JP6336244B2 - 玩具銃における反動発生装置 - Google Patents

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本発明は、射手に比較的大きな反動を体感させることができる玩具銃における反動発生装置に関する。
従来から、実銃を使用した際に発生する反動と同様な反動を玩具銃にも生じさせるようにする試みが行われており、例えば、特許文献1には、弾丸発射時に射手に反動(リコイルショック)を体感させるように構成している反動発生装置を具備した玩具銃が記載されている。
この特許文献1に記載の玩具銃における反動発生装置は、銃本体の機関室内にピストンを前後方向に摺動自在に内装したシリンダを配設すると共に、ピストンと機関室の後壁との間に上記ピストンを前方に弾圧するピストンばねを介装している一方、上記機関室の後方における上記ピストンの移動軸線上に、ウエイトを前後摺動自在に内装したウエイト作動室を設け、このウエイト作動室の後壁面とウエイトの後端面との間にリコイルばねを介装し、常態においてはこのリコイルばねの弾発力によりウエイトの前端面外周部をウエイト作動室の前部内周面に設けている環状の段周部に受止させてこの周段部をストッパとしてウエイトのそれ以上の前進を阻止していると共に、ウエイトの前端面中心部から前方に向かって一定長さのロッドを突設してこのロッドを機関室の後壁に摺動自在に貫通させ、その前端を上記ピストンの後退時にこのピストンの後端面に当接させてウエイトを後方に押し進めることができる位置に配設してなる構造を有している。
さらに、上記ピストンの下端には後方に向かってラックを突設してあり、このラックに噛合しているセクターギヤを、引金を引くことによって作動するモータにより噛合歯車列を介して回転させ、上記ピストンばねを圧縮させながらピストンを急速に後退させた後、後退端でラックに対するセクターギヤの噛合を解くことによってピストンばねの復元力によりピストンを素早く前進させ、シリンダ内の空気を圧縮してこの圧縮エアにより弾丸を発射させる一方、上記ピストンの後退によってロッドを介しウエイトを後方に押し進めてリコイルばねを圧縮させた後、ピストンによる押圧が開放されてリコイルばねがウエイトを前方に押し進めながら伸張に転じた際に、その反力を反動(リコイルショック)として射手に体感させるように構成している。
特開2007−51851号公報
しかしながら、上記玩具銃における反動発生装置によれば、ウエイトがリコイルばねによって常時、前方に向かって付勢されていると共に、作動前においてはこのリコイルばねの押圧力によってウエイト作動室の長さ方向の中間部内周面に設けている上記段周部からなるストッパに押し付けられた状態となっているので、反動を発生させる際して、ピストンの後退によりロッドを介してウエイトを後方に押し進めるには、リコイルばねの押圧力に抗して該リコイルばねを圧縮させなければならず、従って、ウエイトの後退速度、即ち、後方への運動加速度が小さくなって大きな反動を発生させることができなくなる。
さらに、ウエイトは上述したように、ウエイト作動室の長さ方向の中間部に設けている上記段周部からなるストッパ部の位置から後方に移動して反動を発生させるように構成しているので、移動距離が比較的短くなると共にウエイトの長さを充分に設定することが困難となってウエイトの重量が軽くならざるを得ず、上記ウエイトの後退速度と相まってウエイト作動室の後端面に発生する反力が小さくなり、射手に充分な反動を体感させることが困難となる。
また、ウエイトがピストンの後退動によりリコイルばねを圧縮させながら後退したのちピストンの前進により後方への付勢力が開放されてリコイルばねの弾性復元力によりウエイトが前進した際に、ウエイトの前端面が上記周段部からなるストッパに衝撃的に当接、受止され、その衝撃力が上記反動発生方向と逆方向に作用して射手に違和感を与えるといった問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、反動を発生させる際におけるウエイト作動室内でのウエイトの後方への運動加速度及び移動距離を大きく、且つ、ウエイトの重量も比較的大きく設定することができ、大きな反動を発生させることができると共に射手に違和感を与えることなく円滑に作動させることができる玩具銃における反動発生装置を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の玩具銃における反動発生装置は、請求項1に記載したように、銃本体と、銃本体の機関室内に配設され、引金の操作に連動してシリンダ内を前後動するピストンと、ピストンを常時前方に押圧しているコイルスプリングと、上記シリンダの後方に対向して機関室の後壁後方に設けられたウエイト作動室と、このウエイト作動室に前後動自在に内装されたウエイトと、ウエイトを前方に付勢している付勢手段と、上記機関室の後壁に設けられた通孔を通じて上記ピストンの後退力をウエイトに伝達する伝達部材とからなり、引金の操作によって前後動する上記ピストンの後退時にその後退力を上記伝達部材を介してウエイトに伝達して該ウエイトを上記付勢手段の付勢力に抗して後退させ、ピストンの前進時に付勢手段の付勢力によりウエイトが前進する際の反動力をウエイト作動室の後壁面に伝達するように構成した玩具銃における反動発生装置において、上記ウエイト作動室の前端部内にウエイトの前端面を受止可能な緩衝コイルスプリングを配設していることを特徴とする。
