JP6336187B1 - 災害対応ロケーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】物資の管理を容易にするとともに、乗客の車両への乗降状況の管理を容易にすることが可能な災害対応ロケーションシステムを提供することを目的とする。【解決手段】車両100に荷物400又は乗客を乗せて運送を行う災害対応ロケーションシステム1は、前記荷物又は乗客を乗せているか否かを識別する車載IDの信号を定期的に送信する近距離信号送信機を備え、前記車両100は、前記近距離信号送信機から送信された前記車載IDの信号を受信する車載管理端末300を備え、前記車載管理端末300は、前記近距離信号送信機からの前記車載IDの信号が途絶えたことで、通信が途絶えた荷物400又は乗客が、前記車両100に乗っていないと判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に荷物又は乗客を乗せて運送を行う災害対応ロケーションシステムに関する。
車両で荷物を搬送する際に、個々の荷物が移動するが、その管理の手間がすくないシステムが求められている。特に災害時は、大量の支援物資を管理する必要がある。このような管理方法の一例としては、個々の物資にバーコードを付与し、管理者がバーコードリーダ等でバーコードを読み取ることにより、物資を管理するものがある。
このようなバーコードによる物資の管理方法の構成として、荷物毎に付与されたバーコードを読み取ることにより、荷物の配送結果を管理するシステムが開示されている(特許文献1参照)。
特開2015−55584号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、物資個々にバーコードを付与する必要があるとともに、このバーコードを読み取る手間がかかり、大量の支援物資の管理するシステムとしては不適切であった。さらに、支援物資を運搬した際には、物資の個々の現在の配置場所がわかることが望ましく、例えば、ある支援物資がどの車両に車載されているか、どの場所に配置されたかが手軽にわかるシステムが求められている。
加えて、車両に乗客を乗せた場合においては、その乗客が乗車しているのか、何処で降車したのかという情報を管理するとともに、乗客に降車を通知して、乗り過ごすことを防止するシステムも求められているといえよう。
さらに、乗せるべき荷物を車両に乗せる前や、乗客が目的の車両に乗るためには、荷物や乗客がその車両に乗るべき又は乗せるべきであることを、乗車前に通知してくれることも望ましい。
本発明は、上述した課題を鑑み、物資の管理を容易にするとともに、乗客の車両への乗降状況の管理を容易にすることが可能な災害対応ロケーションシステムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明は、車両に荷物又は乗客を乗せて運送を行う災害対応ロケーションシステムであって、
前記荷物又は乗客を乗せているか否かを識別する車載IDの信号を定期的に送信する近距離信号送信機を備え、
前記車両は、前記近距離信号送信機から送信された前記車載IDの信号を受信する車載管理端末を備え、
前記車載管理端末は、前記近距離信号送信機からの前記車載IDの信号が途絶えたことで、通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断し、
さらに、
前記車載管理端末は、前記車両の現在位置を判断するGPS装置を備え、
前記通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断した際に、通信が途絶えた時点での位置に前記荷物又は乗客が存在すると判断し、前記荷物又は乗客が存在する位置を外部のコンピュータに通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
本発明によれば、車両に荷物又は乗客を乗せて運送を行う災害対応ロケーションシステムは、荷物又は乗客を乗せているか否かを識別する車載IDの信号を定期的に送信し、前記車両は、前記近距離信号送信機から送信された前記車載IDの信号を受信し、前記車載管理端末は、前記近距離信号送信機からの前記車載IDの信号が途絶えたことで、通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断し、さらに、前記車載管理端末は、前記車両の現在位置を判断するGPS装置を備え、前記通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断した際に、通信が途絶えた時点での位置に前記荷物又は乗客が存在すると判断し、前記荷物又は乗客が存在する位置を外部のコンピュータに通知する
ここで、本発明は、システムのカテゴリであるが、方法又はプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
)さらに、前記近距離信号送信機は、
前記荷物を降ろすべきことを通知する通知手段を備え、
前記車載IDとともに、前記荷物を降ろす位置に関する降車位置データを送信し、
前記車載管理端末は、
現在の位置を判断するGPS装置を備え、
前記近距離信号送信機から送信された降車位置データを受信し、前記車両の現在位置が、当該降車位置データが示す位置周辺であると判断した場合は、前記通知手段により降車を通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
)さらに、前記近距離信号送信機は、
前記乗客が降りるべきことを通知する通知手段と、
現在の位置を判断するGPS装置と、
前記乗客の降車場所である降車位置データを記憶する降車位置データ記憶手段と、
前記車両の現在位置が、前記降車位置データが示す位置周辺であると判断した場合は、前記通知手段により降車を通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
)さらに、前記近距離信号送信機は、
荷物を車両に乗せるべきことを通知する積載通知手段と、
前記荷物を乗せるべき車両を識別する車両IDを記憶する車両ID記憶手段と、
所定の車両が前記近距離信号送信機に近づいた場合に、前記車両管理端末から車両を識別する車両IDを受信する車両ID受信手段と、を備え、
前記積載通知手段が、前記車両IDに基づいて、前記車両に荷物を乗せるべきことを通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
)さらに、前記近距離信号送信機は、
乗客が車両に乗るべきことを通知する乗車通知手段と、
前記乗車が乗車すべき車両に関する車両IDを記憶する車両ID記憶手段と、
所定の車両が前記近距離信号送信機に近づいた場合に、前記車両管理端末から車両を識別する車両IDを受信する車両ID受信手段と、を備え、
前記乗車通知手段が、前記車両IDに基づいて、前記車両に乗客が乗車すべきことを通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
)さらに、前記車載管理端末は、本部コンピュータと通信可能に接続され、
前記荷物又は乗客の車載IDを受信している場合は、当該荷物又は乗客を前記車両に車載していると前記本部コンピュータに通知し、
前記荷物又は乗客の車載IDを受信していない場合は、通信が遮断された位置を前記本部コンピュータに通知する災害対応ロケーションシステムを提供する。
本発明によれば、物資の管理を容易にするとともに、乗客の車両への乗降状況の管理を容易にすることが可能な災害対応ロケーションシステムを提供することが可能となる。
