JP6325390B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の一態様としての実施形態は、X線診断装置に関する。
X線診断装置は、照射したX線が被検体を透過したX線量を検出することで、被検体の内部構造を低侵襲に観察することを可能とするモダリティ装置である。被検体を透過するX線量は被検体の組織によって異なることから様々な組織を撮影することが可能である。また造影剤などを用いた撮影により、血流、消化管、泌尿器系など様々な組織や器官の態様をリアルタイムに観察することが可能であり、病気の診断や手術などに幅広く利用されている。
たとえば、健康診断などで実施される胃の造影検査では、造影剤を胃壁に付着させるため、被検体を寝台に載置した状態で寝台を起倒動作させる。寝台の起倒動作には、被検体の頭部が高くなる方向(起立方向)に寝台が傾斜する場合と、被検体の頭部が低くなる方向(倒立方向)に寝台が傾斜する場合とがある。以下、被検体の倒立方向への寝台の傾斜を逆傾斜と呼ぶこととする。このような寝台の起倒動作は、操作室などに設置された操作卓の寝台操作レバーを制御することによって行われる。寝台を逆傾斜させる場合、被検体が寝台から転落する危険性を考慮し、寝台操作に加えて逆傾斜を許可する操作を行うダブルアクションによる制御が行われている。
しかしながら、操作室と検査室のレイアウトによる制限により、操作室にいる操作者が検査室の寝台に載置された被検体を観察しにくい場合がある。この場合、被検体を通常とは逆の方向(逆位置)に載置しなければならなかった。被検体を逆位置に載置した場合、寝台が逆傾斜する操作であっても寝台操作のみのシングルアクションで操作可能であり、誤操作の可能性があった。
そこで、据え付けときに操作室と検査室のレイアウトに応じて寝台操作を反転させることが可能なX線診断装置が提供されている(たとえば、特許文献1等)。
特開2010−104492号公報
しかしながら、操作室や検査室のレイアウトに限らず、被検体を通常とは逆の方向(逆位置)に載置する場合は検査の種類や検査部位などによっても影響する。特に様々な検査や手術に利用されるX線診断装置の場合は、被検体の載置する位置を自由に選択できることが求められる。
たとえば、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP:Endoscopic Retrograde Cholangiopancreatography)では、内視鏡を挿入しながら胆管や膵菅を造影し、検査や手術などが行われる。そのため、寝台の周りに術者が立つスペースや、内視鏡装置やその他の器具が設置されるため、機材のレイアウトなどに応じて被検体を寝台に載置する方向を選択する必要がある。
また、腹部や足部の撮影と胸部や頭部の撮影とでは撮影する位置が異なる。そのため撮影する部位に応じて被検体を寝台に載置する方向を変更する必要がある。また、寝台の起倒動作は傾斜する場合と逆傾斜する場合とで可動域が異なる場合があるため、撮影する部位に合わせて被検体の向きを選択する必要がある。
さらに、寝台操作は操作室に設置された操作パネルを用いて行われる場合と、移動型の操作卓により操作される場合とがある。特に移動型の操作卓の場合は操作卓のレイアウトに依存しない起倒動作が要求される。
特許文献1に記載の発明では被検体の向きに関係なく、予め設定された状態に依存して寝台の起倒動作が行われる。そのため、逆傾斜する場合に寝台操作のみで操作できる場合(以下、シングルアクションと呼ぶこととする)がある。また、寝台操作のみで起倒動作可能か、寝台操作と逆傾斜を許可する操作とが必要か否か考えながら操作しなければならない場合がある。
このように被検体の向きが通常とは逆の方向(逆位置)に寝台に載置された場合であっても、被検体の頭部が低くなる方向に寝台が傾斜する逆傾斜の場合は、寝台操作と逆傾斜を許可する操作の2つの操作(以下、ダブルアクションと呼ぶこととする)により寝台が操作される必要がある。また、被検体の向きが変わっても、ダブルアクションで行う操作とシングルアクションで行う操作とを被検体の向きに同期して変更する必要がある。
そこで、被検体の寝台への載置方向に依存せず操作可能なX線診断装置が要望されている。
