JP6340870B2 - オーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
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特許文献1には、鋼管の内表面側に結晶粒度番号がNo.7以上の細粒組織を有し、その細粒層部のC+Nが0.15%以上であるオーステナイトステンレス鋼管が開示されている。
特許文献3には、オーステナイトステンレス鋼管の最終熱処理後、内表面に粒子吹き付けによるピーニング加工が開示されている。
特許文献6には、16〜20重量%のCr量を含有し、内面が冷間加工されたオーステナイト系ステンレス鋼管であって、鋼管内表面近傍位置でのCr濃度が14重量%以上であり、鋼管内面100μm位置の硬さが母材の平均硬度の1.5倍以上またはHv300以上の硬度を有するボイラ用オーステナイト系ステンレス鋼管が開示されている。
炭素(C)は、不可避的に含有され、鋼の強度及びクリープ強度を高める。しかしながら、C含有量が高すぎれば、溶体化処理後であって未固溶の炭化物が残存し、強度が低下する。C含有量が高すぎればさらに、靭性等の機械的性質が低下する。したがって、C含有量は0.2%以下である。C含有量の好ましい下限は0.01%以上であり、さらに好ましくは0.02%である。C含有量の好ましい上限は0.2%未満であり、さらに好ましくは0.16%であり、さらに好ましくは0.12%である。
シリコン(Si)は、不可避的に含有される。Siは鋼を脱酸する。Siはさらに、鋼の耐水蒸気酸化性を高める。しかしながら、Si含有量が高すぎれば、鋼の溶接性及び熱間加工性が低下する。したがって、Si含有量は2.0%以下である。Si含有量の好ましい下限は0.1%であり、さらに好ましくは0.12%である。Si含有量の好ましい上限は2.0%未満であり、さらに好ましくは1.5%であり、さらに好ましくは0.8%である。
マンガン(Mn)はSiと同様に、鋼を脱酸する。Mnはさらに、Sと結合してMnSを形成し、熱間加工性を高める。Mn含有量が低すぎれば、上記効果は得られない。一方、Mn含有量が高すぎれば、鋼が脆化する。したがって、Mn含有量は0.1〜3.0%である。Mn含有量の好ましい下限は0.1%よりも高く、さらに好ましくは0.2%であり、さらに好ましくは0.5%である。Mn含有量の好ましい上限は3.0%未満であり、さらに好ましくは2.5%であり、さらに好ましくは2.0%である。
クロム(Cr)は鋼の高温強度を高める。Crはさらに、水蒸気酸化環境において、鋼の表面に酸化物(Cr2O3)を形成し、耐水蒸気酸化性を高める。Cr含有量が低すぎれば、上記効果は得られない。一方、Cr含有量が高すぎれば、鋼の靭性及び熱間加工性が低下する。したがって、Cr含有量は14〜22%である。Cr含有量の好ましい下限は14%よりも高く、さらに好ましくは15%であり、さらに好ましくは16%である。Cr含有量の好ましい上限は22%未満であり、さらに好ましくは21%であり、さらに好ましくは20.5%である。
ニッケル(Ni)は、鋼中のオーステナイト組織を安定化する。Niはさらに、クリープ強度を高める。Ni含有量が低すぎれば、上記効果が得られない。一方、Ni含有量が高すぎれば、上記効果が飽和し、製造コストも増加する。したがって、Ni含有量は6〜34%である。Ni含有量の好ましい下限は6%よりも高く、さらに好ましくは7%であり、さらに好ましくは8%である。Ni含有量の好ましい上限は34%未満であり、さらに好ましくは33%であり、さらに好ましくは31%である。
銅(Cu)は、鋼の高温強度を高める。しかしながら、Cu含有量が高すぎれば、鋼の溶接性及び熱間加工性が低下する。したがって、Cu含有量は0〜5%である。Cu含有量の好ましい下限は0.1%であり、さらに好ましくは0.15%である。Cu含有量の好ましい上限は5%未満であり、さらに好ましくは4%である。