図1は、災害対応ロケーションシステム1の概要を示す図である。 図2は、災害対応ロケーションシステム1の全体構成図である。 図3は、本部コンピュータ10、車両100、車両停留所600の機能ブロック図である。 図4は、荷物400、ユーザ端末500の機能ブロック図である。 図5は、本部コンピュータ10、車両100が実行するボタン連動処理のフローチャートである。 図6は、本部コンピュータ10、車両100が実行するボタン連動処理のフローチャートである。 図7は、本部コンピュータ10、車両100が実行するすれ違い処理のフローチャートである。 図8は、本部コンピュータ10、車両100が実行する停留所位置送信処理のフローチャートである。 図9は、本部コンピュータ10、車両100が実行するバスロケーション処理のフローチャートである。 図10は、本部コンピュータ100、ユーザ端末500が実行するナビゲーション処理のフローチャートである。 図11は、車両100、荷物400が実行する第一の乗車処理のフローチャートである。 図12は、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の乗車処理のフローチャートである。 図13は、車両100、荷物400が実行する第一の車載処理のフローチャートである。 図14は、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の車載処理のフローチャートである。 図15は、車両100が実行する第一の降車処理のフローチャートである。 図16は、車両100が実行する第二の降車処理のフローチャートである。 図17は、運行状況テーブルの一例を示す図である。 図18は、バスナビ画面の一例を示す図である。 図19は、バス停到着情報画面の一例を示す図である。 図20は、バス停到着情報画面の一例を示す図である。 図21は、行先検索画面の一例を示す図である。 図22は、行先検索画面の一例を示す図である。 図23は、行先検索画面の一例を示す図である。 図24は、時刻表情報画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[災害対応ロケーションシステム1の概要]
本発明の好適な実施形態について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である災害対応ロケーションシステム1の概要を説明するための図である。災害対応ロケーションシステム1は、車両100(少なくとも車載管理端末300を備える)、近距離信号送信機200から構成され、車両100に荷物又は乗客を乗せて運送を行う。
なお、災害対応ロケーションシステム1は、上述した構成に加え、後述する近距離信号送信機200や車載管理端末300等と通信可能に接続された本部コンピュータ等の構成を有していてもよい。また、災害対応ロケーションシステム1は、上述した構成に加え、車両停留所等の構成を有していてもよい。この車両停留所は、予め定められた経路上の所定の位置に設置され、旅客である乗客が乗降可能な地点を示す物品である。車両停留所は、車両が備える後述する近距離通信装置と近距離通信可能な近距離通信装置を備える。車両停留所における近距離通信装置は、例えば、ビーコン、BLE(Bluetooth Low Energy)対応端末等の信号を送受信する。
車両100は、予め定められた経路である運行情報に基づいて、定期的に運行するバス、地下鉄、鉄道、タクシー等の車両である。
近距離信号送信機200は、荷物又は乗客を識別する車載ID(例えば、荷物の識別情報又は乗客の識別情報)の信号を定期的に車載管理端末300に送信する。近距離信号送信機200は、例えば、車載された荷物に取り付けられた小型装置(ビーコン、RFID、NFC等)や乗客が所持する電子機器(スマートフォンやタブレット等の携帯端末等)である。ここで、車載IDは、荷物又は乗客を識別する識別IDであってよいが、後述のように、結果として、荷物又は乗客を当該車両に乗せているか否かを識別するIDとしても利用される。
車両100は、近距離信号送信機200から送信された車載IDの信号を受信する車載管理端末300を有する。車載管理端末300は、例えば、乗降用の装置(運賃表、降車ランプ、乗車ランプ、降車ボタン、乗車ボタン等)である。車載管理端末300は、GPSから自身の位置情報を取得するGPS装置等を有する。
また、車両100は、携帯電話通信網により遠距離通信を実現する携帯通信装置や、近距離での通信が可能な近距離通信装置等を備える。携帯通信装置は、第3、第4世代通信網等により、遠距離通信を実現可能な装置である。また近距離通信装置は、ビーコン、BLE対応端末等の信号を検知することにより、近距離通信を実現する装置である。
近距離信号送信器200は、車両100が荷物又は乗客を識別する車載IDの信号を定期的に送信する(ステップS01)。近距離信号送信機200は、荷物に取り付けられた小型装置からこの荷物の識別情報(荷物の名称、種類、識別子、整理番号等の荷物を一意に特定可能な情報)を車載IDの信号(以下、単に車載IDと称す。)として送信する。また、近距離信号送信機200は、乗客が所持する電子機器からこの電子機器の識別情報(例えば、電話番号、MACアドレス、IPアドレス、識別子等の電子機器を一意に特定可能な情報)を車載IDとして送信する。
車両100は、近距離信号送信機200から送信された車載IDを受信する(ステップS02)。車両100は、自身が有する車載管理端末300により、車載IDを近距離信号送信機200から受信する。
車両100は、近距離信号送信機200からの車載IDが途絶えたか否か(信号を受信しなくなったか否か)を判断し、途絶えたと判断した場合、通信が途絶えた車載IDに対応する荷物又は乗客が、自身に乗っていないと判断する(ステップS03)。
以上が、災害対応ロケーションシステム1の概要である。
[災害対応ロケーションシステム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である災害対応ロケーションシステム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である災害対応ロケーションシステム1のシステム構成を示す図である。災害対応ロケーションシステム1は、GPS3、公衆回線網(第3、第4世代通信網等)5、本部コンピュータ10、車両100(車載管理端末300を少なくとも有する)、近距離信号送信機200(荷物400又はユーザ端末500)、車両停留所600から構成され、車両100に荷物400又はユーザ端末500を所持する乗客を乗せて運送を行う。
なお、災害対応ロケーションシステム1は、荷物400又はユーザ端末500を所持する乗客の何れかを乗せて運送を行うシステムであってもよい。また、車両停留所600は、システムに含まれていなくともよい。
本部コンピュータ10は、車載管理端末300とデータ通信可能に接続されたコンピュータ装置である。
車両100は、上述したように、車載管理端末300を少なくとも備える。
荷物400は、上述したように、車載IDを車両100に送信する小型装置が取り付けられた物品である。
ユーザ端末500は、上述したように、乗客が所持し、車載IDを車両100に送信する電子機器である。
車両停留所600は、上述したように、予め定められた経路上の所定の位置に設置され、旅客であるユーザが乗降可能な地点を示す物品である。
[各機能の説明]
図3及び図4に基づいて、本発明の好適な実施形態である災害対応ロケーションシステム1の機能について説明する。図3及び図4は、災害対応ロケーションシステム1を構成する本部コンピュータ10、車両100、荷物400、ユーザ端末500、車両停留所600の機能ブロック図を示す図である。
本部コンピュータ10は、御部11として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。また、本部コンピュータ10は、記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、本部コンピュータ10は、処理部14として、各種計算等を実行するためのデバイス等を備える。
本部コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部12と協働して、現在地情報受信モジュール20、位置情報送信モジュール21を実現する。また、本部コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部13と協働して、記憶モジュール30を実現する。また、本部コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部14と協働して、運行管理モジュール40を実現する。
