JP6331247B2 - 対向タンデムフィン構造及び冷却装置 - Google Patents

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Description

この発明は、冷却装置及び冷却装置に好適な構造に関するものである。
従来、冷却装置及び冷却装置に好適な構造には、内部の圧力損失を抑制するために、平形ピン(短冊ピン)を多数配列したものがある(例えば、特許文献1参照)。また、放熱フィンと短冊板やピンとを対向させ、短冊板やピンによって、冷却風を乱して冷却性能を構造させたものがある(例えば、特許文献2参照)。さらに、放熱フィンにスリットを設けて、放熱効果を高めたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−102357号公報(第1図及び第4図) 特開平10−190268号公報(第1図〜第5図) 特開2005−294425号公報(第1図〜第6図)
電子モジュールに実装する電子部品などの発熱体を冷却する場合、熱の放散により冷却するヒートシンクを有する冷却装置が効果的である。近年、電子モジュールは小型化、高密度実装が求められているため、発熱密度が高くなる傾向にある。さらに、車両、艦船といったプラットフォームに電子モジュール(発熱体)を搭載する場合、質量、空間にも制限がある。
しかし、特許文献1に記載の構造では、平形ピン(短冊ピン)の面積を大きくすることが困難であるために、冷却効率を上げるにも限界があるという課題があった。また、特許文献1に記載の構造では、平形ピンによって、構造が複雑化するという課題もあった。同じく、特許文献2に記載の構造では、短冊板やピンによって、構造が複雑化するという課題があった。なお、特許文献3に記載の構造では、放熱フィンにスリットを形成する必要があるため、製造工程が複雑化するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、簡便な構造でありながら、限られた空間において従来よりもさらに高熱伝達率、低圧力損失である対向タンデムフィン構造及び冷却装置を提供することを目的とする。
この発明に係る対向タンデムフィン構造及び冷却装置は、第1発熱体が載置された第1平板と、前記第1平板の前記第1発熱体が載置された面に対して反対側の面と対向して配置され、第2発熱体が前記第1平板と対向する面に対して反対側の面に載置された第2平板と、前記第1平板及び前記第2平板を冷却する風が送風される送風方向に長手方向が一致するように、それぞれ前記送風方向と交差するフィン並び方向に所定の間隔を隔てて複数形成された第1フィンであって、前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の距離が、隣り合う前記第1フィンと第2フィンとの間の距離よりも短い、空間が前記第1フィンの先端と前記第2平板との間に存在し、前記第1フィンの基端が前記第1平板と接触した又は前記第1平板と一体化された第1フィン列と、前記送風方向に長手方向が一致するように、それぞれ前記フィン並び方向に所定の間隔を隔てて複数形成され、前記フィン並び方向に前記第1フィンと交互に配列された前記第2フィンであって、前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の距離が、隣り合う前記第2フィンと前記第1フィンとの間の距離よりも短い、空間が前記第2フィンの先端と前記第1平板との間に存在し、前記第2フィンの基端が前記第2平板と接触した又は前記第2平板と一体化された第2フィン列とを備え、前記送風方向に対して交差する断面における、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた空間の断面積を、前記送風方向に対して交差する断面における前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の空間の断面積よりも広くしたことによって、前記送風方向に送風された場合について、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた部分の風速よりも、前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の空間の風速が早くなることで、前記第2平板の平坦部分における風速が早くなる、及び前記送風方向に対して交差する断面における、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた空間の断面積を、前記送風方向に対して交差する断面における前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の空間の断面積よりも広くしたことによって、前記送風方向に送風された場合について、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた部分の風速よりも、前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の空間の風速が早くなることで、前記第1平板の平坦部分における風速が早くなることを特徴とするものである。
