JP6334911B2 - 映像表示装置、その制御方法、及びシステム - Google Patents

映像表示装置、その制御方法、及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、複数の投影映像を結合して、より大面積の投影映像を表示する、映像表示装置、その制御方法、及びシステムに関する。
近年、屋外・屋内を問わず、大型の映像表示装置を使用して様々な情報を提供する装置が広く使われている。例えば、駅前や商業地には、多種の広告や環境映像を提供する大型の映像表示装置が多く存在する。この大型の映像表示装置は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、あるいは投影型映像表示装置(以下、映像表示装置と称す)などで構成される。特に、画角が百型を超える場合、あるいは画面が平面以外の場合、複数の映像表示装置を組合せて映像を表示するマルチプロジェクション・システムを利用して、大型の映像表示装置を構成する。これは、マルチプロジェクション・システムが、複数の映像表示装置を組合せることで容易に大画面を表示可能で、かつ画面が平面でなくとも映像を表示可能な為である。
マルチプロジェクション・システムは、相互に隣接する投影映像間の境界を目立たなくする為、相互に隣接する投影映像の一部を重ね合せて投影する。ここで、複数の映像が重畳していることから、相互の投影映像が重畳している重畳領域の輝度は他の領域に比べ高くなる。そこで、重ね合せた後の輝度を重畳領域以外と同じになるように、重畳領域における投影映像の輝度信号を抑止する方法が知られている。
ただし、この方法では、黒浮きと呼ぶ、黒色が黒色ではなく灰色に見える現象を防止することはできない。入力映像信号から投影映像を作り出す表示素子の特性上、輝度信号が0、すなわち入力映像が黒色であっても、映像表示装置が投影する映像は、黒体輻射に等しい黒色にはならない。ここで、映像表示装置が輝度信号が0の映像、つまり黒色を投影した時、投影する映像の輝度をBLとする。黒色の輝度信号が0である為、これ以上輝度信号を抑止することはできない。従って、n台の映像表示装置の投影映像が重畳している重畳領域では、黒色が表示されていても、黒色領域はn×BLの輝度を持つことになり、黒浮きが著しくなるという課題が生じる。
また、反射型液晶表示素子は、光源からの放射光が素子内の部材に反射して、その反射光が投影映像の範囲外に漏洩する。そのため、反射型液晶表示素子を適用した映像表示装置を使用してマルチプロジェクション・システムを構築すると、この漏洩光が他の映像表示装置が投影する投影映像領域に漏洩することになる。そして、この漏洩光の影響で、重畳領域の周辺領域の輝度が上昇するという課題が生じる。さらに、重畳領域の周辺領域の輝度が上昇する為、重畳領域の周辺領域の黒浮きが目立つという課題が生じる。
このような課題に対し、映像表示装置の光源を制御して、光源が放射する光束を抑止することにより、BLの値を軽減でき、結果的に重畳領域の黒浮きを軽減可能である。また、表示素子周辺部の光束を抑止することにより、反射型液晶表示素子内の部材に依る反射光が軽減し、結果的に重畳領域周辺領域の輝度上昇を軽減可能である。従来、映像表示装置の光源を制御する技術が提案されている。特許文献1が開示する技術は、複数の固体光源を持つ固体光源アレイから射出する光束を、発光期間と非発光期間のデューティで制御する技術である。また、特許文献2には、2つの光源から射出された励起光を用いて蛍光を発する光源装置の技術が開示されており、特許文献3には、光源から射出された光の光軸上に複数のレンズが固定された機構を有する光源装置の技術が開示されており、特許文献4には、光束を形成する技術が開示されている。
特開2012−89454号公報 特開2013−114980号公報 特開2013−76837号公報 特開平6−18806号公報
しかし、特許文献1が開示する技術は、映像表示装置間で発光期間と非発光期間の同期が取れていないと、投影映像にちらつきや斑が生じるという課題が存在する。
本発明は、上記課題を解決する為になされたものであり、マルチプロジェクション・システムにおいて、重畳領域の黒浮きを、投影映像のちらつきや斑を生じることなく軽減することを目的とする。また、反射型液晶表示素子を適用しても、重畳領域周辺領域の輝度および黒浮きの上昇を、投影映像のちらつきや斑を生じることなく軽減することを目的とする。
上記目的を達成する為に、本発明の映像表示装置は以下の構成を備える。すなわち、複数の点光源から構成される光源を用いて第1の映像を投影する映像表示装置であって、前記複数の点光源の少なくとも一つの点光源から構成される調光単位で調光する調光手段と、前記第1の映像と他の映像表示装置から投影される第2の映像との重畳領域の輝度と前記第1の映像における前記重畳領域以外の少なくとも一部の領域の輝度とが等しくなるように、前記調光単位で前記重畳領域における調光を制御する制御手段とを備え
前記制御手段は、前記重畳領域における第1の重畳領域と第2の重畳領域のそれぞれにおける前記調光単位の放射光束を、異なる割合で抑止する
本発明によれば、マルチプロジェクション・システムにおいて、重畳領域の黒浮きを、投影映像のちらつきや斑を生じることなく軽減することが可能となる。また、また、反射型液晶表示素子を適用しても、重畳領域周辺領域の輝度および黒浮きの上昇を、投影映像のちらつきや斑を生じることなく軽減することが可能となる。
本発明の実施形態における調光単位を説明する図。 第1実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図。 第1実施形態における調光単位の設定を説明する図。 第2実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図。 第2実施形態における調光単位の設定を説明する図。 第3実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図。 第3実施形態における調光単位の設定を説明する図。 反射型液晶表示素子の漏洩光の影響を説明する図。 第4実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図。 第4実施形態における調光単位の設定を説明する図。 第5実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図。