車両100は、車両に必要な一般的な構造に加え、上述した本部コンピュータ10と同様に、制御部110、通信部120及び処理部140を備える。車両100は、通信部120として、車載管理端末300を備える。
車両100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部120と協働して、位置情報取得モジュール150、現在地情報送信モジュール151、他車両情報取得モジュール152、通知受信モジュール153、降車データ受信モジュール154、車載通知モジュール155を実現する。また、車両100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部140と協働して、通過処理モジュール170、距離計測モジュール171、通知モジュール172、降車判断モジュール173を実現する。
荷物400に取り付けられた小型装置は、上述した本部コンピュータ10と同様に、制御部410、通信部420、記憶部430、処理部440を備える。
荷物400において、制御部410が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部420と協働して、車両ID受信モジュール450、通知モジュール451、降車データ送信モジュール452を実現する。また、荷物400において、制御部410が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部430と協働して、記憶モジュール460を実現する。また、荷物400において、制御部410が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部440と協働して、ID判断モジュール470を実現する。
ユーザ端末500は、上述した本部コンピュータ10と同様に、制御部510、通信部520及び記憶部530を備える。また、ユーザ端末500は、入出力部540として、制御部510で制御したデータや画像を出力表示する表示部や、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部等の各種デバイスを備える。
ユーザ端末500において、制御部510が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部520と協働して、位置情報取得モジュール550、現在地情報送信モジュール551、運行情報取得モジュール552、車両ID受信モジュール553、通知モジュール554、降車データ送信モジュール555を実現する。また、ユーザ端末500において、制御部510が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部530と協働して、記憶モジュール560を実現する。また、ユーザ端末500において、制御部510が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部540と協働して、表示モジュール570、時刻予想モジュール571、ID判断モジュール572を実現する。
車両停留所600は、ビーコンやBLE対応端末等を備える。車両停留所600は、車両100又はユーザ端末500からの指示に基づいて、自身が有する各種情報を提供する。
[ボタン連動処理]
図5及び図6に基づいて、本部コンピュータ10、車両100が実行するボタン連動処理について説明する。図5及び図6は、本部コンピュータ10、車両100が実行するボタン連動処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、通過処理モジュール170は、料金更新ボタンの入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10において、通過処理モジュール170は、車両100が有する料金表を更新する料金更新ボタンの操作を受け付けたか否かを判断する。
ステップS10において、通過処理モジュール170は、入力操作を受け付けたと判断した場合(ステップS10 YES)、通過処理モジュール170は、料金更新ボタンの入力信号を取得する(ステップS11)。
位置情報取得モジュール150は、自身の現在置を示す位置情報をGPS3から取得する(ステップS12)。
現在地情報送信モジュール151は、料金更新ボタンの入力信号及び自身の現在地を示す位置情報を、現在地情報として、本部コンピュータ10に送信する(ステップS13)。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。記憶モジュール30は、受信した現在地情報と、現在時刻とを対応付けて記憶する(ステップS14)。
運行管理モジュール40は、記憶した現在地情報と、現在時刻と、記憶モジュール30が、予め記憶した車両100の運行情報とを比較することにより、記憶モジュール30は、車両100の現在地と運行状況とを運行状況テーブルとして記憶する(ステップS15)。ステップS15において、記憶モジュール30は、運行状況として、各路線における車両停留所600の位置と、車両100の位置とを対応付けて運行状況テーブルとして記憶する。
[運行状況テーブル]
図17に基づいて、運行状況テーブルについて説明する。図17は、運行状況テーブルを示す図である。図17において、記憶モジュール30は、車両停留所600の数、各路線における車両停留所600の名称及び車両100の位置を対応付けて記憶する。停留所は、車両停留所600の数である。A線、B線及びC線は、車両100が運行する路線における車両停留所600の名称である。位置は、車両100の現在位置を示す。位置において、予め記憶した運行情報と略同一の時刻にある場合、「○」として記憶する。また、位置に置いて、予め記憶した運行情報と遅延した時刻にある場合、「●」として記憶する。このとき、この路線と、遅延時間とを同時に関連付けて記憶する。
一方、ステップS10において、通過処理モジュール170は、入力操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS10 NO)、距離計測モジュール171は、車両停留所600から所定の距離を移動(例えば、100m)したか否かを判断する(ステップS16)。ステップS16において、距離計測モジュール171は、車両100が有する走行距離計の数値に基づいて、所定の距離を移動したか否かを判断する。
なお、ステップS16において、車両100は、距離を計測する以外の方法により、車両停留所600から離れているか否かを判断してもよい。例えば、車両停留所600に設けられたビーコン、BLE対応端末等により、通信可能であるか否かを判断することにより、離れているか否かを判断してもよい。
ステップS16において、距離計測モジュール171は、所定の距離を移動したと判断した場合(ステップS16 YES)、通知モジュール172は、運転手に対して、料金更新ボタンの操作を指示する通知を行う(ステップS17)。ステップS17において、通知モジュール172は、例えば、車両100に設けられた通知ランプ等を点灯させることにより、通知する。車両100の運転手は、この通知に対して、上述した料金更新ボタンを操作すればよい。
一方、ステップS16において、距離計測モジュール171は、所定の距離移動していないと判断した場合(ステップS16 NO)、上述したステップS10の処理を再度繰り返す。
以上が、ボタン連動処理である。
[すれ違い処理]
図7に基づいて、本部コンピュータ10、車両100が実行するすれ違い処理について説明する。図7は、本部コンピュータ10、車両100が実行するすれ違い処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS20)。ステップS20の処理は、上述したステップS12と同様の処理である。
現在地情報送信モジュール151は、現在地情報を本部コンピュータ10に送信できるか否かを判断する(ステップS21)。ステップS21の処理は、車両100が有する携帯通信装置による通信が通信不可能であるか否かを判断する処理である。ステップS21において、現在地情報送信モジュール151は、携帯通信装置による通信の応答、本部コンピュータ10の応答の有無等に基づいて、現在地情報を本部コンピュータ10へ送信できるか否かを判断する。
