JP6333096B2 - シート収納装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、収納されたシートの位置を規制する規制部を有するシート収納装置、これを備えた画像形成装置に関する。
今日、プリンタや複写機等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを給送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。そして、このような画像形成装置としては、画像形成装置本体に給送カセットを着脱自在に装着し、給送カセットに収納されたシートをシート給送部材により、画像形成部に自動給送する構成が一般的である。
このような画像形成装置に用いられる給送カセットとしては、同一のカセットで各種サイズ(B5、A4、A5、EXEC、LTR、LGL等)のシートを収納することのできるユニバーサルカセットがある。ここで、このユニバーサルカセットのシート収納部には、異なるサイズのシートを収納することができるようシート収納部に収納されたシートのシート給送方向後端の位置を規制する後端規制部が設けられている。また、シートの給送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の位置を規制する側端規制部が設けられている。
そして、このようなユニバーサルカセットにおいては、側端規制部によってシートの側端を規制する一方、後端規制部によって後端を規制して、シートの側端位置及び先端位置を常に所定の位置に設定するようにしている。これにより、シートのサイズに拘らず、安定したシートの給送を行うことができる。
ところで、ユニバーサルカセットはユーザーに任意のシートサイズを設置できるように、側端規制部及び後端規制部が可動できる構成になっている。そして、ユニバーサルカセットのシート収納部に任意のシートサイズを表示したサイズ表示部、規制部にサイズ指示部が設けられている(特許文献1参照)。ユーザーは、シート収納部のサイズ表示部に規制部のサイズ指示部を合わせるように規制部を移動させることで、B5、A4、A5、EXEC、LTR、LGL等の任意のシートサイズ位置(以下、定型シートサイズ位置という)に規制部を配置できる。また、B5、A4、A5、EXEC、LTR、LGL等の任意のシートサイズ以外の位置(以下、フリーサイズ位置という)でも規制部を固定できる構成になっている。
特開2013−133173号公報
しかしながら、規制部のサイズ指示部が規制部のカバー(表面)に設けられているために、ユーザーは常に規制部の表面にあるサイズ指示部がシート収納部のサイズ表示部に一致するのを確認しながら規制部を移動しなければならない。特に、フリーサイズ位置で、かつシート収納部のサイズ表示部近傍において、規制部を移動すると、サイズ表示部とサイズ指示部とを一致させ難い。そのため、ユーザーはサイズ表示部とサイズ指示部が一致しない位置に規制部をセットさせてしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ユーザーがシート収納部のサイズ表示部と規制部のサイズ指示部を容易に一致させられるシート収納装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、シートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に移動自在に設けられ、前記シート収納部に収納されるシートの端部の位置を規制する規制部と、前記規制部に対してシートの積載方向及び前記積載方向と交差するシートの面に沿った方向に移動自在に設けられ、前記シート収納部に収納されたシートの端部の位置に前記規制部を位置決めするための係合部材と、前記シート収納部に設けられ、前記係合部材を係止することで前記規制部を位置決めする係止部と、を備え、前記係合部材は、前記シート収納部に収納されるシートの端部の位置を指示する指示部を備え、前記指示部は、前記係合部材とともに移動して、前記係合部材を前記係止部に係止した位置において前記規制部の外部に突出し、前記係合部材を前記係止部に係止しない位置において前記規制部の内部に格納されることを特徴とする。
本発明によれば、規制部を、シートを規制する位置に移動して係合部材を係止部に係止することで指示部が規制部の外部に突出し、係合部材を係止部に係止しない位置においては指示部が規制部の内部に格納されている。これにより、規制部がシートを規制する位置にセットされているかをユーザーが容易に確認できる。また、係合部材を係止部に係止することで規制部は位置決めされるので、ユーザーは確実にシートを規制する位置に規制部を配置することができる。