以下、添付の図面に沿って本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなく、詳細を変更することは可能である。したがって、実施形態は以下の記載内容に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態は、特に限定する場合を除き、ハードウェア上に実装しても、あるいはソフトウェアで実装しても構わない。なお、同一の機能を有する部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
最初に、本発明の実施形態における調光単位について説明する。図1は、調光単位を説明する図である。実施形態では、複数の点光源1から光源2が構成される。更に、1個の点光源1、あるいは隣接する複数個の点光源1を組合せることにより、調光単位3が構成される。点光源1は以下の条件を全て満たすもので実施可能である。
1)放射光束が可変
2)放射光束の変化速度が表示映像に追随可能
3)光源2を構成するのに必要な個数を実装可能
これらの条件を満たすものとして、例えば、発光ダイオード(以下、LEDと略記)、有機発光ダイオード(以下、OLEDと称す)、あるいは半導体レーザダイオード(以下、LDと称す)で、点光源1を実施可能である。点光源1に使用するLEDあるいはOLEDは、白色光を放射する白色LEDや白色OLEDであっても、光の三原色であるRGBの各色を放射する単色LEDや単色OLEDであってもよい。なお、点光源1と投影映像のピクセルは一致している必要は無く、1個の点光源1が複数のピクセルの投影を投影してよい。また、1個の点光源1が投影する投影領域は、縦横が同数のピクセルである必要も無い。
調光単位3は、実施形態による映像表示装置が光源2の放射光束を可変する制御を実施する基本単位である。なお、調光単位3は、実施形態による映像表示装置が、光源2が放射する光束の制御に当たり論理的に設定する領域である。従って、光源2上に調光単位3を区切る物理的な境界は存在しない。実施形態による映像表示装置は、放射光束を各調光単位3に設定する。そして、実施形態による映像表示装置は、調光単位3が含有する点光源1の放射光束を制御することで、調光単位3の放射光束を制御する。
調光単位3の形状は、全て同一である必要は無く、また矩形である必要も無い。調光単位3の形状は、実施形態による映像表示装置が使用する調光制御に依存する。例えば、マルチプロジェクション・システム構築において、重畳領域にのみ調光制御を実施するならば、調光単位3の形状は固定でよい。一方、投影映像に適応して調光制御を実施する適応型調光制御を適用するならば、調光単位3の形状を投影映像に適応して変化させることができる。なお、実施形態は、適応型調光制御の技術に依存したものではない。従って、投影映像を基に調光単位3の形状や調光単位3が放射する光束を制御する手段は、公知の技術を使用して実施可能である。例えば、市販の液晶テレビが搭載している調光制御の技術を使用して、実施可能である。続けて、第1乃至第5実施形態として、それぞれの実施形態による映像表示装置を複数台使用してマルチプロジェクション・システムを構築する例を説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態について図2と図3を参照して説明する。図2は、本実施形態による映像表示装置を複数台使用したマルチプロジェクション・システムを説明する図であり、図3は、本実施形態における調光単位の設定を説明する図である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、2台の映像表示装置がそれぞれ投影する投影映像を水平方向に相互に結合することにより、水平方向に長い映像を形成する。図2(a)に示す第1の投影映像11と第2の投影映像12は、それぞれ結合前の投影映像である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1の投影映像11と第2の投影映像12とを相互に結合して、図2(b)に示す結合後の投影映像15を投影する。
本実施形態による映像表示装置は、図2(a)に示すように、第1の投影映像11と第2の投影映像12上に、投影映像の結合に使用する重ね代を設置する。映像表示装置は、第1の投影映像11上に、投影映像の右端から順に重ね代21および重ね代22を設置し、第2の投影映像12上に、投影映像の左端から順に重ね代21および重ね代22を設置する。本実施形態において、重ね代21と重ね代22の幅は、本実施形態における光源2上の1個の点光源1が投影する幅とする。例えば、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影するならば、重ね代21と重ね代21の幅は10ピクセルである。なお、上述の値は一例であって、この値に限定されるものではない。
図2(b)に示すように、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1の投影映像11と第2の投影映像12とを結合して、結合後の投影映像15を形成する。ここで、本実施形態によるルチプロジェクション・システムは、投影映像15上に、それぞれ重畳領域41と重畳領域42とを形成する。重畳領域41と重畳領域42の形成手法を以下に示す。
1)重畳領域41
第1の投影映像11の重ね代22と
第2の投影映像12の重ね代21を重畳
2)重畳領域42
