JP6339448B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6339448B2
JP6339448B2 JP2014166967A JP2014166967A JP6339448B2 JP 6339448 B2 JP6339448 B2 JP 6339448B2 JP 2014166967 A JP2014166967 A JP 2014166967A JP 2014166967 A JP2014166967 A JP 2014166967A JP 6339448 B2 JP6339448 B2 JP 6339448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
rotary member
terminal
input device
terminal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014166967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016045525A (ja
Inventor
亘 追久保
亘 追久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2014166967A priority Critical patent/JP6339448B2/ja
Publication of JP2016045525A publication Critical patent/JP2016045525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6339448B2 publication Critical patent/JP6339448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

本発明は、表示と入力の2つの機能を備えたタッチパネルの前面にロータリ部材を配設し、ユーザの指先等による直接入力でメニュー選択等を行うだけでなく、ユーザがロータリ部材を回転操作してオーディオの音量調整やエアコンの風量調整等を行うようにした入力装置に関するものである。
カーオーディオ装置やカーナビゲーション装置等の車載機器においては、液晶パネルのような表示装置とタッチパッドのような座標入力装置を組み合わせたタッチパネルを使用し、このタッチパネルに表示される複数のタッチボタンにユーザの指先等を接触させることにより、所望のメニュー画面等を選択するようにしたタッチパネル型の入力装置が広く採用されている。
この種の車載機器において、音量調整等の特定の調整操作については瞬時に手探りで実行できることが望ましく、そのような要望を実現するために、タッチパネルの前方にロータリ部材を配設し、このロータリ部材にタッチパネルの表示面上を移動可能な端子部を設けることにより、ユーザがロータリ部材を手探りでも容易に回転操作できるようにした入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された従来例では、ロータリ部材の回転に伴って端子部がタッチパネルの表面を円弧状に移動し、タッチパネル側には端子部の移動エリアに音量調整等の操作が割り当てられているため、ユーザがロータリ部材を回転操作すると、その回転操作量に応じた音量調整処理が実行されるようになっている。
特開2012−35782号公報
しかし、前述した従来の入力装置においては、端子部を含むロータリ部材の全体をタッチパネルの前方に重ね合わせて配置する必要があるため、タッチパネルの有効表示領域がロータリ部材の存在によって大きく減じられてしまうという難点がある。そこで、ロータリ部材の一部をタッチパネルの外側にはみ出して配置することが考えられるが、その場合、ロータリ部材の回転角度によっては端子部がタッチパネルの外側を移動してしまうため、ロータリ部材の操作量を検出できない非検出領域ができてしまい、ロータリ部材による調整可能範囲が限定されてしまうという新たな問題が発生する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、操作性に優れたタッチパネル型の入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ユーザの指先等の身体特定部が近接した時にその座標位置を検出可能なタッチパネルと、このタッチパネルの前面に配設されたロータリ部材とを備え、前記ロータリ部材が、ユーザによって回転操作される導電性の把持部と、この把持部に導通されて前記タッチパネルの面上を移動可能な端子部とを有する入力装置において、前記ロータリ部材が前記タッチパネルの外縁部から部分的にはみ出した状態で配設されていると共に、前記端子部が前記把持部の回転方向に沿ってずれた位置に複数設けられており、前記把持部の回転角度に関わらず少なくとも1つの前記端子部が前記タッチパネルの表面と摺接するように設定されているという構成にした。
このように構成された入力装置では、ロータリ部材をタッチパネルの前面に部分的にオーバーラップさせた配置となっているため、ロータリ部材がタッチパネルの外縁部からはみ出した分だけタッチパネルの有効表示領域を広げることができる。そして、このロータリ部材が、ユーザによって回転操作される導電性の把持部と、この把持部に導通されてタッチパネルの面上を移動可能な複数の端子部とを有しており、これら端子部の少なくとも1つが把持部の回転角度に関わらずタッチパネルの表面と摺接するように設定されているため、ロータリ部材の操作量を検出できない非検出領域がなくなり、操作性に優れた入力装置を実現することができる。
上記の構成において、ロータリ部材のタッチパネルに対するはみ出し比率は特に限定されないが、把持部の回転中心がタッチパネルを包囲する外枠上に設定されている場合、すなわち、ロータリ部材の平面形状の50パーセント以上がタッチパネルからはみ出している場合は、端子部を3つ以上設けることによって非検出領域をなくすことができる。
