JP6326214B2 - 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法 - Google Patents

設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6326214B2
JP6326214B2 JP2013224775A JP2013224775A JP6326214B2 JP 6326214 B2 JP6326214 B2 JP 6326214B2 JP 2013224775 A JP2013224775 A JP 2013224775A JP 2013224775 A JP2013224775 A JP 2013224775A JP 6326214 B2 JP6326214 B2 JP 6326214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility
equipment
information
index value
facilities
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013224775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015087881A (ja
Inventor
龍太郎 眞弓
龍太郎 眞弓
竜太 藤沢
竜太 藤沢
三浩 北地
三浩 北地
啓 岩田
啓 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2013224775A priority Critical patent/JP6326214B2/ja
Priority to PCT/JP2014/078797 priority patent/WO2015064651A1/ja
Priority to US15/033,575 priority patent/US20160283916A1/en
Publication of JP2015087881A publication Critical patent/JP2015087881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6326214B2 publication Critical patent/JP6326214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、複数の施設に設置される設備の情報を管理する設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法に関する。
従来、店舗、工場又はオフィスビル等の施設(以下、施設)では、多数の設備が設置される。そこで、施設に設置される設備の情報をデータベース化して管理する設備管理システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−182399号公報
ところで、チェーンストアのように、単一資本の下に組織される同一業種の複数の施設には、同一機種の設備が設置されることが多い。たとえば、電力使用量を主に把握しようとする場合には、同一機種については、定格出力は等しいため、運転効率も等しいことが想定される。また、同一機種については故障率なども等しいことが予想される。
しかしながら、本発明者は、設備の実際の運転効率は、設備の使用環境(例えば、営業時間、売場面積、設備の設置台数、設備の稼働率、メンテナンスの実施回数等)によって異なるという知見を得た。故障率などについても同様に、設備の使用環境によって異なる。従って、複数の設備を対比する場合には、設備が設置される施設によって設備の運転効率及び故障率等が大きく異なる可能性があり、その管理は容易ではない。
そこで、本発明は、複数の施設に設置される設備を比較することを容易なものとし、管理しやすい環境を構築することのできる設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る設備管理システムは、第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する。設備管理システムは、前記第1の設備についての使用環境情報と、前記第2の設備についての使用環境情報とを記憶する記憶部と、前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する抽出部と、前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する算出部とを備える。
第1の特徴において、前記記憶部は、前記第1の施設及び前記第2の設備のそれぞれの前記数量データについて、各設備の使用環境情報に対応づけて記憶する。
第1の特徴において、前記数量データは、各設備の電力使用量である。
第1の特徴において、前記第1の設備に対応する前記指標値を、前記第1の施設を特定する情報と関連付けて表示するとともに、前記第2の設備に対応する前記指標値を、前記第2の施設を特定する情報と関連付けて表示する表示部をさらに備える。
第1の特徴において、前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の大きさに従った順序で、前記第1の施設を特定する情報及び前記第2の施設を特定する情報を表示する。
第1の特徴において、前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の中で、閾値を上回る指標値に関連付けられた施設を強調表示し、又は、前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の中で、閾値を下回る指標値に関連付けられた施設を強調表示する。
第1の特徴において、前記使用環境情報は、設備が設置される施設の営業時間及び1台あたりの設備が対応する面積の少なくともいずれかを含む。
第2の特徴に係る設備管理装置は、第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する。設備管理装置は、前記第1の設備についての使用環境情報と、前記第2の設備についての使用環境情報とを記憶する記憶部と、前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する抽出部と、前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する算出部とを備える。