第1の投影映像11の重ね代21と
第2の投影映像12の重ね代22を重畳
このように、重ね代21と重ね代22とが重畳されて、重畳領域41および重畳領域42が形成される。このため、本実施形態による映像表示装置は、重ね代21と重ね代22の形状を等しく設置する必要がある。
次に、本実施形態における調光単位の設定について図3を参照して説明する。図3(a)は第1の投影映像11を投影する光源2を示し、図3(b)は第2の投影映像12を投影する光源2を示す。本実施形態による映像表示装置は、第1の投影映像11を投影する光源2上には、重ね代21を投影する調光単位101と、重ね代22を投影する調光単位102を設置する。同様に、本実施形態による映像表示装置は、第2の投影映像12を投影する光源2上には、重ね代21を投影する外側の調光単位101と、重ね代22を投影する内側の調光単位102を設置する。本実施形態では、重ね代21と重ね代22の幅が光源2上で1個の点光源1が投影する幅としている為、調光単位101と調光単位102の幅は点光源1の幅と等しい。
続いて、図2に示す結合後の投影映像において、重畳領域の黒浮きを抑止、すなわち重畳領域の輝度を重畳領域以外の領域の輝度以下に制御する手順を説明する。ここで、ブラックレベル、すなわち輝度信号が0の映像に依る投影映像の輝度は、第1の投影映像11と第2の投影映像12共に等しく、その値をBLとする。また、以下に示す割合は、本実施形態による重畳領域の黒浮き抑止手段を適用しない場合を100%とした時の値とする。
まず、本実施形態による映像表示装置は、調光単位101および調光単位102の最大放射光束を、以下に示す値に設定し、各調光単位が含有する点光源1の放射光束を抑止する。なお、以下に示す設定値は一例であって、この値に限定されるものではない。
a)調光単位101 20%
b)調光単位102 80%
なお、調光単位101あるいは調光単位102以外の領域は、放射光束を100%とする。
調光単位101が重ね代21を投影し、調光単位102が重ね代22を投影する。従って、重ね代21と重ね代22の放射光束、およびそれ以外の領域の放射光束は、以下の値になる。
a)重ね代21 20%
b)重ね代22 80%
c)それ以外の領域 100%
従って、重ね代21と重ね代22が重畳した重畳領域41あるいは重畳領域42の放射光束は以下の値になる。
a)重畳領域41
第1の投影映像11の重ね代22(80%)+
第2の投影映像12の重ね代21(20%)
=100%
b)重畳領域42
第1の投影映像11の重ね代21(20%)+
第2の投影映像12の重ね代22(80%)
=100%
すなわち、重畳領域41と重畳領域42は共に放射光束が100%である。さらに、重ね代21と重ね代22以外の領域の放射光束は100%であるから、結合後の投影映像15全面に渡って放射光束は100%である。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の輝度は他の領域の輝度と等しく、投影映像の重畳に依る輝度斑は投影映像に生じない。
一方、重畳領域41と重畳領域42のブラックレベルは以下の値になる。
a)重畳領域41
BL×第1の投影映像11の重ね代22の放射光束(80%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代21の放射光束(20%)
=BL
b)重畳領域42
BL×第1の投影映像11の重ね代21の放射光束(20%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代22の放射光束(80%)
=BL
すなわち、重畳領域41と重畳領域42は共にブラックレベルがBLである。また、重畳領域以外の領域、すなわち重ね代21と重ね代22以外の領域のブラックレベルはBLのままであるから、結合後の投影映像15全面に渡ってブラックレベルはBLで等しい。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の黒浮きが目立つことは無い。なお、本実施形態では、投影映像を水平方向に相互に結合する例を説明したが、投影映像を垂直方向に相互に結合するようにしてもよい。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について図4と図5を参照して説明する。図4は、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図であり、図5は、本実施形態における調光単位の設定を説明する図である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、4台の映像表示装置がそれぞれ投影する投影映像を相互に結合することにより、大きな映像を形成する。具体的には、本実施形態では、第1の投影映像11、第2の投影映像12、第3の投影映像13、および第4の投影映像14が水平方向と垂直方向に相互に結合される。図4(a)〜(d)にそれぞれ示す第1の投影映像11〜第4の投影映像14は、それぞれ結合前の投影映像である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1の投影映像〜第4の投影映像14を水平方向と垂直方向に相互に結合し、図6(b)に示す結合後の投影映像15を投影する。
本実施形態による映像表示装置は、図4(a)に示すように、第1の投影映像11上に、投影映像の結合に使用する重ね代を設定する。重ね代23と重ね代24は水平方向の結合、すなわち第2の投影映像12との結合に使用される。重ね代25と重ね代26は垂直方向、すなわち第3の投影映像12との結合に使用される。さらに、重ね代27、重ね代28、重ね代29、および重ね代30は、第1の投影映像11から第4の投影映像14の4面が重畳する領域の結合に使用される。
