JP6335668B2 - 撮影装置、その制御方法、撮影システム、及びプログラム - Google Patents

撮影装置、その制御方法、撮影システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影装置、その制御方法、撮影システム、およびプログラムに関する。
近年、ネットワークカメラは、監視やTV会議など多様な用途に利用されるようになってきている。ネットワークカメラの分類としても、画角固定型に加え、自由にパン・チルト・ズーム(以下、必要に応じて、それぞれ、「PTZ」と称する)の調整が可能なカメラが普及してきている。これらのネットワークカメラの中には、撮影画角をプリセット位置として事前に登録し、順番またはランダムに移動しながら撮影を行う自動巡回機能を備えているものがある。自動巡回において、プリセット位置間を移動する経路は、従来、最短距離や最速となる動作などを考慮したものであった。一方で、撮影範囲内の通路の監視や、一定範囲の常時巡回による監視など、巡回途中の撮影内容(移動経路や移動時の撮影範囲など)を重視したいというユーザ要望がある。
そこで、ユーザに対して自動巡回における撮影内容を提示することで、巡回設定を支援する従来技術として、例えば、特許文献1、特許文献2が開示されている。特許文献1によれば、撮影装置が、撮影可能な全範囲を撮影したパノラマ画像上に、プリセット位置の撮影範囲を表す矩形および巡回時の旋回方向、旋回回数を表示することで、ユーザは巡回設定による撮影内容(旋回方向、旋回回数)を確認することができる。また、特許文献2によれば、撮影装置が、撮影可能な全範囲を撮影したパノラマ画像上に、撮影機器の現在位置と目標位置の撮影範囲を表示することで、ユーザは巡回設定による撮影内容(移動時の撮影範囲)を確認することができる。
特許第5159458号公報 特許第4802397号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、ユーザは、自動巡回による移動経路や移動時の撮影範囲を確認することができない。また、特許文献2の方法では、ユーザは撮影範囲を確認するために、撮影装置の撮影画角を実際に移動させる必要がある。そのため、ユーザは、自動巡回設定時に、撮影装置が撮影可能な全範囲に対して、ユーザの想定する想定撮影範囲が過不足なく網羅されているかどうかを確認することは困難であった。その結果、撮影装置の移動経路や撮影範囲がユーザの想定と一致せず、また、ユーザは、巡回設定の誤り、漏れに気づかない可能性があった。また、ユーザが撮影装置の撮影画角を実際に移動させて撮影範囲を確認する場合、確認のために時間がかかっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、移動しながら撮影する際の撮影範囲の確認を容易にすることを目的としている。
上記目的を達成するための一手段として、本発明は以下の構成を備える。すなわち、所定の経路に沿って移動しながら複数の画角で撮影を行う撮影装置であって、前記複数の画角における撮影のための画角情報と、前記所定の経路に沿った撮影の順序を制御するための順序情報とに基づいて、前記複数の画角における撮影範囲と前記複数の画角の間における撮影範囲とを含んだ経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記複数の画角における撮影範囲と前記複数の画角の間における撮影範囲を含む範囲で撮影を行い第1の画像を取得する画像取得手段と、前記経路情報に基づいて重畳情報を生成し、該重畳情報を前記第1の画像に重畳して第2の画像を生成する重畳手段と、前記第2の画像の表示を制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動しながら撮影する際の撮影範囲の確認を容易にすることが可能となる。
(A)第一の実施形態による撮影システムの構成を表す図、(B)第一の実施形態による撮影装置と情報端末の構成を表す図。 第一の実施形態による撮影システムにおける処理シーケンスを表す図。 第一の実施形態による経路取得部105による処理を示すフローチャート。 第一の実施形態による(A)プリセット位置設定の例を表す表、(B)自動巡回設定の例を表す表。 第一の実施形態による経路取得部105が取得する(A)撮影範囲の例、(B)経路情報の例。 第一の実施形態による経路取得部105が取得する経路情報の例。 第一の実施形態による画面イメージを表す図(その1)。 第一の実施形態による画面イメージを表す図(その2)。 第一の実施形態による画面イメージを表す図(その3)。 第一の実施形態による画面イメージを表す図(その4)。 第二の実施形態による撮影システムにおける処理シーケンスを表す図。 第二の実施形態の経路取得部105による処理を示すフローチャート。 第二の実施形態による画面イメージを表す図。 第三の実施形態による画面イメージを表す図。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施形態について説明する。図1(A)は、第一の実施形態による撮影システムの構成を表す図である。撮影システム100は、撮影装置101、情報端末102、ネットワーク103から構成されている。ネットワーク103は、インターネット、WAN (Wide Area Network)、LAN (Local Area Network)などから構成される通信ネットワークであり、複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成されている。
