JP6325843B2 - 電位検出型固体電解質酸素センサ - Google Patents

電位検出型固体電解質酸素センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6325843B2
JP6325843B2 JP2014043850A JP2014043850A JP6325843B2 JP 6325843 B2 JP6325843 B2 JP 6325843B2 JP 2014043850 A JP2014043850 A JP 2014043850A JP 2014043850 A JP2014043850 A JP 2014043850A JP 6325843 B2 JP6325843 B2 JP 6325843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid electrolyte
comparative example
electromotive force
oxygen
operating temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014043850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015169514A (ja
Inventor
三浦 則雄
則雄 三浦
池田 弘
弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Energy System Corp
Original Assignee
Yazaki Energy System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Energy System Corp filed Critical Yazaki Energy System Corp
Priority to JP2014043850A priority Critical patent/JP6325843B2/ja
Priority to PCT/JP2015/056729 priority patent/WO2015133628A1/ja
Publication of JP2015169514A publication Critical patent/JP2015169514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325843B2 publication Critical patent/JP6325843B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4073Composition or fabrication of the solid electrolyte
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/409Oxygen concentration cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Description

本発明は、電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料、及び、これを用いた濃淡電池式酸素センサ並びにラムダセンサに関する。
現在、固体電解質センサは、応答信号の種類によって複数の型に分類することができる。このうち、最も基本的な応答方式である平衡電位型センサは、固体電解質を隔壁(膜)としたガス濃淡電池を形成し、両電極界面での電気化学反応の平衡に基づくネルンスト式に従う平衡起電力をセンサ信号としている。また、このようなセンサの電極には、高価な貴金属材料である例えば白金が用いられている。
従来の固体電解質ガスセンサでは、白金などの高価な金属を電極に用いることが多いため、デバイス自体が高価なものとなってしまう。そこで、白金に替わる低コストの電極材料が求められている。
ここで、特許文献1には、白金又は白金合金とバリウム化合物とを含有した電極を有するガスセンサ素子が開示されている。バリウム化合物にはバリウムのペロブスカイト型酸化物やバリウムのスピネル型酸化物も挙げられている。この特許文献1の技術では、白金の触媒活性を下げる目的で白金にバリウム化合物を接触させており、使用されるバリウム化合物も白金と比べて少なく、バリウム化合物単独で用いるものではない。
また、特許文献2には、電極に銀若しくは金又はこれらの主成分とする合金を用いた酸素センサが開示されている。なお、特許文献2には、カソードが電子とイオンの混合伝導体とする旨の開示があり、具体的にはLa0.5Sr0.5Co0.8Mn0.2、La0.4Sr0.6Co0.8Fe0.2、La0.5Sr0.5Co0.8Ni0.2、及びLa0.5Sr0.5Co0.6Cu0.4などが挙げられている。また、これらのLa−Sr−Co−Mn−O系に限らず、電子とイオンの混合伝導体であれば、Ba−Sr−Co−O系でも、La−Ba−Fe−O系でもよい旨も開示されている。ただし、この酸素センサは、いわゆる電流検出型酸素センサであり、低温度で作動可能とするため上記酸化物を用いている。
