JP6333163B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、タッチスイッチを備えた冷蔵庫に関する。
特許文献1には、人感センサが反応したときに操作面が点灯するようにしたタッチスイッチを備えた冷蔵庫が記載されている。また、特許文献2には、扉を開けずに水及び氷を選択して供給できるディスペンサを備えた冷蔵庫が記載されている。
特開2007−149580号公報 特開2013−32909号公報
ところで、特許文献1と特許文献2とを組み合わせた冷蔵庫では、水や氷のいずれかを選択するタッチスイッチを設けた場合、人感センサが反応してタッチスイッチが点灯したときだけディスペンサを動作可能にすると、使い勝手が悪いと感じる問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、タッチスイッチを備えたものにおいて、ディスペンサの使い勝手を向上させることが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、正面に扉を備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の前記正面に設けられる人感センサと、前記扉の外側に設けられ、操作レバーが操作されたときに水及び氷のいずれかを供給するディスペンサと、前記水及び氷のいずれかを選択するディスペンサ選択スイッチと、前記扉を開扉させる開扉装置と、前記扉に設けられ、前記開扉装置を動作させるタッチオープンスイッチと、前記ディスペンサ及び前記ディスペンサ選択スイッチを制御する制御部と、を備え、前記ディスペンサ選択スイッチは、消灯時に当該ディスペンサ選択スイッチが目視できない状態であり、前記タッチオープンスイッチは、消灯時に当該タッチオープンスイッチが目視できない状態であり、前記制御部は、前記ディスペンサ選択スイッチ及び前記タッチオープンスイッチが設けられる操作パネルと、前記操作パネルと相互通信を行い、前記冷蔵庫本体の各種設定状態を表示するコンパネスイッチを有するコントロールパネルと、前記コントロールパネルと相互通信を行い、前記タッチオープンスイッチをON/OFFする制御装置と、を備え、前記コントロールパネルは、前記ディスペンサ選択スイッチ、前記タッチオープンスイッチ及び前記コンパネスイッチを点灯させる信号を生成し、前記制御装置は、前記タッチオープンスイッチを点灯させる信号を送信し、前記制御部は、前記人感センサが反応した場合、前記タッチオープンスイッチと前記ディスペンサ選択スイッチと前記コンパネスイッチとをほぼ同時に点灯させるように点灯を制御し、前記人感センサが反応して前記ディスペンサ選択スイッチが点灯している状態で前記操作レバーが操作された場合に当該ディスペンサを動作させ、前記人感センサが反応せず前記ディスペンサ選択スイッチが消灯している状態で前記操作レバーが操作された場合であっても当該ディスペンサを動作させ、前記タッチオープンスイッチの消灯時に当該タッチオープンスイッチが操作された場合、当該タッチオープンスイッチを点灯させ、再度当該タッチオープンスイッチが操作されたときに前記開扉装置を動作させることを特徴とする。
本発明によれば、タッチスイッチを備えたものにおいて、ディスペンサの使い勝手を向上させることが可能な冷蔵庫を提供できる。
本実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。 図1のA−A線断面図である。 ディスペンサの供給口及び人感センサの配置を示す斜視図である。 タッチスイッチを示す分解斜視図である。 タッチスイッチを冷凍室ドアに組込む前の斜視図である。 冷蔵庫の回路図である。 遅延時間を設定して各スイッチを同時点灯させるタイミングチャートであり、(a)はコンパネスイッチの点灯タイミング、(b)タッチオープンスイッチの点灯タイミング、(c)はディスペンサ選択スイッチの点灯タイミング、(d)はコンパネスイッチの遅延時間の決定方法、(e)はディスペンサ選択スイッチの遅延時間の決定方法である。 本実施形態の冷蔵庫におけるディスペンサの制御を示すフローチャートである。 本実施形態の冷蔵庫における開扉装置の制御を示すフローチャートである。 本実施形態の冷蔵庫における故障判定を示すフローチャートである。 本実施形態の冷蔵庫におけるディスペンサ動作中の開扉制御を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、前後上下左右の方向として、図1に示す上下左右方向、図2に示す上下前後方向を基準として説明する。
図1は、本実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、貯蔵室が左右に大きく分割された構造を有するいわゆるサイドバイサイドと呼ばれるタイプのものであり、冷蔵庫本体2、人感センサ3、ディスペンサ30、開扉装置60などを含んで構成されている。
冷蔵庫本体2は、断熱箱体10(図2参照)と、回転式の扉21,22,23と、を備えている。扉21は、左開きの冷凍室ドアであり、扉22は、右開きの冷蔵室ドアであり、扉23は、右開きの野菜室ドアである。また、扉21,22,23には、手(指)を掛けて扉21,22,23を開く手掛け部(不図示)が形成され、扉21,22,23を手動で開放できるように構成されている。なお、本実施形態では、3枚の扉を備えているが、2枚であってもよく、4枚以上であってもよい。
