JP6339626B2 - 起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 - Google Patents
起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6339626B2 JP6339626B2 JP2016117764A JP2016117764A JP6339626B2 JP 6339626 B2 JP6339626 B2 JP 6339626B2 JP 2016117764 A JP2016117764 A JP 2016117764A JP 2016117764 A JP2016117764 A JP 2016117764A JP 6339626 B2 JP6339626 B2 JP 6339626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pipe
- suction
- compressor
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 31
- 238000011143 downstream manufacturing Methods 0.000 claims description 15
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 100
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 28
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 17
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 241001417534 Lutjanidae Species 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
まず、第一の機構として、比較的大型の圧縮機には、特許文献1などが対象とする吸込弁アンローダが採用されている。これは往復動式圧縮機のシリンダ入口に設置された吸込シリンダ弁を、圧縮機起動時に強制的に開放状態に保つことで、ピストンの往復動によって吸込配管からシリンダ内に流入したガスは、再び吸込配管に逆流することを繰り返し、ガスの圧縮を行わないようにするものである。この場合、圧縮機の機内は吸込ガス圧力に保たれる構成である。
すなわち、ダイヤフラム式圧縮機の第2の利点である高圧への対応として、吸込圧力が比較的高い運転条件で使用する場合、特許文献2、あるいは図5に示すような負荷低減機構には以下の課題が存在する。
一般に、ダイヤフラム式圧縮機は、油圧ピストンによって発生させた油圧でダイヤフラムを変形させてガスを圧縮する。このとき、油圧によってダイヤフラムを持ち上げる力は、ガスの圧力によってダイヤフラムを押し下げる力に打ち勝ってダイヤフラムを変形させる必要がある。図6の(A)にダイヤフラム式圧縮機1の運転中の油圧とガスの圧力のバランスを示すが、油圧、ガスの圧力ともにダイヤフラム74全面に作用することにより、油室72の油圧とガス室73のガスの圧力はほぼバランスしている。従って、前記図4中の油補給ポンプ61や油圧調整弁64は、最大のガスの圧力、すなわち圧縮機の吐出圧力よりも若干高めの油圧を発生させるように設計されればよい。すなわち、
PH>PD ・・・・・・・・・・・・・・・(1)
ここに、PH:油圧、PD:圧縮機運転中のガスの吐出圧力である。
しかし、ダイヤフラム式圧縮機1が停止すると、油圧ピストン66と油シリンダ65の隙間からの油漏れなどにより、油室72の圧力が低下するため、ダイヤフラム74はガス室73内のガスの圧力によって押し下げられ、図6の(B)に示すように油室72底面に密着する。この状態から圧縮機を起動しようとした場合、圧縮機のガス室73内のガス圧力PCがダイヤフラム全面に作用するのに対して、油圧の作用する面積は、ダイヤフラム全面の面積から油室72底面に密着した部分の面積を除いたごく僅かな面積に限られてしまう。従って、この状態からガスの圧力によってダイヤフラム74を押し下げる力に打ち勝ってダイヤフラム74を変形させるためには、以下の圧力バランスが必要となる。
PH’・SP>PC・SM ・・・・・・・・・(2)
∴PH’>PC・SM/SP ・・・・・・・・・(3)