このように構成した玩具銃における反動発生装置において、請求項2に係る発明は、ウエイトが後退した時に、緩衝コイルスプリングの前端が機関室の後壁後面から離間、又は緩衝コイルスプリングの後端がこのウエイトの前端から離間するように緩衝コイルスプリングの長さを設定していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記付勢手段の好ましい構造に関するもので、ウエイト作動室内におけるウエイトの後端面とウエイト作動室の後壁面との間に介装しているリコイルスプリングから構成していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、上記付勢手段のさらに別な好ましい構造に関するもので、ウエイトの後端面とウエイト作動室の後端面とに、互いに反発力が生じるように同磁極を対向させて固着してなる一対の永久磁石から構成していることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、付勢手段としてのリコイルスプリングをウエイト作動室内におけるウエイトの後端面とウエイト作動室の後壁面との間に設けることなく、上記ウエイト内にスプリング収納室をを設けてこのスプリング収納室内に該リコイルスプリングを配設していると共に、ウエイト作動室の後壁面に固定ロッド体を突設してこの固定ロッド体をウエイトの後端から上記スプリング収納室に連通している挿通孔に挿入し、この固定ロッド体の前端面で上記リコイルスプリングの後端面を受止させて、固定ロッド体を介してウエイト作動室の後端面にウエイトの作動時に生じる反動を伝達するように構成している。
請求項6に係る発明は、上記ピストンの後退力をウエイトに伝達する伝達部材は、その前端をピストンの後面中央部に固着している一方、後端をウエイトの前端面に当接可能に該前端面から前方に小間隔を存して離間させていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ウエイト作動室の前端部内にウエイトの前端面を受止可能な緩衝コイルスプリングを配設し、後部内にウエイトを前方に付勢する付勢手段を配設しているので、ピストンを後退させて伝達部材を介しウエイトを付勢手段の付勢力に抗して後方に押し進めたのち、ピストンを前進させてウエイトに対する押圧を開放すると、ウエイトは付勢手段の付勢力によって前方に急速に移動して緩衝コイルスプリングに衝突し、この緩衝コイルスプリングを圧縮させてウエイトの衝撃力を吸収することができ、従って、射手に違和感を与えることなく射撃を行うことができるばかりでなく、上記緩衝コイルスプリングは、再びピストンの後退によって伝達部材を介してウエイトを後方に押し進める際に、このピストンの押圧力と共に該緩衝スプリングの復元力をウエイトに作用させることができ、ウエイトの運動加速度を増大させて付勢手段に大きな反発力を瞬間的に蓄圧させてその反発時に大きな反動(リコイルショック)を発生させることができる。
さらに、ウエイトはウエイト作動室の後部内の付勢手段からウエイト作動室の前端部に設けている緩衝コイルスプリングに達する長さに形成されているから、その重量も比較的大きくなって上記運動加速度と共に作用する後方へ移動する際の慣性力が増大し、その反発力によりウエイト作動室の後端面に大きな反力を発生させて射手に強力な反動を体感させることができる。
請求項2に係る発明によれば、ウエイトが後退した時に、緩衝コイルスプリングの前端が機関室の後壁後面から離間、又は緩衝コイルスプリングの後端がこのウエイトの前端から離間するように緩衝コイルスプリングの長さを設定しているので、反動発生時において、ウエイトがこの緩衝コイルスプリングと上記ピストンとによる押し進め力によって付勢手段の付勢力に抗して後退した際に、ウエイトを緩衝コイルスプリングから後方に離間、若しくは緩衝コイルスプリングを機関室の後壁後面から後方に離間し、従って、付勢手段によるウエイトの押し戻し開始時における作用力が緩衝コイルスプリングによって抑止されることなくウエイトを急速に前進移動させることができて大きな反動を生じさせることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、上記付勢手段をウエイト作動室内におけるウエイトの後端面とウエイト作動室の後壁面との間に介装しているリコイルスプリングから構成しているので、ピストンを後退させて伝達部材を介しウエイトを後方に押し進めると同時に上記緩衝コイルスプリングの弾発力をウエイトに作用させた際に、ウエイトを大きな慣性力でもって後方に移動させてリコイルスプリングを大きく圧縮させながらウエイト作動室の後壁面にその圧縮力を伝達することができると共にピストンを前進させてウエイトに対する押圧を開放した時に、このリコイルスプリングの強力な弾性復元力によってウエイトを前方に向かって急速に移動させることができ、その際に発生する反力によって射手に大きな反動を体感させることができる。
