JP6330389B2 - 基板付蒸着マスク装置の製造方法および基板付蒸着マスク - Google Patents

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Description

本発明は、蒸着マスクに対して適切な値の張力を付与することができる基板付蒸着マスク装置を製造する方法および基板付蒸着マスクに関する。
従来、所望のパターンで配列された貫通孔を含む蒸着マスクを用い、所望のパターンで薄膜を形成する方法が知られている。そして、昨今においては、例えば有機EL表示装置の製造時において有機材料を製品上に蒸着する場合等、極めて高価な材料を成膜する際に蒸着が用いられることがある。なお、蒸着マスクは、一般的に、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチングによって金属板に貫通孔を形成することにより、製造され得る(例えば、特許文献1)。このような場合、基板上にめっきマスクを形成することにより基板付蒸着マスクを作成し、この基板付蒸着マスクに対して張力を付与することが考えられている。さらにまた、超高精細ディスプレイに適した基板付蒸着マスクが求められている。
特開2004−39319号公報
このような構成からなる蒸着マスクは、金属材料等からなるフレームに接着され、このようにして蒸着マスクとフレームとからなる蒸着マスク装置が得られる。ところで、フレームに対して蒸着マスクを接着させる際、フレーム上で蒸着マスクを位置決めし、物理的に蒸着マスクに対して張力を付与した上で接着している。
他方、蒸着マスクをめっき処理により作製することも考えられているが、この場合もフレームに蒸着マスクを接着する際蒸着マスクに張力を均一に付与する作業は容易ではない。
まためっきマスクは、箔単独にした場合、めっき内部応力のばらつきによりトータルピッチが大きく変動し、大型ディスプレイや小型高精細ディスプレイに用いることができない。このため過去からめっきマスク自体は存在するが実用例が極めて少ない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、蒸着マスクをめっき処理により形成することができ、かつ蒸着マスクに対して容易かつ確実に適切な値の張力を付与することができ、さらに蒸着マスクを平滑化することができる超高精細ディスプレイに適した基板付蒸着マスク装置の製造方法および基板付蒸着マスクを提供することを目的とする。
本発明は、ガラス製基板本体と、この基板本体上に形成された透明電極とを有する基板を準備する工程と、基板上にめっき処理用のレジストパターンを形成する工程と、レジストパターンが形成された基板上に、有孔領域と、この有孔領域を囲む無孔領域とを有する蒸着マスクをレジストパターンをマスクとしてめっき処理により形成する工程とを備えたことを特徴とする基板付蒸着マスクの製造方法である。
本発明は、透明電極の平均表面の粗さは、0.1nm〜20nmとなっていることを特徴とする基板付蒸着マスク装置の製造方法である。
本発明は、基板本体は無アルカリガラス製となっていることを特徴とする基板付蒸着マスク装置の製造方法である。
本発明は、基板本体はソーダガラス製となっていることを特徴とする基板付蒸着マスク装置の製造方法である。
本発明は、ガラス製基板本体と、この基板本体上に形成された透明電極とを有する基板と、基板上にめっき処理されて形成され、有孔領域と、この有孔領域を囲む無孔領域とを有するめっき層からなる蒸着マスクとを備えたことを特徴とする基板付蒸着マスクである。
本発明によれば、蒸着マスクをめっき処理により形成することができ、かつ蒸着マスクに対して適切な値の張力を確実に付与することができ、さらに蒸着マスク表面を平滑化することができ、超高精細ディスプレイに適した基板付蒸着マスクを製造することができる。