窒素(N)は不可避的に含有される。Nは任意元素であり、積極的に含有されなくてもよい。Nを積極的に含有する場合、Nは鋼に固溶して鋼の強度を高める。Nはさらに、他の元素と結合して窒化物を析出させ、鋼を強化する。しかしながら、N含有量が高すぎれば、鋼の靭性及び溶接性が低下する。したがって、N含有量の上限は0.3%である。鋼を強化するためにNを積極的に含有する場合、N含有量の好ましい下限は0.005%であり、さらに好ましくは0.01%である。N含有量の好ましい上限は0.3%未満であり、さらに好ましくは0.28%であり、さらに好ましくは0.27%である。Nを積極的に含有しない場合、N含有量は0.005%未満である。
アルミニウム(Al)は、鋼の強度及び耐水蒸気酸化性を高める。しかしながら、Al含有量が高すぎれば、鋼の加工性及び溶接性が低下する。したがって、Al含有量は0〜0.3%である。ここで、Al含有量は、sol.Al(酸可溶Al)の含有量を意味する。Al含有量の好ましい下限は0.001%であり、さらに好ましくは0.005%である。Al含有量の好ましい上限は0.3%未満であり、さらに好ましくは0.2%である。
コバルト(Co)は任意元素であり、含有されなくてもよい。Coが含有される場合、CoはNiの一部を代替して鋼のクリープ強度を高める。Co含有量が高すぎれば、上記効果が飽和し、製造コストも増加する。したがって、Co含有量は0〜10%である。Co含有量の好ましい下限は0.1%であり、さらに好ましくは0.15%である。Co含有量の好ましい上限は10%未満であり、さらに好ましくは8%である。
本実施形態のオーステナイト系ステンレス鋼はさらに、バナジウム(V)及びチタン(Ti)からなる群から選択される1種又は2種を含有してもよい。V及びTiはいずれも任意元素である。これらの元素はいずれも、C及びNと結合して炭窒化物を析出させ、鋼を強化する。しかしながら、これらの元素の含有量が高すぎれば、鋼の加工性が低下する。したがって、V含有量は0〜1.0%であり、Ti含有量は0〜0.5%である。V含有量の好ましい下限は0.01%であり、さらに好ましくは0.03%である。V含有量の好ましい上限は1.0%未満であり、さらに好ましくは0.8%である。Ti含有量の好ましい下限は0.01%であり、さらに好ましくは0.03%である。Ti含有量の好ましい上限は0.5%未満であり、さらに好ましくは0.4%である。
本実施形態のオーステナイト系ステンレス鋼はさらに、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、ジルコニウム(Zr)、ボロン(B)及び希土類元素(REM)からなる群から選択される1種又は2種以上を含有してもよい。Ca、Mg、Zr、B及びREMはいずれも任意元素である。これらの元素はいずれも、鋼の強度、加工性及び耐水蒸気酸化性を高める。しかしながら、これらの元素含有量が高すぎれば、鋼の加工性及び溶接性が低下する。したがって、Ca含有量は0〜0.02%であり、Mg含有量は0〜0.02%であり、Zr含有量は0〜0.5%であり、B含有量は0〜0.02%であり、REM含有量は0〜0.1%である。本明細書におけるREMは、Sc、Y、及び、ランタノイド(原子番号57番のLa〜71番のLu)の少なくとも1種以上を含有する。REM含有量は、これらの元素の合計含有量を意味する。
本発明の実施形態によるオーステナイト系ステンレス鋼に関して、鋼の表面におけるNi含有量はNi含有量よりも大きい。すなわち、鋼の表面におけるNi含有量を鋼全体の平均Ni含有量よりも大きくすることにより、鋼の表面におけるNi含有量がCrの化学ポテンシャルに影響し、鋼の表面における保護皮膜としてのCr2O3が形成されやすくなる。その結果、クリープ強度に優れる粗粒鋼であっても、耐水蒸気酸化性を向上させることができる。ここで、鋼の表面とは、オーステナイト系ステンレス鋼における外表面の位置から深さ5μmまでの範囲を指す。
