JP6335091B2 - 電気調理器、コントローラ、調理システムおよびプログラム - Google Patents

電気調理器、コントローラ、調理システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電気調理コントローラ、調理システムおよびプログラムに関する。
近年、情報通信技術の発達や省エネ志向の高まりなどから、家庭内において、HEMS(Home Energy Management System)に代表されるホームシステムの本格的な導入が始まっている。
日本国内において、HEMSには、ECHONET Lite規格の通信プロトコルが使用されることも多い。このECHONET Liteを含むECHONET規格には、各種の家電機器やセンサ機器などがクラス定義されており、その1つに、炊飯器クラスも定義されている。
2013年度末時点において、ECHONET規格に対応した電気炊飯器は販売されていないものの、ネットワークに対応した電気炊飯器についての提案は、幾つかなされている。例えば特許文献1には、外出先のユーザが端末装置を操作し、電気炊飯器に対して、炊飯予約の設定を行ったり、保温時間の延長等の指示を行うことのできる技術が開示されている。また、例えば特許文献2には、電気炊飯器を含めた各種の家電機器を担当するユーザがそれぞれ登録されており(一例として、電気炊飯器は母親が担当など)、各ユーザ(母親など)の行動予定(起床時刻など)に合わせて、担当する電気炊飯器などの運転を開始させることのできる技術が開示されている。
特開2006−271460号公報 特許第4251902号
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術は、ユーザが、電気炊飯器に設けられた操作パネルの代わりに、端末装置を操作して炊飯予約の設定等を行うものであり、単純な遠隔操作の実現に他ならない。また、上述した特許文献2に開示された技術は、担当する1人のユーザの行動予定に合わせて、電気炊飯器などを稼働させるものであり、電気炊飯器を利用する他のユーザの行動予定については何ら考慮されておらず、ユーザ全体の利便性を向上させるものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ユーザ全体の利便性を向上させることのできる電気炊飯器およびコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気調理器は
数のユーザに消費され得る料理の消費予定量を含む予定情報を受信する受信手段と、
調理開始前に内に入れられた食材の量、又は、調理完了後に内に残っている料理量を検出する検出手段と、
前記受信手段が受信した前記消費予定量が、前記検出手段が検出した前記食材の量又は前記料理量を超えている場合に、警告メッセージを報知する報知手段と、
を備える。
本発明によれば、各ユーザ(食事前のユーザ)に消費され得る米飯の消費予定量と、炊飯量(炊飯開始前)又は米飯量(炊飯完了後)とを比較する。そして、消費予定量が炊飯量又は米飯量を超えている場合(ご飯が足らないと予想される場合)に、警告メッセージを報知する。この結果、ユーザ全体の利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る電気炊飯器およびコントローラを含めたホームシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る電気炊飯器の構成を示すブロック図である。 電気炊飯器の制御部によって実現される各機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 コントローラの制御部によって実現される各機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る電気炊飯器にて実行される炊飯開始前制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る電気炊飯器にて実行される炊飯完了後制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るコントローラにて実行される炊飯開始前制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るコントローラにて実行される炊飯完了後制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る電気炊飯器の自動予約を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気炊飯器100およびコントローラ200を含めたホームシステム1の全体構成を示すブロック図である。このホームシステム1において、電気炊飯器100は、複数のユーザ(例えば、住宅H内の家族)の食事(内食)に使用されるものとする。そして、ホームシステム1では、後述するように、各ユーザの食事予定に応じて、有用な情報を報知できる。
なお、以下の実施形態1では、電気炊飯器100が制御の中心となり、有用な情報を報知する場合について説明し、以下の実施形態2では、コントローラ200が制御の中心となり、有用な情報を報知する場合について説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、ホームシステム1は、宅内(住宅H内)に配置された電気炊飯器100と、宅内に配置されたコントローラ200と、ユーザにより宅内又は宅外にて使用される端末装置300とを備えている。電気炊飯器100およびコントローラ200は、宅内ネットワーク800を介して通信可能に接続されている。なお、端末装置300が宅内にて使用される場合には、コントローラ200および端末装置300も、宅内ネットワーク800を介して通信可能に接続される。
また、コントローラ200および端末装置300は、宅外ネットワーク900を介して通信可能に接続されている(端末装置300が宅外で使用される場合)。