また、扉21は、上下方向の略中央部にディスペンサ30が設けられ、このディスペンサ30を除く領域のほぼ全体の表面(前面)が、強化ガラスで構成されたガラス板21a,21bによって構成されている。扉22,23についても、その表面(前面)の全体が強化ガラスで構成されたガラス板(ガラス)22a,23aによって構成されている。このように、扉21,22,23の前面をガラス製とすることにより、前面を鋼板によって構成するよりもフラット感を高めることができる。また、冷蔵庫1を大型化した場合でも、正面全体に亘ってフラット感を高めることができ、高級感を演出することができる。
ディスペンサ30は、冷水(水)及び氷を選択して提供できるようにしたものであり、扉21の外側に設置されている。このディスペンサ30は、例えば、冷水(水)と、ブロック状の氷(いわゆるブロックアイス)と、細かく破砕された氷(いわゆるクラッシュドアイス)の3種類のものを提供できるようになっている。このようなディスペンサ30を設けることで、扉21,22,23のいずれのドアも開けることなく冷水や氷を供給できるようになっている。
開扉装置60は、扉21,22をスイッチ操作により開放するものであり、冷蔵庫本体2の天井に設けられている。この開扉装置60は、例えば、モータ、減速歯車列、扉を押し出す押出部材などを含んで構成されている。なお、開扉装置60については、特願2013−190055(本件出願未公開)に基づいて構成することができる。また、開扉装置60は、電磁アクチュエータによって押出部材を動作させる構成のものであってもよい。
また、扉21には、ディスペンサ30の上方に、例えば、左側から順番に、冷水、ブロックアイス、クラッシュドアイスを選択するディスペンサ選択スイッチ32aが設けられている。このディスペンサ選択スイッチ32aは、静電容量式のタッチスイッチであり、LED(発光素子)が点灯することでディスペンサ選択スイッチ32aが目視できるように浮かび上がり、LEDが消灯することでディスペンサ選択スイッチ32aが目視(視認)できないようになっている。
また、扉21には、ディスペンサ選択スイッチ32aの近傍(図示右隣り)に開扉装置60を動作させるタッチオープンスイッチ32bが設けられている。このタッチオープンスイッチ32bは、静電容量式のタッチスイッチであり、LED(発光素子)が点灯することでタッチオープンスイッチ32bが目視できるように浮かび上がり、LEDが消灯することでタッチオープンスイッチ32bが目視(視認)できないようになっている。また、右側の扉22にも同様に、タッチオープンスイッチ32bと同様な高さ位置に、タッチオープンスイッチ32cが設けられている。
また、扉21には、冷蔵庫本体2の各種設定状態を表示するコンパネスイッチ32dが設けられている。このコンパネスイッチ32dは、静電容量式のタッチスイッチであり、LED(発光素子)が点灯することでコンパネスイッチ32dが目視できるように浮かび上がり、LEDが消灯することでコンパネスイッチ32dが目視(視認)できないようになっている。なお、コンパネスイッチ32dの各種設定状態とは、庫内温度の強弱の設定及び現在の設定表示、開扉装置60の作動のONとOFFの切替に伴う設定及び表示などである。
図2は、図1のA−A線で切断したときの断面図である。なお、図2では、冷蔵庫1の内部を簡略化して図示している。
図2に示すように、冷蔵庫1の断熱箱体10は、内部に硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材を充填することで構成され、庫外と庫内とを隔てている。また、断熱箱体10は、発泡断熱材の他に複数の真空断熱材を実装している。
また、冷蔵庫1は、冷気ダクト41、圧縮機42、冷却器43、除霜ヒータ44、庫内ファン45、制御装置46などを備えている。冷蔵庫1では、圧縮機42や冷却器43などを組み合わせて冷凍サイクルが構成されている。冷気ダクト41内には、庫内ファン45が設けられており、冷却器43において熱交換によって生成された冷気が、冷凍室20などの各貯蔵室へ送られ、庫内が冷却される。
扉21の庫内側には、氷供給装置50が設けられている。氷供給装置50は、公知の方法(特開2013−32909号公報)によって構成することができる。
また、扉21には、ディスペンサ30を操作するためのタッチスイッチ70が設けられている。このタッチスイッチ70は、ディスペンサ選択スイッチ32a(図1参照)と、左側の扉21のタッチオープンスイッチ32b(図1参照)とを備えている。
制御装置46は、断熱箱体10(図2参照)の天板の上面に設置され、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インタフェース回路などを備え、メモリ(ROM)に記憶された制御プログラムにしたがって冷凍サイクル及び送風系の制御を実行する。また、制御装置46は、圧縮機42、除霜ヒータ44、庫内ファン45などと電気的に接続されている。また、制御装置46は、圧縮機42のモータの回転速度、除霜ヒータ44の出力、庫内ファン45のモータの回転速度をそれぞれ制御する。また、制御装置46は、操作レバー31の操作に基づいてディスペンサ30および氷供給装置50を制御し、タッチオープンスイッチ32b,32bの操作に基づいて開扉装置60を開扉制御する。
図3は、ディスペンサの供給口及び人感センサの配置を示す斜視図である。図3は、ディスペンサ30及び人感センサ3を下方から見上げた状態を示している。