Ni(sf)/Fe(sf)≧0.130
ここで、Ni(sf)は鋼の表面におけるNi含有量を表し、Fe(sf)は鋼の表面におけるFe含有量を表す。
上述のオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法の一例を説明する。本発明の実施形態による製造方法は、鋼材(鋼管、鋼板等)を準備する工程(準備工程)と、鋼材に対して熱処理を実施する工程(熱処理工程)と、化学液で熱処理により表面に形成した酸化スケールを除去すると同時に鋼の表面におけるNiを濃化する工程(Ni表面濃化処理工程)とを備える。以下、各工程について説明する。
上述の化学組成を有する素材を準備する。素材は、連続鋳造法(ラウンドCCを含む)により製造された鋳片であってもよい。また、造塊法により製造されたインゴットを熱間加工して製造された鋼片でもよい。鋳片から製造された鋼片でもよい。
準備工程のオーステナイト系ステンレス鋼材に対して、均一化熱処理を実施する。熱処理により、結晶粒の均一化を図る。
熱処理工程のオーステナイト系ステンレス鋼材に対して、Ni表面濃化処理を実施する。Ni表面濃化処理により熱処理時に形成した酸化スケールの除去と鋼の表面におけるNi含有量の制御ができる。Ni表面濃化処理溶液はふっ酸と硝酸の混合、ふっ酸と硫酸の混合、ふっ酸と塩酸の混合がよい。硝酸溶液でも適用できる。これらは希釈して使用することも可能である。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
Ni表面濃化処理後に試験片を作製した。この試験片を鋼断面が分析できるように樹脂に埋め込み、研磨を実施した。鋼の表面をEDX(エネルギー分散型X線分光)により組成分析し、Ni及びFe量を質量%で求めた。
各供試材から試験片を作製した。この試験片を冶具に吊り下げた形で保持し、横型管状加熱炉に挿入し、600℃で200時間、溶存酸素量100ppbの水蒸気雰囲気中で酸化試験を行った。炉冷後に取り出した試験片を樹脂に埋め込み、断面を切断して鏡面研磨を施した後、試験片表面に生成した酸化スケール断面を光学顕微鏡で観察した。4視野観察し、酸化スケールの厚さの平均値を求めた。表2にその値を示す。酸化スケールの厚さが20μm以下のものを合格とした。
Claims (4)
- オーステナイト系ステンレス鋼であって、
質量%で、C:0.2%以下、Si:2.0%以下、Mn:0.1〜3.0%、Cr:14〜22%、Ni:6〜34%、Cu:0〜5%、N:0〜0.3%、Al:0〜0.3%、Co:0〜10%、V:0〜1.0%、Ti:0〜0.5%、Ca:0〜0.02%、Mg:0〜0.02%、Zr:0〜0.5%、B:0〜0.02%、及び、希土類元素:0〜0.1%を含有し、残部はFe及び不純物からなる化学組成を有し、かつ、前記鋼の表面におけるNi含有量は前記Ni含有量よりも大きい、オーステナイト系ステンレス鋼。 - 請求項1に記載のオーステナイト系ステンレス鋼であって、
前記化学組成が下記の式を満たす、オーステナイト系ステンレス鋼。
Ni(sf)/Fe(sf)≧0.130
ここで、Ni(sf)は前記鋼の表面におけるNi含有量を表し、Fe(sf)は前記鋼の表面におけるFe含有量を表す。 - 請求項1または2に記載のオーステナイト系ステンレス鋼であって、
Co:0.1〜10%、V:0.01〜1.0%、Ti:0.01〜0.5%、Ca:0.0001〜0.02%、Mg:0.0001〜0.02%、Zr:0.0001〜0.5%、B:0.0001〜0.02%、及び、希土類元素:0.0001〜0.1%からなる群から選択される1種又は2種以上を含有する、オーステナイト系ステンレス鋼。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオーステナイト系ステンレス鋼からなる鋼管。
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