実施例1,2に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図。 (a)、(b)は実施例1,2に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図。 (a)、(b)は実施例1に係る後端規制部を示す斜視図。 (a)、(b)は実施例1に係る後端規制部とカセット本体を示す斜視図。 (a)、(b)は実施例2に係るカセット本体を示す斜視図。 (a)、(b)は実施例2に係る側端規制部とカセット本体を示す斜視図。 実施例3に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図。 実施例3に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図。 (a)、(b)は実施例3に係る側端規制部と手差しトレイを示す斜視図。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1は、本発明の実施例1に係るシート収納装置を備えた画像形成装置1の概略構成を示す模式断面図である。図2は、画像形成装置の斜視図とシート収納装置としての給送カセットの要部拡大図である。
図1に示す画像形成装置1おいて、プロセスカートリッジ2は着脱自在に装着される構成である。ここでは、画像形成装置としてカラーレーザープリンターを例示しており、一般的なカラーレーザープリンターに配置されるプロセスカートリッジ2は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色である。
シートに画像を形成する画像形成部を構成するプロセスカートリッジ2の内部には、感光体ドラム2aやこれに作用するプロセス手段としての現像器2b等が備えられている。そして、情報に基づいて露光装置3から照射される画像レーザーによって感光体ドラム上に潜像が形成され、その潜像が現像器2bにより感光体ドラム2a上にトナー像として現像される。感光体ドラム上に現像されたトナー像は、一次転写部4で中間転写体5へ転写され、各色を連続的に転写していくことで、中間転写体5の表面にトナー画像が形成される。
一方、画像形成装置の下部には、シートSを収納可能な給送カセット20が配置されている。このシート収納装置としての給送カセット20については後で説明する。給送カセット20に収納されたシートSの先端部付近に配置された給送部材としての給送ローラー6が回転することによってシートSは一枚ずつ分離給送される。その後、シートSは搬送ローラー対7によって下流に搬送される。続いて、二次転写部8において、中間転写体5の表面のトナー画像がシートS上に転写される。未定着のトナー画像が転写されたシートSは、更に下流に搬送され、定着装置9によって加圧・加熱され、トナーが溶融することでトナー画像がシートSに定着される。その後、シートSは排出トレイ10に排出される。以上一連の動作により、シートSに対する画像形成が行われる。
ところで、図2に示すように本実施例において、給送カセット20は画像形成装置1に着脱自在に取り付けられた構成である。このシート収納装置としての給送カセット20は、シート収納部としてのカセット本体21、中板22、シートSの幅方向位置を規制する側端規制部23、シートSの後端位置を規制する後端規制部24等を備えている。なお、中板22はカセット本体21に設けられた回動支点部Cを中心に回動可能になっている。そして、シートSを給送する際には、不図示の昇降部材により中板22を回動し、最上位のシートの高さを給送可能な位置に維持することで、安定的にシートSを給送することができるようになっている。
また、後端規制部24はカセット本体21内をシートSの給送方向に沿って移動自在であり、シートサイズに応じてシートSの後端部を規制する位置に移動自在となっている。また、側端規制部23はシートSの給送方向と直交する幅方向に対向して設けられると共にシート幅方向に移動自在であり、シートサイズに応じてシートSの幅方向の側端を規制する位置に移動自在となっている。そして、後端規制部24をA5、A4、B5、EXEC、LTR、LGL等の定型シートサイズ位置に定めるために、カセット本体21に定型サイズ係止部21aと、定型シートサイズ位置を表示する定型サイズ表示部21bを備えている。定型サイズ係止部21aは、カセット本体21の底部に形成された凹部又は貫通穴である。なお、後端規制部24はA5、A4、B5、EXEC、LTR、LGL以外のフリーサイズ位置に定めるために、カセット本体21にフリーサイズ係止部21cを備えている。フリーサイズ係止部21cは、カセット本体21の底部に形成され、断面三角形の歯をシート給送方向に沿って多数配置した構成である。定型サイズ係止部21aは、カセット本体21に設けられ、後述する後端規制部24の係合部材27が挿入されて係止することで後端規制部24を位置決めする。
