JP6331817B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関するものである。
従来、インク滴によってドットを形成するインクジェットプリンタを用いて画像を形成するとき、生産性を上げるために、低い解像度で印刷を行っている。このような印刷条件において、印刷解像度が入力画像の解像度よりも低い場合、解像度変換を実施することで印刷可能な解像度への変換処理を行う必要がある。入力画像よりも低い解像度へ画像データを変換する方式として、下記最近傍法、平均化法、重み付け法が知られている。なお、これらの解像度変換例については後述する図8〜図12に示すものとする。
最近傍法は、一定間隔で画像データを間引く変換方法である。平均化法は、画像を任意の画素単位で平均化してから画像データを間引く変換方法である。重み付け法は、隣接位置の画素値を参照して、画素値の大きい(=濃い)画素には大きい係数を、画素値の小さい(=薄い)画素には小さい係数を掛けて、解像度変換後の画素値を計算する変換方法である。
上述した解像度変換の各方法では、CAD図面(建築・機械などの設計図面)のような線が多く、白黒がはっきりした画像を印刷する場合、以下のような欠点があった。最近傍法では、予め定められた規則に基づいて画素を間引けばよいので処理速度は速い。だが、縦・横ともライン状に画素が欠けることがある。例えば、垂直線や水平線が全く印刷されない場合も有り得るため、印刷品質の低下率が大きく、たとえば、CAD図面では、画像の欠落が問題となるような印刷対象では使うことはできない。
また、平均化法では、最近傍法のような画像データの欠落は発生しないが、CAD図面のような白黒はっきりした線が多い場合には、黒部分の画素値が白部分と平均化されて画素値が小さくなって広がるため、線は薄く、太く表現されることになり、線の品質は悪くなる。
また、重み付け法では、最近傍法のような画像データの欠陥は発生せず、平均化法のほうに画素値が小さくなることはないため、線や文字のような白黒はっきりとした画像での印刷品質の低下はほとんどない。しかし、入力画像に同じ形式の画像データが複数ある場合、画像データの座標によっては、解像度変換後の画像データの幅や高さが変わってしまい、元々の同じ画像データにも関わらず、印刷結果には差が生じる、という問題が発生する場合がある(後述する図12参照)。これは、線幅が細いライン、いわゆる「細線」を表現しようとしたときに大きな問題となる。この問題は、上記の最近傍法、平均化法でも起こりうる。
また、入力画像の解像度を落とした印刷を行う際に、印刷品質と処理速度のバランスをとる、という目的で、入力画像の拡大・縮小処理に応じて、最近傍処理と平均化処理を選択可能な構成とする、という方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記に示されるような従来の解像度変換の方法にあっては、線の品質に差が生じるという問題があった。また、特許文献1では、入力画像に同じ形状の画像データが複数ある場合でも、画像データの座標によっては、解像度変換後の画像データの幅や高さが変わってしまい、元が同じ形状の画像データにも関わらず、印刷結果には差が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データの欠落や画像品質の低下を防ぎ、かつ、線の印刷品質に差が生じるのを防ぐことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データを含む印刷情報を入力する入力部と、前記画像データの連続したN画素(Nは2以上の整数)の先頭画素の画素値が特定値である場合に、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素について、画素値が特定値でない画素を新たな先頭画素に設定し、新たに設定した前記先頭画素からN画素分のデータを参照し、画素値の大きさに応じた係数値で演算した画素値に変換する変換部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、画像データの欠落や画像品質の低下を防ぎ、かつ、線の印刷品質に差が生じるのを防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、前述した各解像度の変換方法について具体例をあげる。図8は、最近傍法による解像度変換例(1)を示す説明図であり、(A)は変換前、(B)は変換後を示している。図8では、画素の欠落がない場合において、副走査方向の解像度を半分にするとき、偶数アドレス(a0,a2,a4,a6,a8)のデータを間引いて低解像度変換を行っている。
まず、前述した各解像度の変換方法について具体例をあげる。図8は、最近傍法による解像度変換例(1)を示す説明図であり、(A)は変換前、(B)は変換後を示している。図8では、画素の欠落がない場合において、副走査方向の解像度を半分にするとき、偶数アドレス(a0,a2,a4,a6,a8)のデータを間引いて低解像度変換を行っている。
図9は、最近傍法による解像度変換例(2)を示す説明図であり、(A)は変換前、(B)は変換後を示している。図9では、画素の欠落がある場合において、副走査方向の解像度を半分にするとき、偶数アドレス(a0,a2,a4,a6,a8)のデータを間引いて低解像度変換を行っている。