本実施形態に係るX線診断装置は、被検体を載置する天板を有する寝台と、前記被検体の頭部が足部よりも低くなる方向である倒立方向への駆動と、前記頭部が前記足部よりも高くなる方向である起立方向への駆を制御する操作部と、前記操作部からの入力を受け付けて、前記寝台の駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記被検体の頭側が、前記寝台の一方の短辺側に載置されるのかまたは前記寝台の他方の短辺側に載置されるのかを判定し、その判定結果に応じて、前記操作部に割り当てられた前記寝台に対する駆動の制御を変更する。
実施形態に係るX線診断装置の一例を示す概念的な構成図。 実施形態に係るX線診断装置の機能構成例を示す機能ブロック図。 従来のX線診断装置における正位置モードと逆位置モードでの起倒動作を説明する図。 実施形態に係るX線診断装置の動作の一例を示すフローチャート。 実施形態に係るX線診断装置の正位置モードと逆位置モードでの起倒動作を説明する図。 実施形態に係るX線診断装置の正位置モードにおける寝台の可動域および水平停止位置を説明する図。 実施形態に係るX線診断装置の逆位置モードにおける寝台の可動域および水平停止位置を説明する図。 実施形態に係るX線診断装置の撮影方向とX線画像の方向を説明する図。
以下、X線診断装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
(1)構成
図1は、実施形態に係るX線診断装置100の一例を示す概念的な構成図である。図1に示すようにX線診断装置100は、X線撮影装置10、制御部20、操作部30から構成されている。
まず、X線撮影装置10について説明する。X線撮影装置10は、撮影部1、X線可動絞り2、寝台起倒部3、ショルダーレスト4、天板5、寝台6、X線検出部7、フットレスト8、横手ハンドグリップ9を有する。
撮影部1は、X線を発生させるX線管を備え、制御部20の制御に基づいて高圧電源のから電圧を印加されることによりX線を発生する。
X線可動絞り2は、天板5に載置された被検体に撮影部1から照射されるX線の照射範囲を調整する。X線可動絞り2は被検体の被ばく量を低下させることができる。
X線検出部7は、撮影部1と対向した位置に設置される。図1に示すように、寝台6の内部に設けられており、被検体を透過したX線を検出する。X線検出部7は、被検者を透過したX線を光学画像に変換するイメージインテンシファイアで構成される。なお、イメージインテンシファイアの代わりに平面検出器(Flat Panel Detector)が用いられても良い。さらに、X線透視撮影を行うためのX線検出部7はX線TVカメラを備えてもよい。X線検出部7で検出されたデータは、操作部30に送信される。
寝台6には被検体を載置する天板5が上部に設けられ、制御部20の制御に基づいて寝台起倒部3が寝台6を起倒動作させる。寝台6は、寝台起倒部3を軸として回転する。寝台6の起倒動作には、寝台側を正面として時計回りに回転する正回転(図1の矢印Aの方向)と、反時計回り回転する逆回転する方向(図1の矢印Bの方向)とがある。たとえば、被検体を寝台のC側が頭となるように載置した場合、図1の矢印Aの方向に寝台が回転すると被検体の頭部が高くなる方向(起立方向)に寝台が傾斜する。一方、矢印Bが示す方向に寝台が回転すると、被検体の頭部が低くなる方向(倒立方向)に寝台が傾斜する。以下、矢印Aの方向を正回転、矢印Bの方向を逆回転と呼ぶこととする。また、寝台6に被検体を載置したときに、起立方向に傾斜する動作を単に「傾斜」と呼び、被検体の倒立方向に傾斜する動作を「逆傾斜」と呼ぶこととする。
ショルダーレスト4、フットレスト8、横手ハンドグリップ9は、被検体が寝台から落下しないように設置されている。ショルダーレスト4は、寝台6が逆傾斜する場合に被検体が寝台から落下するのを防止し、フットレスト8は寝台6が傾斜する場合に被検体が寝台から落下するのを防止している。ショルダーレスト4とフットレスト8は容易に取り外し可能に構成されている。たとえば、図1においてC方向が被検体の頭側となるように寝台に載置する場合(以下、正位置と呼ぶこととする)と、D方向を頭側として載置する場合(以下、逆位置と呼ぶこととする)とがある。正位置の場合はショルダーレスト4を頭側である寝台6のC側に取付け、フットレスト8を足側の寝台6のD側に取り付ける。一方、逆位置の場合はショルダーレスト4を頭側である寝台6のD側に取付け、フットレスト8を足側の寝台6のC側に取り付ける。このように、ショルダーレスト4とフットレスト8は取り外し可能であり、容易に付け替えることが可能である。