図3に示すように、ディスペンサ30は、正面視において略四角形状の開口を有し、内側(奥側)に向かって凹状に形成された提供空間S(ディスペンサ30が配置される領域)が形成されている。この提供空間Sの中央奥側の奥面部30aには、平面視矩形状の操作レバー31が設けられている。
操作レバー31は、その上端に設けられた軸を支点として前後方向に回動可能に支持されている。これにより、手に持った容器を操作レバー31に押し当てることにより、操作レバー31の手前の天井部に設けられた吐出口33から容器内に氷(ブロックアイス、クラッシュドアイス)が提供され、または吐出ノズル34から冷水が提供されるようになっている。なお、冷水は、冷蔵室内に設けられた給水タンクから配管(図示せず)を介して供給されるようになっている。
また、人感センサ3は、例えば赤外線反射型のものであり、扉21のディスペンサ30が配置される領域(提供空間S)に設けられている。提供空間Sは、左右両端部から中央に向けて奥行き寸法が深くなるように湾曲して形成された奥面部30aと、天井側に配置される天井面部30b(天面)と、底側に配置される底面部30c(図5参照)と、で構成されている。なお、人感センサ3は、天井面部30bに取り付けられている。また、人感センサ3としては、赤外線反射型に限定されるものではなく、焦電センサを用いるものであってもよい。また、人感センサ3の検出範囲は、例えば、冷蔵庫1の正面手前側に向けて直線距離で80cmに設定されている。よって、冷蔵庫1の正面から所定の距離(80cm)を超えて通り過ぎた場合などは検知されないようになっている。
図4は、タッチスイッチを示す分解斜視図である。
図4に示すように、タッチスイッチ70は、静電容量式のものであり、フィルム部材71、配線基板72、シェード部材73、レンズ部材74、フレーム75を積層することで構成されている。
フィルム部材71は、ディスペンサ選択スイッチ32aとして、「冷水」、「ブロックアイス」、「クラッシュドアイス」に対応するアイコン(印字部)71a,71b,71cが印字され、タッチオープンスイッチ32bとして、開扉用のアイコン(印字部)71dが印字されるとともに、透明電極が形成(印刷)されている。
配線基板72(第1表示制御基板)は、アイコン71a〜71dを発光(点灯)させるLED72a〜72dが実装されている。LED72aが発光することで、アイコン71aが点灯し、LED72bが発光することでアイコン71bが点灯し、LED72cが発光することで、アイコン71cが点灯し、LED72dが発光することでアイコン71dが点灯する。
シェード部材73は、アイコン71a〜71d以外の領域を遮光する遮光シートで構成されている。レンズ部材74は、発光素子の光を拡散させるシート状のもので構成されている。フレーム75は、合成樹脂製のもので構成され、フィルム部材71との間で、配線基板72、シェード部材73及びレンズ部材74を保持するようになっている。
なお、本実施形態では、開扉用のアイコン71dをガラス板21aを通してタッチ操作することにより扉21を解放できるようになっている。このように、扉21に開扉用の樹脂製ハンドル(把持部)を設けないようにすることで、ガラス面積を増やすことができ、フラットな面をさらに拡大することができる。
図5は、タッチスイッチを冷凍室ドアに組込む前の斜視図である。
図5に示すように、タッチスイッチ70は、扉21の内側(右側)の側面に設けられた挿入穴21cから挿入され、扉21のガラス板21aの背面(裏側)に配置される。そして、キャップ部材21dによって挿入穴21cが塞がれる。
なお、図示していないが、その他のタッチオープンスイッチ32c及びコンパネスイッチ32dについても、図4及び図5と同様にしてタッチスイッチが構成されている。これにより、扉21,22,23の表面のフラット化が図られている。
図6は、冷蔵庫の回路図である。
図6に示すように、冷蔵庫1は、制御装置46とともに、操作パネル47及びコントロールパネル48を備えている。操作パネル47は、ディスペンサ選択スイッチ32aとタッチオープンスイッチ32bを含んでいる。コントロールパネル48は、コンパネスイッチ32dを含んでいる。
操作パネル47は、電線L1を介して人感センサ3と接続される基板であり、人感センサ3の検出信号を取得する。また、操作パネル47は、コントロールパネル48と電線L2を介して相互通信(図6のD通信)を行うようになっている。
コントロールパネル48は、ディスペンサ選択スイッチ32aとタッチオープンスイッチ32b,32cとコンパネスイッチ32dの各点灯制御(発光素子を点灯させる信号の生成)を行うものである。また、コントロールパネル48は、制御基板46と電線L3を介して相互通信(図6のメイン通信)を行うようになっている。このように、コントロールパネル48の1箇所のみでディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dの点灯制御を行うことで、複数箇所で行う場合よりも制御を簡素化することができる。
制御装置46は、電線L4を介して操作パネル47のタッチオープンスイッチ32bと接続され、電線L5を介して右側の扉22の操作パネル49と接続されている。このように、制御装置46がコンパネスイッチ32dの点灯制御によってタッチオープンスイッチ32b,32cを点灯するように制御することで、コンパネスイッチ32dがタッチオープンスイッチ32b,32cを直接に点灯させるよりも、トータルの配線長さを短くすることができる。