同様に、本実施形態による映像表示装置は、図4(b)〜(d)に示すように、第2の投影映像12〜第4の投影映像14上に、投影映像の結合に使用する重ね代を設定する。本実施形態では、重ね代23〜24の幅(横幅)は、本実施形態における光源2上の1個の点光源1が投影する幅とする。また、重ね代25〜26の高さ(縦幅)は、本実施形態における光源2上の1個の点光源1が投影する高さとする。更に、重ね代27〜30は、1個の点光源1が投影する領域とする。例えば、第1実施形態と同じく、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影するならば、重ね代23と重ね代24の幅は10ピクセルであり、重ね代25と重ね代26の高さは10ピクセルである。また、重ね代27〜30は10ピクセル×10ピクセルの領域を占める。なお、上述の値は一例であって、これらの値に限定されるものではない。本実施形態における、重ね代23〜30の重畳対象と形状を表1に示す。
Figure 0006334911
図4(e)は、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムが、第1の投影映像11から第4の投影映像14を結合した後の結合後の投影映像15を示す。図4(e)に示すように、結合後の投影映像15上には、重畳領域43から重畳領域54まで、12個の重畳領域を形成する。結合後の投影映像15上に形成する各重畳領域の諸元を表2に示す。表2に示すように、重畳領域43、重畳領域44、重畳領域47、および重畳領域48は、重ね代23と重ね代24を重畳して形成される。従って、本実施形態による映像表示装置は、重ね代23と重ね代24の形状を等しく設置する必要がある。同様に、本実施形態による映像表示装置は、重ね代25と重ね代26の形状を等しく設置する必要がある。更に、本実施形態による映像表示装置は、重ね代27〜30の4個の重ね代の形状を等しく設置する必要がある。
Figure 0006334911
次に、本実施形態における調光単位の設定方法を図5を参照して説明する。図5(a)は第1の投影映像11を投影する光源2、図5(b)は第2の投影映像12を投影する光源2、図5(c)は第3の投影映像13を投影する光源2、そして図5(d)は第4の投影映像14を投影する光源2を示す。それぞれの光源2上には、重ね代23〜30までの8個の重ね代を投影する調光単位をそれぞれ設定する。各調光単位と、投影する重ね代、形状、および最大放射光束を表3に示す。表3における最大放射光束は、本実施形態による重畳領域の黒浮き抑止手段を適用した場合に設定する設定値の一例である。
Figure 0006334911
続いて、図4に示すマルチプロジェクション・システムにおいて、重畳領域の黒浮きを抑止する手順を説明する。第1実施形態と同じく、ブラックレベルは、第1の投影映像11から第4の投影映像14のいずれも等しく、その値をBLとする。本実施形態による映像表示装置は、第1実施形態と同様に、放射光束を、調光単位103〜110毎に設定する。その設定値は表3に記載した値とする。そして、調光単位103〜110が設定した光束を放射するように、本実施形態による映像表示装置は調光単位が含有する点光源1の放射光束を制御する。また、調光単位103〜110以外の領域の放射光束は100%とする。なお、表3に記載した設定値は一例であって、この値に限定されるものではない。
表3に記載した放射光束に、各重ね代の放射光束を抑止すると、重畳領域41から重畳領域54の放射光束とブラックレベルは表4に示す値になる。表4に示すように、重畳領域41から重畳領域54の放射光束は100%である。また、調光単位103から調光領域110以外の領域の放射光束は100%であるから、重畳領域41から重畳領域54以外の領域の放射光束は100%である。従って、結合後の投影映像15全面に渡って放射光束は100%である。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の輝度は他の領域の輝度と等しく、投影映像の重畳に依る輝度斑は投影映像に生じない。
Figure 0006334911
また、表4に示すように、重畳領域41からの重畳領域54のブラックレベルはBLで等しい。第1実施形態と同様に、重畳領域以外の領域、すなわち重ね代23〜30以外の領域のブラックレベルはBLのままであるから、結合後の投影映像15全面に渡ってブラックレベルはBLで等しい。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の黒浮きが目立つことは無い。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態について図6と図7を参照して説明する。図6は、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図であり、図7は、本実施形態における調光単位の設定を説明する図である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、2台の映像表示装置がそれぞれ投影する投影映像を部分的に相互に結合することにより、大きな映像を形成する。具体的には、本実施形態では、第1の投影映像11と第2の投影映像12垂直方向に部分的に相互に結合される。図6(a)に示す第1の投影映像11と第2の投影映像12は、それぞれ結合前の投影映像である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1の投影映像11と第2の投影映像12を水平方向のずれを持たせて相互に結合し、図6(b)に示す結合後の投影映像15を投影する。
本実施形態による映像表示装置は、図6(a)に示すように、第1の投影映像11と第2の投影映像12上に、投影映像の結合に使用する重ね代を設置する。本実施形態による映像表示装置は、第1の投影映像11上には、投影映像の下端から順に重ね代31と重ね代32を設置し、第2の投影映像12上には、投影映像の上端から順に重ね代31と重ね代32を設置する。本実施形態において、重ね代31と重ね代32の高さ(縦幅)は、本実施形態の光源2上の1個の点光源1が投影する高さとする。例えば、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影するならば、重ね代31と重ね代31の幅は10ピクセルである。