また、白金よりも低温で作動可能なLa−Sr−Co系などのペロブスカイト型酸化物を検知極として用い、セリア系、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、及びBIMEVOX系などの固体電解質と組み合わせた電位検出型酸素センサが報告されている(非特許文献1〜4)。
特開2013−205349号公報 特開平8−220060号公報
Takanori INOUE, Koichi EGUCHI, and Hiromichi ARAI「Low Temperature Operation of Ceria-based Oxygen Sensors Using Perovskite-type Oxide Electrodes」、The Chemical Society of Japan、CHEMISTRY LETTERS, pp. 1939-1942, 1988. Koichi Eguchi, Takanori Inoue, Masami Ueda, Jun-ichi Kamimae and Hiromichi Arai「The effect of electrode materials on the response of oxygen sensors and the electrode kinetics」、Sensors and Actuators B, 13-14 (1993) 38-40 T. Iharada, A. Hammouche, J. Fouletier, M. Kleitz, J.C. Boivin and G. Mairesse「Electrochemical characterization of BIMEVOX oxide-ion conductors」、Solid State Ionics 48 ( 1991 ) 257-265 Hansang Cho, Go Sakai, Kengo Shimanoe, Noboru Yamazoe、「Behavior of oxygen concentration cells using BiCuVOx oxide-ion conductor」、Sensors and Actuators B 108 (2005) 335-340
しかし、特許文献1,2及び非特許文献1〜4に記載の技術では、依然として電極材料に高価な元素(白金、金、銀、コバルト、ランタン等)を用いる必要があり、低コスト化を図ることができない。また、非特許文献1〜4に記載の技術では、種々の他ガス(酸素以外のガス)に対する応答について検討されておらず、且つ、酸素についても1%未満の極低濃度に関して検討されておらず、酸素センサとして適切に動作するか否かが不明であり、濃淡電池式酸素センサやラムダセンサに利用可能であるかも不明である。さらに、特許文献2に記載の技術の酸素センサは、電位検出型センサではなく電流検出型センサであり、電位検出型固体電解質酸素センサにおける検知極の材料を提供するものではない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、酸素センサとして適切に動作させることができ、濃淡電池式酸素センサやラムダセンサに利用可能で、且つ、検知極に白金を全く使用せずに低コスト化を図ることができる電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料、及び、これを用いた濃淡電池式酸素センサ並びにラムダセンサを提供することにある。
本発明の電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料は、電位検出型の固体電解質酸素センサに用いられる検知極材料であって、BaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされる酸化物により構成され、xは0.1以上1.0以下の値であり、δは0を超え0.5以下の値であることを特徴とする。
この電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料によれば、検知極材料をBaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされる酸化物により構成し、xは0.1以上1.0以下の値であり、δは0を超え0.5以下の値である場合に、酸素センサとして適切に動作させることができ、濃淡電池式酸素センサやラムダセンサに利用可能で、且つ、検知極に白金を使用せずに低コスト化を図ることができる電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料を提供することができる。
また、本発明の濃淡電池式酸素センサにおいて、上記に記載の材料よりなる検知極と、前記検知極が所定面に設けられた酸素イオン導電性を有する固体電解質と、前記固体電解質の前記所定面の反対面となる大気開放された箇所に設けられた白金よりなる参照極と、前記固体電解質を加熱するヒータとを備え、前記ヒータは、前記固体電解質を500℃以上600℃以下となるよう加熱することが好ましい。
この濃淡電池式酸素センサによれば、ヒータにより固体電解質を500℃以上600℃以下となるよう加熱し、検知極に白金を使用せずに低コスト化を図ったうえで、濃淡電池式酸素センサとして適切に動作させることができる。
