JP6328059B2 - 燃料棒または燃料棒部分を気密にカプセル化するための容器および方法 - Google Patents

燃料棒または燃料棒部分を気密にカプセル化するための容器および方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料棒または燃料棒部分の気密カプセル化用容器、装置および方法に関する。
輸送および/または貯蔵目的のため欠陥のある燃料棒または燃料棒部分を真空および流体密に容器またはカプセルに装填することは、たとえば特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4から知られている。燃料棒または燃料棒部分のカプセル化はできるだけ本来の貯蔵場所の近くで、すなわち水面下にある燃料要素貯蔵槽内で行われるので、燃料棒または燃料棒部分を開放された容器内に装填する際に水がこの中に侵入することが避けられない。この水はしかし崩壊熱により蒸発し許容できない高い内圧を生じかねないので燃料棒容器から除去する必要がある。この理由から特許文献1、特許文献2および特許文献3から知られている容器に使用されている閉鎖要素はガスを吹き込んで容器内にある水を追い出すことのできる流路を有している。特許文献1および特許文献2からそれぞれ知られている閉鎖栓では各閉鎖栓に同軸流路を設け、この中にばね付勢された弁を配置し、閉鎖要素で流路を流体密に閉鎖するようにしている。水の追出しのためこの閉鎖要素は突き棒によりその弁座から持ち上げられ、これにより開いた流路を介してガスが吹き込まれ、水が対向する閉鎖要素の同様に開いた流路を介して追出される。この公知の両容器では水の追出しは、閉鎖要素がねじ止め、溶接または変形により容器を流体密に閉鎖する最終取り付け位置にあるときに、行われる。
特許文献3から知られている容器では容器のおねじにねじ止めできる閉鎖要素を設け、この中にパッキン材を軸方向に移動可能に支承している。閉鎖要素がまだ固定されていない閉鎖要素の中間位置では、パッキン材の密閉面とパッキン対としてこの面と協働する中空円筒状容器部分の端面との間に継目があり、これが閉鎖要素内の側方の排気開口と通じてこの中間位置で外室を中空円筒状容器部分の洗流空間と流体的に接続している。
特許文献1、特許文献2および特許文献3から知られている閉鎖要素により容器内にある水の追出し並びに最終取り付け状態においても容器の確実に流体密の閉鎖を可能にするために、この閉鎖要素は複数の部材からなり比較的経費をかけて作られている。そのうえその操作は相応して高い操作費用を必要とする。
特許文献4から公知の容器では閉鎖要素としてキャップが設けられ、これが中空円筒状容器部分の上に被せられ、その端面と材料結合的に接続されている。容器の閉鎖は流体密の室内で行われる。閉鎖前に、すなわち中空円筒状容器部分にキャップが被せられていないときに室内にある液体が引き抜かれ、続いて真空乾燥が実施される。燃料棒を装填した容器内で燃料棒と容器の内壁の間に狭い空隙があるので場合によっては容器内に残水が生じることがある。
独国特許第19640393B4号明細書 欧州特許出願公開第1248270A1号明細書 欧州特許第1600982B1号明細書 国際公開第2010/084122A1号パンフレット
本発明の課題は、閉鎖要素を簡単に構成し、容器の簡単にして確実な流体密の、すなわち気密および液密の閉鎖を可能にする燃料棒または燃料棒部分の気密カプセル化のための容器を提供することにある。さらに本発明の課題は、燃料棒または燃料棒部分を含む容器をできるだけ僅かな量の残水で閉鎖できる装置並びに方法を提供することにある。
容器に関する本発明の課題は請求項1の特徴を有する容器により解決される。この特徴によれば、容器は中空円筒状の容器部分を有し、その両自由端がそれぞれ一体構造の閉鎖栓により流体密に閉鎖される。閉鎖栓は流路を有しており、この流路は、閉鎖栓が組み立て時に最終位置を取る前に容器部分から軸方向に突出する中間位置においてのみ、容器部分の洗流空間を外室に流体的に接続する。
閉鎖栓は一体構造であるので、この栓は技術的に極めて簡単に形成でき僅かな経費で製造できる。さらに閉鎖栓にある流路は容器部分の洗流空間を外室と、閉鎖栓が中間位置にある場合にのみ流体的に接続するので、この流路内に付加的な閉鎖部材を設ける必要がなくなるので、この流路も簡単に孔加工または掘削により製作することができる。