以上のように、この発明によれば、冷却効率を高めることと内部の圧力損失を抑制することを両立し得る対向タンデムフィン構造及び冷却装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(第1平板及び第2平板)の分解図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(第1平板及び第2平板)の分解模式図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の第1平板の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の第2平板の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の風路の説明図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(第1平板及び第2平板)の段面図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の第1平板及び第2平板の位置関係説明図である。 この発明の実施の形態1に係る冷却装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の第1平板の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造の第2平板の構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図1〜9を用いて説明する。図1〜9において、1は第1平板(第1放熱板)、2は第1平板1と対向して配置された第2平板(第2放熱板)である。3はそれぞれ所定の間隔(距離D1)を隔てて複数形成された第1フィン(第1放熱フィン)、3rは第1フィン3の先端と第2平板2との間は空間が存在し、第1フィン3の基端が第1平板1と接触した又は第1平板1と一体化された第1フィン列(第1放熱フィン列)である。第1フィン3の先端と第2平板2との間の距離は、距離d3である。4はそれぞれ所定の間隔(距離D2)を隔てて複数形成された第2フィン(第2放熱フィン)、4rは第2フィン4の先端と第1平板1との間は空間が存在し、第2フィン4の基端が第2平板2と接触した又は第2平板2と一体化された第2フィン列(第2放熱フィン列)である。第2フィン4の先端と第1平板1との間の距離は、距離d4である。第1平板1において第1フィン3(第1フィン列3r)が延在する送風方向に平行な側部は、第1平板1の第1フィン3が形成された平坦部分(平板部分)に対して突起した壁状の第1平板縁端部1eが形成されている。同じく、第2平板2において送風方向に平行な側部は、第2平板2の第2フィン4が形成された平坦部分(平板部分)に対して突起した壁状の第2平板縁端部2eが形成されている。実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造では、第1フィン3(第1フィン列3r)及び第2フィン4(第2フィン列4r)が延在する送風方向に風が流れるようになっている。第1平板1と第2平板2とが同じものであってもよい。この場合は平板12と称する場合がある。第1平板1と第2平板2とが同じものである場合は、第1フィン3及び第2フィン4とはフィン34(放熱フィン34,冷却フィン34)と称する場合がある。第1平板1と第2平板2とが同じものである場合は、第1フィン列3r及び第2フィン列4rとはフィン列34r(放熱フィン列34r,冷却フィン列34r)と称する場合がある。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
図1〜9において、5は第1平板1における第2平板2と対向する面と反対側の面に載置された、又は、接触した第1発熱体、6は第2平板2における第1平板1と対向する面と反対側の面に載置された、又は、接触した第2発熱体、第1発熱体5及び第2発熱体6は、電子モジュールに実装する電子部品や電子モジュール自体を含む発熱する物体(例えば、基板)で、第1平板1及び第2平板2に直接又は間接的に接触させることができるものである。第1発熱体(第2発熱体6)を間接的に第1平板1(第2平板2)へ載置又は接触させる場合は、第1発熱体(第2発熱体6)と第1平板1(第2平板2)との間に放熱シート(放熱フィルム),放熱コンパウンド(放熱グリース),放熱用充填剤を配置する場合などが考えられる。7は送風方向に対して送風する送風ファン(送風機)である。送風ファン7はヒートシンクの空冷用に用いる一般的なものでよく、送風方向に風が流れるように冷却風を送風できるものであればよい。8は第1平板1と第2平板とを固定する固定具である。固定具8は、第1平板1と第2平板2とを締結するネジやボルトなどが想定される。また、本願では、固定具8は、第1平板1の側方に形成された第1平板固定部1fと、第2平板2の側方に形成された第2平板固定部2fとを固定(締結)するものを図示しているが、これに限るものではない。なお、第1平板固定部1fと第1平板縁端部1eとは連続して形成されていてもよい。同じく、第2平板固定部2fと第2平板縁端部2eとは連続して形成されてもよい。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
