JP2009290004A - ヒートシンク - Google Patents
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Abstract
【課題】高い放熱性能を有するヒートシンクを提供する。
【解決手段】ヒートシンク1のベースプレート2の表面2aに、ベースプレート2の左右方向Wに所定のピッチPで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィン3からなるフィン群3A〜3Dが、複数列、ベースプレート2の前後方向Lに並んでベースプレート2と一体に形成されている。ベースプレート2の前後方向Lが冷却風の流れ方向9に設定されている。冷却風の流れ方向視において、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間の左右方向のずれ量Sが、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って変化している。
【選択図】図4
【解決手段】ヒートシンク1のベースプレート2の表面2aに、ベースプレート2の左右方向Wに所定のピッチPで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィン3からなるフィン群3A〜3Dが、複数列、ベースプレート2の前後方向Lに並んでベースプレート2と一体に形成されている。ベースプレート2の前後方向Lが冷却風の流れ方向9に設定されている。冷却風の流れ方向視において、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間の左右方向のずれ量Sが、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って変化している。
【選択図】図4
Description
本発明は、発熱体を冷却するヒートシンク及び該ヒートシンクを備えた自動車に関する。
電気自動車やハイブリッド車等の自動車に搭載される発熱デバイスとしてのバッテリや走行モータ制御デバイスなど、あるいはコンピュータに搭載されるCPUやGPUなどの発熱体には、一般に、発熱体を冷却するヒートシンクが取り付けられている。
ヒートシンクとしては、従来より様々な形状のものが知られており、近年、放熱性能の向上を図るため、図11及び12に示したヒートシンクが開発されている(非特許文献1参照)。
同図に示したヒートシンク51では、ベースプレート52の表面に、ベースプレート52の左右方向Wに所定のピッチPで並んだ多数の立ち上がり状の放熱フィン53からなるフィン群53A〜53Hが、複数列(同図では8列)、ベースプレート52の前後方向Lに並んでベースプレート52と一体に形成されている。図12において、Cは、各フィン53の中心軸である。また、ベースプレート52の前後方向Lが冷却風の流れ方向59に設定されている。
さらに、複数列のフィン群53A〜53Hをベースプレート52の前側から後側に向かって順に一列ずつ数えて奇数列目(1、3、5、7列目)のフィン群53A、53C、53E、53Gでは、フィン53の根元からその上側近傍までの部位53xは、ヒートシンク52の表面52aの法線Nに対して右側にフィン53の根元から折曲しており、更に、フィン53の根元の上側近傍から先端までの部位53yは、法線Nと平行に配置されている。一方、偶数列目(2、4、6、8列目)のフィン群53B、53D、53F、53Hでは、フィン53は、その根元から先端までの全体に亘って法線Nと平行に配置されており、即ちベースプレート52の表面52aに垂直に配置されている。その結果、このヒートシンク53では、図12に示すように、冷却風の流れ方向視(即ちベースプレート52の正面視)において、奇数列目のフィン群53A、53C、53E、53Gのフィン53の根元の上側近傍から先端までの部位53yは、偶数列目のフィン群53B、53D、53F、53Hのフィン53に対して右側に所定のずれ量Sでずれている。同図では、ずれ量SはフィンピッチPに対して半分(即ちS=P/2)に設定されている。
三協マテリアル株式会社 カタログ「ヒートシンク オフセットSSタイプ」,[2008年4月7日検索],URL:http://www.sankyo-material.co.jp/pdf/heatsink#ss.pdf,又は、http://www.sankyo-material.co.jp/p#03#08.html
三協マテリアル株式会社 カタログ「ヒートシンク オフセットSSタイプ」,[2008年4月7日検索],URL:http://www.sankyo-material.co.jp/pdf/heatsink#ss.pdf,又は、http://www.sankyo-material.co.jp/p#03#08.html