制御部20は、X線撮影装置10や画像処理装置30を制御し、X線診断装置100全体の制御を行う。制御部20は、通信制御装置21、主制御部22、記憶部23を備えて構成される。また、制御部20は通信制御装置21を介してHIS/RIS200と接続している。HIS/RIS(病院システム HIS:Hospital Information System/放射線科情報システム RIS:Radiology Information System)200は、電子ネットワークを介して医師等からの検査依頼を処理するオーダリングシステムである。
通信制御装置21は、ネットワーク形態に応じた種々の通信プロトコルを実装する。ここで、電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全体を意味し、病院基幹LAN、無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバー通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
記憶部23に格納されたプログラムが、主制御部22によって実行されることで、寝台起倒制御や撮影制御などが行われる。
記憶部23は、RAMとROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、磁気的もしくは光学的記憶媒体または半導体メモリなどの、主制御部22により読み取り可能な記憶媒体を含んだ構成を有し、これらの記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
操作部30は、X線撮影装置10で取得されたX線透過データに基づいて画像表示や寝台起倒操作の入力に応じて寝台の各部を駆動させる。操作部30は、記憶部31、主制御部32、通信制御装置33、表示部34、入力部35を備えて構成される。操作部30は、通信制御装置33を介して医用画像一元管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication Systems)300と電子ネットワークを介して接続している。PACS300は撮影された医用画像が蓄積されたサーバであり、X線撮影装置10で撮影したX線画像はPACS300に蓄積される。操作部30は、PACS300経由でX線画像を取得してもよいし、制御部20を経由あるいはX線撮影装置10から直接X線画像を取得してもよい。
通信制御装置33は、制御部20の通信制御装置21と同様にネットワーク形態に応じた種々の通信プロトコルを実装する。
操作部30では、記憶部31に格納されたプログラムが主制御部32によって実行されることで、X線画像の表示や撮影方向の入力などが行われる。
表示部34は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示装置により構成されるほか、主制御部32の制御に従ってX線画像をディスプレイ表示する。
入力部35は、たとえばキーボード、タッチパネル、テンキー、マウスなどの一般的な入力装置により構成される。入力部35はユーザの撮影位置の入力や検査モードの選択といった操作に対応した入力信号を主制御部32に出力する。
図2は、実施形態に係るX線診断装置100の機能構成例を示す機能ブロック図である。図1と同様に、X線診断装置100はX線撮影装置10、制御部20、操作部30から構成される。
図2に示すように、X線診断装置100の制御部20は、撮影制御部221、位置検出部223、検査モード判定部225、寝台制御部227、寝台情報記憶部231を有する。そのうち、撮影制御部221、位置検出部223、検査モード判定部225、寝台制御部227に格納されたプログラムが主制御部22によって実行されることで実現する機能である。
