JP6330627B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車両用表示装置に関する。
従来、車両に搭載される車両用表示装置が知られている。例えば、特許文献1に開示されている車両用表示装置は、互いに並んで配置され、車両の状態量を前方に向けて表示する複数の状態量表示領域と、前方に突出し、各状態量表示領域をそれぞれ個別に取り囲むように形成される複数の装飾部材と、各状態量表示領域の間から各装飾部材の後方まで達する画像表示パネルとを備えている。具体的に、各状態量表示領域では文字板が、透明な部材を露出させた指標としての目盛及び目盛数字と、遮光着色面とによる目盛部を形成している。また、画像表示パネルは、液晶表示部となっており、当該液晶表示部のうち液晶が封止されない非液晶部分を透過する光が文字板の目盛部の照明を行ない、さらに目盛部の光を受けて、装飾部材がリング状に照明される。
特開2010−127832号公報
しかしながら、各状態量表示領域の間に画像表示パネルを設ける車両用表示装置において、画像表示パネルの表示スペースを確保しようとすると、複数の状態量表示領域が離れすぎて一体感を欠いてしまい、車両用表示装置の見栄えが十分ではないことが懸念される。このような状況において、特許文献1に開示の車両用表示装置では、目盛部の光を受けて、装飾部材がリング状に照明されるため、各装飾部材のうち互いに対向する箇所を十分に注目させることができない。この結果、一体感が十分得られないため、見栄えを改善することが十分にできなかった。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、見栄えの良い車両用表示装置を提供することにある。
本発明は、車両に搭載される車両用表示装置であって、
互いに並んで配置され、車両の状態量を前方に向けて表示する複数の状態量表示領域(2a,2b)と、
前方に突出し、各状態量表示領域をそれぞれ個別に取り囲むように形成される複数の装飾部材(40)と、
各状態量表示領域の間において画像を表示する画像表示パネル(32)とを備え、
各装飾部材は、互いに対向する部分において発光する発光部(42)と、
取り囲む状態量表示領域を挟んで発光部とは反対側において発光が発光部よりも規制される発光規制部(44)と、を有し、
発光部及び発光規制部は、基材を透光性に形成し、発光部は、発光部のうち後方に位置する後面(42b)を通して後方からの光を前方へ透過させ、発光規制部は、後方からの光の透過を発光規制部のうち後方に位置する後面(44b)にて規制することを特徴とする。
このような発明によると、各装飾部材の互いに対向する部分において、発光部が発光する。これによれば、前方に突出した各装飾部材のうち近い箇所同士が発光により注目を集めるので、視線がこの近い箇所に集中することで複数の状態量表示領域の離れすぎが意識されることを抑制することができる。したがって、見栄えが十分でない箇所への意識抑制による見栄えの良い車両用表示装置を提供することができる。
なお、括弧内の符号は、記載内容の理解を容易にすべく、後述する実施形態において対応する構成を例示するものに留まり、発明の内容を限定することを意図したものではない。
一実施形態における車両用表示装置の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2の一部を拡大して示す拡大図であって、光源の光及び画像表示パネルの画像の光の進み方を模式的に示す図である。 一実施形態における車両用表示装置にて実施されるフローチャートである。 変形例1における図3に対応する図である。 変形例2における図2に対応する図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す本発明の一実施形態による車両用表示装置100は、車両に搭載され、座席と向かい合うインストルメントパネルに設置されている。車両用表示装置100は、コンビネーションメータ1及び制御ユニット5等から構成され、これら要素1,5はケース部10に収容されている。
車両用表示装置100は、コンビネーションメータ1において、複数の状態量表示領域2a,2b、及び画像表示領域3を備えている。
状態量表示領域2a〜bは、本実施形態では2つ設けられ、互いに左右に並んで配置され、それぞれが個別に装飾部材40に取り囲まれた略円状の領域となっている。各状態量表示領域2a〜bでは、光源22により照明された表示板26に形成された指標26aを、指針28が指示することにより、車両の状態量が前方に向けて表示される。特に本実施形態において、前方から見て左側の状態量表示領域2aでは、状態量としての車速が表示され、右側の状態量表示領域2bでは状態量としてのエンジン回転数が表示される。
画像表示領域3は、各状態量表示領域2a〜bの間に配置され、画像表示パネル32によって画像が前方に向けて表示される。ここで、画像は、車両の運転に必要な車両情報につきその種を固定して又は切り換えて報知するものであり、そうした車両情報としては、例えば燃費、冷却水温度、シフトチェンジ、道路交通情報、警報情報等が採用されている。