而して、近年、発熱体からの発熱量が増大し、これに伴い、ヒートシンクの放熱性能の更なる向上が要求されるようになってきている。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、高い放熱性能を有するヒートシンク及びこれを備えた自動車を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
ここで本明細書及び特許請求の範囲では、説明の便宜上、ベースプレートの前後方向を冷却風の流れ方向とし、また複数のフィンが所定のピッチで並んだ方向を左右方向と定義する。
[1] ベースプレートの表面に、ベースプレートの左右方向に所定のピッチで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィンからなるフィン群が、複数列、ベースプレートの前後方向に並んでベースプレートと一体に形成されるとともに、
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間の左右方向のずれ量が、フィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域に亘って変化していることを特徴とするヒートシンク。
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間の左右方向のずれ量が、フィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域に亘って変化していることを特徴とするヒートシンク。
[2] 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、前記他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差している前項1記載のヒートシンク。
[3] ベースプレートの表面に、ベースプレートの左右方向に所定のピッチで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィンからなるフィン群が、複数列、ベースプレートの前後方向に並んで、ベースプレートと一体に形成されるとともに、
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差していることを特徴とするヒートシンク。
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差していることを特徴とするヒートシンク。
[4] フィンの断面は先細り形状である前項1〜3のいずれかに記載のヒートシンク。
[5] 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群のフィンは、前記他方のフィン群のフィンに対して相対的に左側又は右側にフィンの根元から折曲している前項1〜4のいずれかに記載のヒートシンク。
[6] 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群のフィンと前記他方のフィン群のフィンとは、ベースプレートの表面の法線に対して互いに左右反対側にフィンの根元から折曲している前項1〜4のいずれかに記載のヒートシンク。
[7] ベースプレートの前後方向に押出成形された押出型材を素材にして製作されている前項1〜6のいずれかに記載のヒートシンク。
[8] 前項1〜7のいずれかに記載のヒートシンクが発熱デバイスに取り付けられている自動車。
本発明は以下の効果を奏する。
[1]の発明では、冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二つのフィン群のうち一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間の左右方向のずれ量が、フィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域に亘って変化している。これにより、冷却風が複数列のフィン群の各フィン間を上流側から下流側へベースプレートの前後方向に流れる際に、冷却風の流れがフィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域に亘ってフィンの高さ方向に乱されて、その結果、冷却風がフィンの高さ方向にも多く流れるようになる。これにより、ヒートシンクの放熱性能が向上する。したがって、[1]の発明によれば、高い放熱性能を有するヒートシンクを提供できる。
さらに、このヒートシンクは高い放熱性能を有しているので、フィンの高さを小さく設計できるし、ヒートシンクの設置スペースについて省スペース化を図ることができるし、ヒートシンクの軽量化を図ることができるし、ヒートシンクの材料量の削減を図ることができる。