後端規制部24は、図3(a)、(b)に示すように、シートの給送方向の後端を規制する規制板25と、所定のシート後端位置でカセット本体21の定型サイズ係止部21aと係合する係合部材27と、係合部材27を昇降操作するレバー26を備えている。係合部材27は、規制板25に対してシートの積載方向及び前記積載方向と交差するシートの面に沿った方向(シートの面に平行な方向)で、且つ、シート給送方向と直交する方向に移動自在に設けられている。そして、定型サイズ係止部21aに係合部材27が挿入されて係止されることにより、カセット本体21に収納されたシートの端部の位置に規制板25を位置決めすることができる。
係合部材27は、カセット本体21に収納されるシートの所定のシート後端位置を指示するためのサイズ指示部27aを備えている。このサイズ指示部27aは、係合部材27と一体に設けられ、レバー26を操作することによって移動する係合部材27とともに移動する。サイズ指示部27aは、係合部材27をシートサイズに応じた係止部21aに係止した位置において規制部24から外部に突出し、係合部材27を係止部21aに係止しない位置において規制部24の内部に格納される。カセット本体21の底部の表面には、定型サイズ表示部21bが刻印又はシール等で貼り付けられており、規制部24から突出したサイズ指示部27aが指し示した定型サイズ表示部21bのサイズ表示が、規制部24が規制しているシートの定型サイズに対応する。
レバー26は回動可能に設けられており、レバー26を回動操作することにより、係合部材27を上下に移動させるように係合部材27と連結されている。後端規制部24の規制板25は、係合部材27を前記積載方向に案内しつつ前記シートの面に沿った方向に案内する案内面としてのテーパ(テーパ面)25tを有している。係合部材27は、規制板25のテーパ25tに沿うテーパ(テーパ面)27tを有している。レバー26の回動操作により係合部材27を上下に移動させると、係合部材27のテーパ27tは、規制板25のテーパ25tに沿って移動する。これにより、レバー26を操作して係合部材27を下降させることによって、係合部材27がテーパ25t,27tに沿って前記積載方向に移動しつつ前記シートの面に沿った方向に移動する。そして、この係合部材27の移動に伴って、サイズ指示部27aは、規制部24の外部に突出し、又は規制部24の内部に格納される。
このように、図4(a)に示すように、後端規制部24の係合部材27がカセット本体21の定型サイズ係止部21aに係止しない場合には、係合部材27はカセット本体21で持上げられ上方向に移動し、後端規制部24は移動自在になる。また、係合部材27がテーパ27tに沿って上方向に移動するため、サイズ指示部27aは規制板25の内部に格納される。これにより、後端規制部24は、所定の定型サイズ位置(シート後端位置)ではないことを示すことができる。また、後端規制部24はシートの積載方向に移動自在なフリーサイズ係合部材28を有している。フリーサイズ係合部材28は、レバー26の回動操作により、上下に移動するようにレバー26と連結されている。そして、フリーサイズ係合部材28が下降してその下面に設けられている歯がカセット本体21に設けたフリーサイズ係止部21cと係合することで、後端規制部24がフリーサイズ位置に固定される。
一方、図4(b)に示すように、後端規制部24の係合部材27がカセット本体21の定型サイズ係止部21aに係止する際には、係合部材27が下方向に移動し、後端規制部24を所定の定型サイズ位置に位置決めする。また、係合部材27がテーパ27tに沿って下方向に移動するため、サイズ指示部27aは規制板25の外部に突出する。これにより、後端規制部24は、定型サイズ表示部21bと一致し、所定の定型サイズ位置であることを指し示すことができる。
上述したように、本実施例によれば、後端規制部24を、シートを規制する位置に移動して係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止することで定型サイズ指示部27aが後端規制部24の外部に突出し定型サイズ表示部21bと一致する。また、係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止しない位置においては定型サイズ指示部27aが後端規制部24の内部に格納される。これにより、後端規制部24が定型シートサイズ位置にセットされているかをユーザーが容易に確認できる。また、定型シートサイズ位置において、係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止することで後端規制部24は位置決めされるので、ユーザーは確実にシートを規制する位置に後端規制部24を配置することができる。
〔実施例2〕
