁座34から離座する。これにより、噴孔102aから燃料が噴射される。
駆動部80のピエゾスタック82と、大径ピストン84と、小径ピストン86、88と、リング90と、制御ピストン92、94とは、それぞれ駆動部60のピエゾスタック62と、大径ピストン64と、小径ピストン66、68と、リング70と、制御ピストン72、74とに対応する。また、駆動部80の変位拡大室124は駆動部60の変位拡大室122に対応する。
駆動部80の構成は駆動部60の構成と実質的に同一であるから説明を省略し、駆動部80による噴孔104aの開閉について説明する。
ピエゾスタック82が充電されてピエゾスタック82が伸び、小径ピストン86、88およびリング90が変位して移動すると、制御ピストン92、94も移動する。図1に示すように、ピエゾスタック82が充電されず伸びていない状態では、制御ピストン94は制御室114の燃料圧力により燃料排出路210と燃料排出路214との連通を遮断する。
この状態では、アウターニードル50が弁座34に着座する方向に受ける力が、アウターニードル50が弁座34から離座する方向に受ける力よりも大きいので、アウターニードル50は弁座34に着座する。これにより、噴孔104aからの燃料の噴射は遮断される。
ピエゾスタック82が伸びて小径ピストン88とともに制御ピストン92、94が制御室114の燃料圧力に抗して移動すると、燃料排出路210と燃料排出路214とが連通する。
すると、制御室114の燃料が燃料排出路214から燃料排出路210を通り燃料タンク10に排出される。制御室114から燃料排出路214、210を通って燃料タンク10に排出される燃料流量は、燃料供給路202からオリフィス206を通って制御室114に流入する燃料流量よりも多いので、制御室114の燃料圧力は低下する。
制御室114の燃料圧力が低下すると、アウターニードル50が弁座34から離座する方向に受ける力が、アウターニードル50が弁座34に着座する方向に受ける力よりも大きくなるので、アウターニードル50は弁座34から離座する。これにより、噴孔104aから燃料が噴射される。
[1−2.多段噴射]
図3に示すように、第1実施形態では、多段噴射を実行する場合、ECU130はメイン噴射を実行する噴孔群として第1の噴孔群102を選択する。ECU130は駆動部60への通電を制御して第1の噴孔群102の噴孔102aを開閉する。
ECU130は、パイロット噴射、アフター噴射等のメイン噴射以外の噴射を実行する噴孔群として第2の噴孔群104を選択する。ECU130は駆動部80への通電を制御して第2の噴孔群104の噴孔104aを開閉する。
メイン噴射用の第1の噴孔群102の噴孔102aは4個であり、メイン噴射以外の噴射用の第2の噴孔群104の噴孔104aは8個であり、噴孔102aと噴孔104aとは同一径である。したがって、1個の噴孔から噴射される燃料の流量は噴孔102aの方が噴孔104aよりも多くなる。
流量が増加すると噴孔から噴射される燃料の噴霧の貫徹力は大きくなり、流量が減少すると噴孔から噴射される燃料の噴霧の貫徹力は小さくなる。したがって、図4の上側に示す噴孔102aから噴射されるメイン噴射による噴霧400は、図4の下側に示す噴孔104aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧402よりも、内燃機関の燃焼室300内の燃料噴射弁30から遠い領域まで到達して燃焼する。図4の符号310は内燃機関のピストンを示している。
[1−3.効果]
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)パイロット噴射はメイン噴射よりも進角側で実行されるので、噴射してから着火するまでの着火遅れが長い。したがって、パイロット噴射による噴霧が遠くまで到達すると、噴霧が拡散して希薄になり過ぎ燃焼不良を起こすことがある。
そこで、第1実施形態のように、噴孔104aからパイロット噴射を噴射することによりパイロット噴射による噴霧が遠くまで到達せず、拡散せずに燃料噴射弁30の近くで燃焼することにより、燃焼不良を抑制できる。
噴孔102aから噴射されるメイン噴射による噴霧は、パイロット噴射よりも遠く、パイロット噴射による噴霧の燃焼で酸素が消費されていない領域に到達して燃焼するので、燃焼時の酸素不足を抑制できる。これにより、メイン噴射による噴霧が燃焼するときのPM(Particulate Matter)の発生を抑制できる。
噴孔104aから噴射されるアフター噴射による噴霧は、メイン噴射による噴霧の燃焼で酸素が消費されておらず、メイン噴射よりも近い領域で燃焼するので、燃焼時の酸素不足を抑制できる。これにより、アフター噴射による噴霧が燃焼するときのPMの発生を抑制するとともに、燃焼室300に残留している未燃成分およびPMの酸化をアフター噴射による噴霧の燃焼で促進できる。
このように、多段噴射において前段の噴射と異なる領域で後段の噴射による噴霧を燃焼させることができるので、後段の噴射による噴霧の燃焼時に酸素不足になることを抑制できる。
