JP6339837B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
本発明の第2は、車体の幅方向両側に設けられると共に該車体の前後方向へ延在するフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームの前部に設けられた軸圧潰部と、前記軸圧潰部の前端面に連結されて車幅方向へ延在するバンパビームと、後部に形成した固定部を前記フロントサイドフレームの車幅方向外側に固定し、該固定部から前方へ延在する本体部を車幅方向外側に拡開させて、該本体部の前端面を前記バンパビームの背面に対峙させるガセットとを有する車体前部構造において、前記本体部の前記前端面と前記バンパビームの背面との間に空隙部が設けられ、前記軸圧潰部と前記フロントサイドフレームとの一方に、フルラップ衝突或いはオフセット衝突の際の衝撃荷重を受けて車幅方向内側へ屈曲する変形容易部が設けられており、前記変形容易部が、前記軸圧潰部を車幅方向内側へ傾斜させた状態で前方へ延在させることで機能させている。
本発明の第3は、車体の幅方向両側に設けられると共に該車体の前後方向へ延在するフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームの前部に設けられた軸圧潰部と、前記軸圧潰部の前端面に連結されて車幅方向へ延在するバンパビームと、後部に形成した固定部を前記フロントサイドフレームの車幅方向外側に固定し、該固定部から前方へ延在する本体部を車幅方向外側に拡開させて、該本体部の前端面を前記バンパビームの背面に対峙させるガセットとを有する車体前部構造において、前記本体部の前記前端面と前記バンパビームの背面との間に空隙部が設けられ、前記軸圧潰部と前記フロントサイドフレームとの一方に、フルラップ衝突或いはオフセット衝突の際の衝撃荷重を受けて車幅方向内側へ屈曲する変形容易部が設けられており、前記変形容易部が、前記フロントサイドフレームの車幅方向外側であって前記ガセットの前記固定部後方に設けられている。
図1〜図4に本発明の第1実施形態を示す。図1の符号1は車体前部に設けられているバンパユニットであり、このバンパユニット1は車幅方向左右に延在するバンパビーム2と、車幅方向左右に対向配設されて車体後方へ延在する一対のフロントサイドフレーム3と、バンパビーム2の背面とフロントサイドフレーム3との間に介装されている左右一対の軸圧潰部としてのクラッシュボックス4とを有している。
先ず、スモールオーバラップ衝突時の車体前部の挙動について、図1、図2を参照して説明する。尚、同図の符号Boはオフセットバリアであり、相手車両や立ち木、電柱等を模している。
次に、フルラップ衝突時の車体前部の挙動について、図3、図4を参照して説明する。尚、同図の符号Bfはフルラップバリアであり、対向車、壁等を模している。
図5、図6に本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態では、バンパユニット1に設けられているクラッシュボックス4に変形容易部8を形成することで、フルラップ衝突の際に、この変形容易部8を起点としてクラッシュボックス4をやや内側へ傾倒させながら軸圧潰させるようにしている。これに対し、本実施形態によるクラッシュボックス11は、当初から車体前後方向の軸に対して内側へ角度θだけ傾斜させた状態でバンパビーム2に連設させることで、フルラップ衝突の際に、車幅方向内側へ傾斜させた状態で軸圧潰させるようにしたものである。従って、本実施形態では、クラッシュボックス11全体が変形容易部として機能する。尚、第1実施形態と同一の構成部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
スモールオーバラップ衝突時は、上述した第1実施形態と同様、図5に矢印で示すように、バンパビーム2の端部に連続するオフセット部2bの背面2cがガセット本体9aの前端面9dを押圧して、このガセット本体9aに軸方向の圧縮荷重を伝達する。すると、このガセット本体9aの後端がフロントサイドフレーム3の車幅方向外側の側面を押圧し、図2と同様、フロントサイドフレーム3を車幅方向内側へ屈曲変形させて、衝撃荷重を吸収する。
一方、フルラップ衝突時は、上述した第1実施形態と同様、フルラップバリアBfからの反力を受けて、バンパビーム2の中央部2aが凹湾曲変形し、この湾曲変形により中央部2aの両端が車幅方向中央に引かれる。この中央部2aの両端に連続するオフセット部2bに前端面を固設するクラッシュボックス11は、フロントサイドフレーム3の先端から幅方向内側へ角度θだけ傾斜して前方へ延在されているため、図6に矢印Aで示すように、前端部が中央部2aの挙動に追従して車幅方向内側へ呼び込まれる。そして、バンパビーム2が受けた衝撃荷重がクラッシュボックス11に伝達されると、クラッシュボックス11は、車幅方向内側へやや傾斜された状態のまま軸圧潰される。