なお、端末装置300は、例えば、タブレット端末やスマートフォン等の携帯端末であり、ユーザに使用される。例えば、端末装置300は、コントローラ200を通じて、電気炊飯器100とも通信可能となっている。そのため、ユーザは、宅内および宅外から端末装置300を使用して電気炊飯器100を操作でき、また、電気炊飯器100からの情報も表示できる。このような端末装置300は、1台に限られず、複数台であってもよい。例えば、家族がそれぞれ自分の端末装置300を使用するようにしてもよい。
また、宅内ネットワーク800は、例えば、無線LAN等からなり、また、宅外ネットワーク900は、例えば、インターネット等からなる。
なお、図1のホームシステム1では、コントローラ200が宅外ネットワーク900と通信可能な場合を示しているが、モデムやブロードバンドルータ等を介して、コントローラ200が宅外ネットワーク900と通信可能であってもよい。
(実施形態1に係る電気炊飯器100の構成)
図2は、本発明の実施形態1に係る電気炊飯器100の構成を示すブロック図である。
図示するように、電気炊飯器100は、制御部101と、記憶部102と、電源部103と、宅内ネットワークI/F(インタフェース)104と、表示部105と、操作部106と、温度センサ107と、重量センサ108と、加熱部109と、内釜110とを備える。
制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等(何れも図示せず)を備え、上述した各部を制御する。制御部101は、機能的には、図3に示すように、通信機能部1010と、算出機能部1011と、検出機能部1012と、判定機能部1013と、設定機能部1014と、報知機能部1015とを備える。これら制御部101の各機能部は、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部102に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより実現される。
通信機能部1010は、宅内ネットワークI/F104を制御して、コントローラ200との間で必要な情報を送受信する。
例えば、通信機能部1010は、コントローラ200から送られる予定情報(後述するユーザの食事予定等)を受信する。この他にも、通信機能部1010は、端末装置300から送られた情報をコントローラ200を通じて受信し、また、端末装置300に表示するためのメッセージ(後述する警告メッセージ等)を、コントローラ200に送信する。
算出機能部1011は、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を算出する。
例えば、算出機能部1011は、通信機能部1010が受信した予定情報に基づいて、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を算出する。また、算出機能部1011は、食事が終了したユーザを除いたユーザに消費され得る米飯の消費予定量を再算出する。
検出機能部1012は、炊飯開始前に内釜110に入れられた米の炊飯量、又は、炊飯完了後に内釜110に残っている米飯量を検出する。
例えば、検出機能部1012は、重量センサ108から得られた重さ等に従って、炊飯開始前の炊飯量を検出する。また、検出機能部1012は、炊飯時に温度センサ107から得られた単位時間当たりの温度変化に従って、炊飯完了時の米飯量を検出する。そして、炊飯完了後には、重量センサ108から得られた重さ等に従って、残りの米飯量を検出する。
判定機能部1013は、ユーザの食事の終了を判定する。
例えば、判定機能部1013は、ユーザの食事予定の時間経過や、内釜110の米飯量の減少などから、ユーザの食事の終了を判定する。
設定機能部1014は、自動予約モード(ユーザが時刻設定を行わない予約)時に、炊飯を開始させる炊飯開始時刻を自動的に設定する。
例えば、設定機能部1014は、通信機能部1010が受信した予定情報に基づいて、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を設定する。また、設定機能部1014は、予約時刻を設定した後であっても、この予約時刻が到来する前に、関係するユーザの食事予定が変更された場合に、予約時刻を再設定する。
報知機能部1015は、有用な情報をユーザに報知する。
例えば、報知機能部1015は、メッセージ(後述する警告メッセージ等)を、表示部105に表示する。また、報知機能部1015は、端末装置300に表示するためのメッセージを、通信機能部1010を用いてコントローラ200に送信する。この他にも、検出機能部1012が検出した炊飯量又は米飯量を示すメッセージ(後述する飯量メッセージ)を、表示部105に表示したり、コントローラ200に送信して端末装置300に表示させてもよい。
図2に戻って、記憶部102は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
一例として、記憶部102は、炊飯時の制御パラメータ等を記憶する。この他にも記憶部102は、制御部101が実行するプログラム等を記憶する。
電源部103は、例えば、インバータ回路等からなり、加熱部109に高周波電流を供給する。
宅内ネットワークI/F104は、例えば、無線LANユニット等からなり、制御部101に制御され、宅内ネットワーク800を介してコントローラ200等と通信を行う。
表示部105は、例えば、液晶表示パネル等からなり、制御部101に制御され、種々のメッセージを表示する。
操作部106は、例えば、複数の操作ボタン等からなり、ユーザによる押下に応じた操作信号を制御部101に供給する。
温度センサ107は、例えば、内釜110の温度を検出する。
重量センサ108は、例えば、内釜110の重さを検出する。
加熱部109は、例えば、加熱コイル等からなり、電源部103から供給された高周波電流に応じて、内釜110を加熱する。
内釜110は、炊飯する米(例えば、白米,玄米,無洗米等)や水などを入れるための容器であり、炊飯完了時には、炊けたご飯(米飯)が保持される。
(実施形態1に係るコントローラ200の構成)
図4は、本発明の実施形態1に係るコントローラ200の構成を示すブロック図である。