本発明において閉鎖栓という概念は、中空円筒状の容器部分に閉鎖栓を装填するのに単に「栓をする」こと、すなわち軸方向への押し込みだけが必要であり、回転運動は不要であると解釈すべきである。
中間位置とは、閉鎖栓が既に中空円筒状容器部分に押し込められてはいるが、中空円筒状容器部分を材料結合または摩擦結合による接続で流体密に閉鎖する最終位置には達していない位置のことを言う。
本発明の有利な実施態様では、流路は閉鎖栓の内側端面からその長手軸に並行に走る第1の流路部分を有し、この流路部分はこの長手軸と直交し閉鎖栓の外套面から出る第2の流路部分に通じている。このような流路は縦もしくは横方向の孔加工により簡単に製作することができる。
閉鎖栓を確実に中間位置に保持するために、閉鎖栓および/または中空円筒状容器部分の外周もしくは内周に係止手段が設けられ、閉鎖栓をこの中間位置で着脱自在に固定するようにしている。
閉鎖栓が最終取り付け位置で環状に周回するフランジで中空円筒状容器部分の端面上に着座すると、閉鎖栓および中空円筒状容器部分は、フランジと端面の間を環状に周回する溶接またはろう付け継目により簡単に流体密に互いに接続することができる。
この種の材料結合的接続の代わりに閉鎖栓を中空円筒状容器部分内に収縮結合により流体密に固定することも可能である。
装置に関する本発明の課題は請求項7の特徴により解決されるが、これによれば装置は互いに間隔を置いて共通のシステム軸に配置された第1および第2の作業室を有する。第1および第2の作業室はさらに、作業室に通じている容器の自由端を収容するための第1もしくは第2の開口を備えており、第1および第2の作業室はこれらの間に配置された容器において専らこの容器自体を介して流体的に互いに接続されるようにされている。第1の作業室は洗流ガスのための入口を、第2の作業室はその出口を有し、その際各作業室は付加的に容器を気密に閉鎖するための手段を有するようにされる。
第1および第2の作業室はこれらの作業室間に配置された容器において専ら容器自体を介して流体的に接続されているので、洗流ガスを専ら第1の作業室に吹き込むだけで十分であり、洗流ガスは次いで強制的に閉鎖栓にある開口を介して中空円筒状容器部分に押し込まれ、専らこの容器部分を介して第2の作業室に達する。これにより容器部分にある水は確実に吹き出される。したがって洗流ガス導管を直接閉鎖栓内に配置された流路に接続する必要はない。
装置の有利な実施形態では作業室はシステム軸に沿って移動可能に配置される。このようにすれば容器は作業室間に配置できる。作業室の移動により容器の自由端は開口を通って案内され、作業室に突入する。
本発明の特に有利な実施態様では各作業室は開口を環状に取り囲みシステム軸の方向に開口に向かって調整可能なピストンを備えており、このピストンによりシステム軸の方向への移動によりこれと直交して作用する成分を有する力が開口を取り囲むパッキンリングの上に及ぼされる。この手段により容器は簡単に流体密に開口を介して各作業室に接続されるので、これらの作業室は専ら容器を介して機構的に互いに接続される。
装置の別の実施態様では第1と第2の作業室がシステム軸に沿ってその端面側の端部で第1もしくは第2の作業室に突入する接続管を介して互いに固定接続される。この接続管に容器は挿入可能であり、容器はその自由端で接続管を突出する。この処置により装置の構造は、作業室がもはや互いに相対的に移動できるように支承しなくてもよいので、簡単化される。
別の有利な実施形態では入口および出口はそれぞれ第1もしくは第2の作業室に通じている導入管もしくは排出管により形成され、それらの中心軸はシステム軸と一致し両管の間には接続管がそれぞれ軸方向間隔をおいて配置されるので、互いに対向する端面側間には第1もしくは第2の自由空間が残る。この場合接続管は導入管および排出管に第1の位置へ軸方向に移動可能に配置された第1もしくは第2のスリーブに流体密に接続可能にされ、その際第1および第2のスリーブは第2の位置へ移動可能にされ、この位置で第1および第2の自由空間が第1もしくは第2の作業室の方向に開放される。この実施態様では洗流ガスはもはや作業室を通って導かれる必要はない。なぜならこれらの作業室には導入もしくは排出管および接続管を介して洗流空間として役立つ流体密な流路が形成されるので、装置に容器を水中下で装填する際に、この洗流空間の外側にあり容器の流体密の閉鎖に必要な工具が置かれている作業室の作業空間には水が侵入することはない。
