JP6333136B2 - セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料 - Google Patents

セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料 Download PDF

Info

Publication number
JP6333136B2
JP6333136B2 JP2014184265A JP2014184265A JP6333136B2 JP 6333136 B2 JP6333136 B2 JP 6333136B2 JP 2014184265 A JP2014184265 A JP 2014184265A JP 2014184265 A JP2014184265 A JP 2014184265A JP 6333136 B2 JP6333136 B2 JP 6333136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
john
beverage
wort
extract
caffeine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014184265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016054693A (ja
Inventor
由利子 渡邊
由利子 渡邊
喬 不破
喬 不破
久美子 大畑
久美子 大畑
秀貴 松林
秀貴 松林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Holdings Ltd
Original Assignee
Suntory Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Holdings Ltd filed Critical Suntory Holdings Ltd
Priority to JP2014184265A priority Critical patent/JP6333136B2/ja
Publication of JP2016054693A publication Critical patent/JP2016054693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6333136B2 publication Critical patent/JP6333136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

本発明は、セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料に関する。より詳細には、セントジョーンズワート抽出物を含有しながらセントジョーンズワート抽出物による苦渋味が抑えられた容器詰め飲料に関する。
セントジョーンズワート(Hypericum perforatum、セイヨウオトギリソウ)は、多年生植物であり、その抽出物には、抗炎症、鎮痛、および鎮静作用があることから、欧州では古くから薬用ハーブとして利用されている。また、抗うつ作用も注目されており、うつ病の治療薬として医師に用いられる国もある。近年は、日本においても、気分を明るくする、イライラを抑えるなどを目的とした健康補助食品にセントジョーンズワート抽出物が用いられるようになっている。
特許文献1には、セントジョーンズワートと葉酸誘導体とを含む、うつ病の予防及び治療に有効な製剤が記載されている。特許文献2には、セントジョーンズワートとサクラ属(Prunus)植物の種子の仁とを含む、心身症の予防効果を有する健康補助食品が開示されている。
特開2011−132250号公報 特開2005−333808号公報
セントジョーンズワートは、古くから用いられてきた薬用ハーブであるが、後味に特有の不快な苦味、渋味(あわせて、苦渋味とも呼ぶ)があり、飲みにくいという欠点がある。特に、水に高濃度のセントジョーンズワート抽出液を混合したものは極めて味が悪く、通常は飲用することができないほどである。また、セントジョーンズワート抽出物は、水に溶けにくく、水溶液としたときの保存安定性が低い、加熱殺菌を行うとさらに安定性が低下する、といった問題がある。したがって、セントジョーンズワートは、各人が好みの濃さで抽出でき、かつ抽出後にすぐに飲用されるようなリーフティーの形態で販売されるか、または水とともに飲みこむタイプの錠剤もしくはカプセル剤の形態で販売されており、長期保管される可能性のある容器詰飲料の形態、特に高濃度の抽出物を含有するものは、上記の問題から、製品化されたことがなかった。