図10は、平均化法による解像度変換例(3)を示す説明図であり、(A)は変換前、(B)は変換後を示している。図10では、副走査方向の解像度を半分にするとき、4画素の平均(例えば、(a0,b0),(a0,b1),(a1,b0),(a1,b1)の4画素)をとって低解像度変換を行っている。
図11は、重み付け法による解像度変換例(3)を示す説明図であり、(A),(C)は変換前、(B),(D)は変換後を示している。図11では、重み付け法を用い、a4とa5の画素値を参照して、画素値の大きい方に大きな係数を掛けてから平均をとって低解像度変換を行っている。図12は、重み付け法でも問題になる画像例を示す説明図であり、(A),(C)は変換前、(B),(D)は変換後を示しており、前述したとおりである。
本実施の形態では、最大の印刷速度を実現するため、入力画像の解像度から1回のキャリッジ走査で印刷を完了できる低い解像度に解像度変換を行う。このときに、従来の解像度変換では避けられなかった画像データの欠落や画像品質の低下を防ぎ、かつ、線の印刷品質に差が生じるのを防ぐものである。
本実施の形態における低解像度変換の概要は以下のとおりである。入力画像の主走査方向、または副走査方向の解像度を、1/N(Nは2以上の整数)に低下させる解像度変換を実施する際には、まずは、入力画像側に、解像度変換後の画素に対応させた、注目画素を設定する。次に、注目画素と、解像度を低下させる方向、かつ、データ処理の下流側に連続したN画素分の画素値を参照する。たとえば、解像度を1/2にする場合には、注目画素と注目画素に隣接した画素の2つの画素値を参照し、解像度を1/3にする場合には、注目画素と、注目画素に隣接した画素と、またその画素と隣接した画素、の3つの画素値を参照する。
ここで、注目画素の画素値が特定値である場合には、隣接画素の画素値が特定値でないかどうか確認する。特定値は、例えば白画素を表す値(例えば0)である。以下では、特定値を0とし、画素値が特定値であることを「画素値がない(画素値が0)」といい、画素値が特定値でないことを「画素値がある」という。隣接画素に画素値がある場合、その画素を新しい注目画素と設定して、そこからN画素分の画素値を用いて、解像度変換後の画像データの作成を行う(詳細は、後述する図4,5参照)。
この処理により、解像度変換前に画像データがある場合は、確実に解像度変換後の画像データに反映されるため、画像データの欠落は発生しない。また、入力画像で同じ画素数で作成されている線も、解像度変換後の画素数は変化しないため、入力画像データの座標によって解像度変換後の線幅が変化する、ということも発生しない。以下の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる画像処理装置を含むシステム構成例を示すブロック図である。画像処理装置100は、画像形成装置110に所定の処理を実行した後の画像データを出力する。画像形成装置110として、ここはシリアル型インクジェットプリンタを例にとって説明する。画像処理装置100には、所定のインターフェイスによりスキャナ120、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)130などが接続されている。なお、画像形成装置110としてシリアル型インクジェットプリンタを例にとっているが他の画像形成装置であってもよい。
スキャナ120は、一般に知られている原稿固定型、あるいは原稿移動型といった光学読み取り方式の光学読み取り装置で構成される。スキャナ120は、読み取り対象の原稿を、光学走査(照射)して得られる反射光をCCD(固体撮像素子)に集光し、光電変換することによってデジタルの画像データを取得する。なお、本例では、スキャナ120と画像形成装置110と分離させているが、例えば、複合機などのように画像形成装置110とスキャナ120が一体化されたものであってもよい。
PC130は、ネットワーク(不図示)などに接続され、所定のインターフェイスを有し、画像形成装置110に印刷対象の画像データをファイル形式で出力するように構成されている。
図2は、画像処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。画像処理装置100は、マイクロコンピュータシステムでなる。すなわち、画像処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103などを有する。
CPU101は、入力部10、判断部11、変換部12、中間調処理部13の各機能を有し、ROM102に格納されているプログラムに基づいて後述する画像処理を実行する。なお、入力部10、判断部11、変換部12、中間調処理部13の機能構成の全部、あるいは一部をハードウェアで構成してもよい。
入力部10は、画像データを含む印刷情報を入力する。変換部12は、画像データの連続したN画素(Nは2以上の整数)の先頭画素の画素値が特定値である場合に、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素について、画素値が特定値でない画素を新たな先頭画素に設定し、新たに設定した前記先頭画素からN画素分のデータを参照し、画素値の大きさに応じた係数値で演算した画素値に変換する。また、変換部12は、判断部11の判断結果に基づいて所定の解像度変換を実行する。