(2)第1の噴孔群102と第2の噴孔群104とにおいて噴孔径が同じであるから、噴孔の製造工程を低減できる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
第2実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第2実施形態では、図5に示すように、メイン噴射を実行する第1の噴孔群140の内周側にメイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群142が配置されている。第1の噴孔群140の噴孔140aは4個、第2の噴孔群142の噴孔142aは4個で噴孔数は同じである。噴孔140aと噴孔142aとはノズル100の中心軸線100aを中心として周方向の同じ位置に配置されている。さらに、噴孔140aの噴孔径は噴孔142aの噴孔径よりも大きい。
噴孔数が同じであれば1個の噴孔から噴射される燃料の流量は噴孔径の大きい噴孔140aの方が噴孔142aよりも多くなるので、噴孔140aから噴射されるメイン噴射による噴霧は、噴孔142aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧よりも貫徹力が大きく遠くまで到達する。したがって、メイン噴射による噴霧とメイン噴射以外の噴射による噴霧とは異なる領域で燃焼する。
[2−2.効果]
以上説明した第2実施形態によれば、メイン噴射を実行する第1の噴孔群140が噴射する噴霧の貫徹力がメイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群142が噴射する噴霧の貫徹力よりも大きいために、前述した第1実施形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成]
第3実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第2実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第3実施形態では、図6に示すように、メイン噴射を実行する第1の噴孔群150の噴孔150aとメイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群152の噴孔152aとは、中心軸線100aを中心として異なる周方向位置に配置されている。
これ以外の第1の噴孔群150、第2の噴孔群152の構成は、第2実施形態の第1の噴孔群140、第2の噴孔群142の構成と実質的に同一である。
第3実施形態では、図7に示すように、メイン噴射による噴霧400は、メイン噴射以外の噴射による噴霧402よりも遠く、中心軸線100aを中心として周方向の異なる領域で燃焼する。
[3−2.効果]
以上説明した第3実施形態によれば、前述した第2実施形態の効果に加え以下の効果を得ることができる。
メイン噴射による噴霧400とメイン噴射以外の噴射による噴霧402とは中心軸線100aを中心として周方向の異なる領域で燃焼するので、多段噴射において後段の噴射による噴霧の燃焼時において酸素不足を抑制できる。
[4.第4実施形態]
[4−1.構成]
第4実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第2実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第4実施形態では、図8に示すように、メイン噴射を実行する第1の噴孔群160の噴孔160aの噴射方向に沿った噴孔軸線220と、メイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群162の噴孔162aの噴射方向に沿った噴孔軸線222とは、噴射方向に向かって互いに離れている。
これ以外の第1の噴孔群160、第2の噴孔群162の構成は、第2実施形態の第1の噴孔群140、第2の噴孔群142の構成と実質的に同一である。
第4実施形態では、図9に示すように、メイン噴射による噴霧400はメイン噴射以外の噴射による噴霧402よりも遠く、中心軸線100aを含む平面上において異なる方向に噴射される。
[4−2.効果]
以上説明した第4実施形態によれば、前述した第2実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
メイン噴射による噴霧400とメイン噴射以外の噴射による噴霧402とは中心軸線100aを含む平面上において異なる方向に噴射されるので、噴霧400と噴霧402とは噴霧の到達距離および噴霧の方向について異なる領域で燃焼する。したがって、多段噴射において後段の噴射による噴霧の燃焼時において酸素不足を抑制できる。
[5.第5実施形態]
[5−1.構成]
第5実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第5実施形態では、図10に示すように、メイン噴射を実行する第1の噴孔群170の噴孔170aの流入口径と流出口径とメイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群172の噴孔172aの流入口径とは同一である。これに対し、噴孔172aの流出口径は流入口径よりも大きく、噴孔172aは噴射方向に向かってテーパ状に広がっている。