[2]の発明では、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差している。これにより、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間にベースプレートの前後方向に真直に貫通して形成された全ての冷却風通路の合計断面積が、フィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域においてフィンの高さ位置によって異なるようになる。そのため、冷却風がベースプレートの前後方向に流れる際に、冷却風の流れがフィンの高さ方向により多く乱されて、その結果、冷却風がフィンの高さ方向にもより多量に流れるようになる。これにより、ヒートシンクの放熱性能が更に向上する。
[3]の発明では、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差している。これにより、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間にベースプレートの前後方向に真直に貫通して形成された全ての冷却風通路の合計断面積が、フィンの根元位置から先端位置までの高さ領域のうち少なくとも一部の領域においてフィンの高さ位置によって異なるようになる。そのため、冷却風がベースプレートの前後方向に流れる際に、冷却風の流れがフィンの高さ方向に乱されて、その結果、冷却風がフィンの高さ方向にも流れるようになる。これにより、ヒートシンクの放熱性能が向上する。
[4]の発明では、フィンの断面が先細り形状であることにより、冷却風のフィン高さ方向への流量を増大することができる。これにより、ヒートシンクの放熱性能が更に向上する。
[5]の発明では、ヒートシンクの放熱性能を確実に向上させることができる。
[6]の発明では、ヒートシンクの放熱性能を確実に向上させることができる。さらに、各フィン群についてフィンの曲げ量を低減することができ、もってフィンの曲げ加工を容易に行うことができる。
[7]の発明では、高い放熱特性を有するヒートシンクを低コストで提供できる。
[8]の発明では、発熱デバイスから発生した熱を効果良く放出することができる。
次に、本発明の幾つかの実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1〜6は、本発明の第1実施形態に係るヒートシンクを説明する図である。
このヒートシンク1は、発熱体11から発生した熱を放出するためのものであり、平面視方形状(例:正方形状や長方形状)のベースプレート2を備えている。図3に示すように、このベースプレート2の裏面2bには発熱体11が当接して配置されるとともに、この状態でヒートシンク1が発熱体11に固定状態に取り付けられる。
発熱体11は、電気自動車やハイブリッド車等の自動車に搭載される発熱デバイスであり、具体的には自動車のバッテリ、走行モータ制御デバイス、パワーデバイス、走行モータ、蓄電装置、インバータ、コンバータ等である。
図1〜4に示すように、ベースプレート2の表面2aには、ベースプレート2の左右方向Wに所定のピッチPで並んだ多数の立ち上がり状の放熱フィン3からなるフィン群3A〜3Dが、複数列、ベースプレート2の前後方向Lに並んでベースプレート2と一体に形成されている。なお以下ではフィン3のピッチPを「フィンピッチP」という。各フィン3の形状は、ベースプレート2の前後方向Lに延びた薄板状である。また本第1実施形態では、フィン群3A〜3Dの数は4列である。ただし本発明では、フィン群の数は4列であることに限定されるものではなく、その他に、例えば2列や3列であっても良いし、5列以上であっても良い。
このヒートシンク1は、図5及び6に示すように、ベースプレート2の前後方向Lに押出成形されたアルミニウム(その合金を含む)押出型材を素材10にし、これに所定の加工(詳述するとフィン3の曲げ加工等)を施すことにより製造されたものである。Eは、素材10(押出型材)の押出方向を示している。このヒートシンク1の製造方法については後述する。
図1及び2に示すように、このヒートシンク1は、ベースプレート2の前後方向Lが冷却風の流れ方向9に設定されており、詳述すると、ベースプレート2の前側から後側へ冷却風が流れるように設定されている。図2に示すように、ベースプレート2の前方近傍には、冷却空気等の冷却風をベースプレート2の前側(上流側)から後側(下流側)へ送る送風ファン等の送風手段12が配置されており、この送風手段12によって冷却風がベースプレート2の前側から後側へ流れるものとなされている。
ベースプレート2の左右方向Wの長さは例えば50〜500mmに設定され、ベースプレート2の前後方向Lの長さは例えば80〜400mmに設定されている。ベースプレート2のフィン形成領域部における厚さは例えば3〜50mmに設定されており、ベースプレート2の左右両端部の厚さはフィン形成領域部における厚さよりも少し薄く設定されている。ただし本発明では、ベースプレート2の寸法は上記の範囲であることに限定されるものではなく、発熱体11の寸法や発熱体11からの発熱量に応じて設定されるものである。