すなわち、本実施の形態による解像度変換では、入力画像側に、解像度変換後の画素に対応させた注目画素を設定し、当該注目画素と、解像度を低下させる方向、かつ画像データの下流側に連続したN(Nは2以上の整数)画素分の画素値を参照する。ここで、注目画素に画素値がない場合には、隣接画素に画素値があるかどうか確認し、画素値がある場合、当該画素を新しい注目画素と設定して、そこからN画素分の画素値を用いて解像度変換後の画像データの作成を行う。
判断部11は、入力部10で受け取った印刷情報にある画像データが、PC130で生成されて出力されたものか、スキャナ120で生成されて出力されたものかを判断する。このように、変換部12による解像度変換の効果が大きい画像データに解像度変換対象を絞ることで、高品質な印刷結果を実現することができる。
また、判断部11は、画像データがオブジェクト画像であるかを判断し、変換部12は、画像データがオブジェクト画像である場合に、所定の解像度変換を実行する。このように、変換部12による解像度変換の効果が大きいオブジェクト画像に解像度変換対象を絞ることで、高品質な印刷結果を実現することができる。
また、判断部11は、画像データがラインまたは文字データであるかを判断し、変換部12は、画像データがラインまたは文字データである場合に、所定の解像度変換を実行する。このように、変換部12による解像度変換の効果が大きいラインまたは文字データがある領域に解像度変換対象を絞ることで、高品質な印刷結果を実現することができる。
また、判断部11は、画像データに自然画像が含まれているかを判断し、変換部12は、自然画像が含まれる領域に対して解像度変換を制限する。このように、入力される画像データに対して、解像度変換の効果よりも高い解像度変換が存在する場合には、本解像度変換を制限することで、高品質な印刷結果を実現することができる。
中間調処理部13は、解像度の変換後の画像データについて、後述するように、画像形成装置110で印刷可能なデータ形式に変換するため、中間調処理部13により、中間調処理を実施する。
ここで、画像形成装置110であるシリアル型インクジェットにおいては、キャリッジの移動する方向を主走査方向と呼び、記録媒体を搬送する方向を副走査方向と呼ぶ。よって、本明細書では、特に明言しない限り、図示する画像データでの左右方向を「主走査方向」上下方向を「副走査方向」とする。
本実施の形態では、最大の生産性を達成するために、入力画像データの主走査方向、または副走査方向どちらか一方の解像度を、1回の記録ヘッドの走査で完成可能な1/Nの解像度に低下させる解像度変換を行う際の変換方法として以下のようにする。まず、解像度を低下させる方向に連続した、N画素分のデータを参照する。さらに連続したN画素の先頭画素に画素値がない場合には、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素値を順次調査する。ここで画素値がある画素を新たな先頭画素として設定して、改めて、先頭画素からN画素分のデータを参照する。ここで画素値の大きい(=濃い)画素には大きい係数を、画素値の小さい(=薄い)画素には小さい係数を掛けて演算した画素値を、解像度変換後の画素値とする解像度変換を実施する。以下の図3〜7を参照して説明する。
図3は、実施の形態にかかる画像処理装置100の解像度変換処理の動作例を示すフローチャートである。本動作は、CPU101によって実行される。まず、入力部10は、スキャナ120あるいはPC130から印刷情報を受信する(ステップS11)。この受信した印刷情報の中には、印刷設定情報や、画像データなどが含まれている。ここで、印刷設定情報には、印刷するデータのファイル名や用紙サイズ、出力装置の名称以外にも、ユーザが望む画像品質・印刷速度を実現するために設定した印刷モードや調整情報など、様々な情報が含まれている。
続いて、判断部11は、上記印刷情報に含まれる印刷設定情報から、印刷時に入力された画像データの解像度変換が必要な印刷モードが設定されているか否かを判断する(ステップS12)。一般的に、最高速度を達成させるモードでは、入力画像の中間調処理や印刷時のデータ転送量による負荷を軽減させるため、入力画像の解像度を低い解像度に変換することが多い。そのため、印刷モードが最高速を達成するモードが選択されている場合、低い解像度へ変換する、などを行う。
ステップS12において、印刷時に画像データの解像度変換が必要な印刷モードが設定されていると判断した場合にはつぎのステップS13に進み、印刷時に画像データの解像度変換が不要であれば、本解像度変換の動作を終了する。
続いて、判断部11は、入力された画像データの主走査と副走査それぞれの解像度を確認する(ステップS13)。これも、通常は印刷設定情報から確認を行うが、もし、解像度情報が含まれていない場合でも、画像データの処理を実施する画像形成装置110やPC130上で、主走査と副走査の画素数を計測し、印刷サイズと比較する。これによって、解像度を計算するという方法も利用できる。
続いて、判断部11は、本手法による解像度変換を実施する対象の画像か否かを判断する(ステップS14)。本手法では、コピー画像のような、スキャナ120などによる読み取りによって地肌部分に想定していないデータが発生したり、直線の周りにデータが発生したりする場合、狙い以外の場所でも参照位置をずらしてしまう。このため、その他の手法を使用する方が効果的な場合がある。そこで、入力された画像データが「読み取り画像」である場合には、本手法による解像度変換を実施しないという判断をしてもよい。