第1の噴孔群170の外周側に第2の噴孔群172が配置されている。第1の噴孔群170の噴孔数と第2の噴孔群172の噴孔数とは同じであり、噴孔170aと噴孔172aとは中心軸線100aを中心にして周方向の同じ位置に配置されている。
第5実施形態では、噴孔172aの流出口径が流入口径よりも大きく、噴孔172aが噴射方向に向かってテーパ状に広がっているので、噴孔172aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧の貫徹力は、噴孔170aから噴射されるメイン噴射による噴霧の貫徹力よりも小さい。言い換えれば、噴孔170aから噴射される噴霧の貫徹力は、噴孔172aから噴射される噴霧の貫徹力よりも大きい。
したがって、噴孔170aから噴射されるメイン噴射による噴霧は、噴孔172aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧よりも遠い領域まで到達して燃焼する。
[5−2.効果]
以上説明した第5実施形態によれば、第1の噴孔群170から噴射されるメイン噴射による噴霧の貫徹力が第2の噴孔群172から噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧の貫徹力よりも大きいために、前述した第1実施形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。
[6.第6実施形態]
[6−1.構成]
第6実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第5実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第6実施形態では、図11に示すように、メイン噴射を実行する第1の噴孔群180の噴孔180aの流入口径と流出口径とメイン噴射以外の噴射を実行する第2の噴孔群182の噴孔182aの流入口径とは同一である。これに対し、噴孔182aの流出口径は流入口径よりも大きく、噴孔182aは噴射方向に向かって階段状に広がっている。
これ以外の第1の噴孔群180、第2の噴孔群182の構成は、第5実施形態の第1の噴孔群170、第2の噴孔群172の構成と実質的に同一である。
第6実施形態では、噴孔182aの流出口径が流入口径よりも大きく、噴孔182aが噴射方向に向かって階段状に広がっているので、噴孔182aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧の貫徹力は、噴孔180aから噴射されるメイン噴射による噴霧の貫徹力よりも小さい。言い換えれば、噴孔180aから噴射される噴霧の貫徹力は、噴孔182aから噴射される噴霧の貫徹力よりも大きい。
したがって、噴孔180aから噴射されるメイン噴射による噴霧は、噴孔182aから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧よりも遠い領域まで到達して燃焼する。
[6−2.効果]
以上説明した第6実施形態によれば、前述した第5実施形態と同様の効果を得ることができる。
[7.第7実施形態]
[7−1.構成]
第7実施形態では、ノズル以外の燃料噴射弁の構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点について説明する。
第7実施形態では、図12に示すように、第1の噴孔群190の内周側に第2の噴孔群192が配置されている。噴孔190aと噴孔192aとは同一径である。第1の噴孔群190の噴孔190aは4個であり、第2の噴孔群192の噴孔192aは4個であり、噴孔数は同じである。噴孔190aと噴孔192aとは、中心軸線100aを中心として周方向の同じ位置に配置されている。
第7実施形態では、多段噴射を実行する場合、図13に示すように、メイン噴射を第1の噴孔群190で実行し、メイン噴射以外の噴射を第1の噴孔群190と第2の噴孔群192との両方で実行する。つまり、メイン噴射を4個の噴孔で実行し、メイン噴射以外の噴射を8個の噴孔で実行する。
噴射する噴孔数が減少すると1個の噴孔から噴射される燃料の流量は増加し、噴射する噴孔数が増加すると1個の噴孔から噴射される燃料の流量は減少する。流量が増加すると噴孔から噴射される燃料の噴霧の貫徹力は大きくなり、流量が減少すると噴孔から噴射される燃料の噴霧の貫徹力は小さくなる。
したがって、図14に示すように、第1の噴孔群190から噴射されるメイン噴射による噴霧400と、第1の噴孔群190と第2の噴孔群192との両方から噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧402とは同じ方向に噴射されるが、メイン噴射による噴霧400はメイン噴射以外の噴射による噴霧402よりも遠い領域まで到達して燃焼する。
[7−2.効果]