また、全てのフィン3の寸法は、フィン3が所定方向に折曲していることを除いて互いに同一に設定されている。図4に示すように、フィン3の断面は先細り形状であり、フィン3の左右両側面の間の角度は例えば0.5〜5°に設定されている。また本発明では、フィン3の根元部の厚さt0は特に限定されるものではないが、1〜10mmに設定されるのが望ましく、フィン3の先端部の厚さt1は特に限定されるものではないが、0.5〜8mmに設定されるのが望ましく、ベースプレート2の表面2aからのフィン3の高さは特に限定されるものではないが、10〜100mmに設定されるのが望ましく、フィン3の根元における左右方向WのフィンピッチPは特に限定されるものではないが、2〜20mmに設定されるのが望ましい。
また、図4に示すように、冷却風の流れ方向視において、全てのフィン群3A〜3Dのうち最も前側に配置されたフィン群3Aの各フィン3の左右方向Wの根元位置は、その他の各フィン群3B〜3Dの各フィン3の左右方向Wの根元位置と一致している。
また、図2に示すように、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群{3A、3B}{3B、3C}{3C、3D}の間には、それぞれ隙間5が形成されている。本発明では、この隙間5の大きさGは特に限定されるものではないが、0.5〜20mmに設定されるのが望ましい。
ここで本第1実施形態では、説明の便宜上、全てのフィン群3A〜3Dの中から、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群{3A、3B}{3B、3C}{3C、3D}として、全てのフィン群3A〜3Dをベースプレート2の前側から後側に向かって順に一列ずつ数えて1列目のフィン群3Aと2列目のフィン群3Bを選択し、1列目のフィン群3A及び2列目のフィン群3Bをそれぞれ「一方のフィン群」及び「他方のフィン群」として以下に説明する。
図4に示すように、冷却風の流れ方向視、即ちヒートシンク1(ベースプレート2)の正面視において、一方のフィン群3Aの各フィン3の左右方向Wの根元位置と、他方のフィン群3Bの各フィン3の左右方向Wの根元位置は、互いに一致している。
さらに、一方のフィン群3Aの各フィン3は、ベースプレート2の表面2aの法線Nに対して右側にフィン3の根元から折曲(傾倒)している。他方のフィン群3Bの各フィン3は、法線Nに対して一方のフィン群3Aのフィン3の折曲側とは反対側、即ち左側にフィン3の根元から折曲(傾倒)している。これにより、一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間の左右方向Wのずれ量Sは、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って、フィン3の高さ方向Hに漸次増大するように連続して変化している。なお本発明では、上記第1実施形態とは反対に、一方のフィン群3Aのフィン3は法線Nに対して左側に折曲し、他方のフィン群3Bのフィン3は法線Nに対して右側に折曲していても良い。
さらに、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3Aの左右方向Wの少なくとも中間部に配置された各フィン3は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいて他方のフィン群3Bのフィン3に対してフィン3の根元部を除いて少なくとも1箇所交差している。本第1実施形態では、図3に示すように、一方のフィン群3Aの全フィン3のうち当該フィン群3Aの右端部に配置された2個のフィン3zを除いた各フィン3が、他方のフィン群3Bのフィン3に対してフィン3の根元部を除いて2箇所交差している。なお図4において、6は、一方のフィン群3Aの各フィン3が他方のフィン群3Bのフィン3と交差した交差部を示している。したがって、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間には、ベースプレート2の前後方向Lに真直に貫通した多数の断面菱形状や三角形状の冷却風通路7が形成されており、これらの冷却風通路7の合計断面積は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいてフィン3の高さ位置によって異なっている。
一方のフィン群3Aの各フィン3の法線Nに対する折曲角θ1、詳述すると一方のフィン群3Aの各フィン3の中心軸C1の法線Nに対する折曲角θ1は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って一定に設定されている。本発明では、この折曲角θ1は特に限定されるものではないが、2〜40°に設定されるのが望ましい。