また、本発明のラムダセンサにおいて、上記に記載の材料よりなる検知極と、前記検知極が所定箇所に設けられた酸素イオン導電性を有する固体電解質と、前記固体電解質の前記所定面の反対面となる大気開放された箇所に設けられた白金よりなる参照極と、前記固体電解質を加熱するヒータとを備え、前記ヒータは、前記固体電解質を550℃以上600℃以下となるよう加熱することが好ましい。
このラムダセンサによれば、ヒータにより固体電解質を550℃以上600℃以下となるよう加熱し、検知極に白金を使用せずに低コスト化を図ったうえで、ラムダセンサとして適切に動作させることができる。
本発明によれば、酸素センサとして適切に動作させることができ、検知極に白金を使用せずに低コスト化を図ることができる電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料、及び、これを用いた濃淡電池式酸素センサ並びにラムダセンサを提供することができる。
電位検出型固体電解質酸素センサを示す模式的な構成図である。 実施例1〜4及び比較例1〜15に係る種々のガスに対する起電力応答をまとめた図である。 実施例1〜4及び比較例14,15に係る種々のガスに対する起電力応答を比較した図である。 実施例1及び比較例15に係る各被検ガスに対する応答曲線を示すグラフであり、作動温度400℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る各被検ガスに対する応答曲線を示すグラフであり、図5は作動温度450℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る各被検ガスに対する応答曲線を示すグラフであり、作動温度500℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る各被検ガスに対する応答曲線を示すグラフであり、作動温度550℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る各被検ガスに対する応答曲線を示すグラフであり、作動温度600℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示し、且つ、作動温度400℃を示している。 実施例1及び比較例15に酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示し、且つ、作動温度450℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示し、且つ、作動温度500℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示し、且つ、作動温度550℃を示している。 実施例1及び比較例15に係る酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示し、且つ、作動温度600℃を示している。 実施例1及び比較例15に係るλに対する起電力を示すグラフであって、作動温度400℃を示している。 実施例1及び比較例15に係るλに対する起電力を示すグラフであって、作動温度450℃を示している。 実施例1及び比較例15に係るλに対する起電力を示すグラフであって、作動温度500℃を示している。 実施例1及び比較例15に係るλに対する起電力を示すグラフであって、作動温度550℃を示している。 実施例1及び比較例15に係るλに対する起電力を示すグラフであって、作動温度600℃を示している。 実施例1及び比較例15のセンサについて、λをリーン領域とリッチ領域とに繰り返し変化させた場合における起電力変化を示すグラフであって、作動温度550℃を示している。 実施例1及び比較例15のセンサについて、λをリーン領域とリッチ領域とに繰り返し変化させた場合における起電力変化を示すグラフであって、作動温度600℃を示している。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下では本発明の一実施形態を例示して説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、電位検出型固体電解質酸素センサを示す模式的な構成図である。図1に示す電位検出型固体電解質酸素センサ1は、例えば自動車等の内燃機関の排気ガスモニタリングに使用されるものであって、本実施形態に係る検知極材料より構成される検知極10と、検知極10が所定面に設けられた酸素イオン導電性を有する固体電解質(YSZチューブ)20と、固体電解質20の所定面の反対面となる大気開放された箇所に設けられた白金よりなる参照極30と、固体電解質20を所定温度に暖めるヒータ(不図示)とを備えている。また、チューブ状の固体電解質20の外周面には帯状にYSZ層21が形成され、検知極10はそのYSZ層21上に積層されている。さらに、検知極10と白金参照極30とにはマルチメータ200に接続するためのリード線22が取り付けられている。
このようなセンサ1の検知極10は、バリウム−ストロンチウム−鉄系ペロブスカイト型酸化物により構成されている。この酸化物は、BaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされるペロブスカイト型酸化物であり、xは0.1以上1.0以下の値であり、δは0を超え0.5以下の値である。ただし、図2〜図20においては、BaSr(1−x)FeO(3−δ)をδを用いずに簡略化して、便宜的にBaSr(1−x)FeOと記述している。特に、x=1.0の場合にはBaFeOと記述した。
