JP6335567B2 - トリポード型等速ジョイント - Google Patents

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Description

この発明は、駆動軸と被駆動軸の2軸を連結して、駆動軸の動力を被駆動軸に伝達する等速ジョイントに関するものである。
自動車のドライブシャフトの回転トルクを車軸に伝達する部品として等速ジョイントが従来から知られている。
等速ジョイントは、駆動軸と被駆動軸の等速性を維持しながら両軸の角度変位を許容する部材であるため、自動車以外の各種産業機械や家電製品、事務機器等にも多用されている。
等速ジョイントには、角度変位のみを許容する固定型等速ジョイントと、角度変位と軸方向変位を許容する摺動型等速ジョイントとが存在し、その摺動型等速ジョイントとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
この特許文献1に記載された等速ジョイントは、トリポード型等速ジョイントと称され、外輪の内周に軸方向に延びる3本のトラック溝を周方向に120゜の間隔をおいて形成し、その外輪の内側に組込まれたトリポード部材にはトラック溝のそれぞれにスライド自在に挿入される3本の半径方向の突出部(脚軸)が設けられ、外輪とトリポード部材の相互間で回転トルクの伝達を行なうようにされている。
また、外輪の隣接するトラック溝間に形成された膨出部の先端部に、周方向に相反する方向に傾斜してその膨出部の周方向幅の中央に頂部を形成する一対のテーパ面を形成し、突出部の前側部には、その突出部の幅方向の中央から両側に向けて傾斜して突出部の幅方向の中央に頂部を形成する一対のテーパ面が設けられ、外輪とトリポード部材の組込みや分離が容易に行われるような構造を有している。
特許文献1に記載のトリポード型等速ジョイントは、外輪とトリポード部材の組込みや分離が容易であり、且つ、グリース潤滑が不要で、軽量、小型、動作音が小さいという点で有利である。
特開2007−255511号公報
ところで、特許文献1の等速ジョイントによると、平行ではない駆動軸の軸心と被駆動軸の軸心とが、等速ジョイントを配置したジョイント部付近で交差する状態、いわゆる偏角(屈曲)が生じた状態に対しては、比較的大きなずれにも対応しやすい。
しかし、駆動軸の軸心の延長線と被駆動軸の軸心の延長線とが、ジョイント部以外の部分で交差するような状態、あるいは、駆動軸の軸心と被駆動軸の軸心とが平行で交差しない状態、いわゆる心ずれの状態には、対応できるずれの範囲が限られているという問題がある。
そこで、この発明は、回転速度のムラをできる限り抑制し、駆動軸の軸心と被駆動軸の軸心とのより大きな偏角や心ずれにも対応できるようにすると共に、等速ジョイントのより小型化を実現することを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、駆動軸と被駆動軸とを連結するとともに、前記駆動軸の軸心と前記被駆動軸の軸心との角度が180°以外のときに、又は、心ずれが発生したときに生じる前記被駆動軸の回転速度変動を抑制して前記駆動軸の回転を前記被駆動軸に伝達し、前記駆動軸と前記被駆動軸にそれぞれ接続される対の外輪と、前記対の外輪間を結ぶトリポード部材とを備え、前記両外輪の内周にそれぞれ軸方向に延びる3本のトラック溝を周方向に120°の間隔をおいて形成し、前記トリポード部材の軸方向両端には、前記各トラック溝内に軸方向へスライド自在に収容されることで、前記両外輪とそのトリポード部材との相互間で軸周りのトルク伝達を可能とする3つの突出部がそれぞれ設けられ前記トリポード部材の軸方向一方の端部の3つの突出部と、軸方向他方の端部の3つの突出部とは、互いに前記トリポード部材の軸心周りの角度変位が設定されているトリポード型等速ジョイントを採用した。
駆動軸と被駆動軸とを連結するトリポード型等速ジョイントを、3本のトラック溝を有する対の外輪と、その両端にそれぞれトラック溝に収容される3つの突出部が設けられたトリポード部材とで構成し、トリポード部材両端の2箇所においてそれぞれ屈曲機能、首振り機能を持たせたことで、被駆動軸を速度ムラなく等速回転させることができ、且つ、より大きな偏角や心ずれにも対応できるようになる。