第3の特徴に係る設備管理方法は、第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する設備管理方法である。設備管理方法は、前記第1の設備についての使用環境情報と、前記第2の設備についての使用環境情報とを記憶するステップと、前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出するステップと、前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出するステップとを備える。
本発明によれば、複数の施設に設置される設備を比較することを容易なものとし、管理しやすい環境を構築することのできる設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る設備管理システムを示す図である。 図2は、第1実施形態に係るユーザ端末のブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る設備管理装置のブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る表示態様の例を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る表示態様の例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る設備管理方法を示すフロー図である。
以下において、本発明の実施形態に係る制御システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る設備管理システムは、第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する。設備管理システムは、前記第1の設備についての使用環境情報と、前記第2の設備についての使用環境情報とを記憶する記憶部と、前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する抽出部と、前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する算出部とを備える。
実施形態では、各設備に対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を用いて、各設備に対応する数量データの一つを正規化した指標値を算出する。従って、複数の施設に設置される設備を比較することを容易なものとし、管理しやすい環境を構築することのできる設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法を提供することができる。
[第1実施形態]
以下において、第1実施形態に係る設備管理システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る設備管理システムを示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る設備管理システムは、ユーザ端末100と、設備管理装置200とを有する。ユーザ端末100と設備管理装置200とは、ネットワーク300を介して接続される。
ユーザ端末100は、施設に設置される設備についての情報を入力及び表示するための装置である。設備は、例えば、空調、照明又は冷ケース等を含む。
第1実施形態では、施設として、同じ系列のチェーンストアである店舗A及び店舗Bを例に説明する。店舗Aに設置される設備は、設備Aを含み、店舗Bに設置される設備は、設備Bを含む。設備Aと設備Bとは、種別が同じ設備(例えば、空調)である。設備Aと設備Bとは、例えば、定格出力が等しい同種別の設備である。
図1において、ユーザ端末100は、店舗Aに設置されるユーザ端末100Aと、店舗Bに設置されるユーザ端末100Bと、店舗A及び店舗Bを統括する本部に設置されるユーザ端末100Cとを含む。ユーザ端末100Aは、主に店舗Aに設置される設備Aについての情報を入力及び表示する。ユーザ端末100Bは、主に店舗Bに設置される設備Bについての情報を入力及び表示する。ユーザ端末100Cは、主に店舗A及び店舗Bに設置される設備についての情報を表示する。
ユーザ端末100Aは、例えば、店舗A内に設けられた有線LAN又は無線LANを介して、店舗Aに設置される設備と接続されてもよい。ユーザ端末100Bは、例えば、店舗B内に設けられた有線LAN又は無線LANを介して、店舗Bに設置される設備と接続されてもよい。
設備管理装置200は、例えば、ネットワークサーバである。設備管理装置200は、施設(店舗A及び店舗B)に設置される設備の情報を管理する。
ネットワーク300は、公衆通信回線の一例であり、例えば、インターネット、広域回線網、狭域回線網、又は携帯電話網等である。
図2は、第1実施形態に係るユーザ端末のブロック図である。
図2に示すように、第1実施形態に係るユーザ端末100(ユーザ端末100A、ユーザ端末100B及びユーザ端末100C)は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と、表示部140と、入力部150とを備える。
通信部110は、ネットワーク300を介して、設備管理装置200と通信を行う。通信部110は、後述する入力部150を介して入力された情報を、設備管理装置200に送信する。また、通信部110は、後述する表示データを設備管理装置200から受信する。
記憶部120は、通信部110が受信した情報を記憶する。
制御部130は、ユーザ端末100の動作を制御する。
表示部140は、通信部110が受信した表示データ、又は記憶部120に記憶された表示データを、ウェブブラウザ等を用いて表示する。
第1実施形態において、表示部140は、設備Aに対応する指標値を、店舗Aを特定する情報と関連付けて表示するとともに、設備Bに対応する指標値を、店舗Bを特定する情報と関連付けて表示する。設備Aに対応する指標値及び設備Bに対応する指標値については、後述する。