以下、本実施形態に係る検知極10を用いた酸素センサ1による実験結果(種々のガスに対する起電力応答、濃淡電池式酸素センサ応答、及びラムダセンサ応答)を示すが、それに先立って実験に用いたセンサ1(図1に示すもの)の作製法を説明する。
実験に用いたセンサ1(以下の実施例1〜3)は、固体電解質20は、YSZ一端封止管(例えば8mol Y添加、内径5mm、外径8mm、長さ300mm)を用いた。また、YSZ粉末とα−テルピネオールを混練して得られたペーストを、一端封止YSZ管の外側表面に帯状に厚さ数十μmで塗布し、100℃で乾燥させてYSZ層21を形成した。検知極10の材料としては、上記のBa−Sr−Fe系酸化物を用い、α-テルピネオールと混練した後、YSZ層21の上部に数十μmの厚さで積層し、さらに100℃で乾燥させた。参照極30は、Ptペーストとα−テルピネオールを混練した後、YSZ管の内側先端表面に塗布し、100℃で乾燥させた。このようにして得られたYSZ管を最終的に1200℃で2時間焼成した。なお、白金参照極側は常時大気開放とした。
一方、比較例に係る酸素センサは、上記とは異なる酸化物又はPtを検知極材料とした点以外は、実施例1〜4に係る酸素センサ1と同様にして作製されたものである。
次に、酸素センサの第1の実験結果(種々のガスに対する起電力応答)を示す。実験にあたっては、実施例及び比較例に係るセンサを石英セル100に入れ、センサ特性評価装置にセットし、検知極10と参照極30との電位差をマルチメータ200を用いて測定した。作動温度を600℃とし、ベースガスを加湿合成空気(21vol.%O+5vol.%HO+Nバランス)とし、被検ガスをCO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれ(各100ppm,ベースガス希釈)とした。また、上記ベースガス又は被検ガスをガス流量100cm/minで測定用セル(石英セル100)に供給した。
図2は、実施例1〜4及び比較例1〜15に係る種々のガスに対する起電力応答をまとめた図である。この図に示すように、比較例1において検知極材料はNiOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順にー6.47,−5.65,29.45,(測定せず),−53.83,−13.88であった。
比較例2において検知極材料はZnOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−24.18,2.90,30.30,−95.53,−87.79,8.19であった。
比較例3において検知極材料はSnOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−16.07,−0.11,6.10,(測定せず),−89.41,−3.88であった。
比較例4において検知極材料はMgCrであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.38,−0.61,6.05,−27.64,−23.87,−8.32であった。
比較例5において検知極材料はZnFeであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−1.05,−3.19,17.44,(測定せず),−28.50,−7.33であった。
比較例6において検知極材料はNiWOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−25.68,−3.67,32.77,−222.82,−90.49,−13.23であった。
比較例7において検知極材料はCeNbOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.28,−3.83,26.12,−51.65,−6.82,−7.37であった。
比較例8において検知極材料はCeTaOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に0.00,−0.01,11.96,−39.24,−6.48,−3.86であった。
比較例9において検知極材料はLaMnOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.16,−0.69,5.01,−14.39,−1.44,−3.46であった。
比較例10において検知極材料はNiTiOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−6.82,3.75,−16.74,−187.04,−72.64,2.87であった。
比較例11において検知極材料はFeTiOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−8.21,−19.69,91.40,−116.37,−132.05,−3.78であった。
比較例12において検知極材料はGaFeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−3.81,2.20,75.80,−139.90,−37.89,−5.27であった。