以上説明した第7実施形態によれば、第1の噴孔群190から噴射されるメイン噴射による噴霧400の貫徹力が、第1の噴孔群190と第2の噴孔群192とから噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧402の貫徹力よりも大きいために、前述した第1実施形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。さらに、第1実施形態の(2)と同様の効果を得ることできる。
[8.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を取り得る。
(1)第1実施形態において、メイン噴射を実行する噴孔102aの噴射軸線と、メイン噴射以外の噴射を実行する噴孔104aの噴射軸線とが噴射方向に向かって離れるように噴孔102a、104aを形成してもよい。
(2)第3実施形態において、噴孔150aと噴孔152aとを同一径にしてもよい。また、第4実施形態〜第6実施形態において、中心軸線100aを中心として、第1の噴孔群の噴孔と第2の噴孔群の噴孔とを周方向の異なる位置に配置してもよい。
この場合も、第3実施形態と同様に、第1の噴孔群の噴孔から噴射されるメイン噴射による噴霧と、第2の噴孔群の噴孔から噴射されるメイン噴射以外の噴射による噴霧とが、中心軸線100aを中心として周方向の異なる領域に噴射される。
これにより、メイン噴射による噴霧とメイン噴射以外の噴射による噴霧とが中心軸線100aを中心として周方向の異なる領域で燃焼するので、多段噴射において後段の噴射による噴霧の燃焼時において酸素不足を抑制できる。
(3)第4実施形態において、噴孔160aと噴孔162aとを同じ噴孔径にしてもよい。この場合も、第4実施形態と同様に、メイン噴射による噴霧とメイン噴射以外の噴射による噴霧とは、中心軸線100aを含む平面上において異なる方向に噴射されるので、噴霧の方向について異なる領域で燃焼する。したがって、多段噴射において後段の噴射による噴霧の燃焼時において酸素不足を抑制できる。
(4)上記実施形態では、同心円状の異なる2個の円周上に第1の噴孔群と第2の噴孔群とをそれぞれ配置した。これに対し、同心円状の異なる3個以上の円周上にそれぞれ噴孔群を配置し、多段噴射においてメイン噴射を実行する一つ以上の噴孔群と、メイン噴射以外の噴射を実行する一つ以上の噴孔群とが異なるように、ECUが燃料噴射弁の駆動部を制御してもよい。
(5)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(6)上述した燃料噴射装置の他、当該燃料噴射装置を構成要素とする燃料噴射システムなど、種々の形態で本発明を実現することもできる。
2:燃料噴射システム、12:燃料供給ポンプ、20:コモンレール、30:燃料噴射弁(燃料噴射装置)、40:インナーニードル(弁部材)、50:アウターニードル(弁部材)、60、80:駆動部、100:ノズル、100a:中心軸線、102、140、150、160、170、180、190:第1の噴孔群、104、142、152、162、172、182、192:第2の噴孔群、102a、104a、140a、142a、150a、152a、160a、162a、170a、172a、180a、182a、190a、192a:噴孔、130:ECU(噴射制御部、燃料噴射装置)、220、222:噴孔軸線、400、402:噴霧

Claims (7)

  1. 複数の噴孔群(102、104、140、142、150、152、160、162、170、172、180、182、190、192)が形成されたノズル(100)と、
    前記複数の噴孔群のそれぞれを開閉する複数の弁部材(40、50)と、
    前記複数の弁部材のそれぞれを独立して開閉駆動する駆動部(60、80)と、
    を備える燃料噴射弁(30)と、
    1燃焼サイクルで前記燃料噴射弁から内燃機関に複数回噴射する多段噴射を実行するときに、前記複数の噴孔群のうち、メイン噴射を実行する少なくとも一つの噴孔群と、前記メイン噴射以外の噴射を実行する少なくとも一つの噴孔群とが異なるように前記駆動部を制御する噴射制御部(130)と、
    を備え
    前記噴射制御部は、前記駆動部を制御することにより、前記多段噴射において前記メイン噴射による貫徹力が前記メイン噴射以外の噴射による貫徹力よりも大きくなるように、前記複数の噴孔群から前記メイン噴射用の噴孔群(102、140、150、160、170、180、190)と前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(104、142、152、162、172、182、190、192)とを選択する、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(140、142、150、152、160、162)のうち前記メイン噴射用の噴孔群(140、150、160)が有する噴孔(140a、150a、160a)の噴孔径は前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(142、152、162)が有する噴孔(142a、152a、162a)の噴孔径よりも大きい、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 