また、表示部140は、店舗Aに関連付けられた指標値及び店舗Bに関連付けられた指標値の大きさに従った順序で、店舗Aを特定する情報及び店舗Bを特定する情報を表示する。あるいは、表示部140は、店舗Aに関連付けられた指標値及び店舗Bに関連付けられた指標値の中で、閾値を上回る指標値に関連付けられた施設を強調表示し、又は、表示部140は、店舗Aに関連付けられた指標値及び店舗Bに関連付けられた指標値の中で、閾値を下回る指標値に関連付けられた施設を強調表示する。
入力部150は、ユーザが施設及び設備についての情報を入力するためのキーボード等である。ここで、店舗及び設備についての情報は、本部に設置されるユーザ端末100Cの入力部150を介してのみ入力可能としてもよく、自店舗及び設備についての情報に限り、自店舗に設置されるユーザ端末(ユーザ端末100A又はユーザ端末100B)を介して入力可能としてもよい。
また、ユーザは、入力部150を介して、表示部140に表示させる表示データを特定するための情報を入力する。ここで、本部に設置されるユーザ端末100Cにおいては、任意の店舗及び設備についての情報を表示部140に表示させるための情報を、入力部150を介して入力することができる。ユーザ端末100A及びユーザ端末100Bにおいては、他店舗についての情報を表示させるための情報の入力を、一部制限してもよい。入力部150は、例えばタッチパネルのように、表示部140と一体化されていてもよい。
図3は、第1実施形態に係る設備管理装置のブロック図である。
図3に示すように、第1実施形態に係る設備管理装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを備える。
通信部210は、ネットワーク300を介して、ユーザ端末100(ユーザ端末100A、ユーザ端末100B及びユーザ端末100C)と通信を行う。通信部210は、後述する制御部230が生成する表示データを、ユーザ端末100に送信する。また、通信部210は、ユーザ端末100から送信された情報を受信する。
記憶部220は、通信部210が受信した情報を記憶する。具体的には、記憶部220は、設備Aについての使用環境情報と、設備Bについての使用環境情報とを記憶する。使用環境情報は、設備が設置される施設の環境を示す情報であり、施設毎に異なる情報を含む場合があることに留意すべきである。使用環境情報は、例えば、設備が設置される施設の営業時間、又は1台あたりの設備が対応する面積等である。
また、記憶部220は、各設備について計測された数量データを記憶する。数量データは、各設備の実際の運転効率又は故障率等を比較するためのデータであり、例えば、数量データは、各設備の電力使用量である。記憶部220は、設備A及び設備Bのそれぞれの数量データを、各設備の使用環境情報に対応づけて記憶する。
また、記憶部220は、設備A及び設備Bの各々について、基本情報及びメンテナンス情報を含む設備情報を記憶してもよい。ここで、基本情報は、設備の既定耐用年数及び使用期間を少なくとも含み、メンテナンス情報は、設備に対するメンテナンスの実施回数を少なくとも含む。基本情報は、設備の定格出力をさらに含んでもよい。メンテナンス情報は、メンテナンスの実施計画をさらに含んでもよい。
制御部230は、設備管理装置200の動作を制御する。
第1実施形態において、制御部230は、設備A及び設備Bのそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する。すなわち、制御部230は、設備管理システムにおける抽出部に相当する。
また、制御部230は、設備Aに対応する数量データの一つを、設備Aに対応する共通情報を用いて正規化した指標値と、設備Bに対応する数量データの一つを、設備Bに対応する共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する。すなわち、制御部230は、設備管理システムにおける算出部に相当する。また、制御部230は、各設備に対応する指標値を含む表示データを生成する。
ここで、設備A及び設備Bのそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報は、例えば、設備が設置される施設の営業時間及び1台あたりの設備が対応する面積の少なくともいずれかである。
例えば、共通情報として店舗A及び店舗Bの営業時間を用いる場合、制御部230は、設備Aの電力使用量を、店舗Aの営業時間を用いて正規化した指標値と、設備Bの電力使用量を、店舗Bの営業時間を用いて正規化した指標値とを算出する。具体的には、制御部230は、店舗Aの営業時間に基づいて、設備Aの電力使用量が計測された時間長を推定し、推定された時間長で設備Aの電力使用量を除した値を、設備Aに対応する指標値として算出する。同様に、制御部230は、店舗Bの営業時間に基づいて、設備Bの電力使用量が計測された時間長を推定し、推定された時間長で設備Bの電力使用量を除した値を、設備Bに対応する指標値として算出する。
あるいは、共通情報として1台あたりの設備Aが対応する面積及び1台あたりの設備Bが対応する面積を用いる場合、制御部230は、設備Aの電力使用量を、1台あたりの設備Aが対応する面積を用いて正規化した指標値と、設備Bの電力使用量を、1台あたりの設備Bが対応する面積を用いて正規化した指標値とを算出する。具体的には、制御部230は、設備Aの設置場所の面積及び設置台数に基づいて、1台あたりの設備Aが対応する面積を推定し、推定された面積で設備Aの電力使用量を除した値を、設備Aに対応する指標値として算出する。同様に、制御部230は、設備Bの設置場所の面積及び設置台数に基づいて、1台あたりの設備Bが対応する面積を推定し、推定された面積で設備Bの電力使用量を除した値を、設備Bに対応する指標値として算出する。
(表示態様)
以下において、第1実施形態に係る表示態様について説明する。図4及び図5は、第1実施形態に係る表示態様の例を示す図である。図4及び図5においては、施設として、同じ系列のチェーンストアである複数の店舗を例に説明する。制御部230は、店舗A及び店舗Bについて上述したように、複数の店舗の各々に設置される設備に対応する数量データを正規化した指標値を算出する。
図4に示すように、表示部140は、選択された店舗についての情報を店舗カルテとして表示する。図4において、表示部140は、選択された店舗(ここでは店舗A)の店舗基本情報、電力基本情報及び設備情報を表形式で表示する。店舗基本情報は、店舗の開店日、営業時間、住所、電話番号及び売場面積等を含む。電力基本情報は、契約電力、昨年消費電力及び設備電気容量等を含む。設備情報は、店舗に設置される設備(空調、照明及び冷ケース等)、型式、設置場所及び設置台数等を含む。
