JP6329213B2 - 携帯端末存在領域推定装置、携帯端末存在領域提供システム及び携帯端末存在領域推定プログラム - Google Patents
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Description
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群が記憶されたタイル記憶手段と、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加して記憶したタイルテーブルと、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)及び前記タイルIDに関連付けて記憶した強度マップテーブルと、さらに、
(A)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段と、
(B)前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段と、
(C)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段とを備えたことを要旨とする。
前記携帯端末は、
前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)を受信し、この基地局識別信
号(Bk)の各々に含まれている前記受信強度(AEk)と前記基地局識別情報(APC
k)とを基地局毎受信強度情報(AJEk)として基地局識別情報用記憶手段に記憶する
手段と、
第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)が経過する毎に前記基地局識別情
報用記憶手段に現在記憶されている全ての前記基地局毎受信強度情報(AJEk)を読み出し、これらに前記携帯端末のIPアドレスを付加した前記受信強度情報(APEk)を前記サーバに送信する手段とを備え、
前記サーバは、
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群が記憶されたタイル記憶手段と、
前記エリアの地図(Gk)を記憶した地図記憶手段と、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加して記憶したタイルテーブルと、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)に関連付けて記憶した強度マップテーブルと、さらに、
(G)前記携帯端末からの前記受信強度情報(APEk)を受信する毎に、この受信強度情報(APEk)を受信用記憶手段に記憶する受信手段と、
(H)前記受信用記憶手段に前記受信強度情報(APEk)が受信される毎に、この受信強度情報(APEk)に含まれている前記受信強度(AEk)と前記基地局識別情報(APCk)とを読み込む読込手段と、
(I)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段と、
(J)前記受信強度(AEk)を読み込む毎に、この受信強度(AEk)含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段と、
(K)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段と、
(L)前記ドーナッツ領域が重なる重複領域(Kk)が存在する場合は、携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と、
(M)前記重複領域(Kk)が存在しない場合は、前記ドーナッツ領域の中心となる前記基地局(APk)の前記タイル及びこのドーナッツ領域の間の円領域(ドーナッツ領域を含む)を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と、
(N)前記決定した携帯端末存在高確率領域(SRk)と前記エリアの地図とこのエリアの地図上にこの携帯端末存在高確率領域(SRk)を色別表示させる制御データとを前記携帯端末に送信する手段とを備えたことを要旨とする。
さらに、本発明に係る携帯端末位置推定のプログラムは、移動路を含むエリアに設置された基地局(APk)から第1の一定時間毎に発射される基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)に基づいて前記移動路における移動体が携帯する携帯端末の現在位置を推定する携帯端末存在領域推定プログラムであって、
コンピュータに、
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群をタイル記憶手段に記憶する手段、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加してタイルテーブルに記憶する手段、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)に関連付けて強度マップテーブルに記憶する手段、
(A)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段、
(B)前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段、
(C)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段としての機能を実行させるプログラムである。
図1は実施の形態1の屋内推定位置提供システムの概略構成図である。屋内推定位置提供システムは、図1に示すように、駅構内における通路の天井の一定区間毎(例えば40m)に設けられたアクセスポイントAPk(AP1、AP2、AP3、・・)と、駅構内の通路を移動するユーザAkに携帯された携帯端末10(タブレット、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等)と、センタのサーバ100等から構成されている。