位置検出部223は、X線撮影装置10のショルダーレスト4やフットレスト8の取付け位置を検出する。
検査モード判定部225は、被検体の頭側を寝台6の一方の短辺側に載置する正位置モードと寝台の他方の短辺側に載置する逆位置モードのいずれかの検査モードであるかを判定する。たとえば、図1のX線撮影装置10の寝台6において、C側を頭側に被検体を載置する場合を正位置モードとしたとき、被検体を正位置とは逆の方向に寝台に載置する場合が逆位置モードとなる。また、据え付けときなどに設定された初期設定を正位置モードとし、それとは逆方向に被検体を載置する場合を逆位置モードとしてもよい。以下の説明では、図1のC側を頭側に被検体を載置する場合を正位置モードとして説明する。
検査モード判定部225は、寝台に取り付けられたフットレスト8の位置、寝台に取り付けられたショルダーレスト4の位置、検査種別、および検査部位のすくなくともいずれか1つに基づいて検査モードを判定する。検査モードの判定方法については後述する。
寝台制御部227は、検査モードに応じて、寝台6に対する操作部30に割り当てられた制御を変更する。寝台6は、寝台側を正面として時計回りに回転する正回転(図1に示した矢印Aの方向)と、反時計回り回転する逆回転(図1に示した矢印Bの方向)の回転方向に動作可能である。検査モードが正位置モードの場合、正回転を寝台操作のみで操作するシングルアクション、逆回転を寝台操作に加えて逆回転を許可する操作の2つの操作を行うダブルアクションの制御で行い、検査モードが逆位置モードの場合、正位置モードの場合と制御を逆転し、正回転をダブルアクション、逆回転をシングルアクションで制御を行う。このような制御とすることで、寝台6に載置された被検体を起立方向に傾斜させるときはシングルアクションで操作でき、逆に寝台被検体を倒立方向に逆傾斜させるときはダブルアクションで操作することとなる。寝台制御部227での寝台制御については後述する。
寝台情報記憶部231は、寝台6の可動域、寝台6の水平停止位置、寝台6の動作速度など、寝台6の動作設定を記憶する。寝台6の可動域は、寝台6の起立方向の制限位置と倒立方向の制限位置により決定する。寝台6の可動域、寝台6の水平停止位置については後述する。
撮影制御部221は、撮影部1の移動制御を行う。撮影制御部221は検査モードに応じて、撮影部1に対する入力部35に割り当てられた移動制御を変更する。
X線診断装置100の操作部30は画像記憶部311、表示部34、入力部35を有する。
画像記憶部311は、X線撮影装置10で取得されたX線画像や、PACS300から取得したX線画像を記憶する。
表示部34は、寝台6に載置された被検体を撮影したX線画像を表示するとともに、検査モードに基づいてX線画像に投影された被検体の頭側と表示部34の画面の上側とが一致するように表示方向を変更する。また、検査モード判定部225で判定された検査モードを表示する。X線画像の表示方向と表示方向の変更については後述する。
入力部35は、被検体を撮影する撮影部1の移動方向が入力される。また、ユーザである医師や検査技師等により検査モードや検査情報が入力される。
(2)動作
以下、実施形態に係るX線診断装置100の動作を説明する。まず、従来のX線診断装置における寝台起倒動作の問題点について説明する。
図3は、従来のX線診断装置における正位置モードと逆位置モードでの起倒動作を説明する図である。図3(a)は被検体PのC方向を頭側として寝台の載置した(正位置)方向に仰臥させた場合の例を示しており、図3(b)はD方向を頭側として寝台の載置した(逆位置)方向に仰臥させた場合の例を示している。