コントローラ200は、例えば、ゲートウェイ装置等からなり、図示するように、制御部201と、記憶部202と、宅内ネットワークI/F203と、宅外ネットワークI/F204とを備える。
制御部201は、例えば、CPU,ROM,RAM等(何れも図示せず)を備え、上述した各部を制御する。制御部201は、機能的には、図5に示すように、通信制御機能部2010と、Webサーバ機能部2011と、機器制御機能部2012と、ユーザ情報管理機能部2013と、スケジューラ機能部2014と、メッセージ送信機能部2015とを備える。これら制御部201の各機能部は、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMや記憶部202に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより実現される。
通信制御機能部2010は、宅内ネットワークI/F203や宅外ネットワークI/F204を制御して、電気炊飯器100や端末装置300との間で必要な情報を送受信する。
Webサーバ機能部2011は、例えば、端末装置300に、HTML(Hyper Text Markup Language)やオブジェクト(画像など)を送信して、Webページを表示させる。
機器制御機能部2012は、例えば、電気炊飯器100を制御する。なお、図1に示すホームシステム1は、宅内に配置された家電機器が電気炊飯器100だけの場合を示しているが、ホームシステム1内に他の家電機器が配置されている場合(宅内ネットワーク800を介して接続されている場合)、機器制御機能部2012は、他の家電機器も制御する。
ユーザ情報管理機能部2013は、ユーザの情報を管理する。例えば、ユーザ情報管理機能部2013は、ユーザの名前や連絡先等の情報を管理する。
スケジューラ機能部2014は、ユーザの予定と、その予定に基づいて機器の管理を行う。例えば、スケジューラ機能部2014は、ユーザの食事予定を含む予定情報を管理する。
メッセージ送信機能部2015は、種々のメッセージを端末装置300に送信する。
例えば、メッセージ送信機能部2015は、ユーザのアドレス(端末装置300にて受信できるアドレス)に電子メールを送信して、メッセージを端末装置300に送信する。この他にも、メッセージ送信機能部2015は、電気炊飯器100にメッセージを送信して、表示部105に表示させてもよい。
図4に戻って、記憶部202は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。
一例として、記憶部202は、端末装置300から送られた予定情報(ユーザの食事予定等)を記憶する。この他にも記憶部202は、制御部201が実行するプログラム等を記憶する。
宅内ネットワークI/F203は、例えば、無線LANユニット等からなり、制御部201に制御され、宅内ネットワーク800を介して電気炊飯器100等と通信を行う。
宅外ネットワークI/F204は、例えば、広域通信ユニット等からなり、制御部201に制御され、宅外ネットワーク900を介して端末装置300と通信を行う。
(実施形態1に係る電気炊飯器100の動作)
電気炊飯器100の動作について、以下、図6および図7のフローチャートを参照して説明する。図6は、電気炊飯器100が実行する炊飯開始前制御処理を説明するためのフローチャートである。また、図7は、電気炊飯器100が実行する炊飯完了後制御処理を説明するためのフローチャートである。
最初に、図6の炊飯開始前制御処理について説明する。この炊飯開始前制御処理は、電気炊飯器100の内釜110に、炊飯するための米(例えば、白米,玄米,無洗米等)や水などが入れられた状態で、操作部106又はコントローラ200を介した端末装置300からの操作に応答して開始される。なお、炊飯開始前制御処理において、ユーザの操作は、操作部106又は端末装置300のどちらからも可能であるが、以下、端末装置300から操作が行われた場合を一例として説明する。
まず、電気炊飯器100は、炊飯量を含む炊飯条件を取得する(ステップS101)。
例えば、ユーザが、端末装置300を操作して、赤飯や炊き込みご飯、玄米等の炊き込みなどのモードの選択を行い、また、炊飯量の設定を行うと、その内容がコントローラ200を通じて電気炊飯器100に送信される。なお、炊飯量は、上述した重量センサ108から得られた値から自動的に設定してもよい。
電気炊飯器100は、各ユーザの食事予定を取得し、消費予定量を算出する(ステップS102)。
例えば、電気炊飯器100は、コントローラ200(記憶部202)に記憶される各ユーザの食事予定を含む予定情報を受信し、受信した予定情報に基づいて、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を算出する。
電気炊飯器100は、消費予定量が炊飯量を超えているか否かを判別する(ステップS103)。
つまり、上述したステップS102にて算出した消費予定量と、上述したステップS101にて取得した炊飯量とを比較し、消費予定量が炊飯量を超えているかどうかを判別する。
電気炊飯器100は、消費予定量が炊飯量を超えていない(消費予定量が炊飯量以下である)と判別すると(ステップS103;No)、後述するステップS105に処理を進める。
一方、消費予定量が炊飯量を超えていると判別した場合(ステップS103;Yes)に、電気炊飯器100は、警告メッセージを報知する(ステップS104)。
例えば、電気炊飯器100は、端末装置300に表示させるための警告メッセージを、コントローラ200に送信する。なお、ユーザが操作部106から操作している場合には、表示部105に警告メッセージを表示する。更に、警告メッセージの内容は、炊飯量が足らなくなる旨や、この他にも、炊飯量の値を含めてもよい。また、警告メッセージだけでなく、警告音なども発するようにしてもよい。
電気炊飯器100は、炊飯モードを取得する(ステップS105)。
例えば、ユーザが、端末装置300を操作して、自動予約や即時炊飯などの炊飯モードの選択を行うと、その内容がコントローラ200を通じて電気炊飯器100に送信される。なお、炊飯モードには、時刻指定予約(ユーザが時刻を指定した予約)が含まれていてもよい。