また、トリポード部材の軸方向両端の3つの突出部が、角度変位を有していることにより、トリポード部材の一方の端部の突出部が一方の外輪に深く入り込もうとした際に、トリポード部材の他方の端部の突出部は、一方の外輪には入り込まないように規制される。このため、トリポード部材が必要以上に外輪の奥深くまで入り込むことを防止できる。これにより、例えば、トリポード部材の両端の各関節が屈曲しない状態(トリポード部材が外輪内に深く入り込みやすい状態)においても、トリポード部材の両端が、対応する側の外輪内に納まる軸方向長さ(トリポード部材の嵌合深さ)の最大値を、軸方向一方と他方とでそれぞれ設定できる。
また、トリポード部材の端部が、対応する側とは反対側の外輪に入り込む危惧がないので、トリポード部材の長さを必要最小限に設計できることとなる。このため、等速ジョイントのより小型化を実現できる。なお、前記角度変位は、前記トリポード部材の軸心周り60°とすることが望ましい。
この構成において、前記トリポード部材と前記両外輪が合成樹脂の成形品である構成を採用することができる。
トリポード部材と両外輪を合成樹脂の成形品としたことにより、グリース等の潤滑剤を不要とし、ブーツ等の潤滑剤漏洩防止部材を不要とすることができる。また、メンテナンスの容易化を図ることができる。さらに、潤滑剤の漏洩によって周辺機器等が汚されるという不都合の発生を防止することができ、また、トルク伝達時の動作音を少なくすることができる。
これらの各構成において、前記トリポード部材の軸方向両端のうち、一方の端部の3つの突出部とそれに対応する一方の前記外輪との接続部が、他方の端部の3つの突出部とそれに対応する他方の前記外輪との接続部よりも軸方向へ抜け落ちやすい構造とすることができる。
一般に、等速ジョイントを用いた各種装置において、メンテナンスや部品の劣化に伴う交換のため、そのジョイント部を挟んで駆動軸と被駆動軸とを接続したり(駆動力が伝達される状態)、切り離したり(駆動力が伝達されない状態)する場合がある。
そこで、上記のように、トリポード部材の軸方向両端のうち、一方を他方よりも抜け落ちやすい構造とすることで、駆動軸と被駆動軸との切り離し箇所を特定することができる。すなわち、駆動軸と被駆動軸とを遠ざける方向に引張った際に、突出部がトラック溝から離脱して自然にトリポード部材の軸方向一方の端部が外輪から切り離される。また、駆動軸と被駆動軸とが近づく方向に押し込めば、突出部がトラック溝に収容されて自然にトリポード部材の軸方向一方の端部が外輪に接続される。突出部がトラック溝に対して軸方向へ移動自在であるから、このような作用が可能である。
トリポード部材の軸方向両端のうち、一方を他方よりも抜け落ちやすい構造とするためには、例えば、固定側、すなわち、トリポード部材の軸方向他方の端部とそれに対応する他方の外輪との間に、止め輪等の抜け落ち防止手段を設けるとよい。また、他の手法として、固定側の外輪の開口側端部に、内径側に膨らむ突起、アンダーカット等を設けて、開口部の出口を狭めてもよい。また、さらに他の手法として、固定側のトリポード部材と外輪との間の嵌め込み時の隙間を比較的狭くして抜け落ちにくい構造とし、非固定側、すなわち、トリポード部材の軸方向一方の端部と外輪との間の嵌め込み時の隙間を相対的に広くして、軸方向への引き抜きの力に対して、一方側が他方側よりも優先して抜け落ちるようにしてもよい。
トリポード部材の軸方向一方の端部が外輪に接続されるとき、突出部がトラック溝内にスムーズに収容されるよう、外輪のトラック溝の入口付近にガイド機能を設けることができる。
すなわち、その構成は、一方の端部の3つの突出部と一方の前記外輪との接続部は、一方の前記外輪の隣接する前記トラック溝間に形成された膨出部の先端部に、周方向に相反する方向に傾斜してその膨出部の周方向幅の中程に頂部を形成する対のテーパ面を形成し、前記トリポード部材の一方の端部の3つの突出部の前面部に、その各突出部の幅方向の中央から両側に向けて傾斜してその突出部の幅方向の中程に頂部を形成する対のテーパ面を設けた構成である。
この構成によれば、非固定側の外輪の開口側端部からトリポード部材を挿入するジョイント接続時に、トラック溝と突出部の位相が周方向にずれがある場合でも、突出部は膨出部の先端部に形成されたテーパ面で接触案内されてトラック溝の先端開口に誘導される。このため、トラック溝と突出部の位相合わせを行う必要がなく、トリポード型等速ジョイントを極めて簡単に接続させることができる。