請求項1に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(170、172、180、182)のうち前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(172、182)が有する噴孔(172a、182a)の燃料の流出口径は流入口径よりも大きい、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(160、162)は、前記ノズルの中心軸線(100a)に対し周方向に配置される第1の噴孔群(160)と、前記第1の噴孔群の内周側または外周側に周方向に配置される第2の噴孔群(162)とを有し、前記第1の噴孔群が有する噴孔(160a)の噴射方向に沿った噴孔軸線(220)と前記第2の噴孔群が有する噴孔(162a)の噴射方向に沿った噴孔軸線(222)とは噴射方向に向かって互いに離れており、
    前記噴射制御部は、前記駆動部を制御することにより、前記メイン噴射用の噴孔群(160)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群のいずれか一方を選択し、前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(162)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群の他方を選択する、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(150、152)は、前記ノズルの中心軸線に対し周方向に配置される第1の噴孔群(150)と、前記第1の噴孔群の内周側または外周側に周方向に配置
    される第2の噴孔群(152)とを有し、前記第1の噴孔群が有する噴孔(150a)と前記第2の噴孔群が有する噴孔(152a)とは周方向の異なる位置に配置されており、
    前記噴射制御部は、前記駆動部を制御することにより、前記メイン噴射用の噴孔群(150)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群のいずれか一方を選択し、前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(152)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群の他方を選択する、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  6. 請求項1または請求項1を引用する請求項4または5のいずれか一項に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(102、104)は、前記ノズルの中心軸線に対し周方向に配置される第1の噴孔群(102)と、前記第1の噴孔群の内周側または外周側に周方向に配置される第2の噴孔群(104)とを有し、前記第1の噴孔群が有する噴孔(102a)の噴孔径と前記第2の噴孔群が有する噴孔(104a)の噴孔径とは同じであり、前記第1の噴孔群の噴孔数と前記第2の噴孔群の噴孔数とは異なっており、
    前記噴射制御部は、前記駆動部を制御することにより、前記メイン噴射用の噴孔群(102)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群のうち噴孔数が少ない方を選択し、前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(104)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群のうち噴孔数の多い方を選択する、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
  7. 請求項1に記載の燃料噴射装置であって、
    前記複数の噴孔群(190、192)は、前記ノズルの中心軸線に対し周方向に配置される第1の噴孔群(190)と、前記第1の噴孔群の内周側または外周側に周方向に配置される第2の噴孔群(192)とを有し、前記第1の噴孔群が有する噴孔(190a)の噴孔径と前記第2の噴孔群が有する噴孔(192a)の噴孔径とは同じであり、
    前記噴射制御部は、前記駆動部を制御することにより、前記メイン噴射用の噴孔群(190)として前記第1の噴孔群または前記第2の噴孔群のいずれか一方を選択し、前記メイン噴射以外の噴射用の噴孔群(190、192)として前記第1の噴孔群と前記第2の噴孔群との両方を選択する、
    ことを特徴とする燃料噴射装置。
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