また、予約炊飯を行わない場合の動作は従来の電気炊飯器と変わらないため、詳細な説明は省略する。
電気炊飯器100は、ユーザが選択した炊飯モードが自動予約であるか否かを判別する(ステップS106)。
電気炊飯器100は、炊飯モードが自動予約でない(一例として、炊飯モードが即時炊飯である)と判別すると(ステップS106;No)、後述するステップS112に処理を進める。
一方、炊飯モードが自動予約であると判別した場合(ステップS106;Yes)に、電気炊飯器100は、予約時刻を設定する(ステップS107)。
例えば、電気炊飯器100は、上述したステップS102にて取得した予定情報に基づいて、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を設定する。
また、炊飯モードが、時刻指定予約である場合にも、このステップS107にて、予約時刻を設定するようにしてもよい。例えば、電気炊飯器100は、指定された時刻に炊飯を開始するように、又は、指定された時刻に炊飯が完了するように、予約時刻を設定する。
なお、時刻指定予約に伴って予約時刻を設定した場合では、後述するステップS111にて、予約時刻の再設定が行われないものとする。
電気炊飯器100は、設定した予約時刻が到来したか否かを判別する(ステップS108)。
電気炊飯器100は、予約時刻が到来していないと判別すると(ステップS108;No)、各ユーザの食事予定を再取得する(ステップS109)。
例えば、電気炊飯器100は、コントローラ200(記憶部202)に記憶されている現在の予定情報を受信する。
電気炊飯器100は、食事予定に変更があったか否かを判別する(ステップS110)。
電気炊飯器100は、食事予定に変更がないと判別すると(ステップS110;No)、上述したステップS108に処理を戻す。
一方、食事予定に変更があったと判別した場合(ステップS110;Yes)に、電気炊飯器100は、予約時刻の変更を提案し、応答等に応じて予約時刻を再設定する(ステップS111)。
例えば、電気炊飯器100は、端末装置300に表示させるための確認メッセージを、コントローラ200に送信する。なお、ユーザが操作部106から操作している場合には、表示部105に確認メッセージを表示する。そして、ユーザ(端末装置300や操作部106)から了解が得られた場合に、変更後の食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を再設定する。
そして、電気炊飯器100は、上述したステップS108に処理を戻す。すなわち、食事予定の変更の有無をチェックしながら、予約時刻の到来を待機する。
やがて、上述したステップS108にて、予約時刻が到来したと判別した場合(ステップS108;Yes)、若しくは、上述したステップS106にて、炊飯モードが自動予約でないと判別した場合(ステップS106;No)に、電気炊飯器100は、炊飯を開始する(ステップS112)。
次に、図7の炊飯完了後制御処理について説明する。この炊飯完了後制御処理は、上述した図6の炊飯開始前制御処理におけるステップS112にて開始された炊飯が完了した後に開始される。
まず、電気炊飯器100は、炊飯完了に伴い保温に切り替える(ステップS201)。そして、電気炊飯器100は、炊飯完了時の米飯量を検出する(ステップS202)。
例えば、電気炊飯器100は、炊飯時に温度センサ107から得られた単位時間当たりの温度変化に従って、炊飯完了時の米飯量を検出する。なお、重量センサ108から得られた重さ等に従って、米飯量を検出してもよい。
電気炊飯器100は、各ユーザの食事予定を取得し、食事終了のチェック時期を設定する(ステップS203)。
例えば、電気炊飯器100は、コントローラ200(記憶部202)に記憶されている現在の予定情報を受信する。そして、食事予定の時間経過から、食事終了のチェック時期を設定する。
電気炊飯器100は、何れかのユーザの食事が終了したか否かを判別する(ステップS204)。
例えば、電気炊飯器100は、内釜110の米飯量の減少などから、ユーザの食事の終了を判定する。
電気炊飯器100は、ユーザの食事が終了していないと判別すると(ステップS204;No)、再度、ステップS204の処理を繰り返す。
一方、ユーザの食事が終了したと判別した場合(ステップS204;Yes)に、電気炊飯器100は、全ユーザの食事が終了したか否かを判別する(ステップS205)。
電気炊飯器100は、全ユーザの食事が終了していないと判別すると(ステップS205;No)、残りの米飯量(残米飯量)を再検出する(ステップS206)。
例えば、電気炊飯器100は、重量センサ108から得られた重さ等に従って、残りの米飯量を検出する。
電気炊飯器100は、食事を済ませていないユーザの食事予定から消費予定量を再算出する(ステップS207)。
例えば、電気炊飯器100は、食事が終了したユーザを除いたユーザに消費され得る米飯の消費予定量を再算出する。
電気炊飯器100は、消費予定量が残米飯量を超えているか否かを判別する(ステップS208)。
電気炊飯器100は、消費予定量が残米飯量を超えていない(消費予定量が残米飯量以下である)と判別すると(ステップS208;No)、上述したステップS204に処理を戻す。
一方、消費予定量が残米飯量を超えていると判別した場合(ステップS208;Yes)に、電気炊飯器100は、警告メッセージを報知する(ステップS209)。
例えば、電気炊飯器100は、端末装置300に表示させるための警告メッセージを、コントローラ200に送信する。その際、警告メッセージを、予め定められた端末装置300宛てに送信してもよく、また、残米飯量が足らなくなるユーザの端末装置300宛てに送信してもよい。更に、警告メッセージの内容は、残米飯量が足らなくなる旨や、この他にも、現在の残米飯量の値を含めてもよい。また、警告メッセージだけでなく、警告音なども発するようにしてもよい。
そして、電気炊飯器100は、上述したステップS204に処理を戻す。すなわち、ユーザの食事が終了する毎に、消費予定量が残米飯量を超えているか否かをチェックしながら、全ユーザの食事が終了するのを待機する。