種々の効能が知られるセントジョーンズワート抽出物を比較的高濃度に含有しながら味の悪さがない飲料を開発することは望ましい。本発明は、セントジョーンズワートに特有の苦味、渋味を低減させた容器詰飲料を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究した結果、セントジョーンズワート抽出物に、特定割合のカフェインを組み合せて飲料とすることにより、セントジョーンズワート抽出物に特有の不快な後味である苦渋味が低減され、飲みやすい飲料となることを見出した。具体的には、セントジョーンズワート抽出物に含まれる有効成分の1つであるヒペリシンの量に対して、特定割合のカフェインを飲料中に混合する。これにより、苦渋味の少ない飲料が得られる。セントジョーンズワート抽出物の不快な苦渋味を、同じく苦渋味を有する成分として知られているカフェインによって低減することができることは意外であった。
本発明は、これに限定されないが、以下を含む。
(1)ヒペリシンを含有するセントジョーンズワートの抽出物とカフェインを含有する容器詰飲料であって、
飲料中のセントジョーンズワート抽出物由来のヒペリシンの濃度(a)が0.3〜9mg/Lであり、
飲料中のヒペリシンの濃度(a)(単位mg/L)に対するカフェインの濃度(b)(単位mg/L)が、16以上(b/a≧16)である、容器詰飲料。
(2)カフェインの濃度が、4〜700mg/Lである、(1)に記載の容器詰飲料。
(3)加熱殺菌されている(1)または(2)に記載の容器詰飲料。
本発明により、セントジョーンズワート抽出物に特有の不快な後味である苦渋味を低減させた容器詰飲料を得ることができる。通常、セントジョーンズワート抽出物の濃度を増やすと、不快な苦渋味も増えるが、本発明により、比較的高濃度のセントジョーンズワート抽出物を含有しても苦渋味が感じられにくく飲みやすい容器詰飲料製品を設計することが可能となる。同じく苦渋味を有することが知られているカフェインによって、セントジョーンズワートの苦渋味を低減させることができることは、意外な効果であった。
本発明の容器詰飲料は、セントジョーンズワート抽出物とカフェインとを、特定の割合で含む。
(セントジョーンズワート抽出物とカフェインを含む飲料)
セントジョーンズワート(学名:Hypericum perforatum)は、別名セイヨウオトギリソウとも呼ばれる北米、欧州等の地域で自生する根茎性の多年性顕花植物である。欧州では古くから抗炎症効果等を有する薬用ハーブとして用いられている。また、近年、その抗うつ作用も注目され、気分を明るくするなどの作用をもつサプリメントの原料としても用いられている。
セントジョーンズワート抽出物とは、セントジョーンズワートの植物体を洗浄、粉砕し、抽出溶媒に浸漬して溶媒中に有効成分を溶出させたものをいう。植物体(植物の部位)としては、主に地上部(花、葉、茎、特に花と葉の部分)が用いられる。抽出溶媒は、飲料に添加することを考えると、通常は、水、エタノール、又は水とエタノールの混合液である。抽出方法は、セントジョーンズワートに特有の生理活性成分(ヒペリシンなど)が抽出されるものであればよい。抽出物は、セントジョーンズワートの植物体を抽出溶媒に浸漬した後に、任意に植物体を濾過等により取り除いた抽出液の状態であってもよく、また、このようにして得た抽出液を乾燥させて粉末などの固形とした状態であってもよい。セントジョーンズワートの抽出物は、市販されているものを用いてもよい。
ヒペリシン(化学式C3016)は、セントジョーンズワート抽出物中に含まれる生理活性成分の1つとして知られる化合物である。本発明の飲料は、ヒペリシンの量として0.3〜9mg/Lに相当する量のセントジョーンズワート抽出物を含む。好ましくは、0.3〜1mg/Lである。ヒペリシンの量が0.3mg/Lに満たない場合、飲料におけるセントジョーンズワート抽出物が希薄であり、そもそもセントジョーンズワート抽出物由来の苦渋味を感じないため、本発明の効果がみられない。一方、ヒペリシンの量が9mgを超える場合、セントジョーンズワート抽出物が濃いため、カフェインと組み合わせても抽出物由来の苦渋味を低減させることが難しくなる。なお、通常用いられるセントジョーンズワート抽出物中のヒペリシン含量は、0.3質量%程度である。セントジョーンズワート抽出物の一日当たり摂取目安量は、ヒペリシン含量が0.3質量%の抽出物で、300〜900mg程度と言われている。本発明の飲料1L当たりのヒペリシンの量0.3〜9mgは、ヒペリシン含量0.3質量%のセントジョーンズワート抽出物の量に換算すると、100〜3000mgに相当する。
飲料中のヒペリシンの含有量は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)等を用いて測定することができる。