このとき、一方の前記外輪の3つの膨出部の頂部のうち、少なくとも1つの膨出部の頂部の前記軸方向位置は、他の膨出部の頂部の前記軸方向位置と異なる構成を採用することができる。特に、一方の前記外輪の3つの膨出部の頂部のうち、1つの膨出部の頂部は、他の2つの膨出部の頂部よりも前方へ突出していることが好ましい。
あるいは、前記トリポード部材の一方の端部の3つの突出部の頂部のうち、少なくとも1つの突出部の頂部の前記軸方向位置は、他の突出部の頂部の前記軸方向位置と異なる構成を採用することができる。特に、前記トリポード部材の一方の端部の3つの突出部の頂部のうち、1つの突出部の頂部は、他の2つの突出部の頂部よりも前方へ突出していることが好ましい。
例えば、3つの膨出部の頂部の前記外輪の軸方向に対する位置がすべて同じであり、且つ、突出部の頂部のトリポード部材の軸方向に対する位置がすべて同じであるとすると、ジョイント組立て時に、膨出部の頂部と突出部の頂部の位相が一致している場合、いわゆる3点支持となって、テーパ面による案内効果が期待できないだけでなく、想定される以上の押し込み力が作用した場合等に、その頂部に損傷を生じてしまう恐れもある。そこで、その頂部同士の3点支持を回避するため、上記の各構成をとることが望ましい。
さらに、これらの各構成において、前記各突出部の前記トラック溝の側面と対向する両側側面に前記軸方向に沿ってわん曲する曲面を設け、前記トラック溝の側面と前記曲面とを接触させた構成を採用することができる。トラック溝の側面に対して、各突出部の両側側面に設けた曲面が接触することで、偏角、心ずれが生じた際の外輪とトリポード部材との屈曲機能、首振り機能が円滑に作用し得る。
この発明は、駆動軸と被駆動軸とを連結する等速ジョイントを、3本のトラック溝を有する対の外輪と、その両端にそれぞれトラック溝に収容される3つの突出部が設けられたトリポード部材とで構成し、トリポード部材両端の2箇所においてそれぞれ屈曲機能、首振り機能を持たせたことで、駆動軸と被駆動軸との間に大きな偏角や心ずれがあっても、被駆動軸を速度ムラなく等速回転させることができる。
また、トリポード部材の軸方向一方の端部の3つの突出部と、軸方向他方の端部の3つの突出部とが、互いに角度変位を有していることにより、トリポード部材の一方の端部の突出部が一方の外輪に深く入り込もうとした際に、トリポード部材の他方の端部の突出部は、一方の外輪には入り込まないように規制される。このため、トリポード部材の長さを必要最小限に設計できる。
この発明の一実施形態を示すトリポード型等速ジョイントを用いた装置の要部拡大図 トリポード型等速ジョイントを構成する部品の詳細を示し、(a)は対の外輪の断面図、(b)は(a)のB−B矢視図 トリポード型等速ジョイントの断面図 トリポード型等速ジョイントの分解斜視図 トリポード型等速ジョイントの変形例をそれぞれ示し、(a)は連結手段の断面図、(b)はトリポード部材の斜視図
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明のトリポード型等速ジョイントを用いた回転伝達機構の要部を示す。
この回転伝達機構は、駆動力の伝達に関与するギヤを備える回転部Rと、回転部Rを軸周り回転させるモータからなる駆動源Mと、駆動源Mからの駆動力を回転部Rに伝達する駆動伝達装置20とを備えている。
駆動伝達装置20は、駆動源Mから伸びる駆動軸21と、回転部Rから伸びる被駆動軸22(以下、「回転体軸22」と称する。)とを結ぶトリポード型等速ジョイントからなる連結手段30を備えている。連結手段30は、回転体軸22の軸心と駆動軸21の軸心とが同一直線上にない状態、すなわち、両者の成す角度が180°(180deg)以外のときに、又は、心ずれが発生したときに生じる回転体軸22の回転速度変動を抑制して、駆動軸21の回転を回転体軸22に伝達する機能を有する。図2〜図4は、連結手段30の詳細を示す。また、図5(a)(b)は、それぞれその変形例を示す。