図5に示すように、表示部140は、店舗一覧を表形式で表示する。表示部140は、店舗の名称と関連付けて、店舗基本情報(図4に示す情報の一部)と、選択された設備の設置場所及び後述するランクとを表示する。例えば、表示部140は、選択された設備種別のランクに従って、複数の店舗についての情報を表示する。例えば、図5では、設備種別として空調が選択されており、各店舗に設置される空調がAランク〜Eランクの5段階で表示される。各店舗についての情報は、設置される空調のランクに従って、一覧表示される。
ここで、設備種別のランクは、各店舗に設置される設備全ての指標値について、設備種別ごとの平均値に基づいて、Aランク〜Eランクのいずれかが付与される。換言すると、設備種別のランクは、設備種別毎の店舗のランクともいうことができる。例えば、電力使用量を正規化した指標値を用いて設備種別のランクを付与する場合、指標値が小さい設備ほど運転効率が高い。そこで、指標値の平均値の数値範囲を、小さい方から順にAランク〜Eランクに分類する。例えば、空調のランクを付与する場合、店舗Aに設置される全ての空調に対応する指標値の平均値に基づいて、店舗Aに設置される空調のランク付けを行う。同様に、他の店舗に設置される空調のランク付けを行う。
(設備管理方法)
以下において、第1実施形態に係る設備管理方法について説明する。図6は、第1実施形態に係る設備管理方法を示すフロー図である。
図6に示すように、ステップS100において、設備管理装置200は、各設備に対応する使用環境情報を記憶する。
ステップS110において、設備管理装置200は、各設備に対応する設備情報を記憶する。
ステップS120において、設備管理装置200は、各設備に対応する設備情報の中から、各設備に対応する設備情報に共通して含まれる共通情報を抽出する。共通情報は、例えば、設備が設置される施設の営業時間及び1台あたりの設備が対応する面積の少なくともいずれかを含む。
ステップS130において、設備管理装置200は、各設備に対応する共通情報に基づいて、各設備に対応する数量データを正規化した指標値を算出する。
ステップS140において、設備管理装置200は、各設備に対応する指標値を表示する。
以上説明したように、第1実施形態に係る設備管理システムは、店舗A及び店舗Bに設置される設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を抽出し、各設備に対応する数量データの一つを、対応する共通情報を用いて正規化した指標値を算出する。すなわち、第1実施形態に係る設備管理システムは、設備に対応する数量データが使用環境の差異によって異なることを考慮し、使用環境情報に共通して含まれる共通情報を用いて、数量データを正規化した指標値を算出する。これにより、各設備について正規化した指標値を比較することによって、適切に各設備を比較することができる。その結果、例えば、新規店舗を開設する際に、既存の店舗に設置される設備に対応する指標値を参照することにより、適切な設備の定格出力及び設置台数を判断するための材料を得ることができる。
従って、本発明によれば、複数の施設に設置される設備を比較することを容易なものとし、管理しやすい環境を構築することのできる設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法を提供することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本実施形態では、設備管理装置200は、ネットワークサーバであるものとして説明した。しかしながら、設備管理装置200は、設備が使用される施設内に設けられていてもよい。この場合、設備管理装置200は、施設内に設けられた有線LAN又は無線LANを介して、施設に設置されるユーザ端末100及び設備と接続されてもよい。また、この場合、設備に対応する指標値を表示する表示部は、ユーザ端末100ではなく、設備管理装置200に設けられていてもよい。
本実施形態では、設備A及び設備Bが、定格出力の等しい同種の設備であるものとして説明した。しかしながら、設備Aの定格出力と設備Bの定格出力とが異なる場合であっても、本発明は適用可能である。例えば、複数の設備の各々に対応する指標値の中に、他の指標値と大きく乖離した指標値が発見された場合、その指標値に対応する設備の定格出力が、使用環境に対して適切でないと判断し、他の指標値に対応する設備の定格出力に合わせて取り替えることを検討することもできる。
本実施形態では、設備に対応する数量データとして、電力使用量を例に説明した。しかしながら、数量データは、例えば、設備の耐用年数、使用期間及びメンテナンスの実施回数等の、設備の劣化度を示す数量データであってもよい。
100…ユーザ端末、110…通信部、120…記憶部、130…制御部、140…表示部、150…入力部、200…設備管理装置、210…通信部、220…記憶部、230…制御部、300…ネットワーク

Claims (8)

  1. 第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する設備管理システムであって、
    前記第1の設備についての使用環境情報と、前記第2の設備についての使用環境情報とを記憶する記憶部と、
    前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する抽出部と、
    前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する算出部とを備え、
    前記使用環境情報は、前記第1の設備の台数及び前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の施設の売場面積に対する前記第1の設備の台数及び前記第2の施設の売場面積に対する前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の設備の1台当たりの売場面積及び前記第2の設備の1台当たりの売場面積を示す情報、前記第1の設備の稼働率及び前記第2の設備の稼働率を示す情報、及び、前記第1の設備のメンテナンス回数及び前記第2の設備のメンテナンス回数を示す情報の少なくともひとつを含むことを特徴とする設備管理システム。