他方のフィン群3Bの各フィン3の法線Nに対する折曲角θ2、詳述すると他方のフィン群3Bの各フィン3の中心軸C2の法線Nに対する折曲角θ2は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って一定に設定されている。本発明では、この折曲角θ2は特に限定されるものではないが、2〜40°に設定されるのが望ましい。
したがって、一方のフィン群3Aのフィン3は、他方のフィン群3Bのフィン3に対して相対的に右側にθ1とθ2を合計した折曲角{θ1+θ2}で折曲している。
本第1実施形態では、一方のフィン群3Aの各フィン3の法線Nに対する折曲角θ1の大きさ(絶対値)と、他方のフィン群3Bの各フィン3の法線Nに対する折曲角θ2の大きさ(絶対値)は、等しく設定されている。ここで本発明では、折曲角θ1と折曲角θ2はそれぞれ個別に設定されるものであり、例えはθ1の大きさとθ2の大きさは互いに異なっていても良い。しかし、本第1実施形態のように特にθ1の大きさとθ2の大きさは等しく設定されるのが、冷却風が左右に均等に流れるようになり、その結果、発熱体11を左右に均等に冷却し得るようになる点で望ましい。
本第1実施形態のヒートシンク1では、全てのフィン群3A〜3Dの各フィン3は、ベースプレート2の前後方向L(即ち冷却風の流れ方向9)において、各フィン群毎に法線Nに対して左右交互に折曲している。すなわち、全てのフィン群3A〜3Dをベースプレート2の前側から後側に向かって順に一列ずつ数えて奇数列目(1、3列目)のフィン群3A、3Cの各フィン3は、ベースプレート2の表面2aの法線Nに対して右側にフィン3の根元から折曲している。一方、偶数列目(2、4列目)のフィン群3B、3Dの各フィン3は、法線Nに対して左側にフィン3の根元から折曲している。さらに、奇数列目(1、3列目)のフィン群3A、3Cのフィン3の折曲角θ1は互いに等しく設定されており、偶数列目(2、4列目)のフィン群3B、3Dのフィン3の折曲角θ2は互いに等しく設定されている。
而して、本第1実施形態のヒートシンク1によれば、発熱体11から発生した熱は、ベースプレート2に伝導して全てのフィン群3A〜3Dのフィン3から放出される。これにより、発熱体11の温度が所定温度以上に上昇しないよう抑制される。
次に、本実施形態のヒートシンクの製造方法について、簡単に説明すると次のとおりである。
まず、ヒートシンク素材10として、図6に示したアルミニウム押出型材製の素材を準備する。このシートシンク素材10は、次のように製造されたものである。すなわち、図5に示すように、ベースプレート2の前後方向Lに押出成形されたヒートシンク素材10を準備する。Eは、上述したように素材10の押出方向を示している。図5に示したヒートシンク素材10は、ベースプレート2の表面に、ベースプレート2の左右方向Wに所定のフィンピッチPで並んだ多数の立ち上がり状の放熱フィン本体4が、ベースプレート2の前後方向L(即ち押出方向E)に延びてベースプレート2と一体に形成されている。各フィン本体4は、薄板状であり、ベースプレート2の表面に垂直に配置されており、即ちベースプレート2の表面の法線Nに対して平行に配置されている。
次いで、ヒートシンク素材10の多数のフィン本体4を切削加工により4列のフィン群3A〜3Dに分断する。これにより、図6に示したヒートシンク素材が得られる。
次いで、ヒートシンク素材10の各フィン群のフィン3を所定の折曲方向に曲げ加工する。これにより、図1に示した所望するヒートシンク1が製造される。
而して、本第1実施形態のヒートシンク1には次の利点がある。
図4に示すように、冷却風の流れ方向視において、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群3A、3Bのうち一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間の左右方向Wのずれ量Sが、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘って変化している。したがって、冷却風をヒートシンク1に向けて流すと、冷却風は4列のフィン群3A〜3Dの各フィン3間を左右に蛇行しながらベースプレート2の前側から後側へ流れる。この際に、冷却風の流れがフィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zに亘ってフィン3の高さ方向Hに乱される。その結果、冷却風がフィン3の高さ方向Hにも多く流れるようになる。これにより、ヒートシンク1の放熱性能が向上する。したがって、このヒートシンク1は、高い放熱性能を有している。
さらに、このヒートシンク1は高い放熱性能を有しているので、フィン3の高さを小さく設計できるし、ヒートシンク1の設置スペースについて省スペース化を図ることができるし、ヒートシンク1の軽量化を図ることができるし、ヒートシンク1の材料量の削減を図ることができる。