撮影装置101は、撮影画角が可変なカメラ(ネットワークカメラ)であり、当該撮影装置が撮影した画像データを、ネットワーク103を介して配信する。情報端末102は、ネットワーク103を介して撮影装置101にアクセスし、撮影装置101の設定変更、撮影装置101が撮影した画像データの受信、受信した画像データに基づく画像の蓄積や表示を行う。
なお、ネットワーク103は、撮影装置101と情報端末102との間の通信が支障なく行えるものであれば、その通信規格や規模、構成は問わない。さらに、撮影システム100は、情報端末102以外にネットワーク103を介して撮影装置101にアクセスする、別の情報端末を構成しても良い。また、撮影装置101は、撮影画角が可変なネットワークカメラに限るものではない。例えば、撮影範囲内の任意の領域を切り出し、撮影画角が可変であるように制御可能なデジタルPTZ機能を持つ固定型のネットワークカメラでもよい。
図1(B)は、第一の実施形態による撮影システムを表すブロック図である。本実施形態による撮影システムは、撮影装置101、情報端末102から構成される。撮影装置101は、設定部104、経路取得部105、画像取得部106、重畳部107、表示制御部108から構成され、情報端末102は、操作部109、表示部110から構成される。
操作部109は、撮影装置101の撮影画角(プリセット位置)情報および、撮影制御順序(自動巡回)情報の設定コマンドを撮影装置101に送信するユーザインタフェースである。設定部104は、操作部109から受信した設定コマンドに基づいて、撮影装置101の撮影画角(プリセット位置)情報および、撮影制御順序(自動巡回)情報を設定する。経路取得部105は、設定部104によって設定されたプリセット位置情報および自動巡回情報に基づいて、撮影装置101が撮影する移動経路、撮影範囲を含む経路情報を取得して格納する。画像取得部106は、撮影装置101が撮影可能な全範囲を撮影した画像(パノラマ画像)を取得する。取得するパノラマ画像は、事前に生成されたデータでもよいし、取得要求時に生成されてもよい。
重畳部107は、経路取得部105によって取得された経路情報を、画像取得部106によって取得されたパノラマ画像に重畳情報として重畳し、経路情報を含むパノラマ画像(重畳画像)を生成する。表示制御部108は、重畳部107によって生成された重畳画像を情報端末102へ出力し、情報端末102のユーザインタフェースで表示するように表示制御する。表示部110は、表示制御部108によって送信された重畳画像をユーザインタフェース上に表示する。
なお、本実施形態では、設定部104、経路取得部105、画像取得部106、重畳部107、表示制御部108は、撮影装置101を構成するものであるが、それぞれ、情報端末102を構成するものであってもよい。その場合、設定部104、経路取得部105、画像取得部106、重畳部107、表示制御部108それぞれは各種情報を、撮影装置101と通信して取得してもよいし、情報端末102で、あらかじめ保有している情報などから取得してもよい。
図2は、本実施形態による撮影システム構成における処理シーケンスを表す図である。まず、情報端末102の操作部109は、撮影装置101のプリセット位置情報を設定するコマンドを送信する(201)。そして、撮影装置101の設定部104は、受信したコマンドに基づいてプリセット位置情報を設定する。次に、情報端末102の操作部109は、撮影装置101の自動巡回情報を設定するコマンドを送信する(202)。そして、撮影装置101の設定部104は、受信したコマンドに基づいて自動巡回情報を設定する。
次に、撮影装置101の経路取得部105は、設定したプリセット位置情報および自動巡回情報に基づいた、移動経路と撮影範囲を含む経路情報を取得する(203)。そして、撮影装置101の画像取得部106は、撮影装置101が撮影可能な全範囲を撮影したパノラマ画像を取得する(204)。なお、このパノラマ画像は、処理203で取得された移動経路と撮影範囲を含む画像であればよい。経路情報とパノラマ画像を取得後、撮影装置101の経路取得部105は、経路情報をパノラマ画像に重畳し、重畳画像を生成する(205)。そして、撮影装置101の表示制御部108は、重畳画像を送信する(206)。重畳画像を受信した情報端末102では、表示部110が、受信した重畳画像に基づいてユーザインタフェース上で表示処理を行う。