一般に吐出圧力と吸込圧力の比PD/PSは2〜7程度であるのに対して、SM/SPは数十倍もの値となってしまうため、式(1)と式(3)を比較すると、起動時に必要な油圧PH’は、運転中に必要な油圧PHよりも大きな値となり、油圧系には過剰な負荷がかかり、油補給ポンプ61をはじめとする油圧機器に損傷を招く恐れが生じる。その結果、油圧系の設計は、上述の圧縮機運転時に必要とされるものよりも過剰な設計を必要とされる。これを防ぐためには、起動時に必要な油圧PH’の低減が必要となる。この方法は、停止時のガス室73のガスの圧力PCを低減させるか、SM/SPの値を低減させるかであるが、後者は機械設計面から限界があり、特に吸込圧力PSが高いダイヤフラム式圧縮機1においては、起動時の油圧系への負荷が過剰となってしまうことが避けられない。
従って、前述のように、油圧系の負荷低減には、停止時のガス室のガスの圧力を低減させる必要がある。ガス室の圧力は低ければ低いほど良いが、ここでは少なくとも1MPa以下にする必要がある。一般的には、図7に示すように、バイパス配管15に大気開放弁26を設けて、受入開閉弁28と吐出開閉弁21を閉じて、上流工程11Aと下流工程11Cから装置を分断化とした上で、大気開放弁26を開放することで機内のガスを大気に排出して、圧力を低減させる方法が考えられるが、レシーバタンク2を含めた機内のガス量が無駄になることに加え、特に安全上外部への漏れが許容できない可燃性ガスや毒性ガスを取り扱う圧縮機においては、好ましい方法とは言えない。
すなわち、本発明によれば、ダイヤフラム式圧縮機の起動時において、吸込圧力が高い運転条件においても、機内のガスを大気に排出することなく機内を脱圧して、特にダイヤフラムを駆動する油圧系の負荷低減を実現できる。
すなわち、先に述べたように停止手順に従って運転を停止したダイヤフラム式圧縮機を起動する場合、ダイヤフラム式圧縮機の内部の圧力PCは大気圧よりも僅かに高い圧力に過ぎないため、前記(3)式より、ダイヤフラムが前記図6(B)に示すように油室底面に密着していたとしても、比較的わずかな油圧でダイヤフラムを変形させることができる。一度ダイヤフラムが変形すれば、前記図6(A)に示す状態に移行するため、前記(1)式からも明らかなように、油圧系に過剰な負荷がかかることを防止することが可能となる。その後も、ダイヤフラム式圧縮機から吐出配管、バイパス配管、吸込バイパス配管、吸込配管を経てダイヤフラム式圧縮機に戻るループ回路において、吸込配管からダイヤフラム式圧縮機にかけての機内の圧力は、圧力調整弁によって大気圧より僅かに高い圧力に保たれるため、油圧系に内包された空気が存在していたとしても、空気は油に溶解することなく、油補給ポンプから供給された油によってすばやく追い出される。
以上のように、本発明によれば、ダイヤフラム式圧縮機を起動する際に、油圧系に過剰な負荷が掛かることを防止すると同時に、油圧系に空気が噛みこんでいたとしても素早く追い出すことが可能となり、ダイヤフラム式圧縮機を適切に起動させることができる。
また、ダイヤフラム式圧縮機が起動した後には、吸込開閉弁とレシーバタンク開閉弁を開放することで、前記図5に示す従来の起動方法と同様な状態となる。ここでレシーバタンク開閉弁が逆止弁の場合には、特に操作は不要である。
さらに吐出開閉弁を開放すると同時に、バイパス開閉弁を閉止すれば、上流工程から供給されたガスは、受入配管、吸込配管を経て、ダイヤフラム式圧縮機によって圧縮されて圧力が上昇し、吐出配管、払出配管を経て下流工程へと供給される。ここでも同様に、吐出開閉弁が逆止弁である場合には、特に操作は不要である。
本発明による起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法には、ダイヤフラム式圧縮機に前記第二の機構である吐出配管と吸込配管を連通するバイパス配管を採用し、吸込配管に吸込開閉弁を設けてレシーバタンクからのガスの供給を遮断することで、ダイヤフラム式圧縮機内のガスをレシーバタンクに圧縮回収すると共に、前記バイパス配管からダイヤフラム式圧縮機の吸込配管に減圧弁を介してガスを供給することで、吸込配管からダイヤフラム式圧縮機にかけての機内の圧力が負圧となることを防止する起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法を提供することである。
前記ダイヤフラム式圧縮機1が通常運転を行っている状態では、吸込開閉弁23、および吐出開閉弁21は開放されており、バイパス開閉弁22は閉止されている。従って、上流工程11Aから供給されたガスは、受入配管11、吸込配管12を通ってダイヤフラム式圧縮機1で圧縮され、吐出配管13、払出配管14を通って下流工程11Cに供給される。