図1に示すように、回転部Rは、両端に回転体軸22を有し、その回転体軸22が一対のフレームF’に軸受bを介して軸周り回転自在に支持されている。回転部Rを回転駆動する駆動源Mは、回転伝達機構の装置本体側のフレームFに取付けられて、回転部Rと軸方向で対向する配置とされている。フレームF’はフレームFに対して回転体軸22の軸方向に沿って移動可能であり、その移動により、回転部Rを備えたユニットが装置本体に対して着脱できるようになっている。
連結手段30は、駆動源Mの駆動軸21と回転体Rの回転体軸22とを結び、対の外輪31,36と、対の外輪31,36間を結ぶトリポード部材40とを備える。トリポード部材40と両外輪31,36は、いずれも合成樹脂の成形品である。合成樹脂は、このトリポード型等速ジョイント30の使用条件によって適切なものを選択し、射出成形可能な合成樹脂が望ましい。射出成形可能な樹脂であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれでもよい。
対の外輪31,36は、それぞれ、いずれかの側の端部が開口するカップ部の閉塞側端部に、軸部31a,36aが設けられている。その各外輪31,36の内周には、それぞれ軸方向に延びる3本のトラック溝32,37が、周方向に沿って120°(120deg)の間隔をおいて形成されている。各トラック溝32,37の周方向で対向する一対の側面32a,32a;37a,37aは互に平行な面方向を有する平坦面である。
トリポード部材40には、軸状の本体部41の軸方向両端において、それぞれ3つの突出部42,47が設けられている。3つの突出部42,47は、対応する側の外輪31,36の各トラック溝32,37内に収容される。また、一方の突出部42の先端は、外輪31のトラック溝32の奥部に設けた収容凹部34に入り込むようになっている。
突出部42,47は、トラック溝32,37内において軸方向へスライド自在とされる。また、トラック溝32,37の側面32a,37aと対向する両側側面42c,47bは、それぞれトリポード部材40の軸方向に沿ってわん曲する円筒面となっている。この実施形態では、対向する両円筒面の軸心は、トリポード部材40の半径方向へ向いて、各突出部42,47の突出方向への軸心に一致している。なお、これらの円筒面に代えて球面とすることも可能である。
トリポード部材40の本体部41の軸方向一方の端部において、突出部42の周方向幅に対する中心線c(頂部42bの位置に相当)は軸周り120°毎の方位に等分配置で設けられ、軸方向他方の端部において、突出部47の周方向幅に対する中心線d(頂部47aの位置に相当)は軸周り120°毎の方位に等分配置で設けられている。また、トリポード部材40の軸方向一方の端部の3つの突出部42と、軸方向他方の端部の3つの突出部47とは、互いにトリポード部材40の軸心周り同一の方位ではなく、互いにトリポード部材40の軸心周りにずれた方位、すなわち互いに角度変位が設定されている。
この実施形態では、図2及び図4に示すように、それぞれ一方の端部3つの突出部42と他方の端部3つの突出部47の中心線c,dとの間に60°の角度変位が設定されている。一方の端部の周方向に隣り合う突出部42,42間の中間の方位に、他方の端部の突出部47が存在するので、トリポード部材40は、軸周り60°毎の方位に一方の端部の突出部42、他方の端部の突出部47が順に位置し、全体として突出部42,47を備えた本体部41に加わる力のバランスがよいという利点がある。ただし、この角度は60°以外に設定することも可能である。
また、トリポード部材40の軸方向一方の端部の3つの突出部42が、軸方向他方の端部の3つの突出部47との間に角度変位を有していることにより、トリポード部材40の一方の端部の突出部42が一方の外輪31に深く入り込んだ際に、トリポード部材40の他方の端部の突出部47は、一方の外輪31には入り込まないように規制される。このため、トリポード部材40が必要以上に外輪31の奥深くまで入り込むことを防止できる。
すなわち、対の外輪31,36とトリポード部材40が屈曲することなく同軸上に並んだ際に、外輪31,36のどちらかの側に、トリポード部材40が深く入り込みやすい事態が考えられるが、この構成によれば、トリポード部材40の両端が、対応する側の外輪31,36内に納まる軸方向長さ(トリポード部材の嵌合深さ)の最大値を、軸方向一方と他方とでそれぞれ設定できる。