なお、上記処理201、202は、ユーザによる情報端末102の操作によって不定期に実行され、撮影装置101においてプリセット位置情報および、自動巡回情報は更新される。そして、撮影装置101において、プリセット位置情報の設定時または自動巡回情報の設定時に、処理203、204、205、206は再度実行される。なお、撮影装置101における処理203、204、205、206の実行は、プリセット位置情報設定時または自動巡回情報の設定時に限るものではない。例えば、自動巡回情報の設定のプレビュー動作確認時に実行されてもよい。
図3は、本実施形態の経路取得部105による処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、ソフトウェア制御によって行われる。S301では、経路取得部105は、一定時間処理を待機してS302に移行する。S302では、経路取得部105は、設定部104において、経路情報が未取得であるかどうか、または、プリセット位置情報の設定もしくは自動巡回情報の設定が更新されたかどうかを判定する。経路情報が未取得である、または、プリセット位置情報の設定もしくは自動巡回設定が更新されたと判定された場合には(S302のYES)、処理はS303に移行する。そうでない場合には(S302のNO)、S301に移行する。
S303では、経路取得部105は、プリセット位置情報が設定部104に設定されているかどうかを判定する。設定されていると判定された場合には(S303のYES)、S304に移行する。設定されていないと判定された場合には(S303のNO)、処理はS313に移行する。S304では、経路取得部105は、自動巡回情報が設定部104に設定されているかどうかを判定する。設定されていると判定された場合には(S304のYES)、処理はS305に移行する。設定されていないと判定された場合には(S304のNO)、処理はS313に移行する。
S305では、経路取得部105は、プリセット位置情報および自動巡回情報を設定部104から取得して、S306に移行する。プリセット位置情報には、撮影画角をユーザが判別するための名称(プリセット名)、撮影装置101のPTZ値などが含まれる。また、自動巡回情報には、プリセット位置巡回順序、プリセット位置間を移動する際のPT速度および各プリセット位置における静止時間などが含まれる。プリセット位置情報および自動巡回情報についての詳細については、図4(A)、(B)を用いて後述する。S306では、経路取得部105は、取得した自動巡回情報における全てのプリセット位置区間について経路情報を取得したかどうかを判定する。全てのプリセット位置区間について経路情報を取得していないと判定された場合には(S306のNO)、経路情報が取得されていないプリセット位置区間を選択して、処理はS307へ移行する。そうでない場合には(S306のYES)、処理はS310へ移行する。
S307では、経路取得部105は、プリセット位置区間の移動経路を取得して、S308へ移行する。移動経路は、ステップS306で選択されたプリセット位置区間の始点と終点を結ぶ経路であり、撮影装置101のPTZ制御能力に基づいて算出される。移動経路についての詳細については、図5(A)、(B)を用いて後述する。S308では、経路取得部105は、プリセット位置間の撮影範囲を取得して、S309へ移行する。撮影範囲は、ステップS307で算出された移動経路を移動する際の撮影範囲であり、移動経路および撮影装置101のPTZ制御能力に基づいて算出される。S309では、経路取得部105は、プリセット位置間の移動速度に基づいた重み付けを取得して、S306へ戻る。プリセット位置間の移動時の撮影については、移動速度が速いほど撮影する時間は短くなり、移動速度が遅いほど撮影する時間は長くなる。そのため、経路取得部105は、例えば、プリセット位置間の移動速度が遅いほど重要であると判断する。
S310では、経路取得部105は、取得した自動巡回情報における全てのプリセット位置について経路情報を取得したかどうかを判定する。全てのプリセット位置について経路情報を取得していないと判定された場合には(S310のNO)、経路情報が取得されていないプリセット位置の撮影範囲を選択して、S311へ移行する。そうでない場合には(S310のYES)、S314へ移行する。S311では、経路取得部105は、プリセット位置の撮影範囲を取得して、S312へ移行する。撮影範囲は、ステップS310で選択されたプリセット位置の撮影範囲である。S312では、経路取得部105は、プリセット位置の静止時間に基づいた重み付けを取得して、S310へ戻る。プリセット位置における撮影については、静止時間が短いほど撮影時間は短くなり、静止時間が長いほど撮影する時間は長くなる。そのため、経路取得部105は、例えば、プリセット位置の静止時間が長いほど重要であると判断する。
S313では、経路取得部105は、経路情報として、空設定して、S301に移行する。S314では、経路取得部105は、S306〜S312で取得した経路情報を集計して、S315へ移行する。経路取得部105が集計した経路情報については、図6を用いて後述する。S315では、経路取得部105は、経路情報として、S314で集計した情報を設定して、S301に移行する。