また、距離D1と距離D2とは等しいので、単に、距離Dを称する場合がある。距離D1は、(2×d1+第2フィン4の厚み)/2に相当し、距離D2は、(2×d1+第1フィン3の厚み)/2に相当する。なお、第1平板1の平坦部分と第2平板2の平坦部分との距離は距離d2である。よって、「距離d2=距離d3+第1フィン3の高さ」,「距離d2=距離d4+第2フィン4の高さ」となる。第1平板1と第2平板2とを距離d2の間隔で配置及び維持するために、第1平板縁端部1e(第1平板固定部1f)と第2平板縁端部2e(第2平板固定部2f)とを重ね合わせる。つまり、第1フィン3の先端が第2平板2の平坦部分に接触しないように(第2フィン4の先端が第1平板1の平坦部分に接触しないように)、第1平板縁端部1e(第1平板固定部1f)及び第2平板縁端部2e(第2平板固定部2f)を形成する必要がある。なお、本願では、第1平板1及び第2平板2を高発熱エリアと称する場合があるが、これは、第1平板1及び第2平板2自体が発熱している場合だけでなく、第1発熱体5及び第2発熱体6が発した熱が伝導している場合も含んでいる。もちろん、第1平板1と第1発熱体5とが一体化していてもよいし、第2平板2と第2発熱体6とが一体化していてもよい。また、第1フィン列3rと第2フィン列4rとに挟まれた空間が風路となる。隣り合う風路は、第1フィン列3rと第2フィン列4rとの分断部分によって連通している。
ここで、図1,図2,図5の詳細を説明する。図1(a)は第1平板1を側方から見た図、図1(b)第1平板1を第1フィン3が形成された側から見た図、図1(c)は第2平板2を側方から見た図、図1(d)第2平板2を第2フィン4が形成された側から見た図、図2(a)は第1平板1を側方から見た模式図、図1(b)第1平板1を第1フィン3が形成された側から見た模式図、図1(c)は第2平板2を側方から見た模式図、図1(d)第2平板2を第2フィン4が形成された側と反対側から見た模式図である。このため、図1(d)では第2フィン4を点線で透視表示している。
図2(e)は第1平板1と第2平板2とを対向させた状態で側方から見た模式図、図2(f)は第1平板1と第2平板2とを距離d2で固定した状態で側方から見た模式図であり、図2(f)は図2(e)の点線で示す円の付近の拡大図に相当するものである。また、図2(f)は図2(e)の点線で示す円の付近の拡大断面図(送風方向に対して交差する断面図)にも相当するものである。図2(f)に示す第1平板1の平坦部分と第2平板2の平坦部分との距離はd2である。さらに、空間Wは、図2(f)に示すように、第1平板1,第2平板2,第1フィン3及び第2フィン4に囲われた空間である。空間N1は、図2(f)に示すように、第1フィン3の先端と第2平板2との間の空間である。空間N2は、図2(f)に示すように、第2フィン4の先端と第1平板1との間の空間である。
図5(a)は対向タンデムフィン構造を側方から見た図、図5(b)は図5(a)に示す線分S−Sで切った対向タンデムフィン構造の断面図、図5(c)は図5(b)に示す線分A−Aで切った対向タンデムフィン構造の断面図、図5(d)は図5(b)に示す線分B−Bで切った対向タンデムフィン構造の断面図、図5(e)は図5(c)に示す線分C−Cで切った対向タンデムフィン構造の断面図である。
なお、図3は図1(b)に相当し、図4は図1(d)に相当する図(第2フィン4を点線で透視表示)である。また、図6は図5(c)に示す断面図の一部を拡大したものである。さらに、図2(f),図5(d)(e),図7,図8に示す断面図は、送風方向に対して交差する断面におけるもののうち、送風方向に対して直交するものを例示している。
図1は第1平板1と第2平板2とを分解した状態を示している。図1(a)(b)及び図2(a)(b)に示すように、第1平板1には、平坦部分(平板部分)に複数の第1フィン3が形成されている。図1(c)(d)及び図2(c)(d)に示すように、第2平板2には、平坦部分(平板部分)に複数の第2フィン4が形成されている。なお、図2(f)に示すように、第1フィン3と第2平板2とが対向し、第2フィン4と第1平板1とが対向しており、さらに、第1フィン3と第2フィン4とが交互に配列され、縦に並んだタンデム状になる。このような状態の第1フィン3及び第2フィン4を、本願では、対向タンデムフィンと称する。つまり、本願は、対向タンデムフィンを有する対向タンデムフィン構造に関するものである。この対向タンデムフィン構造は、発熱する部品である発熱体(第1発熱体5,第2発熱体6)を冷却するヒートシンクとしての構造(形状)である。詳しくは、ヒートシンクの冷却フィン(放熱フィン)形状を提供するものである。