このように、トリポード部材40の端部が、対応する側とは反対側の外輪に入り込む危惧がないので、トリポード部材40の長さを必要最小限に設計できることとなる。このため、等速ジョイントのより小型化を実現できる。
仮に、トリポード部材40の軸方向一方の端部の3つの突出部42が、軸方向他方の端部の3つの突出部47と同一の軸周り方位に設定されているとする。この場合、トリポード部材40にストッパー機能が無いため、少なくともトラック溝32,37の軸方向長さの1.5倍以上の長さがトリポード部材40に必要になる。これに対し、3つの突出部42,47同士が、上記の実施形態のように互いに角度変位をもって設けられていれば、一方の側の突出部が対応する側のトラック溝に進入した後、トリポード部材40がさらに深く入り込んでも、他方の側の突出部はその側のトラック溝に入り込むことができない。このため、トリポード部材40にストッパー機能が備わることになり、トリポード部材40の長さを必要最小限とし得る。
このように、3つの突出部42,47は、対応する側の外輪31,36の各トラック溝32,37内に収容される。このとき、一方の突出部42の先端は、外輪31のトラック溝32の奥部に設けた収容凹部34に入り込むようになっている。
突出部42,47は、駆動軸21と回転体軸22の一方に対する回転トルクの入力時、両側の側面42c,47bが、トラック溝32,37の側面32a,37aと係合する。その係合によって、外輪31,36とトリポード部材40の相互間で、軸周り回転トルクの伝達を行なうようになっている。
このとき、各トラック溝32,37の側面32a,37aと、対向する突出部42,47の側面42c,47bとが接触し、その接触部が摺接することで、偏角、心ずれが生じた際の外輪31,36とトリポード部材40との屈曲機能、首振り機能が円滑に作用するようになっている。
また、トリポード部材40の軸方向両端のうち、回転部R側の端部の3つの突出部42とそれに対応する外輪31の接続部が、駆動源M側の端部の3つの突出部47とそれに対応する他方の外輪36との接続部よりも、軸方向へ抜け落ちやすい構造である。
この実施形態では、固定側である駆動源M側のトリポード部材40と外輪36との接続部は、軸方向へ抜け落ちにくい構造とされており、その嵌め込み時の隙間を比較的狭くして強い力で圧入する構造とし、相対的に抜け落ちにくい構造としている。また、非固定側である回転体R側であるトリポード部材40と外輪31との接続部は、その嵌め込み時の隙間を相対的に広くして比較的弱い力で嵌め込みできる構造としている。これにより、軸方向への引き抜き力に対して、非固定側が固定側よりも優先して抜け落ちるようにしている。
なお、この実施形態のように、駆動源M側を固定側、回転部R側を非固定側とすることが望ましいが、駆動源M側を非固定側、回転部R側を固定側とした構成も可能である。
トリポード部材40の軸方向両端のうち、一方を他方よりも抜け落ちやすい構造とする手段としては、他にも、例えば、固定側のトリポード部材40と外輪との間に、止め輪等の抜け落ち防止手段を設けるとよい。具体的には、外輪の開口端部の内周に設けた係合溝に、円周方向の一部が開口したC字状の止め輪を取付けた構造が考えられる。止め輪は外輪の開口側端部からトリポード部材40が抜け出るのを防止する。また、さらに他の手法として、固定側の外輪のトラック溝の開口側端部に、内径側に膨らむ突起、アンダーカット(図4の符号38a参照)等を設けて、開口部の出口を狭めてもよい。
非固定側の外輪31の隣接するトラック溝32間には膨出部33が形成されている。膨出部33の先端部(開口側に向く先端部)には、周方向に相反する方向に傾斜してその膨出部33の周方向幅の中程に頂部33bを形成する対のテーパ面33a,33aが形成されている。頂部33bは、外輪31の半径方向に伸びる直線状の稜線で構成されている。
なお、固定側の外輪36の隣接するトラック溝37間にも膨出部38が形成されているが、こちら側の接続部は頻繁な接続、切り離しを前提としないため、テーパ面や頂部の形成は省略されている。
非固定側のトリポード部材40の端部において、3つの突出部42の前面部には、各突出部42の幅方向の中央から両側に向けて傾斜してその突出部42の幅方向の中程に頂部42bを形成する対のテーパ面42aが形成されている。頂部42bは、トリポード部材40の半径方向に伸びる直線状の稜線で構成されている。