図4(A)は、本実施形態の経路取得部105が、プリセット位置設定および自動巡回設定取得ステップS305で取得するプリセット位置情報の例である。プリセット位置情報400Aは、プリセットID401A、プリセット名402A、P角度403A、T角度404A、Z倍率405Aから構成される。
プリセットID401Aは、撮影システムでプリセット位置を一意に識別可能とするためのIDである。プリセット名402Aは、プリセット名であり、プリセット位置設定時に、ユーザによって設定される任意の文字列である。P角度403Aは、プリセット位置設定時に、ユーザによって設定される撮影装置101のP角度(パン角度)である。T角度404Aは、プリセット位置設定時に、ユーザによって設定される撮影装置101のT角度(チルト角度)である。Z倍率405Aは、プリセット位置設定時に、ユーザによって設定される撮影装置101のZ倍率(ズーム倍率)である。
図4(B)は、本実施形態の経路取得部105が、プリセット位置設定および自動巡回設定取得ステップS305で取得する自動巡回情報の例である。自動巡回情報400Bは、プリセットID401A、プリセット名402A、巡回順序401B、PT速度402B、Z速度403B、静止時間404Bから構成される。
巡回順序401Bは、自動巡回情報400Bに列挙されるプリセット位置設定を自動巡回する際の順序を表す番号である。PT速度402Bは、自動巡回設定時にユーザによって所定の値に設定される、撮影装置101のPT速度(パンチルト速度)である。PT速度402Bは、例えば、速い、普通、遅いから選択することができる。Z速度403Bは、自動巡回設定時にユーザによって設定される、撮影装置101のZ速度(ズーム速度)である。例えば、速い、普通、遅いから選択することができる。静止時間404Bは、自動巡回設定時にユーザによって所定の値に設定される、撮影装置101のプリセットID401Aにおける静止時間(例えば、秒数)である。なお、PT速度402B、Z速度403Bの選択候補は、速い、普通、遅いに限るものではない。例えば、とても速い、とても遅いなど、速度の表現や段階数が異なっても良いし、数値などで指定されても良い。
次に、本実施形態の経路取得部105が、ステップS307で取得する移動経路について説明する。図5(A)は、経路取得部105が取得する移動経路の例である。撮影可能範囲500は、撮影装置101が撮影可能な全範囲を2次元座標系に射影した範囲である。点501の座標は、撮影可能範囲500の左上端を表す座標(0,0)である。点502の座標は、撮影可能範囲500の左下端を表す座標(0,1000)である。点503の座標は、撮影可能範囲500の右上端を表す座標(3000,0)である。点504の座標は、撮影可能範囲500の右下端を表す座標(3000,1000)である。
撮影範囲505は、ステップS306で選択されたプリセット位置区間の始点位置に対応するプリセット位置の撮影範囲である。撮影範囲505は、プリセットID401Aに対応するP角度403A、T角度404A、Z倍率405Aに応じて決定される。撮影範囲506は、ステップS306で選択されたプリセット位置区間の終点位置に対応する、プリセット位置の撮影範囲である。撮影範囲506は、プリセットID401Aに対応するP角度403A、T角度404A、Z倍率405Aに応じて決定される。点507の座標は、撮影範囲505の中心を表す座標(350,250)である。点508の座標は、撮影範囲506の中心を表す座標(350,750)である。
移動経路509は、ステップS306で選択されたプリセット位置区間における移動経路である。移動経路509は、撮影装置101のPTZ制御能力に基づくものであり、撮影可能範囲500上の点507と点508とを結ぶ直線、曲線、あるいは、それらの組み合わせである。例えば、PTの同時制御が実行できない、かつ、P制御をT制御よりも優先する機種の場合、経路取得部105は、P制御(撮影可能範囲500におけるX方向制御)の後にT制御(撮影可能範囲500におけるY方向制御)を行う場合の移動経路を算出して、取得する。例えば、図5(A)では、移動経路は、x=350かつ250≦y≦750である。なお、移動経路を表す情報として、点の集合を用いてもよい。また、撮影範囲505、撮影範囲506の中心以外の点(例えば左上端の点など)を用いてもよい。また、移動経路の取得の際、経路取得部105は、点507と点508に基づいて、あらかじめ準備された算出テーブルを用いてもよい。
次に、本実施形態の経路取得部105が、ステップS308またはS311で取得する撮影範囲について説明する。図5(B)は、経路取得部105が取得する撮影範囲の例である。撮影範囲510は、ステップS306で選択されたプリセット位置区間における撮影範囲、または、ステップS310で選択されたプリセット位置における撮影範囲である。プリセット位置における撮影範囲は、プリセットID401Aに対応するP角度403A、T角度404A、Z倍率405Aに応じて決定される。