やがて、上述したステップS205にて、全ユーザの食事が終了したと判別した場合に(ステップS205;Yes)、電気炊飯器100は、炊飯完了後制御処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る電気炊飯器100によれば、各ユーザ(食事前のユーザ)に消費され得る米飯の消費予定量と、炊飯量(炊飯開始前)、又は、米飯量(炊飯完了後)とを比較する。そして、消費予定量が炊飯量又は米飯量を超えている場合(ご飯が足らないと予想される場合)に、警告メッセージを報知する。この結果、ユーザ全体の利便性を向上させることができる。
上記の実施形態1では、電気炊飯器100における制御部101の一機能として、米飯の消費予定量を算出する算出機能部1011を備える場合について説明したが、制御部101(CPU等)の処理能力がコントローラ200の制御部201よりも低いことも考慮して、制御部101の機能から算出機能部1011を省いてもよい。
例えば、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を、コントローラ200(制御部201)側で算出するようにし、電気炊飯器100には、算出された消費予定量が予定情報に含まれて、コントローラ200から送信されるようにする。
この場合、電気炊飯器100は、上述した図6に示す炊飯開始前制御処理において、ステップS102、及び、ステップS103の処理を以下のように変更して実行する。
まず、ステップS102において、電気炊飯器100は、各ユーザの食事予定、及び、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を含む予定情報をコントローラ200から受信する。
次に、ステップS103において、電気炊飯器100は、受信した予定情報に含まれる消費予定量と、取得した炊飯量とを比較し、消費予定量が炊飯量を超えているかどうかを判別する。
同様に、電気炊飯器100は、上述した図7に示す炊飯完了後制御処理において、ステップS207、及び、ステップS208の処理を以下のように変更して実行する。
まず、ステップS207において、電気炊飯器100は、再算出された米飯の消費予定量を含む予定情報をコントローラ200から受信する。
次に、ステップS208において、電気炊飯器100は、受信した予定情報に含まれる再算出された消費予定量が残米飯量を超えているかどうかを判別する。
このように、電気炊飯器100における制御部101の機能から算出機能部1011を省き、コントローラ200(制御部201)側で各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を算出するようにしても、上記と同様に、消費予定量が炊飯量又は米飯量を超えている場合に、警告メッセージを報知可能である。
このため、例えば、従来の電気炊飯器に宅内ネットワークI/F104を追加するだけで、本発明が実現可能となる。
(実施形態2)
上記の実施形態1では、電気炊飯器100が制御の中心となり、有用な情報を報知する場合について説明したが、コントローラ200が制御の中心となり、有用な情報を報知してもよい。
以下、本発明の実施形態2に係るコントローラ200の動作について説明する。
なお、電気炊飯器100およびコントローラ200の構成は、上記の実施形態1と同様であるため説明を省略する。
(実施形態2に係るコントローラ200の動作)
コントローラ200の動作について、以下、図8および図9のフローチャートを参照して説明する。図8は、コントローラ200が実行する炊飯開始前制御処理を説明するためのフローチャートである。また、図9は、コントローラ200が実行する炊飯完了後制御処理を説明するためのフローチャートである。
最初に、図8の炊飯開始前制御処理について説明する。この炊飯開始前制御処理も、電気炊飯器100の内釜110に、炊飯するための米や水などが入れられた状態で、電気炊飯器100(操作部106)又は端末装置300からの操作に応答して開始される。なお、実施形態2の炊飯開始前制御処理においても、ユーザの操作は、電気炊飯器100又は端末装置300のどちらからも可能であるが、以下、端末装置300から操作が行われた場合を一例として説明する。
まず、コントローラ200は、炊飯量を含む炊飯条件を端末装置300等から受信する(ステップS301)。
例えば、ユーザが、端末装置300を操作して、赤飯や炊き込みご飯、玄米等の炊き込みなどのモードの選択を行い、また、炊飯量の設定を行うと、その内容がコントローラ200に送信される。なお、炊飯量は、電気炊飯器100から受信するようにしてもよい。
コントローラ200は、各ユーザの食事予定に基づいて、消費予定量を算出する(ステップS302)。
例えば、コントローラ200は、記憶部202に記憶される各ユーザの食事予定を含む予定情報に基づいて、各ユーザに消費され得る米飯の消費予定量を算出する。
コントローラ200は、消費予定量が炊飯量を超えているか否かを判別する(ステップS303)。
コントローラ200は、消費予定量が炊飯量を超えていない(消費予定量が炊飯量以下である)と判別すると(ステップS303;No)、後述するステップS305に処理を進める。
一方、消費予定量が炊飯量を超えていると判別した場合(ステップS303;Yes)に、コントローラ200は、警告メッセージを報知する(ステップS304)。
例えば、コントローラ200は、警告メッセージを端末装置300に送信して表示させる。なお、ユーザが電気炊飯器100(操作部106)から操作している場合には、警告メッセージを電気炊飯器100に送信して表示部105に表示させる。
コントローラ200は、炊飯モードを端末装置300等から受信する(ステップS305)。
例えば、ユーザが、端末装置300を操作して、自動予約や即時炊飯などの炊飯モードの選択を行うと、その内容がコントローラ200に送信される。なお、炊飯モードは、電気炊飯器100から受信するようにしてもよい。更に、炊飯モードには、時刻指定予約(ユーザが時刻を指定した予約)が含まれていてもよい。
また、予約炊飯を行わない場合の動作は従来と変わらないため、詳細な説明は省略する。
コントローラ200は、炊飯モードが自動予約であるか否かを判別する(ステップS306)。