また、重ね代31と重ね代32の横幅は、第1の投影映像11あるいは第2の投影映像12の横幅から、結合時の水平方向のずれ分だけ短い。本実施形態では、水平方向のずれを、点光源1が投影する映像の幅の整数倍、例えば2倍とする。本実施形態では、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影する為、水平方向のずれ量は2×10ピクセル=20ピクセルである。従って、重ね代31と重ね代32の幅は、第一の投影映像11あるいは第二の投影映像12の幅から、20ピクセル短い。なお、上述の値は一例であって、これら値に限定されるものではない。
図6(b)に示すように、第1の投影映像11と第2の投影映像12の結合によって、結合後の投影映像15上には、重畳領域55と重畳領域56が形成される。重畳領域55と重畳領域56の形成手法を以下に示す。
1)重畳領域55
第1の投影映像11の重ね代32と
第2の投影映像11の重ね代31を重畳
2)重畳領域56
第1の投影映像11の重ね代31
第2の投影映像12の重ね代32を重畳
このように、重ね代31と重ね代32とが重畳されて、重畳領域55および重畳領域56が形成される。このため、本実施形態による映像表示装置は、重ね代31と重ね代32の形状を等しく設定する必要がある。
次に、本実施形態による調光単位の設定について図7を参照して説明する。図7(a)は第1の投影映像11を投影する光源2を示し、図7(b)は第2の投影映像12を投影する光源2を示す。本実施形態による映像表示装置は、第1の投影映像11を投影する光源2には、重ね代31を投影する調光単位111と、重ね代32を投影する調光単位112を設置する。同様に、本実施形態による映像表示装置は、第2の投影映像12を投影する光源2上には、重ね代31を投影する調光単位111と、重ね代32を投影する調光単位112を設置する。本実施形態では、重ね代31と重ね代32の高さが本実施形態の光源2上で1個の点光源1が投影する高さとしている為、調光単位111と調光単位112の高さは点光源1の高さに等しい。ただし、第1の投影映像11と第2の投影映像12の結合時、水平方向に20ピクセル、すなわち点光源1の二個分が投影する幅、ずらして結合される為、調光単位111と調光単位112の幅は点光源1の2個分短い。
続いて、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムにおいて、投影映像の重畳領域の黒浮きを抑止する手順を説明する。ここで、第1実施形態と同様に、ブラックレベルは第1の投影映像11と第2の投影映像12共にBLとし、以下に示す割合は、本実施形態による重畳領域の黒浮き抑止手段を適用しない場合を100%とした時の値とする。また、調光単位111および調光単位112の最大放射光束を、以下に示す値に設定する。以下に示す設定値は一例であって、この値に限定されるものではない。そして、調光単位11あるいは調光単位12以外の領域は、放射光束を100%とする。
a)調光単位11 20%
b)調光単位12 80%
第1実施形態と同様に、調光単位111が重ね代31を投影し、調光単位112が重ね代32を投影する為、重ね代31と重ね代32の放射光束、およびそれ以外の領域の放射光束は、以下の値になる。
a)重ね代31 20%
b)重ね代32 80%
c)それ以外の領域 100%
従って、重ね代31と重ね代32が重畳した重畳領域55あるいは重畳領域56の放射光束は以下の値になる。

a)重畳領域55
第1の投影映像11の重ね代32(80%)+
第2の投影映像12の重ね代31(20%)
=100%
b)重畳領域56
第1の投影映像11の重ね代31(20%)+
第2の投影映像12の重ね代32(80%)
=100%
すなわち、重畳領域55、重畳領域56は共に放射光束が100%であり、また、重畳領域以外の領域、すなわち重ね代31と重ね代32以外の領域の放射光束も放射光束は100%である。従って、結合後の投影映像15全面に渡って放射光束は100%である。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の輝度は他の領域の輝度と等しく、投影映像の重畳に依る輝度斑は投影映像に生じない。
重畳領域55と重畳領域56のブラックレベルは、第1実施形態と同様に、以下の値になる。
a)重畳領域55
BL×第1の投影映像11の重ね代32の放射光束(80%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代31の放射光束(20%)
=BL
b)重畳領域56
BL×第1の投影映像11の重ね代31の放射光束(20%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代32の放射光束(80%)
=BL
すなわち、重畳領域55と重畳領域56は共にブラックレベルがBLである。また、重畳領域以外の領域、すなわち重ね代31と重ね代32以外の領域のブラックレベルはBLのままであるから、結合後の投影映像15全面に渡ってブラックレベルはBLで等しい。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、投影映像の重畳領域の黒浮きが目立つことは無い。なお、本実施形態では、投影映像を水平方向に相互に結合する例を説明したが、投影映像を垂直方向に相互に結合するようにしてもよい。
[第4実施形態]