ステップS21において、現在地情報送信モジュール151は、現在地情報を送信できると判断した場合(ステップS21 YES)、現在地情報送信モジュール151は、現在地情報を本部コンピュータ10に送信する(ステップS22)。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。本部コンピュータ10は、この現在地情報に基づいて、後述するステップS25以降の処理を実行する。
一方、ステップS21において、位置情報取得モジュール150は、現在地を送信できないと判断した場合(ステップS21 NO)、他車両情報取得モジュール152は、他の車両100から、車両情報を取得したか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23において他車両情報取得モジュール152は、他の車両100が有するビーコン等の情報を、近距離無線通信により取得したか否か、他の車両100が有する信号検知装置からの応答の有無を判断する。この処理は、車両100と他の車両100とがすれ違ったか否かを判断する処理である。
ステップS23において、他車両情報取得モジュール152は、取得できなかったと判断した場合(ステップS23 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS23において、他車両情報取得モジュール152は、取得できたと判断した場合(ステップS23 YES)、現在地情報送信モジュール151は、現在地情報を他の車両100に送信する(ステップS24)。
他の車両100は、車両100が送信した現在地情報を受信し、この現在地情報を、本部コンピュータ10に送信する。他の車両100は、自身が有する通信携帯装置により、外部の本部コンピュータ10に、車両100の位置情報を送信する。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を取得する(ステップS25)。ステップS26において、現在地情報受信モジュール20は、他の車両100が送信した車両100の位置情報を受信することにより、取得する。
記憶モジュール30は、受信した現在地情報と、現在時刻とを対応付けて記憶する(ステップS26)。ステップS26の処理は、上述したステップS14の処理と同様である。
運行管理モジュール40は、記憶した現在地情報と、現在時刻と、記憶モジュール30が予め記憶した車両100の運行情報とを比較することにより、記憶モジュール30は、車両100の現在地と運行状況とを運行状況テーブルとして記憶する(ステップS27)。ステップS27において、記憶モジュール30は、運行状況として、各路線における車両停留所600の位置と、車両100の位置とを対応付けて上述した運行状況テーブルとして記憶する。
以上が、すれ違い処理である。
[停留所位置送信処理]
図8に基づいて、本部コンピュータ10、車両100が実行する停留所位置送信処理について説明する。図8は、本部コンピュータ10、車両100が実行する停留所位置送信処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
位置情報取得モジュール150は、GPS3から自身の位置情報を取得可能か否かを判断する(ステップS30)。ステップS30において、位置情報取得モジュール150は、GPS3による位置検知が可能であるか否かを判断する。
ステップS30において、位置情報取得モジュール150は、取得可能であると判断した場合(ステップS30 YES)、位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS31)。ステップS31の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
現在地情報送信モジュール151は、現在地情報を本部コンピュータ10に送信する(ステップS32)。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。本部コンピュータ10は、この現在地情報に基づいて、後述するステップS35以降の処理を実行する。
一方、ステップS30において、取得不可能であると判断した場合(ステップS30 NO)、現在地情報取得モジュール150は、車両停留所600から位置情報を取得できたか否かを判断する(ステップS33)。ステップS33において、現在地情報取得モジュール150は、車両停留所600が有するビーコンやBLE対応端末に記憶された情報を位置情報として取得できたか否かを判断する。車両停留所600は、例えば、自身が設置された場所を示す情報が記憶されたビーコンやBLE対応端末を有する。
ステップS33において、現在地情報取得モジュール150は、取得できなかった場合(ステップS33 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS33において、現在地情報取得モジュール150は、取得できた場合(ステップS33 YES)、取得した位置情報を、自身の現在地情報として、本部コンピュータ10に送信する(ステップS34)。ステップS34の処理は、車両100が有する携帯通信装置で、外部の本部コンピュータ10に位置情報を送信する処理である。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。記憶モジュール30は、受信した現在地情報と、現在時刻とを対応付けて記憶する(ステップS35)。ステップS35の処理は、上述したステップS14の処理と同様である。
運行管理モジュール40は、記憶した現在地情報と、現在時刻と、記憶モジュール30が予め記憶した車両100の運行情報とを比較することにより、記憶モジュール30は、車両100の現在地と運行状況とを運行状況テーブルとして記憶する(ステップS36)。ステップS36において、記憶モジュール30は、運行状況として、各路線における車両停留所600の位置と、車両100の位置とを対応付けて上述した運行状況テーブルとして記憶する。
以上が、停留所位置送信処理である。
[バスロケーション処理]
図9に基づいて、本部コンピュータ10、車両100が実行するバスロケーション処理について説明する。図9は、本部コンピュータ10、車両100が実行するバスロケーション処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
位置情報取得モジュール150は、自身が接近した他の車両100又は自身が接近した車両停留所600から位置情報を取得する(ステップS40)。ステップS40において、位置情報取得モジュール150は、他の車両100が有する携帯通信装置又は車両停留所600が有するビーコン又はBLE対応端末等から位置情報を取得する。このとき、位置情報取得モジュール150は、他の車両100又は自身が接近した車両停留所600の何れか又は双方から位置情報を取得する。
ステップS40において、位置情報取得モジュール150は、自身が有する社内運賃表示器からも自身の位置情報を取得してもよい。例えば、位置情報取得モジュール150は、社内運賃表示器が表示する運賃のうち、発行済みの整理券のうち、最も数が大きい整理券番号に該当する車両停留所600の位置情報を自身の位置情報として取得する。また、最も数が大きい整理券番号とその次に数が大きい整理券番号の其々に該当する車両停留所600の間の位置情報を自身の位置情報として取得する。
現在地情報送信モジュール151は、取得した位置情報を、自身の現在地情報として、本部コンピュータ10に送信する(ステップS41)。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。記憶モジュール30は、受信した現在地情報と、現在時刻とを対応付けて記憶する(ステップS42)。ステップS42の処理は、上述したステップS14の処理と同様である。
運行管理モジュール40は、記憶した現在地情報と、現在時刻と、記憶モジュール30が予め記憶した車両100の運行情報とを比較することにより、記憶モジュール30は、車両100の現在地と運行状況とを運行状況テーブルとして記憶する(ステップS43)。ステップS43において、記憶モジュール30は、運行状況として、各路線における車両停留所600の位置と、車両100の位置とを対応付けて上述した運行状況テーブルとして記憶する。