また、プリセット位置区間における撮影範囲は、S307で取得した移動経路509、および、Z倍率405A、および、Z速度403Bに基づいて決定される。例えば、PTとZの同時制御が実行できない、かつ、Z制御をPT制御よりも優先する機種の場合、経路取得部105は、Z制御(ズーム倍率の変更)の後にPT制御(撮影可能範囲500におけるXY方向制御)を行う場合の撮影範囲を算出して、取得する。また、PTZ同時制御が実行できる機種の場合、経路取得部105は、PT制御とともに実行されるZ制御(ズーム倍率の変更および速度)による撮影画角の移動中の撮影範囲の変化を考慮した撮影範囲を算出して、取得する。例えば、図5(B)では、撮影範囲510は、110≦x≦590かつ115≦y≦885である。なお、撮影範囲を表す情報として、点の集合を用いてもよい。
次に、経路取得部105がステップS309で取得する重み付けについて説明する。なお、ステップS309で取得する重み付けは、S308で取得した撮影範囲の重要度を表し、重み付けの値が大きい値であるほど、重要な撮影範囲であることを意味する。プリセット位置間の移動時の撮影では、移動速度が速いほど撮影する時間は短くなり、移動速度が遅いほど、撮影する時間は長くなる。そこで、経路取得部105は、プリセット位置間の移動速度が遅いほどより重要な撮影範囲であると判断し、移動速度が遅いほど大きい値の重み付けを取得する。
例えば、移動速度が「速い」の場合は、経路取得部105は、重み付け「1」を取得する。また、移動速度が「普通」の場合は、経路取得部105は、重み付け「2」を取得する。また、移動速度が「遅い」の場合は、経路取得部105は、重み付け「3」を取得する。重み付けの値は、大きいほどより重要であることを意味する。なお、逆に、経路取得部105は、プリセット位置間の移動速度が速いほど、大きい値の重み付けを取得してもよい。また、重み付けの値は、これら「1」〜「3」に限るものではない。例えば、「1」〜「5」など、重み付けの段階数が異なってもよいし、重要、普通などの表現で指定してもよい。
次に、経路取得部105がステップS312で取得する重み付けについて説明する。なお、S312で取得する重み付けは、S311で取得した撮影範囲の重要度を表し、重み付けの値が大きい値であるほど、重要な撮影範囲であることを意味する。プリセット位置における撮影では、経路取得部105は、静止時間が長いほど、より重要な撮影範囲であると判断し、静止時間が長いほど大きい値の重み付けを取得する。
例えば、静止時間が「10秒未満」の場合は、経路取得部105は、重み付け「1」を取得する。また、静止時間が「10秒以上20秒未満」の場合は、経路取得部105は、重み付け「2」を取得する。また、静止時間が「20秒以上」の場合は、経路取得部105は、重み付け「3」を取得する。重み付けの値は、大きいほどより重要であることを意味する。なお、逆に、経路取得部105は、静止時間が短いほど、大きい値の重み付けを取得してもよい。また、重み付けの値は、これら「1」〜「3」に限るものではない。例えば、重み付けの段階数が異なってもよい。
次に、本実施形態の経路取得部105が、経路情報集計ステップS314で取得する経路情報について説明する。図6は、経路取得部105が取得する経路情報の例である。経路情報600は、経路ID601、移動経路602、撮影範囲603、重み付け604から構成される。経路ID601は、撮影システムで経路情報を一意に識別可能とするためのIDである。ステップS306〜S309で取得したプリセット位置区間の経路IDについては、「<プリセット名>−<プリセット名>」と記載される。また、ステップS310〜S312で取得したプリセット位置の経路IDについては、「<プリセット名>」と記載される。
移動経路602は、経路ID601に対応した移動経路509である。プリセット位置の場合には、対応する移動経路はないため、「なし」とする。撮影範囲603は、経路ID601に対応した撮影範囲710である。重み付け604は、ステップS309またはステップS312で取得された重み付けである。例えば、図6では、経路ID「プリセット1」に対応する経路情報は、移動経路「なし」、撮影範囲「110≦x≦590かつ115≦y≦385」、重み付け「1」である。
図7は、本実施形態による画面イメージを表す図(その1)である。この画像イメージは、重畳部107が経路取得部105によって取得された経路情報を、画像取得部106によって取得されたパノラマ画像に重畳することによって得られる。なお、図7及び後述する図8乃至10、13、14に示す画像イメージでは、経路情報が重畳されたパノラマ画像と自動巡回情報が表示されているが、自動巡回情報の表示はこれらの図の例に限定されない。
パノラマ画像701は、画像取得部106によって取得されたパノラマ画像である。矢印702は、移動経路602に基づいてパノラマ画像701に重畳された矢印である。図に示すように、重畳部107は、移動経路602を矢印702としてパノラマ画像上に重畳し、移動経路を視覚的に表現している。領域703は、撮影範囲603に基づいてパノラマ画像701に重畳された領域である。図に示すように、重畳部107は、撮影範囲603を領域703としてパノラマ画像上に重畳し、撮影範囲を視覚的に表現している。なお、矢印702の形状、色などは、図7の例に限るものではない。また、領域703の形状、色などは、図7の例に限るものではない。