本実施形態の冷蔵庫1では、人感センサ3が反応した場合、人感センサ3の検知信号が電線L1を介して操作パネル47に送られ、電線L2を介してコントロールパネル48に送られる。この検知信号を受け取ったコントロールパネル48は、LEDをON判定する。そして、コントロールパネル48は、自身の基板上にあるコンパネスイッチ32dのLED、電線L2による通信を介してディスペンサ選択スイッチ32aのLEDを点灯させ、また電線L3、制御装置46及び電線L4を介してタッチオープンスイッチ32bのLEDを点灯させる。このとき、コントロールパネル48は、操作パネル47と相互通信を行い、また制御装置46と相互通信を行う。このため、コントロールパネル48が、LEDのONを判定した場合に直ちにLEDを点灯させると、自身の基板上にあるコンパネスイッチ32dのLEDが最初に点灯し、続いてディスペンサ選択スイッチ32aのLEDが点灯し、最後にタッチオープンスイッチ32bのLEDが点灯することになり、各スイッチ32a,32b,32c,32dがバラバラに点灯することになり、高級感の演出が損なわれることになる(使い勝手が損なわれる)。
そこで、本実施形態では、最も遅く点灯するタッチオープンスイッチ32b,32cを基準にして、最も早く点灯するコンパネスイッチ32dに最も長い遅延時間を持たせて、次に早く点灯するディスペンサ選択スイッチ32aに次に長い遅延時間を持たせるようにした。本実施形態では、以下のようにして遅延時間を発生させて、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dを同時又はほぼ同時に点灯するようにしたものである。以下、詳細について図7を参照して説明する。図7は、遅延時間を設定して各スイッチを同時点灯させるタイミングチャートであり、(a)はコンパネスイッチの点灯タイミング、(b)タッチオープンスイッチの点灯タイミング、(c)はディスペンサ選択スイッチの点灯タイミング、(d)はコンパネスイッチの遅延時間の決定方法、(e)はディスペンサ選択スイッチの遅延時間の決定方法である。なお、図7(a)のコンパネSWは、コンパネスイッチ32dを意味し、図7(b)のタッチオープンSWは、タッチオープンスイッチ32b,32cを意味し、図7(c)のディスペンサSWは、ディスペンサ選択スイッチ32aを意味する。図7(d)及び図7(e)において、「コンパネ」は、コントロールパネル48を意味し、「メイン」は、制御装置46を意味し、「ディスペンサ」は、操作パネル47を意味している。
すなわち、人感センサ3が反応すると、その検知信号が電線L1を介して操作パネル47に送られ、そして電線L2を介してコントロールパネル48に送られる。図7(a)に示すように、コントロールパネル48は、時刻t1において、LEDのON判定を実行する。このとき、コンパネスイッチ32dのLEDを直ちにONさせるのではなく、遅延時間Aを発生させた後にコンパネスイッチ32dのLEDをONさせる。遅延時間Aは、タッチオープンスイッチ32b,32cが点灯するのに必要な時間である。
図7(b)に示すように、コントロールパネル48は、タッチオープンスイッチ32b,32cのLED72d(図4参照、以降符号省略)を点灯させる信号を、電線L3を介して制御装置46に送る。そして、制御装置46は、電線L4を介してタッチオープンスイッチ32bのLEDが点灯するように制御する。また、制御装置46は、電線L5を介してタッチオープンスイッチ32cのLEDが点灯するように制御する。なお、制御装置46によるタッチオープンスイッチ32b,32cの点灯制御は、ハイ/ロー(ON/OFF)式の信号のみであるので、制御装置46がタッチオープンスイッチ32b,32cのLEDを点灯させる信号をコントロールパネル48から受け取ることで、タッチオープンスイッチ32b,32cを直ちに(タイムラグ無く)点灯させることができる。
また、図7(c)に示すように、コントロールパネル48は、操作パネル47と通信するが、コントロールパネル48と制御装置46との間で通信するよりも通信の情報量が少ないので、操作パネル47との通信に要する時間Bは、時間Aよりも短くなる。ここで、通信に時間Bを要することから、タッチオープンスイッチ32b,32cが点灯する時刻t2において、ディスペンサ選択スイッチ32aのLEDをONさせるには、遅延時間(A−B)が必要になる。
また、遅延時間Aを求める方法は、図7(d)に示すように、メインからコンパネへの通信がON(通信中)とOFF(停止中)が周期的に繰り返され、コンパネからメインへの通信は、メインからコンパネにおける通信がOFFの時間に行われる。例えば、コンパネからメインの通信がONになる直前t3においてLEDのON信号を載せることができた場合には、時刻t4において通信が完了する。よって、最小の遅れRT1となる。また、コンパネからメインの通信がONになった直後t5で、LEDのON信号を載せた場合には、次の通信が開始される時刻t6においてLEDのON信号を載せることができるので、時刻t7において通信が完了する。よって、最大の遅れRT2となる。そこで、遅延時間Aは、最小の遅れRT1と最大の遅れRT2の中間値[(RT1+RT2)/2]としたものである。このように中間値を設定することにより、通信時間が最小の場合であっても最大であっても遅れを短くできる。