続けて、第4実施形態について図8、図9および図10を参照して説明する。図8は反射型液晶表示素子の漏洩光の影響を説明する図である。また、図9は、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図であり、図10は、本実施形態における調光単位の設定を説明する図である。本実施形態では、映像表示装置の表示素子に反射型液晶表示素子を適用し、マルチプロジェクション・システムを構築する例を説明する。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1実施形態と同様に、2面の投影映像を水平方向に相互に結合して、水平方向に長い映像を投影する。
まず、図8を参照して、反射型液晶素子による漏洩光の影響を説明する。反射型液晶表示素子は光源からの光を変調して投影映像を形成する。反射型液晶表示素子に入射した光源光の一部は、反射型液晶表示素子内の部材に反射し、反射型液晶表示素子の周囲に漏洩する。図8(a)は、第1の投影映像11の周囲に漏洩した漏洩光71と、第2の投影映像12の周囲に漏洩した漏洩光72の例を示している。漏洩光71の形状と漏洩光72の形状は、映像を投影する反射型液晶表示素子の特性に依存する。
図8(b)は、漏洩光71を伴った第1の投影映像11と漏洩光72を伴った第2の投影映像12と結合した、結合後の投影映像15を示している。なお、図8(b)において、結合後の投影映像15上に存在する漏洩光71と漏洩光72のみ記載し、結合後の投影映像15の周囲に存在する漏洩光71と漏洩光72は省略している。図8(b)に示すように、重畳領域42に隣接して漏洩光71が存在し、重畳領域41に隣接して漏洩光72が存在する。従って、漏洩光71は、第2の投影映像12上の重ね代ではない領域と重畳している。一方、漏洩光72は、第2の投影映像11上の重ね代ではない領域と重畳している。
ここで、反射型液晶表示素子の漏洩光に因る影響をLL%とする。漏洩光71が重畳した領域は、第2の投影映像12が放射する放射光束に加え、漏洩光71に依る放射光束が存在する。漏洩光71が重畳している第2の投影映像12の領域は重ね代ではない為、当該領域が放射する放射光束は100%である。従って、漏洩光71が重畳した領域の放射光束は、(100+LL)%である。同様に、漏洩光72が重畳した領域の放射光束も(100+LL)%である。第1実施形態で示したように、重畳領域41と重畳領域42の放射光束は100%である。また、漏洩光71あるいは漏洩光72が重畳している領域以外の放射光束も100%である。しかし、漏洩光71あるいは漏洩光72が重畳している領域の放射光束は(100+LL)%であり、その他の領域に比較して放射光束が高い。
続けて、本実施形態による漏洩光の影響を抑止する手段を説明する。図9(a)に示す第1の投影映像11あるいは第2の投影映像12は、結合前の投影映像である。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1の投影映像11と第2の投影映像12を結合して、図9(b)に示す結合後の投影映像15を投影する。本実施形態による映像表示装置は、図8(a)に示すように、第1の投影映像11と第2の投影映像12上に、投影映像の結合に使用する重ね代を設置する。本実施形態による映像表示装置は、第1の投影映像11上には、投影映像の右端から順に重ね代21および重ね代22を設置し、第2の投影映像12上には、投影映像の左端から順に重ね代21および重ね代22を設置する。第1実施形態と同様に、重ね代21と重ね代22の幅は、本実施形態の光源2上の1個の点光源1が投影する幅とする。例えば、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影するならば、重ね代21と重ね代22の幅は10ピクセルである。
本実施形態による映像表示装置は、第1実施形態と異なり、投影映像の重ね代22の内側に、重ね代22に隣接した漏洩光抑止領域61を設置する。この漏洩光抑止領域61は、第1の投影映像11と第2の投影映像12の結合には使用されない。漏洩光抑止領域61は、本実施形態の光源2上の1個の点光源1が投影する幅を単位として、漏洩光の存在する範囲を覆う幅を持つものとする。例えば、1個の点光源1が10ピクセル×10ピクセルの映像を投影し、漏洩光が反射型液晶素子の端から7ピクセルの範囲に存在するならば、漏洩光抑止領域61の幅は10ピクセルである。また、漏洩光が存在する範囲が15ピクセルならば、漏洩光抑止領域61の幅は20ピクセルになる。本実施形態では、漏洩光抑止領域61の幅を、重ね代21と重ね代22の横幅と同じく、10ピクセルとする。
図9(b)に示すように、第1の投影映像11と第2の投影映像12の結合によって、結合後の投影映像15上には、重畳領域41と重畳領域42が形成される。重畳領域41と重畳領域42の形成手法は第1実施形態と同様であり、以下に示す。
1)重畳領域41
第1の投影映像11の重ね代22と
第2の投影映像12の重ね代21を重畳
2)重畳領域42
第1の投影映像11の重ね代21と
第2の投影映像12の重ね代22を重畳
漏洩光抑止領域61は第1の投影映像11と第2の投影映像12の結合に関与せず、結合後の投影映像15上では、重畳領域41あるいは重畳領域42に隣接して存在する。
次に、本実施形態による調光単位の設定方法を図10を参照して説明する。図10(a)は第1の投影映像11を投影する光源2を示し、図10(b)が第2の投影映像12を投影する光源2を示す。本実施形態による映像表示装置は、第1の投影映像11を投影する光源2と第2の投影映像12を投影する光源2上には、第1実施形態と同様に、重ね代21を投影する調光単位101と、重ね代22を投影する調光単位102を設置する。更に、本実施形態による映像表示装置は、調光単位102に隣接して、漏洩光抑止領域61を投影する調光単位113を設置する。本実施形態では、重ね代21、重ね代22、および漏洩光抑止領域61の横幅が本実施形態の光源2上で1個の点光源1が投影する幅としている。よって、調光単位101、調光単位102、および調光単位113の幅は点光源1の幅と等しい。