コントローラ200は、炊飯モードが自動予約でない(一例として、炊飯モードが即時炊飯である)と判別すると(ステップS306;No)、炊飯開始を電気炊飯器100に指示する(ステップS307)。
そして、コントローラ200は、炊飯開始前制御処理を終了する。
一方、炊飯モードが自動予約であると判別した場合(ステップS306;Yes)に、コントローラ200は、予約時刻を電気炊飯器100に設定する(ステップS308)。
例えば、コントローラ200は、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するような予約時刻を算出し、算出した予約時刻を電気炊飯器100に設定する。
また、炊飯モードが、時刻指定予約である場合にも、このステップS308にて、予約時刻を設定するようにしてもよい。例えば、コントローラ200は、指定された時刻に炊飯を開始するように、又は、指定された時刻に炊飯が完了するように予約時刻を算出し、算出した予約時刻を電気炊飯器100に設定する。
なお、時刻指定予約に伴って予約時刻を設定した場合では、後述するステップS311にて、予約時刻の再設定が行われないものとする。
コントローラ200は、電気炊飯器100に設定した予約時刻が到来したか否かを判別する(ステップS309)。
コントローラ200は、予約時刻が到来していないと判別すると(ステップS309;No)、各ユーザの食事予定に変更があったか否かを判別する(ステップS310)。
コントローラ200は、食事予定に変更がないと判別すると(ステップS310;No)、上述したステップS309に処理を戻す。
一方、食事予定に変更があったと判別した場合(ステップS310;Yes)に、コントローラ200は、予約時刻の変更を提案し、応答等に応じて予約時刻を電気炊飯器100に再設定する(ステップS311)。
例えば、コントローラ200は、確認メッセージを端末装置300に送信して表示させる。なお、ユーザが操作部106から操作している場合には、確認メッセージを電気炊飯器100に送信して表示部105に表示させる。そして、ユーザ(端末装置300や電気炊飯器100)から了解が得られた場合に、変更後の食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するような予約時刻を算出し、電気炊飯器100に再設定する。
そして、コントローラ200は、上述したステップS309に処理を戻す。すなわち、食事予定の変更の有無をチェックしながら、予約時刻の到来を待機する。
やがて、上述したステップS309にて、予約時刻が到来したと判別した場合(ステップS309;Yes)に、コントローラ200は、炊飯開始前制御処理を終了する。
なお、予約時刻が設定された電気炊飯器100は、その予約時刻が到来すると、炊飯を開始する。
次に、図9の炊飯完了後制御処理について説明する。この炊飯完了後制御処理は、電気炊飯器100にて炊飯が完了した後に開始される。
まず、コントローラ200は、炊飯完了時の米飯量を電気炊飯器100から受信する(ステップS401)。
例えば、電気炊飯器100が、炊飯完了に伴い炊飯完了時の米飯量を検出すると、その米飯量がコントローラ200に送信される。
コントローラ200は、各ユーザの食事予定を取得し、食事終了のチェック時期を設定する(ステップS402)。
例えば、コントローラ200は、食事予定の時間経過から、食事終了のチェック時期を設定する。
コントローラ200は、何れかのユーザの食事が終了したか否かを判別する(ステップS403)。
例えば、電気炊飯器100が、内釜110の米飯量の減少などから、ユーザの食事の終了を捉えると、その情報がコントローラ200に送信される。
コントローラ200は、ユーザの食事が終了していないと判別すると(ステップS403;No)、再度、ステップS403の処理を繰り返す。
一方、ユーザの食事が終了したと判別した場合(ステップS403;Yes)に、コントローラ200は、全ユーザの食事が終了したか否かを判別する(ステップS404)。
コントローラ200は、全ユーザの食事が終了していないと判別すると(ステップS404;No)、残りの米飯量(残米飯量)を再受信する(ステップS405)。
例えば、電気炊飯器100が、重量センサ108から得られた重さ等に従って、残りの米飯量を検出すると、その内容がコントローラ200に送信される。
コントローラ200は、食事を済ませていないユーザの食事予定から消費予定量を再算出する(ステップS406)。
例えば、コントローラ200は、食事が終了したユーザを除いたユーザに消費され得る米飯の消費予定量を再算出する。
コントローラ200は、消費予定量が残米飯量を超えているか否かを判別する(ステップS407)。
コントローラ200は、消費予定量が残米飯量を超えていない(消費予定量が残米飯量以下である)と判別すると(ステップS407;No)、上述したステップS403に処理を戻す。
一方、消費予定量が残米飯量を超えていると判別した場合(ステップS407;Yes)に、コントローラ200は、警告メッセージを報知する(ステップS408)。
例えば、コントローラ200は、警告メッセージを端末装置300に送信して表示させる。その際、警告メッセージを、予め定められた端末装置300宛てに送信してもよく、また、残米飯量が足らなくなるユーザの端末装置300宛てに送信してもよい。更に、警告メッセージの内容は、残米飯量が足らなくなる旨や、この他にも、現在の残米飯量の値を含めてもよい。
そして、コントローラ200は、上述したステップS403に処理を戻す。すなわち、ユーザの食事が終了する毎に、消費予定量が残米飯量を超えているか否かをチェックしながら、全ユーザの食事が終了するのを待機する。