この場合において、タッチパネルの検出方式が静電容量方式であると共に、3つ以上の端子部が把持部の回転方向に沿って等間隔に配列されていると、タッチパネルからのはみ出し量が増えた場合でも、少ない数の端子部によってロータリ部材の操作量を確実に検出することができる。
この場合において、3つ以上の端子部が異なる回転軌跡上を移動するように設定されていると、2つ以上の端子部がタッチパネルの表面上を同時に移動する場合でも、タッチパネル上における各端子部の座標を回転半径の違いによって容易に認識することができる。ただし、3つ以上の端子部が同じ回転軌跡上を移動するように設定されていても良い。
本発明によれば、ロータリ部材がタッチパネルの外縁部からはみ出した分だけタッチパネルの有効表示領域を広げることができるだけでなく、ロータリ部材に設けられた複数の端子部の少なくとも1つが把持部の回転角度に関わらずタッチパネルの表面と摺接するように設定されているため、ロータリ部材の操作量を検出できない非検出領域がなくなり、操作性に優れた入力装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態例に係る入力装置の正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1の入力装置に備えられるロータリ部材の動作説明図である。 本発明の第2実施形態例に係る入力装置の要部断面図である。 図4の入力装置に備えられるロータリ部材の動作説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、本発明の第1実施形態例に係る入力装置は、矩形状の開口1aを有する外枠1と、この開口1a内に嵌め込まれたタッチパネル2と、このタッチパネル2の前面に配設されたロータリ部材3等を備えている。この入力装置は、カーオーディオ装置やカーナビゲーション装置等の車載機器として構成されており、車室内のインストルメントパネル等に設置されて使用されるようになっている。
タッチパネル2はユーザの指先等の身体特定部が近接した時にその座標位置を検出可能なデバイスであり、本実施形態例の場合、ユーザの指で触れたときに発生する微弱な静電容量の変化からタッチ位置を検出する静電容量方式と呼ばれるタッチパネル2が用いられている。図2に示すように、このタッチパネル2は、液晶パネル等からなる表示装置4と、表示装置4の前方に積層配置されたタッチパッド(座標入力装置)5とからなり、開口1a内に露出するタッチパッド5の表面と外枠1の表面は略同一平面上に位置するようになっている。
ロータリ部材3は、ユーザによって回転操作される導電性の把持部6と、この把持部6を回転可能に支持する軸部7と、把持部6に導通されて一体的に回転する一対の端子部8a,8bとを備えており、軸部7の底面はタッチパネル2と外枠1の面上に跨って接着固定されている。このロータリ部材3はタッチパネル2の前面に配設されているが、その全体がタッチパネル2とオーバーラップするという配置になっておらず、ロータリ部材3の一部がタッチパネル2の外縁部(図1の下辺)から外枠1側へはみ出している。具体的には、ロータリ部材3の平面形状を100%としたとき、そのうちの約半分(50%程度)がタッチパネル2とオーバーラップし、残りの約半分がタッチパネル2の外側にはみ出して外枠1とオーバーラップしている。
一対の端子部8a,8bは軸部7を挟んだ180度対向する位置に配置されており、これら端子部8a,8bの下端はタッチパネル2および外枠1の表面と同一面上を移動するようになっている。端子部8a,8bは把持部6に対して固定的に取り付けられていても良いが、タッチパネル2の表面と外枠1の表面との間に微小な段差があってもスムーズに移動できるようにするために、端子部8a,8bを把持部6に上下動可能に支持して図示せぬスプリング等の弾性部材によって下方へ付勢するようにしている。ここで、タッチパネル2におけるロータリ部材3とのオーバーラップ領域には特定の調整操作、例えばオーディオの音量調整やエアコンの風量調整等の操作が割り当てられており、端子部8aまたは端子部8bがタッチパネル2の表面上を移動すると、その移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行されるようになっている。
図3はユーザがロータリ部材3を回転操作したときの両端子部8a,8bの位置関係を示す説明図であり、以下の説明では便宜上、一方の端子部8aを第1端子部、他方の端子部8bを第2端子部と称し、第1端子部8aの位置を黒塗りの丸印で示し、第2端子部8bを白抜きの丸印で示している。
図3(a)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2上にあって第2端子部8bが外枠1上にあるとき、ユーザが把持部6を掴んでこれを時計または反時計回りに回転操作すると、第1および第2端子部8a,8bは把持部6の回転に伴って軸部7を中心とする同一円P(2点鎖線)上を移動する。その際、ユーザの指が把持部6に触れたときに発生する微弱な静電容量の変化が把持部6を介して第1および第2端子部8a,8bに伝わるため、タッチパネル2はその表面に接触する第1端子部8aの座標位置を検出することができる。
図3(a)の状態から把持部6を時計回り方向へ約90度回転すると、図3(b)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、それまで外枠1の表面に接触していた第2端子部8bがタッチパネル2に近付く。これとは逆に、図3(a)の状態から把持部6を反時計回り方向へ約90度回転すると、図3(d)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、それに代わって第2端子部8bが外枠1の表面を摺動してタッチパネル2に近付く。この間、タッチパネル2の表面を移動するのは第1端子部8aだけであるため、第1端子部8aの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