制御ユニット5は、図2に示されているが、CPU及びメモリ等からなる電子回路であり、基板20上に実装されている。CPUは、メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、各種処理を実施可能となっている。制御ユニット5は、コンビネーションメータ1と電気的に接続されており、制御信号をコンビネーションメータ1に出力する。
ケース部10は、後方ケース12、見返し板14、及び透明板16を有している。後方ケース12は、例えば合成樹脂により形成され、コンビネーションメータ1及び制御ユニット5を後方から覆うと共にこれら要素1,5を保持している。見返し板14は、例えば遮光性を有する合成樹脂により形成され、車両用表示装置100の外周輪郭に沿って前方に開口を有する筒状に形成されている。透明板16は、例えばアクリル樹脂等の透光性樹脂により、見返し板14の開口を塞ぐ板状に形成されることで、コンビネーションメータ1及び制御ユニット5を前方から覆っている。
ここで本実施形態における前方とは、車両用表示装置100に対して座席に座る視認者が位置する方向を示しており、各表示領域2a〜b,3から車両の状態量及び画像が前方に向けて表示されることで、視認者が表示された情報を視認することができる。また、後方とは、前方の反対方向を示す。
このような車両用表示装置100が備える、基板20、光源22、表示板26、指針28、画像表示パネル32、及び装飾部材40について、図1〜3を用いつつ詳細に説明する。なお、これら光源22、表示板26、指針28、及び装飾部材40は、各状態量表示領域2a〜bに対応して複数(本実施形態では2つずつ)設けられている。
基板20は、後方ケース12と締結されることにより後方ケース12の前方に配置され、例えばガラスエポキシ樹脂等の合成樹脂により板状に形成されている。基板20は、制御ユニット5を実装すると共に、その前方側表面上に光源22、及びステッピングモータ30等を保持している。
各光源22は、それぞれ基板20上に配置され、前方に光を照射する発光素子である。特に本実施形態では、光源22として発光ダイオードが採用されており、制御ユニット5を通して電源と接続されることで発光する。光源22から照射された光は、特に図3に光の進み方を示すように、透光性樹脂により形成された導光板24を介して表示板26の後方に導光されてゆく。
各表示板26は、一般的に文字板とも呼ばれており、透光性樹脂の板状基材に透光性の印刷層又は遮光性の印刷層が形成された平板であって、後方の導光板24からの光を部分的に透過させることで、指標26aを表示可能となっている。本実施形態において、各表示板26は、それぞれ対応する装飾部材40の内周側において別個の円板状に形成されており、前方に露出している。画像表示パネル32を露出させる開口を形成する枠板18が、装飾部材40の外周側において、例えば合成樹脂等により遮光性の板状に設けられているが、当該枠板18と装飾部材40とは別体となっている。
特に本実施形態では、透光性の印刷層が目盛26b及び文字26cの形状をなすことで、指標26aとしての目盛26b及び文字26cを発光表示することができる。このようにして光源22により状態量表示領域2a〜bが照明される。
各指針28は、それぞれ表示板26の前方に配置される針状部材である。各指針28は、制御ユニット5により制御されるステッピングモータ30の駆動により、表示板26の中央及び導光板24等を貫通して設けられる回転軸28aの周りに回動するようになっている。各指針28の先端が指標26aのうち目盛26bを指示することで、上述のように車両の状態量が表示される。
導光板24、及びステッピングモータ30についても、各状態量表示領域2a〜bに対応して複数(本実施形態では2つずつ)設けられている。
画像表示パネル32は、画像を表示する板パネル状の表示素子であり、表示する画像の色を変更可能となっている。特に本実施形態では、画像表示パネル32として、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFT)を用いた液晶パネルであって、2次元方向に配列された複数の液晶画素から形成されるアクティブマトリクス型の液晶パネルが採用されている。画像表示パネル32には、バックライト34からの白色光(もしくは疑似白色光)が後方より照射される。そして、画像表示パネル32と電気的に接続された制御ユニット5からの制御信号により、各液晶画素におけるバックライト34からの光の透過率が制御されることで、画像を形成可能となっている。ここで、隣り合う液晶画素には、互いに異なる色(例えば、赤、緑、及び青)のカラーフィルタが設けられており、これらの組み合わせにより様々な色が再現される。このようにして形成された画像の光が前方に透過する。
画像表示パネル32は、基板20の前方において、各状態量表示領域2a〜bの間(すなわち画像表示領域3)から各表示板26の後方まで達するように、基板20及び各表示板26と実質平行に配置されている。そして、画像表示領域3においては、画像表示パネル32の表示部32aが前方に露出しているので、画像表示パネル32が画像を直接的に前方に向けて表示可能となる。
なお、画像表示パネル32は、表示する画像の色を変更可能であれば、他の方式のものが採用されてもよい。
