JP6333314B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項5に記載の発明は、内燃機関(1)を原動機として備える車両の制御装置であって、前記機関は、排気通路(10)に設けられたタービン(121)と、前記タービンにより回転駆動され、前記機関の吸気を加圧するコンプレッサ(123)とを有する過給機(12)と、前記タービンまたは前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路(11)に設けられ、該バイパス通路を流れるガス流量を調整する流量調整弁(14)とを備える車両の制御装置において、所定の非燃焼制御実行条件が成立したときに、前記機関への燃料供給を停止して前記機関を一時的に非燃焼状態とする非燃焼制御を実行する非燃焼制御手段と、前記流量調整弁の開度(WGA)を検出する開度検出手段(23)と、前記流量調整弁(14)の温度を流量調整弁温度(TWGVE)として取得する弁温度取得手段と、前記流量調整弁(14)を全閉位置に制御したときに前記開度検出手段により検出される開度(WGDET)を全閉開度(WGFC)として学習する学習手段と、前記機関の冷却水温度(TW)を検出する冷却水温検出手段とを備え、前記学習手段は、前記非燃焼制御実行中において、前記流量調整弁温度(TWGVE)が所定学習実行温度(TLRN)まで低下したときに前記学習を実行し、前記弁温度取得手段は、前記機関の排気温度の推定値を推定排気温度(TEXE)として算出する推定排気温度算出手段を有し、前記機関の自動停止開始時点における推定排気温度(TEXE)を、前記開始時点からの経過時間(k)と、前記冷却水温検出手段によって検出される冷却水温度(TW)と応じて修正することにより、前記非燃焼制御実行中の流量調整弁温度(TWGVE)を推定することを特徴とする。
この構成によれば、機関の非燃焼制御実行中における全閉開度学習を実行する温度条件がほぼ一定に保たれ、流量調整弁温度の違いに起因する学習誤差を低減した非燃焼制御時用の全閉開度学習値を得ることができる。その結果、例えば機関の非燃焼制御時実行中にアクセルペダルが踏み込まれるような場合において、その全閉開度学習値を用いることにより、流量調整弁開度の制御精度を高めることができる。さらに機関の非燃焼制御開始時点における推定排気温度を、その後の経過時間及び検出される冷却水温度に応じて修正することによって、流量調整弁温度を比較的正確に推定できる。また排気温度及び流量調整弁温度を検出するセンサを使用しないので、コスト低減効果が得られる。
図1は本発明の一実施形態にかかる車両を駆動する車両駆動装置の構成を模式的に示す図であり、この車両駆動装置は、内燃機関(以下「エンジン」という)1と、原動機及び発電機としての機能を有する電動機(以下「モータ」という)61と、エンジン1及び/またはモータ61の駆動力を伝達するための変速機52とを備え、エンジン1のクランク軸51は変速機52に接続され、変速機52の出力軸53、差動ギヤ機構54、及び駆動軸55を介して駆動輪56を駆動するように構成されている。モータ61は、パワードライブユニット(以下「PDU」という)62に接続されており、PDU62は高圧バッテリ63に接続されている。変速機52は、奇数変速段及び偶数変速段のそれぞれに対応する奇数段用クラッチ及び偶数段用クラッチを備えるツインクラッチ変速機である。車両駆動装置によれば、エンジン1のみを原動機として作動させるエンジン駆動モード走行と、エンジン1及びモータ61をともに原動機として作動させるハイブリッドモード走行とを行うことが可能であり、さらに変速機52の2つのクラッチを共に解放状態とすることによって、モータ61のみ原動機として作動させる電動機駆動モード走行を行うこともできるように構成されている。
1)組み付け誤差EA:WG弁14及びその駆動機構をエンジン1に組み付ける際に発生する誤差
2)摩耗誤差EF:駆動機構を構成する部品の摩耗による誤差
3)たわみ誤差ET:駆動機構を構成する部品のたわみによる誤差
4)温度依存誤差EH:駆動機構を構成する部品の温度変化による伸縮によって発生する誤差
5)計測誤差EM:弁開度センサ23やECU30で発生する誤差
6)位置ずれ誤差EP:駆動機構にわずかに存在する構成部品相互間の相対的な位置ずれ(いわゆる「がたつき」)に起因する誤差(車両走行中の振動によって変化する微少開度量に相当する誤差)
時刻t5は、エンジン1が自動停止される電動機駆動モードにおいて、全閉開度学習のためにWG弁14を全閉位置まで駆動し、全閉位置に達した時刻に相当する。
ステップS11では、非燃焼制御フラグFNCが「1」であるか否かを判別する。非燃焼制御フラグFNCは、燃料カット運転、電動機駆動モード走行、及びアイドリングストップを実行しているときに「1」に設定される。ステップS11の答が否定(NO)であるときは直ちに処理を終了し、肯定(YES)であるときは、非燃焼制御フラグFNCの前回値FNCZが「0」であるか否かを判別する(ステップS12)。ステップS12の答が肯定(YES)であって、非燃焼制御フラグFNCが「0」から「1」へ変化した直後であるときは、図示しない他の処理で演算される排気温度の推定値である推定排気温度TEXEを取得するとともに時間インデクスパラメータk及び学習完了フラグFLENDを「0」に初期化する(ステップS13)。推定排気温度TEXEの算出には、公知の手法(例えば特許第4503498号公報参照)を用いることができる。時間インデクスパラメータkは、図8に示すTWGVE算出処理で使用される。
TWGVE=TEXE−k×DTDEC (1)
ステップS23では、時間インデクスパラメータkを「1」だけ増加させる。
WGFCNC=CLRN×WGFC+(1−CLRN)×WGFCNC (2)