ここで、「読み取り画像かどうか」の判定方法としては、ハードウェアとして「コピー」設定が分かるような機能を設けてもいいし、画像データを解析することによって地肌部分が0ではないことを認識する、などで行う。
また、読み取り画像ではなく、PC130で作成される画像データであっても、線、文字のオブジェクトが存在する場合には、本手法による解像度変換の効果が高い。このため、本手法を行い、その他の写真やベタ塗りなどのオブジェクトには、別の手法による解像度変換を行う、というように、画像データ中のオブジェクトごとに解像度変換手法を選択して解像度変換を行うように利用することも考えられる。
ステップS14において、本手法による解像度変換を実施する対象の画像であると判断した場合に、変換部12は、画像データは、変換処理を行う(ステップS15)。一方、ステップS14において、本手法による解像度変換を実施する対象の画像ではないと判断した場合には、本手法以外の方式で解像度変換を行う(ステップS16)。
上記の解像度変換を、画像の「はじめ」から「終わり」まで実行することで、画像データ全体の解像度を変換する(ステップS17〜S14のループ処理)。
ステップS15の変換処理では、入力画像の主走査方向、または副走査方向の解像度を、1/Nに低下させる解像度変換を実施する際には、まずは、入力画像側に、解像度変換後の画素に対応させた、注目画素を設定する。次に、注目画素と、解像度を低下させる方向、かつ、データ処理の下流側に連続したN画素分の画素値を参照する。そこで、注目画素に画素値がない(=画素値が0)場合には、隣接画素に画素値があるかどうか確認し、そこに画素値がある場合、その画素を新しい注目画素と設定して、そこからN画素分の画素値を用いて、解像度変換後の画像データの作成を行う。
ここで、解像度変換例として、本手法を用いて解像度を1/2に変換する場合について説明する。このときの注目画素にデータがある場合および注目画素にデータがない場合における計算式は、以下で表される(詳細は、図4参照)。
(1)注目画素にデータがある場合
(1−1)注目画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の1つ隣の画素 × N2 ) / (N1+N2)
(1−2)注目画素 < 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N2 + 注目画素の1つ隣の画素 × N1 ) / (N1+N2)
※ここで、係数 N1>N2である。
(1−1)注目画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の1つ隣の画素 × N2 ) / (N1+N2)
(1−2)注目画素 < 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N2 + 注目画素の1つ隣の画素 × N1 ) / (N1+N2)
※ここで、係数 N1>N2である。
(2)注目画素にデータがない場合
(2−1)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素の1つ隣の画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 ) / (N1+N2)
(2−2)注目画素の1つ隣の画素 < 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素の1つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N1 ) / (N1+N2)
※ここで、係数 N1>N2である。
(2−1)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素の1つ隣の画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 ) / (N1+N2)
(2−2)注目画素の1つ隣の画素 < 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素の1つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N1 ) / (N1+N2)
※ここで、係数 N1>N2である。
また、解像度の変換を1/3にする場合では、注目画素を含めた3画素を参照して計算を行う。
また、解像度の変換後は、画像形成装置110で印刷可能なデータ形式に変換するため、中間調処理部13により、中間調処理を実施する。ここで、一般的には、中間調処理前のデータは、8ビットの256階調で表現されており、処理後のデータは1ビットや2ビットのデータに変換される。ここで、中間調処理の方法としては、ディザ法、誤差拡散法など、様々な方法が利用できる。
実際に、上記の解像度変換を実施して印刷したライン品質の画像サンプルについて、目視比較により10人の評価者(業務で図面を利用する設計者)によって評価確認を行った。なお、本評価は、主走査方向が副走査方向の倍の画像データで行った。その結果、すべての評価者において、上記解像度変換の画像の水平線、垂直線、45度斜め線が良好であるとの評価結果が得られた。