比較例13において検知極材料はSmFeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−1.80,−4.42,29.50,−67.14,−32.72,−26.67であった。
実施例1において検知極材料はBaFeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に0.03,0.10,0.19,−0.03,−0.03,0.08であった。
実施例2において検知極材料はBa0.9Sr0.1FeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.04,0.14,0.21,−0.01,−0.11,0.22であった。
実施例3において検知極材料はBa0.5Sr0.5FeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に0.11,0.12,0.26,−0.66,−0.22,0.18であった。
実施例4において検知極材料はBa0.1Sr0.9FeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.07,0.07,0.25,−0.31,−0.14,0.23であった。
比較例14において検知極材料はSrFeOであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に−0.07,−0.04,1.91,−0.32,−3.43,−0.53であった。
比較例15において検知極材料はPtであり、CO,NO,NO,C,C,NHのそれぞれに対して、起電力(mV)が順に0.00,0.10,0.20,−0.18,−0.15,0.02であった。
図3は、実施例1〜4及び比較例14,15について、各ガスに対する600℃での起電力応答を比較した図である。実施例1〜4と比較例15では、いずれのガスに対しても±1mV以下の応答しか示さないが、比較例14はCやNOに対して数mVの応答を示した。
以上のように、検知極10に本実施形態外の酸化物を用いた比較例1〜14は、いずれかの被検ガスに対して応答を示しているため、これらの雑ガスが混在したガス中では、酸素センサとして良好に機能しないことがわかった。一方、実施形態1〜4は、検知極材料がPtである比較例15と同様に、披検ガスに対してほとんど応答せず、これらの雑ガスが混在したガス中においても酸素センサとして良好に機能し得ることがわかった。
図4〜図8は、種々のガスに対する応答曲線を示すグラフであり、図4は作動温度400℃を示し、図5は作動温度450℃を示し、図6は作動温度500℃を示し、図7は作動温度550℃を示し、図8は作動温度600℃を示している。なお、図4〜図8において実線は実施例1の応答曲線を示し、破線は比較例15の応答曲線を示している。また、図4〜図8において縦軸は起電力(Emf/mV)を示し、横軸は時間(Time/min)を示している。
図4に示すように、作動温度400℃において実施例1及び比較例15の双方は、いずれの被検ガスに対しても比較的大きな応答を示した。また、図5に示すように、作動温度450℃において実施例1は、NOx(NO及びNO)に対してやや応答し、その他の被検ガスについては僅かな応答しか示さかった。これに対して比較例15は、NO及びCHに対して僅かに応答を示し、その他の被検ガスについて大きな応答を示した。
また、図6〜図8に示すように、実施例1は500℃においてはNOxに対して非常に僅かにだけ応答するものの、その他の被検ガスに対しては応答しなかった。この実施例1は550℃及び600℃では、すべての被検ガスに対して応答しなかった。一方、比較例15は、作動温度500℃においてC,C,H,NHに対して僅かに応答を示し、その他の被検ガスに対しては応答しなかった。また、比較例15は、作動温度550℃においてCに対して僅かに応答を示し、その他の被検ガスに対しては応答しなかった。さらに、作動温度600℃では、全ての被検ガスに対して応答しなかった。
このように、実施例1は、作動温度500℃以上600℃以下において、披検ガスに対してほとんど応答しないことがわかった。特に、図6と図7から明らかなように、作動温度500℃と550℃において実施例1は、検知極10が白金により構成される比較例15よりも被検ガスに対して不活性であることがわかった。
次に、第2の実験結果(濃淡電池式酸素センサ応答)を示す。実験にあたっては、実施例1及び比較例15に示したセンサを石英セル100に入れ、センサ特性評価装置にセットし、検知極10と参照極30との電位差をマルチメータ200を用いて測定した。作動温度を400〜600℃とし、ベースガスを加湿合成空気(21vol.%O+5vol.%HO+Nバランス)とし、被検ガスの酸素濃度を0.05〜21vol.%の範囲で変化させた。
図9〜図13は、酸素に対する応答特性を示すグラフであり、(a)は各濃度の酸素ガスに対する応答曲線を示し、(b)は起電力応答の酸素濃度に対する依存性を示している。なお、図9は作動温度400℃を示し、図10は作動温度450℃を示し、図11は作動温度500℃を示し、図12は作動温度550℃を示し、図13は作動温度600℃を示している。また、図9〜図13において実線は実施例1の応答特性を示し、破線は比較例15の応答特性を示している。また、図9〜図13において縦軸は起電力(Emf/mV)を示し、横軸は時間(Time/min)(各図(a))及び酸素濃度(対数目盛,O濃度/vol.%)(各図(b))を示している。