また、図3に示すように、第1平板1における第1フィン3(第1フィン列3r)は、点線で示す第1列に並んだ複数の第1フィン3と、点線で示す第2列に並んだ複数の第1フィン3とは、一点鎖線が囲われた分断部分を挟んで、段違いに配列されている。つまり、第1平板1における第1フィン3(第1フィン列3r)は、送風方向に交差して分断されて第1フィン3が点在する構造を有し、第1フィン列3rの分断された部分(図3に示す一点鎖線が囲われた分断部分)を挟んで対向する複数の第1フィン3同士は、段違いに配列されているといえる。
同じく、図4に示すように、第2平板2における第2フィン4(第2フィン列4r)は、点線で示す第1列に並んだ複数の第2フィン4と、点線で示す第2列に並んだ複数の第2フィン4とは、一点鎖線が囲われた分断部分を挟んで、段違いに配列されている。つまり、第2平板2における第2フィン4(第2フィン列4r)は、送風方向に交差して分断されて第2フィン4が点在する構造を有し、第2フィン列4rの分断された部分(図3に示す一点鎖線が囲われた分断部分)を挟んで対向する複数の第2フィン4同士は、段違いに配列されているといえる。
よって、第1平板1と第2平板2とを重ね合わせて実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造を構成すると、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造は、第1フィン列3r及び第2フィン列4rが、送風方向に交差して分断されて第1フィン3及び第2フィン4が点在する構造を有し、第1フィン列3rの分断された部分を挟んで対向する複数の第1フィン3同士は、段違いに配列され、第2フィン列4rの分断された部分を挟んで対向する複数の第2フィン4同士は、段違いに配列されている。なお、図3及び図4では、第1列と第2列と図示した「列」に対して説明したが、これは他の列でも成り立つことである。また、図3及び図4では、一例として、一ヶ所の分断部分を示したが、この場所以外の分断部分でもよいことはいうまでもない。
図3に示す第1平板1と図4に示す第2平板とを重ね合わせて、第1平板1の平坦部分と第2平板2の平坦部分とを距離を「距離d2」に維持するようにすれば、図5に示す対向タンデムフィン構造が構成される。図5では、第1平板1と第2平板2とは固定具8(ネジ)で締結され、対向タンデムフィンとなっている。このような対向タンデムフィンを有する対向タンデムフィン構造は、平板12を2枚用い、対向させて第1フィン3と第2フィン2をクリアランスである空間N1と空間N2を確保して噛み合わせる構造をとっている。フィン34はベース面(第1平板1の平坦面,第2平板2)の上に起立して形成されており、フィン34が伸びる方向に平行に複数列に配列されている(フィン列34r)。図5では、フィン列34rがそれぞれ12分割されているが、適宜変更可能である。フィン列34rの列数に関しても、適宜変更可能である。
これらのフィン列34rにおいて、分断部分を挟んで、隣り合うものでは、図5(d)(e)に示すように、それぞれの第1フィン3と第2フィン4との位置がずれるように配列されている。これによって、フィン34がずれているので、対向タンデムフィン構造の内部にあるフィン34にも冷却風が当たり、熱伝達率が向上する。詳しくは、図5(c)に示すように、第1フィン3が並べられた第1フィン列3rが分断され、ずれた部分に、分断された第2フィン4が配置されている、換言すると、第2フィン4が並べられた第2フィン列4rが分断され、ずれた部分に、分断された第1フィン3が配置されている。
つまり、特に、図5(c)及び図7から明らかなように、第1フィン3と第2フィンとが交互に直線状に配列されていることで、空間Wを広く設定することが容易となる。第1フィン3と第2フィンとが交互に直線状に配列されているとは、第1フィン列3rの分断された部分を挟んで対向する複数の第1フィン3同士は、分断された部分の間に第2フィン4を挟みこみ、第2フィン列4rの分断された部分を挟んで対向する複数の第2フィン4同士は、分断された部分の間に第1フィン3を挟みこんでいることを指す。
よって、対向タンデムフィン構造の内部にあるフィン34では、図6及び図7に示すように、空間N1を流れる冷却風を含む冷却風が第2フィン4の基端部分(根元部分)に当り、その第2フィン4が冷却される。また、図6及び図7に示すように、空間N2を流れる冷却風を含む冷却風が第1フィン3の基端部分(根元部分)に当り、その第1フィン3が冷却される。したがって、対向タンデムフィン構造の内部にあるフィン34によるベース面(平板12の平坦部分)近傍の高発熱エリアの冷却が促進される。