つぎに、上述した解像度変換について具体例をあげて説明する。図4は、横線の幅は同じ画像の解像度変換前の画像データ例を示す説明図であり、図4(A)は、副走査方向の画像データがa4とa5にある場合、図4(B)は、副走査方向の画像データがa5とa6にある場合、について示している。
上記図5に上記図4の画像データに対する解像度変換例を示す。本例では、副走査方向の解像度を半分(例:600dpi→300dpi)に変換する場合の画像データ例を示している。図5(A)は、図4(A)に対する解像度変更後の画像データ、図5(B)は、図4(B)に対する解像度変更後の画像データ、について示している。
図4と図5では、副走査方向の解像度を元画像から半分にする場合の解像度変換を示している。入力画像の解像度を1/2に変換する際には、図5に記載しているように、入力画像の副走査方向のa0〜a1,a2〜a3,a4〜a5,a6〜a7,a8〜a9の画素値を元に、重み付け計算を行うことで解像度変換を行う。ここで、注目画素は、a0,a2,a4、…と設定する。
図5にあるA0〜A4の画素値は、A0は、a0〜a1の画素値、A1はa2〜a3の画素値、A2はa4〜a5の画素値、A3はa6〜a7の画素値、A4はa8〜a9の画素値を元に計算し、解像度を変換する。
図4(A)の例では、解像度を変換した後には、a4とa5の画素値で変換を行うA2のみ画素値を持つことになる。
一方、図4(B)は、入力画像では図4(A)と同じ幅の画像データであるが、画素値がa5とa6にあり、注目画素が先頭となっていない場合の例である。ここで、本手法を用いると、A2の画素値を計算するときに、始めはa4とa5の画素値を参照するが、注目画素として設定されるa4に画素値がないため、注目画素を1画素ずらして、a5を注目画素として再設定する。その後、a5とa6の画素値を参照して実施した計算結果を、A2の画素値とする。
引き続き、a4の次の注目画素はa6となるが、a6は画素値が0ではないことと、直前で注目画素を1画素ずらしていることから、連続してずらしを継続することになる。そのため、A3の画素値は、a7が注目画素となり、a7とa8の画素値を参照した計算結果となる。ここで、a7とa8には画素値がないため、A3の画素値は0となっている。その次の注目画素は、a8となるが、ここで、本手法で提示している、注目画素のずらしをリセットさせる「画素値なし」の連続数を「3画素」と設定した場合、a7〜a9まで画素値がない。ここで、注目画素のずらしがリセットされ、A4の画素値には、元の注目画素であるa8と隣接するa9の画素値を参照した計算結果となる。以上が、図5(B)で示した処理の例である。
なお、上記の解像度変換例では、副走査方向の解像度を半分にする例を示したが、主走査方向の解像度を半分にする際にも同様な手順で解像度変換を実施することもできる。
つぎに、主走査方向の解像度を1/3に変換する解像度変換処理の実施方法について図6、図7を参照して説明する。図6は、注目画素にデータがある場合の解像度変換の例を示す説明図であり、図6(A)は、画像データが、b3〜b5にある場合、図6(B)は、本手法による解像度変換後の画像データ、について示している。
図7は、注目画素に画素値がない場合解像度変換の例を示す説明図であり、図7(A)は、画像データが、b4〜b6にある場合、図7(B)は、画像データが、b5〜b7にある場合、について示している。
図6、図7について説明する。入力画像の解像度を、1/3に変換する際には、図6に記載しているように、B0〜B3の画素値は、B0はb0〜b2の画素値、B1はb3〜b5の画素値、B2はb6〜b8の画素値、B3はb9〜b11の画素値、を元に計算することにより、解像度を変換する。ここで、注目画素は、b0、b3、…と設定する。
図6では、注目画素b3が、画像データのある、b3〜b6の先頭にあるため、画素値の参照位置を変更せずに解像度変換を行うことができている。
一方、図7では、入力画像は図6と同じ幅の画像データであるが、画素値を持つ画素がそれぞれ、b4〜b6、b5〜b7にあり、注目画素が先頭となっていない。そのため、図7(A)では、本手法を用いて注目画素をb4にずらして、b4〜b6の画素値を用いて計算を行い、図7(B)では、注目画素をb5までずらして、b5〜b7の画素値を用いて計算を行う。このように、図6(B)と同じ画像となるような解像度変換を行う。このときの注目画素にデータがある場合および注目画素にデータがない場合における計算式は、以下のようになる。
(1)注目画素にデータがある場合
(1−1)注目画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の1つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(1−2)注目画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 + 注目画素の1つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
(1−1)注目画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の1つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(1−2)注目画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の1つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 + 注目画素の1つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
(2)注目画素にデータがなく、注目画素の1つ隣の画素にデータがある場合
(2−1)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 + 注目画素の3つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(2−2)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の3つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
(2−1)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の2つ隣の画素 × N2 + 注目画素の3つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(2−2)注目画素の1つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 ≧ 注目画素の2つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の3つ隣の画素 × N2 + 注目画素の2つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
(3)注目画素と注目画素の1つ隣の画素にデータがなく、注目画素の2つ隣の画素にデータがある場合
(3−1)注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 ≧ 注目画素の4つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の3つ隣の画素 × N2 + 注目画素の4つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(3−2)注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の4つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の4つ隣の画素 × N2 + 注目画素の3つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
(3−1)注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 ≧ 注目画素の4つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の3つ隣の画素 × N2 + 注目画素の4つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
(3−2)注目画素の2つ隣の画素 ≧ 注目画素の4つ隣の画素 ≧ 注目画素の3つ隣の画素 の場合
(注目画素 × N1 + 注目画素の4つ隣の画素 × N2 + 注目画素の3つ隣の画素 × N3) / (N1+N2+N3)
※ここで、係数 N1>N2>N3である。
以上説明してきた本実施の形態の解像度変換をまとめると次のようになる。入力画像の主走査方向、または副走査方向の解像度を、1/Nに低下させる解像度変換を実施する際には、まずは、入力画像側に、解像度変換後の画素に対応させた、注目画素を設定する。次に、注目画素と、解像度を低下させる方向、かつ、データ処理の下流側に連続したN画素分の画素値を参照する。たとえば、解像度を1/2にする場合には、注目画素と注目画素に隣接した画素の2つの画素値を参照し、解像度を1/3にする場合には、注目画素と、注目画素に隣接した画素と、またその画素と隣接した画素、の3つの画素値を参照する。そこで、注目画素に画素値がない(=画素値が0)場合には、隣接画素に画素値があるかどうか確認する。さらにそこに画素値がある場合、その画素を新しい注目画素と設定して、そこからN画素の画素値を用いて、解像度変換後の画像データの作成を行う(詳細は、図4,5参照)。
上記の処理により、一度、注目画素の参照位置をずらした後は、参照位置をN画素ずらした状態での解像度変換を継続する。ただし、参照位置をN画素ずらした状態での解像度変換を継続しているときに、「画素値なし」が一定回数以上連続で続く場合には、参照位置をずらした状態を継続させる必要がなくなる。このため、注目画素の参照位置のずらしをリセットし、通常の(=参照位置をずらさない)解像度変換に処理を戻す。
例として、元画像を1/3の解像度に変換する場合に、1画素だけ参照位置をずらす変換が必要となる場所が存在する場合、以降の注目画素も継続して1画素ずらして解像度変換を行う。さらに、注目画素を1画素ずらした状態で、追加で1画素だけ参照位置をずらす必要がある画像の場合には、元の1画素のずらし量に、新しいずらし量である1画素のずらしを追加し、合計で、注目画素を2画素ずらしての解像度変換を行う。なお、参照位置のリセットについては、上記の1画素の場合と同様に、画素値なしが一定回数以上継続した場合に実行する。
この処理により、解像度変換前に画像データがある場合は、確実に解像度変換後の画像データに反映されるため、画像データの欠落は発生しない。また、入力画像で同じ画素数で作成されている線も、解像度変換後の画素数は変化しないため、入力画像データの座標によって解像度変換後の線幅が変化する、ということも発生しない。
ところで、本実施の形態で実行されるプログラムは、ROM102に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施の形態で実行されるプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。たとえば、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
また、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるROM102のプログラムは、上述したCPU101の機能を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU101(プロセッサ)が上記記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM103等の主記憶装置上にロードされる。そして、上記プログラムが主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
10 入力部
11 判断部
12 変換部
100 画像処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
110 画像形成装置
120 スキャナ
130 PC
11 判断部
12 変換部
100 画像処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
110 画像形成装置
120 スキャナ
130 PC
Claims (7)
- 画像データを含む印刷情報を入力する入力部と、
前記画像データの連続したN画素(Nは2以上の整数)の先頭画素の画素値が特定値である場合に、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素について、画素値が特定値でない画素を新たな先頭画素に設定し、新たに設定した前記先頭画素からN画素分のデータを参照し、画素値の大きさに応じた係数値で演算した画素値に変換する変換部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記印刷情報に含まれる前記画像データが、コンピュータで生成されて出力されたものか、読取装置で生成されて出力されたものかを判断する判断部をさらに備え、
前記変換部は、前記判断部の判断結果に基づいて所定の解像度変換を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記判断部は、前記画像データがオブジェクト画像であるかを判断し、
前記変換部は、前記画像データが前記オブジェクト画像である場合に、前記所定の解像度変換を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記判断部は、前記画像データがラインまたは文字データであるかを判断し、
前記変換部は、前記画像データが前記ラインまたは文字データである場合に、前記所定の解像度変換を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記判断部は、前記画像データに自然画像が含まれているかを判断し、
前記変換部は、前記自然画像が含まれる領域に対して解像度変換を制限することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 画像データを含む印刷情報を入力する入力工程と、
前記画像データの連続したN画素(Nは2以上の整数)の先頭画素の画素値が特定値である場合に、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素について、画素値が特定値でない画素を新たな先頭画素に設定し、新たに設定した前記先頭画素からN画素分のデータを参照し、画素値の大きさに応じた係数値で演算した画素値に変換する変換工程と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを含む印刷情報を入力する入力ステップと、
前記画像データの連続したN画素(Nは2以上の整数)の先頭画素の画素値が特定値である場合に、先頭画素に隣接した画素からN画素先までの画素について、画素値が特定値でない画素を新たな先頭画素に設定し、新たに設定した前記先頭画素からN画素分のデータを参照し、画素値の大きさに応じた係数値で演算した画素値に変換する変換ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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