図9(a)に示すように、作動温度400℃の場合、実施例1は、酸素濃度の低濃度領域(0.05〜0.5 vol.%O)において酸素濃度が切り替えられた直後に、適切な起電力を発生しておらず、比較例15と比べて応答速度(濃度を上昇させていく際の追従速度)及び回復速度(濃度を低下させていく際の追従速度)が小さくなった。また、図9(b)に示すように、酸素濃度の対数に対して測定した起電力の値をプロットした結果、実施例1は比較例15と比較してネルンスト式に従う良好な直線関係は得られなかった。また、反応電子数も理論値がn=4.0であるのに対して、比較例15はn=4.16と近いが、実施例1はn=4.44を示した。
図10(a)に示すように、作動温度450℃の場合、実施例1は、酸素濃度の極低濃度領域(0.05〜0.2 vol.%O)において酸素濃度が切り替えられた直後に、適切な起電力を発生しておらず、比較例15と比べて応答及び回復が遅かった。なお、図10(b)に示すように、酸素濃度の対数に対して測定した起電力の値をプロットした結果、実施例1は比較例15と同様にネルンスト式に従う良好な直線関係が得られ、反応電子数も理論値がn=4.0であるのに対して、実施例1は比較例15と共にn=4.19と近い値を示した。
図11(a)、図12(a)及び図13(a)に示すように、作動温度500℃、550℃及び600℃である場合、実施例1は、酸素濃度の全濃度領域において酸素濃度が切り替えられた直後に、適切な起電力を発生しており比較例15と同様に良好な応答速度及び回復速度を示した。また、図11(b)、図12(b)及び図13(b)に示すように、酸素濃度の対数に対して測定した起電力の値をプロットした結果、実施例1は比較例15と同様にネルンスト式に従う良好な直線関係が得られ、反応電子数も理論値がn=4.0であるのに対して、実施例1はn=4.16〜4.21、比較例15もn=4.17〜4.21と理論値に近い値を示した。
なお、実施例1については作動温度600℃で2週間放置した後も、図13に示す結果は殆ど変化しなかったことから、安定で信頼性の高い検知極材料であるといえる。
以上に示すように、検知極10をBaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされるペロブスカイト型酸化物(xは0.1以上1.0以下の値、δは0を超え0.5以下の値)にて構成したセンサは、作動温度600℃においては、種々の雑ガスに対して不活性であり、濃淡電池式酸素センサ用検知極材料として適していることがわかった。加えて、検知極10に上記x=1であるBaFeO(3−δ)で表わされる酸化物を用いると、白金に代わる安価な検知極材料として作動温度500℃以上600℃以下において、濃淡電池式酸素センサ用に使えることがわかった。
次に、第3の実験結果(ラムダセンサ応答)を示す。実験にあたっては、実施例1及び比較例15に示したセンサを石英セルに入れ、センサ特性評価装置にセットし、検知極10と参照極30との電位差をマルチメータを用いて測定した。また、石英セルの入口に500℃において酸化触媒(1400℃で2時間焼成した2gのMn)を設置し、2000ppmのCと種々の濃度のOを混合することにより、作動温度400〜600℃での種々のラムダ(以下λと記載し、λ=空燃比/理論空燃比、理論空燃比=空気の質量/燃料の質量=14.7)に対する起電力の値を測定した。また、λの範囲は0.85〜1.15とした。なお、被検ガス中の水蒸気濃度は5vol.%、ガス流量は100 cm/minとした。
図14〜図18は、λに対する起電力を示すグラフであって、図14は作動温度400℃を示し、図15は作動温度450℃を示し、図16は作動温度500℃を示し、図17は作動温度550℃を示し、図18は作動温度600℃を示している。なお、図14〜図18において実線は実施例1の応答特性を示し、破線は比較例15の応答特性を示している。また、図14〜図18において縦軸は起電力(Emf/mV)を示し、横軸はλを示している。
図14〜図16に示すように、作動温度が400℃、450℃及び500℃である場合、実施例1は、空気過剰なリーン領域と燃料過剰なリッチ領域との境界(当量点,λ=1)の近傍において、比較例15と同様に急激な起電力変化を示した。しかし、実施例1は、比較例15と比較して電位の変化が小さかった。
一方、図17及び図18に示すように、作動温度が550℃及び600℃である場合、実施例1は、リーン領域とリッチ領域の境界近傍において、比較例15と同様に急激な起電力の変化を示すと共に、比較例15と同様の大きな起電力変化量を示した。
図19及び図20は、λをリーン領域とリッチ領域との間で繰り返し変化させた場合における起電力応答を示すグラフであって、図19は作動温度550℃、図20は作動温度600℃での特性を示す。なお、図19及び図20において実線は実施例1の応答特性を示し、破線は比較例15の応答特性を示している。また、図19及び図20において縦軸は起電力(Emf/mV)を示し、横軸は時間(Time/min)を示している。
図19に示すように、作動温度550℃において、λをリーン領域(λ=1.1)とリッチ領域(λ=0.9)との間で繰り返し変化させた場合、実施例1は比較例15と同様の応答曲線を示した。また、図20に示すように、作動温度600℃においてもλをリーン領域(λ=1.1)とリッチ領域(λ=0.9)との間で繰り返し変化させた場合も、実施例1は比較例15と同様の応答曲線を示した。