従来のX線診断装置100では、寝台の起倒動作は予め操作部30または入力部35に割り当てられ、各動作によって必要な操作が設定されている。たとえば、図3(a)の左側上部は、矢印Aの方向に寝台を傾斜させる(すなわち、正回転する)ときの操作を示しており、図3(a)の左側下部は、矢印Bの方向に寝台を傾斜させる(すなわち、逆回転する)ときの操作を示している。図3(a)左側上部に示した操作は寝台操作レバーのみの操作(シングルアクション)で寝台を操作可能である。一方、図3(a)の左側下部に示した操作はダブルアクションによる操作が必要である。ダブルアクションによる操作とは、たとえば、寝台操作レバーに加えて、逆傾斜を許可するスイッチ(以下、逆傾斜許可スイッチと呼ぶこととする)の押下が必要な操作のことである。図3(a)の左側下部の操作は、図3(a)右側に示した寝台操作の矢印Bに対応しており、被検体Pを載せた寝台6が逆回転する。図3(a)に示すように、矢印B側方向は被検体を倒立方向に傾斜させる。倒立方向への寝台の傾斜は被検体Pが頭側から転落する可能性が極めて高いため、誤操作などにより寝台が操作されないようにダブルアクションによる操作が行われている。
しかしながら、図3(b)に示すように、従来のX線診断装置において図3(a)とは逆方向に被検体Pを載置する場合、すなわち、D方向を頭側として検査する逆位置での検査を行う場合がある。このような場合は、寝台の起倒動作は図3(a)左側で示した設定になっているため、図3(a)の左側上部に示された操作と同じ操作であっても、寝台に載置された被検体Pの起倒方向は逆になってしまう。すなわち、図3(b)の左側上部に示された寝台を正回転させる操作は、矢印Aの方向に寝台6を傾斜させ、シングルアクションで被検体Pの倒立方向に寝台6が傾斜してしまう。逆に、図3(b)の左側下部に示された寝台を逆回転させる操作は、矢印Bの方向に寝台6を傾斜させ、被検体Pの起立方向に寝台6を傾斜させる際に、ダブルアクションが必要となる。
このように、従来のX線診断装置においては、寝台の起倒動作が予め設定されているため、設定とは異なる方向に被検体Pを載置した場合、設定された操作と逆の操作を行う必要がある。さらに、被検体Pの倒立方向に寝台6が傾斜する場合であっても、シングルアクションで動作可能な場合があり、寝台操作を十分に注意して行う必要があった。寝台は、検査や手術などにおいて施術を行う医師等の指示により正確に動作させなければならない。従来のX線診断装置では、設定と逆に被検体Pを載置した場合は、通常とは異なる操作となるため円滑な操作が困難であった。
本実施形態に係るX線診断装置100は、上記問題を解決するために、寝台6に取り付けられたショルダーレスト4やフットレスト8の位置、検査の種類や検査部位などに基づいて被検体Pが寝台に載置される方向を検出することによって、検査モードを判定し、被検体Pの載置された方向に応じて寝台の起倒動作を制御する。
以下、本実施形態に係るX線診断装置100の動作をフローチャートに従って説明する。
図4は、実施形態に係るX線診断装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図4では、フットレスト8の位置に基づいた検査モードの判定を説明する。
ST101では、位置検出部223がフットレスト8の取付け位置を検出する。
ST103では、検査モード判定部225が検査モードを判定する。検査モードの判定は、たとえば位置検出部223で検出したフットレスト8の位置に基づいて行われる。検査モードには正位置モードと逆位置モードとがあり、たとえば、検査モード判定部225はフットレスト8が図1のD側に設置された場合は正位置モードと判定し、フットレスト8は図1のC側に設置された場合は逆位置モードと判定する。
ST105では、表示部34が、検査モード判定部225で判定された検査モードを表示する。検査モードを表示することで、ユーザが意図した検査モードと異なる検査モードに判定されてないかを確認することができる。
ST107では、入力部35の寝台操作レバーがユーザにより操作される。寝台の起倒動作は予め操作部30または入力部35に割り当てられ、各動作によって必要な操作が設定されている。図4の例では正回転方向に操作レバーを操作する場合を例として説明する。
ST109では、逆位置モードか否かが判断される。逆位置モードではない場合、即ち正位置モードの場合(ST109のNo)はST115で寝台起倒が実行される。正位置モードでは、正回転方向に操作レバーを操作した場合は被検体Pの起立方向に寝台が傾斜するため、寝台操作のみのシングルアクションで操作可能である。