さらに、このヒートシンク1では、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3Aの左右方向Wの少なくとも中間部に配置された各フィン3は、他方のフィン群3Bのフィン3に対してフィン3の根元部を除いて少なくとも一箇所交差している。これにより、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3との間にベースプレート2の前後方向Lに真直に貫通して形成された全ての冷却風通路7の合計断面積が、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいてフィン3の高さ位置によって異なるようになる。そのため、冷却風がベースプレート2の前後方向Lに流れる際に、冷却風の流れがフィン3の高さ方向Hにより多く乱されて、その結果、冷却風がフィン3の高さ方向Hにもより多量に流れるようになる。これにより、ヒートシンク1の放熱性能が更に向上する。
さらに、このヒートシンク1では、フィン3の断面が先細り形状であることにより、冷却風のフィン高さ方向Hへの流量を増大することができる。これにより、ヒートシンク1の放熱性能が更に向上する。
さらに、このヒートシンク1では、冷却風の流れ方向視において、各フィン群のフィン3は、フィン3の根元から折曲しているので、ヒートシンク1の放熱性能を確実に向上させることができる。
さらに、このヒートシンク1では、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3Aのフィン3と他方のフィン群3Bのフィン3とは、法線Nに対して互いに左右反対側に折曲している。これにより、各フィン群についてフィン3の曲げ量を低減することができ、もってフィン3の曲げ加工を容易に行うことができる。
さらに、このヒートシンク1では、ベースプレート2の前後方向Lに押出成形された押出型材を素材10にして製作されたものであるから、ヒートシンク1を低コストで製作することができる。
また、本第1実施形態のヒートシンク1が発熱体11としての発熱デバイスに取り付けられた自動車によれば、発熱デバイス(発熱体11)から発生する熱を効果的に放出することができる。
図7及び8は、本発明の第2実施形態に係るヒートシンクを説明する図である。
このヒートシンク1では、フィン3の高さが、上記第1実施形態のヒートシンク1のフィン3よりも高く設定されている。そのため、図8に示すように、冷却風の流れ方向視において、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群3A、3Bのうち、一方のフィン群3Aの左右方向Wの少なくとも中間部に配置された各フィン3は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいて他方のフィン群3Bのフィン3に対してフィン3の根元部を除いて3箇所(その交差部6)交差している。したがって、本第2実施形態のヒートシンク1でも上記第1実施形態のヒートシンクと同じく、全ての冷却風通路7の合計断面積は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいてフィン3の高さ位置によって異なっている。
本第2実施形態のヒートシンク1の他の構成は、上記第1実施形態のヒートシンクと同じである。
図9及び10は、本発明の第3実施形態に係るヒートシンクを説明する図である。
このヒートシンク1では、ベースプレート2の前後方向Lに互いに隣り合う二列のフィン群のうち、一方のフィン群3A、3Cのフィン3は、ベースプレート2の表面2aの法線Nに対して右側にフィン3の根元から折曲している。一方、他方のフィン群3B、3Dのフィン3は、法線Nに対して折曲しておらず、即ち法線Nと平行に配置されている。詳述すると、全てのフィン群をベースプレート2の前側から後側に向かって順に一列ずつ数えて奇数列目(1、3列目)のフィン群3A、3Cのフィン3は、ベースプレート2の表面2aの法線Nに対して右側にフィン3の根元から折曲している。一方、偶数列目(2、4列目)のフィン群3B、3Dのフィン3は、法線Nに対して折曲しておらず、即ち法線Nと平行に配置されている。
また、図10に示すように、冷却風の流れ方向視において、一方のフィン群3A、3Cの左右方向Wの少なくとも中間部に配置された各フィン3は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいて他方のフィン群3B、3Dのフィン3に対してフィン3の根元部を除いて1箇所(その交差部6)交差している。したがって、本第3実施形態のヒートシンク1でも上記第1実施形態のヒートシンクと同じく、全ての冷却風通路7の合計断面積は、フィン3の根元位置Z0から先端位置Z1までの全高さ領域Zにおいてフィン3の高さ位置によって異なっている。
なお本発明では、本第3実施形態のヒートシンク1において、奇数列目(1、3列目)のフィン群3A、3Cのフィン3は、法線Nに対して左側に折曲していても良い。また、奇数列目(1、3列目)のフィン群3A、3Cのフィン3が法線Nと平行に配置されるとともに、偶数列目(2、4列目)のフィン群3B、3Dのフィン3が法線Nに対して右側又は左側に曲折していても良い。