本発明の実施例2は、実施例1に記載した後端規制部24と同様の構成を図2に示す給送カセット20の側端規制部23に設けたものである。実施例1に記載した部材と同等の機能を有する部材には同一符号を付して詳細な説明は省略する。以下、図5及び図6を用いて実施例2の詳細に関して説明する。図5(a)及び図5(b)は、実施例2に係るカセット本体を示す斜視図である。図6は、実施例2に係る側端規制部とカセット本体を示す斜視図であり、図6(a)はフリーサイズ位置に位置した時の斜視図、図6(b)は定型サイズ位置に位置した時の斜視図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、側端規制部23は、給送カセット20に対してシートの給送方向と直交する幅方向に対向して設けられると共にシートの幅方向に移動自在に設けられている。側端規制部23は、シートサイズに応じてシートの側端を規制する位置に移動され、その側端の位置を規制する。なお、実施例2においては、所定のシートサイズ位置を表示する定型サイズ表示部22bを、カセット本体21に対して回動可能に設けられている中板22に設けている。
図6(a)に示すように、側端規制部23の係合部材27がカセット本体21の定型サイズ係止部21aに係止しない場合には、係合部材27はカセット本体21で持上げられ上方向に移動し、側端規制部23は移動自在になる。また、係合部材27がテーパ27tに沿って上方向に移動するため、サイズ指示部27aは規制板25の内部に格納される。これにより、側端規制部23は、所定の定型サイズ位置(シート側端位置)ではないことを示すことができる。なお、実施例1と同様に、側端規制部23はシートの積載方向に移動自在なフリーサイズ係合部材(不図示)を有している。この側端規制部23に設けられたフリーサイズ係合部材がカセット本体に形成されたフリーサイズ係止部(不図示)と係合することで、側端規制部23がフリーサイズ位置に固定される。
一方、図6(b)に示すように、側端規制部23の係合部材27がカセット本体21の定型サイズ係止部21aに係止する際には、係合部材27が下方向に移動し、側端規制部23を所定の定型サイズ位置(シート側端位置)に位置決めする。また、係合部材27がテーパ27tに沿って下方向に移動するため、サイズ指示部27aは規制板25の外部に突出する。これにより、側端規制部23は、定型サイズ表示部22bと一致し、所定の定型サイズ位置(シート側端位置)であることを指し示すことができる。
上述したように、本実施例によれば、側端規制部23を、シートを規制する位置に移動して係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止することで定型サイズ指示部27aが側端規制部23の外部に突出し定型サイズ表示部21bと一致する。また、係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止しない位置においては定型サイズ指示部27aが側端規制部23に格納される。これにより、側端規制部23が定型シートサイズ位置にセットされているかをユーザーが容易に確認できる。また、定型シートサイズ位置において、係合部材27を定型サイズ係止部21aに係止することで側端規制部23は位置決めされるので、ユーザーは確実にシートを規制する位置に規制部を配置することができる。
〔実施例3〕
本発明の実施例3は、シート収納装置としての手差しトレイを備えた画像形成装置を例示して説明する。実施例1に記載した部材と同等の機能を有する部材には同一符号を付して詳細な説明は省略する。以下、図7〜図9を用いて実施例3の詳細に関して説明する。図7は、本発明の実施例3に係る手差しトレイを備えた画像形成装置1の概略構成を示す模式断面図である。図8は、実施例3に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。図9は、実施例3に係る側端規制部と手差しトレイを示す斜視図であり、図9(a)はフリーサイズ位置に位置した時の斜視図、図9(b)は定型サイズ位置に位置した時の斜視図である。
図7に示すように、画像形成装置1の側部には、シートSを積載可能な手差しトレイ60が開閉自在に取り付けられている。このシート収納装置としての手差しトレイ60については後で説明する。手差しトレイ60に積載されたシートSの先端部付近に配置された給送ローラー6が回転することによってシートSは一枚ずつ分離給送される。その後、シートSは搬送ローラー対7によって下流に搬送される。続いて、二次転写部8において、中間転写体5の表面のトナー画像がシートS上に転写される。未定着のトナー画像が転写されたシートSは、更に下流に搬送され、定着装置9によって加圧・加熱され、トナーが溶融することでトナー画像がシートSに定着される。その後、シートSは排出トレイ10に排出される。以上一連の動作により、シートSに対する画像形成が行われる。
ところで、図8に示すように本実施例において、手差しトレイ60は画像形成装置1に開閉自在に取り付けられた構成である。このシート収納装置としての手差しトレイ30は、シート収納部としてのトレイ本体31、昇降板32、シートSの幅方向位置を規制する側端規制部33を備えている。なお、昇降板32はトレイ本体31に設けられた回動支点部Cを中心に回動可能になっている。そして、シートSを給送する際には、不図示のカムにより昇降板32を回動し、最上位のシートの高さを給送可能な位置に維持することで、安定的にシートSを給送することができるようになっている。