  2. 前記記憶部は、前記第1の施設及び前記第2の設備のそれぞれの前記数量データについて、各設備の使用環境情報に対応づけて記憶することを特徴とする請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記数量データは、各設備の電力使用量であることを特徴とする請求項1または2に記載の設備管理システム。
  4. 前記第1の設備に対応する前記指標値を、前記第1の施設を特定する情報と関連付けて表示するとともに、前記第2の設備に対応する前記指標値を、前記第2の施設を特定する情報と関連付けて表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の設備管理システム。
  5. 前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の大きさに従った順序で、前記第1の施設を特定する情報及び前記第2の施設を特定する情報を表示することを特徴とする請求項4に記載の設備管理システム。
  6. 前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の中で、閾値を上回る指標値に関連付けられた施設を強調表示し、又は、前記表示部は、前記第1の施設に関連付けられた前記指標値及び前記第2の施設に関連付けられた前記指標値の中で、閾値を下回る指標値に関連付けられた施設を強調表示することを特徴とする請求項4または5に記載の設備管理システム。
  7. 第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する設備管理装置であって、
    前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出する抽出部と、
    前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出する算出部とを備え、
    前記使用環境情報は、前記第1の設備の台数及び前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の施設の売場面積に対する前記第1の設備の台数及び前記第2の施設の売場面積に対する前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の設備の1台当たりの売場面積及び前記第2の設備の1台当たりの売場面積を示す情報、前記第1の設備の稼働率及び前記第2の設備の稼働率を示す情報、及び、前記第1の設備のメンテナンス回数及び前記第2の設備のメンテナンス回数を示す情報の少なくともひとつを含むことを特徴とする設備管理装置。
  8. 第1の施設に設置される第1の設備に対応する情報と、前記第1の施設と異なる第2の施設に設置される第2の設備に対応する情報とを管理する設備管理方法であって、
    前記第1の設備及び前記第2の設備のそれぞれに対応する使用環境情報に共通して含まれる共通情報を、各使用環境情報から抽出するステップと、
    前記第1の設備に対応する数量データの一つを、前記第1の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値と、前記第2の設備に対応する数量データの一つを、前記第2の設備に対応する前記共通情報を用いて正規化した指標値とを算出するステップとを備え、
    前記使用環境情報は、前記第1の設備の台数及び前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の施設の売場面積に対する前記第1の設備の台数及び前記第2の施設の売場面積に対する前記第2の設備の台数を示す情報、前記第1の設備の1台当たりの売場面積及び前記第2の設備の1台当たりの売場面積を示す情報、前記第1の設備の稼働率及び前記第2の設備の稼働率を示す情報、及び、前記第1の設備のメンテナンス回数及び前記第2の設備のメンテナンス回数を示す情報の少なくともひとつを含むことを特徴とする設備管理方法。
JP2013224775A 2013-10-29 2013-10-29 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法 Active JP6326214B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224775A JP6326214B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
PCT/JP2014/078797 WO2015064651A1 (ja) 2013-10-29 2014-10-29 設備管理システム及び設備管理方法
US15/033,575 US20160283916A1 (en) 2013-10-29 2014-10-29 Equipment managing system and equipment managing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224775A JP6326214B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015087881A JP2015087881A (ja) 2015-05-07
JP6326214B2 true JP6326214B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=53050627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224775A Active JP6326214B2 (ja) 2013-10-29 2013-10-29 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6326214B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6757915B2 (ja) 2015-07-30 2020-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末の制御方法および情報システム