一方、逆位置モードの場合(ST109のYes)は、さらにST111で逆傾斜許可スイッチが押下されたか否か判断される。逆位置モードでは、正回転方向に操作レバーを操作した場合は被検体Pの倒立方向に寝台が傾斜するため、寝台操作レバーの操作に加えて逆傾斜許可スイッチの押下によるダブルアクションによる操作が必要である。
ST111では、寝台制御部227が、逆傾斜モードの場合において、寝台操作レバーに加えて、逆傾斜許可スイッチが押下されていない場合(ST111のNo)は、ST113で寝台制御部227が寝台起倒の実行を中止し、寝台を動作させない。逆傾斜モードの場合であっても、寝台操作レバーに加えて逆傾斜許可スイッチが押下されていた場合(ST111のYes)は、ST115で寝台制御部227が寝台起倒を実行する。このように操作部30または入力部35に割り当てられた各動作は、被検体の載置された方向に基づいて判定された検査モードに応じて切り替えられる。
図5は、実施形態に係るX線診断装置100の正位置モードと逆位置モードでの起倒動作を説明する図である。図5は図3の例と同様に、図5(a)正位置方向に被検体Pを仰臥させた場合の例を示しており、図5(b)は逆位置方向に被検体Pを仰臥させた場合の例を示している。
図5の例では、図3と異なり逆位置方向に被検体Pを載置させた場合は、検査モード判定部225で、たとえば、フットレスト8の位置から「逆位置モード」であると判定される。したがって、図5(b)左側上部に示すように、逆位置モードの場合であっても、図5(b)右側の矢印Aの方向に寝台を正回転し、被検体Pの頭部が倒立方向に傾斜させる場合、寝台操作レバーの操作に加えて逆傾斜許可スイッチの押下によるダブルアクションにより寝台操作が行われる。逆に、図5(b)右側の矢印Bの方向に寝台を逆回転し被検体Pの頭部を起立方向に傾斜させる場合に、寝台操作レバーの操作のみでシングルアクションによる寝台操作が行われる。
なお、いったん正回転または逆回転させた寝台を逆方向に操作する場合(たとえば寝台を図5の破線で示した位置に戻す場合など)は、いずれもシングルアクションで動作可能である。たとえば、図5(b)の右側の矢印Aで示した方向に寝台を傾斜させるときは、上述の通り、逆傾斜許可スイッチの押下と寝台操作レバーを右に倒すダブルアクションによる操作で寝台を動作させる。一方、傾斜した寝台を矢印Aと逆方向に操作し破線で示した位置(たとえば、水平停止位置)に戻す場合、逆傾斜許可スイッチの押下は不要であり、図5(b)の左上部に示した寝台操作レバーとは逆方向、すなわち、寝台操作レバーを左方向に操作するシングルアクションで寝台を動作可能である。
このように、本実施形態に係るX線診断装置100では、設定に依存せず、被検体Pの寝台への載置方向に応じて寝台操作を切り替えることができる。特に被検体Pの倒立方向に寝台6が逆傾斜する場合にダブルアクションによる動作を必須とすることができる。また、寝台操作を被検体Pの方向を判定することで自動的に変更可能であることから、より安全に寝台操作を行うことができる。ユーザは被検体Pの寝台への載置方向が正位置か逆位置かどうかを意識しなくとも、被検体Pの倒立方向に寝台が逆傾斜するときはダブルアクションで、起立方向に寝台が傾斜するときはシングルアクションで寝台操作を開始できるため操作性の向上に貢献できる。
上述のように、図4のフローチャートの説明では検査モードの判定をフットレスト8の位置に基づいて行う例を説明した。しかしながら、フットレスト8の位置以外にもショルダーレスト4の位置に基づいて行われてもよい。また、被検体Pの寝台への載置方向を判定可能な、たとえば、心電図計などの装置の位置を利用してもよい。
また、検査モードの判定は、ショルダーレスト4やフットレスト8などの位置以外に、検査種別や検査部位によって判断されてもよい。たとえば、頭部の検査や手術の場合は頭側に様々な装置を設置し、医師等の施術者も頭側に位置することになる。一方、下肢の検査や手術の場合は、足側に装置や施術者が位置することになる。このように装置や施術者のためのスペースが広い方などに検査部位が来るように、検査部位に応じて患者を寝台6に載置させる方向が異なる場合がある。また、検査種別などによって使用する装置が異なることからも、検査種別に応じて患者を寝台6に載置させる方向が異なる場合がある。検査モード判定部225は、検査部位や検査種別をHIS/RIS200から取得し、正位置モードか逆位置モードかを判定してもよい。