このように、検知極10をBaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされる酸化物(xは0.1以上1.0以下の値、δは0を超え0.5以下の値)にて構成したセンサによれば、作動温度が少なくとも550℃以上600℃以下においてλの変化に伴い良好な応答特性と再現性が得られ、ラムダセンサにも応用できることがわかった。
このようにして、本実施形態に係る電位検出型固体電解質酸素センサにおいて、検知極材料をBaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされる酸化物により構成し、xは0.1以上1.0以下の値であり、δは0を超え0.5以下の値であれば、検知極に白金を使用しないで低コスト化を図ることができ、しかも酸素センサとして適切に動作させて、濃淡電池式酸素センサやラムダセンサに利用可能となる。
また、ヒータにより固体電解質20を500℃以上600℃以下となるよう加熱することにより、検知極に白金を使用しないで低コスト化を図ったうえで、濃淡電池式酸素センサとして適切に動作させることができる。
また、ヒータにより固体電解質20を550℃以上600℃以下となるよう加熱することにより、検知極に白金を使用しないで低コスト化を図ったうえで、ラムダセンサとして適切に動作させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、上記記載の形態及び技術を組み合わせるようにしてもよい。例えば固体電解質20はYSZに限らず、酸素イオン導電性を有するものであれば、他のもの(バリウムセリウム系酸化物、セリア系、BIMEVOX系など)であってもよい。
さらに、上記においては、酸素センサとして動作させるに必要な他の構成については、図示及び説明を省略しているが、センサ1を駆動させる場合に必要に応じてこれら構成を備えることは言うまでもない。
加えて、図3〜図20では、濃淡電池式酸素センサ及びラムダセンサに応用する際の400℃以上600℃以下の作動温度での特性結果を示しているが、600℃を超えて900℃においても実施例1及び比較例15はいずれも良好な応答特性を示しており、600℃以下に作動温度が限定されるものではない。
さらに、図1に示すセンサ1は、チューブ型により構成されているが、これに限らず、平面型及び積層型などの素子構成とすることも可能である。
1 :電位検出型固体電解質酸素センサ
10 :検知極
20 :固体電解質(YSZチューブ)
21 :YSZ層
22 :リード線
30 :白金参照極
100 :石英セル
200 :マルチメータ

Claims (3)

  1. 電位検出型の固体電解質酸素センサに用いられる検知極材料であって、BaSr(1−x)FeO(3−δ)で表わされる酸化物により構成され、xは0.1以上1.0以下の値であり、δは0を超え0.5以下の値であることを特徴とする電位検出型固体電解質酸素センサ用検知極材料。
  2. 請求項1に記載の検知極材料よりなる検知極と、前記検知極が所定面に設けられた酸素イオン導電性を有する固体電解質と、前記固体電解質の前記所定面の反対面となる大気開放された箇所に設けられた白金よりなる参照極と、前記固体電解質を加熱するヒータとを備え、前記ヒータは、前記固体電解質を500℃以上600℃以下となるよう加熱することを特徴とする濃淡電池式酸素センサ。
  3. 請求項1に記載の検知極材料よりなる検知極と、前記検知極が所定面に設けられた酸素イオン導電性を有する固体電解質と、前記固体電解質の前記所定面の反対面となる大気開放された箇所に設けられた白金よりなる参照極と、前記固体電解質を加熱するヒータとを備え、前記ヒータは、前記固体電解質を550℃以上600℃以下となるよう加熱することを特徴とするラムダセンサ。
JP2014043850A 2014-03-06 2014-03-06 電位検出型固体電解質酸素センサ Active JP6325843B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014043850A JP6325843B2 (ja) 2014-03-06 2014-03-06 電位検出型固体電解質酸素センサ
PCT/JP2015/056729 WO2015133628A1 (ja) 2014-03-06 2015-03-06 電位検出型固体電解質酸素センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014043850A JP6325843B2 (ja) 2014-03-06 2014-03-06 電位検出型固体電解質酸素センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015169514A JP2015169514A (ja) 2015-09-28
JP6325843B2 true JP6325843B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=54055426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014043850A Active JP6325843B2 (ja) 2014-03-06 2014-03-06 電位検出型固体電解質酸素センサ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6325843B2 (ja)