図8は、本実施形態による画面イメージを表す図(その2)である。パノラマ画像801は、画像取得部106によって取得されたパノラマ画像である。矢印802は、移動経路602に基づいてパノラマ画像801に重畳された矢印である。図に示すように、重畳部107は、移動経路602を矢印802としてパノラマ画像801上に重畳し、移動経路を視覚的に表現している。矢印802より、プリセット1とプリセット2の間の移動経路は、往路と復路で同一でないことを見て取ることができる。図8では、PTの同時制御可能(ただし45度、135度、225度、315度方向のみ)であり、かつ、PT同時制御をP制御またはT制御よりも優先する機種を用いた場合の画像イメージが示されている。
図9は、本実施形態による画面イメージを表す図(その3)である。領域901は、撮影範囲603に基づいてパノラマ画像701に重畳された領域である。図に示すように、撮影可能範囲500から撮影範囲603を除いた領域901をパノラマ画像701上に重畳し、視覚的に表現している。領域901より、自動巡回設定によって撮影されない領域を見て取ることができる。
図10は、本実施形態による画面イメージを表す図(その4)である。領域1001〜1008は、撮影範囲603および重み付け604に基づいてパノラマ画像701に重畳された領域である。図に示すように、重み付け604に応じて重畳するパターンを決定し、撮影範囲603を領域1003としてパノラマ画像上に重畳して、視覚的に表現している。領域1001〜1008より、パターン画像から撮影時間の長短を見て取ることができる。
例えば、図10では、領域1001、1004は、重み付け「1」と判断され、パターン「点」が重畳されている。また、領域1003、1006、1007、1008は、重み付け「2」と判断され、パターン「縦縞」が重畳されている。また、領域1002、1005は、重み付け「3」と判断され、パターン「格子」が重畳されている。なお、領域1001〜1008に重畳する画像などは、図7の例に限るものではない。例えば、パターンに基づいて重み付けの違いを表現するのではなく、濃度や色によって重み付けの違いを表現してもよい。また、ポップアップによるメッセージや点滅等のシグナリングにより、ユーザに重み付けの違いを認識させるようにしてもよい。
以上述べたように、本実施形態においては、撮影装置の撮影画角を実際に移動させることなく、移動経路、撮影範囲、非撮影範囲、撮影時間の長短をユーザに視覚的に示すことができる。これによって、自動巡回設定の誤り、漏れの少ない好適な設定を短時間に実施することができる。
[第二の実施形態]
第一の実施形態では、移動経路、撮影範囲、非撮影範囲、撮影時間の長短の表示を常に行う撮影システムの例を述べた。第二の実施形態では、移動経路、撮影範囲、非撮影範囲、撮影時間の長短の表示について、有効/無効を制御可能な撮影システムの例を説明する。
図11は、第二の実施形態のシステム構成におけるシーケンス図である。処理201〜206は、第一の実施形態において、すでに説明したとおりである。本実施形態では、処理202のあと、情報端末102の操作部109が、撮影装置101の経路情報表示を設定するコマンドを送信する(1101)。そして、撮影装置101の設定部104が、受信したコマンドに基づいて経路情報表示の設定を行う。
図12は、本実施形態の経路取得部105による処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、ソフトウェア制御によって行われる。S1201では、経路取得部105は、一定時間処理を待機してS1202に移行する。S1202では、経路取得部105は、経路情報が未取得であるかどうか、または、プリセット位置設定もしくは自動巡回設定が更新されたかどうかを判定する。経路情報が未取得であるかどうか、または、プリセット位置設定もしくは自動巡回設定が更新されたと判定された場合には(S1202のYES)、S1203に移行する。そうでない場合には(S1202のNO)、S1201に移行する。S1203では、経路情報表示の設定が有効かどうかを判定する。経路情報表示の設定が有効と判定された場合には(S1203のYES)、S303に移行する。そうでない場合には(S1203のNO)、S313に移行する。S303〜S315は、すでに説明したとおりである。
図13は、本実施形態による画面イメージを表す図である。図13(A)は、経路情報表示の設定が有効な場合の画面イメージである。チェックボックス1301は、経路情報表示設定の有効/無効を表すチェックボックスであり、経路情報表示の設定を有効に設定されている。パノラマ画像1302は、設定1301より、経路情報600が重畳されたパノラマ画像である。図13(B)は、経路情報表示設定が有効な場合の画面イメージである。チェックボックス1303は、経路情報表示設定の有効/無効を表すチェックボックスであり、経路情報表示設定を無効に設定されている。パノラマ画像1304は、1303より、経路情報600が重畳されないパノラマ画像である。なお、チェックボックスの表示は、図13の例に限定されない。