図7に本発明の第3実施形態を示す。上述した第1,2実施形態ではバンパユニット1に設けられているクラッシュボックス4に変形容易部8を形成し、或いはクラッシュボックス11を車幅方向内側へ所定角度θだけ傾斜させることで、フルラップ衝突時にオフセット部2bがガセット9に設けられているガセット本体9aの前端面9dを車幅方向外側へ屈曲変形させる構造としている。これに対し、本実施形態では、フロントサイドフレーム3に変形容易部3aを形成し、フルラップ衝突時、フロントサイドフレーム3を車幅方向内側へ屈曲変形させることで、ガセット本体9aを車幅方向外側へ屈曲変形し易くするようにしたものであり、クラッシュボックス4’は従来と同様の構成を有している。尚、第1実施形態と同一の構成部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
2…バンパビーム、
2a…中央部、
2b…オフセット部、
2c…背面、
3…フロントサイドフレーム、
3a,8…変形容易部、
4,4’11…クラッシュボックス、
9…ガセット、
9a…ガセット本体、
9b…固定部、
9c…ビード、
9d…前端面、
9e…内側縁部、
10…空隙部、
12…ガイド部材、
Bf…フルラップバリア、
Bo…オフセットバリア
Claims (4)
- 車体の幅方向両側に設けられると共に該車体の前後方向へ延在するフロントサイドフレームと、
前記フロントサイドフレームの前部に設けられた軸圧潰部と、
前記軸圧潰部の前端面に連結されて車幅方向へ延在するバンパビームと、
後部に形成した固定部を前記フロントサイドフレームの車幅方向外側に固定し、該固定部から前方へ延在する本体部を車幅方向外側に拡開させて、該本体部の前端面を前記バンパビームの背面に対峙させるガセットと
を有する車体前部構造において、
前記本体部の前記前端面と前記バンパビームの背面との間に空隙部が設けられ、
前記軸圧潰部と前記フロントサイドフレームとの一方に、フルラップ衝突或いはオフセット衝突の際の衝撃荷重を受けて車幅方向内側へ屈曲する変形容易部が設けられており、
前記変形容易部が、前記軸圧潰部の車幅方向内側に設けられている
ことを特徴とする車体前部構造。 - 車体の幅方向両側に設けられると共に該車体の前後方向へ延在するフロントサイドフレームと、
前記フロントサイドフレームの前部に設けられた軸圧潰部と、
前記軸圧潰部の前端面に連結されて車幅方向へ延在するバンパビームと、
後部に形成した固定部を前記フロントサイドフレームの車幅方向外側に固定し、該固定部から前方へ延在する本体部を車幅方向外側に拡開させて、該本体部の前端面を前記バンパビームの背面に対峙させるガセットと
を有する車体前部構造において、
前記本体部の前記前端面と前記バンパビームの背面との間に空隙部が設けられ、
前記軸圧潰部と前記フロントサイドフレームとの一方に、フルラップ衝突或いはオフセット衝突の際の衝撃荷重を受けて車幅方向内側へ屈曲する変形容易部が設けられており、
前記変形容易部が、前記軸圧潰部を車幅方向内側へ傾斜させた状態で前方へ延在させることで機能させている
ことを特徴とする車体前部構造。 - 車体の幅方向両側に設けられると共に該車体の前後方向へ延在するフロントサイドフレームと、
前記フロントサイドフレームの前部に設けられた軸圧潰部と、
前記軸圧潰部の前端面に連結されて車幅方向へ延在するバンパビームと、
後部に形成した固定部を前記フロントサイドフレームの車幅方向外側に固定し、該固定部から前方へ延在する本体部を車幅方向外側に拡開させて、該本体部の前端面を前記バンパビームの背面に対峙させるガセットと
を有する車体前部構造において、
前記本体部の前記前端面と前記バンパビームの背面との間に空隙部が設けられ、
前記軸圧潰部と前記フロントサイドフレームとの一方に、フルラップ衝突或いはオフセット衝突の際の衝撃荷重を受けて車幅方向内側へ屈曲する変形容易部が設けられており、
前記変形容易部が、前記フロントサイドフレームの車幅方向外側であって前記ガセットの前記固定部後方に設けられている
ことを特徴とする車体前部構造。 - 前記本体部の前記前端面が前記バンパビームの両端に対して前記空隙部を介して平行に対峙されている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車体前部構造。
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