さらに、後述する寝台の可動域などと検査種別や検査部位とを併せて、患者が寝台6に載置される方向を判断し、検査モードを判定してもよい。また、検査種別や検査部位と検査モードの対応関係は、予め設定されていてもよいし、装置毎、病院毎に個別に設定可能であってもよい。
なお、検査部位や検査種別に基づいて判断された検査モードと、ショルダーレスト4やフットレスト8などの位置に基づいて判断された検査モードとが異なる場合は、表示部34に警告を表示するようにしてもよい。このようなチェックにより、検査を依頼した医師等と検査を行う検査技師等との間での認識の違いや設定ミス等を軽減することができる。
上述した実施形態では、検査モードに応じて寝台操作におけるシングルアクションとダブルアクションを逆転させる例を説明したが、検査モードに応じて逆転可能な操作は寝台操作に限らない。たとえば、寝台の可動域、水平停止位置、または動作速度なども検査モードに応じて変更可能である。
寝台の可動域は、寝台が被検体Pを起立方向または倒立方向に回転させるときの制限位置により定まる。それぞれの制限位置に応じて寝台を動作させる際の操作が異なる。被検体Pの起立方向への回転角度の方が倒立方向の回転角度よりも大きくなっている場合がある。また、水平停止位置は寝台6の初期位置のことである。寝台6の初期位置は、たいていの場合床面(設置面)と完全に水平ではない。たとえば、完全に水平な状態で被検体Pを寝台6に載置した場合、被検体P(患者)は頭側が若干下がった感覚を持つ。そのため、X線診断装置100を設置する際は、頭側が若干上がった状態を水平停止位置として設定している。また、動作速度は、寝台操作の安全性やユーザビリティなどに応じて、たとえば、倒立方向への動作は起倒方向と比べて遅くするなど、操作方向に応じて異なっている。
このように起立方向と倒立方向とで動作や設定が異なるものについても、本実施形態に係るX線診断装置100では検査モードに応じた変更が可能である。
図6は、実施形態に係るX線診断装置100の正位置モードにおける寝台の可動域および水平停止位置を説明する図である。図6に示した一点鎖線は床面との水平位置を示している。実際の寝台6の初期位置は、図6に実線で示した水平停止位置である。水平停止位置は、水平位置から起立方向に寝台6を水平停止角度回転させた位置である。また、図6に破線で示した位置は、起立方向制限位置であり、二点鎖線で示した位置は、倒立方向制限位置である。図6に示すように起立方向の角度は倒立方向の角度より大きく設定されている。
従来のX線診断装置では、図6と逆の方向である逆位置に被検体Pを載置すると、水平停止位置が逆になるため、より頭側が下がった状態で被検体Pは寝台6に横たわることになる。また、倒立方向の制限角度が起立方向の制限角度より大きくなるため、起立方向での検査が制限される。
それに対して、本実施形態に係るX線診断装置100では、水平停止位置や起立方向制限位置および倒立方向制限位置を検査モードに応じて逆転させることが可能である。
図7は、実施形態に係るX線診断装置100の逆位置モードにおける寝台の可動域および水平停止位置を説明する図である。検査モード判定部225が逆頭足モードであることを判定すると、図7が示すように、寝台制御部227は、寝台の水平停止位置、起立方向制限位置、倒立方向制限位置を正位置モードに対して逆転させる。図7では、起立方向の制限位置と倒立方向の制限位置が図6と逆転しており、起立方向の角度の方が倒立方向の角度より大きくなるように設定されている。また、水平停止位置は起立方向制限位置が逆転したため、水平位置から起立方向に回転した位置に設定されることになる。
このように、水平停止位置や可動域の設定、動作速度が検査モードに応じて変更されることで、逆位置モードでの検査を正位置モードの検査と同じ設定で行うことが可能である。そのため、検査毎に逆位置モード用の設定変更を行う必要がなく、容易に逆位置モードで検査を行うことが可能である。