また、フィン34による対向タンデムフィンは第1フィン3と第2フィン4とを噛み合わせる構造を取ることにより、空間Wよりも、空間N1及び空間N2におけるベース面(平板12の平坦部分)近傍の高発熱エリアにおける冷却風の速度を増すことができる。空間N1及び空間N2よりも空間Wを広く取ることで、対向タンデムフィン構造の内部の圧力損失を抑えることができる。その結果、同じ風量を流した場合、従来のヒートシンクと同等の圧力損失でありながら、高い熱伝達率を得ることができる。
フィン34による対向タンデムフィンは第1フィン3(第1フィン列3r)と第2フィン4(第2フィン列4r)とを対向させて噛み合わせ、一定のクリアランス(空間W,空間N1,空間N2)を保持する構造のヒートシンクといえる。本願では、一定のクリアランス(空間W,空間N1,空間N2)を得るために、図5(a)に示すように、固定具8にネジ8を選択し、このネジ8によって、平板12を締結する場合を示している。しかし、クリアランスを保持することができれば、特に手段は問わない。クリアランス量((空間W,空間N1,空間N2の容積)は冷却するもの(第1発熱体5,第2発熱体6)の場合によって変更、調節する。
実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造は、空間Wよりも、空間N1及び空間N2におけるベース面(平板12の平坦部分)近傍の高発熱エリアにおける冷却風の速度を早くするためには、図6及び図2(f)に示すような構造を採用すればよい。図6及び図2(f)に示す対向タンデムフィン構造は、送風方向に対して交差する断面における、第1平板1,第2平板2,第1フィン3及び第2フィン4に囲われた空間Wの断面積は、送風方向に対して交差する断面における第1フィン3の先端と第2平板2との間の空間N1の断面積よりも広いものである。同じく、図6及び図2(f)に示す対向タンデムフィン構造は、送風方向に対して交差する断面における、第1平板1,第2平板2,第1フィン3及び第2フィン4に囲われた空間Wの断面積は、送風方向に対して交差する断面における第2フィン4の先端と第1平板1との間の空間N2の断面積よりも広いものである。
同じく、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造が、空間Wよりも、空間N1及び空間N2におけるベース面(平板12の平坦部分)近傍の高発熱エリアにおける冷却風の速度を早くするための第1平板1,第2平板2,第1フィン3(第1フィン列3r),第2フィン4(第2フィン列4r)の位置関係(距離関係)は、図8(図6と同じ位置関係)及び図2(f)に示すように、第1平板1と第2平板2との距離d1が、第1フィン3の先端から該先端に対向する部分の第2平板2までの距離d3よりも長いものとなっている。また、第1フィン3の先端から該先端に対向する部分の第2平板2までの距離d3が、隣り合う第1フィン1と第2フィン4との距離d1よりも短いものとなっている。また、図8(図6と同じ位置関係)及び図2(f)に示すように、第1平板1と第2平板2との距離d1が、第2フィン4の先端から該先端に対向する部分の第1平板1までの距離d4よりも長いものとなっている。また、第2フィン4の先端から該先端に対向する部分の第1平板1までの距離d4が、隣り合う第1フィン1と第2フィン4との距離d1よりも短いものとなっている。
したがって、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造は、クリアランスを調節することで過剰でも不足でもない適切な熱伝達率を保持できるヒートシンク構造を容易に得ることができる。なお、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造において、第1フィン3の先端から該先端に対向する部分の第2平板2までの距離が、第2フィン4の先端から該先端に対向する部分の第1平板1までの距離と等しくすることで、第1平板1と第2平板2とを同じものを使用することができる。また、このような構造の場合は、空間N1と空間N2とが同じ容積になる。
次に、実施の形態1に係る冷却装置について説明を行う。実施の形態1に係る冷却装置は、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造を用いた冷却装置であって、図9(点線矢印は、風の流れを示している)に示すように、第1フィン列3r及び第2フィン列4rが延在する送風方向に対して送風することで、風路に冷却風を送って第1平板1及び第2平板2を冷却する送風ファン7を備えたものである。送風方向に対して送風する送風ファン7は、第1平板1及び第2平板2と一体であってもよい。
