JP6339823B2 - 耐震補強枠の取付構造 - Google Patents
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Description
図1及び図2は、本発明の実施の形態1である取付構造を適用して耐震補強枠を取り付けた建築物を示したものである。本実施の形態1において耐震補強の対象となる既存建築物Hは、図には明示していないが、柱、胴差し、梁等の構造体が木材によって構成された木造住宅である。建築物Hの壁は、その全面が外壁部材SYによって覆われている。耐震補強枠10が取り付けられる壁(以下、「取付壁W」という)の1階部分には、引き違い窓SDと、雨戸を収納するための戸袋PDとが互いに並設された状態で設けられている。戸袋PDは、2枚の雨戸を重ねた状態で収納するもので、取付壁Wから最も突出した部分となる。
図12は、本発明の実施の形態2である取付構造を適用して耐震補強枠を取り付けた建築物の要部を示したものである。本実施の形態2において耐震補強の対象となる建築物Hは、実施の形態1と同様、柱、胴差し、梁等の構造体(横架材BM)が木材によって構成された木造住宅であり、建築物Hの壁全面が外壁部材SYによって覆われている。
図14及び図15は、本発明の実施の形態3である取付構造を適用して耐震補強枠を取り付けた建築物の要部を示したものである。本実施の形態3において耐震補強の対象となる建築物Hは、実施の形態1と同様、柱、胴差し、梁等の構造体(横架材BM)が木材によって構成された木造住宅であり、建築物Hの壁全面が外壁部材SYによって覆われている。
図22及び図23は、本発明の実施の形態4である取付構造を適用して耐震補強枠を取り付けた建築物の要部を示したものである。本実施の形態4において耐震補強の対象となる建築物Hは、実施の形態1と同様、柱、胴差し、梁等の構造体(横架材BM)が木材によって構成された木造住宅であり、建築物Hの壁全面が外壁部材SYによって覆われている。
Claims (10)
- 建築物の構造体に対応した部位の外壁部材を部分的に除去して連結用開口を形成し、室外に設置した耐震補強枠を、前記連結用開口を介して前記構造体に連結するようにした耐震補強枠の取付構造であって、
建築物の外壁部材は、内表面に既存の防水層を備えたものであり、
前記連結用開口は、少なくとも前記既存の防水層が前記構造体の周囲に連続する状態で外部に露出するように構成したものであり、
前記連結用開口を覆うように防水性を有したシート材を配設するとともに、前記シート材の周縁部を前記既存の防水層に接着して構造体の外表面を覆い、
外壁部材に形成した前記連結用開口の縁部と前記構造体との間には、前記構造体に耐震補強枠を連結する以前に、前記連結用開口の下縁を構成する外壁部材の端面を覆う位置に水切部材を設けて防水処理を施すことを特徴とする耐震補強枠の取付構造。 - 構造体の外表面とシート材との間に予めふかし材を取り付けることを特徴とする請求項1に記載の耐震補強枠の取付構造。
- 前記連結用開口は、建築物の構造体となる横架材に沿って外壁部材を矩形状に切除することにより構成したものであり、
前記水切部材は、横架材の外表面に取り付けられる内端部分と、外壁部材の外表面よりも室外側に突出する外端部分とを有しており、
外壁部材に形成した前記連結用開口の縁部と横架材との間には、
前記水切部材の内端部分と前記シート材の外表面との間を防水する第1防水部材と、
前記連結用開口の下縁を構成する外壁部材の縁部と前記水切部材との間を防水する第2防水部材と、
前記連結用開口の両側縁を構成する外壁部材の縁部と横架材の外表面との間を防水する第3防水部材と
を設けたことを特徴とする請求項1に記載の耐震補強枠の取付構造。 - 前記第3防水部材は、前記シート材を介して横架材の外表面と外壁部材の縁部との間にシール材を塗布することによって構成したことを特徴とする請求項3に記載の耐震補強枠の取付構造。
- 建築物の構造体に対応した部位の外壁部材を部分的に除去して連結用開口を形成し、室外に設置した耐震補強枠を、前記連結用開口を介して前記構造体に連結するようにした耐震補強枠の取付構造であって、
前記連結用開口は、建築物の構造体となる横架材に沿って外壁部材を矩形状に切除することにより構成したものであり、
前記連結用開口の縁部と前記構造体との間には、前記構造体に耐震補強枠を連結する以前に、前記連結用開口の下縁を構成する外壁部材の端面を覆う位置に水切部材を設けて防水処理を施し、
前記水切部材は、横架材の外表面に取り付けられる内端部分と、外壁部材の外表面よりも室外側に突出する外端部分とを有しており、
前記連結用開口の縁部と横架材との間には、
前記水切部材の内端部分と横架材の外表面との間を防水する第1防水部材と、
前記連結用開口の下縁を構成する外壁部材の縁部と前記水切部材との間を防水する第2防水部材と、
前記連結用開口の上縁及び両側縁を構成する外壁部材の縁部と横架材の外表面との間を防水する第3防水部材と
を設けたことを特徴とする耐震補強枠の取付構造。 - 前記連結用開口を介して室外に露出する横架材の外表面には、前記水切部材の内端部分及び前記第1防水部材を覆う状態で防水性を有したシート材を設け、
前記第3防水部材は、前記シート材を介して横架材の外表面と外壁部材の縁部との間にシール材を塗布することによって構成したことを特徴とする請求項5に記載の耐震補強枠の取付構造。 - 前記水切部材は、前記連結用開口の下縁を構成する外壁部材の端面を覆う平板状の水切基部を有し、前記水切基部の室内側に位置する縁部から上方に向けて延在するように前記内端部分が設けてある一方、前記水切基部の室外側に位置する縁部から下方に向けて延在するように前記外端部分が設けてあり、
前記第1防水部材は、前記内端部分の外表面から横架材の外表面に渡って防水性を有したシート状部材を貼り付けることにより構成し、かつ前記第2防水部材は、前記水切部材の外端部分と外壁部材の外表面との間にシール材を塗布することによって構成したことを特徴とする請求項3または請求項5に記載の耐震補強枠の取付構造。 - 前記水切部材の両端部にそれぞれ水切用端部キャップを設けたことを特徴とする請求項3または請求項5に記載の耐震補強枠の取付構造。
- 外壁部材に形成した前記連結用開口の縁部と横架材との間には、さらに前記連結用開口の両側縁を構成する外壁部材の縁部と前記水切用端部キャップとの間を第4防水部材によって防水することを特徴とする請求項8に記載の耐震補強枠の取付構造。
- 建築物の構造体に対応した部位の外壁部材を部分的に除去して連結用開口を形成し、室外に設置した耐震補強枠を、前記連結用開口を介して前記構造体に連結するようにした耐震補強枠の取付構造であって、
外壁部材に形成した前記連結用開口の内部には、前記構造体に耐震補強枠を連結する以前にマスク部材を配設し、前記マスク部材の端面と外壁部材の端面との間にシール材を塗布したことを特徴とする耐震補強枠の取付構造。
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