装飾部材40は、各状態量表示領域2a〜bに対応して複数設けられ、それぞれ表示板26に対して前方に突出し、各状態量表示領域2a〜bをそれぞれ個別に取り囲むように形成されている。各装飾部材40は、それぞれ、全体として略円環状を呈しており、互いに対向する箇所に設けられる発光部としての透過部42、取り囲む状態量表示領域2a〜bを挟んで透過部42とは反対側に設けられる発光規制部としての透過規制部44、外壁部46、及び内壁部48を一体的に有している。
透過部42及び透過規制部44は、透光性樹脂からなる基材を主体として形成されている。透過部42及び透過規制部44のうち前方に位置する前面42a,44aには、めっき層が、金属を蒸着させること等により形成されている。このめっき層は、薄膜状に形成されることで後方からの光の透過が可能となっている。
また、透過部42及び透過規制部44のうち一方の透過規制部44では、当該透過規制部44のうち後方に位置する後面44bに黒色印刷がなされている。これにより、透過規制部44は、後方からの光の透過を規制する。なお、後方からの光の透過を規制するものとして、印刷の代わりに、塗装が施されていてもよい。
他方の透過部42では、当該透過部42のうち後方に位置する後面42bにおいて透光性樹脂からなる基材が光学的に露出している。これにより、透過部42は、後方からの光を透過させる。
ここで透過部42は、各装飾部材40の後方まで達している画像表示パネル32の前方に重複する部分を含んで設けられている。より詳細に、円弧状の透過部42が画像表示パネル32の前方に重複する部分のうち、画像表示が可能な表示部32aの前方に重複する一部分に設けられている。表示部32aの前方において、透過部42の範囲(図1のドット範囲参照)は、上述した後面42b,44bの黒色印刷の有無で設定されている。なお本実施形態では、上記構成に倣って図2,3では透過規制部44にも透光性樹脂を示すハッチングが施されているが、あくまでも後面42b,44bの黒色印刷の有無で透過部42と透過規制部44の範囲が決まるのである。
このように設けられた透過部42は、後面42bを画像表示パネル32の表示部32a表面に接触している。したがって、この接触箇所から前方に射出される画像表示パネル32からの光は、透過部42の後面42bを通った後、前方に向かって透過部42を透過する。すなわち、特に図3に光の進み方を示すように、透過部42が画像表示パネル32からの光によって照明され、発光する。一方、透過規制部44では、画像表示パネル32からの光が透過しないため、発光が規制されることとなる。
各外壁部46は、各透過部42の外周側において、暗色に形成されている。特に本実施形態では、画像表示領域3に隣接する外壁部46の全域に黒色印刷がなされている。なお、印刷の代わりに透過部42との二色成形によって外壁部46を暗色に形成してもよい。
各内壁部48は、各透過部42の内周側において、暗色に形成されている。特に本実施形態では、状態量表示領域2a〜bに隣接する内壁部48の全域に黒色印刷がなされている。なお、印刷の代わりに透過部42との二色成形によって内壁部48を暗色に形成してもよい。
また、車両用表示装置100は、図2,3に示すように、遮光カバー36、カバーバルブ38を備えている。遮光カバー36は、例えば合成樹脂等の遮光性材料により形成され、画像表示パネル32及びバックライト34を後方及び側方から覆っている。遮光カバー36の端部は、後方からカバーバルブ38に接触して、互いの隙間を塞いでいる。
カバーバルブ38は、各状態量表示領域2a〜bに対応して複数(本実施形態では2つ)設けられ、例えば合成樹脂等の遮光性材料により形成され、表示板26及び導光板24の平板部24bを後方から覆っている。ただし、カバーバルブ38には、導光板24の平板部24bから光源22に向かって突出する突出部24aを通す導光孔38a、及び回転軸28aを通す貫通孔38bが開けられている。カバーバルブ38と遮光カバー36の接触箇所は、導光孔38a及び貫通孔38bよりも画像表示パネル32側に位置している。また、カバーバルブ38の縁部は、内壁部48に接触して、互いの隙間を塞いでいる。
このような遮光カバー36及びカバーバルブ38は、光源22から透過部42への光を遮光する遮光部として機能する。また、本実施形態では、内壁部48が黒色印刷されているため、内壁部48も遮光部の一部として機能する。
次に、車両用表示装置100の制御ユニット5が画像表示パネル32の画像を制御することによる透過部42の照明について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS10では、運転条件として、スポーツモードであるか否かを判定する。ここで、スポーツモードとは、シフトチェンジ等の車両制御が通常モードから変更されることで、ドライバが車両の操作性をスポーティに楽しむことができるモードである。この判定は、例えば車両の制御装置から通信により制御ユニット5にモード情報としての信号が入力され、当該モード情報により判定される。ステップS10にて肯定判定を下すと、ステップS30に移る。ステップS10にて否定判定を下すと、ステップS20に移る。