図1(a)(b)(c)は、本発明の実施の形態を説明するための図であって、蒸着マスクを含む蒸着マスク装置の製造方法を示す概略斜視図である。 図2は、蒸着マスク装置を用いて蒸着する方法を説明するための図である。 図3(a)〜(d)は、基板付蒸着マスクの製造方法を示す図である。 図4(a)〜(d)は、基板付蒸着マスクの製造方法を示す図である。 図5(a)〜(e)は、基板付蒸着マスクの製造方法を示す断面図である。 図6(a)〜(c)は、基板付蒸着マスクの製造方法を示す断面図である。 図7は、基板上に形成されたレジストパターンを示す断面図である。 図8(a)(b)(c)(d)は、基板上に形成された比較例としてのレジストパターンを示す断面図である。 図9(a)(b)は、基板の特性に基づくレジストパターンの断面形状を示す図である。 図10(a)(b)は、プロキシミティ露光を示す作用図である。 図11(a)(b)は、本実施の形態による基板付蒸着マスクの作用を示す図。 図12(a)(b)は、比較例としての基板付蒸着マスクの作用を示す図。 図13(a)(b)は、本実施の形態による基板付蒸着マスクの作用を示す図。 図14(a)(b)は、本実施の形態による基板付蒸着マスクの作用を示す図。 図15(a)(b)は、比較例としての基板付蒸着マスクの作用を示す図。
発明の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1〜図15は本発明による実施の形態およびその変形例を説明するための図である。以下の実施の形態およびその変形例では、有機ELディスプレイ装置を製造する際に有機発光材料を所望のパターンでガラス基板上にパターニングするために用いられる蒸着マスク装置の製造方法を例にあげて説明する。ただし、このような適用に限定されることなく、種々の用途に用いられる蒸着マスク装置および蒸着マスク装置の製造方法に対し、本発明を適用することができる。
なお、本明細書において、「板」、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「板」はシートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念であり、したがって、「金属板」は、「金属シート」や「金属フィルム」と呼ばれる部材と呼称の違いのみにおいて区別され得ない。
また、「板面(シート面、フィルム面)」とは、対象となる板状(シート状、フィルム状)の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となる板状部材(シート状部材、フィルム状部材)の平面方向と一致する面のことを指す。また、板状(シート状、フィルム状)の部材に対して用いる法線方向とは、当該部材の板面(シート面、フィルム面)に対する法線方向のことを指す。
さらに、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
まず、本実施の形態による蒸着マスクの製造方法により製造され得る蒸着マスクを含む蒸着マスク装置の一例について、主に図1(a)(b)(c)および図2を参照して説明する。ここで、図1(a)(b)(c)は、蒸着マスクを含む蒸着マスク装置およびその製造方法を示す斜視図である。
図1(a)(b)(c)に示された蒸着マスク装置10は、矩形状の金属板からなる複数の蒸着マスク20と、各蒸着マスク20が接着され、この蒸着マスク20が保持されるフレーム15と、を備えている(図1(c)参照)。各蒸着マスク20は、第1面21aおよび第1面21aとは反対側の第2面21bを有する金属板21を備え、この金属板21には、第1面21aと第2面21bとの間を延びる複数の貫通孔25が形成されている。この蒸着マスク装置10は、図2に示すように、蒸着マスク20がガラス製品92に対面するようにして、蒸着装置90内に支持される。そして、不図示の磁石によって、蒸着マスク20とガラス製品92とが密着するように付勢される。