やがて、上述したステップS404にて、全ユーザの食事が終了したと判別した場合に(ステップS404;Yes)、コントローラ200は、炊飯完了後制御処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施形態2に係るコントローラ200によれば、各ユーザ(食事前のユーザ)に消費され得る米飯の消費予定量と、炊飯量(炊飯開始前)、又は、米飯量(炊飯完了後)とを比較する。そして、消費予定量が炊飯量又は米飯量を超えている場合(ご飯が足らないと予想される場合)に、警告メッセージを報知する。この結果、ユーザ全体の利便性を向上させることができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態1,2では、自動予約モード時に、ユーザの食事予定に基づいて、予約時刻を設定する場合について説明したが、更に、時間帯に応じて定められている電気料金の料金情報に基づいて、なるだけ電気料金を節約するように予約時刻を設定してもよい。
例えば、図10に示すように、一日の中で一部の時間帯のみ電気料金が高くなる場合がある。そして、同図に示すように、ユーザA〜Cの食事予定が登録されているものとする。
上記の実施形態1,2では、通常の自動予約が行われるため、同図に示すように、食事予定が最も早いユーザAの食事開示時刻T3までに、炊飯が完了するように予約時刻が設定される。そして、その炊飯の開始から完了までは、電気料金が高い時間帯に重なってしまう。
これに対して、エコモード時の自動予約では、時間帯に応じて定められている電気料金の料金情報を電気炊飯器100(記憶部102)、又は、コントローラ200(記憶部202)に記憶しておき、この料金情報も考慮して、予約時刻を設定する。
例えば、電気炊飯器100が制御の中心となる場合、電気炊飯器100は、記憶部102に料金情報を記憶しておく。そして、電気炊飯器100は、コントローラ200から受信した予定情報、および、記憶部102に記憶した料金情報に基づいて、電気料金の安い時間帯で炊飯を行い、かつ、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を設定する。
つまり、図10に示すように、エコモード時の自動予約では、電気料金が上がる時刻T2までに炊飯が完了するように、時刻T1に予約時刻を設定する。
なお、夜間の電気料金と昼間の電気料金の比率を1:2、炊飯にかかる電力量と保温1時間当たりの電力量の比率を10:1とした場合を一例として、以下電気料金を具体的に説明する。
ユーザAの食事予定(内食)が、昼間電力料金(図中の電気料金「高」)になってから2時間後であるとすると、通常の自動予約であれば、ユーザAの食事直前に炊飯が行われるため、電気料金は電力量10×料金比率2で20となる。
エコモード時の自動予約であれば、夜間電気料金(図中の電気料金「並」)のうちに炊飯を行い、残り2時間は保温動作を行うため、電気料金は電力量10×料金比率1+電力量1×時間2×料金比率2で14となる。
このため、電気炊飯器100の使用にかかる電気料金を節約することができる。
なお、電気炊飯器100が制御の中心となる場合であっても、料金情報を電気炊飯器100(記憶部102)の代わりに、コントローラ200(記憶部202)に記憶しておき、コントローラ200から電気炊飯器100に料金情報が送信されるようにしてもよい。その場合、電気炊飯器100は、コントローラ200から受信した予定情報、及び、料金情報に基づいて、電気料金の安い時間帯で炊飯を行い、かつ、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を設定する。
この場合、例えば、従来の電気炊飯器に宅内ネットワークI/F104を追加するだけで、電気料金を節約した自動予約を実現することができる。
一方、コントローラ200が制御の中心となる場合、コントローラ200は、記憶部202に料金情報を記憶しておく。そして、コントローラ200は、記憶部202に記憶した予定情報、及び、料金情報に基づいて、電気料金の安い時間帯で炊飯を行い、かつ、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に炊飯が完了するように、予約時刻を求めて、電気炊飯器100に設定する。
この場合も、電気炊飯器100の使用にかかる電気料金を節約することができる。
この他の実施形態として、炊飯開始前であれば、電気炊飯器100の温度センサ107をコントローラ200に送信するようにすることで、電気炊飯器100が設置してある部屋の室温を、端末装置300などに表示させることができる。
また、利用者によっては、電気炊飯器100を使用しないときは電源コードを抜き、給電されていない状態にすることも考えられる。この場合、コントローラ200は、電気炊飯器100が宅内ネットワーク800に繋がれていないことを検出し、端末装置300などに炊飯準備がされていないことを通知することもできる。
また、上記の実施形態では、電気炊飯器100を一例として説明したが、この他にも、例えば、電子レンジなどの他の調理器などでも本願発明は適用可能である。
1 ホームシステム、100 電気炊飯器、101,201 制御部、102,202 記憶部、103 電源部、104,203 宅内ネットワークI/F、105 表示部、106 操作部、107 温度センサ、108 重量センサ、109 加熱部、110 内釜、200 コントローラ、204 宅外ネットワークI/F、300 端末装置、800 宅内ネットワーク、900 宅外ネットワーク、1010 通信機能部、1011 算出機能部、1012 検出機能部、1013 判定機能部、1014 設定機能部、1015 報知機能部、2010 通信制御機能部、2011 Webサーバ機能部、2012 機器制御機能部、2013 ユーザ情報管理機能部、2014 スケジューラ機能部、2015 メッセージ送信機能部

Claims (14)

  1. 数のユーザに消費され得る料理の消費予定量を含む予定情報を受信する受信手段と、
    調理開始前に内に入れられた食材の量、又は、調理完了後に内に残っている料理量を検出する検出手段と、
    前記受信手段が受信した前記消費予定量が、前記検出手段が検出した前記食材の量又は前記料理量を超えている場合に、警告メッセージを報知する報知手段と、
    を備える電気調理器。
  2. 前記受信手段は、食事を終了したユーザを除いたユーザに消費され得る料理の消費予定量を再受信し、
    前記検出手段は、内に残っている料理量を再検出し、