ステップS20では、他の運転条件として、現在のエンジン回転数が設定値以下であるか否かを判定する。この判定も、例えば車両の制御装置から通信により制御ユニット5に状態量の情報としての信号が入力され、当該状態量の情報により判定される。ステップS20にて肯定判定を下すと、エンジン回転数と燃費との間に正の相関が認められる車両において、燃費状態の良好なエコ状態であるとみなして、ステップS31へ移る。ステップS20にて否定判定を下すと、ステップS32へ移る。
スポーツモードである場合のステップS30では、設定色が赤色の照明用画像を画像表示パネルに表示する。ここで、照明用画像は、透過部42を後方に投影した形状に表示される。特に本実施形態では、画像表示パネル32と後面42bとの接触箇所において、後面42bの輪郭に沿った形状に表示される。これにより、画像表示パネル32の照明用画像の光が透過部42を透過して、透過部42は設定色の赤色に照明される。ステップS30を以って一連の処理を終了する。
エコ状態とみなされた場合のステップS31では、設定色が緑色の照明用画像を画像表示パネルに表示する。照明用画像の形状はステップS30と同様であり、透過部42は設定色の緑色に照明される。ステップS31を以って一連の処理を終了する。
スポーツモード及びエコ状態が否定された場合のステップS32では、設定色が青色の照明用画像を画像表示パネル32に表示する。照明用画像の形状はステップS30及びS31と同様であり、透過部42は設定色の青色に照明される。ステップS32を以って一連の処理を終了する。
なお、選択される頻度が高いステップS31及びS32の場合では、設定色は例えば紫色、青色、緑色等の寒色系であることが好ましい。
以上のように、図4のフローチャートに基づいた処理が例えば設定時間毎に実施される。これにより、照明用画像の色が運転条件に応じて変更されて、透過部42の照明色が変わる。また、画像表示パネル32において各外壁部46の間(すなわち画像表示領域3)では、必要な車両情報が画像として随時表示される。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態によると、各装飾部材40の互いに対向する部分において、発光部としての透過部42が発光する。これによれば、前方に突出した各装飾部材40のうち近い箇所同士が発光により注目を集めるので、視線がこの近い箇所に集中することで複数の状態量表示領域2a〜bの離れすぎが意識されることを抑制することができる。したがって、見栄えが十分でない箇所への意識抑制による見栄えの良い車両用表示装置100を提供することができる。
本実施形態によると、各状態量表示領域2a〜bの間から各装飾部材40の後方まで達し、画像表示パネル32からの光が、当該画像表示パネル32の前方に重複する部分を含んで設けられた透過部42を透過する。これによれば、各装飾部材40のうち近い箇所同士が照明により注目を集めるので、視線がこの近い箇所に集中することで複数の状態量表示領域2a〜bの離れすぎが意識されることを抑制することができる。さらに、画像表示パネル32は表示する画像の色を運転条件に応じて変更可能となっているので、この照明色を変え、より注目を集め易くすることができるので、複数の状態量表示領域2a〜bの離れすぎの意識抑制効果が高まる。以上により、見栄えが十分でない箇所への意識抑制による見栄えの良い車両用表示装置100を提供することができる。
また、本実施形態によると、透過部42は、後面42bを画像表示パネル32に接触している。これによれば、装飾部材40における画像表示パネル32との接触箇所からの光が直接的に効率よく透過部42に達するので、透過部42の輝度を高め、所望の照明色を実現し易くなる。したがって、車両用表示装置100の見栄えが良くなる。
また、本実施形態によると、装飾部材40は、透過部42の外周側において暗色の外壁部46を有する。これによれば、各装飾部材40間における画像表示パネル32の表示光が、外壁部46を通して透過部42に侵入することが抑制されるので、所望の照明色の実現性が高まる。したがって、車両用表示装置100の見栄えが良くなる。
また、本実施形態によると、画像表示パネル32は、透過部42を後方に投影した形状の照明用画像を表示する。これによれば、照明用画像が装飾部材40で隠れるので、直接視認されることを抑制すると共に、透過部42の輝度を高めることができる。したがって、車両用表示装置100の見栄えが良くなる。
また、本実施形態によると、状態量表示領域2a又は2bを照明する光源22と、当該光源22から透過部42への光を遮光する遮光部としての遮光カバー36,カバーバルブ38,及び内壁部48とを備える。これによれば、光源22からの光が透過部42を透過することで画像表示パネル32からの光と混ざる事態が、抑制されるので、所望の照明色の実現性が高まる。したがって、車両用表示装置100の見栄えが良くなる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1としては、図5に示すように、さらにカバーバルブ38には、画像表示パネル32の前方及び指標26aの後方において、画像表示パネル32からの画像の光を当該指標26aに向けて透過させる透光孔38cが開けられていてもよい。このような配置及び構成によって、表示板26のうち、画像表示パネルと重なる箇所においては、光源22の光に加えて、画像表示パネル32の画像の光が導光板24を介して表示板26に入射し、透光性の印刷層に対応する指標26aを透過することとなる。これにより、指標26aのうち透過部42に近い箇所の指標26aの照明色を変え、より注目を集め易くすることができる。