容器と接続管の間にパッキン材を配置し、導入管および排出管が専ら容器を介して流体的に互いに接続されるように調整可能にすると有利である。
洗流ガスの圧入により容器から水を追い出すのを補強してさらに場合により非気密の欠陥燃料棒または燃料棒部分および燃料マトリックスに侵入した水を除去するために、装置の有利な実施態様では、入口および出口が作業室の外側を走るバイパス管を介して1つの閉鎖されたガス循環路が生じるように互いに接続可能にされ、その際ガス循環路にはポンプと加熱装置がガス循環路にある加熱ガスの循環および加熱のために配置される。このようにすれば燃料マトリックス内にある水は蒸発され、燃料マトリックスを乾燥させることができる。
各作業室がシステム軸の方向に作用する圧力を及ぼすためのピストンを有すると、請求項1から6の1つによる容器の閉鎖栓は特に簡単に中空円筒状容器部分に押し込むことができる。
各作業室がシステム軸を中心に回転可能にこの軸の方向に調整できるように支承された溶接ヘッドを有していると、閉鎖栓は中空円筒状容器部分と回転運動を生じさせる必要なしに溶接することができる。
さらに各作業室がシステム軸を中心に回転可能にこれに向かって調整可能に支承された洗浄ブラシを有すると、溶接すべき部分は溶接前にその場で洗浄でき、したがって溶接継目の品質を改良することができる。
構造的経費はさらに、溶接ヘッドと洗浄ブラシを共通の回転輪に配置するときに減少される。
方法に関する本発明の課題は、本発明による装置並びに本発明による容器を使用した請求項19の特徴を有する方法により解決される。この方法は以下の工程、
a)中間位置にある閉鎖栓を備え燃料棒または燃料棒部分を含む容器部分の自由端を第1の開口を介して第1の作業室に、これに対向する自由端を第2の開口を介して第2の作業室に装着し、第1および第2の作業室が専ら容器部分自体を介して流体的に互いに接続される、
b)洗流ガスを第1の作業室に吹き込み、容器部分を介して互いに接続されている作業室と容器部分にある水を過圧の形成により追い出す、
行程を有する。
本発明の特に有利な実施形態では、水の追出し後に容器部分に加熱ガスをポンピングし、このようにして水の蒸発により容器部分内の水量を付加的に減少させる。換言すれば真空乾燥は行われない。さらに加熱ガスが閉鎖されたガス循環路内で最終値に達するまでポンピングされ、湿度量がもはや上昇しなくなると、この湿度量から容器内にあり加熱ガスの循環中ガス状の水の絶対量を求めることが可能となり、容器の閉鎖後容器内に残存している水の量を正確に求めることができる。
続いて閉鎖栓が容器部分に最終位置まで押し込められ、流体密に容器部分と接続される。
閉鎖栓は容器部分と環状に周回する溶接またはろう付け継目により材料結合で接続されるかまたはその代わりに容器部分内に収縮結合により流体密に固定される。
本発明を詳細に説明するために図面に示した実施例を参照する。
図1は中間位置に予め据え付けられた閉鎖栓を備えた本発明による容器の概略縦断面図である。 図2は環状溶接継目に沿って閉鎖された容器の部分断面図である。 図3aは排水中の作業位置に据え付けられた容器を備えた本発明による装置の互いに対向する作業室の概略部分縦断面図である。 図3bは排水中の作業位置に据え付けられた容器を備えた本発明による装置の互いに対向する、異なる作業室の概略部分縦断面図である。 図4aは排水中の作業位置に据え付けられた容器を備えた本発明による装置の別の実施形態による互いに対向する作業室の概略部分縦断面図である。 図4bは排水中の作業位置に据え付けられた容器を備えた本発明による装置の別の実施形態による互いに対向する、異なる作業室の概略部分縦断面図である。 図5aは排水および乾燥後の溶接時の作業位置にある作業室を示す図である。 図5bは排水および乾燥後の溶接時の作業位置にある、異なる作業室を示す図である。
図1に示すように容器2はその端面4、6が開いている中空円筒状の容器部分8を有する。端面4、6にはそれぞれ一体構造の閉鎖栓10が部分的に中間位置まで押し込められている。各閉鎖栓10は頭部11と円筒状のシャフト12を有し、シャフトの外径は容器部分8の内径より若干小さい。頭部11は環状に周回するフランジ13を有し、フランジの外径は容器部分8の外径と一致する。中間位置では閉鎖栓10は中空円筒状容器部分8をその最終位置に対して付加的に軸方向突出長さsだけ突出しているので、頭部11の下側にあるシャフト12の部分は容器部分8の外側にある。