また、遅延時間Bを求める方法は、図7(e)に示すように、コンパネからディスペンサへの通信がONとOFFが周期的に繰り返され、ディスペンサからコンパネへの通信は、メインからコンパネにおける通信がOFFの時間に行われる。例えば、ディスペンサからコンパネの通信がONになる直前t13においてLEDのON信号を載せることができた場合には、時刻t14において通信が完了する。よって、最小の遅れRT10となる。また、ディスペンサからコンパネへの通信がONになった直後t15においてLEDのON信号を載せた場合には、次の通信が開始される時刻t16においてLEDのON信号を載せることができるので、時刻t17において通信が完了する。よって、最大の遅れRT20となる。そこで、遅延時間Bは、最小の遅れRT10と最大の遅れRT20の中間値[(RT10+RT20)/2]としたものである。このように中間値を設定することにより、通信時間が最小の場合であっても最大であっても遅れを短くできる。
このように、点灯するのが最も遅いタッチオープンスイッチ32b,32cに合わせて、コンパネスイッチ32dに遅延時間Aを設定し、ディスペンサ選択スイッチ32aに遅延時間(A−B)を設定することで、ディスペンサ選択スイッチ32aとタッチオープンスイッチ32b,32cとコンパネスイッチ32dが点灯するタイミングを同じ(ほぼ同じ)にできる。
なお、図6及び図7に示す本実施形態では、人感センサ3を備えた場合を例に挙げて説明したが、人感センサ3を備えない構成であってもよい。例えば、消灯状態のディスペンサ選択スイッチ32aがタッチされたときに、各スイッチ32a〜32dが同時に点灯するようにしてもよく、消灯状態のタッチオープンスイッチ32b,32cがタッチされたときに各スイッチ32a〜32dが同時に点灯するようにしてもよい。
図8は、本実施形態の冷蔵庫におけるディスペンサの制御を示すフローチャートである。まず、このフローの前においては、人感センサ3が反応しておらず、ディスペンサ選択スイッチ(SW)32aとタッチオープンスイッチ32b,32cとコンパネスイッチ32dが消灯状態である。
図8に示すように、ステップS11において、制御部(制御装置46、コントロールパネル48および操作パネル47)は、人感センサ3が反応有りか否かを判定し、人感センサ3が反応有りと判定した場合には(Yes)、ステップS12に進み、人感センサ3が反応無しと判定した場合には(No)、ステップS14に進む。
ステップS12において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32cおよびコンパネスイッチ32dの各スイッチ(SW)を点灯する。これにより、ユーザは、ディスペンサ選択スイッチ32aを目視で確認することができる。
ステップS13において、制御部は、ディスペンサ30の操作レバー31の操作有りか否かを判定し、操作レバー31の操作無しと判定した場合には(No)、ステップS11に戻り、操作レバー31の操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS16に進む。なお、各スイッチ32a〜32dの点灯後、所定の時間(例えば、1分)経過しても操作レバー31の操作がなかった場合には、制御部は、各スイッチ32a〜32dを消灯する。
ステップS16において、制御部は、ディスペンサ30を動作させる。つまり、ディスペンサ選択スイッチ32aにおいて点灯しているアイコンに応じた物(冷水、ブロックアイス、クラッシュドアイス)が供給される。その後は、操作レバー31の操作が無くなった場合には、ディスペンサ30の動作を停止させて、スタートに戻る。
ステップS11で人感センサ3が反応していないと判定した場合(No)において、制御部は、ステップS14において、操作レバー31の操作有りか否かを判定する。ステップS14において、制御部は、操作レバー31の操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS15に進み、操作レバー31の操作無しと判定した場合には(No)、ステップS11に戻る。なお、人感センサ3の反応無しで操作レバー31の操作が有りの場合とは、例えば、ユーザが冷蔵庫1の正面に位置することなく、冷蔵庫1の横から手を伸ばして操作レバー31を操作した場合である。
ステップS15において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dの各スイッチ(SW)を点灯する。これにより、ユーザは、ディスペンサ選択スイッチ32aを目視で視認することができる。
そして、ステップS16に進み、制御部は、ディスペンサ30を動作させる。これにより、ディスペンサ選択スイッチ32aにおいて点灯しているアイコンに応じた物(冷水、ブロックアイス、クラッシュドアイス)が供給される。
このように、人感センサ3が反応していないでディスペンサ30が操作された場合であっても、ディスペンサ30を動作させることで、ディスペンサ30の使い勝手を向上することができる。
つまり、人感センサ3が反応せずに操作レバー31が操作された場合(S11、No→S14、Yes)、まずディスペンサ選択スイッチ32aを点灯させ、再度操作レバー31を操作した後に提供物を供給するようにすると、ユーザが反応が悪いと感じる虞がある。また、1回の操作レバー31の操作で提供物を供給するようにしても、ディスペンサ30から出てくるものは、冷水か、ブロックアイスか、クラッシュドアイスのいずれかであり、その他の物が出てくることはなく、また、提供物が供給されるまでは多少のタイムラグがあるので、操作レバー31を操作して、ディスペンサ選択スイッチ32aに表示される提供物が間違っていたならば、操作レバー31の操作を停止することにより、提供物の提供を停止させ、ディスペンサ選択スイッチ32aを切り替えた後に操作レバー31を再度操作することで、ユーザが希望する提供物を供給することができる。