本第3実施形態のヒートシンク1の他の構成は、上記第1実施形態のヒートシンクと同じである。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々に変更可能である。
例えば、上記実施形態では、発熱体11は、自動車に搭載される発熱デバイスとしてバッテリ、走行モータ制御デバイス等であるが、本発明では、発熱体11は自動車に搭載される発熱デバイスであることに限定されるものではなく、その他に、例えば、コンピュータに搭載される発熱デバイスとしてCPUやGPU等であっても良い。
本発明は、発熱体を冷却するヒートシンクに利用可能である。
1:ヒートシンク
2:ベースプレート
2a:ベースプレートの表面
3A〜3D:フィン群
3:放熱フィン
6:交差部
7:冷却風通路
9:冷却風の流れ方向
10:ヒートシンク素材
11:発熱体
N:ベースプレートの表面の法線
2:ベースプレート
2a:ベースプレートの表面
3A〜3D:フィン群
3:放熱フィン
6:交差部
7:冷却風通路
9:冷却風の流れ方向
10:ヒートシンク素材
11:発熱体
N:ベースプレートの表面の法線
Claims (8)
- ベースプレートの表面に、ベースプレートの左右方向に所定のピッチで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィンからなるフィン群が、複数列、ベースプレートの前後方向に並んでベースプレートと一体に形成されるとともに、
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群のフィンと他方のフィン群のフィンとの間の左右方向のずれ量が、フィンの根元位置から先端位置までの全高さ領域に亘って変化していることを特徴とするヒートシンク。 - 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、前記他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差している請求項1記載のヒートシンク。
- ベースプレートの表面に、ベースプレートの左右方向に所定のピッチで並んだ複数の立ち上がり状の放熱フィンからなるフィン群が、複数列、ベースプレートの前後方向に並んで、ベースプレートと一体に形成されるとともに、
ベースプレートの前後方向が冷却風の流れ方向に設定されており、
冷却風の流れ方向視において、ベースプレートの前後方向に互いに隣り合う二列のフィン群のうち一方のフィン群の左右方向の少なくとも中間部に配置された各フィンは、他方のフィン群のフィンに対してフィンの根元部を除いて少なくとも一箇所交差していることを特徴とするヒートシンク。 - フィンの断面は先細り形状である請求項1〜3のいずれかに記載のヒートシンク。
- 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群のフィンは、前記他方のフィン群のフィンに対して相対的に左側又は右側にフィンの根元から折曲している請求項1〜4のいずれかに記載のヒートシンク。
- 冷却風の流れ方向視において、前記一方のフィン群のフィンと前記他方のフィン群のフィンとは、ベースプレートの表面の法線に対して互いに左右反対側にフィンの根元から折曲している請求項1〜4のいずれかに記載のヒートシンク。
- ベースプレートの前後方向に押出成形された押出型材を素材にして製作されている請求項1〜6のいずれかに記載のヒートシンク。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のヒートシンクが発熱デバイスに取り付けられている自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141336A JP2009290004A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | ヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008141336A JP2009290004A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | ヒートシンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009290004A (ja) |
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2008
- 2008-05-29 JP JP2008141336A patent/JP2009290004A/ja active Pending
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