一方、請求項4に係る発明によれば、上記付勢手段をウエイトの後端面とウエイト作動室の後端面とに、互いに反発力が生じるように同磁極を対向させて固着してなる一対の永久磁石から構成しているので、上記のようにピストンを後退させて伝達部材を介しウエイトを後方に押し進めると同時に上記緩衝コイルスプリングの弾発力をウエイトに作用させてウエイトを大きな慣性力でもって後方に移動させた際に、ウエイトの後端面に固着している永久磁石がウエイト作動室の後端面に固着している永久磁石に近接してこれらの永久磁石同士の反発力が急激に増大し、スプリングによる付勢力よりも大きな付勢力を得ることができ、従って、ピストンを前進させてウエイトに対する押圧を開放した時に、両永久磁石の反発力によってウエイトを前方に向かって急激に押し戻してウエイトの後端面に作用する反力をスプリングによる付勢時によりも増大させることができ、射手に大きな反動を体感させることができる。
請求項5に係る発明によれば、ウエイト内にスプリング収納室を設けてこのスプリング収納室内に付勢手段としてのリコイルスプリングを配設していると共に、ウエイト作動室の後壁面に固定ロッド体を突設してこの固定ロッド体をウエイトの後端から上記スプリング収納室に連通している挿通孔に挿入し、この固定ロッド体の前端面で上記リコイルスプリングの後端面を受止させているので、固定ロッドをガイドしてウエイトをウエイト作動室の後壁面に達するまで移動させることができ、従って、ウエイトの移動距離を長くすることができると共にウエイト内に設けたリコイルスプリングもできるだけ長くすることができて、その圧縮量及び伸長量を増大させることができ、後方へのウエイトの移動に伴ってウエイト収納室の後壁面に伝達されるリコイルばねによる反力を極めて大きくすることができると共に、ウエイトをウエイト作動室の後壁面に直接衝撃的に衝突させることができて射手に大きな反動を体感させることができる。
請求項6に係る発明によれば、上記ピストンの後退力をウエイトに伝達する伝達部材は、その前端をピストンの後面中央部に固着している一方、後端をウエイトの前端面に当接可能に該前端面から前方に小間隔を存して離間させているので、ピストンを後退させて伝達部材を介しウエイトを付勢手段の付勢力に抗して後方に押し進めたのち、ピストンを前進させてウエイトに対する押圧を開放してウエイトを付勢手段の付勢力によって前方に移動させた際に、ウエイトの前端面を伝達部材に衝突させることなく緩衝スプリングに直接衝突させてこの緩衝スプリングを圧縮させることができと共に、この緩衝スプリングの弾性復元時にピストンの後動により伝達部材を再びウエイトに押し付けて緩衝スプリングによる押圧力と共にウエイトの後方への慣性力を増大させて大きな反動を発生させることができる。
反動発生装置を備えた玩具銃の要部の縦断側面図。 作動前の反動発生装置の状態を示す縦断側面図。 ウエイトの後退開始状態を示す縦断側面図。 ウエイトを最後方部にまで押し進めた状態の縦断側面図。 ウエイトの押圧を開放した直後の状態を示す縦断側面図。 ウエイトを最前方部まで移動させた状態の縦断側面図。 本発明の玩具銃の別な実施例を示す要部の縦断側面図。 ウエイトの後退開始状態を示す縦断側面図。 ウエイトを最後方部にまで押し進めた状態の縦断側面図。 ウエイトを最前方部まで移動させた状態の縦断側面図。 本発明のさらに別な実施例を示す要部の縦断側面図。 ウエイト内にリコイルスプリングを配設している本発明の玩具銃におけ ウエイトを最後方部にまで押し進めた状態の縦断側面図。 ウエイトの押圧を開放した直後の状態を示す縦断側面図。 ウエイトを最前方部まで移動させた状態の縦断側面図。
本発明の具体的な実施例を図面について説明すると、図1は反動発生装置を備えた小銃型の玩具銃を示すもので、前端側に銃身Aを後端側に銃床Bを一体に設けている銃本体1の機関室2内に、その中心を銃身Aと同一軸線上にしてシリンダ3を配設、固定していると共にこのシリンダ3にピストン4を前後摺動自在に内装してあり、さらに、機関室2の後壁2aの後方に、前後方向に長い筒状のウエイト作動室5をその中心を上記シリンダ3と同一中心線上にして配設し、このウエイト作動室5の前端を機関室2の後壁2aの後面に固着していると共に後端を銃床Bの前端に一体に固着している。