側端規制部33はシートSの幅方向に対向して設けられると共にシートSの幅方向に移動自在であり、シートサイズに応じてシートSの側端部を規制する位置に移動自在となっている。また、側端規制部33を所定のシートサイズ位置に定めるために、昇降板32に定型サイズ係止部32aと、所定のシートサイズ位置を表示する定型サイズ表示部32bを備えている。
ここで、側端規制部33は、図9に示すように、シートSの幅方向の側端を規制する規制板34、所定のシート側端位置で昇降板32の定型サイズ係止部32aと係合する係合部材36と、その係合部材36を昇降操作するレバー35を備えている。係合部材36は、規制板34に対してシートの積載方向及び前記積載方向と交差するシートの面に沿った方向に移動自在に設けられており、トレイ本体31に積載されたシートの端部の位置に規制板34を位置決めする。
係合部材36は、トレイ本体31に積載されるシートの所定のシート側端位置を指示するためのサイズ指示部36aを備えている。このサイズ指示部36aは、係合部材36と一体に設けられ、レバー35を操作することによって移動する係合部材36とともに移動する。サイズ指示部36aは、係合部材36をシートサイズに応じた前記係止部32aに係止した位置において規制部33の外部に突出し、係合部材36を前記係止部32aに係止しない位置において規制部33の内部に格納される。
側端規制部33の規制板34は、係合部材36を前記積載方向に案内しつつ前記シートの面に沿った方向に案内する案内面としてのテーパ(テーパ面)34tを有している。係合部材36は、規制板34のテーパ34tに沿うテーパ(テーパ面)36tを有している。係合部材36のテーパ36tは、規制板34のテーパ34tに沿って移動する。これにより、係合部材36は、レバー35を操作することによってテーパ34t,36tに沿って前記積載方向に移動しつつ前記シートの面に沿った方向に移動する。そして、この係合部材36の移動に伴って、サイズ指示部36aは、前記規制部33の外部に突出し、又は前記規制部33の内部に格納される。
このように、図9(a)に示すように、側端規制部33の係合部材36が昇降板32の定型サイズ係止部32aに係止しない場合には、係合部材36は昇降板32で持上げられ上方向に移動し、側端規制部33は移動自在になる。また、係合部材36がテーパ36tに沿って上方向に移動するため、サイズ指示部36aは規制板34の内部に格納される。これにより、側端規制部33は、所定の定型サイズ位置(シート側端位置)ではないことを示すことができる。
一方、図9(b)に示すように、側端規制部33の係合部材36が昇降板32の定型サイズ係止部32aに係合する際には、係合部材36が下方向に移動し、側端規制部33を所定の定型サイズ位置(シート側端位置)に位置決めする。また、係合部材36がテーパ35tに沿って下方向に移動するため、サイズ指示部36aは規制板34の外部に突出する。これにより、側端規制部33は、定型サイズ表示部32bと一致し、所定の定型サイズ位置(シート側端位置)であることを指し示すことができる。
上述したように、本実施例によれば、側端規制部33をシートを規制する位置に移動して係合部材36を定型サイズ係止部32aに係止することで定型サイズ指示部36aが側端規制部33の外部に突出し定型サイズ表示部32bと一致する。また、係合部材36を定型サイズ係止部32aに係止しない位置においては定型サイズ指示部36aが側端規制部33に格納される。これにより、側端規制部33が定型シートサイズ位置にセットされているかをユーザーが容易に確認できる。また、定型シートサイズ位置において、係合部材36を定型サイズ係止部32aに係止することで側端規制部33は位置決めされるので、ユーザーは確実にシートを規制する位置に規制部を配置することができる。
なお、前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。また、トナー像を担持して移動する中間転写体を使用した画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、シートを担持して移動する記録材担持体を使用した画像形成装置であってもよい。すなわち、記録材担持体を使用し、該記録材担持体に担持された記録材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置に用いられるシート収納装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また、前述した実施例では、記録対象としての記録紙等のシートを収納するシート収納装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、読取対象としての原稿等のシートを収納するシート収納装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