各閉鎖栓10は流路14を備えており、この流路はこの中間位置では内室15を外室16に流体的に接続している。
円筒状の容器部分8内には操作の際の下側の自由端に焼結金属製のフィルタ要素18が配置されており、このフィルタ要素は容器2に図に破線で示した燃料棒20または燃料部分が装填された後にまだ閉鎖されてない容器から粗い粒子が漏出するのを阻止する。水が浸透している欠陥のある燃料棒20をカプセル化する必要のある場合には、従来はこの容器の両端にある栓を開き、その中に含まれているガス状のおよび開口を介して漏出するガス状放射性核分裂生成物を適切に排出していた。
中間位置で外室16と流体的に接続される流路14は、この例では長手中心軸22に沿って中央を走り内室15に向いた端面23から外へ出る袋穴の形をした第1の流路部分24と、これと直角に走りこの例では貫通孔の形をした少なくとも1つの第2の流路部分26とから形成され、第1の流路部分24はこの第2の流路部分26に通じている。第2の1つまたは複数の流路部分26が閉塞栓10の外套面27に当接している箇所は、すなわち第2の1つまたは複数の流路部分26の通口は、閉鎖栓10の中間位置では容器部分8の外側に出ている閉鎖栓10のシャフト12の範囲に配置されている。
閉鎖栓10のシャフト12はその容器部分8に突入する端面23と通口との間に環状の切欠きまたは溝28を有しており、この溝は安全リング30を収容するのに用いられる。中空円筒状の容器部分8はその自由端範囲の内表面に同様にそれぞれ環状の切込み32を有しており、この切込みに溝28に挿入された安全リング30が閉塞栓10を中空円筒状の容器部分8へ挿入する際に係合する。安全リング30および溝28はしたがって閉鎖栓10を中間位置において着脱自在に固定する係止手段としての作用をする。
中空円筒状の容器部分8とは反対側の端面33には閉鎖栓10はねじ孔34を有しており、この孔は閉鎖栓10を操作する棒状工具をねじ込むのに用いられる。このねじ孔34と直角方向の破線で示した溝36は図示しない棒状工具をねじ孔34にねじ込む際の回転トルク支持部材として役立つ。
図2は上側の閉鎖栓10が最終位置にある容器2を示し、この位置では栓は長さsだけ深く容器部分8へ押し込められ、フランジ13が中空円筒状の容器部分8の端面上にそのシール面で着座し、第2の1つまたは複数の流路部分26の通口が容器部分8の内側にあるようにされる。この最終位置ではフランジ13は容器部分8の端面4と環状の溶接継目40に沿って溶接されるので、閉鎖栓10は容器部分8を流体密に閉鎖する。
図3a,図3bによれば、図1に示した容器を両側で気密に閉鎖するための装置は第1の(上側の)作業室50(図3a)と第2の(下側の)作業室52(図3b)とを有する。第1と第2の作業室50、52は互いに間隔をおいて垂直方向に走る共通のシステム軸53上に位置決めされ、この軸に沿って相対的に移動できるように配置されている。第1および第2の作業室50、52は第1もしくは第2の案内スリーブ54、55により形成され互いに対向する第1もしくは第2の導入開口56、57を備えており、これらの開口はシステム軸53の方向に互いに対向して配置され、燃料棒20または燃料棒部分を装填した容器部分8はこれらの開口を介してその自由端に中間位置で予め据え付けられた閉鎖栓10とともに導入され、容器部分8の長手中心軸22と装置のシステム軸53が一致するように整列される。
予め据え付けられた閉鎖栓10を有する容器部分8の端面側の端部を導入開口56、57を介して導入した後に第1および第2の作業室50、52は導入開口56、57の範囲で流体密に閉鎖される。その仕方は容器2を環状に取り巻くパッキンリング60の上に同様に弾性パッキンリング62を備えた環状のピストン64をシステム軸53の方向に軸方向に押し出すことによりシステム軸53と直交する成分を有する力を及ぼし、パッキンリング60が容器部分8の外周におよび導入開口56、57の内縁に押し付けられ、容器部分8と導入開口56もしくは57の間にある空隙を閉鎖するものである。この組み立て位置では閉鎖栓はまだ中間位置にあり、第1および第2の作業室50、52は専ら容器部分8を介して流体的に互いに接続されている。