ウエイト作動室5内には前後方向に長い円形棒状のウエイト6が前後動自在に配設されてあり、このウエイト6の後端面とウエイト作動室5の後端面との間にウエイト6を前方に付勢するための付勢手段としてリコイルスプリング7を配設していると共に、ウエイト作動室5の前端部内にウエイト6の前端面を受止可能な緩衝コイルスプリング8を配設している。なお、ウエイト6の前端部は該ウエイト6の胴部の径及び緩衝コイルスプリング8の内径よりも小径の頭部6aに形成されているが、この頭部6aは必ずしも設けておく必要はない。
上記緩衝コイルスプリング8はその前端を機関室2の上記後壁2aの後面に固定している一方、ウエイト6が未作動状態においてはその後端部をウエイト6の上記小径頭部6aの前端部に離脱可能に被嵌させてあり、ウエイト6が前進移動した時には、その後端でウエイト6における小径頭部6aの基端外周部のウエイト前端面を受止してウエイト6の前進に従って圧縮するように構成しているが、緩衝コイルスプリング8の前端を機関室2の後壁2aの後面に固定することなくこの後壁2aとウエイト6の前端面との間に配設して、ウエイト6の後退時に機関室2の後壁2aから離間可能に構成しておいてもよい。この場合、ウエイト6に上記小径頭部6aを設けることなくウエイト6の前端面に緩衝コイルスプリング8の後端が当接、離間可能に構成しておく。
リコイルスプリング7においては、その後端をウエイト作動室5の後端面に固定している一方、未作動時には、その前端をウエイト6の後端面に接離可能に当接させてあり、作動時において、リコイルスプリング7が圧縮したのちその復元力により伸張してウエイト6を前方に押し戻した際に、伸張限界に達したこのリコイルスプリング7の前端からウエイト6が離れてその後端とリコイルスプリング7の前端との間に隙間が形成されるように構成している。
なお、このリコイルスプリング7においても、その後端面をウエイト作動室5の後端面に固定することなく接離可能にしておいてもよく、要するにウエイト6の後端面とウエイト作動室5の後端面との間にリコイルスプリング7を配設しておけばよい。
銃本体1における上記機関室2の後壁2aにはウエイト作動室5に連通する通孔12が穿設されている。この通孔12は上記緩衝コイルスプリング8よりも小径に形成され、この通孔12にピストン4の後退時にその後退を上記ウエイト6に伝達する小径棒状の伝達部材9を挿通させるように構成している。
この伝達部材9は、その前端をピストン4の後面中央部に一体に固着している一方、ピストン4が未作動時においては、その後端を上記通孔13の開口端に臨ませて、ウエイト作動室5内のウエイト6の小径頭部6aの前端面から小間隔を存して前方に離間させてあり、ピストン4が後退した際に、上記通孔12を通じてその後端をウエイト6の小径頭部6aの前端に当接させてウエイト6を後方に移動させるように構成しているが、ピストン4にその先端を固着することなく、上記通孔13に摺動自在に挿通、支持させておき、ピストン4の後退時にその先端をピストン4の後面に当接させ、ピストン4と共に後方に移動させてその後端をウエイト6の小径頭部6aの前端に当接させるように構成しておいてもよい。
さらに、ピストン4の後面と上記通孔12の周囲の機関室後壁2aの前面との間にピストン4を常時、前方に向かって押圧しているピストン押圧用コイルスプリング10を介装している。このコイルスプリング10は、上記伝達部材9の回りで該伝達部材9の長さ方向に正確に伸縮できるように、上記通孔12の周囲の機関室後壁2aの前面から前方に突設している小径筒状のスプリングガイド部材11の外周面にその後部を伸縮可能に支持させている。
また、銃本体1の上記銃身Aと機関室2との間には、銃身Aのバレルの後端に連通した弾丸装填部13が設けられていて、公知のように上記シリンダ3内でピストン4が後退した時に、弾倉14から弾丸装填部13に弾丸15を送り込み、ピストン4が前進した時にシリンダ3内に発生する圧縮空気によって該弾丸15を銃口より発射させるように構成している。
ピストン駆動手段は上記機関室2の下部内に配設されてあり、図1に示すように、シリンダ3に内装した上記ピストン4の下端部にラック16が形成されていてこのラック16にセクターギヤ17を噛合させ、このセクターギヤ17の回転によってピストン4をピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮しながら後退させ、セクターギヤ17の歯のない部分がラック16に対向した時に噛合が解かれてピストン4を上記ピストン押圧用コイルスプリング10の復元力によって素早く前進させるように構成している。
上記セクターギヤ17は、モータ18によって駆動される噛合歯車列19を介して回転させられ、モータ18は引金20を引くことによって切り替わるスイッチにより作動し、さらに、単発射撃や連続射撃の切替えも可能にしている。