ここで右辺のWGFCNCは前回値であり、CLRNは「0」から「1」の間の値(例えば0.5)に設定される平均化係数である。
図10は、図7に示す処理の変形例のフローチャートである。この処理は、図7のステップS14を削除し、ステップS13,S16,及びS19をそれぞれステップS13a,16a,及び19aに変更し、ステップS20を追加したものである。この変形例では、非燃焼制御実行中は推定WG弁温度TWGVEが所定温度DTLRN(例えば50℃)低下する毎に全閉開度学習が実行される。
TLRNj=TEXE−j×DTLRN (3)
ステップS16aでは、推定排気温度TEXEが所定学習実行温度TLRNj以下であるか否かを判別し、その答が否定(NO)である間は処理を終了する。ステップS16aの答が肯定(YES)となると、ステップS17へ進む。
また本実施形態のターボチャージャ12は、タービン121とコンプレッサ123は比較的近接して配置され、AB弁17の全閉時における弁開度センサ出力は、WG弁14の弁開度センサ13の出力開度WGDETと同様にエンジン1の排気温度の影響によって比較的大きく変化するので、上述したWG弁14の全閉開度学習方法は、AB弁17の全閉開度学習にも適用可能である。この場合には、AB弁17が流量調整弁に相当する。
11 バイパス通路
12 ターボチャージャ
14 ウエストゲート弁(流量調整弁)
16 バイパス通路
17 エアバイパス弁(流量調整弁)
23 弁開度センサ(開度検出手段)
26 冷却水温センサ(冷却水温検出手段)
30 電子制御ユニット(非燃焼制御手段、弁温度取得手段、学習手段、推定排気温度算出手段)
121 タービン
123 コンプレッサ
Claims (5)
- 内燃機関を原動機として備える車両の制御装置であって、前記機関は、排気通路に設けられたタービンと、前記タービンにより回転駆動され、前記機関の吸気を加圧するコンプレッサとを有する過給機と、前記タービンまたは前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路に設けられ、該バイパス通路を流れるガス流量を調整する流量調整弁とを備える車両の制御装置において、
所定の非燃焼制御実行条件が成立したときに、前記機関への燃料供給を停止して前記機関を一時的に非燃焼状態とする非燃焼制御を実行する非燃焼制御手段と、
前記流量調整弁の開度を検出する開度検出手段と、
前記流量調整弁の温度を流量調整弁温度として取得する弁温度取得手段と、
前記流量調整弁を全閉位置に制御したときに前記開度検出手段により検出される開度を全閉開度として学習する学習手段とを備え、
前記学習手段は、
前記非燃焼制御実行中において、前記流量調整弁温度が所定学習実行温度まで低下したときに前記学習を実行し、
前記所定学習実行温度は前記非燃焼制御の開始時点における前記流量調整弁温度から所定温度低下した温度に設定され、
前記学習手段は、非燃焼制御実行中において、前記流量調整弁温度が前記所定温度低下する毎に前記学習を実行することを特徴とする車両の制御装置。 - 前記非燃焼制御は、所定のアイドリングストップ実行条件が成立したときに前記機関を自動的に停止させる制御を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
- 前記車両は原動機として電動機をさらに備え、前記電動機のみによって駆動される電動機駆動モードでの走行が可能であり、
前記非燃焼制御は、前記電動機駆動モードでの走行中に前記機関を自動的に停止させる制御を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御装置。 - 前記機関の冷却水温度を検出する冷却水温検出手段を備え、
前記弁温度取得手段は、
前記機関の排気温度の推定値を推定排気温度として算出する推定排気温度算出手段を有し、前記非燃焼制御の開始時点における推定排気温度を、前記開始時点からの経過時間と、前記冷却水温検出手段によって検出される冷却水温度とに応じて修正することにより、前記非燃焼制御実行中の前記流量調整弁温度を推定することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の車両の制御装置。 - 内燃機関を原動機として備える車両の制御装置であって、前記機関は、排気通路に設けられたタービンと、前記タービンにより回転駆動され、前記機関の吸気を加圧するコンプレッサとを有する過給機と、前記タービンまたは前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路に設けられ、該バイパス通路を流れるガス流量を調整する流量調整弁とを備える車両の制御装置において、
所定の非燃焼制御実行条件が成立したときに、前記機関への燃料供給を停止して前記機関を一時的に非燃焼状態とする非燃焼制御を実行する非燃焼制御手段と、
前記流量調整弁の開度を検出する開度検出手段と、
前記流量調整弁の温度を流量調整弁温度として取得する弁温度取得手段と、
前記流量調整弁を全閉位置に制御したときに前記開度検出手段により検出される開度を全閉開度として学習する学習手段と、
前記機関の冷却水温度を検出する冷却水温検出手段とを備え、
前記学習手段は、
前記非燃焼制御実行中において、前記流量調整弁温度が所定学習実行温度まで低下したときに前記学習を実行し、
前記弁温度取得手段は、
前記機関の排気温度の推定値を推定排気温度として算出する推定排気温度算出手段を有し、前記非燃焼制御の開始時点における推定排気温度を、前記開始時点からの経過時間と、前記冷却水温検出手段によって検出される冷却水温度とに応じて修正することにより、前記非燃焼制御実行中の前記流量調整弁温度を推定することを特徴とする車両の制御装置。
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