この回転伝達機構において、回転部Rを備えたユニットの装置本体に対する支持位置の誤差が生じた場合を想定する。このとき、回転部R側の回転体軸22の軸心と駆動源M側の駆動軸21の軸心とが、上下方向又は横方向、あるいは、その両方向にずれた状態となり、両軸22,21の軸心同士の間に偏角や心ずれが生じた状態となる。
このような状態でトルク伝達するとき、固定側、非固定側の両方の接続部において、各突出部42,47は、トラック溝32,37に沿って、外輪31,36の軸方向にスライドする。このとき、突出部42,47の側面42c,47bとトラック溝32,37の側面32a,37aとの接触が線接触(側面42c,47bに球面を採用した場合は点接触)であるため、スライド抵抗は小さく、突出部42,47はトラック溝32,37に沿って円滑にスライドする。
このように、トリポード部材40の両端の2箇所においてそれぞれ屈曲機能、首振り機能を持たせたことで、回転体軸22と駆動軸21との間に大きな偏角や心ずれがあっても、回転部Rに速度ムラを発生させることなく等速回転させることができる。
図5に変形例を示す。前述の実施形態では、非固定側の外輪31の3つの膨出部33の頂部33bの軸方向位置(外輪31の軸方向に対する位置)がすべて同じであり、且つ、それに対応するトリポード部材40の3つの突出部42の頂部42bの軸方向位置(トリポード部材40の軸方向に対する位置)もすべて同じとしている。
外輪31とトリポード部材40との組込み時に、軸周り120°毎の方位に設けられている突出部42の頂部42bは、同じく120°毎の方位に設けられている膨出部33の頂部33bを挟んでいずれかの側のテーパ面33aにまず当接し、そのテーパ面33aに沿ってトラック溝32に誘導される。
しかし、その組込み時に、膨出部33の頂部33bと突出部42の頂部42bの位相が一致した場合、いわゆる3点支持となって、テーパ面33aによる案内効果が期待できないだけでなく、想定される以上の押し込み力が作用した場合等に、その当接した頂部33b,42bに損傷を生じてしまう恐れもある。そこで、その頂部33b,42b同士の3点支持を回避するため、下記の各構成をとることができる。
第一の構成としては、外輪31の3つの膨出部33の頂部33bのうち、少なくとも1つの膨出部33の頂部33bの軸方向位置を、他の膨出部33の頂部33bの軸方向位置と異なるように設定する。ここで、3点支持を回避するためには、少なくとも1つの膨出部33の頂部33bが他と異なっていればよく、2つの頂部33bが同じ軸方向位置で他の一つの頂部33bが相対的に前方(開口側端部側)に位置している構成や、2つの頂部33bが同じ軸方向位置で他の一つが相対的に後方(閉塞側端部側)に位置している構成、あるいは、3つの頂部33bの軸方向位置がすべて異なる構成が考えられる。このとき、トリポード部材40側の3つの突出部42の頂部42bは、例えば、すべて同一の軸方向位置にする等、膨出部33の3つの頂部33bに対して同時に当接しない位置に設定される。
例えば、図5(a)は、外輪31の3つの膨出部33の頂部33bのうち、1つの膨出部33の頂部33bが、他の2つの膨出部33の頂部33bよりも前方へ距離Lだけ突出している構成を示している。他の2つの膨出部33の頂部33bは同一の軸方向位置にあり、トリポード部材40側の3つの突出部42の頂部42bは、すべて同一の軸方向位置に設定されている。このため、頂部33b,42b同士の3点支持を回避することができる。
なお、この図5(a)では、トリポード部材40の軸方向両端のうち、一方を他方よりも抜け落ちやすい構造とする手段として、固定側のトリポード部材40と外輪36との間に、コイルばね45を介在させている。トリポード部材40の中心に設けられた軸方向孔41aと外輪36に設けられた軸方向孔36bに、一本のコイルばね45の両端が嵌め込まれ、そのコイルばね45によって、トリポード部材40と外輪36とが離れないように支持されている。この状態で、トリポード部材40と外輪36とは屈曲、首振り可能で、比較的強い力で軸方向に引張らない限り分離しないようになっている。このため、上記の各実施形態と同様、外輪31と外輪36とを軸方向へ離れる方向へ引張ると、トリポード部材40と外輪31とが先に分離し、トリポード部材40と外輪36とは分離しない。