[数1]
L=20log10f+Nlog10d+Lf(n)−28・・・・(式1)
f:周波数[MHz]
N:距離依存特性を示すパラメータ
d:送受信点間距離[m]
Lf:壁・天井・床を通過することによる付加損失[dB]
n:通過する壁・天井・床等の枚数
L=Lk
式1に示すように、距離と電波の減衰量との直接的な関係はNlog10dであり、残りの変数は、Lf以外は定数となる。
ビーコン信号Bkは人や物の動きに大きく左右されるため(揺らぎ)、実際に利用するシーンでの結果として、携帯端末10等が動いていなくても安定した位置を算出することが困難であり、1点での位置算出自体が利用する側にとっての判り難さを生じさせている。
また、反射波の影響により、特に狭い通路では電波強度が強くなる傾向にある。
ビーコン信号Bkの受信強度というのは、通路の障害物、壁、通路の周囲の部屋、人流等の環境的要因で揺らぐ。つまり、ビーコン信号BkのAP受信強度AEkを定義したとしても受信強度は実際には揺らぎがあるので、その定義した点においても実際は変動している。
第3の携帯端末仮存在確率領域算出部340は、伝搬損失空間特性モデル検索部130が第3の伝搬損失空間特性モデルMCkを検索(指定)する毎に、この第3の伝搬損失空間特性モデルMCkを引き当てる。
図19及び図20は本実施の形態3の屋内推定位置提供システムの全体動作を説明するシーケンス図である。図19及び図20のシーケンス図においては、コンピュータであるサーバ100の処理を説明するフローチャートも示して説明する。
上記の実施の形態3の第3の伝搬損失空間特性モデルMCkの受信強度伝搬損失空間特性LCk(LCak、LCbk)をテーブル構造とすることで、携帯端末存在高確率領域を決定するまでの処理速度を向上させたシステムを実施の形態4として説明する。
100 サーバ
110 受信部
115 アクセスポイント受信強度情報用メモリ
120 読込部
130 伝搬損失空間特性モデル検索部
135 第1の伝搬損失空間特性モデル用記憶部
140 第1の携帯端末仮存在確率領域算出部
150 第1の携帯端末存在高確率領域決定部
160 第1の表示用携帯端末存在高確率領域生成部
170 地図選択部
180 送信部
345 第3の携帯端末仮存在確率領域用メモリ
235 第2の伝搬損失空間特性モデル用記憶部
240 第2の携帯端末仮存在確率領域算出部
260 第2の携帯端末存在高確率領域算出部
340 第3の携帯端末仮存在確率領域算出部
350 第3の携帯端末存在高確率領域決定部
360 第3の表示用携帯端末存在高確率領域生成部
435 第4の伝搬損失空間特性モデル用記憶部
410 マップテーブル作成部
440 第4の携帯端末仮存在確率領域算出部
Claims (16)
- 移動路を含むエリアに設置された基地局(APk)から第1の一定時間毎に発射される基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)に基づいて前記移動路における移動体が携帯する携帯端末の現在位置を推定する携帯端末存在領域推定装置であって、
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群が記憶されたタイル記憶手段と、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加して記憶したタイルテーブルと、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)及び前記タイルIDに関連付けて記憶した強度マップテーブルと、さらに、
(A)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段と、
(B)前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段と、
(C)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段と
を有することを特徴とする携帯端末存在領域推定装置。 - 前記理論値幅(δk)は、
前記基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎に、前記強度上限値(Eakmax)の値が低下させられており、前記強度下限値(Eakmin)の値が低下させられていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末存在領域推定装置。 - 前記タイルテーブル及び前記強度マップテーブルは、基地局(APk)毎に備えており、
(A01)第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)内に、前記エリアに存在する前記基地局(APk)から基地局識別信号(Bk)を受信する毎に、この基地局識別信号(Bk)に含まれている基地局識別情報(APCk)を基地局識別情報用記憶手段に記憶すると共に、この基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を求めて関連付けて記憶する手段と、
(A02)第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)毎に、前記基地局識別情報用記憶手段に現在記憶されている全ての前記基地局識別情報(APCk)を読み込み、これを(A)、(B)、(C)の手段を実行する手段を備え、さらに、
(D)前記ドーナッツ領域が重なる重複領域(Kk)が存在する場合は、この重複領域(Kk)を携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と、
(E)前記重複領域(Kk)が存在しない場合は、前記ドーナッツ領域の中心となる前記基地局(APk)の前記タイル及びこのドーナッツ領域の間の円領域を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と