前述した実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造におけるクリアランスによって、実施の形態1に係る冷却装置は、送風ファン7による送風の風速が、第1平板1,第2平板2,第1フィン3及び第2フィン4に囲われた部分よりも、第1フィン3の先端と第2平板2との間の空間の方が早くなる。よって、実施の形態1に係る冷却装置は、内部の圧力損失を抑えることができる。その結果、同じ風量を流した場合、従来のヒートシンクを用いた冷却装置と同等の圧力損失でありながら、高い熱伝達率を得ることができる。
図10及び図11は、それぞれ、図3及び図4に記載された第1平板1及び第2平板を別の観点で記載したものであり、実際上は、同一のものである。図10及び図11において、9はそれぞれ所定の間隔(距離D1)を隔てて複数形成された第3フィン(第3放熱フィン)、9rは第3フィン9の先端と第2平板2との間は空間が存在し、第3フィン9の基端が第1平板1と接触した又は第1平板1と一体化された第3フィン列(第3放熱フィン列)である。第3フィン9の先端と第2平板2との間の距離は、距離d3である。10はそれぞれ所定の間隔(距離D2)を隔てて複数形成された第4フィン(第4放熱フィン)、10rは第4フィン10の先端と第1平板1との間は空間が存在し、第4フィン10の基端が第2平板2と接触した又は第2平板2と一体化された第4フィン列(第4放熱フィン列)である。第4フィン10の先端と第1平板1との間の距離は、距離d4である。第1平板1において送風方向に平行な側部は、第1平板1の第3フィン9が形成された平坦部分(平板部分)に対して突起した壁状の第1平板縁端部1eが形成されている。同じく、第2平板2において送風方向に平行な側部は、第2平板2の第4フィン10が形成された平坦部分(平板部分)に対して突起した壁状の第2平板縁端部2eが形成されている。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
これまでは、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(実施の形態1に係る冷却装置)を第1フィン3と第2フィンとが交互に直線状に配列されている。つまり、第1フィン列3rの分断された部分を挟んで対向する複数の第1フィン3同士は、分断された部分の間に第2フィン4を挟みこみ、第2フィン列4rの分断された部分を挟んで対向する複数の第2フィン4同士は、分断された部分の間に第1フィン3を挟みこんでいるとして説明してきた。しかし、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(実施の形態1に係る冷却装置)は、図10及び図11に示すように、第1フィン3と第3フィン9とが交互に形成され、第2フィン4と第4フィン10とが交互に設けられ、第1フィン列3r,第3フィン列9rが第1平板1に形成され、第2フィン列4r,第4フィン列10rが第2平板1に形成されていると解してもよい。
つまり、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(実施の形態1に係る冷却装置)は、第1平板1と、この第1平板1と対向して配置された第2平板2と、それぞれ所定の間隔を隔てて複数形成された第1フィン3であって、第1フィン3の先端と第2平板2との間は空間が存在し、第1フィン3の基端が第1平板1と接触した又は第1平板1と一体化された第1フィン列3rと、それぞれ所定の間隔を隔てて複数形成され、第1フィン3と交互に配列された第2フィン4であって、第2フィン4の先端と第1平板1との間は空間が存在し、第2フィン4の基端が第2平板2と接触した又は第2平板2と一体化された第2フィン列4rと、それぞれ所定の間隔を隔てて複数形成された第3フィン9であって、第3フィン9の先端と第2平板2との間は空間が存在し、第3フィン9の基端が第1平板1と接触した又は第1平板1と一体化された第3フィン列9rと、それぞれ所定の間隔を隔てて複数形成され、第3フィン9と交互に配列された第4フィン10であって、第4フィン10の先端と第1平板1との間は空間が存在し、第4フィン10の基端が第2平板2と接触した又は第2平板2と一体化された第4フィン列10rとを備えたものといえる。
また、実施の形態1に係る対向タンデムフィン構造(実施の形態1に係る冷却装置)は、第1フィン列3rと第4フィン列10rとが同じ直線状に配列され、第2フィン列4rと第3フィン列9rとが同じ直線状に配列されているといえる。つまり、図10に第1行と示した複数の第1フィン3と図10に第2行と示した複数の第3フィン9とは、同じ構成のフィンがずれて配置されているものである。同じく、図11に第1行と示した複数の第2フィン4と図11に第2行と示した複数の第4フィン10とは、同じ構成のフィンがずれて配置されているものである。ゆえに、第3フィン9(第3フィン列9r)及び第4フィン10(第4フィン列10r)に関しても、クリアランスである空間W,空間N1,空間N2は、第1フィン3(第1フィン列3r)及び第2フィン4(第2フィン列4r)と同様のこと(位置関係・距離関係)がいえる。