次に、以上のように構成した玩具銃における反動発生装置の作用を述べる。この玩具銃の使用前においては、ピストン4はピストン押圧用コイルスプリング10によってシリンダ3内の前部に位置していると共に図2に示すように、ピストン4から後方に突設している伝達部材9の後端は機関室2の後壁2aに設けている通孔12の前端開口部に臨ませてあり、さらに、ウエイト作動室5内のウエイト6はリコイルスプリング7によって前方に押圧されてその頭部6aの前端部を緩衝コイルスプリング8の後端部に保持されているか、頭部6aが設けられていない場合にはウエイト6の前端面をこの緩衝コイルスプリング8の後端面に当接又は近接させている。さらに、セクターギヤ17はピストン4の下端部に形成しているラック16の後端部に噛合している。
この状態から引金20を引いてモータ18を駆動し、噛合歯車列19を介してセクターギヤ17を回転させると、セクターギヤ17に噛合している上記ラック16を有するピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながら急速に後退する。このピストン4の後退によってピストン4と一体の伝達部材9の後端が図3に示すようにウエイト6の小径頭部6aに当接し、この状態からピストン4の後退に伴って伝達部材9によりウエイト6がリコイルスプリング7を圧縮させながら後方に押し進められ、ウエイト6が図4に示すようにリコイルスプリング7を最大限まで圧縮した位置まで後退した時に、ラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれて、ピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10の復元力によって図5に示すように瞬時に前進移動して伝達部材9の後端をピストン4の頭部前端面から離間させ、このピストン4の前進によってリコイルスプリング7の圧縮が解かれてピストン4の前進移動に後続するようにリコイルスプリング7が復元力によって伸張に転じて図6に示すようにウエイト6を前方に移動させる。
上記ピストン4が後退を開始してウエイト6がリコイルスプリング7を圧縮させながらウエイト作動室5の後端側に移動する動作、及び、この動作に引き続いてピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10の復元力によって元位置にまで前進すると同時にリコイルスプリング7の復元反発力によってウエイト6を前方に移動させる動作は瞬時に行われ、このリコイルスプリング7の圧縮から復元する際の強力な跳ね返り作用力がウエイト作動室5の後端面に反力として伝達してこの反力が反動(リコイルショック)として射手に体感させることができる。
さらに、ラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれて、ピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10の復元力により元位置まで瞬時に前進すると、ウエイト6の前端面に押し付けていたピストン4と一体の伝達部材14の後端が緩衝コイルスプリング8から通孔12を通じて機関室2の後端部内の元位置に復帰すると同時にリコイルスプリング7の復元弾発力によってウエイト6が急速に前進移動し、リコイルスプリング7が最大限まで伸張した時に、図6に示すように、このリコイルスプリング7の前端からウエイト6の後端が離間しながら慣性力により前方に移動してその前端面が緩衝コイルスプリング8に衝突し、この緩衝コイルスプリング8を圧縮させる。
この緩衝コイルスプリング8の圧縮によってウエイト6による緩衝コイルスプリング8に対する衝撃力を吸収しながらウエイト6を制動し、ウエイト6の前進移動を停止させたのち、直ちに緩衝コイルスプリング8の復元力によってウエイト6を後方に反転移動させる。
この時、緩衝コイルスプリング8が圧縮から伸張に転じる際に、この緩衝コイルスプリング8の作動と連動するようにしてラック16にセクターギヤ17が噛合してピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながらピストン4が瞬時に後退し、伝達部材9の後端をウエイト6の頭部6aの前端面に当接させて上記緩衝コイルスプリング8の復元力と共にこの伝達部材9によりウエイト6の運動加速度を増大させ、ウエイト6に大きな慣性力を生じさせながらその慣性力でもってウエイト6を後方に移動させてリコイルスプリング7に強力な力でもって衝撃的に当接させ、リコイルスプリング7を最大限まで大きく圧縮させて強力な復元力を保有させる。
従って、このリコイルスプリング7の復元力によってリコイルスプリング7が伸張に転じる際におけるウエイト作動室5の後端面に作用する反力が大きくなり、その反力による大きな反動(リコイルショック)を射手に体感させることができる。