続いて、図9に示すマルチプロジェクション・システムにおいて、漏洩光の影響を抑止する手順を説明する。本実施形態では、反射型液晶表示素子の漏洩光に因る影響度をLL%としている。LLの値は反射型液晶表示素子の特性に依存する。また、ブラックレベルは、第1の投影映像11と第2の投影映像12共に等しく、その値をBLとする。また、以下に示す割合は、本実施形態による重畳領域の黒浮き抑止手段を適用しない場合を100%とした時の値とする。
第2の重畳領域41と第2の重畳領域42の放射光束とブラックレベルは、第1実施形態と同様に以下に示す値になる。
a)重畳領域41の放射光束
第1の投影映像11の重ね代22(80%)+
第2の投影映像12の重ね代21(20%)
=100%
b)重畳領域42の放射光束
第1の投影映像11の重ね代21(20%)+
第2の投影映像12の重ね代22(80%)
=100%
c)重畳領域41のブラックレベル
BL×第1の投影映像11の重ね代22の放射光束(80%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代21の放射光束(20%)
=BL
d)重畳領域42のブラックレベル
BL×第1の投影映像11の重ね代21の放射光束(20%)+
BL×第2の投影映像12の重ね代22の放射光束(80%)
=BL
ここで、調光単位113は、最大放射光束を(100−LL)%とする。第1の投影映像11上の漏洩光抑止領域61には、第2の投影映像12の漏洩光、すなわち漏洩光72が重畳されている。また、第2の投影映像12上の漏洩光抑止領域61には、第1の投影映像11の漏洩光、すなわち漏洩光71が重畳されている。従って、第1の投影映像11上の漏洩光抑止領域61の放射光束と、第2の投影映像12上の漏洩光抑止領域61の最大放射光束は以下に示す値になる。
a)第1の投影映像11上の漏洩光抑止領域61の最大放射光束
調光単位113の放射光束{(100−LL)}%+
重畳している漏洩光72(LL%)+
=100%
b)第2の投影映像12上の漏洩光抑止領域61の最大放射光束
調光単位113の放射光束{(100−LL)}%+
重畳している漏洩光71(LL%)+
=100%
また、それぞれの漏洩光抑止領域61のブラックレベルは以下に示す値になる。
a)第1の投影映像11上の漏洩光抑止領域61のブラックレベル
BL×調光単位113の放射光束{(100−LL)}%+
BL×重畳している漏洩光72(LL%)+
=BL
b)第2の投影映像12上の漏洩光抑止領域61のブラックレベル
BL×調光単位113の放射光束{(100−LL)}%+
BL×重畳している漏洩光71(LL%)+
=BL
すなわち、第1の投影映像11上の漏洩光抑止領域61と第2の投影映像12上の漏洩光抑止領域61は、最大放射光束とブラックレベルが、その他の領域と同値であり、漏洩光の影響を抑止している。故に、本実施形態のように反射型液晶表示素子を使用した映像表示装置によって構成されたマルチプロジェクション・システムであっても、漏洩光の影響を受けることが無い。なお、本実施形態では、投影映像を水平方向に相互に結合する例を説明したが、投影映像を垂直方向に相互に結合するようにしてもよい。
[第5実施形態]
続けて、第5実施形態について図11を参照して説明する。図11は本実施形態によるマルチプロジェクション・システムを説明する図である。本実施形態では、映像表示装置を複数台使用し、適応的調光制御を併用してマルチプロジェクション・システムを構築する例を説明する。本実施形態によるマルチプロジェクション・システムは、第1実施形態と同様に、2面の投影映像を水平方向に相互に結合して、水平方向に長い映像を投影する。また、本実施形態による映像表示装置は、適応的調光制御を実施する領域に対して、別の調光制御を適用する必要があるならば、それぞれの調光制御を適用する。例えば、本実施形態による映像表示装置は、重畳領域の黒浮き抑止を目的とする調光制御を適用する領域、すなわち重ね代に対して、適応的調光制御を実施するならば、重ね代に対する調光制御と適応的調光制御の双方を実施する。
図11(a)に、結合後の投影映像15上で適応的調光制御を実施する制御対象領域81を示す。本実施形態よる映像表示装置は、制御対象領域81に対して適応的調光制御を実施する。図11(a)に示すように、制御対象領域81は、重畳領域41および重畳領域42に跨がって存在している。図11(b)は、第1の投影映像11上あるいは第2の投影映像12上で、制御対象領域81が存在する範囲を示す図である。ここで制御対象領域81が、重ね代21および重ね代22と重複する領域を以下のように定義する。
a)制御対象領域82
重ね代21と制御対象領域81の重複領域
b)制御対象領域83
重ね代22と制御対象領域81の重複領域
また、制御対象領域81が、重ね代21および重ね代22のいずれとも重複しない領域を、制御対象領域84とする。
重畳領域41は第1の投影映像11の重ね代22と投影映像12の重ね代21の重畳であり、重畳領域42は第1の投影映像11の重ね代21と第2の投影映像12の重ね代22の重畳である。従って、重畳領域41と重畳領域42と、制御対象領域81の重複領域は、共に制御対象領域82と制御対象領域83の重畳になる。
続けて、本実施形態による適応的調光制御について説明する。本実施形態による映像表示装置は、適応的調光制御を実施する制御対象領域81の放射光束を70%に制限すると仮定する。適応的調光制御を実施する領域に対して、別の調光制御を適用する必要があるならば、それぞれの調光制御を適用する。従って、制御対象領域82から制御対象領域84の放射光束は以下の値になる。
a)制御対象領域82
重ね代21(20%)×
制御対象領域81(70%)
=14%
b)制御対象領域83
重ね代22(80%)×
制御対象領域81の重複領域(70%)
=56%
c)制御対象領域84
制御対象領域81の重複領域(70%)
=70%