また、図3(b)の状態から把持部6を時計回り方向へ約180度回転すると、図3(c)〜(d)に示すように、第2端子部8bがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、それに代わって第1端子部8aが外枠1の表面を摺動してタッチパネル2に近付く。この間、タッチパネル2の表面を移動するのは第2端子部8bだけであるため、第2端子部8bの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
さらに、図3(d)の状態から把持部6を時計回り方向へ約180度回転すると、図3(a)〜(b)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、第2端子部8bが外枠1の表面を摺動してタッチパネル2に近付く。この間、タッチパネル2の表面を移動するのは第1端子部8aだけであるため、再び第1端子部8aの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
以上説明したように、第1実施形態例に係る入力装置では、タッチパネル2の前面に第1および第2端子部8a,8bを有するロータリ部材2が配設されており、タッチパネル2には各端子部8a,8bの移動エリアに音量調整等の特定の調整操作が割り当てられているため、ユーザはタッチパネル2の表示面を目視しなくても手探りで調整操作を実行することができる。しかも、このロータリ部材3をタッチパネル2の前面に部分的にオーバーラップさせて配置してあるため、ロータリ部材3がタッチパネル2の外縁部からはみ出した分だけタッチパネル2の有効表示領域を広げることができる。また、このロータリ部材3は、ユーザによって回転操作される導電性の把持部6と、把持部6に導通されてタッチパネル2の表面を移動可能な2つの端子部8a,8bを有しており、これら端子部8a,8bのいずれか一方が把持部6の回転角度に関わらずタッチパネル2の表面と摺接するように設定されているため、ロータリ部材2の操作量を検出できない非検出領域がなくなり、操作性に優れた入力装置を実現することができる。
次に、図4を参照して第2実施形態例に係る入力装置について説明すると、この入力装置は、ロータリ部材3の平面形状の半分以上がタッチパネル2の外縁部から外枠1側へはみ出していると共に、ロータリ部材3が3つの端子部8a,8b,8cを有しており、それ以外の構成は第1実施形態例と基本的に同じである。
すなわち、ロータリ部材3の軸部7はタッチパネル2を包囲する外枠1に固定されており、ロータリ部材3の平面形状を100%としたとき、そのうちの約35%程度がタッチパネル2とオーバーラップし、残りの約65%程度がタッチパネル2の外側へはみ出して外枠1とオーバーラップしている。また、ロータリ部材3の把持部6にタッチパネル2と外枠1の表面を摺動可能な3つの端子部8a,8b,8cが保持されており、これら端子部8a,8b,8cは軸部7を中心とする円周方向に沿って互いに120度の等間隔を保って配列されている。
図5はユーザがロータリ部材3を回転操作したときの各端子部8a,8b,8cの位置関係を示す説明図であり、各端子部8a,8b,8cは軸部7からの距離を異ならせた位置に配列されている。以下の説明では便宜上、軸部7から最も離れた外側の端子部8aを第1端子部、中央の端子部8bを第2端子部、最も内側の端子部8cを第3端子部と称し、第1端子部8aの位置を黒塗りの丸印、第2端子部8bを白抜きの丸印、第3端子部8cを黒塗りの三角印で示している。
ユーザがロータリ部材3の把持部6を掴んでこれを回転操作すると、第1ないし第3端子部8a,8b,8cはそれぞれ軸部7を中心とする3つの同心円P1,P2,P3上を移動する。ここで、図5(a)に示すように、第1端子部8aだけがタッチパネル2上にあり、第2端子部8bと第3端子部8cが外枠1上にあるとき、ユーザが把持部6を時計回り方向へ約60度回転すると、図5(b)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、それに代わって第3端子部8cが外枠1の表面を摺動してタッチパネル2に近付く。これとは逆に、図5(a)の状態から把持部6を反時計回り方向へ約60度回転すると、図5(e)に示すように、第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動して外枠1に近付き、それに代わって第2端子部8bが外枠1の表面を摺動してタッチパネル2に近付く。この間、第2端子部8bと第3端子部8cは外枠1の表面を摺動し、タッチパネル2の表面を移動するのは第1端子部8aだけであるため、第1端子部8aの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、その操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
また、図5(b)の状態から把持部6を時計回り方向へ回転すると、図5(c)に示すように、それまでタッチパネル2の表面を摺動していた第1端子部8aが外枠1側へ移動し、それに代わって第3端子部8cがタッチパネル2の表面を摺動する。この間、第1端子部8aと第2端子部8bは外枠1の表面を摺動し、タッチパネル2の表面を移動するのは第3端子部8cだけであるため、第3端子部8cの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、その操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
また、図5(c)の状態から把持部6を時計回り方向へ回転すると、図5(d)に示すように、それまでタッチパネル2の表面を摺動していた第3端子部8cが外枠1側へ移動し、それに代わって第2端子部8bがタッチパネル2の表面を摺動する。この間、第1端子部8aと第3端子部8cは外枠1の表面を摺動し、タッチパネル2の表面を移動するのは第2端子部8bだけであるため、第2端子部8bの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、その操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