また、第二の構成としては、トリポード部材40の3つの突出部42の頂部42bのうち、少なくとも1つの突出部42の頂部42bの軸方向位置が、他の突出部42の頂部42bの軸方向位置と異なるように設定することができる。ここで、3点支持を回避するためには、少なくとも1つの突出部42の頂部42bが他と異なっていればよく、2つの頂部42bが同じ軸方向位置で他の一つの頂部42bが相対的に前方(開口側端部側)に位置している構成や、2つの頂部42bが同じ軸方向位置で他の一つが相対的に後方(閉塞側端部側)に位置している構成、あるいは、3つの頂部42bの軸方向位置がすべて異なる構成が考えられる。このとき、外輪31側の3つの膨出部33の頂部33bは、例えば、すべて同一の軸方向位置にする等、3つの頂部42bに対して同時に当接しない位置に設定される。
例えば、図5(b)は、トリポード部材40の一方の端部の3つの突出部42の頂部42bのうち、1つの突出部42の頂部42b(図中の符号A参照)は、他の2つの突出部42の頂部42b(図中の符号B,C参照)よりも前方へ突出している構成を示している。他の2つの突出部42の頂部42bは同一の軸方向位置にあり、外輪31側の3つの膨出部33の頂部33bは、すべて同一の軸方向位置に設定されている。このため、頂部33b,42b同士の3点支持を回避することができる。
これらの実施形態では、ギヤを備えた回転部Rの回転体軸22と駆動源Mの駆動軸21とを、トリポード型等速ジョイント30で接続した例について説明したが、この発明のトリポード型等速ジョイントによる連結手段30は、駆動軸と被駆動軸の等速性を維持しながら両軸の角度変位を許容する必要がある各種部材のジョイント部に使用することができ、各種産業機械や家電製品、事務機器等にも広く利用できる。
21 駆動軸
22 被駆動軸(回転体軸)
30 トリポード型等速ジョイント
31,36 外輪
31a,36a 軸部
31b,36b,41a 軸方向孔
32,37 トラック溝
32a,37a 側面
33,38 膨出部
33a テーパ面
33b 頂部
34 収容凹部
40 トリポード部材
41 本体部
42,47 突出部
42a テーパ面
42b 頂部
42c,47b 側面
47a 頂部
R 回転部
F,F’ フレーム
M 駆動源(モータ)

Claims (9)

  1. 駆動軸(21)と被駆動軸(22)とを連結するとともに、前記駆動軸(21)の軸心と前記被駆動軸(22)の軸心との間の角度が180°以外のときに、又は、心ずれが発生したときに生じる前記被駆動軸(22)の回転速度変動を抑制して前記駆動軸(21)の回転を前記被駆動軸(22)に伝達し、前記駆動軸(21)と前記被駆動軸(22)にそれぞれ接続される対の外輪(31,36)と、前記対の外輪(31,36)間を結ぶトリポード部材(40)とを備え、
    前記両外輪(31,36)の内周にそれぞれ軸方向に延びる3本のトラック溝(32,37)を周方向に120°の間隔をおいて形成し、前記トリポード部材(40)の軸方向両端には、前記各トラック溝(32,37)内に軸方向へスライド自在に収容されることで、前記両外輪(31,36)とそのトリポード部材(40)との相互間で軸周りのトルク伝達を可能とする3つの突出部(42,47)がそれぞれ設けられ、
    前記トリポード部材(40)の軸方向両端のうち、前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)とそれに対応する前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)との接続部が、前記駆動軸(21)側の端部の3つの突出部(47)とそれに対応する前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)との接続部よりも軸方向へ抜け落ちやすい構造であり、
    前記トリポード部材(40)の前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)と、前記駆動軸(21)側の端部の3つの突出部(47)とは、互いに前記トリポード部材(40)の軸心周りの角度変位があることを特徴とするトリポード型等速ジョイント。