以上が、バスロケーション処理である。
[ナビゲーション処理]
図10に基づいて、本部コンピュータ10と、荷物400又はユーザ端末500とが実行するナビゲーション処理について説明する。以下の説明において、本部コンピュータ10とユーザ端末500とがナビゲーション処理を実行するものとして説明する。図10は、本部コンピュータ10、ユーザ端末500が実行するナビゲーション処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、ユーザ端末500が実行する処理を荷物400が実行する構成であってもよい。この場合、後述するユーザ端末500が実行する各処理を、荷物400が実行する又はユーザ端末500が表示する各内容及び入力する各内容等を、荷物400の管理者が保有する端末等が該当する処理を実行すればよい。また、ユーザ端末500が記憶する内容を、荷物400が備える近距離信号送信機等により記憶すればよい。
はじめに、表示モジュール570は、該当するアプリケーションの起動入力を受け付け、目的地を登録するためのバスナビ画面を表示する(ステップS50)。ステップS50において、表示モジュール570は、ユーザからの操作入力(タップ操作、マウス操作、キーボード入力、音声入力、ジェスチャー入力等)を受け付けることにより、該当するアプリケーションを起動し、バスナビ画面を表示する。
図18は、表示モジュール570が表示するバスナビ画面の一例を示す図である。図18において、表示モジュール570は、バスナビ画面700として、名称表示領域710、バス停到着検索アイコン720、行先検索アイコン730、時刻表アイコン740、設定アイコン750、広告表示領域760を表示する。名称表示領域710は、現在の画面の名称を表示する領域である。バス停到着検索アイコン720は、ユーザからの操作入力を受け付け、後述するバス停到着検索画面を表示するアイコンである。行先検索イコン730は、ユーザからの操作入力を受け付け、後述する行先検索画面を表示するアイコンである。時刻表アイコン740は、ユーザからの操作入力を受け付け、後述する時刻表画面を表示するアイコンである。設定アイコン750は、ユーザからの操作入力を受け付け、設定画面を表示するアイコンである。広告表示領域760は、広告を表示する領域である。
バス停到着検索アイコン720は、ユーザが所望する車両停留所600に到着する車両100の表示や、自身に近接するBLE対応端末を有する車両停留所600の情報を表示することが可能である。行先検索アイコン730は、行先に対応する車両100の閲覧、出発及び到着の車両停留所600の指定、行先に指定した車両停留所600の一つ前の車両停留所600を通過した際のアラート表示等の設定が可能である。時刻表アイコン740は、車両停留所600を指定することによる時刻表の閲覧、地図等から時刻表を閲覧、時刻表における平日・土・日の切り替えが可能である。設定アイコン750は、後述するブックマークの編集、設定した画面への遷移、画面や位置情報の自動更新間隔指定等が可能である。
図19は、表示モジュール570が表示するバス停到着情報画面の一例を示す図である。図19において、表示モジュール570は、上述したバス停到着検索アイコン720の操作入力を受け付けることを契機として、バス停到着情報画面800を表示する。表示モジュール570は、バス停到着情報画面800として、名称表示領域810、バス停名入力領域820、現在地アイコン830、キーワードアイコン840、ブックマークアイコン850、ビーコンアイコン860、広告表示領域870を表示する。名称表示領域810は、現在の画面の名称を表示する領域である。バス停名入力領域820は、ユーザが所望する車両停留所600の名称の入力を受け付ける領域である。後述する各アイコンは、この車両停留所600の名称の入力を補助するためのものである。現在地アイコン830は、ユーザからの操作入力を受け付け、例えば、ユーザ端末500が取得する自身の位置情報と、地図提供サーバ等から取得した地図情報とに基づいて、自身を中心に、所定の距離の範囲内の車両停留所600を地図上に表示し、ユーザからの入力を受け付ける。表示した車両停留所600への操作入力を受け付けることにより、バス停名入力領域820へ、車両停留所600の名称の入力を受け付ける。キーワードアイコン840は、ユーザからの操作入力を受け付け、例えば、ユーザが所望するキーワード(車両停留所600の名称、路線名、施設名、地名等)の入力を受け付けるウインドウ等を表示し、このウインドウへ入力を受け付けることにより、バス停名入力領域820へ、車両停留所600の名称の入力を受け付ける。ブックマークアイコン850は、ユーザが予め設定した所定の車両停留所600の名称等を表示し、表示した車両停留所600の名称の選択入力を受け付けることにより、バス停名入力領域820へ、車両停留所600の名称の入力を受け付ける。ビーコンアイコン860は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、近隣の車両停留所600が有するビーコンから情報を取得することにより、この車両停留所600の名称を取得し、バス停名入力領域820へ、車両停留所600の名称の入力を受け付ける。広告表示領域870は、広告を表示する領域である。
図20は、表示モジュール570が表示するバス停到着情報画面の一例を示す図である。図20において、表示モジュール570は、上述したバス停名入力領域820への入力操作を受け付けることを契機として、バス停到着情報画面900を表示する。表示モジュール570は、バス停到着情報画面900として、名称表示領域910、運行状況表示領域920、ブックマーク登録アイコン930、表示切替アイコン940、広告表示領域950を表示する。名称表示領域910は、現在の画面の名称を表示する領域である。名称表示領域910は、現在の画面の名称を表示する領域である。運行状況表示領域920は、入力を受け付けた車両停留所600の名称、運行状況(停留所600の数、発着及び到着予定時刻、現在地、遅延状況等)を表示する。運行状況表示領域920は、ユーザからの選択入力を受け付けることを契機として、詳細な車両100の運行情報画面を表示する。ブックマーク登録アイコン930は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、表示する車両停留所600の名称を上述したブックマークに登録する。表示切替アイコン940は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、例えば、予め設定された時刻表に基づいた到着予定順や、実際の遅延等を含めた到着予測順に表示を切り替える。広告表示領域950は、広告を表示する領域である。
図21は、表示モジュール570が表示する行先検索画面の一例を示す図である。図21において、表示モジュール570は、上述した行先検索アイコン730への操作入力を受け付けることを契機として、行先検索画面1000を表示する。表示モジュール570は、行先検索画面1000として、名称表示領域1010、検索内容入力領域1020、広告表示領域1030を表示する。名称表示領域1010は、現在の画面の名称を表示する領域である。検索内容入力領域1020は、出発地の車両停留所600の名称、到着地の車両停留所600の名称、出発地の車両停留所600の名称と到着地の車両停留所600の名称との入れ替え、出発時間の指定、到着時間の指定、始発の指定、最終の指定等のユーザからの入力を受け付ける。出発地の車両停留所600の名称、到着地の車両停留所600の名称は、上述したような現在地、キーワード、ブックマーク、ビーコンを入力することにより受け付けてもよいし、直接入力を受け付けてもよい。