図9は、本実施形態の冷蔵庫における開扉装置の制御を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS21において、制御部は、人感センサ3が反応有りか否かを判定する。ステップS21において、制御部は、人感センサ3が反応有りと判定した場合には(Yes)、ステップS22に進み、人感センサ3が反応無しと判定した場合には(No)、ステップS24に進む。
ステップS22において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dの各スイッチ(SW)を点灯する。これにより、ユーザは、タッチオープンスイッチ32b,32cを目視で視認することができる。
ステップS23において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作有りか否かを判定する。ステップS23において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作無しと判定した場合には(No)、ステップS21に戻り、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS27に進む。なお、各スイッチ32a〜32dの点灯後、所定の時間(例えば、1分)経過してもタッチオープンスイッチ32b,32cの操作がなかった場合には、制御部は、各スイッチ32a〜32dを消灯する。
ステップS27において、制御部は、開扉装置60を動作させる。つまり、タッチオープンスイッチ32b,32cに対応する側の扉21,22が開扉装置60によって開扉される。開扉装置60によって、所定の開扉角度まで開扉された扉21,22は、惰性によって約90°の角度まで開いて停止する。
ステップS21で人感センサ3が反応無しと判定した場合において(No)、制御部は、ステップS24において、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作有りか否かを判定する。ステップS24において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS25に進み、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作無しと判定した場合には(No)、ステップS21に戻る。なお、人感センサ3が反応無しでタッチオープンスイッチ32b,32cの操作が有りの場合とは、例えば、ユーザが冷蔵庫1の正面に位置することなく、冷蔵庫1の横から手を伸ばしてタッチオープンスイッチ32b,32cを操作した場合である。
ステップS25において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c、コンパネスイッチ32dの各スイッチを点灯する。これにより、ユーザは、タッチオープンスイッチ32b,32cを目視で確認することができる。
そして、ステップS26に進み、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作有りか否かを判定する。ステップS26において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS27に進み、操作無しと判定した場合には(No)、ステップS21に戻る。
ステップステップS27において、制御部は、開扉装置60を動作させる。つまり、タッチオープンスイッチ32b,32cに対応する側の扉21,22が開扉装置60によって開扉される。開扉装置60によって、所定の開扉角度まで開扉された扉21,22は、惰性によって約90°の角度まで開いて停止する。
このように、人感センサ3が反応しない状態でも、消灯状態のタッチオープンスイッチ32b,32cの付近がタッチされたら、タッチオープンスイッチ32b,32cのLEDを点灯し、再度タッチオープンスイッチ32b,32cがタッチされたら、開扉装置60を動作させて、扉21,22を電動で開扉する。これにより、ユーザが消灯しているタッチオープンスイッチ32b,32c付近を、扉21,22を開ける意思なく触れてしまい、扉21,22が不意に開いてしまうのを防止できる。
図10は、本実施形態の冷蔵庫における故障判定を示すフローチャートである。
図10に示すように、ステップS31において、制御部は、人感センサ3が反応有りか否かを判定する。ステップS31において、制御部は、人感センサ3が反応有りと判定した場合には(Yes)、ステップS32に進み、人感センサ3が反応無しと判定した場合には(No)、ステップS31を繰り返す。
ステップS32において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dを点灯する。
ステップS33において、制御部は、所定時間が経過したか否かを判定する。なお、所定時間は、故障判定に必要な時間であり、例えば2〜3分に設定される。これは、ユーザが、冷蔵庫1の前に2分以上継続して立っていることはほとんどないと考えられることから決定されたものである。ステップS33において、制御部は、所定時間が経過したと判定した場合には(Yes)、ステップS34に進み、所定時間が経過していないと判定した場合には(No)ステップS31に戻る。