本発明の飲料は、ヒペリシンの濃度(mg/L)に対して、16倍以上となる濃度(mg/L)のカフェインを含む(すなわち、ヒペリシンの濃度(mg/L)を(a)、カフェインの濃度(mg/L)を(b)としたときに、(b)/(a)が16以上)。本発明の飲料は、セントジョーンズワート抽出物の量(ヒペリシン量換算)に対して、特定比率の量のカフェインを含有することにより、意外にも、セントジョーンズワート抽出物による不快な苦渋味を軽減することができる。飲料中のカフェインの含有量は、好ましくは、4〜700mg/L、より好ましくは30〜400mg/Lである。飲料中のカフェインの含有量が過度に高くなるとカフェイン自体の苦渋味が目立つようになり、飲料として飲みにくくなる場合がある。
飲料中のカフェインの含有量は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)等を用いて測定することができる。
カフェインは、食品添加物として使用できる精製品(カフェイン含量98.5%以上の精製品)や、食品として使用できる粗精製品(カフェイン含量50〜98.5%)を用いてもよく、また、カフェインを含有する植物(茶葉、コーラの実、コーヒー豆、ガラナ等)の抽出物由来のものでもよい。
(容器詰飲料)
本発明において、容器詰飲料とは、飲料(液体)の形態で容器に詰められて密封または密栓されて販売または流通されるものをいう。したがって、リーフティー用のリーフなど、固体の形態で容器に詰めて販売されているものは、本発明の容器詰飲料には含まれない。本発明の容器詰飲料は、開封または開栓後に特に希釈をする必要なく飲用できるものがよい。セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料は、抽出物の強い苦渋味のために、従来は、開栓後に希釈せずに飲用できる容器詰飲料の形態で商品化され販売、流通されたことはなかった。本発明は、セントジョーンズワート抽出物に、特定割合のカフェインを混合することにより、苦渋味を抑制することに成功し、消費者に受け入れられる品質(味)の商品の開発を可能にしたものである。
飲料を詰める容器は、特に限定されず、例えば、PETボトル、缶、紙、レトルトパウチ、瓶等を挙げることができ、飲料の種類に応じて適宜選択して用いればよい。
容器詰飲料は、通常、容器に詰められる前または詰められる際に、容器、飲料に殺菌が行われる。殺菌方法は、食品衛生法等の法律、規則に準拠したものであればよく、特に限定されない。例えば、飲料を容器包装に充填して密栓もしくは密封した後に容器とともに殺菌してもよいし(レトルト殺菌等)、殺菌した飲料を殺菌した容器に無菌環境下で充填してもよいし、高温に加熱した飲料を容器に充填することにより飲料と容器内の殺菌を行ってもよく(ホットパック)、殺菌方法は飲料や容器の種類に応じて選択すればよい。通常、飲料を殺菌する際には加熱殺菌が行われる。加熱殺菌には、例えば、130〜150℃で2〜6秒間維持する超高温短時間殺菌(UHT殺菌)、70〜85℃で15秒間以上維持する高温殺菌の他、62〜66℃で30分間以上維持する低温殺菌も含まれる。また、容器に充填して密封した後に加圧、加熱を行うレトルト殺菌等も含まれる。加熱殺菌を行うと、一般的には、成分の熱劣化による味の変質や保存安定性の低下がみられるが、本発明の容器詰飲料ではそれら品質の劣化は問題にならない程度であり、苦渋味の低減という効果を維持しながら容器詰飲料の形態での製品化が可能なレベルであった。
(その他の成分等)
その他、本発明の飲料には、通常の飲料に用いられる酸味料、酸化防止剤、塩類、香料、苦味料、栄養強化剤(ビタミン類など)、pH調整剤などを適宜添加することができる。また、炭酸を含有する炭酸飲料や、アルコールを含有するアルコール飲料としてもよい。
以下に実施例に基づいて本発明の例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
市販の粉末状のセントジョーンズワート抽出物(70%エタノール抽出物、ヒペリシン含量0.3%)とカフェインを、ヒペリシンとカフェインとが下記の表に示す濃度となるように水に添加し、よく撹拌して、各試料液を調製した。得られた試料液を、容器(缶)に充填し、密封して、加熱殺菌を行い、飲料サンプルとした。飲料サンプルを開栓し、3名のパネルで各サンプルを飲用し、下記の基準にしたがって各サンプルの官能評価を行った。結果を以下の表に示す。
官能評価:
◎ 不快な味がしない
○ 苦味・渋味が少し感じられるが不快なほどではない
△ 苦味・渋味が感じられる
× 後味の不快な苦味・渋味により全く飲むことができない。
表1の結果より、ヒペリシンの濃度が0.09mg/Lである場合には、カフェインの濃度が0mg/Lであっても、不快な味は感じられない(◎)が、ヒペリシンの濃度が高くなるにつれ、苦味、渋味が感じられるようになることがわかる。ヒペリシンの濃度が0.3〜9mg/Lのサンプルに、カフェインの濃度がヒペリシンの濃度の16倍以上となるようにカフェインを添加することにより、苦味・渋味が低減されることがわかる。