さらに、図5(d)の状態から把持部6を時計回り方向へ回転すると、図5(e)を経て図5(a)〜(b)に示すように、それまでタッチパネル2の表面を摺動していた第2端子部8bが外枠1側へ移動し、それに代わって第1端子部8aがタッチパネル2の表面を摺動する。この間、第2端子部8bと第3端子部8cは外枠1の表面を摺動し、タッチパネル2の表面を移動するのは第1端子部8aだけであるため、再び第1端子部8aの移動量がロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出され、その操作量に応じた音量調整や風量調整等の処理が実行される。
なお、把持部6の回転角度によっては第1ないし第3端子部8a,8b,8cのうち2つが同時にタッチパネル2の表面を摺動する場合、例えば、図5(b)の状態から把持部6を時計回り方向へ回転して第1端子部8aがタッチパネル2の外縁部まで移動する間、それまで外枠1上にあった第3端子部8cもタッチパネル2の表面を同時に摺動することになる。この場合、第1端子部8aがタッチパネル2の表面から外れない限り、第3端子部8cが後からタッチパネル2の表面に接触したとしても、第3端子部8cの座標検出を無効とする処理を行えば、第1端子部8aの移動量をロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出することができる。そして、第1端子部8aがタッチパネル2の表面から外れた時点で第3端子部8cの座標検出を有効とする処理を行えば、この第3端子部8cがタッチパネル2の表面から外れない限り、第1端子部8aや第2端子部8bが後からタッチパネル2の表面に同時に接触したとしても、第3端子部8cの移動量をロータリ部材3の操作量としてタッチパネル2で検出することができる。
以上説明したように、第2実施形態例に係る入力装置では、ロータリ部材3の平面形状の50パーセント以上(例えば約65%)をタッチパネル2から外枠1側へはみ出した配置となっているが、把持部6に3つの端子部8a,8b,8cが等間隔で配列されているため、これら端子部8a,8b,8cの少なくとも1つを把持部6の回転角度に関わらずタッチパネル2の表面に接触させることにより、ロータリ部材3の操作量を検出できない非検出領域をなくすことができる。
また、第2実施形態例に係る入力装置では、第1ないし第3端子部8a,8b,8cが互いに異なる回転軌跡(同心円P1,P2,P3)上を移動するように設定されているため、タッチパネル2上における各端子部8a,8b,8cの有無を回転軌跡の違いによって判定することができる。したがって、第1ないし第3端子部8a,8b,8cのうち2つが同時にタッチパネル2の表面を摺動する場合でも、いずれの端子部8a,8b,8cの座標検出を有効にするかという処理を簡単に行うことができる。ただし、第1ないし第3端子部8a,8b,8cが同じ回転軌跡上を移動するようになっていても良く、また、端子部の数は3つに限定されるものではなく、4つ以上の端子部を把持部6に等間隔で配列するようにしても良い。
なお、第1実施形態例に係る入力装置では、2つの端子部がタッチパネルの表面を同時に摺動することがないため、静電容量方式に代えて抵抗膜方式のタッチパネルを用いることも可能である。ただし、第2実施形態例に係る入力装置のように、2つ以上の端子部が同時にタッチパネルの表面を摺動することがある場合、抵抗膜方式のタッチパネルでは2つの端子部の中点を座標位置と誤検出してしまうため、この場合は静電容量方式のタッチパネルを用いることが好ましい。
1 外枠
1a 開口
2 タッチパネル
3 ロータリ部材
4 表示装置
5 タッチパッド
6 把持部
7 軸部
8a 第1端子部
8b 第2端子部
8c 第3端子部

Claims (5)

  1. ユーザの指先等の身体特定部が近接した時にその座標位置を検出可能なタッチパネルと、このタッチパネルの前面に配設されたロータリ部材とを備え、前記ロータリ部材が、ユーザによって回転操作される導電性の把持部と、この把持部に導通されて前記タッチパネルの面上を移動可能な端子部とを有する入力装置において、
    前記ロータリ部材が前記タッチパネルの外縁部から部分的にはみ出した状態で配設されていると共に、前記端子部が前記把持部の回転方向に沿ってずれた位置に複数設けられており、前記把持部の回転角度に関わらず少なくとも1つの前記端子部が前記タッチパネルの表面と摺接するように設定されていることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記把持部の回転中心が前記タッチパネルを包囲する外枠上に設定されていると共に、前記端子部が3つ以上設けられていることを特徴とする入力装置。
  3. 請求項2の記載において、前記タッチパネルの検出方式が静電容量方式であると共に、3つ以上の前記端子部が前記把持部の回転方向に沿って等間隔に配列されていることを特徴とする入力装置。
  4. 請求項2の記載において、前記タッチパネルの検出方式が静電容量方式であると共に、3つ以上の前記端子部が異なる回転軌跡上を移動するように設定されていることを特徴とする入力装置。
  5. 請求項2の記載において、前記タッチパネルの検出方式が静電容量方式であると共に、3つ以上の前記端子部が同じ回転軌跡上を移動するように設定されていることを特徴とする入力装置。
JP2014166967A 2014-08-19 2014-08-19 入力装置 Active JP6339448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014166967A JP6339448B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014166967A JP6339448B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016045525A JP2016045525A (ja) 2016-04-04