図22は、表示モジュール570が表示する行先検索画面の一例を示す図である。図22において、表示モジュール570は、上述した検索内容入力領域1020への操作入力を受け付けることを契機として、行先検索画面1100を表示する。表示モジュール570は、行先検索画面1100として、名称表示領域1110、検索結果表示領域1120、ブックマーク登録アイコン1130、広告表示領域1140、切替アイコン1150を表示する。名称表示領域1110は、現在の画面の名称を表示する領域である。検索結果表示領域1120は、上述した検索内容入力領域1020に入力された内容に基づいた車両100の運行情報を表示し、ユーザからの選択入力を受け付ける。ブックマーク登録アイコン1130は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、表示する車両停留所600の名称を上述したブックマークに登録する。広告表示領域1140は、広告を表示する領域である。切替アイコン1150は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、検索結果表示領域1120に表示する運行情報を切り替える。例えば、出発順に運行情報を並べ替えたり、到着順に運行情報を並べ替えたりする。
図23は、表示モジュール570が表示する行先検索画面の一例を示す図である。図23において、表示モジュール570は、上述した検索結果表示領域1120への選択入力を受け付けることを契機として、行先検索画面1200を表示する。表示モジュール570は、行先検索画面1200として、名称表示領域1210、運行情報表示領域1220、サポートアイコン1230、キャンセルアイコン1240、広告表示領域1250、ブックマーク登録アイコン1260を表示する。名称表示領域1210は、現在の画面の名称を表示する領域である。運行情報表示領域1220は、上述した検索結果表示領域1120への選択入力を受け付けた内容に基づいて、車両100の詳細な運行情報を表示する。サポートアイコン1230は、例えば、目的の車両停留所600の一つ前の車両停留所600を出発したとき、自動的にユーザに通知すること、所定のタイミングでユーザに通知すること、降車に必要な補助をユーザに通知すること等の車両100の乗降に関するサポートを行う入力を受け付ける。キャンセルアイコン1240は、本画面の終了の入力を受け付ける。広告表示領域1250は、広告を表示する領域である。ブックマーク登録アイコン1260は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、表示する車両停留所600の名称を上述したブックマークに登録する。
図24は、表示モジュール570が表示する時刻表情報画面の一例を示す図である。図24において、表示モジュール570は、上述した時刻表アイコン740への操作入力を受け付けることを契機として、時刻表情報画面1300を表示する。表示モジュール570は、時刻表情報1300として、名称表示領域1310、時刻表情報表示領域1320、切替アイコン1330,1340、広告表示領域1350を表示する。名称表示領域1310は、現在の画面の名称を表示する領域である。時刻表情報表示領域1320は、予め設定された路線における時刻表や、ユーザ端末500が取得する位置情報に該当する車両停留所600の時刻表や、ユーザ端末500が入力を受け付けた車両停留所600に該当する時刻表等を表示する。切替アイコン1330,1340は、ユーザからの操作入力を受け付けることにより、時刻表情報表示領域1320に表示する時刻表情報の切替を行う。例えば、平日の時刻表、土曜の時刻表、日曜・祝日の時刻表等を切り替える。広告表示領域1350は、広告を表示する領域である。
ユーザ端末500は、これらの各画面に対しての入力を受け付けることにより、目的地や時刻等を入力する。
なお、上述した処理を荷物400に対して実行する場合、この荷物400の管理者が保有する管理者端末等により、これらの入力を行ってもよいし、本部コンピュータ10にこれらの入力を行ってもよい。
位置情報取得モジュール550は、自身の位置情報をGPS3から取得する(ステップS51)。
現在地情報送信モジュール551は、自身の位置情報を現在地とした現在地情報を、本部コンピュータ10に送信する(ステップS52)。
現在地情報受信モジュール20は、現在地情報を受信する。運行管理モジュール40は、記憶モジュール30が記憶する車両停留所600の位置を参照し、現在地情報に近隣する車両停留所600の位置情報を取得する(ステップS53)。ステップS53において、運行管理モジュール40は、一の車両停留所600の位置情報を取得してもよいし、複数の車両停留所600の位置情報を取得してもよい。
位置情報送信モジュール21は、取得した位置情報を、ユーザ端末500に送信する(ステップS54)。
位置情報取得モジュール550は、車両停留所600の位置情報を受信する。時刻予想モジュール571は、自身の現在地から、近隣の車両停留所600までの到着時刻を予想する(ステップS55)。ステップS55において、時刻予想モジュール571は、予め記憶した地図情報や外部サーバ等から取得した地図情報に基づいて、現在地からこの車両停留所600までの間の距離を算出することにより、到着時刻を予想する。
運行情報取得モジュール552は、本部コンピュータ10から運行情報を取得する(ステップS56)。ステップS56において、運行情報取得モジュール552は、近隣の車両停留所600の時刻表を取得するとともに、上述した運行状況テーブルから、車両100の位置情報を運行情報として取得する。
時刻予想モジュール571は、取得した運行情報と、現在時刻と、予想した到着時刻とに基づいて、近隣の車両停留所600に近づく車両100にユーザが乗るために、現在地を何時に出発すれば良いかを示す予想出発時刻を算出する(ステップS57)。ステップS57において、時刻予想モジュール571は、車両100が近隣の車両停留所600に到着する時刻と、現在時刻との差を算出することにより、予想したユーザがこの車両停留所600に到着する到着時刻から、ユーザの予想出発時刻を算出する。この予想出発時刻は、ある程度余裕(例えば、5分前や10分前)を持たせた時刻であってもよいし、厳密に同時刻であってもよい。
表示モジュール570は、算出した予想出発時刻を表示する(ステップS58)。ステップS58において、表示モジュール570は、予想出発時刻とともに、自身の現在地からこの車両停留所600までの経路を、地図上に表示させる。
なお、表示モジュール570は、現在の時刻が予想出発時刻になったタイミングや、この予想出発時刻の所定時間前(例えば、5分前、10分前等)に、その旨の通知をユーザに通知してもよい。例えば、アラーム音声を出力することや、待受画面やホーム画面等にその旨の通知を表示してもよい。
以上が、ナビゲーション処理である。
[第一の乗車処理]
図11に基づいて、車両100、荷物400が実行する第一の乗車処理について説明する。図11は、車両100、荷物400が実行する第一の乗車処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
車両ID受信モジュール450は、車両100からこの車両100を識別する車両IDを受信する(ステップS70)。ステップS70において、車両ID受信モジュール450は、近距離通信等により、自身に近づいた車両100の車両IDを受信する。
ID判断モジュール470は、受信した車両IDが、記憶モジュール460が記憶する車両IDと一致するか否かを判断する(ステップS71)。ステップS71において、ID判断モジュール470は、一致しないと判断した場合(ステップS71 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS71において、ID判断モジュール470は、一致すると判断した場合(ステップS71 YES)、通知モジュール451は、この車両IDに対応する車両100に、自身を乗せるべきことを示す乗車通知を送信する(ステップS72)。ステップS72において、通知モジュール451は、乗車通知として、乗車する車両停留所600の識別子(例えば、車両停留所600の名称、位置情報)と、自身が乗車する情報とを送信する。
なお、ステップS72において、荷物400は、車両100に対して乗車通知を送信するとともに、自身が車両100に積む等の表示をしてもよい。例えば、荷物400に、「このバスに積む」等の表示を点灯させることにより表示してもよい。