このように、緩衝コイルスプリング8の復元力とピストン4の後退による伝達部材9の後退力とによってウエイト6に大きな慣性力を発生させながらその慣性力によってウエイト6を後方に移動させてリコイルスプリング7に衝突させ、リコイルスプリング7を圧縮させる動作と、この動作に引き続いて、ピストン4の前進動によってウエイト6の押圧を解除した際のリコイルスプリング7の復元力によるウエイト6の前方への反転移動させる動作とによってウエイト作動室5の後端面に、ピストン4が1回、前後に往復する毎に大きな反動を発生させることができる。
図7は本発明の別な実施例を示すもので、上記実施例においては、ウエイト作動室5の後部内に配設されてウエイト6を前方に押圧する付勢手段としてリコイルスプリング7を使用しているが、この実施例においては、リコイルスプリング7によることなく、付勢手段をウエイト6の後端面とこの後端面に対向するウエイト作動室5の後端面とに互いに反発力が生じるように同磁極を対向させて固着してなる一対の永久磁石71、72から構成している。その他の構成については上記実施例と同じあるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成したので、作動前においてはウエイト6は上記永久磁石71、72の反発力によってウエイト作動室5内の前部側に向かって押圧されてその前端面を緩衝コイルスプリング8に当接、又は近接させた状態となっている。
この状態から引金20を引いてモータ18を駆動し、噛合歯車列19を介してセクターギヤ17を回転させると、セクターギヤ17に噛合している上記ラック16を有するピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながら急速に後退する。このピストン4の後退によってピストン4と一体の伝達部材9の後端が図8に示すようにウエイト6の小径頭部6aに当接し、さらにピストン4の後退に伴ってこの伝達部材9によりウエイト6を上記永久磁石71、72の反発力に抗して後方に押し進める。
ラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれる直前までピストン4が後退してウエイト6を図9に示すようにウエイト作動室5の後端面に接近させると、ウエイト6を前方に押し進めようとする永久磁石71、72の反発力が最大限にまで達し、この状態からラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれると、ピストン4が伝達部材9と一体的にピストン押圧用コイルスプリング10の復元力によって瞬時に元の位置まで前進移動すると同時にウエイト6が該ピストン4の前進に追随するように上記永久磁石71、72の反発力によって前方に移動する。
永久磁石71、72による反発力は、通常、上記リコイルスプリング7の弾発力よりも大きく、この反発力によってウエイト6が急速に前進してその前端面が緩衝コイルスプリング8に衝突して図10に示すようにこの緩衝コイルスプリング8を圧縮させる。
この緩衝コイルスプリング8の圧縮によってウエイト6による緩衝コイルスプリング8に対する衝撃力を吸収しながらウエイト6を制動し、上記実施例と同様にウエイト6の前進移動を停止させたのち、直ちに緩衝コイルスプリング8の復元力によってウエイト6を後方に反転移動させる。
この時、緩衝コイルスプリング8が圧縮から伸張に転じる際に、この緩衝コイルスプリング8の作動と連動するようにしてラック16にセクターギヤ17が噛合してピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながらピストン4が瞬時に後退し、伝達部材9の後端をウエイト6の頭部6aの前端面に当接させて上記緩衝コイルスプリング8の復元力と共にこの伝達部材9によりウエイト6の運動加速度を増大させ、ウエイト6に大きな慣性力を生じさせながらその慣性力でもってウエイト6を後方に移動させて永久磁石71、72同士を接近させ、これらの永久磁石71、72による反発力を増大させる。
従って、これらの永久磁石71、72同士による反発力によってウエイト6が前進した際のウエイト作動室5の後端面に作用する反力が大きくなり、その反力による大きな反動(リコイルショック)を射手に体感させることができる。
図11は本発明のさらに別な実施例を示すもので、上記図1に示す実施例においては、ウエイト作動室5の後部内に配設されてウエイト6を前方に押圧する付勢手段としてリコイルスプリング7を使用し、上記図7に示す実施例においては付勢手段として互いに反発力が生じるように同磁極を対向させた一対の永久磁石71、72を使用しているが、この実施例においては、リコイルスプリング7と一対の永久磁石71、72との両方の付勢手段を使用しているものである。