先に述べたように、重畳領域41と制御対象領域81の重複領域は、制御対象領域82と制御対象領域83の重畳である。また、重畳領域42と制御対象領域81の重複領域も、制御対象領域82と制御対象領域83の重畳である。従って、重畳領域41および重畳領域42と制御対象領域81の重複領域の放射光束は以下に示す値になる。
a)重畳領域41と制御対象領域81の重複領域の放射光束
制御対象領域82(14%)+
制御対象領域83(56%)
=70%
b)重畳領域42と制御対象領域81の重複領域の放射光束
制御対象領域82(14%)+
制御対象領域83(56%)
=70%
ここで、制御対象領域81が重ね代21あるいは重ね代22のいずれとも重複しない領域、すなわち制御対象領域84の放射光束は70%である。よって、結合後の投影映像15上の制御対象領域81全面に渡って放射光束は70%である。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムによれば、制御対象領域81に輝度斑は生じない。
続けて、制御対象領域81のブラックレベルについて説明する。重畳領域41および重畳領域42と制御対象領域81の重複領域のブラックレベルは以下に示す値になる。
a)重畳領域41と制御対象領域81の重複領域のブラックレベル
BL×制御対象領域82(14%)+
BL×制御対象領域83(56%)
=0.7BL
b)重畳領域42と制御対象領域81の重複領域のブラックレベル
BL×制御対象領域82(14%)+
BL×制御対象領域83(56%)
=0.7×BL
c)制御対象領域84のブラックレベル
BL×制御対象領域84(70%)
=0.7×BL
よって、結合後の投影映像15上の制御対象領域81全面に渡って放ブラックレベルは、0.7×BLである。故に、本実施形態によるマルチプロジェクション・システムに適応的調光制御を併用するならば、放射光束の制限に従動して制御対象領域81のブラックレベルは低下する。また、制御対象領域81にブラックレベルの斑は生じない。なお、本実施形態では、投影映像を水平方向に相互に結合する例を説明したが、投影映像を垂直方向に相互に結合するようにしてもよい。
以上の実施形態によれば、マルチプロジェクション・システムにおいて、投影映像のちらつきや斑を生じることなく、重畳領域の黒浮きを軽減することが可能となる。また、第4実施形態によれば、表示素子に反射型液晶表示素子を適用しても、重畳領域周辺領域の輝度および黒浮きの上昇を軽減することが可能となる。さらに、第5実施形態によれば、マルチプロジェクション・システムに適応的調光制御を併用しても、重畳領域周辺領域の輝度および黒浮きの上昇を軽減することが可能となる。従って、本発明によれば、マルチプロジェクション・システムの構築に適した映像表示装置を提供可能とする効果がある。

Claims (9)

  1. 複数の点光源から構成される光源を用いて第1の映像を投影する映像表示装置であって、
    前記複数の点光源の少なくとも一つの点光源から構成される調光単位で調光する調光手段と、
    前記第1の映像と他の映像表示装置から投影される第2の映像との重畳領域の輝度と前記第1の映像における前記重畳領域以外の少なくとも一部の領域の輝度とが等しくなるように、前記調光単位で前記重畳領域における調光を制御する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記重畳領域における第1の重畳領域と第2の重畳領域のそれぞれにおける前記調光単位の放射光束を、異なる割合で抑止することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記重畳領域において、前記重畳領域における第1の重畳領域と第2の重畳領域のそれぞれにおける前記調光単位の放射光束を、前記第1の映像の外側に向かってより抑止することを特徴とする請求項に記載の映像表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の映像の周辺の漏洩光を抑止するように、該漏洩光を含む調光単位の放射光束を抑止することを特徴とする請求項1または2記載の映像表示装置。
  4. 前記調光単位の縦幅または横幅は、前記点光源の縦幅または横幅に等しいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 前記調光単位の縦幅または横幅は、前記第1の映像の縦幅または横幅に等しいことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  6. 前記調光単位の縦幅または横幅は、前記第1の映像の縦幅または横幅よりも、前記点光源の縦幅または横幅の整数倍だけ短いことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記調光単位で前記重畳領域以外における調光を制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像表示装置
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像表示装置を複数台使用したマルチプロジェクション・システム。
  9. 複数の点光源から構成される光源を用いて第1の映像を投影する映像表示装置の制御方法であって、
    前記複数の点光源の少なくとも一つの点光源から構成される調光単位で調光する調光工程と、
    前記第1の映像と他の映像表示装置から投影される第2の映像との重畳領域の輝度と前記第1の映像における前記重畳領域以外の少なくとも一部の領域の輝度とが等しくなるように、前記調光単位で前記重畳領域における調光を制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、前記重畳領域における第1の重畳領域と第2の重畳領域のそれぞれにおける前記調光単位の放射光束を、異なる割合で抑止されることを特徴とする映像表示装置の制御方法。
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