DE102018216477B4 (de) 2018-09-26 2023-03-16 Robert Bosch Gmbh Lenkvorrichtung mit einer Steckverbindereinheit zur elektrischen Kontaktierung einer Lenksensoreinheit
CN109903140A (zh) * 2019-03-07 2019-06-18 阿里巴巴集团控股有限公司 一种信用服务推荐方法、装置及设备
WO2023012977A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 日本電気株式会社 店舗管理システム及び店舗管理方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10142112A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Ohbayashi Corp 既存建築物の耐震性能評価方法及びその耐震性能評価システム、並びに既存建築物群の改修優先順位評価方法及びその改修優先順位評価システム
JP2006309279A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 設備状態監視制御システム
JP2008009466A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 省エネルギー管理システムおよび省エネルギー管理プログラム
JP2009048384A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Hitachi Ltd 設備管理支援システム
JP4952946B2 (ja) * 2008-02-28 2012-06-13 株式会社日立プラントテクノロジー 機器の劣化度算出方法およびリスク評価方法
JP2010020573A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Hitachi Ltd 設備のライフサイクルマネジメントシステムおよびその方法
JP5911742B2 (ja) * 2011-03-14 2016-04-27 メタウォーター株式会社 設備保全支援装置
JP6009201B2 (ja) * 2012-04-10 2016-10-19 トヨタホーム株式会社 建物設備管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015087881A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5852941B2 (ja) 省エネルギー行動継続支援システム
US10983891B2 (en) Method and system for implementing a data center operating system
JP6326214B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
JP2011034484A (ja) 建物の省エネ効果予測装置、省エネ効果予測システム、および省エネ効果予測プログラム
JP2015011565A (ja) 監視制御システム
WO2015064651A1 (ja) 設備管理システム及び設備管理方法
CN101493689B (zh) 远程实时性空调设备资产管理系统
JP6075101B2 (ja) エネルギー管理支援装置、エネルギー管理支援装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
US20200118142A1 (en) Demand and supply tracking for inventory management and replacement optimization
EP2463812A1 (en) Scheduling the maintenance of operational equipment
JP2006350920A (ja) エネルギー需要予測システム及び需要予測方法
JP6451314B2 (ja) 管理装置、表示装置、管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2008287576A (ja) 電子電気機器収納用キャビネットの選定システム
JP6426803B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
JP6196127B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
JP6105457B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
JP2015103128A (ja) 設備管理システム、設備管理装置及び設備管理方法
JP7329936B2 (ja) 予防保全管理装置、予防保全管理プログラム、及び、予防保全管理方法
JP5822788B2 (ja) 作業計画支援装置、作業計画支援方法および作業計画支援プログラム
JPWO2017212563A1 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
US20130085694A1 (en) Energy usage amount managing apparatus, energy usage amount management method, and computer readable medium
JP2016057768A (ja) 営業支援システム、営業支援管理装置、営業支援管理プログラムおよび営業支援管理方法
JP5914281B2 (ja) 予測変数特定装置、方法、およびプログラム
JP6417682B2 (ja) 施策表示方法、施策表示プログラム、施策表示装置および施策表示システム
US20240048617A1 (en) Management device, management system, and management method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6326214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150