蒸着装置90内には、この蒸着マスク装置10を挟んだガラス基板92の下方に、蒸着材料(一例として、有機発光材料)98を収容するるつぼ94と、るつぼ94を加熱するヒータ96とが配置されている。るつぼ94内の蒸着材料98は、ヒータ96からの加熱により、気化または昇華してガラス製品92の表面に付着するようになる。上述したように、蒸着マスク20には多数の貫通孔25が形成されており、蒸着材料98はこの貫通孔25を介してガラス製品92に付着する。この結果、蒸着マスク20の貫通孔25の位置に対応した所望のパターンで、蒸着材料98がガラス製品92の表面に成膜される。
図1(c)に示すように、本実施の形態において、蒸着マスク20は、めっき処理により形成された金属膜(金属板)21からなり、平面視において略四角形形状、さらに正確には平面視において略矩形状の輪郭を有している。蒸着マスク20の金属板21は、貫通孔25が形成された有孔領域22と、貫通孔25が形成されておらず、有孔領域22の周囲を取り囲む領域を占める無孔領域23と、を有している。図1に示すように、各有孔領域22は、平面視において略四角形形状、さらに正確には平面視において略矩形状の輪郭を有している。なお、有孔領域は、平面視において、ストライプ状(短冊状)、または五角形状、六角形状を有していてもよい。
図示された例において、複数の有孔領域22は、蒸着マスク20の一辺と平行な一方向に沿って所定の間隔を空けて配置されている。図示された例では、一つの有孔領域22が一つの有機ELディスプレイ装置に対応するようになっている。すなわち、図1(a)(b)(c)に示された蒸着マスク装置10(蒸着マスク20)によれば、多面付蒸着が可能となっている。
また、図1(a)(b)(c)に示すように、各有孔領域22に形成された複数の貫通孔25は、当該有孔領域22において、等しい間隔をあけて並べて配置されている。
上述のように、蒸着マスク装置10は、複数の蒸着マスク20と、各蒸着マスク20が接着されてこの蒸着マスク20を保持するフレーム15とを有し、フレーム15には各蒸着マスク20の有孔領域22に対応する開口16が形成されている。
なお、フレーム15の裏面には、複数の反り防止板を取付けてもよい。フレーム15の表面に保持された各蒸着マスク20は、連続して配置された複数の有孔領域22を有する帯状形状をもち、反り防止板は蒸着マスク20と同様に帯状形状をもち、蒸着マスク20の長手方向と同一方向に配置されている。
ところで後述のように、蒸着マスク20はガラス製の基板本体1aと、基板本体1a上に形成されたITO膜1bとを有する基板1上にめっき処理を施すことにより形成される(図3(a)(b)(c)〜図7(a)(b)(c)参照)。
この場合、蒸着マスク20とガラス製基板1とにより基板付蒸着マスク20Aが形成される。そして基板付蒸着マスク20Aから基板1を除去することにより、本実施の形態による蒸着マスク20が得られる。
なお、フレーム15の表面に配置された蒸着マスク20の数は特に制限はない。
フレーム15の表面に単一の蒸着マスク20を配置してもよく、フレーム15上に2個、3個、あるいは4個以上の蒸着マスク20を配置してもよい。
また蒸着マスク20および反り防止板はフレーム15に対して溶着または接着剤により固着される。
またフレーム15の裏面に取付けられた反り防止板の数も特に限定されるものではない。反り防止板は蒸着マスク20と同一の熱膨張係数をもつ材料、好ましくは同一の材料からなっている。後述のように熱膨張を利用してフレーム15の表面に配置された蒸着マスク20に対して張力を付与する場合、同様にフレームの裏面に配置された反り防止板にも熱膨張を利用して張力を付与する。このことにより、蒸着マスク装置10全体として反りが生じないようになっている。
なお、フレーム15が十分な剛性をもつ場合、フレーム15裏面に反り防止板を設ける必要はない。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず基板付蒸着マスク20Aの製造方法について、主に図3(a)(b)(c)(d)〜図6(a)(b)(c)を用いて説明する。
まず図3(a)および図5(a)に示すように、ガラス製の基板本体1aを準備する。この場合、基板本体1aとしては、例えば0.7mm厚の無アルカリガラスまたはソーダガラスを用いることができ、その熱膨張係数は3〜9ppm/℃となっている。
