JP6324782B2 - トリポード型等速ジョイント - Google Patents
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Description
そこで、上記のように、中間部材の軸方向両端のうち、一方を他方よりも抜け落ちやすい構造とすることで、駆動軸と被駆動軸との切り離し箇所を特定することができる。すなわち、駆動軸と被駆動軸とを遠ざける方向に引張った際に、突出部がトラック溝から離脱して自然にトリポード部材の軸方向一方の端部が外輪から切り離される。また、駆動軸と被駆動軸とが近づく方向に押し込めば、突出部がトラック溝に収容されて自然にトリポード部材の軸方向一方の端部が外輪に接続される。突出部がトラック溝に対して軸方向へ移動自在であるから、このような作用が可能である。
この回転伝達機構は、駆動力の伝達に関与するギヤを備える回転部Rと、回転部Rを軸周り回転させるモータからなる駆動源Mと、駆動源Mからの駆動力を回転部Rに伝達する駆動伝達装置20とを備えている。
22 被駆動軸(回転体軸)
30 トリポード型等速ジョイント
31,36 外輪
31a,36a 軸部
31b,36b,41a 軸方向孔
32,37 トラック溝
32a,37a 側面
33,38 膨出部
33a テーパ面
33b 頂部
34 収容凹部
35 対のカップ状部材
40,45 トリポード部材
42,47 突出部
42a テーパ面
42b 頂部
42c,47b 側面
47a 頂部
R 回転部
D 中間部材
E 軸端部材
F,F’ フレーム
M 駆動源(モータ)
Claims (11)
- 駆動軸(21)と被駆動軸(22)とを連結するとともに、前記駆動軸(21)の軸心と前記被駆動軸(22)の軸心との間の角度が180°以外のときに、又は、心ずれが発生したときに生じる前記被駆動軸(22)の回転速度変動を抑制して前記駆動軸(21)の回転を前記被駆動軸(22)に伝達する連結手段(30)であるトリポード型等速ジョイントであって、
前記連結手段(30)は、中間部材(D)と前記中間部材(D)の前記駆動軸(21)側端と前記被駆動軸(22)側端とにそれぞれ設けられた軸端部材(E)とからなり、前記中間部材(D)は外輪(31,36)であり、前記軸端部材(E)はトリポード部材(40,45)であり、
前記外輪(31,36)には、軸方向両端面でそれぞれ解放されると共に周方向に120°の間隔をおいて内周に軸方向に延びるトラック溝(32,37)が形成され、
前記トリポード部材(40,45)には、前記各トラック溝(32,37)内に軸方向へスライド自在に収容されることで、前記外輪(31,36)とそのトリポード部材(40,45)との相互間で軸周りのトルク伝達を可能とする3つの突出部(42,47)がそれぞれ設けられており、
前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)の解放端とそれに対応する前記被駆動軸(22)側の前記トリポード部材(40)との接続部が、前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)の解放端とそれに対応する前記駆動軸(21)側の前記トリポード部材(45)との接続部よりも軸方向へ抜け落ちやすい構造であることを特徴とするトリポード型等速ジョイント。 - 前記外輪(31,36)は、その内面に前記トラック溝(32,37)がそれぞれ形成された2つのカップの底同士を背中合わせにして軸方向に沿って直列に配列したように構成されていることを特徴とする請求項1記載のトリポード型等速ジョイント。
- 駆動軸(21)と被駆動軸(22)とを連結するとともに、前記駆動軸(21)の軸心と前記被駆動軸(22)の軸心との間の角度が180°以外のときに、又は、心ずれが発生したときに生じる前記被駆動軸(22)の回転速度変動を抑制して前記駆動軸(21)の回転を前記被駆動軸(22)に伝達する連結手段(30)であるトリポード型等速ジョイントであって、
前記連結手段(30)は、中間部材(D)と前記中間部材(D)の前記駆動軸(21)側端と前記被駆動軸(22)側端とにそれぞれ設けられた軸端部材(E)とからなり、前記中間部材(D)は、軸方向いずれかの側が外輪(31)、その対側がトリポード部材(45)であり、前記軸端部材(E)は、前記いずれかの側がトリポード部材(40)、前記対側が外輪(36)であり、
前記外輪(31,36)には、対応するトリポード部材(40,45)側端でそれぞれ解放されると共に周方向に120°の間隔をおいて内周に軸方向に延びるトラック溝(32,37)が形成され、
前記トリポード部材(40,45)には、前記各トラック溝(32,37)内に軸方向へスライド自在に収容されることで、前記外輪(31,36)とそのトリポード部材(40,45)との相互間で軸周りのトルク伝達を可能とする3つの突出部(42,47)がそれぞれ設けられており、
前記被駆動軸(22)側の前記外輪(31)の解放端とそれに対応する前記被駆動軸(22)側の前記トリポード部材(40)との接続部が、前記駆動軸(21)側の前記外輪(36)の解放端とそれに対応する前記駆動軸(21)側の前記トリポード部材(45)との接続部よりも軸方向へ抜け落ちやすい構造であることを特徴とするトリポード型等速ジョイント。 - 前記トリポード部材(40,45)と前記外輪(31,36)が合成樹脂の成形品であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記トリポード部材(40,45)と、それに対応する前記外輪(31,36)とは、合成樹脂の主材料が異なることを特徴とする請求項4記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記抜け落ちやすい構造として、前記駆動軸(21)側の外輪(36)の解放端と前記駆動軸(21)側のトリポード部材(45)との間に抜け落ち防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記抜け落ち防止手段として、前記駆動軸(21)側のトリポード部材(45)の中心に設けられた軸方向孔(45b)と前記駆動軸(21)側の外輪(36)に設けられた軸方向孔(39)に、コイルばね(49)の両端が嵌め込まれ、そのコイルばね(49)によって、前記駆動軸(21)側のトリポード部材(45)と前記駆動軸(21)側の外輪(36)とが離れないように支持されていることを特徴とする請求項6に記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記被駆動軸(22)側のトリポード部材(40)の3つの突出部(42)と前記被駆動軸(22)側の外輪(31)との接続部は、前記被駆動軸(22)側の外輪(31)の隣接する前記トラック溝(32)間に形成された膨出部(33)の先端部に、周方向に相反する方向に傾斜してその膨出部の周方向幅の中程に頂部を形成する対のテーパ面(33a,33a)を形成し、前記被駆動軸(22)側のトリポード部材(40)の3つの突出部(42)の前面部に、その各突出部(42)の幅方向の中央から両側に向けて傾斜してその突出部(42)の幅方向の中程に頂部(42b)を形成する対のテーパ面(42a,42a)を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記被駆動軸(22)側のトリポード部材(40)の3つの突出部(42)の頂部(42b)のうち、少なくとも1つの突出部(42)の頂部(42b)の前記軸方向位置は、他の突出部(42)の頂部(42b)の前記軸方向位置と異なることを特徴とする請求項8に記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記被駆動軸(22)側のトリポード部材(40)の3つの突出部(42)の頂部(42b)のうち、1つの突出部(42)の頂部(42b)は、他の2つの突出部(42)の頂部(42b)よりも前方へ突出していることを特徴とする請求項9に記載のトリポード型等速ジョイント。
- 前記各突出部(42,47)の前記トラック溝(32,37)の側面と対向する両側側面(42c,47b)に前記軸方向に沿ってわん曲する曲面を設け、前記トラック溝(32,37)の側面(32a,37a)と前記曲面とを接触させたことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一つに記載のトリポード型等速ジョイント。
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