を有することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末存在領域推定装置。 - (D)の手段は、
前記重複領域(Kk)が複数の場合は、これらの重複領域(Kk)を含む最小径の円領域を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定することを特徴とする請求項3記載の携帯端末存在領域推定装置。 - 前記エリアの地図(Gk)を記憶した地図記憶手段を備え、
(F)前記エリアの地図(Gk)を画面に表示すると共に、前記携帯端末存在高確率領域(SRk)を前記エリアの地図(Gk)上に色別表示する手段を有することを特徴とする請求項3記載の携帯端末存在領域推定装置。 - 基地局(APk)毎に、この基地局(APk)の信号出力強度と基地局(APk)の位置と最大値損失空間特性用係数Kakと最小値損失空間特性用係数Kbkとを組としたマスタデータを記憶したマスタテーブルと、
前記マスタデータの基地局(APk)の位置を中心にして、前記一定径の距離に対応する位置単位で、この位置における前記受信強度(AEk)の強度上限値(Eakmax)と強度下限値(Eakmin)とよりなる前記距離毎強度許容値データ(EKk)を前記マスタテーブルの最大値損失空間特性用係数Kak及び最小値損失空間特性用係数Kbkに基づいて求める手段と、
前記距離毎強度許容値データ(EKk)が求められる毎に、この距離毎強度許容値データ(EKk)に対応する位置の前記タイルIDに関連付けて前記強度マップテーブルに記憶する手段と
を有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末存在領域推定装置。 - 前記タイルは、径が1mの正六角形のタイルであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末存在領域推定装置。
- 移動路を含むエリアに設置された基地局(APk)から第1の一定時間毎に発射される基地局識別信号(Bk)を携帯端末が受信し、この携帯端末からの受信強度情報(APEk)を、通信ネットワークを介してセンタのサーバが受信し、このサーバが前記受信強度情報(APEk)に含まれている基地局(APk)を識別する基地局識別情報(APCk)と受信強度(AEk)とに基づいて前記携帯端末の現在位置を推定し、この現在位置が含まれる領域を前記携帯端末に送信する携帯端末存在領域提供システムであって、
前記携帯端末は、
前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)を受信し、この基地局識別信
号(Bk)の各々に含まれている前記受信強度(AEk)と前記基地局識別情報(APC
k)とを基地局毎受信強度情報(AJEk)として基地局識別情報用記憶手段に記憶する
手段と、
第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)が経過する毎に前記基地局識別情
報用記憶手段に現在記憶されている全ての前記基地局毎受信強度情報(AJEk)を読み出し、これらに前記携帯端末のIPアドレスを付加した前記受信強度情報(APEk)を前記サーバに送信する手段とを備え、
前記サーバは、
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群が記憶されたタイル記憶手段と、
前記エリアの地図(Gk)を記憶した地図記憶手段と、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加して記憶したタイルテーブルと、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)に関連付けて記憶した強度マップテーブルと、さらに、
(G)前記携帯端末からの前記受信強度情報(APEk)を受信する毎に、この受信強度情報(APEk)を受信用記憶手段に記憶する受信手段と、
(H)前記受信用記憶手段に前記受信強度情報(APEk)が受信される毎に、この受信強度情報(APEk)に含まれている前記受信強度(AEk)と前記基地局識別情報(APCk)とを読み込む読込手段と、
(I)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段と、
(J)前記受信強度(AEk)を読み込む毎に、この受信強度(AEk)含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段と、
(K)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段と、
(L)前記ドーナッツ領域が重なる重複領域(Kk)が存在する場合は、携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と、
(M)前記重複領域(Kk)が存在しない場合は、前記ドーナッツ領域の中心となる前記基地局(APk)の前記タイル及びこのドーナッツ領域の間の円領域を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段と、
(N)前記決定した携帯端末存在高確率領域(SRk)と前記エリアの地図とこのエリアの地図上にこの携帯端末存在高確率領域(SRk)を色別表示させる制御データとを前記携帯端末に送信する手段と
を有することを特徴とする携帯端末存在領域提供システム。 - 前記理論値幅(δk)は、
前記基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎に、前記強度上限値(Eakmax)の値が低下させられており、前記強度下限値(Eakmin)の値が低下させられていることを特徴とする請求項8記載の携帯端末存在領域提供システム。 - (M)の手段は、