次に図3(b)および図5(b)に示すように基板本体1a上に、ITO膜1bをスパッタリングにより形成する。この場合、ITO膜1bの膜厚は例えば1500Åとなっており、ITO膜1bを厚くすることにより、ITO膜1bの抵抗値を下げることができ、めっき処理を容易に行なうことができる。
このようにして基板本体1aとITO膜1bとからガラス製の基板1が得られる。
ところで、基板1のガラス製の基板本体1aは、無アルカリガラスまたはソーダガラスからなっているが、無アルカリガラスからなる場合は熱膨張係数が小さいため、後述のように基板付蒸着マスク20Aをフレーム15に固着させて張力を付与する際、熱変動が小さくなる。このため付与された張力のばらつきが小さい。
一方、基板本体1aがソーダガラスからなる場合は、熱膨張係数が大きくなって金属の熱膨張係数に近づくため、めっき層2が剥離することはない。
また、基板本体1aの表面は平坦状となっており、これに伴って基板本体1aのITO膜1bの表面の粗さは0.1nm〜20nm、例えば1nmときわめて小さくなっている。ここで、基板本体1aのITO膜1bの表面の粗さ(平均表面の粗さとも言う)は、JIS B 0601(1994)に規定された算術平均粗さRaを意味する (以下、同様)。
次に図3(c)および図5(c)に示すように、ガラス製の基板1のITO膜1b上にネガ型レジスト膜3Aを形成する。この場合、ネガ型レジスト液を基板1上に塗布し、その後、ネガ型レジスト液を焼成することにより、基板1上にネガ型レジスト膜3Aを形成することができる。ネガ型レジスト膜3Aの膜厚としては、孔ピッチ、開口径、蒸着角度等から定めることが好ましく、例えば7〜18μm程度となっている。
次に図3(d)および図5(d)(e)に示すように、ネガ型レジスト膜3Aに対して、石英ガラス基板5aと、石英ガラス基板5a上の遮光パターン5bとを有する露光マスク(フォトマスク)5を用いてUV光によるプロキシミティ露光を施して焼成する。その後、露光マスク5を基板1から取外し、ネガ型レジスト膜3Aを現像液で現像することにより、基板1上にレジストパターン3を形成することができる(図4(a)および図6(a)参照)。
基板1上に形成されたレジストパターン3は、基板1に向って先細となるテーパ形状の断面をもつ。このため後述のように、レジストパターン3間の空間にめっき処理によりめっき層2を形成した場合、このめっき層2は基板1に向って拡張する断面形状をもつ。
次に基板1上にレジストパターン3を形成する工程について、図10(a)(b)により更に述べる。
図10(a)に示すように、ネガ型レジスト膜3Aに対して、石英ガラス基板5aと、石英ガラス基板5a上の遮光パターン5bとを有する露光マスク5を用いてプロキシミティ露光を施した場合、ネガ型レジスト膜3Aと露光マスク5との間の間隙gを広くとることができる。この場合、露光マスク5を通過するUV光Lは拡張しながらネガ型レジスト膜3Aに達するため、ネガ型レジスト膜3A表面での光強度分布は穏やかな山形状をなす。このためネガ型レジスト膜3A内において、テーパ角が大きな断面をもつ露光部3aが形成される。レジスト膜3Aのうち露光部3a以外の部分は未露光部3bとなる。
このため、露光後にネガレジスト膜3Aを現像して焼成することにより、基板1に向って先細となるテーパ形状の断面をもつレジストパターン3を確実に形成することができる(図10(a))。
これに対して、図10(b)に示すように、ネガ型レジスト膜3Aと露光マスク5との間の間隙gを小さくすると、ネガ型レジスト膜3A表面での光強度分布は急な山形状をなす。このためネガ型レジスト膜3A内において、テーパ角が大きな断面をもつ露光部3aが形成される。レジスト膜3Aのうち露光部3a以外の部分は未露光部3bとなる。
この場合、露光後にネガレジスト膜3Aを現像して焼成した場合、レジストパターン3の断面は、矩形状またはテーパ角が立つテーパ形状をもつ。このためレジストパターン3の断面を確実にテーパ形状とすることはむずかしい。