ステップS34において、制御部は、人感センサ3が故障していると判定し、人感センサ3をオフ(OFF)にする。
ステップS35において、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dをすべて消灯する。
ステップS36において、人感センサ3が反応有りか否かを再度判定する。ステップS36において、制御部は、人感センサ3が反応無しと判定した場合には(No)、ステップS31に戻り、人感センサ3を機能させる。人感センサ3が反応有りと判定した場合には(Yes)、ステップS36を繰り返す。これによりユーザが人感センサ3の前に物を置くことで人感センサ3が故障と誤判定した場合でも、物が除かれれば復帰することができる。
このように、人感センサ3のON状態が長時間継続している場合に人感センサ3を一旦OFFにして、各スイッチ32a〜32dを消灯することで、各スイッチ32a〜32dが長時間点灯し続けるのを防止できる。また、一時的に故障と誤判定をした場合でも。故障から復帰することができる。また、ON/OFF式の安価なセンサを使用したとしても、使い勝手が損なわれることがない。
図11は、本実施形態の冷蔵庫におけるディスペンサ動作中の開扉制御を示すフローチャートである。なお、ディスペンサ30の動作中は、ユーザが操作レバー31を操作して、ディスペンサ選択スイッチ32aにおいて選択されている物がディスペンサ30から供給されている。また、すべての扉21,22,23は閉じている。
図11に示すように、ステップS41において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cが操作有りか否かを判定する。ステップS41において、制御部は、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作有りと判定した場合には(Yes)、ステップS42に進み、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作無しと判定した場合には(No)、ステップS41を繰り返す。
ステップS42において、制御部は、開扉装置60を動作させる。これにより、扉21及び/又は扉22が開扉動作する。そして、ステップS43において、制御部は、扉21,22に設けられた扉開センサ(不図示)の検出値に基づいてディスペンサ30の動作を停止させる。このように、ディスペンサ30の動作を停止させるのは、ユーザが扉21を開けたときに、氷供給装置50(図2参照)に触れるのを防止するためである。
以上説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫1では、冷蔵庫本体2と、人感センサ3と、ディスペンサ30と、ディスペンサ選択スイッチ32aと、ディスペンサ30及びディスペンサ選択スイッチ32aを制御する制御部と、を備え、ディスペンサ選択スイッチ32aは、消灯時にディスペンサ選択スイッチ32aを目視できない状態であり、制御部は、人感センサ3が反応してディスペンサ選択スイッチ32aが点灯している状態で操作レバー31が操作された場合にディスペンサ30を動作させ、人感センサ3が反応せずディスペンサ選択スイッチ32aが消灯している状態で操作レバー31が操作された場合であってもディスペンサ30を動作させるように構成されている。これによれば、人感センサ3が反応していない状態でディスペンサ30が操作された場合であっても、人感センサ3が反応しているときと同様にディスペンサ30を動作させることで、ユーザが反応が悪いと感じてしまうのを防止でき、使い勝手の向上を図ることが可能になる。
また、本実施形態では、人感センサ3が反応せずディスペンサ選択スイッチ32aが消灯している状態で操作レバー31が操作された場合、ディスペンサ選択スイッチ32aを点灯させるとともにディスペンサ30を動作させている。これによれば、操作レバー31の操作時にディスペンサ選択スイッチ32aを点灯させることで、現在選択されている提供物の種類を確認することができる。その結果、ユーザが希望しない提供物が選択されている場合には、ディスペンサ選択スイッチ32aを操作して、ユーザが希望する提供物に切り替えることで迅速に対応することができる。
また、本実施形態では、扉21,22を開扉させる開扉装置60と、開扉装置60を動作させるタッチオープンスイッチ32b,32cと、を備え、タッチオープンスイッチ32b,32cは、消灯時にタッチオープンスイッチ32b,32cを目視できない状態であり、タッチオープンスイッチ32b,32cが消灯している状態で当該タッチオープンスイッチ32b,32cが操作された場合、当該タッチオープンスイッチ32b,32cを点灯させ、再度タッチオープンスイッチ32b,32cが操作されたときに開扉装置60を動作させる。これによれば、扉21,22を開ける意思なく触れてしまい、扉21,22が不意に開いてしまうのを防止できる。