2 …プロセスカートリッジ
20 …給送カセット
21 …カセット本体
21a,32a …定型サイズ係止部
21b,22b,32b …定型サイズ表示部
21c …フリーサイズ係止部
22 …中板
23,33 …側端規制部
24 …後端規制部
25,34 …規制板
25t,27t,34t,36t …テーパ
26,35 …レバー
27,36 …係合部材
27a,36a …サイズ指示部
28 …フリーサイズ係合部材
31 …トレイ本体
32 …昇降板
60 …手差しトレイ

Claims (10)

  1. シートを収納するシート収納部と、
    前記シート収納部に移動自在に設けられ、前記シート収納部に収納されるシートの端部の位置を規制する規制部と、
    前記規制部に対してシートの積載方向及び前記積載方向と交差するシートの面に沿った方向に移動自在に設けられ、前記シート収納部に収納されたシートの端部の位置に前記規制部を位置決めするための係合部材と、
    前記シート収納部に設けられ、前記係合部材を係止することで前記規制部を位置決めする係止部と、を備え、
    前記係合部材は、前記シート収納部に収納されるシートの端部の位置を指示する指示部を備え、前記指示部は、前記係合部材とともに移動して、前記係合部材を前記係止部に係止した位置において前記規制部の外部に突出し、前記係合部材を前記係止部に係止しない位置において前記規制部の内部に格納されることを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記シート収納部には、前記指示部が指し示すための定型サイズ表示部が設けられており、前記規制部の外部に突出した前記指示部が、前記規制部が規制しているシートのサイズに対応する前記定型サイズ表示部を指し示すことを特徴とする請求項1に記載のシート収納装置。
  3. 前記規制部は、前記係合部材を前記積載方向に案内しつつ前記シートの面に沿った方向に案内する案内面を有し、前記係合部材は、前記案内面に沿って前記積載方向及び前記シートの面に沿った方向に移動し、前記指示部は、前記係合部材の移動に伴って前記規制部の外部に突出し、又は前記規制部の内部に格納されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート収納装置。
  4. 前記規制部が有する前記案内面はテーパ面であり、前記係合部材は前記規制部のテーパ面に沿うテーパ面を有し、前記係合部材のテーパ面は前記規制部のテーパ面に沿って前記積載方向及び前記シートの面に沿った方向に移動することを特徴とする請求項3に記載のシート収納装置。
  5. 前記係合部材と連結された回動可能なレバーを有し、前記レバーの回動により前記係合部材を上下に移動させることにより、係合部材が前記規制部のテーパ面に沿って移動することを特徴とする請求項4に記載のシート収納装置。
  6. 前記規制部にフリーサイズ係合部材を有し、前記シート収納部にはフリーサイズ係止部が設けられており、フリーサイズ係合部材がフリーサイズ係止部と係合することで、規制部がフリーサイズ位置に固定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  7. 前記規制部は、シートの給送方向と直交する幅方向に移動自在に設けられ、シートの幅方向の側端の位置を規制する側端規制部であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  8. 前記規制部は、シートの給送方向に移動自在に設けられ、シートの給送方向の後端の位置を規制する後端規制部であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  9. 画像形成装置に着脱自在に設けられたカセットと、前記カセットに収納されたシートを給送する給送部材と、前記給送部材により給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
    前記カセットとして、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート収納装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像形成装置に開閉自在に設けられたトレイと、前記トレイに積載されたシートを給送する給送部材と、前記給送部材により給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
    前記トレイとして、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート収納装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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