以上のような工程を経て基板1上に、基板1に向って先細となるテーパ形状をもつレジストパターン3を形成することができる(図4(a)および図6(a)参照)。
この場合、基板1とレジストパターン3とにより、レジストパターン付基板1Aが構成される。
このようにして得られたレジストパターン付基板1Aは、多段多列の蒸着マスク2用のレジストパターン3を有する。
具体的にはレジストパターン付基板1Aのレジストパターン3は、3段×3列の多面付けされた蒸着マスク2用のレジストパターンとなっており、レジストパターン付基板1Aは大型サイズとなっている。
このような大型サイズのレジストパターン付基板1Aに対してめっき処理を施した場合、めっき処理装置を大型化する必要があり、このため製造コストが増加してしまう。また大型のレジストパターン付基板1Aに対してめっき処理を施した場合、めっき処理により形成されるめっき層2の膜厚に変動が生じてしまう。
そこで本実施の形態においては、3段×3列のレジストパターン3を有するレジストパターン付基板1Aを細長状に切断して、3段×1列のレジストパターン3を有するレジストパターン付基板1Aとする(図4(b)参照)。
次にレジストパターン付基板1Aにめっき処理を施すことにより、レジストパターン3間にめっき層2を形成することができる(図4(c)および図6(b)参照)。この場合、めっき層2の厚み(高さ)は、レジストパターン3の高さより低くなっている。
次に図4(d)および図6(c)に示すように、基板1からレジストパターン3を除去し、基板1上にめっき層2を残す。このことにより基板1上にめっき層2からなる蒸着マスク20を形成することができる。この場合、めっき層2からなる蒸着マスク20はレジストパターン3に対応する貫通孔25を有する有孔領域22と、有孔領域22を囲む無孔領域23とを有する。
このようにして、基板1と、基板1上にめっき処理により形成されためっき層2からなる蒸着マスク20とにより基板付蒸着マスク20Aが得られる。
この場合、蒸着マスク20としては、レジスト膜3Aより薄い厚みをもつNi製めっき層あるいはNi合金製めっき層2を含む。
上述のように基板付蒸着マスク20Aの蒸着マスク20を構成するめっき層2は、基板1に向って拡張するテーパ形状をもった断面を有する。
次に図7乃至図9により、基板1に向って拡張するテーパ形状をもった断面を有するめっき層2の特性について述べる。
図7に示すように、基板付蒸着マスク20Aを構成するめっき層2の断面は、基板1に向って拡張するテーパ形状をもつ。この場合、めっき層2のテーパ形状は、図2に示す蒸着装置90内における蒸着材料98の蒸着角度αに略一致するテーパ角度βをもつことが好ましい。
ここで蒸着材料98の蒸着角度αとは、蒸着装置90内において蒸着材料98が蒸着マスク20側へ接近してくる際の角度範囲をいう。
このように、めっき層2のテーパ形状のテーパ角度β(例えば45°)を蒸着角度α(例えば45°)に略一致させることにより、蒸着マスク2のシャドウを略0とすることができる。
ここで図8(a)(b)(c)に比較例としての基板付蒸着マスク20Aを示す。
図8(a)に示すように、基板付蒸着マスク20Aのレジストパターン3およびめっき層2はその配置ピッチが大きくなっており、めっき層2の断面が略矩形状となっている。この場合、めっき層2の断面が略矩形状となっていても、配置ピッチが大きいためシャドウの影響は小さい。
これに対して図8(b)(c)に示すように、高精細ディスプレイを作製する場合、基板付蒸着マスク20Aのレジストパターン3およびめっき層2の配置ピッチが小さくなる。この場合、めっき層2の断面が矩形状となっていると、蒸着角度αが45°とすると、蒸着マスク20のシャドウが大きくなる。
図8(b)(c)において、シャドウの影響を考慮して、めっき層2の膜厚を更に小さくすることも考えられるが、この場合、蒸着マスク20の強度が低下する。
これに対して本実施の形態によれば、めっき層2の断面を基板1に向って拡張するテーパ形状とし、テーパ形状のテーパ角度βを蒸着角度αに略一致させることにより、めっき層2の膜厚を小さくすることなく、蒸着マスク20のシャドウを略0とすることができる。