尚、前記起動停止装置100は、前述の受入配管11、レシーバタンク2、レシーバタンク開閉弁25、吸込開閉弁23、吸込配管12、吸込バイパス配管16、圧力調整弁24、ダイヤフラム式圧縮機1、吐出配管13、払出配管14、吐出開閉弁21、バイパス配管15及びバイパス開閉弁22とから構成されている。
本発明では吸込配管12に吸込開閉弁23を設け、上記の状態から、吸込開閉弁23を閉止するとレシーバタンク2から吸込配管12へのガスの供給が止まるため、吸込配管12からダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内のガスはダイヤフラム式圧縮機1によって、吐出配管13、バイパス配管15を経てレシーバタンク2に送られて回収される。ガスが回収されることに伴い、吸込配管12からダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内のガスの圧力は低下し、結果として、機内のガスを大気に排出することなく機内を脱圧することができる。
また、吐出開閉弁21はバイパス開閉弁22と同時に、レシーバタンク開閉弁25はダイヤフラム式圧縮機1の停止と同時に操作する必要があるため、吐出開閉弁21、およびレシーバタンク開閉弁25のいずれか、あるいは両方を逆止弁とすれば、同時操作のタイムラグに配慮することなく操作が可能となり、さらに好適である。
図2は実施形態の一例として、ダイヤフラム式圧縮機1が2段圧縮の形態を示す。吐出開閉弁21、レシーバタンク開閉弁25はいずれも逆止弁として好適な実施例として構成されている。また、レシーバタンク2から上流工程11Aへのガスの逆流を防止するため、受入配管11には受入開閉弁28が備えられ、本例では逆止弁によって構成されている。さらに、吸込開閉弁23、バイパス開閉弁22はアクチュエータによって駆動される自動弁とすることで、現場での人手を介することなく遠隔操作が可能となっており、毒性ガスや可燃性ガスを取り扱う場合には好適である。
また、起動停止時の基本的な動作は、これまで述べてきたものと同様であるため省略する。起動時において、ダイヤフラム式圧縮機1の1段(低圧段)に関しては、圧力調整弁24によって大気圧よりも僅かに高い圧力に調整される。2段(高圧段)に関しては、ダイヤフラム式圧縮機1を含む往復動圧縮機の性質上、1段の圧力が低ければ、それに応じて低い圧力となることが知られており、1段と同様に油圧系への過剰な負荷の防止、および油圧系に空気が噛みこんでいたとしても素早く追い出すことが可能となる。
また受入開閉弁28、吐出開閉弁21、レシーバタンク開閉弁25はいずれも逆止弁とアクチュエータによって駆動される自動弁との組み合わせからなる構成となっている。これによってダイヤフラム式圧縮機1が長期に渡って停止している場合でも、実際に実在する逆止弁の僅かな内部漏れによって、減圧された機内にレシーバタンク2、あるいは下流工程11Cからガスが逆流してしまって機内の圧力が上昇してしまったり、レシーバタンク2から上流工程11Aにガスが逆流してしまったりすることを確実に防止することが可能となる。
すなわち、上流工程11Aに連通された受入配管11及び吸込配管12を通して受け入れたガスを圧縮して、吐出配管13及び払出配管14を通じて下流工程11Cに払い出すダイヤフラム式圧縮機1と、前記ダイヤフラム式圧縮機1の前記受入配管11と吸込配管12との間に設けられたレシーバタンク2と、前記吐出配管13とレシーバタンク2とを連通させたバイパス配管15と、前記バイパス配管15に流路を開閉するバイパス開閉弁22を有したダイヤフラム式圧縮機用起動停止装置100において、前記レシーバタンク2の圧縮機側に設けられ、前記吸込配管12の流路を開閉する吸込開閉弁23と、前記バイパス配管15の前記バイパス開閉弁22よりも前記レシーバタンク2近傍にレシーバタンク開閉弁25を有し、さらに前記吸込開閉弁23より前記ダイヤフラム式圧縮機1側の前記吸込配管12と、前記レシーバタンク開閉弁25と前記バイパス開閉弁22の間の前記バイパス配管15とを連通する吸込バイパス配管16と、前記吸込バイパス配管16の途中に設けられた圧力調整弁24と、を備え、前記ダイヤフラム式圧縮機1が運転を停止する時に、前記吐出開閉弁21を閉止すると同時にバイパス開閉弁22を開放することで前記ダイヤフラム式圧縮機1の吐出から吸込までのループ回路50を形成した後に、前記吸込開閉弁23を閉止することで前記吸込配管12から前記ダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内に存在するガスをダイヤフラム式圧縮機