以上述べたように、第二の実施形態においては、ユーザは、さらに、経路情報が重畳される領域の元画像を確認することができるので、より自動巡回設定の誤り、漏れの少ない好適な設定を短時間に実施することができる。
[第三の実施形態]
第一、第二の実施形態では、撮影装置101に保存されたプリセット位置設定、自動巡回設定に基づいて、移動経路、撮影範囲、非撮影範囲、撮影時間の長短の表示を行う撮影システムの例を述べた。第三の実施形態では、情報端末102で設定中の設定であり、撮影装置101には保存されていない設定に基づく移動経路、撮影範囲、非撮影範囲、撮影時間の長短の表示をさらに行う撮影システムの例を説明する。
図14は、本実施形態による画面イメージを表す図である。パノラマ画像1402は、情報端末102で設定中(更新前)の設定であり、撮影装置101には保存されていない設定に基づいて算出された経路情報が重畳されたパノラマ画像である。一方、パノラマ画像1401は、撮影装置101に保存された設定(更新後の設定)に基づいて算出された経路情報が重畳されたパノラマ画像である。表示制御部108は、図14のように、パノラマ画像1401とパノラマ画像1402を並べて表示するように制御したり、いずれかのパノラマ画像を表示したり、更新前後のパノラマ画像を切り替えて表示するように制御することも可能である。
以上述べたように、第三の実施形態においては、ユーザは、さらに、保存された設定に基づく経路情報と保存されていない設定に基づく経路情報を比較しながらプリセット位置情報、および自動巡回設定を行うことができる。そのため、より自動巡回設定の誤り、漏れの少ない好適な設定を短時間に実施することができる。
以上の実施形態によれば、ユーザは、自動巡回設定時に、設定による移動経路、撮影範囲を、撮影装置の撮影可能範囲に対して確認することができるので、設定の誤り、漏れの少ない好適な設定を実施することができる。また、撮影画角の制御なく移動経路、撮影範囲を確認することができるので、設定にかかる確認の時間を短縮することができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 撮影装置、102 情報端末、103 ネットワーク、103 設定部、104 経路取得部、105 画像取得部、106 重畳部、107 表示制御部、108 操作部、109 表示部

Claims (26)

  1. 撮影範囲を移動させて撮影を行う撮影装置であって、
    撮影範囲を移動させる経路と、前記経路に沿って設定された複数の画角とを示す経路情報を格納する格納手段と、
    前記経路情報にしたがって前記撮影装置が撮影を実行することで撮影される撮影範囲を含む範囲を撮影することにより、第1の画像を取得する取得手段と、
    前記経路情報に基づいて重畳情報を生成する生成手段と、
    前記重畳情報を前記第1の画像に重畳して第2の画像を生成する重畳手段と、
    前記第2の画像を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記経路を示す情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角における撮影範囲を示す情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記経路情報にしたがって、前記複数の画角のそれぞれにおいて、所定の静止時間で撮影を実行することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記重畳手段は、前記複数の画角における撮影範囲を示す情報のそれぞれに、画角における撮影の静止時間に基づく重要度を加えることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角の間における撮影範囲を示す情報を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記経路情報にしたがって、前記複数の画角の間それぞれにおいて、所定の移動速度で撮影を実行することを特徴する請求項6に記載の撮影装置。
  8. 前記重畳手段は、前記複数の画角の間における撮影範囲を示す情報に、画角の間における撮影の移動速度に基づく重要度を加えることを特徴とする請求項7に記載の撮影装置。
  9. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角における撮影範囲と前記複数の画角の間における撮影範囲を除いた範囲を示した情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  10. 前記重畳手段は、ユーザの選択により前記経路情報を前記第1の画像に重畳するか否かを切り替えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記格納手段は、前記経路情報を更新し、