なお、上述のように基板1をガラス製の基板本体1aとITO膜1bとから構成することにより、ネガ型レジスト膜3Aに対して露光する際、UV光が基板1上で反射することなく基板1を透過する。このためネガ型レジスト膜3AにUV光による露光部分3aを精度良く形成してレジストパターン3を精度良く作製することができる(図9(a)参照)。
これに対して、基板1として反射材料からなるものを用いた場合、ネガ型レジスト膜3Aに対して露光する際、UV光が基板1から一部反射することが考えられ、この反射光によりレジストパターン3に露光部分3aの突起部8が形成されてしまう(図9(b)参照)。
このように、本実施の形態によれば、ガラス製基板1を用いることにより、UV光による露光部分3aおよびレジストパターン3を精度良く形成することができる。
次にこのようにして得られた基板付蒸着マスク20Aを用いて蒸着マスク装置10を製造する。
まず図1(a)に示すように、上述した基板付蒸着マスク20を複数準備する。この場合、各基板付蒸着マスク20Aの蒸着マスク20は有孔領域22と、有孔領域22を囲む無孔領域23とを有し、蒸着マスク20の有孔領域22は複数連続して配置され、各蒸着マスク20は帯状形状をもつ。なお、蒸着マスク20はNi製めっき層またはNi合金製めっき層からなり、その熱膨張係数は例えば蒸着マスク20がNi製めっき層からなる場合、12.8ppm/℃となる。また基板付蒸着マスク20Aの基板1は、熱膨張係数が3〜9ppm/℃のガラス製となっている。
同様に開口16を有し、3〜数十mm厚のフレーム15を準備し、このフレーム15を熱制御盤70上に置く。この場合、フレーム15は熱膨張率が1ppm/℃前後の36Niインバー材からなる。このため、フレーム15は、基板付蒸着マスク20Aの基板1および蒸着マスク20の双方の熱膨張率より小さな熱膨張率をもつ。
次に図1(a)に示すように、各基板付蒸着マスク20Aを開口16を有するフレーム15上に載置する。この場合、フレーム15表面には位置決めマークが設けられ、各基板付蒸着マスク20Aにもフレーム15の位置決めマークに対応する位置決めマークが設けられ、これらの位置決めマークを用いてフレーム15上で基板付蒸着マスク20Aを精度良く位置決めすることができる。
次に図11および図12により、フレーム15上に基板付蒸着マスク20Aを位置決めする作用について更に説明する。
本実施の形態によれば、基板付蒸着マスク20Aの基板1はガラス製基板本体1aと、ITO膜1bとを有するため、開口16を有するフレーム15上に基板付蒸着マスク20を位置決めする際、フレーム15の位置決めマーク15aと基板付蒸着マスク20の位置決めマーク20を基板付蒸着マスク20A側から確認することができる。これによりフレーム15上で基板付蒸着マスク20Aを精度良く位置決めすることができる(図11(a)(b)参照)。
これに対して、基板付蒸着マスク100Aの基板100が金属製となっている場合、フレーム15上に基板付蒸着マスク100Aを位置決めする際、基板付蒸着マスク100A側からフレーム15の位置決めマーク15aを直接確認することはできず、フレーム15上で基板付蒸着マスク100Aを精度良く位置決めすることはむずかしい(図12(a)(b)参照)。
この場合、基板付蒸着マスク100Aをパターニングして作成する際、両面製版を行なって基板100の蒸着マスクと反対側の面に位置決めマークを形成しておくことも考えられるが、基板付蒸着マスク100Aに対する製版の際の表側と裏側で製版誤差が生じると、位置決め精度がその分低下する。
このようにして熱制御盤70上に上から順に基板付蒸着マスク20Aと、フレーム15を積層し、基板付蒸着マスク20Aと、フレーム15とからなる積層体10Aを作製する。
なお、熱制御盤70は、積層体10Aを加熱するホットプレート、あるいは積層体10Aを冷却するコールドプレートとしての機能をもつ。
次に図1(b)において、熱制御盤70上で積層体10Aを例えば20℃の室温から50℃まで加熱する。