1で圧縮して前記レシーバタンク2に回収しながら、前記吸込配管12には吸込バイパス配管16を通して、前記圧力調整弁24にて大気圧よりも僅かに高い圧力に調整されたガスを供給することで、前記吸込配管12から前記ダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内の圧力が負圧になることを防止し、最後に前記レシーバタンク開閉弁25を閉止すると同時に前記ダイヤフラム式圧縮機1を停止するようにした構成であり、また、前記払出配管14に接続された吐出開閉弁21と、前記レシーバタンク開閉弁25のいずれか、あるいは両方を逆止弁とした構成であり、また、本発明によるダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法は、上流工程11Aに連通された受入配管11及び吸込配管12を通して受け入れたガスを圧縮して、吐出配管13及び払出配管14を通じて下流工程11Cに払い出すダイヤフラム式圧縮機1と、前記ダイヤフラム式圧縮機1の前記受入配管11と吸込配管12との間に設けられたレシーバタンク2と、前記吐出配管13とレシーバタンク2とを連通させたバイパス配管15と、前記バイパス配管15に流路を開閉するバイパス開閉弁22を有したダイヤフラム式圧縮機1の起動停止方法において、前記レシーバタンク2の圧縮機側に設けられ、前記吸込配管12の流路を開閉する吸込開閉弁23と、前記バイパス配管15の前記バイパス開閉弁22よりも前記レシーバタンク2近傍にレシーバタンク開閉弁25を有し、さらに前記吸込開閉弁23より前記ダイヤフラム式圧縮機1側の前記吸込配管12と、前記レシーバタンク開閉弁25と前記バイパス開閉弁22の間の前記バイパス配管15とを連通する吸込バイパス配管16と、前記吸込バイパス配管16の途中に圧力調整弁24とを用い、前記ダイヤフラム式圧縮機1が運転を停止する時に、前記吐出開閉弁21を閉止すると同時にバイパス開閉弁22を開放することで前記ダイヤフラム式圧縮機1の吐出から吸込までのループ回路50を形成した後に、前記吸込開閉弁23を閉止することで前記吸込配管12から前記ダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内に存在するガスをダイヤフラム式圧縮機1で圧縮して前記レシーバタンク2に回収しながら、前記吸込配管12には吸込バイパス配管16を通して、前記圧力調整弁24にて大気圧よりも僅かに高い圧力に調整されたガスを供給することで、前記吸込配管12から前記ダイヤフラム式圧縮機1にかけての機内の圧力が負圧になることを防止し、最後に前記レシーバタンク開閉弁25を閉止すると同時に前記ダイヤフラム式圧縮機1を停止する方法であり、また、前記払出配管14に接続された吐出開閉弁21と、前記レシーバタンク開閉弁25のいずれか一方、あるいは両方を逆止弁とした方法である。
2 レシーバタンク
3 吸込スナッパタンク
11 受入配管
12 吸込配管
13 吐出配管
14 払出配管
15 バイパス配管
16 吸込バイパス配管
21 吐出開閉弁
22 バイパス開閉弁
23 吸込開閉弁
24 圧力調整弁
25 レシーバタンク開閉弁
26 大気開放弁
27 吸込バイパス開閉弁
28 受入開閉弁
50 ループ回路
100 起動停止装置
Claims (4)
- 上流工程(11A)に連通された受入配管(11)及び吸込配管(12)を通して受け入れたガスを圧縮して、吐出配管(13)及び払出配管(14)を通じて下流工程(11C)に払い出すダイヤフラム式圧縮機(1)と、前記ダイヤフラム式圧縮機(1)の前記受入配管(11)と吸込配管(12)との間に設けられたレシーバタンク(2)と、前記吐出配管(13)とレシーバタンク(2)とを連通させたバイパス配管(15)と、前記バイパス配管(15)に流路を開閉するバイパス開閉弁(22)を有したダイヤフラム式圧縮機用起動停止装置(100)と、前記レシーバタンク(2)の圧縮機側に設けられ、前記吸込配管(12)の流路を開閉する吸込開閉弁(23)と、前記バイパス配管(15)の前記バイパス開閉弁(22)よりも前記レシーバタンク(2)近傍にレシーバタンク開閉弁(25)を有し、さらに前記吸込開閉弁(23)より前記ダイヤフラム式圧縮機(1)側の前記吸込配管(12)と、前記レシーバタンク開閉弁(25)と前記バイパス開閉弁(22)の間の前記バイパス配管(15)とを連通する吸込バイパス配管(16)と、前記吸込バイパス配管(16)の途中に設けられた圧力調整弁(24)と、を備え、前記ダイヤフラム式圧縮機(1)が運転を停止する時に、前記吐出開閉弁(21)を閉止