第1の作業室50は入口66を有しており、これを介して洗流ガスG、たとえばアルゴンArを高圧で吹き込むことができる。第1の作業室50の下側には内圧を形成するために閉じられる弁68を有する出口67が設けられる。第2の作業室52の下側にはサイフォンが設けられ、洗流ガスGの出口69として用いられる。
各作業室50、52にはシステム軸53を中心に回転できる回転輪70が支承されており、これにシステム軸53の方向に調整可能に洗浄ブラシ72と溶接ヘッド74がそれぞれ傾動レバー76もしくは78を介して支承されている。回転輪70はピニオン80を介してカプセル化されている電動機82により駆動される。観察カメラ90は容器の閉鎖を実施する作業のコントロールを可能にする。
第1および第2の作業室50、52ではそれぞれ開口56もしくは57に対向して昇降シリンダ91により操作されるピストン92が配置され、これによりシステム軸53の方向に作用する圧力を閉鎖栓10に及ぼすことができる。
中間位置にある閉鎖栓10を備えた容器部分8を第1および第2の作業室50、52内にピストン92によりその都度形成されるストッパまで挿入した後に開口56、57が閉じられる。続いて洗流ガスGが高圧下に弁68を開いた状態で第1の作業室50に導入される。このようにして第1の作業室50は乾燥状態に置かれる。弁68の閉鎖後に洗流ガスGは中間位置にある閉鎖栓10を備えた容器部分8を貫流し、容器部分8および第2の作業室52内にある水を出口69を介して排出する。この出口69から気泡が上昇する場合には、これは第1および第2の作業室50、52並びに容器部分8が水をもはや含んでいないことの指標となる。出口69に弁を組み込めば、この弁の閉鎖のあと洗流ガスGの導入を停止すれば、作業室50、52内に生じている過圧を解消することができる。
続いて洗浄ブラシ72が用意され、回転輪70の回転運動後に容器2の端面側4、6の端面ならびにフランジ13のパッキン面が洗浄される。洗浄が行われた後に洗浄ブラシ72は元の位置に戻され、ピストン92が操作されて閉鎖栓10を容器2に押し込み、中空円筒状容器部分8の各端面にフランジ13のパッキン面が着座するようにされる。閉鎖栓10の押し込みが行われた後に溶接ヘッド74が用意され、回転輪70の回転運動後に閉鎖栓10は中空円筒状容器部分8と環状溶接継目40(図2)に沿って溶接される。これとは異なり閉鎖栓10および容器部分8は環状ろう付け継目に沿って互いにろう付けすることもできる。このような材料結合の代わりに、容器2の端部を誘導加熱し、閉鎖栓10をこれにより拡大された端部に押し込むことによる収縮結合を採用することもできる。端部の冷却後に閉鎖栓は流体密に容器部分8内に固定される。
溶接が行われた後にピストン64は元の位置に戻され、容器2はホルダに収容され、少なくとも一方の作業室50、52が軸方向に動かされて容器2が取り外される。
図4a,bの実施例では両作業室50、52は接続管100を介して固定的に外部には流体密に互いに接続される。この接続管100はその端面側端部が第1もしくは第2の作業室50もしくは52内に突出している。接続管100内には容器2がその中間位置にある閉鎖栓10とともに挿入される。この中間位置において容器2の内室15は流体的に外室と接続される。容器2の円筒状容器部分8は両側で接続管100から突出している。
第1および第2の作業室50、52内には導入管102もしくは排出管104が配置されており、その中心軸はシステム軸53と一致し、洗流ガスGのための入口66もしくは出口69を形成する。
接続管100は第1の作業室50に通じる導入管102と第2の作業室52に通じる排出管104との間で軸方向間隔aをもって配置されるので、それぞれ互いに対向する端面の間には第1もしくは第2の自由空間106もしくは108が残る。
導入管102および接続管100並びに接続管100および排出管104は図4a,bに示した作業位置では軸方向に移動可能におよびシステム軸53を中心に回転可能に支承された第1もしくは第2のスリーブ110もしくは112を介して流体密に互いに接続され、直線状の比較的狭い洗流空間113を形成し、この洗流空間は容器2を閉鎖するのに必要な工具および駆動機構がある第1もしくは第2の作業室50、52の第1もしくは第2の作業空間114、115とは流体的に分離されている。