このとき、熱制御盤70上において、積層体20Aが全体として50℃まで加熱され、積層体20Aのうち36Niインバー材製のフレーム15は大きく熱膨張することはないが、各基板付蒸着マスク20Aが各々固有の熱膨張係数に基づいて熱膨張する。この状態でフレーム15上の基板付蒸着マスク20Aの無孔領域23に対してガラス製の基板1側からレーザ光を照射し、フレーム15に対して基板付蒸着マスク20Aの無孔領域23を溶着させる。このようにしてフレーム15に対して基板付蒸着マスク20Aを固着箇所65を介して固着させる(図1(b)参照)。
次に本実施の形態において、フレーム15に対してレーザ光を用いて基板付蒸着マスク20Aを固着させる作用について図13により説明する。
図13に示すように、フレーム15に対して、基板付蒸着マスク20Aを固着させる際、フレーム15を上方から基板付蒸着マスク20Aにより押圧下状態でレーザ光を基板付蒸着マスク20A側から照射する。この場合、フレーム15の一部が溶融してフレーム15に基板付蒸着マスク20Aを固着させ、フレーム15の溶融部分は固着箇所となる。
一般にレーザ光を照射してフレーム15の一部を溶融させた場合、溶融部分が盛り上がる。このようにフレーム15の溶融部分が盛り上がると、基板付蒸着マスク20Aの基板マスク20が変形することも考えられる。
しかしながら、本実施の形態によれば、レーザ光を射出する際、フレーム15はガラス製基板本体1aを有する基板付蒸着マスク20Aにより上方から押圧されるため、フレーム15の溶融部分が盛り上がることはなく、これに伴って基板付蒸着マスク20Aの蒸着マスク20が変形することもない。
その後、積層体10Aを熱制御盤70から降ろし、室温まで冷却して戻す。この場合、36Niインバー材からなるフレーム15の形状はほとんど変化することはないが、基板付蒸着マスク20Aは室温まで冷却されて熱収縮する。基板付蒸着マスク20Aはフレーム15に対して固着されているため、熱収縮作用に伴なって基板付蒸着マスク20Aに対して適切な張力を付与することができる。
その後、フレーム15上の各基板付蒸着マスク20Aについて、その基板1が積層体10Aから剥離される(図1(c)参照)。
このようにして積層体10Aから基板付蒸着マスク20Aの基板1が剥離されて、フレーム15上に固着された蒸着マスク20が得られる。
次に図14および図15により本実施の形態による基板付蒸着マスク20Aを用いてガラス製品92に対して蒸着材料98を成膜する作用について説明する。
本実施の形態によれば、基板付蒸着マスク20Aの基板1はガラス製基板本体1aと、表面粗さが0.1nm〜20nmのITO膜1bとを有するため、蒸着マスク20の表面もITO膜1bと同様の表面粗さをもつ。このためガラス製品92と蒸着マスク20との間に間隙が形成されることはなく、蒸着マスク20を用いてガラス製品92に対して蒸着材料98を精度良く成膜することができる(図14(a)(b)参照)。
一方、基板付蒸着マスク100Aが金属製基板100を有する場合、金属製基板100の表面は一般にその表面の粗さが60nm〜100nmとなっており、蒸着マスク20の表面も金属膜基板100と同様の表面の粗さをもつ。このためガラス製品92と蒸着マスク20との間に間隙が形成されることになり、ガラス製品92に対して蒸着材料98を精度良く成膜することはむずかしくなる(図15(a)(b)参照)。磁石で位置調整する際の擦り傷等の発生、および傷発生時の発塵にも繋がる。
以上のように本実施の形態によれば、基板付蒸着マスク20Aと、フレーム15とからなる積層体10Aを熱制御盤70上で加熱し、この状態で基板付蒸着マスク20Aと反り防止板60をフレーム15に対して固着および接着し、その後積層体10Aを室温まで冷却する。
このことにより、基板付蒸着マスク20Aおよび蒸着マスク20に対して適度な張力を付与することができる。また基板付蒸着マスク20Aを物理的に引張って、この基板付蒸着マスク20Aをフレーム15に固着する場合に比べて、熱制御盤70による加熱温度を所望の値に定めることにより、基板付蒸着マスク20Aおよび蒸着マスク20に対して適切な値の張力を常にフレーム15内に均一に付与することができる。