前記重複領域(Kk)が複数の場合は、これらの重複領域(Kk)を含む最小径の円領域を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定することを特徴とする請求項8記載の携帯端末存在領域提供システム。 - 前記サーバは、
基地局(APk)毎に、この基地局(APk)の信号出力強度と基地局(APk)の位置と最大値損失空間特性用係数Kakと最小値損失空間特性用係数Kbkとを組としたマスタデータを記憶したマスタテーブルと、
前記マスタデータの基地局(APk)の位置を中心にして、前記一定径の距離に対応する位置単位で、この位置における前記受信強度(AEk)の強度上限値(Eakmax)と強度下限値(Eakmin)とよりなる前記距離毎強度許容値データ(EKk)を前記マスタテーブルの最大値損失空間特性用係数Kak及び最小値損失空間特性用係数Kbkに基づいて求める手段と、
前記距離毎強度許容値データ(EKk)が求められる毎に、この距離毎強度許容値データ(EKk)に対応する位置の前記タイルIDに関連付けて前記強度マップテーブルに記憶する手段と
を有することを特徴とする請求項8記載の携帯端末存在領域提供システム。 - 前記タイルは、径が1mの正六角形のタイルであることを特徴とする請求項8記載の携帯端末存在領域提供システム。
- 移動路を含むエリアに設置された基地局(APk)から第1の一定時間毎に発射される基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)に基づいて前記移動路における移動体が携帯する携帯端末の現在位置を推定する携帯端末存在領域推定プログラムであって、
コンピュータに、
前記エリアの地図(Gk)上に前記携帯端末の位置を空間単位の領域で認識するための一定径のタイルID付のタイルを全面に渡って隣接配列したタイル群をタイル記憶手段に記憶する手段、
前記基地局(APk)の基地局識別情報(APCk)と、この基地局(APk)を起点にして順次、前記一定径をとる距離に対応する位置毎と、この位置における前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)の減衰率補正値βk又はこの減衰率補正値βkを含ませないでこれらを関連付けたタイルデータに前記タイルIDを付加してタイルテーブルに記憶する手段、
前記基地局(APk)を起点とし、この基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎とこの距離に応じて減衰する前記受信強度(AEk)の理論的な強度上限値(Eakmax)及び強度下限値(Eakmin)よりなる理論値幅(δk)とからなる距離毎強度許容値データ(EKk)群を、前記基地局識別情報(APCk)に関連付けて強度マップテーブルに記憶する手段、
(A)前記基地局識別情報(APCk)に関連付けられている前記タイルデータに前記減衰率補正値βkが含まれている場合は、前記距離とこの減衰率補正値βkとを読み込み、この減衰率補正値βkに基づいて、この距離に該当する距離毎強度許容値データ(EKk)の中のデータに含まれている前記強度上限値(Eakmax)、強度下限値(Eakmin)の値を変更する手段、
(B)前記基地局(APk)からの前記基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を含む前記理論値幅(δk)を前記強度マップテーブルから検索する手段、
(C)前記理論値幅(δk)が検索される毎に、前記タイル記憶手段に記憶されている、この理論値幅(δk)に関連付けられている前記距離となる全ての前記タイルを前記携帯端末が存在する可能性があるドーナッツ領域として決定する手段
としての機能を実行させるための携帯端末存在領域推定プログラム。 - 前記理論値幅(δk)は、
前記基地局(APk)からの前記一定径をとる距離毎に、前記強度上限値(Eakmax)の値が低下させられており、前記強度下限値(Eakmin)の値が低下させられていることを特徴とする請求項13記載の携帯端末存在領域推定プログラム。 - コンピュータを、
前記タイルデータを基地局(APk)毎に前記タイルテーブルに記憶する手段、
前記距離毎強度許容値データ(EKk)群を基地局(APk)毎に前記強度マップテーブルに記憶する手段、
(A01)第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)内に、前記エリアに存在する前記基地局(APk)から基地局識別信号(Bk)を受信する毎に、この基地局識別信号(Bk)に含まれている基地局識別情報(APCk)を基地局識別情報用記憶手段に記憶すると共に、この基地局識別信号(Bk)の受信強度(AEk)を求めて関連付けて記憶する手段、
(A02)第2の一定時間(第1の一定時間<第2の一定時間)毎に、前記基地局識別情報用記憶手段に現在記憶されている現時点での全ての前記基地局識別情報(APCk)を読み込み、これを(A)、(B)、(C)の手段を実行する手段、
(D)前記ドーナッツ領域が重なる重複領域(Kk)が存在する場合は、この重複領域(Kk)を携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段、
(E)前記重複領域(Kk)が存在しない場合は、前記ドーナッツ領域の中心となる前記基地局(APk)の前記タイル及びこのドーナッツ領域の間の円領域(ドーナッツ領域を含む)を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する手段
としての機能を実行させるための請求項13又は14記載の携帯端末存在領域推定プログラム。 - (D)の手段は、
前記重複領域(Kk)が複数の場合は、これらの重複領域(Kk)を含む最小径の円領域を前記携帯端末存在高確率領域(SRk)として決定する請求項15記載の携帯端末存在領域推定プログラム。
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