    前記報知手段は、前記受信手段が再受信した前記消費予定量が、前記検出手段が再検出した前記料理量を超えている場合に、前記警告メッセージを報知する、請求項1に記載の電気調理器。
  3. 種々のメッセージを表示する表示手段と、
    ーザの使用する端末装置にメッセージを送信する送信手段と、を更に備え、
    前記報知手段は、前記表示手段に前記警告メッセージを表示するか、又は、前記送信手段から前記警告メッセージを送信して前記端末装置に前記警告メッセージを表示させる、請求項1又は2に記載の電気調理器。
  4. 前記報知手段は、前記検出手段が検出した前記食材の量又は前記料理量を示すメッセージを前記表示手段に表示するか、又は、前記送信手段から前食材の量又は前記料理量を示すメッセージを送信して前記端末装置に前記食材の量又は前記料理量を示すメッセージを表示させる、請求項3に記載の電気調理器。
  5. 自動予約モード時に、調理を開始させる予約時刻を設定する設定手段を更に備え、
    前記受信手段が受信する前記予定情報には、各ユーザの食事予定が更に含まれており、
    前記設定手段は、前記受信手段が受信した前記食事予定に基づいて、最も早いユーザの食事開始時刻よりも前に調理が完了するように、前記予約時刻を設定し、
    前記設定手段は、前記予約時刻を設定後であっても、関係するユーザの食事予定が変更された前記予定情報を、前記予約時刻が到来する前に前記受信手段が受信した場合に、前記予約時刻を再設定する、請求項1から4の何れか1項に記載の電気調理器。
  6. 記受信手段は、時間帯に応じて定められている電気料金の料金情報を更に受信し、
    前記設定手段は、前記受信手段が受信した前記料金情報及び前記食事予定に基づいて、電気料金の安い時間帯で調理を行い、かつ、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に調理が完了するように、前記予約時刻を設定する、請求項5に記載の電気調理器。
  7. ネットワークを介して電気調理器及び端末装置と通信可能なコントローラであって、
    前記端末装置から送られるユーザの食事予定を示す予定情報を受信する予定受信手段と、
    前記予定受信手段が受信した前記予定情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記予定情報に基づいて、ユーザに消費され得る料理の消費予定量を算出する算出手段と、
    前記電気調理器にて検出された、調理開始前に内に入れられた食材の量、又は、調理完了後に内に残っている料理量を、前記電気調理器から受信する料理量受信手段と、
    前記算出手段が算出した前記消費予定量が、前記料理量受信手段が受信した前記食材の量又は前記料理量を超えている場合に、前記電気調理器又はユーザが使用する前記端末装置に警告メッセージを送信する送信手段と、
    を備えるコントローラ。
  8. ユーザの食事の終了を判定する判定手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記判定手段が食事の終了を判定したユーザを除いたユーザに消費され得る料理の消費予定量を再算出し、
    前記料理量受信手段は、前記電気調理器の内に残っている料理量を再受信し、
    前記送信手段は、前記算出手段が再算出した前記消費予定量が、前記料理量受信手段が再受信した前記料理量を超えている場合に、前記電気調理器又は前記端末装置に前記警告メッセージを送信する、請求項7に記載のコントローラ。
  9. 前記送信手段は、前記料理量受信手段が受信した前記食材の量又は前記料理量を示すメッセージを、前記端末装置に送信する、請求項7又は8に記載のコントローラ。
  10. 前記電気調理器が自動予約モード時に、調理を開始させる予約時刻を前記電気調理器に設定する設定手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記予定情報に基づいて、最も早いユーザの食事開始時刻よりも前に調理が完了するように、前記予約時刻を設定し、
    前記設定手段は、前記予約時刻を設定後であっても、前記予約時刻が到来する前に前記予定受信手段が受信した前記予定情報から、関係するユーザの食事予定が変更された場合に、前記予約時刻を再設定する、請求項7から9の何れか1項に記載のコントローラ。
  11. 前記記憶手段は、時間帯に応じて定められている電気料金の料金情報を更に記憶し、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記料金情報及び前記予定情報に基づいて、電気料金の安い時間帯で調理を行い、かつ、食事予定が最も早いユーザの食事開始時刻より前に調理が完了するように、前記予約時刻を設定する、請求項10に記載のコントローラ。
  12. 前記電気調理器との通信が不可能であり、
    かつ、前記予定情報に食事の予定が登録されている場合に、
    前記端末装置に警告メッセージを送信する、
    請求項7から11の何れか1項に記載のコントローラ。
  13. 調理開始前に電気調理器の内部に入れられた食材の量、又は、調理完了後に内部に残っている料理量を検出する検出手段と、
    記憶手段に記憶された予定情報に基づいて、ユーザに消費され得る料理の消費予定量を算出する算出手段と、
    警告メッセージを報知する報知手段と、
    を備え、
    前記消費予定量が、前記検出手段が検出した前記食材の量又は前記料理量を超えている場合に、警告メッセージを報知する、
    調理システム。
  14. コンピュータに、
    複数のユーザに消費され得る料理の消費予定量を含む予定情報を受信する受信ステップと、
    調理開始前に内部に入れられた食材の量、又は、調理完了後に内部に残っている料理量を検出する検出ステップと、
    前記受信ステップで受信した前記消費予定量が、前記検出ステップで検出した前記食材の量又は前記料理量を超えている場合に、警告メッセージを報知する報知ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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