また、基板付蒸着マスク20Aの無孔領域23を固着箇所65を介してフレーム15上に接着し、この固着箇所65を各有孔領域22の左右に基板付蒸着マスク20Aの幅方向に沿って連続して設けることにより(図1(c)参照)、基板付蒸着マスク20Aの各有孔領域22において、蒸着マスク20の長手方向および幅方向の双方の方向に対して張力を付与することができる。
さらにまた、蒸着マスク20のめっき層2の断面をテーパ形状とすることができ、テーパ形状のテーパ角度βを蒸着角度αに略一致させることができる。このためめっき層2の膜厚を小さくすることなく、蒸着マスク20のシャドウを略0とすることができる。このことによりシャドウを略0とすることができ、かつ適度の強度をもった蒸着マスク20を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、基板付蒸着マスク20Aの基板1はガラス製基板本体1aと、ITO膜1bとを有するため、開口16を有するフレーム15上に基板付蒸着マスク20を位置決めする際、フレーム15の位置決めマーク15aと基板付蒸着マスク20の位置決めマーク20を基板付蒸着マスク20A側から確認することができる。これによりフレーム15上で基板付蒸着マスク20Aを精度良く位置決めすることができる。
さらにまた、本実施の形態によれば、レーザ光を射出する際、フレーム15はガラス製基板本体1aを有する基板付蒸着マスク20Aにより上方から押圧されるため、フレーム15の溶融部分が盛り上がることはなく、これに伴って基板付蒸着マスク20Aの蒸着マスク20が変形することもない。
また本実施の形態によれば、基板付蒸着マスク20Aの基板1はガラス製基板本体1aと、表面粗さが0.1nm〜20nmのITO膜1bとを有するため、蒸着マスク20の表面もITO膜1bと同様の表面粗さをもつ。このためガラス製品92と蒸着マスク20との間に間隙が形成されることはなく、蒸着マスク20を用いてガラス製品92に対して蒸着材料98を精度良く成膜することができる。
なお、上記実施の形態において、基板本体1aとしてガラス製の基板本体を用いた例を示したが、これに限らずガラス以外の光透過材料の基板本体を用いてもよい。
1 基板
1a 基板本体
1b ITO膜
2 めっき層
3 レジストパターン
3A ネガ型レジスト膜
5 露光マスク
10 蒸着マスク装置
10A 積層体
15 フレーム
16 開口
20 蒸着マスク
20A 基板付蒸着マスク
21 金属板
21a 第1面
21b 第2面
22 有孔領域
23 無孔領域
25 貫通孔
65 固着箇所
70 熱制御盤

Claims (4)

  1. ガラス製基板本体と、この基板本体上に形成された透明電極とを有する基板を準備する工程と、
    基板上にめっき処理用のレジストパターンを形成する工程と、
    レジストパターンが形成された基板上に、有孔領域と、この有孔領域を囲む無孔領域とを有する蒸着マスクをレジストパターンをマスクとしてめっき処理により形成する工程とを備え、レジストパターンの断面は基板に向って先細となるテーパ形状をもち、レジストパターン間の空間にめっき層を形成して蒸着マスクを作成し、レジストパターンはネガ型レジストを用いて露光マスクを介して施されるプロキシミティ露光により形成され、露光マスクとネガ型レジスト膜との間の間隙を変化させて、レジストパターンのテーパ角を調整することを特徴とする基板付蒸着マスクの製造方法。
  2. 透明電極の平均表面の粗さは、0.1nm〜20nmとなっていることを特徴とする請求項1記載の基板付蒸着マスクの製造方法。
  3. 基板本体は無アルカリガラス製となっていることを特徴とする請求項1または2記載の基板付蒸着マスクの製造方法。
  4. 基板本体はソーダガラス製となっていることを特徴とする請求項1または2記載の基板付蒸着マスクの製造方法。
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