  2. 前記角度変位は、前記トリポード部材(40)の軸心周り60°であることを特徴とする請求項1に記載のトリポード型等速ジョイント。
  3. 前記トリポード部材(40)と前記両外輪(31,36)が合成樹脂の成形品であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトリポード型等速ジョイント。
  4. 前記トリポード部材(40)の軸方向両端のうち、前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)との接続部が前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)との接続部よりも軸方向へ抜け落ちやすい構造として、前記駆動軸(21)側の前記トリポード部材(40)と前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)との間に、抜け落ち防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
  5. 前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)と前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)との接続部は、前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)の隣接する前記トラック溝(32)間に形成された膨出部(33)の先端部に、周方向に相反する方向に傾斜してその膨出部(33)の周方向幅の中程に頂部(33b)を形成する対のテーパ面(33a,33a)を形成し、前記トリポード部材(40)の前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)の前面部に、その各突出部(42)の幅方向の中央から両側に向けて傾斜してその突出部(42)の幅方向の中程に頂部(42b)を形成する対のテーパ面(42a,42a)を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
  6. 前記トリポード部材(40)の前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)の頂部(42b)のうち、少なくとも1つの突出部(42)の頂部(42b)の前記軸方向位置は、他の突出部(42)の頂部(42b)の前記軸方向位置と異なることを特徴とする請求項5に記載のトリポード型等速ジョイント。
  7. 前記トリポード部材(40)の前記被駆動軸(22)側の端部の3つの突出部(42)の頂部(42b)のうち、1つの突出部(42)の頂部(42b)は、他の2つの突出部(42)の頂部(42b)よりも前方へ突出していることを特徴とする請求項6に記載のトリポード型等速ジョイント。
  8. 前記各突出部(42,47)の前記トラック溝(32,37)の側面と対向する両側側面(42c,47b)に前記軸方向に沿ってわん曲する曲面を設け、前記トラック溝(32,37)の側面(32a,37a)と前記曲面とを接触させたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
  9. 前記抜け落ち防止手段が、前記駆動軸(21)側の前記トリポード部材(40)の中心に設けられた軸方向孔(41a)と、前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)に設けられた軸方向孔(36b)に、コイルばね(45)の両端が嵌め込まれ、そのコイルばね(45)によって、前記駆動軸(21)側の前記トリポード部材(40)と前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)とが離れないように支持されていることを特徴とする請求項4に記載のトリポード型等速ジョイント。
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