接続管100はその内周面の第1の作業室50に突入している端面側端部に可調整パッキン材116、たとえば膨らませることの可能なパッキンリングを備えており、このパッキン材により容器2を接続管100に挿入した後に容器2と接続管100の間にある空隙118を閉鎖することができるので、洗流空間113に流入する洗流ガスGは専ら容器2を通って流れ、導入管102および排出管104は専ら容器2を介して流体的に互いに接続される。接続管100が作業室50、52と流体密に接続されているため、空隙を唯一のパッキン材116で閉鎖するのに十分であり、容器2への洗流ガスGの適切な導入が達成される。
第1および第2の作業室50、52にそれぞれ配置されている昇降シリンダ119により第1および第2のスリーブ110、112が軸方向に移動できるので、第1および第2の自由空間106、108は第1もしくは第2の作業室50、52に対し開放または閉鎖することができる。
作業室50,52からそれぞれ突出している導入管102もしくは排出管104の端部はそれぞれ端管120を備えており、その上に密に昇降シリンダ122が載置され、この昇降シリンダは図3a,bの実施例における昇降シリンダ91と同様にシステム軸53の方向に軸方向に移動可能なピストン124を駆動し、このピストンにより閉鎖栓10はその最終位置に押し付けられる。
導入管102には弁126を介してガス導入管128が接続されており、この導入管を介して洗流ガスGが高圧で導入管102に導入され、容器2内にある水を追い出すことができる。排出管104から出る水は次いで弁130で閉鎖可能な排水導管132を介して排出される。
導入管102および排出管104は二路弁134、136を介してバイパス管138に接続されており、このバイパス管は導入管102および排出管104を閉鎖されたガス循環路で互いに接続している。このバイパス管138にはポンプ140および加熱装置142が配置されており、これらによりバイパス管138内の加熱ガスHが導入管102、容器2および排出管104を通ってポンピングされ、このようにして容器2内にある燃料棒20を乾燥させることができる。この乾燥中は弁126,130が閉じられる。
容器2の正確な位置決めのため第2のスリーブ112は半径方向に走行可能なストッパ片143を備えており、この上に容器部分8がその下側端面6で着座している。
第1および第2のスリーブ110、112はそれぞれ環状に周回するフランジを備えており、このフランジは溶接ヘッド74および洗浄ブラシ72のテーブルとして用いられ、同時に回転輪70として形成され、電動機145により駆動されるピニオン146と係合するので、洗浄ブラシ72および溶接ヘッド74はシステム軸53を中心に回転できるようになる。
温度センサ150、圧力センサ152および湿度センサ154により導入管102および排出管104内の温度T,圧力Pおよび湿度Xが測定され、乾燥工程の進行度を検出することができる。この工程は、加熱ガスH内の湿度が最終値に達し、湿度がもはや上昇せず、したがって液状の水がもはやガス循環路内になくなると終了する。容器2の容積が既知であれば容器2内でガスの位相状態にある水の絶対量が求められ、最大許容水量に関する基準値の順守を確実にチェックできる。水の完全な蒸発を達成するためにガス循環路の容積は燃料棒20を装填した場合に容器2内にある中空空間の容積よりも数倍大きくされる。
以下に端部範囲に開口を備えた、欠陥のある燃料棒20のカプセル化の際の装置の作動方式を詳述する。
まず装置が開かれる。このため導入管102の上に配置されている上側の昇降シリンダ122が装置から取り外される。この取り外しの前に第1および第2のスリーブ110、112が図4a,bに示した位置に動かされ、この位置でこれらのスリーブは導入管102と接続管100との間および接続管100と排出管104との間の流体密の接続を形成するので、導入管102、接続管100および排出管104から形成される洗流空間113へ取り外しにより侵入する水は作業室50、52に達することはない。
この洗流空間113を取り囲む作業室50、52の作業空間114はさらに常時洗流ガス(図示せず)で付勢されており、このようにして付加的に水の侵入を防いでいる。
続いて燃料棒20を装填した容器2が図4aには示さない操作工具により接続管100の中に、燃料棒が引っ張り出されたストッパ材143の上に着座するまで挿入される。