よって、実施の形態1に係る冷却装置は、第1フィン列3r及び第2フィン列4r、並びに、第3フィン列9r及び第4フィン列10rが延在する送風方向に対して送風して、第1平板1(第1発熱体5)及び第2平板2(第2発熱体6)を冷却する送風ファン7を備えたものといえる。

1・・第1平板(第1放熱板)、1e・・第1平板縁端部、1f・・第1平板固定部、2・・第2平板(第2放熱板)、2e・・第2平板縁端部、2f・・第2平板固定部、12・・平板、3・・第1フィン(第1放熱フィン)、3r・・第1フィン列(第1放熱フィン列)、4・・第2フィン(第2放熱フィン)、4r・・第2フィン列(第2放熱フィン列)、34・・フィン(放熱フィン,冷却フィン)、34・・フィン列(放熱フィン列,冷却フィン列)、5・・第1発熱体、6・・第2発熱体、7・・送風ファン(送風機)、8・・固定具(ボルト,ネジなど)、9・・第3フィン(第3放熱フィン)、9r・・第3フィン列(第3放熱フィン列)、10・・第4フィン(第4放熱フィン)、10r・・第4フィン列(第4放熱フィン列)。

Claims (5)

  1. 第1発熱体が載置された第1平板と、前記第1平板の前記第1発熱体が載置された面に対して反対側の面と対向して配置され、第2発熱体が前記第1平板と対向する面に対して反対側の面に載置された第2平板と、前記第1平板及び前記第2平板を冷却する風が送風される送風方向に長手方向が一致するように、それぞれ前記送風方向と交差するフィン並び方向に所定の間隔を隔てて複数形成された第1フィンであって、前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の距離が、隣り合う前記第1フィンと第2フィンとの間の距離よりも短い、空間が前記第1フィンの先端と前記第2平板との間に存在し、前記第1フィンの基端が前記第1平板と接触した又は前記第1平板と一体化された第1フィン列と、前記送風方向に長手方向が一致するように、それぞれ前記フィン並び方向に所定の間隔を隔てて複数形成され、前記フィン並び方向に前記第1フィンと交互に配列された前記第2フィンであって、前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の距離が、隣り合う前記第2フィンと前記第1フィンとの間の距離よりも短い、空間が前記第2フィンの先端と前記第1平板との間に存在し、前記第2フィンの基端が前記第2平板と接触した又は前記第2平板と一体化された第2フィン列とを備え、
    前記送風方向に対して交差する断面における、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた空間の断面積を、前記送風方向に対して交差する断面における前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の空間の断面積よりも広くしたことによって、前記送風方向に送風された場合について、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた部分の風速よりも、前記第1フィンの先端と前記第2平板との間の空間の風速が早くなることで、前記第2平板の平坦部分における風速が早くなる、及び
    前記送風方向に対して交差する断面における、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた空間の断面積を、前記送風方向に対して交差する断面における前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の空間の断面積よりも広くしたことによって、前記送風方向に送風された場合について、前記第1平板,前記第2平板,前記第1フィン及び前記第2フィンに囲われた部分の風速よりも、前記第2フィンの先端と前記第1平板との間の空間の風速が早くなることで、前記第1平板の平坦部分における風速が早くなることを特徴とする対向タンデムフィン構造。
  2. 前記第1フィン列及び前記第2フィン列は、前記送風方向に交差して分断されて前記第1フィン及び前記第2フィンが点在する構造を有し、前記第1フィン列の分断された部分を挟んで対向する複数の前記第1フィン同士は、段違いに配列され、前記第2フィン列の分断された部分を挟んで対向する複数の前記第2フィン同士は、段違いに配列された請求項1に記載の対向タンデムフィン構造。
  3. 前記第1平板は、前記第1発熱体と一体である請求項1又は請求項2に記載の対向タンデムフィン構造。
  4. 前記第2平板は、前記第2発熱体と一体である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の対向タンデムフィン構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の対向タンデムフィン構造を用いた冷却装置であって、前記送風方向に送風して、前記第1平板及び前記第2平板を冷却する送風ファンを備えた冷却装置。
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