JP6339448B2 true JP6339448B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=55636082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014166967A Active JP6339448B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6339448B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017182192A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社デンソー 操作装置
WO2018016242A1 (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社デンソー 操作装置
JP6500936B2 (ja) * 2016-07-20 2019-04-17 株式会社デンソー 操作装置
DE112017007885T5 (de) 2017-10-11 2020-05-07 Mitsubishi Electric Corporation Drehknopf und Eingabevorrichtung
CN111164551B (zh) * 2017-10-11 2023-08-29 三菱电机株式会社 旋钮以及输入装置
DE112017007940T5 (de) 2017-10-11 2020-05-28 Mitsubishi Electric Corporation Eingabevorrichtung, Berührungsfeldsteuervorrichtung und Berührungsfeldsteuerverfahren
US11347333B2 (en) 2018-07-05 2022-05-31 Mitsubishi Electric Corporation Rotation detection device and rotation detection method
JP7224874B2 (ja) * 2018-11-29 2023-02-20 株式会社ジャパンディスプレイ センサ装置
JP2020154671A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社ジャパンディスプレイ センサ装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050115816A1 (en) * 2003-07-23 2005-06-02 Neil Gelfond Accepting user control
US20060007179A1 (en) * 2004-07-08 2006-01-12 Pekka Pihlaja Multi-functional touch actuation in electronic devices
US20060256090A1 (en) * 2005-05-12 2006-11-16 Apple Computer, Inc. Mechanical overlay
JP2012035782A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Clarion Co Ltd 車載装置
JP5653180B2 (ja) * 2010-11-09 2015-01-14 アルパイン株式会社 操作ノブおよび入力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016045525A (ja) 2016-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6339448B2 (ja) 入力装置
JP5347589B2 (ja) 操作装置
US20170097694A1 (en) Capacitive rotary encoder
EP2846215A2 (en) Operating device for vehicle
JP2013097513A (ja) 車両用入力装置
JP2010140321A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
WO2020137408A1 (ja) 操作支援装置
KR20140138361A (ko) 루프 형태의 택타일 멀티터치 입력장치, 제스처와 그 방법
US10166868B2 (en) Vehicle-mounted equipment operation support system
JP2012003404A (ja) 情報表示装置
JPWO2018109833A1 (ja) タッチパネル付きディスプレイ装置、ならびにタッチパネルの制御装置および制御方法
WO2019073539A1 (ja) 入力装置、タッチパネルの制御装置、およびタッチパネルの制御方法
JP2006244041A (ja) 入力装置
WO2018000847A1 (zh) 一种智能穿戴产品
WO2015011902A1 (ja) 静電容量式センサを用いた検出方法と電子機器
JP6221952B2 (ja) 入力装置
WO2014132893A1 (ja) 操作検知装置
TWI480792B (zh) 電子裝置的操作方法
JP2017021471A (ja) 電子機器
JP6467655B2 (ja) 車両用情報入力装置
JP5740796B2 (ja) 車両用操作装置
US20160170507A1 (en) Touch pad module, remote input system, and method of controlling a remote input system
JP6217535B2 (ja) 車両用入力装置
JP6610452B2 (ja) 車両用表示装置
JP2017182192A (ja) 操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6339448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150