その後昇降シリンダ122は再び流体密に端管120の上に据え付けられる。以下に説明する工程は図4a,bに示した装置の作業位置において行われる。昇降シリンダの据え付けが行われた後に弁126を開くことにより洗流ガスGが高圧で導入管102に導入され、内室にプレスされ、弁130を開くと差し当たり洗流空間113にある水が追出される。
続いて膨張可能なパッキング116に高圧ガスを付勢することにより接続管100と容器部分8との間の空隙が閉じられるので、洗流ガスGは専ら容器2内を流れ、このようにして排水が行われる。この工程において燃料棒20の上下端部に場合により予め作られた開口を介して(図示せず)燃料棒20からの水も除去される。ガス流は、排出管104に配置された湿度センサ154で測定された湿度Xが所定の限界値を下回り十分な乾燥度が信号化されるまで維持される。続いて場合によりバイパス管138にある水が弁136の開放およびポンプ140の始動により追出される。その後弁126、130が閉じられる。
続いて燃料棒20の乾燥のため加熱装置142が始動される。ポンプ140は加熱装置142を介して洗流空間113にある洗流ガスGを追い出す。加熱装置142で洗流ガスGが加熱され、加熱ガスHとして熱的に分離された排水管132を介して洗流空間113に容器2の下側の閉鎖栓10まで達する。ここから加熱ガスHは容器2の内部へフィルタ要素18まで達する。加熱ガスHをこの方向に案内することによりフィルタ要素18は残水から解放されるので、加熱ガスHの通流が容易になる。燃料棒20に沿って流れる加熱ガスHにより燃料棒内の燃料マトリックスにある水が蒸発され、燃料棒20の上下端部に予め作られていた開口を介して容器2に釈放され、加熱ガスHとともに上側の閉鎖栓10を介して洗流空間113に搬送される。そこから湿度を帯びた加熱ガスHは弁134を介して再びポンプ140に導かれる。これによりガス循環路が閉じられる。加熱ガスHの温度Tは温度センサ150により検出され、分配器156を介して図示しない評価・制御ユニットに導かれ、このユニットはポンプ140および加熱装置142を制御し、温度Tを所定の設定値に調整する。評価・制御ユニットはさらに装置内にあるほかの能動部材である弁、ポンプ、作業装置、昇降シリンダ、電動駆動機などを制御する。
容器2内の加熱ガスHの通流性は圧力センサ152により監視される。加熱ガスHは、上側および下側の湿度センサ154が十分な飽和を示すまで循環路内を循環させられる。これは燃料マトリックス内の水が全て蒸発されもはやそれ以上の蒸発が起こらないことの指標である。この時点で加熱ガスHの加熱および循環が中断される。弁126の開放により新しい洗流ガスGが導入される。弁130の周期的な開閉により洗流ガスGは交互に排水管132を介して排出されるかまたは容器2に通される。最後に弁130、134、136が閉じられ、洗流空間113と作業室50、52の作業空間114、115との間の圧力平衡がなされる。続いて弁126が閉じられる。
その後第1のスリーブ110が昇降シリンダ122により接続管100へ押し付けられるので、自由空間106は第1の作業室の内室に向かって開き、ブラシ72および溶接ヘッド74が容器部分8の端面4の高さにあるようにされる。ブラシの摺動操作後、すなわち洗浄すべき接触面へのブラシ72の設置後ピニオン146の駆動により第1のスリーブ110が回転させられ、それとともにブラシ72も容器2の周りを動かされる。洗浄後ブラシ72は再び所期位置へ戻される。
続いて昇降シリンダ122が操作され、そのピストン棒で上側の閉鎖栓10が容器部分8に押し付けられる。その後溶接ヘッド74が半径方向に調整され、第1のスリーブ110の回転により容器2の周りを動かされる。溶接後上側の溶接ヘッド74も再び初期位置にもたらされ、スリーブ110は再び初期位置にもたらされる。
同様にして続いて第2の作業室52で洗浄および溶接が行われるが、その際第2のスリーブ112が洗浄および溶接に必要な位置に動かされる前にストッパ材143が戻される。図5bは同様に溶接ヘッド74が作業位置にある状況を示す。
閉鎖された容器2の取り出しのために装置が開かれる。このため上側の昇降シリンダ122のピストン124が戻され、その後装置から取り外される。取り外しにより装置の洗流空間113は水で通流される。容器2は棒工具により掴まれ、膨張可能のパッキン材116が排気され、下側の昇降シリンダ122のピストン124が再び初期位置にもたらされる。