即ち、ウエイト作動室5内に前後動自在に配設した上記ウエイト6の後端面とウエイト作動室5の後端面との間にウエイト6を前方に付勢するリコイルスプリング7を配設していると共に、ウエイト6の後端面とこの後端面に対向するウエイト作動室5の後端面とに互いに反発力が生じるように同磁極を対向させて一対の永久磁石71、72を固着してなるものである。その他の構成については上記実施例と同じあるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように、ウエイト6を前方に付勢する付勢手段として、リコイルスプリング7と一対の永久磁石71、72とを使用することによって、ピストン4の後退によりウエイト6をピストン4と一体的に後退する伝達部材9の押圧力と共に緩衝コイルスプリング8の弾発力によって後方に押し進めた際に、ウエイト6を前方に押し進めようとする蓄圧力が極めて大きくなり、この圧力によってウエイト6が前進した際のウエイト作動室5の後端面に作用する反力が一層増大して大きな反動を射手に体感させることができる。
次に、上記いずれの実施例においても、ウエイト作動室5内においてウエイト6を後方から付勢手段によって前方に付勢するように構成しているが、図12に示すように、ウエイト6内に付勢手段としてのリコイルスプリング7'を配設した構造としておいてもよい。
この付勢手段の構造を詳述すると、ウエイト作動室5の後端面中心に前方に向かってウエイト作動室5の中程に達する長さを有する固定ロッド体21を突設している一方、ウエイト6内の中心部に該ウエイト6の前端部から後部に達する長さを有する一定径のスプリング収納室22を設けていて、このスプリング収納室22に前端がウエイト作動室5の前端壁後面に受止されているリコイルスプリング7'を内装していると共にスプリング収納室22の後端からウエイト6の後端に亘って上記固定ロッド体21の挿通孔23を穿設し、この挿通孔23に上記固定ロッド体21を挿入してこの固定ロッド体21の前端面で上記リコイルスプリング7'の後端面を受止させている。
ウエイト6の長さや重量は、リコイルスプリング7'を圧縮させながらウエイト6が慣性力により固定ロッド体21をガイドとして後方に移動した際に、その後端面がウエイト作動室5の後端面に当接するか又は、僅かな隙間を存して近接する位置に達するように適宜な長さと重量に設定されている。その他の構成については上記実施例と同じあるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成したので、作動前においてはウエイト6は固定ロッド体21の前端面にその後端を受止されているウエイト6内の上記リコイルスプリング7'によって前方に軽く付勢されていてウエイト6の前端面をその付勢力により緩衝コイルスプリング8に当接,又は、該ウエイト6の小径頭部6aを緩衝コイルスプリング8の後端部内に挿入させた状態となっている。
この状態から引金20を引いてモータ18を駆動し、噛合歯車列19を介してセクターギヤ17を回転させると、セクターギヤ17に噛合している上記ラック16を有するピストン4がピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながら急速に後退する。このピストン4の後退によってピストン4と一体の伝達部材9の後端がウエイト6の小径頭部6aに当接し、さらにピストン4の後退に伴ってこの伝達部材9によりウエイト6を緩衝コイルスプリング8から離間させ且つ上記リコイルスプリング7'を圧縮させながら後方に押し進める。
ラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれる直前までピストン4が後退してウエイト6を図13に示すようにウエイト作動室5の後端面に接近させると、リコイルスプリング7'の圧縮量が最大限にまで達し、この状態からラック16に対するセクターギヤ17の噛合が解かれると、ピストン4が伝達部材9と一体的にピストン押圧用コイルスプリング10の復元力によって瞬時に元の位置まで前進移動すると同時にウエイト6が伝達部材9からの押圧力の開放によってピストン4の前進に瞬時に追随するように上記リコイルスプリング7'の弾性復元による反発力によって急速に前進し、その前端面を緩衝コイルスプリング8に衝突させて図15に示すようにこの緩衝コイルスプリング8を圧縮させる。
この緩衝コイルスプリング8の圧縮によってウエイト6による緩衝コイルスプリング8に対する衝撃力を吸収しながらウエイト6を制動し、上記実施例と同様にウエイト6の前進移動を停止させたのち、直ちに緩衝コイルスプリング8の復元力によってウエイト6を後方に反転移動させる。