WO (1) WO2015133628A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114324533B (zh) * 2020-09-28 2024-04-30 长城汽车股份有限公司 氮氧化物传感器及测定车辆尾气中no与no2含量的方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6398557A (ja) * 1986-10-15 1988-04-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 低温作動型酸素センサ
JP3533334B2 (ja) * 1998-09-09 2004-05-31 Tdk株式会社 二酸化炭素センサおよび二酸化炭素濃度の測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015169514A (ja) 2015-09-28
WO2015133628A1 (ja) 2015-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Liu et al. Solid-state gas sensors for high temperature applications–a review
Miura et al. High-temperature operating characteristics of mixed-potential-type NO2 sensor based on stabilized-zirconia tube and NiO sensing electrode
US20160077044A1 (en) Amperometric electrochemical sensors, sensor systems and detection methods
EP3021111B1 (en) Nitrogen oxide responsive element and method for producing same
JPH0513260B2 (ja)
JP6033127B2 (ja) 窒素酸化物分解材料及びその利用
Yoo et al. Sensing properties and selectivities of a WO3/YSZ/Pt potentiometric NOx sensor
Zhong et al. Ce incorporated pyrochlore Pr2Zr2O7 solid electrolytes for enhanced mild-temperature NO2 sensing
Macam et al. Effect of La2CuO4 electrode area on potentiometric NOx sensor response and its implications on sensing mechanism
Sekhar et al. Effect of perovskite electrode composition on mixed potential sensor response
JP3855771B2 (ja) 多孔質電極、これを含む電気化学素子及びガス濃度検出センサ、並びに酸素分圧の制御方法及び可燃性ガスの検出方法
Ikeda et al. Impedancemetric YSZ-based oxygen sensor using BaFeO3 sensing-electrode
JP2017167136A (ja) アンモニアセンサ用検出電極及びアンモニアセンサ
Guth et al. Gas sensors based on oxygen ion conducting metal oxides
JP2010261855A (ja) 窒素酸化物センサ及び窒素酸化物の検出方法
JP6325843B2 (ja) 電位検出型固体電解質酸素センサ
JP2009243942A (ja) 炭化水素濃度測定用センサ素子、および炭化水素濃度測定方法
JP5679436B2 (ja) ガスセンサ及びその利用
JPS63501801A (ja) 固体電解質装置及びその製造方法
Sun et al. Sensing behavior of mixed potential NO 2 sensors equipped with LaMO 3 (M= Fe or Cr) sensing electrodes
JP2013068632A (ja) 炭化水素濃度測定用センサ素子、および炭化水素濃度測定方法
JP2006133039A (ja) 窒素酸化物センサ
JP3463735B2 (ja) 炭化水素ガス成分の検出方法及び検出センサ
JPH10197479A (ja) 排気ガスセンサ及び排気ガスセンサシステム
JPH09264872A (ja) ガスセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325843

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250