図4a,bおよび図5a,bに関連して示した乾燥工程は原理的には図3a,bに示した装置においても、図4a,bおよび図5a,bに示した加熱装置を補充すれば実施可能である。
2 容器
4 容器の端面
6 容器の端面
8 容器部分
10 閉鎖栓
11 頭部
12 シャフト
13 フランジ
14 流路
15 内室
16 外室
18 フィルタ要素
20 燃料棒
22 長手軸
24 第1の流路部
26 第2の流路部
27 外套面
28 溝
30 安全リング
34 ねじ孔
36 溝
50 第1の作業室
52 第2の作業室
53 システム軸
54 第1の案内スリーブ
55 第2の案内スリーブ
56 第1の導入開口
57 第2の導入開口
60 パッキンリング
66 入口
67 出口
68 弁
69 出口
70 回転輪
72 洗浄ブラシ
74 溶接ヘッド
76 傾動レバー
78 傾動レバー
80 ピニオン
82 電動機
90 観察カメラ
100 接続管
102 導入管
104 排出管
110 スリーブ
112 スリーブ
113 洗流空間
116 パッキン材
138 バイパス管
140 ポンプ
142 加熱装置
G 洗流ガス
H 加熱ガス
s 軸方向突出長さ

Claims (10)

  1. 燃料棒(20)または燃料棒部分を気密にカプセル化するための容器(2)であって、この容器は中空円筒状の容器部分(8)および一つの部分から成る複数の閉鎖栓(10)を有し、この容器部分の両自由端がそれぞれ軸方向に変位可能な前記一つの部分から成る閉鎖栓(10)により流体密に閉鎖され、この閉鎖栓が流路(14)を備え、この流路が専ら組み立て時に最終位置に達する前に取る中間位置において、すなわち閉鎖栓(10)がその最終位置に対し付加的に軸方向突出長さ(s)だけ容器部分から突出している中間位置において、前記容器部分(8)の内部に配置された洗流空間(15)を、前記容器(2)を取り囲んでいる外室(16)と流体的に接続するようにした燃料棒または燃料棒部分を気密にカプセル化するための容器。
  2. 流路(14)が閉鎖栓(10)の内側端面(23)からその長手軸(22)に並行に走る第1の流路部分(24)を有し、この部分が長手軸(22)と直交し閉鎖栓の外套面(27)から出ている第2の流路部分(26)に通じている請求項1記載の容器。
  3. 閉鎖栓(10)がその外周面に、および、前記中空円筒状の容器部分(8)がその内周面に、閉鎖栓(10)を前記中間位置に着脱自在に固定する係止手段を備える請求項1または2記載の容器。
  4. 各閉鎖栓(10)が最終組み立て位置において環状に周回するフランジ(13)で中空円筒状の容器部分(8)の端面上に載置される請求項3記載の容器。
  5. 前記フランジ(13)および前記中空円筒状の容器部分(8)の端面が環状に周回する溶接継目(40)またはろう付け継目により互いに材料結合的に接続される請求項4記載の容器。
  6. 以下の工程:a)中間位置にある閉鎖栓(10)を備え燃料棒(20)または燃料棒部分を含む容器部分(8)の自由端を第1の開口(56)を介して第1の作業室(50)に、これに対向する自由端を第2の開口(57)を介して第2の作業室(52)に装着し、前記第1および第2の作業室(50、52)が専ら容器部分自体を介して流体的に互いに接続される、b)洗流ガス(G)を容器部分(8)に吹き込み、容器部分(8)にある水を過圧の形成により追い出す、行程を有する請求項1から5のいずれか1つに記載の容器(2)内に燃料棒(20)または燃料棒部分を気密にカプセル化するための方法。
  7. 水の追出し後に容器部分(8)に加熱ガス(H)をポンピングする請求項6記載の方法。
  8. 続いて閉鎖栓(10)を容器部分(8)に最終位置まで押し込み、流体密に容器部分(8)と接続する請求項6または7記載の方法。
  9. 閉鎖栓(10)が容器部分(8)と環状に周回する溶接継目またはろう付け継目により材料結合的に接続される請求項6から8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記閉鎖栓(10)が中空円筒状の容器部分(8)内に焼き嵌めにより流体密に固定される請求項8記載の方法。
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