すると同時にバイパス開閉弁(22)を開放することで前記ダイヤフラム式圧縮機(1)の吐出から吸込までのループ回路(50)を形成した後に、前記吸込開閉弁(23)を閉止することで前記吸込配管(12)から前記ダイヤフラム式圧縮機(1)にかけての機内に存在するガスをダイヤフラム式圧縮機(1)で圧縮して前記レシーバタンク(2)に回収しながら、前記吸込配管(12)には吸込バイパス配管(16)を通して、前記圧力調整弁(24)にて大気圧よりも僅かに高い圧力に調整されたガスを供給することで、前記吸込配管(12)から前記ダイヤフラム式圧縮機(1)にかけての機内の圧力が負圧になることを防止し、最後に前記レシーバタンク開閉弁(25)を閉止すると同時に前記ダイヤフラム式圧縮機(1)を停止するように構成したことを特徴とする起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機。
- 前記払出配管(14)に接続された吐出開閉弁(21)と、前記レシーバタンク開閉弁(25)のいずれか、あるいは両方を逆止弁としたことを特徴とする請求項1記載の起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機。
- 上流工程(11A)に連通された受入配管(11)及び吸込配管(12)を通して受け入れたガスを圧縮して、吐出配管(13)及び払出配管(14)を通じて下流工程(11C)に払い出すダイヤフラム式圧縮機(1)と、前記ダイヤフラム式圧縮機(1)の前記受入配管(11)と吸込配管(12)との間に設けられたレシーバタンク(2)と、前記吐出配管(13)とレシーバタンク(2)とを連通させたバイパス配管(15)と、前記バイパス配管(15)に流路を開閉するバイパス開閉弁(22)とを用いるダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法において、前記レシーバタンク(2)の圧縮機側に設けられ、前記吸込配管(12)の流路を開閉する吸込開閉弁(23)と、前記バイパス配管(15)の前記バイパス開閉弁(22)よりも前記レシーバタンク(2)近傍にレシーバタンク開閉弁(25)を用い、さらに前記吸込開閉弁(23)より前記ダイヤフラム式圧縮機(1)側の前記吸込配管(12)と、前記レシーバタンク開閉弁(25)と前記バイパス開閉弁(22)の間の前記バイパス配管(15)とを連通する吸込バイパス配管(16)と、前記吸込バイパス配管(16)の途中に圧力調整弁(24)とを用い、前記ダイヤフラム式圧縮機(1)が運転を停止する時に、前記吐出開閉弁(21)を閉止すると同時にバイパス開閉弁(22)を開放することで前記ダイヤフラム式圧縮機(1)の吐出から吸込までのループ回路(50)を形成した後に、前記吸込開閉弁(23)を閉止することで前記吸込配管(12)から前記ダイヤフラム式圧縮機(1)にかけての機内に存在するガスをダイヤフラム式圧縮機(1)で圧縮して前記レシーバタンク(2)に回収しながら、前記吸込配管(12)には吸込バイパス配管(16)を通して、前記圧力調整弁(24)にて大気圧よりも僅かに高い圧力に調整されたガスを供給することで、前記吸込配管(12)から前記ダイヤフラム式圧縮機(1)にかけての機内の圧力が負圧になることを防止し、最後に前記レシーバタンク開閉弁(25)を閉止すると同時に前記ダイヤフラム式圧縮機(1)を停止することを特徴とするダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法。
- 前記払出配管(14)に接続された吐出開閉弁(21)と、前記レシーバタンク開閉弁(25)のいずれか一方、あるいは両方を逆止弁としたことを特徴とする請求項3記載のダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016117764A JP6339626B2 (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | 起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016117764A JP6339626B2 (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | 起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017223139A JP2017223139A (ja) | 2017-12-21 |
JP6339626B2 true JP6339626B2 (ja) | 2018-06-06 |