通知受信モジュール153は、乗車通知を受信する。通知モジュール172は、受信した乗車通知に基づいて、車両100の運転手に対して、荷物400を乗車させる旨の通知を表示する(ステップS73)。ステップS73において、通知モジュール172は、例えば、乗車用のランプや車載管理装置等を点灯させることにより、近隣の車両停留所600に、乗車させるべき荷物400が存在することを通知する。
この通知を受けて、車両100の運転手は、対応する車両停留所600に停車し、荷物400を乗車させる。
以上が、第一の乗車処理である。
図12に基づいて、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の乗車処理について説明する。図12は、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の乗車処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
車両ID受信モジュール553は、車両100からこの車両100を識別する車両IDを受信する(ステップS80)。ステップS80の処理は、上述したステップS70の処理と同様である。
ID判断モジュール572は、受信した車両IDが、記憶モジュール560が記憶する車両IDと一致するか否かを判断する(ステップS81)。ステップS81において、ID判断モジュール572は、一致しないと判断した場合(ステップS81 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS81において、ID判断モジュール572は、一致すると判断した場合(ステップS81 YES)、通知モジュール554は、この車両IDに対応する車両100に、ユーザを乗せるべきことを示す乗車通知を送信する(ステップS82)。ステップS82において、通知モジュール554は、乗車通知として、乗車する車両停留所600の識別子(例えば、車両停留所600の名称、位置情報)と、自身が乗車する情報とを送信する。
なお、車両IDと、上述した車載IDは同一の識別コードであってもよい。なお、ステップS82において、ユーザ端末500は、車両100に対して乗車通知を送信するとともに、自身が車両100に乗車する等の表示をしてもよい。例えば、「このバスに乗車する」等の表示を点灯させることにより表示してもよい。
通知受信モジュール153は、乗車通知を受信する。通知モジュール172は、受信した乗車通知に基づいて、車両100の運転手に対して、ユーザ端末500を所持するユーザを乗車させる旨の通知を表示する(ステップS83)。ステップS83において、通知モジュール172は、例えば、乗車用のランプや車載管理装置等を点灯させることにより、近隣の車両停留所600に、乗車させるべきユーザが存在することを通知する。
この通知を受けて、車両100の運転手は、対応する車両停留所600に停車し、ユーザを乗車させる。
以上が、第二の乗車処理である。
[第一の車載処理]
図13に基づいて、車両100、荷物400が実行する第一の車載処理について説明する。図13は、車両100、荷物400が実行する第一の車載処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
降車データ送信モジュール452は、降車データを、車両100に送信する(ステップS90)。ステップS90において、降車データ送信モジュール452は、車載IDと、予め設定された自身を降ろす位置に関する位置情報(緯度及び経度や降車する車両停留所600の名称等)を、定期的(例えば、数秒毎、1分毎)に車載管理端末300に送信する。
なお、降車データ送信モジュール452は、車載IDのみを定期的に送信し、自身を降ろす位置に関する位置情報は、初回のみ送信する構成であってもよい。
降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できたか否かを判断する(ステップS91)。ステップS91において、降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できなかったと判断した場合(ステップS91 NO)、後述する第一の降車処理を実行する。
一方、ステップS91において、降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できたと判断した場合(ステップS91 YES)、車載通知モジュール155は、荷物400が自身に車載していることを示す車載通知を、本部コンピュータ10に送信する(ステップS92)。ステップS92において、この車載通知には、現在の車両100の位置情報が含まれる。
位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS93)。ステップS93において、位置情報取得モジュール150は、上述したボタン連動処理、すれ違い処理、停留所位置送信処理又はバスロケーション処理における位置情報を取得する方法、GPS3から自身の位置情報を取得する方法又は社内運賃表示器から位置情報を取得する方法の何れか又は複数の組み合わせにより、自身の位置情報を取得する。
降車判断モジュール173は、自身の位置情報が、降車データが示す位置周辺であるか否かを判断する(ステップS94)。ステップS94において、降車判断モジュール173は、例えば、降車データが示す車両停留所600の近傍であるか否かや、降車データが示す車両停留所600の一つ前の車両停留所600を通過したか否か等に基づいて、位置周辺であるか否かを判断する。
ステップS94において、降車判断モジュール173は、位置周辺ではないと判断した場合(ステップS94 NO)、ステップS93の処理を繰り返す。
一方、ステップS94において、降車判断モジュール173は、位置周辺であると判断した場合(ステップS94 YES)、通知モジュール172は、次の車両停留所600に荷物400を降車させる旨の通知を実行する(ステップS95)。ステップS95において、通知モジュール172は、例えば、降車ランプを点灯させる等により、運転手に次の車両停留所600に降車させる荷物400が存在することの通知を実行する。
以上が、第一の車載処理である。
[第二の車載処理]
図14に基づいて、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の車載処理について説明する。図14は、車両100、ユーザ端末500が実行する第二の車載処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
降車データ送信モジュール555は、降車データを、車両100に送信する(ステップS100)。ステップS100において、降車データ送信モジュール555は、車載IDと、予め設定された自身を降ろす位置に関する位置情報(緯度及び経度や降車する車両停留所600の名称等)を、定期的(例えば、数秒毎、1分毎)に車載管理端末300に送信する。
なお、降車データ送信モジュール555は、車載IDのみを定期的に送信し、自身を降ろす位置に関する位置情報は、初回のみ送信する構成であってもよい。
降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できたか否かを判断する(ステップS101)。ステップS101において、降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できなかったと判断した場合(ステップS101 NO)、後述する第二の降車処理を実行する。
一方、ステップS101において、降車データ受信モジュール154は、降車データを受信できたと判断した場合(ステップS101 YES)、車載通知モジュール155は、ユーザ端末500を所持するユーザが自身に車載していることを示す車載通知を、本部コンピュータ10に送信する(ステップS102)。ステップS102において、この車載通知には、現在の車両100の位置情報が含まれる。
位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS103)。ステップS103の処理は、上述したステップS93の処理と同様である。