また、本実施形態では、制御部は、ディスペンサ選択スイッチ32a及びタッチオープンスイッチ32b,32cが設けられる操作パネル47と、操作パネル47と相互通信を行い、冷蔵庫本体2の各種設定状態を表示するコンパネスイッチ32dを有するコントロールパネル48と、コントロールパネル48と相互通信を行い、タッチオープンスイッチ32b,32cをON/OFFする制御装置46と、を備え、コントロールパネル48は、ディスペンサ選択スイッチ32a、タッチオープンスイッチ32b,32c及びコンパネスイッチ32dを点灯させる信号を生成し、制御装置46は、タッチオープンスイッチ32b,32cを点灯させる信号を送信し、人感センサ3が反応した場合、コンパネスイッチ32dとディスペンサ選択スイッチ32aの点灯を遅らせて、タッチオープンスイッチ32b,32cとディスペンサ選択スイッチ32aとコンパネスイッチ32dとをほぼ同時に点灯させる構成である。これによれば、タッチオープンスイッチ32b,32cとディスペンサ選択スイッチ32aとコンパネスイッチ32dとがバラバラに点灯するよりも高級感を演出することができる。
また、本実施形態では、人感センサ3の反応状態が所定時間継続した場合、人感センサが故障していると判定する。これによれば、人感センサ3のON状態が長時間継続するのを防止できる。
ところで、ディスペンサ30の動作中であっても、扉21,22を手動では開放することができるので、開扉装置60を利用した場合に電動で開放しないようにすると、ユーザが違和感を感じる。そこで、本実施形態では、ディスペンサ30の動作中であっても、タッチオープンスイッチ32b,32cの操作を有効にすることで、違和感を感じるのを防止でき、使い勝手を向上できる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。例えば、コントロールスイッチ32dとディスペンサ選択スイッチ32aを遅延させて、各スイッチ32a〜32dを同時に点灯する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、各基板の接続手段に応じて変更することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵庫本体
3 人感センサ
21,22 扉
21a,21b,22a,23a ガラス板
30 ディスペンサ
31 操作レバー
32a ディスペンサ選択スイッチ
32b,32c タッチオープンスイッチ
32d コンパネスイッチ
46 制御装置(制御部)
47,49 操作パネル(制御部)
48 コントロールパネル(制御部)

Claims (4)

  1. 正面に扉を備えた冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体の前記正面に設けられる人感センサと、
    前記扉の外側に設けられ、操作レバーが操作されたときに水及び氷のいずれかを供給するディスペンサと、
    前記水及び氷のいずれかを選択するディスペンサ選択スイッチと、
    前記扉を開扉させる開扉装置と、
    前記扉に設けられ、前記開扉装置を動作させるタッチオープンスイッチと、
    前記ディスペンサ及び前記ディスペンサ選択スイッチを制御する制御部と、を備え、
    前記ディスペンサ選択スイッチは、消灯時に当該ディスペンサ選択スイッチが目視できない状態であり、
    前記タッチオープンスイッチは、消灯時に当該タッチオープンスイッチが目視できない状態であり、
    前記制御部は、
    前記ディスペンサ選択スイッチ及び前記タッチオープンスイッチが設けられる操作パネルと、
    前記操作パネルと相互通信を行い、前記冷蔵庫本体の各種設定状態を表示するコンパネスイッチを有するコントロールパネルと、
    前記コントロールパネルと相互通信を行い、前記タッチオープンスイッチをON/OFFする制御装置と、を備え、
    前記コントロールパネルは、前記ディスペンサ選択スイッチ、前記タッチオープンスイッチ及び前記コンパネスイッチを点灯させる信号を生成し、
    前記制御装置は、前記タッチオープンスイッチを点灯させる信号を送信し、
    前記制御部は、
    前記人感センサが反応した場合、前記タッチオープンスイッチと前記ディスペンサ選択スイッチと前記コンパネスイッチとをほぼ同時に点灯させるように点灯を制御し、
    前記人感センサが反応して前記ディスペンサ選択スイッチが点灯している状態で前記操作レバーが操作された場合に当該ディスペンサを動作させ、
    前記人感センサが反応せず前記ディスペンサ選択スイッチが消灯している状態で前記操作レバーが操作された場合であっても当該ディスペンサを動作させ
    前記タッチオープンスイッチの消灯時に当該タッチオープンスイッチが操作された場合、当該タッチオープンスイッチを点灯させ、再度当該タッチオープンスイッチが操作されたときに前記開扉装置を動作させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記制御部は、前記ディスペンサ選択スイッチが消灯している状態で前記操作レバーが操作された場合、前記ディスペンサ選択スイッチを点灯させ、前記ディスペンサを動作させることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記ディスペンサの動作中であっても、前記タッチオープンスイッチの操作を有効にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御部は、前記人感センサの反応状態が所定時間継続した場合、前記人感センサが故障していると判定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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