この時、緩衝コイルスプリング8が圧縮から伸張に転じる際に、この緩衝コイルスプリング8の作動と連動するようにしてラック16にセクターギヤ17が噛合してピストン押圧用コイルスプリング10を圧縮させながらピストン4が瞬時に後退し、伝達部材9の後端をウエイト6の頭部6aの前端面に当接させて上記緩衝コイルスプリング8の復元力と共にこの伝達部材9の後端力によりウエイト6の運動加速度を増大させ、ウエイト6に大きな慣性力を生じさせてその慣性力でもってウエイト6を緩衝コイルスプリング8から離間させたのちさらに後方に移動させ、リコイルスプリング7'を大きく圧縮させると同時にウエイト6の後端面をウエイト作動室5の後端面にその慣性力により衝突させ、衝突後の跳ね返り時にウエイト作動室5の後端面に生じる大きな反力と共に、リコイルスプリング7'が圧縮から伸張に転じる際に固定ロッド体21を介してウエイト作動室5の後端面に伝達される反力とによって射手に強力な反動を体感させることができる。
なお、ウエイト6をウエイト作動室5の後端面に衝突させることなく、近接した位置に達したのち前方に向かって反転移動させるように構成しておいてもよく、この場合には、ウエイト作動室5の後端面に与えられる衝撃力によることなく上述したように、リコイルスプリング7'が圧縮から伸張に転じる際に固定ロッド体21を介してウエイト作動室5の後端面に伝達される反力による反動を体感させることができる。
1 銃本体
2 機関室
3 シリンダ
4 ピストン
5 ウエイト作動室
6 ウエイト
7 リコイルスプリング
8 緩衝コイルスプリング
9 伝達部材
10 ピストン押圧用コイルスプリング
12 通孔
16 ラック
17 セクターギヤ
20 引金

Claims (4)

  1. 銃本体と、銃本体の機関室内に配設され、引金の操作に連動してシリンダ内を前後動するピストンと、ピストンを常時前方に押圧しているコイルスプリングと、上記シリンダの後方に対向して機関室の後壁後方に設けられたウエイト作動室と、このウエイト作動室に前後動自在に内装されたウエイトと、ウエイトを前方に付勢している付勢手段と、上記機関室の後壁に設けられた通孔を通じて上記ピストンの後退力をウエイトに伝達する伝達部材とからなり、引金の操作によって前後動する上記ピストンの後退時にその後退力を上記伝達部材を介してウエイトに伝達して該ウエイトを上記付勢手段の付勢力に抗して後退させ、ピストンの前進時に付勢手段の付勢力によりウエイトが前進する際の反動力をウエイト作動室の後壁面に伝達するように構成した玩具銃における反動発生装置において、上記ウエイト作動室の前端部内にウエイトの前端面を受止する緩衝コイルスプリングを配設していると共に、上記付勢手段は、上記ウエイト作動室内における上記ウエイトの後端面と上記ウエイト作動室の後壁面との間に介装しているリコイルスプリングからなり、上記前進するウエイトの上記緩衝コイルスプリング対する衝突による上記緩衝コイルスプリングの圧縮のみによって上記ウエイトの前進移動を停止させるように構成していることを特徴とする玩具銃における反動発生装置。
  2. ウエイトが後退した時に、緩衝コイルスプリングの前端が機関室の後壁後面から離間、又は緩衝コイルスプリングの後端がこのウエイトの前端から離間するように緩衝コイルスプリングの長さを設定していることを特徴とする請求項1に記載の玩具銃における反動発生装置。
  3. 銃本体と、銃本体の機関室内に配設され、引金の操作に連動してシリンダ内を前後動するピストンと、ピストンを常時前方に押圧しているコイルスプリングと、上記シリンダの後方に対向して機関室の後壁後方に設けられたウエイト作動室と、このウエイト作動室に前後動自在に内装されたウエイトと、ウエイトを前方に付勢している付勢手段と、上記機関室の後壁に設けられた通孔を通じて上記ピストンの後退力をウエイトに伝達する伝達部材とからなり、引金の操作によって前後動する上記ピストンの後退時にその後退力を上記伝達部材を介してウエイトに伝達して該ウエイトを上記付勢手段の付勢力に抗して後退させ、ピストンの前進時に付勢手段の付勢力によりウエイトが前進する際の反動力をウエイト作動室の後壁面に伝達するように構成した玩具銃における反動発生装置において、上記ウエイト作動室の前端部内にウエイトの前端面を受止する緩衝コイルスプリングを配設していると共に、上記付勢手段は、ウエイトの後端面とウエイト作動室の後端面とに、互いに反発力が生じるように同磁極を対向させて固着してなる一対の永久磁石からなり、上記前進するウエイトの上記緩衝コイルスプリング対する衝突による上記緩衝コイルスプリングの圧縮のみによって上記ウエイトの前進移動を停止させるように構成していることを特徴とする玩具銃における反動発生装置。
  4. 伝達部材の前端をピストンの後面中央部に固着している一方、後端をウエイトの前端面に当接可能に該前端面から前方に小間隔を存して離間させていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の玩具銃における反動発生装置。
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