    前記生成手段は、前記更新された経路情報に基づいて更新された重畳情報を取得し、
    前記重畳手段は、前記更新された重畳情報を前記第1の画像に重畳して第3の画像を生成することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 前記出力手段は、前記第2の画像と前記第3の画像の表示を制御することを特徴とする請求項11に記載の撮影装置。
  13. 撮影範囲を移動させて撮影を行う撮影装置の制御方法であって、
    撮影範囲を移動させる経路と、前記経路に沿って設定された複数の画角とを示す経路情報を格納する格納工程と、
    前記経路情報にしたがって前記撮影装置が撮影を実行することで撮影される撮影範囲を含む範囲を撮影することにより、第1の画像を取得する取得工程と、
    前記経路情報に基づいて重畳情報を生成する生成工程と、
    前記重畳情報を前記第1の画像に重畳して第2の画像を生成する重畳工程と、
    前記第2の画像を出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする撮影装置の制御方法。
  14. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の撮影装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 撮影範囲を移動させて撮影を行う撮影装置と該撮影装置により撮影された画像を表示する情報端末を有する撮影システムであって、
    撮影範囲を移動させる経路と、前記経路に沿って設定された複数の画角とを示す経路情報を格納する格納手段と、
    前記経路情報にしたがって前記撮影装置が撮影を実行することで撮影される撮影範囲を含む範囲を撮影することにより、第1の画像を取得する取得手段と、
    前記経路情報に基づいて重畳情報を生成する生成手段と、
    前記重畳情報を前記第1の画像に重畳して第2の画像を生成する重畳手段と、
    前記第2の画像を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする撮影システム。
  16. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記経路を示す情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の撮影システム。
  17. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角における撮影範囲を示す情報を生成することを特徴とする請求項15または16に記載の撮影システム。
  18. 前記経路情報にしたがって、前記複数の画角のそれぞれにおいて、所定の静止時間で撮影を実行することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の撮影システム。
  19. 前記重畳手段は、前記複数の画角における撮影範囲を示す情報のそれぞれに、画角における撮影の静止時間に基づく重要度を加えることを特徴とする請求項18に記載の撮影システム。
  20. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角の間における撮影範囲を示す情報を生成することを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載の撮影システム。
  21. 前記経路情報にしたがって、前記複数の画角の間それぞれにおいて、所定の移動速度で撮影を実行することを特徴する請求項15乃至20のいずれか1項に記載の撮影システム。
  22. 前記重畳手段は、前記複数の画角の間における撮影範囲を示す情報に、画角の間における撮影の移動速度に基づく重要度を加えることを特徴とする請求項21に記載の撮影システム。
  23. 前記生成手段は、前記重畳情報として、前記複数の画角における撮影範囲と前記複数の画角の間における撮影範囲を除いた範囲を示した情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の撮影システム。
  24. 前記重畳手段は、ユーザの選択により前記経路情報を前記第1の画像に重畳するか否かを切り替えることを特徴とする請求項15乃至23のいずれか1項に記載の撮影システム。
  25. 前記格納手段は、前記経路情報を更新し、
    前記生成手段は、前記更新された経路情報に基づいて更新された重畳情報を取得し、
    前記重畳手段は、前記更新された重畳情報を前記第1の画像に重畳して第3の画像を生成することを特徴とする請求項15乃至24のいずれか1項に記載の撮影システム。
  26. 前記出力手段は、前記第2の画像と前記第3の画像の表示を制御することを特徴とする請求項25に記載の撮影システム。
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