Claims (2)

  1. ヒペリシンを含有するセントジョーンズワート抽出物とカフェインを含有する容器詰飲料であって、
    飲料中のセントジョーンズワート抽出物由来のヒペリシンの濃度(a)が0.3〜9mg/Lであり、
    飲料中のカフェインの濃度(b)が700mg/L以下であり、
    b/aの比が16以上である、容器詰飲料。
  2. 加熱殺菌済みである、請求項に記載の容器詰飲料。
JP2014184265A 2014-09-10 2014-09-10 セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料 Active JP6333136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184265A JP6333136B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014184265A JP6333136B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016054693A JP2016054693A (ja) 2016-04-21
JP6333136B2 true JP6333136B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=55756212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014184265A Active JP6333136B2 (ja) 2014-09-10 2014-09-10 セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6333136B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2348693C (en) * 1998-10-19 2008-07-15 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung Natural formulation for the treatment and prevention of depression, containing st john's wort and derivatives of dihydro- and tetrahydrofolic acid
JP3945573B2 (ja) * 2002-06-05 2007-07-18 ピジョン株式会社 ハーブティーおよび味覚等の調整方法
JP2005333808A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Rasheru Seiyaku Kk セントジョーンズワート抽出物とアーモンド種子仁とを含有する健康補助食品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016054693A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI446876B (zh) 呈味改善劑及含有此之茶飲料
JP7092819B2 (ja) アルコール飲料の製造方法およびp-サイメン又はp-メチルアセトフェノンの生成抑制方法
JP6187572B2 (ja) 炭酸飲料
JP6713980B2 (ja) ルイボス飲料及びその製造方法
JP6333136B2 (ja) セントジョーンズワート抽出物を含有する飲料
JP2007159541A (ja) 高濃度カテキン類含有液及びその製造方法
JP6629483B1 (ja) ガレート型カテキン由来の苦味が軽減された飲料
JP2006187253A (ja) 甜茶飲料
JP6012219B2 (ja) スポーツ飲料の製造方法、塩味マスキング方法
WO2016157984A1 (ja) 飲料又は食品、香料組成物および劣化臭生成抑制方法
JP7001618B2 (ja) エピガロカテキンガレート及びシクロプロリルトレオニンを含有する飲食品
JP6152251B2 (ja) 春ウコン成分含有飲料及び春ウコン成分による風味の調整を行う方法
JP6641175B2 (ja) メトキシフラボンを含有するカフェイン含有飲料
JP2020130173A (ja) カテキン類由来の苦味が軽減された飲料
JP5920735B2 (ja) コーヒー飲料、そのコーヒー液の抽出方法およびコーヒー液抽出用の抽出溶媒
JP6648333B1 (ja) ガレート型カテキン由来の苦味が軽減された飲料
JP5359527B2 (ja) 飲料
JP6648334B1 (ja) カテキン類由来の苦味が軽減された飲料
KR20060100300A (ko) 녹차가 첨가된 음료
JP6397559B1 (ja) カテキン類を高濃度に含有する緑茶飲料
JP6900162B2 (ja) 活性炭及びアルコールを含有する飲料
WO2013065224A1 (ja) ユーデスモールを含有する非アルコール飲料
JP6695689B2 (ja) メトキシフラボン含有茶飲料
JP5366745B2 (ja) 容器詰烏龍茶飲料
WO2020171214A1 (ja) ガレート型カテキン由来の苦味が軽減された飲料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170324

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6333136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250