変形例2としては、図6に示すように、画像表示パネル32よりも前方に配置されると共に、各装飾部材40の外壁部46の間に挟まれて配置され、状態量表示領域2a〜bの並び方向に画像を拡大するレンズ部材50とを備えていてもよい。
変形例3としては、画像表示パネル32は、透過部42を後方に投影した形状以外の照明用画像を表示してもよい。この例として、内壁部48よりも内周側の状態量表示領域2a又は2bと重なる箇所に照明用画像がはみ出しても、照明用画像が表示板26及びカバーバルブ38で隠れるので、直接視認されることを抑制することができる。また、照明用画像が外壁部46よりも外周側にはみ出しても、透過部42の照明を行なうことは可能である。
変形例4としては、外壁部46において、透光性樹脂からなる基材が露出していてもよい。
変形例5としては、例えばめっき層の厚みに差を設けること等により、透過規制部44の前面44aにおけるめっき層の透過率を、透過部42の前面42aにおけるめっき層の透過率よりも小さくしてもよい。この場合、透過規制部44の後面44bに黒色印刷をしなくても、後方からの光の透過を透過部42よりも規制することができる。
変形例6としては、画像表示パネル32は、各状態量表示領域2a〜bの間から状態量表示領域2a〜bの後方まで達していなくてもよい。
変形例7としては、各装飾部材40は、互いに対向する部分において発光する発光部として、画像表示パネル32の光を透過することで照明される透過部42以外に、例えば発光部内部に光源が配置されることで自己発光するものを採用してもよい。この例において、画像表示パネル32は、各状態量表示領域2a〜bの間において画像を表示するものであれば、各状態量表示領域2a〜bの間から各装飾部材40のうち、互いに対向する部分まで達していなくてもよい。
100 車両用表示装置、2a,2b 状態量表示領域、22 光源、32 画像表示パネル、36 遮光カバー、38 カバーバルブ、40 装飾部材、42 透過部(発光部)、42b 後面、44 透過規制部(発光規制部)、46 外壁部、48 内壁部

Claims (8)

  1. 車両に搭載される車両用表示装置であって、
    互いに並んで配置され、前記車両の状態量を前方に向けて表示する複数の状態量表示領域(2a,2b)と、
    前方に突出し、各前記状態量表示領域をそれぞれ個別に取り囲むように形成される複数の装飾部材(40)と、
    各前記状態量表示領域の間において画像を表示する画像表示パネル(32)とを備え、
    各前記装飾部材は、互いに対向する部分において発光する発光部(42)と、
    取り囲む前記状態量表示領域を挟んで前記発光部とは反対側において発光が前記発光部よりも規制される発光規制部(44)と、を有し、
    前記発光部及び前記発光規制部は、基材を透光性に形成し、前記発光部は、前記発光部のうち後方に位置する後面(42b)を通して後方からの光を前方へ透過させ、前記発光規制部は、後方からの光の透過を前記発光規制部のうち後方に位置する後面(44b)にて規制することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記装飾部材は、前記発光部の外周側において暗色の外壁部(46)を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記状態量表示領域を照明する光源(22)と、
    前記光源から前記発光部への光を遮光する遮光部(36,38,48)とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記画像表示パネルは、各前記状態量表示領域の間から各前記装飾部材のうち、互いに対向する部分まで達することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記発光部は、前記画像表示パネルの光を前方に透過させることで発光することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記発光部は、前記後面(42b)を前記画像表示パネルに接触していることを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記画像表示パネルは、前記画像として、前記発光部を後方に投影した形状の照明用画像を表示することを特徴とする請求項又はに記載の車両用表示装置。
  8. 前記画像表示パネルは、前記画像の色を運転条件に応じて変更することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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