Family
ID=60685947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016117764A Active JP6339626B2 (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | 起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6339626B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102000269B1 (ko) * | 2019-01-31 | 2019-07-15 | 샘찬에너지(주) | 수소가스 압축 장치 |
CN113522069A (zh) * | 2020-04-17 | 2021-10-22 | 大连盛大光明节能设备有限公司 | 富氢水机控制系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325846Y2 (ja) * | 1974-05-10 | 1978-07-01 | ||
JP3390935B2 (ja) * | 1996-10-07 | 2003-03-31 | デンヨー株式会社 | モータコンプレッサの再起動時間短縮装置 |
-
2016
- 2016-06-14 JP JP2016117764A patent/JP6339626B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017223139A (ja) | 2017-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101888292B1 (ko) | 가스 압축 장치 | |
KR100814054B1 (ko) | 불활성 가스의 공급 방법 및 그 시스템 | |
EP0391064A1 (en) | Intake valve for vacuum compressor | |
NO337014B1 (no) | Kompressor med kapasitetskontroll. | |
JP6339626B2 (ja) | 起動停止装置を含んだダイヤフラム式圧縮機及びダイヤフラム式圧縮機の起動停止方法 | |
WO2015052981A1 (ja) | 給油式圧縮機 | |
JP5033400B2 (ja) | 油冷式スクリュ圧縮機の負荷軽減方法及び油冷式スクリュ圧縮機 | |
KR101253086B1 (ko) | 흡입 공기 제어장치를 통한 에너지 절감형 스크류 공기압축기 장치 | |
JPH0849662A (ja) | 圧縮機の圧力を低下させるための装置 | |
JP2004298862A (ja) | 材料供給システム | |
US2795238A (en) | Non-pulsating check valve | |
CN217632868U (zh) | 高压往复式压缩机启闭、加卸载双阀控制系统 | |
JP2007239568A (ja) | ターボチャージャの給油装置 | |
JP6618347B2 (ja) | エンジン駆動型圧縮機の始動制御方法及びエンジン駆動型圧縮機 | |
RU2514453C1 (ru) | Поршневой насос с газосепаратором | |
JP2952377B2 (ja) | 圧縮機における容量制御装置 | |
JP4608289B2 (ja) | スクリュ圧縮機の運転制御方法 | |
KR101927128B1 (ko) | 유공압장치의 동력원 회로 및 그 제공방법 | |
JP5075521B2 (ja) | 圧縮機 | |
KR20170052559A (ko) | 유체 저장소를 갖는 변위펌프 | |
JP2000034980A (ja) | ブースタコンプレッサ | |
JP2001082329A (ja) | 高圧ガス発生装置 | |
JP2823499B2 (ja) | 成形機における油圧装置 | |
CN115013293A (zh) | 高压往复式压缩机启闭、加卸载双阀控制系统及方法 | |
JP4805064B2 (ja) | 不活性ガス昇圧送給方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6339626 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |