JP6331330B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
携帯端末装置では、複数の放送波を受信可能なチューナを備えたものがある。当該携帯端末装置は、例えば、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式の地上デジタルテレビ放送を受信する。当該携帯端末装置は、例えば、地上デジタルテレビ放送のうち主に固定端末向け放送であり、12セグメントを使用したハイビジョン放送(以下、フルセグ放送という)を受信する。また、当該携帯端末装置は、例えば、地上デジタルテレビ放送のうち主に移動体端末向け放送である1セグメントを使用した「携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス」(以下、ワンセグ放送という)を受信する。
地上デジタルテレビ放送では、フルセグ放送とワンセグ放送とで、同一の内容を放送するサイマル放送が行われている場合が多くある。当該携帯端末装置は、例えば、電波強度等の受信品質に応じて、サイマル放送が行われているフルセグ放送とワンセグ放送とを切り替える。
特開2007−235223号公報
しかしながら、当該携帯端末装置は、受信品質に基づいてフルセグ放送とワンセグ放送とを切り替えると、ユーザが高画質のフルセグ放送にて視聴を継続したい場合であっても、所定の電波強度を下回るとワンセグ放送に切り替わる。また、当該携帯端末装置は、ユーザが画質は低くても構わないものの映像が途切れることを避けたい場合であっても、所定の電波強度を上回っているとフルセグ放送を受信し、受信品質の一時的な悪化によって映像が途切れる場合がある。また、当該携帯端末装置は、ユーザが放送を注視している場合には、ユーザによる指示等によってフルセグ放送とワンセグ放送の切り替えを判定できるが、ユーザが放送を注視していない場合には、ユーザによる指示等がないため当該切り替えを判定できない。
一つの側面では、本発明は、視聴シーンに合わせて受信する放送を切り替えることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することにある。
一つの態様では、情報処理装置は、抽出部と、算出部と、記憶部と、照合部と、取得部と、設定部とを有する。当該情報処理装置の抽出部は、ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する。当該情報処理装置の算出部は、前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出する。当該情報処理装置の記憶部は、前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶する。当該情報処理装置の照合部は、前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合する。当該情報処理装置の取得部は、前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得する。当該情報処理装置の設定部は、前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する。
視聴シーンに合わせて受信する放送を切り替えることができる。
図1は、実施例1の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、重要度データベースの一例を示す説明図である。 図3は、更新された重要度データベースの一例を示す説明図である。 図4は、実施例1の端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、更新処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、制御処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施例2の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図8は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例1の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す端末装置10は、TV受信部11と、復調部12と、復号部13と、表示部14と、スピーカ15と、カメラ16と、操作部17と、通信部18と、記憶部20と、制御部30とを有する。なお、端末装置10は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant、または、Personal Data Assistance)等を用いることができる。
TV受信部11は、例えば、ISDB−T方式の地上デジタルテレビ放送を受信する。TV受信部11には、地上デジタルテレビ放送用の受信アンテナが接続される。TV受信部11は、地上デジタルテレビ放送として、フルセグ放送とワンセグ放送とを受信する。TV受信部11は、受信信号を復調部12に出力する。
復調部12は、TV受信部11から受信信号が入力されると、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)である受信信号を復調する。復調部12は、受信信号を復調して復調データを生成する。復調部12は、復調データを復号部13に出力する。また、復調部12は、搬送波と雑音の比率であるCN(Carrier to Noise)比を制御部30に出力する。
復号部13は、復調部12から復調データが入力されると、例えば、ブロック符号化と畳み込み符号化による二重の誤り訂正符号化を復号する。復号部13は、復調データを復号して、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2TS(Transport Stream)を生成する。また、復号部13は、MPEG−2TSから映像データと音声データとを取り出して、映像データを表示部14に出力し、音声データをスピーカ15に出力する。さらに、復号部13は、MPEG−2TSからPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)情報および字幕情報を取り出して、制御部30に出力する。なお、復号部13は、映像データおよび音声データを制御部30に出力し、記憶部20に記憶することもできる。さらに、復号部13は、ビット誤り率であるBER(Bit Error RateまたはBit Error Ratio)を制御部30に出力する。
表示部14は、各種情報を表示するための表示デバイスである。例えば、表示部14は、液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部14は、復号部13から映像データが入力されると、映像データを表示する。また、表示部14は、制御部30から表示画面を構成する画像データが入力されると、画像データを表示する。なお、表示部14は、画像データと映像データを重畳表示してもよいし、表示領域を分けて別々に表示するようにしてもよい。
スピーカ15は、ユーザに対して地上デジタルテレビ放送の音声等を出力する。スピーカ15は、復号部13から音声データが入力されると音声を出力する。また、表示部14は、制御部30から電話の着信音等の音声データが入力されると、当該音声データの音声を出力する。
カメラ16は、画像を撮像するモジュールである。カメラ16は、撮像素子を有する。撮像素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサまたはCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等を用いることができる。カメラ16は、撮像素子が受光した光を光電変換しA/D(Analog/Digital)変換を行って画像を生成する。カメラ16は、撮像した画像を制御部30に出力する。
操作部17は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、操作部17は、カーソルキーやテンキー等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用されている場合には、表示部14および操作部17は一体化される。また、タッチパネルが採用された端末装置10は、タッチパネルの他に、電源ボタン、音量ボタンおよびホームボタン等のハードウエアキーを有してもよい。
通信部18は、例えば、携帯電話回線、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、および、NFC(Near Field Communication)等に対応する無線通信モジュールによって実現される。通信部18は、例えば、無線基地局を介して、インターネットに接続され、各種情報の通信を司る通信インタフェースである。
記憶部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部20は、重要度データベース(以下、重要度DBという)21を有する。また、記憶部20は、制御部30での処理に用いる情報を記憶する。
重要度DB21は、インターネットのSNS(Social Networking Service)等のリアルタイムな投稿情報から抽出された投稿キーワードを記憶する。重要度DB21は、投稿キーワードとして予め定められたキーワードを記憶する。重要度DB21は、各投稿キーワードについて、予め定めた基礎点と、投稿キーワードの出現頻度に基づいて算出部32で算出された注目度と、基礎点と注目度とに基づいて算出部32で算出された重要度とを対応付けて記憶する。ここで、図2は、重要度データベースの一例を示す説明図である。図2に示すように、重要度DB21は、キーワード22、基礎点23、注目度24、重要度25等の項目を対応付けて管理している。
キーワード22は、重要度を算出するための基礎となるキーワードである。キーワード22は、投稿情報から投稿キーワードを抽出するために、予め定められて重要度DB21に記憶される。キーワード22は、例えば、時事やスポーツ等に関する多くの人が注目するようなキーワードとすることができ、例えば、感情表現、有名人の名前、および、固有名詞等を用いることができる。なお、キーワード22は、投稿情報から抽出された投稿キーワードから新たに追加できるようにしてもよい。この場合、世の中の動きに合わせた新しいキーワードにも対応することができる。基礎点23は、重要度を算出するための基準値である。基礎点23は、例えば、感情表現は「+6」、有名人の名前は「+3」、固有名詞は「+2」、および、その他は「+1」とすることができる。また、基礎点23は、ユーザによって設定されるようにしてもよく、例えば、「AKB」を「−4」とすることができる。ここで、基礎点23は、例えば、プラス側は視聴の継続性を重視し、マイナス側は高画質での視聴を重視するように設定できる。
注目度24は、キーワードがインターネット上でどれだけ注目されているかを示す。注目度24は、所定の時間内における重複または類似と判断されるキーワードの出現数に応じて決定する。注目度24は、例えば、1分間にあるキーワードが類似するキーワードも含めて10回出現すると注目度「1」とし、20回出現すると注目度「2」というように、10回増加するごとに注目度を1ずつ増加させる。重要度25は、視聴の継続性か高画質のいずれを優先するかを示す。重要度25は、例えば、基礎点×注目度で算出できる。重要度25は、例えば、基礎点がプラス側に大きく注目度が高いキーワードは値が大きくなり、視聴の継続性を重視する。重要度25は、例えば、基礎点がマイナス側に大きく注目度が高いキーワードは値が小さくなり、高画質での視聴を重視する。
ここで、図3は、更新された重要度データベースの一例を示す説明図である。図3に示すように、注目度24は、例えば、10秒ごとに更新される。端末装置10は、SNS等の投稿情報を、例えば、10秒ごとに見に行き、当該10秒間の投稿情報から投稿キーワードを抽出する。端末装置10は、抽出された投稿キーワードの出現数に応じて注目度を算出して、重要度DB21を更新する。ここで、投稿キーワードの抽出は、直近10秒間だけでなく、直近1分間、つまり10秒ずつ更新される1分間について行ってもよい。
図1の説明に戻って、制御部30は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部30は、抽出部31と、算出部32と、照合部33と、取得部34と、検出部35と、設定部36とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部30の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
抽出部31は、通信部18を介してインターネット上のSNS等からリアルタイムな投稿情報を取得して、投稿キーワードを抽出する。抽出部31は、例えば、10秒ごとに投稿情報を取得して、取得した投稿情報から文字列を抽出し、抽出した文字列を構文解析することで投稿キーワードを抽出し、1つ以上の投稿キーワードを有する投稿キーワードリストを生成する。抽出部31は、既に投稿キーワードリストがある場合には、生成された投稿キーワードリストと、既存の投稿キーワードリストとを統合する。また、抽出部31は、投稿キーワードリストの投稿キーワードに、当該キーワードが抽出された投稿情報の投稿時間を対応付ける。抽出部31は、生成または統合された投稿キーワードリストを算出部32および照合部33に出力する。
また、抽出部31は、復号部13からPSI/SI情報および字幕情報が入力されると、PSI/SI情報のうちEIT(Event Information Table)から番組情報を取得する。なお、EITには、番組の名称、放送日時および放送内容等の情報が含まれる。抽出部31は、番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する。なお、番組キーワードの抽出は、例えば、番組の変更時や視聴チャンネルの変更時等に行なうことができる。抽出部31は、抽出された番組キーワードから1つ以上の番組キーワードを有する番組キーワードリストを生成する。抽出部31は、生成された番組キーワードリストを照合部33に出力する。
算出部32は、抽出部31から投稿キーワードリストが入力されると、所定の時間内の出現頻度に基づいて、各投稿キーワードについて注目度を算出する。算出部32は、所定の時間内における重複または類似と判断される投稿キーワードの出現数に応じて注目度を算出する。算出部32は、例えば、10秒ごとに投稿キーワードリストが入力され、投稿キーワード「イチロー」が1回出現していると、注目度を「1」とすることができる。また、算出部32は、算出した注目度と、重要度DB21を参照して取得した基礎点とに基づいて重要度を算出する。図2の例では、キーワード「イチロー」は、基礎点が「2」、注目度が「1」であるとすると、重要度は2×1より「2」となる。また、図3の例では、同じ「イチロー」というキーワードであっても、注目度が「6」と図2に比べて上昇しているので、重要度は「12」となる。算出部32は、算出された注目度および重要度によって、重要度DB21を更新する。
また、算出部32は、注目度が上昇した投稿キーワードがある場合には、当該投稿キーワードの注目度が所定値を超えたか否かを判定する。算出部32は、注目度が所定値を超えた投稿キーワードがある場合には、照合部33に対して、ただちに投稿キーワードと番組キーワードとの照合を行なうように通知する。
照合部33は、抽出部31から番組キーワードリストおよび投稿キーワードリストが入力される。照合部33は、番組キーワードリストと投稿キーワードリストとを照合して、合致率が所定値以上のキーワードを合致キーワードとして取得部34に出力する。ここで、合致率は、例えば、番組キーワードがプロ野球選手を示す「イチロー」であり、投稿キーワードが「イチロー」である場合は100%となる。また、合致率は、例えば、番組キーワードがプロ野球選手を示す「イチロー」であり、投稿キーワードが「Ichiro」である場合は90%とすることができる。他にも、投稿キーワードが、プロ野球選手の「イチロー」の愛称である「イチ」、「Wizard」、「Hit Machine」等である場合は、80%〜90%等と合致率を高くすることができる。これに対し、照合部33は、投稿キーワードが「鈴木」である場合には、プロ野球選手の「イチロー」を指すとは限らないため、例えば、合致率を30%とすることができる。照合部33は、合致率の所定値としては、例えば60%とすることができ、合致率が60%以上であれば、当該キーワードを合致キーワードとして取得部34に出力する。なお、合致率の所定値は任意の値としてもよく、例えば、合致範囲を広げたい場合には、50%または40%としてもよく、合致範囲を狭めたい場合には、70%または80%としてもよい。また、照合部33は、算出部32からただちに照合を行なう通知が入力されると、ただちに番組キーワードリストと投稿キーワードリストとを照合する。
取得部34は、照合部33から合致キーワードが入力されると、重要度DB21を参照して、合致キーワードについて重要度を取得する。取得部34は、合致キーワードが複数ある場合には、それぞれ重要度を取得する。取得部34は、合致キーワードの重要度の合計値を算出し、設定部36に出力する。なお、取得部34は、合致キーワードが1つの場合には、重要度の合計値は当該合致キーワードの重要度となる。
検出部35は、カメラ16から撮像された画像が入力される。検出部35は、入力された画像に対して、既存の視線検出技術によってユーザの視線を検出し、視線情報を設定部36に出力する。
設定部36は、取得部34から合致キーワードの重要度の合計値が入力される。設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値以上であれば、ワンセグ放送が優先となるように、つまり、視聴の継続性を優先するように、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を設定する。また、設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値未満であれば、フルセグ放送が優先となるように、つまり、高画質での視聴を優先するように、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を設定する。
ここで、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替え、および、その閾値について説明する。当該切り替えの閾値は、例えば、CN比を用いる場合と、BERを用いる場合と、CN比とBERの両方を用いる場合とがある。ここでは、CN比とBERの両方を用いる場合を例として、切り替えの閾値および放送の切り替えについて説明する。ここで、例えば、CN比の切り替え条件を条件Aとし、BERの切り替え条件を条件Bとする。
設定部36は、復調部12から入力されるCN比を、例えば3秒ごとに測定し、過去3回の平均値を算出する。設定部36は、例えば、条件(A−1)として、ワンセグ放送を視聴中に、CN比が25dBを超えたらフルセグ放送に切り替え、条件(A−2)として、フルセグ放送を視聴中にCN比が15dB未満となったらワンセグ放送に切り替えるとする。つまり、設定部36は、条件Aの切り替えの閾値として、ワンセグ放送からフルセグ放送への切り替えはCN比25dB、および、フルセグ放送からワンセグ放送への切り替えはCN比15dBの2つの閾値を持っている。言い換えると、設定部36は、一度CN比が15dB未満まで落ちてしまうと、CN比が15〜25dBの範囲では、25dBを超えない限りワンセグ放送を受信するように閾値を設定する。
設定部36は、復号部13から入力されるBERを、例えば3秒ごとに測定し、過去3回の平均値を算出する。設定部36は、例えば、条件(B−1)として、ワンセグ放送を視聴中に、BERが5%未満となったらフルセグ放送に切り替え、条件(B−2)として、フルセグ放送を視聴中にBERが15%を超えたらワンセグ放送に切り替えるとする。つまり、設定部36は、条件Bの切り替えの閾値として、ワンセグ放送からフルセグ放送への切り替えはBER5%、および、フルセグ放送からワンセグ放送への切り替えはBER15%の2つの閾値を持っている。言い換えると、設定部36は、一度BERが15%を超えてしまうと、BERが5〜15%の範囲では、5%未満とならない限りワンセグ放送を受信するように閾値を設定する。
設定部36は、条件Aと条件Bの判定を同じタイミング、例えば3秒ごとに実行し、条件Aまたは条件Bのどちらかが条件を満たす場合には、当該条件の切り替え処理を実行する。なお、設定部36は、条件Aと条件Bが矛盾する結果となった場合には、CN比の条件である条件Aの判定を優先する。
ここで、図2および図3を例に、イチローが出場している試合の中継放送でヒットが打たれ、投稿情報に「ヒット」が含まれる場合を説明する。条件Aと条件Bは、初期値として上述の15,25dBと、5,15%であるとする。また、合致キーワードの重要度の合計値を判定する所定値は、例えば、「15」であったとする。
まず、ヒットが打たれる前は、投稿情報に「ヒット」というキーワードが含まれないので、図2に示すように、キーワード「ヒット」の注目度は「0」であり、重要度も「0」である。このとき、投稿情報に「イチロー」というキーワードは含まれており注目度は「1」、重要度は「2」である。この状態において、設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値未満であるので、フルセグ放送が優先となるように条件(A−1)のCN比を、例えば25dBから20dBに変更して設定する。これにより、設定部36は、CN比が改善する傾向がある場合に、早めにフルセグ放送に切り替えることができる。このため、端末装置10は、高画質な映像をユーザに提供できる。
次に、ヒットが打たれた後は、投稿情報に「ヒット」というキーワードが含まれるので、図3に示すように、キーワード「ヒット」の注目度は「5」であり、重要度は「5」である。このとき、投稿情報に「イチロー」というキーワードも含まれており注目度は「6」、重要度は「12」である。つまり、イチローがヒットを打った可能性が高いと考えられる。この状態において、重要度の合計値は、12+5=17となる。設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値以上であるので、ワンセグ放送が優先となるように条件(A−2)のCN比を、例えば15dB未満から20dB未満に変更して設定する。これにより、設定部36は、CN比が悪化していく傾向がある場合に、早めにワンセグ放送に切り替えることができる。このため、端末装置10は、突然CN比がフルセグ放送の限度以下に落ちてしまった場合に、映像が途切れることを防止できる。つまり、端末装置10は、野球中継でイチローが出塁したチャンスで映像が途切れることを防止できる。
設定部36は、BERも同様に、図2の例では、条件(B−1)のBERを例えば5%から10%に変更して設定し、図3の例では、条件(B−2)のBERを例えば15%から10%に変更して設定する。これにより、端末装置10は、図2の例では高画質な映像をユーザに提供でき、図3の例では突然BERがフルセグ放送の限度以上に悪化してしまった場合に、映像が途切れることを防止できる。
また、設定部36は、検出部35から視線情報が入力される。設定部36は、視線情報に基づいてユーザが画面を注視しているか否かを判定する。設定部36は、ユーザが画面を注視している場合には、ユーザが能動的にフルセグ放送とワンセグ放送とを切り替えるため、切り替えの閾値について設定を行わず、ユーザによる設定を優先させる。すなわち、設定部36は、ユーザが端末装置10の画面を注視していない場合に、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を、投稿情報に応じて変更して設定するので、次にユーザが画面を注視したときに最適な映像で放送を表示することができる。
次に、実施例1の端末装置10の動作について説明する。
図4は、実施例1の端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。端末装置10は、ユーザによって、例えば地上デジタルテレビ放送の視聴の開始が指示され、地上デジタルテレビ放送の受信を開始する(ステップS1)。端末装置10は、地上デジタルテレビ放送の受信を開始すると、重要度DB21の更新処理を実行する(ステップS2)。また、ステップS2の更新処理と並行して、放送波の制御処理を実行する(ステップS3)。端末装置10は、例えば地上デジタルテレビ放送の視聴が終了されるか否かを判定する(ステップS4)。端末装置10は、地上デジタルテレビ放送の視聴が終了されない場合には(ステップS4:否定)、ステップS2およびステップS3に戻る。端末装置10は、地上デジタルテレビ放送の視聴が終了される場合には(ステップS4:肯定)、地上デジタルテレビ放送の視聴に関する処理を終了する。
ここで、図5を用いて重要度DB21の更新処理について説明する。図5は、更新処理の一例を示すフローチャートである。抽出部31は、通信部18を介してインターネット上のSNS等からリアルタイムな投稿情報、例えば、10秒ごとに投稿情報を取得する(ステップS21)。抽出部31は、取得した投稿情報から文字列を抽出し、抽出した文字列を構文解析することで投稿キーワードを抽出する(ステップS22)。抽出部31は、抽出した1つ以上の投稿キーワードを有する投稿キーワードリストを生成する。抽出部31は、既に投稿キーワードリストがある場合には、生成された投稿キーワードリストと、既存の投稿キーワードリストとを統合する(ステップS23)。
抽出部31は、投稿キーワードリストの投稿キーワードに、当該キーワードが抽出された投稿情報の投稿時間を対応付ける。抽出部31は、生成または統合された投稿キーワードリストを、算出部32および制御処理を実行する照合部33に出力する(ステップS24)。
算出部32は、抽出部31から投稿キーワードリストが入力されると、所定の時間内における重複または類似と判断される投稿キーワードの出現数に応じて注目度を算出する。また、算出部32は、算出された注目度と、重要度DB21を参照して取得した基礎点とに基づいて重要度を算出する(ステップS25)。算出部32は、算出された注目度および重要度によって、重要度DB21を更新する(ステップS26)。
また、算出部32は、注目度が上昇した投稿キーワードがあるか否かを判定する(ステップS27)。算出部32は、注目度が上昇した投稿キーワードがない場合には(ステップS27:否定)、更新処理を終了する。算出部32は、注目度が上昇した投稿キーワードがある場合には(ステップS27:肯定)、当該投稿キーワードの注目度が所定値を超えたか否かを判定する(ステップS28)。算出部32は、当該投稿キーワードの注目度が所定値を超えていない場合には(ステップS28:否定)、更新処理を終了する。算出部32は、当該投稿キーワードの注目度が所定値を超えている場合には(ステップS28:肯定)、制御処理を実行する照合部33に対して、ただちに投稿キーワードと番組キーワードとの照合を行なうように通知し(ステップS29)更新処理を終了する。
このように、更新処理によれば、インターネット上のSNS等の投稿情報に基づいて、重要度DB21を更新することができる。
次に、図6を用いて放送波の制御処理について説明する。図6は、制御処理の一例を示すフローチャートである。抽出部31は、復号部13からPSI/SI情報および字幕情報が入力されると、PSI/SI情報のうちEITから番組情報を取得する(ステップS31)。抽出部31は、番組情報および字幕情報のうち1つ以上に基づいて番組キーワードを抽出する(ステップS32)。抽出部31は、抽出された番組キーワードから1つ以上の番組キーワードを有する番組キーワードリストを生成し、生成された番組キーワードリストを照合部33に出力する(ステップS33)。
照合部33は、抽出部31から番組キーワードリストが入力される。また、照合部33は、抽出部31から更新処理のステップS24により出力された投稿キーワードリストが入力され、投稿キーワードリストを取得する(ステップS34)。照合部33は、番組キーワードリストと投稿キーワードリストとを照合する(ステップS35)。ここで、照合部33は、更新処理を実行する算出部32から、ただちに投稿キーワードと番組キーワードとの照合を行なう通知を受け取ると、所定の時間で定期的に行っていた照合とは別に、ただちに番組キーワードリストと投稿キーワードリストとを照合する。照合部33は、照合の結果、合致率が所定値以上のキーワードがあるか否かを判定する(ステップS36)。照合部33は、合致率が所定値以上のキーワードがない場合には(ステップS36:否定)、制御処理を終了する。照合部33は、合致率が所定値以上のキーワードがある場合には(ステップS36:肯定)、当該キーワードを合致キーワードとして取得部34に出力する。
取得部34は、照合部33から合致キーワードが入力されると、重要度DB21を参照して、合致キーワードについて重要度を取得する(ステップS37)。取得部34は、合致キーワードの重要度の合計値を算出し、設定部36に出力する(ステップS38)。設定部36は、取得部34から合致キーワードの重要度の合計値が入力される。設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS39)。設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値以上である場合には(ステップS39:肯定)、ワンセグ放送が優先となるように、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を設定し(ステップS40)、制御処理を終了する。設定部36は、例えば、フルセグ放送を視聴中にCN比が15dB未満となったらワンセグ放送に切り替える設定の閾値を、15dBから20dBに変更して設定する。
設定部36は、合致キーワードの重要度の合計値が所定値未満である場合には(ステップS39:否定)、フルセグ放送が優先となるように、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を設定し(ステップS41)、制御処理を終了する。設定部36は、例えば、ワンセグ放送を視聴中にCN比が25dBを超えるとフルセグ放送に切り替える設定の閾値を、25dBから20dBに変更して設定する。
このように、制御処理では、投稿キーワードと番組キーワードとを照合し、合致率が所定値以上の合致キーワードについて重要度を取得し、重要度の合計値に応じて、フルセグ放送とワンセグ放送の切り替えの閾値を変更して設定できる。
このように、情報処理装置である端末装置10は、ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する。また、端末装置10は、投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、投稿キーワードごとに重要度を算出する。また、端末装置10は、投稿キーワードの基礎点、注目度および重要度を、各投稿キーワードに対応付けて重要度データベース21として記憶部20に記憶する。また、端末装置10は、番組キーワードと、投稿キーワードとを照合し、照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、重要度データベース21から重要度を取得する。また、端末装置10は、合致キーワードの重要度に基づいて、受信する放送を切り替える閾値を設定する。その結果、視聴シーンに合わせて受信する放送を切り替えることができる。
また、端末装置10は、受信する放送として、地上デジタルテレビ放送のワンセグ放送と、地上デジタルテレビ放送のフルセグ放送とを切り替える閾値を設定する。その結果、フルセグ放送とワンセグ放送とを視聴シーンに合わせて切り替えることができる。
また、端末装置10は、ワンセグ放送とフルセグ放送とがサイマル放送であり、ワンセグ放送とフルセグ放送とを切り替える閾値を設定する。その結果、同一の内容を放送するフルセグ放送とワンセグ放送とを視聴シーンに合わせて切り替えることができる。
また、端末装置10は、閾値として、重要度が所定値以上の場合に、ワンセグ放送が優先されるように閾値を設定し、重要度が所定値未満の場合に、フルセグ放送が優先されるように閾値を設定する。その結果、視聴の継続性が必要な場合には、早めにワンセグ放送に切り替えることができ、画質を重視したい場合には、可能な限りフルセグ放送で受信することができる。
また、端末装置10は、重要度データベース21に記憶する投稿キーワードとして、予め定められたキーワードを記憶部20に記憶する。また、端末装置10は、投稿キーワードとして、予め定められたキーワードに含まれる投稿キーワードを用いて、番組キーワードと投稿キーワードとを照合する。その結果、キーワードの照合処理を軽減することができる。
また、端末装置10は、投稿キーワードの注目度として、急上昇する注目度がある場合に、ただちに投稿キーワードの重要度を算出する。また、端末装置10は、投稿キーワードとして、ただちに重要度が算出された投稿キーワードを用いて、番組キーワードと投稿キーワードとを照合し、投稿キーワードが合致キーワードである場合に、ただちに算出された重要度を取得する。また、端末装置10は、合致キーワードの重要度として、ただちに算出された重要度に基づいて、閾値を設定する。その結果、インターネット上で急に投稿数が上昇したキーワードに基づいて、視聴シーンに合わせて切り替えることができる。
なお、上記実施例1では、固定端末向け放送であるフルセグ放送と、移動体端末向け放送であるワンセグ放送とを切り替えたが、これに限定されない。端末装置10は、例えば、放送波とビデオオンデマンド等のインターネット上の配信サービスとでサイマル放送が行われている場合に、放送波と配信サービスとを切り替えるようにしてもよい。これにより、例えば、フルセグ放送は受信が難しいが、ワンセグ放送と、携帯電話回線または公衆無線LANとが受信可能な場合に、ワンセグ放送と配信サービスとの間で、視聴シーンに合わせて切り替えることができる。
なお、上記実施例1では、番組情報および字幕情報を放送波から取得したが、これに限定されない。端末装置10は、例えば、番組情報をインターネット上において番組情報を提供しているWebサイトから取得するようにしてもよい。
なお、上記実施例1では、重要度が所定値以上の場合にワンセグ放送を優先としたが、これに限定されない。端末装置10は、例えば、重要度が所定値以上の場合にフルセグ放送を優先とし、重要度が所定値未満の場合にワンセグ放送を優先として、フルセグ放送とワンセグ放送との切り替えの閾値を変更するように設定してもよい。
また、上記実施例1では、端末装置10で投稿キーワードの抽出と重要度の算出とを行ったが、サーバ装置で投稿キーワードの抽出と重要度の算出とを行って重要度データベースを構築しても良く、この場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図7は、実施例2の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、実施例1の端末装置10と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例2の端末装置50が実施例1の端末装置10と異なるところは、サーバ装置で投稿キーワードの抽出と重要度の算出とを行って重要度データベースが構築される点にある。実施例2では、実施例1で示した端末装置10の抽出部31および算出部32で実行された更新処理について、サーバ装置で実行され、端末装置50は、ネットワークNを介してサーバ装置から投稿キーワードリストを取得する。
実施例2の情報処理システム40は、端末装置50とサーバ装置100とを有し、ネットワークNを介して接続されている。実施例2の端末装置50は、制御部30の代わりに制御部70を有する。制御部70は、抽出部31の代わりに抽出部71を有し、取得部34の代わりに取得部74を有する。また、端末装置50は、記憶部20の代わりに、重要度データベースを有しない記憶部60を有する。また、端末装置50の通信部18は、サーバ装置100から投稿キーワードリストと、ただちに照合を行なう通知とを受信する。また、端末装置50の照合部33には、通信部18で受信した投稿キーワードリストおよびただちに照合を行なう通知が入力される。実施例2の端末装置50は、これらの点を除き、端末装置10と同一の構成である。また、実施例2のサーバ装置100は、実施例1の更新処理を実行する抽出部31、算出部32および記憶部20の重要度DB21に相当する。
端末装置50の記憶部60は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部60は、制御部70での処理に用いる情報を記憶する。
抽出部71は、復号部13からPSI/SI情報および字幕情報が入力されると、PSI/SI情報のうちEITから番組情報を取得する。なお、EITには、番組の名称、放送日時および放送内容等の情報が含まれる。抽出部71は、番組情報および字幕情報のうち1つ以上に基づいて番組キーワードを抽出する。なお、番組キーワードの抽出は、例えば、番組の変更時や視聴チャンネルの変更時等に行なうことができる。抽出部71は、抽出された番組キーワードから1つ以上の番組キーワードを有する番組キーワードリストを生成する。抽出部71は、生成された番組キーワードリストを照合部33に出力する。
取得部74は、照合部33から合致キーワードが入力されると、通信部18およびネットワークNを介して、サーバ装置100の後述する重要度DB121を参照して、合致キーワードについて重要度を取得する。取得部74は、合致キーワードが複数ある場合には、それぞれ重要度を取得する。取得部74は、合致キーワードの重要度の合計値を算出し、設定部36に出力する。なお、取得部74は、合致キーワードが1つの場合には、重要度の合計値は当該合致キーワードの重要度となる。
サーバ装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。サーバ装置100は、インターネット上のSNS等から投稿情報を取得して、記憶部120の重要度DB121を更新する。なお、サーバ装置100は、サーバ装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線で接続され、ネットワークNを介して端末装置50との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、重要度DB121を有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
重要度DB121は、実施例1の重要度DB21と同様に、インターネットのSNS等のリアルタイムな投稿情報から抽出する投稿キーワードを記憶する。重要度DB121は、投稿キーワードとして予め定められたキーワードを記憶する。重要度DB121は、各投稿キーワードについて、予め定めた基礎点と、投稿キーワードの出現頻度に基づいて後述する算出部132で算出された注目度と、基礎点と注目度とに基づいて算出部132で算出された重要度とを対応付けて記憶する。
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしても良い。制御部130は、抽出部131と、算出部132と、通知部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図7に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
抽出部131は、通信部110を介してインターネット上のSNS等からリアルタイムな投稿情報を取得して、投稿キーワードを抽出する。抽出部131は、例えば、10秒ごとに投稿情報を取得して、取得した投稿情報から文字列を抽出し、抽出した文字列を構文解析することで投稿キーワードを抽出し、1つ以上の投稿キーワードを有する投稿キーワードリストを生成する。抽出部131は、既に投稿キーワードリストがある場合には、生成された投稿キーワードリストと、既存の投稿キーワードリストとを統合する。また、抽出部131は、投稿キーワードリストの投稿キーワードに、当該キーワードが抽出された投稿情報の投稿時間を対応付ける。抽出部131は、生成または統合された投稿キーワードリストを算出部132および通知部133に出力する。
算出部132は、抽出部131から投稿キーワードリストが入力されると、所定の時間内の出現頻度に基づいて、各投稿キーワードについて注目度を算出する。算出部132は、所定の時間内における重複または類似と判断される投稿キーワードの出現数に応じて注目度を算出する。算出部132は、例えば、10秒ごとに投稿キーワードリストが入力され、投稿キーワード「イチロー」が1回出現していると、注目度を「1」とすることができる。また、算出部132は、算出した注目度と、重要度DB121を参照して取得した基礎点とに基づいて重要度を算出する。算出部132は、算出された注目度および重要度によって、重要度DB121を更新する。
また、算出部132は、注目度が上昇した投稿キーワードがある場合には、当該投稿キーワードの注目度が所定値を超えたか否かを判定する。算出部132は、注目度が所定値を超えた投稿キーワードがある場合には、ただちに投稿キーワードと番組キーワードとの照合を行なう通知を通知部133に出力する。
通知部133は、抽出部131から投稿キーワードリストが入力される。通知部133は、投稿キーワードリストを、通信部110を介して端末装置50に送信する。また、通知部133は、算出部132から、ただちに照合を行なう通知が入力されると、当該通知を、通信部110を介して端末装置50に送信する。
次に、実施例2の情報処理システム40の動作について説明する。情報処理システム40の動作は、実施例1の重要度DB21の更新処理をサーバ装置100で実行し、放送波の制御処理を端末装置50で実行するものである。
サーバ装置100は、重要度DB121の更新処理を実行する。ここで、更新処理は、実施例1の更新処理と次の点を除き同一であるのでその説明は省略する。サーバ装置100は、実施例1のステップS24での投稿キーワードリストの出力先である照合部33の代わりに、投稿キーワードリストを、通信部110を介して端末装置50に送信する。また、サーバ装置100は、実施例1のステップS29でのただちに照合を行なう通知の出力先である照合部33の代わりに、ただちに照合を行なう通知を、通信部110を介して端末装置50に送信する。このように、更新処理によれば、インターネット上のSNS等の投稿情報に基づいて、重要度DB121を更新することができる。
端末装置50は、放送波の制御処理を実行する。ここで、制御処理は、実施例1の更新処理と次の点を除き同一であるのでその説明は省略する。端末装置50は、実施例1のステップS34における照合部33での投稿キーワードリストの取得について、抽出部31から入力される代わりに、通信部18およびネットワークNを介してサーバ装置100から受信した投稿キーワードリストを取得する。また、端末装置50は、実施例1のステップS35で、照合部33が算出部32から、ただちに照合を行なう通知を受け取る代わりに、通信部18およびネットワークNを介してサーバ装置100から受信したただちに照合を行なう通知を受け取る。このように、制御処理では、サーバ装置100から取得した投稿キーワードと番組キーワードとを照合し、合致率が所定値以上の合致キーワードについて重要度を取得し重要度の合計値に応じて、フルセグ放送とワンセグ放送の切り替えの閾値を変更して設定できる。
このように、情報処理システム40は、端末装置50とサーバ装置100とを有し、サーバ装置100は、ネットワークNから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出する。また、サーバ装置100は、投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、投稿キーワードごとに重要度を算出する。また、サーバ装置100は、投稿キーワードの基礎点、注目度および重要度を、各投稿キーワードに対応付けて重要度データベース121として記憶部120に記憶する。また、端末装置50は、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する。また、端末装置50は、番組キーワードと、投稿キーワードとを照合し、照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、サーバ装置100の重要度データベース121から重要度を取得する。また、端末装置50は、合致キーワードの重要度に基づいて、受信する放送を切り替える閾値を設定する。その結果、サーバ装置100から投稿キーワードリストを取得して、視聴シーンに合わせて受信する放送を切り替えることができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、実施例1の抽出部31は、投稿キーワードと番組キーワードとを抽出したが、投稿キーワードと番組キーワードとをそれぞれ抽出するように分離して構成してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図8は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
図8が示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203と、地上デジタルテレビ放送等の音声を出力するスピーカ204とを有する。また、コンピュータ200は、地上デジタルテレビ放送等を受信するTV(Television)チューナ205と、記憶媒体からプログラム等を読み取り、データ等を記憶媒体に書き込む媒体アクセス装置206とを有する。また、コンピュータ200は、他の装置と接続するためのインタフェース装置207と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置208とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM209と、フラッシュメモリ210と、画像を撮像するカメラ211とを有する。また、各装置201〜211は、バス212に接続される。
フラッシュメモリ210には、図1に示した抽出部31、算出部32、照合部33、取得部34および設定部36の各処理部と同様の機能を有する情報処理プログラムが記憶される。また、フラッシュメモリ210には、重要度DB21および情報処理プログラムを実現するための各種データが記憶される。スピーカ204およびカメラ211は、図1に示したスピーカ15およびカメラ16と同様の機能を有する。また、TVチューナ205は、図1に示したTV受信部11、復調部12および復号部13と同様の機能を有する。また、媒体アクセス装置206は、TVチューナ205で受信した放送の映像データを、外部メモリ213に記憶する。
CPU201はフラッシュメモリ210に記憶された各プログラムを読み出して、RAM209に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した抽出部31、算出部32、照合部33、取得部34および設定部36として機能させることができる。
なお、上記の情報処理プログラムは、必ずしもフラッシュメモリ210に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等に接続された装置にこの情報処理プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから情報処理プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する抽出部と、
前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出する算出部と、
前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶する記憶部と、
前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合する照合部と、
前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得する取得部と、
前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する設定部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記設定部は、前記受信する前記放送として、地上デジタルテレビ放送のワンセグ放送と、前記地上デジタルテレビ放送のフルセグ放送とを切り替える閾値を設定することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記設定部は、前記ワンセグ放送と前記フルセグ放送とがサイマル放送であり、前記ワンセグ放送と前記フルセグ放送とを切り替える閾値を設定することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記設定部は、前記閾値として、前記重要度が所定値以上の場合に、前記ワンセグ放送が優先されるように前記閾値を設定し、前記重要度が前記所定値未満の場合に、前記フルセグ放送が優先されるように前記閾値を設定することを特徴とする付記2または3に記載の情報処理装置。
(付記5)前記記憶部は、前記重要度データベースに記憶する前記投稿キーワードとして、予め定められたキーワードを記憶し、
前記照合部は、前記投稿キーワードとして、前記予め定められたキーワードに含まれる前記投稿キーワードを用いて、前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記6)前記算出部は、前記投稿キーワードの前記注目度として、急上昇する前記注目度がある場合に、ただちに前記投稿キーワードの前記重要度を算出し、
前記照合部は、前記投稿キーワードとして、ただちに前記重要度が算出された前記投稿キーワードを用いて、前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合し、
前記取得部は、前記投稿キーワードが前記合致キーワードである場合に、ただちに算出された前記重要度を取得し、
前記設定部は、前記合致キーワードの前記重要度として、ただちに算出された前記重要度に基づいて、前記閾値を設定することを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記7)端末装置が、
ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出し、
前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出し、
前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶部に記憶し、
前記番組キーワードと、前記投稿キーワードとを照合し、
前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得し、
前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する、
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記8)端末装置に、
ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出し、
前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出し、
前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶部に記憶し、
前記番組キーワードと、前記投稿キーワードとを照合し、
前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得し、
前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する、
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記9)情報処理システムは、サーバ装置と、端末装置とを有し、
前記サーバ装置は、
ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出する投稿抽出部と、
前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出する算出部と、
前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶する記憶部と、
前記投稿キーワードと前記注目度と前記重要度とを含む投稿キーワードリストを端末装置に通知する通知部と、を有し、
前記端末装置は、
放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する抽出部と、
前記番組キーワードと、前記投稿キーワードとを照合する照合部と、
前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得する取得部と、
前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する設定部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
10,50 端末装置
11 TV受信部
12 復調部
13 復号部
14 表示部
15 スピーカ
16 カメラ
17 操作部
18 通信部
20,60,120 記憶部
21,121 重要度データベース
30,70,130 制御部
31,71,131 抽出部
32,132 算出部
33 照合部
34,74 取得部
35 検出部
36 設定部
40 情報処理システム
100 サーバ装置
110 通信部
133 通知部
N ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出する抽出部と、
    前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出する算出部と、
    前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶する記憶部と、
    前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合する照合部と、
    前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得する取得部と、
    前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、サイマル放送が行われている前記放送のうち、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する設定部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定部は、前記受信する前記放送として、地上デジタルテレビ放送のワンセグ放送と、前記地上デジタルテレビ放送のフルセグ放送とを切り替える閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定部は、前記閾値として、前記重要度が所定値以上の場合に、前記ワンセグ放送が優先されるように前記閾値を設定し、前記重要度が前記所定値未満の場合に、前記フルセグ放送が優先されるように前記閾値を設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記重要度データベースに記憶する前記投稿キーワードとして、予め定められたキーワードを記憶し、
    前記照合部は、前記投稿キーワードとして、前記予め定められたキーワードに含まれる前記投稿キーワードを用いて、前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、前記投稿キーワードの前記注目度として、急上昇する前記注目度がある場合に、ただちに前記投稿キーワードの前記重要度を算出し、
    前記照合部は、前記投稿キーワードとして、ただちに前記重要度が算出された前記投稿キーワードを用いて、前記番組キーワードと前記投稿キーワードとを照合し、
    前記取得部は、前記投稿キーワードが前記合致キーワードである場合に、ただちに算出された前記重要度を取得し、
    前記設定部は、前記合致キーワードの前記重要度として、ただちに算出された前記重要度に基づいて、前記閾値を設定することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 端末装置が、
    ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出し、
    前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出し、
    前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶部に記憶し、
    前記番組キーワードと、前記投稿キーワードとを照合し、
    前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得し、
    前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、サイマル放送が行われている前記放送のうち、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する、
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 端末装置に、
    ネットワークから取得したリアルタイムな投稿情報に基づいて投稿キーワードを抽出するとともに、放送から取得した番組情報および字幕情報のうち1つ以上の情報に基づいて番組キーワードを抽出し、
    前記投稿キーワードの出現頻度に基づいて注目度を算出し、前記投稿キーワードごとに予め定めた基礎点と、算出された注目度とに基づいて、前記投稿キーワードごとに重要度を算出し、
    前記投稿キーワードの前記基礎点、前記注目度および前記重要度を、前記各投稿キーワードに対応付けて重要度データベースとして記憶部に記憶し、
    前記番組キーワードと、前記投稿キーワードとを照合し、
    前記照合の結果、合致率が所定値以上である合致キーワードについて、前記重要度データベースから前記重要度を取得し、
    前記合致キーワードの前記重要度に基づいて、サイマル放送が行われている前記放送のうち、受信する前記放送を切り替える閾値を設定する、
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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