降車判断モジュール173は、自身の位置情報が、降車データが示す位置周辺であるか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104において、降車判断モジュール173は、例えば、降車データが示す車両停留所600の近傍であるか否かや、降車データが示す車両停留所600の一つ前の車両停留所600を通過したか否か等に基づいて、位置周辺であるか否かを判断する。
ステップS104において、降車判断モジュール173は、位置周辺ではないと判断した場合(ステップS104 NO)、ステップS103の処理を繰り返す。
一方、ステップS104において、降車判断モジュール173は、位置周辺であると判断した場合(ステップS104 YES)、通知モジュール172は、次の車両停留所600にユーザ端末500を所持するユーザを降車させる旨の通知を実行する(ステップS105)。ステップS105において、通知モジュール172は、例えば、降車ランプを点灯させる等により、運転手に次の車両停留所600に降車させるユーザが存在することの通知を実行する。
以上が、第二の車載処理である。
[第一の降車処理]
図15に基づいて、車両100が実行する第一の降車処理について説明する。図15は、車両100が実行する第一の降車処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
降車判断モジュール173は、降車データを受信できなかったことから、荷物400が送信していた降車データが途絶えたことにより、荷物400が自身に車載されていないと判断する(ステップS110)。ステップS110において、降車判断モジュール173は、降車データに含まれる車載IDが取得できなかったことを理由として、荷物400が既に降車していると判断する。
位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS111)。ステップS111は、上述したステップS93の処理と同様である。
降車判断モジュール173は、取得した位置情報の位置が、荷物400との通信が途絶えた時点における位置であると判断し、この位置が荷物400が存在する位置であると判断する(ステップS112)。
車載通知モジュール155は、この判断した荷物400が存在する位置を、本部コンピュータ10に通知する(ステップS113)。
以上が、第一の降車処理である。
[第二の降車処理]
図16に基づいて、車両100が実行する第二の降車処理について説明する。図16は、車両100が実行する第二の降車処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
降車判断モジュール173は、降車データを受信できなかったことから、ユーザ端末500が送信していた降車データが途絶えたことにより、ユーザ端末500を所持するユーザが自身に車載されていないと判断する(ステップS120)。ステップS120において、降車判断モジュール173は、降車データに含まれる車載IDが取得できなかったことを理由として、ユーザ端末500を所持するユーザが既に降車していると判断する。
位置情報取得モジュール150は、自身の位置情報を取得する(ステップS121)。ステップS121は、上述したステップS93の処理と同様である。
降車判断モジュール173は、取得した位置情報の位置が、ユーザ端末500との通信が途絶えた時点における位置であると判断し、この位置がユーザ端末500を所持するユーザが存在する位置であると判断する(ステップS122)。
車載通知モジュール155は、この判断したユーザが存在する位置を、本部コンピュータ10に通知する(ステップS123)。
運行情報取得モジュール552は、本部コンピュータ10又は車両停留所600から、乗車していた車両100が進行する方向とは、反対方向に位置する車両停留所600の時刻表を取得する(ステップS124)。ステップS124において、運行情報取得モジュール552は、本部コンピュータ10が記憶するこの反対方向に位置する車両停留所600の時刻表を取得してもよいし、この反対方向に位置する車両停留所600から直接時刻表を取得してもよい。
表示モジュール570は、取得した時刻表を表示する(ステップS125)。
以上が、第二の降車処理である。
なお、ステップS124及びS125の処理は、第一の降車処理においても実行してもよい。この場合、上述したユーザ端末500が実行する処理を、荷物400又はこの荷物400の管理者が所持する管理者端末が実行すればよい。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 災害対応ロケーションシステム、10 本部コンピュータ、100 車両、400 荷物、500 ユーザ端末

Claims (6)

  1. 車両に荷物又は乗客を乗せて運送を行う災害対応ロケーションシステムであって、
    前記荷物又は乗客を乗せているか否かを識別する車載IDの信号を定期的に送信する近距離信号送信機を備え、
    前記車両は、前記近距離信号送信機から送信された前記車載IDの信号を受信する車載管理端末を備え、
    前記車載管理端末は、前記近距離信号送信機からの前記車載IDの信号が途絶えたことで、通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断し、
    さらに、
    前記車載管理端末は、前記車両の現在位置を判断するGPS装置を備え、
    前記通信が途絶えた荷物又は乗客が、前記車両に乗っていないと判断した際に、通信が途絶えた時点での位置に前記荷物又は乗客が存在すると判断し、前記荷物又は乗客が存在する位置を外部のコンピュータに通知する災害対応ロケーションシステム。
  2. 前記近距離信号送信機は、
    前記荷物を降ろすべきことを通知する通知手段を備え、
    前記車載IDとともに、前記荷物を降ろす位置に関する降車位置データを送信し、
    前記車載管理端末は、
    現在の位置を判断するGPS装置を備え、
    前記近距離信号送信機から送信された降車位置データを受信し、前記車両の現在位置が、当該降車位置データが示す位置周辺であると判断した場合は、前記通知手段により降車を通知する請求項1に記載の災害対応ロケーションシステム。
  3. 前記近距離信号送信機は、
    前記乗客が降りるべきことを通知する通知手段と、
    現在の位置を判断するGPS装置と、
    前記乗客の降車場所である降車位置データを記憶する降車位置データ記憶手段と、
    前記車両の現在位置が、前記降車位置データが示す位置周辺であると判断した場合は、前記通知手段により降車を通知する請求項1に記載の災害対応ロケーションシステム。
  4. 前記近距離信号送信機は、
    荷物を車両に乗せるべきことを通知する積載通知手段と、
    前記荷物を乗せるべき車両を識別する車両IDを記憶する車両ID記憶手段と、
    所定の車両が前記近距離信号送信機に近づいた場合に、前記車両管理端末から車両を識別する車両IDを受信する車両ID受信手段と、を備え、
    前記積載通知手段が、前記車両IDに基づいて、前記車両に荷物を乗せるべきことを通知する請求項1又は2の何れか一項に記載の災害対応ロケーションシステム。
  5. 前記近距離信号送信機は、
    乗客が車両に乗るべきことを通知する乗車通知手段と、
    前記乗車が乗車すべき車両に関する車両IDを記憶する車両ID記憶手段と、
    所定の車両が前記近距離信号送信機に近づいた場合に、前記車両管理端末から車両を識別する車両IDを受信する車両ID受信手段と、を備え、
    前記乗車通知手段が、前記車両IDに基づいて、前記車両に乗客が乗車すべきことを通知する請求項1乃至の何れか一項に記載の災害対応ロケーションシステム。
  6. 請求項1乃至の何れか一項に記載の災害対応ロケーションシステムであって、
    前記車載管理端末は、本部コンピュータと通信可能に接続され、
    前記荷物又は乗客の車載IDを受信している場合は、当該荷物又は乗客を前記車両に車載していると前記本部コンピュータに通知し、
    前記荷物又は乗客の車載IDを受信していない場合は、通信が遮断された位置を前記本部コンピュータに通知する災害対応ロケーションシステム。
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