さらに、倒立方向制限位置をいくつかの角度に分けて複数設定し、それぞれの制限位置に応じて寝台操作を変更してもよい。たとえば、水平停止位置から倒立方向に寝台を傾斜させる際、水平停止位置から所定の角度回転させた位置を第1の倒立方向制限位置とし、水平停止位置から第1の倒立方向制限位置まで逆傾斜する場合はダブルアクションとし、第1の倒立方向制限位置を超えた角度からはシングルアクションで操作可能としてもよい。被検体Pを倒立方向に寝台を逆傾斜させる場合は、上述のように被検体Pが頭部方向から落下する可能性があり、誤操作を回避し安全性を高めるためにダブルアクションによる操作が要求されている。一方、既に逆傾斜を開始した後は誤操作による安全性の問題よりも、ユーザが逆傾斜許可スイッチを押下しつつ寝台操作レバーを操作しなければならないという操作性の問題の方が重要になってくる。そこで、一定角度を超えたらシングルアクションで操作可能となる制限位置を設定してもよい。
また、図6に示した倒立方向制限位置からさらに寝台を起倒させた位置に制限位置を設定してもよい。たとえば、起立方向制限位置と180°逆の位置まで倒立方向制限位置を設定できてもよい。起立方向制限位置と180°逆の位置を第2の倒立方向制限位置として、図6に示した倒立方向制限位置から第2の倒立方向制限位置の方向に寝台を逆傾斜させる操作はダブルアクションによる操作とするように設定してもよい。図6に示した倒立方向制限位置から第2の倒立方向制限位置の方向に寝台を逆傾斜させる場合は、被検体Pがほぼ倒立した状態になるため、被検体Pが寝台から落下しないようにベルトなどで固定するなどの対応が必要である。このような寝台の操作を行う場合は、安全性の観点からダブルアクションにより操作されるように設定してもよい。
なお、寝台を操作した後水平停止位置に寝台を戻す操作はシングルアクションで操作可能に設定してもよい。このように、上述のような様々な設定が頭足モードか逆頭足モードかに応じて変更される。
さらに、表示部34に表示される画像の方向や、入力部35から入力される撮像位置についても検査モードに応じて変更可能である。
図8は、実施形態に係るX線診断装置100の撮影方向とX線画像の方向を説明する図である。図8(a)は被検体を寝台6に正位置に載置した場合の撮影部1、X線検出部7、表示部34の方向を例示している。図8(b)は被検体を寝台6に逆位置に載置した場合の撮影部1、X線検出部7、表示部34の方向を例示している。
図8(a)および図8(b)には撮影部1、X線検出部7、表示部34のそれぞれについて、被検体Pの頭側、足側、右側、左側が示されている。図8(a)の正位置方向の場合は画面の上部方向が頭側方向、画面の下部方向が足側方向、画面に向かって右側が被検体Pの左側、左側が被検体Pの右側の画像となる。一方、図8(b)の逆位置の場合は、図8(b)右側上部に例示された従来の表示部では、画面の上部方向が足側方向、画面の下部方向が頭側方向、画面に向かって右側が被検体Pの右側、左側が被検体Pの左側の画像となる。したがって、従来のX線診断装置では、入力部から上下反転や左右反転といった入力操作を行うことで表示部の表示を変更していた。
本実施形態に係るX線診断装置100では、逆頭足に被検体Pを寝台6に載置した場合でも検査モードを判定することにより、逆位置モードのときには、図8(b)の右側下部の表示部34に例示するように、X線画像を自動で反転させて表示することができる。このような表示により、画像の反転の操作が不要になり、画面の上部方向が頭側方向、画面の下部方向が足側方向、画面に向かって右側が被検体Pの左側、左側が被検体Pの右側の画像を表示部34に表示することができる。
また、表示部34の表示だけでなく撮影部1の移動方向についても逆転することができる。たとえば、X線画像を観察しながら撮影部1を移動させて撮影方向を変更する場合、図8(a)と図8(b)とでは、入力する撮影方向が逆転してしまう。従来のX線診断装置では、操作部30または入力部35に予め撮影部の移動制御が割り当てられているため、被検体の載置方向によっては、入力する方向が表示部の表示と逆転してしまう。たとえば、図8(a)で頭側に撮影部1を動かす方向は、図8(b)では足側方向に動かす方向に対応する。
本実施形態に係るX線診断装置100では検査モードに基づいて、たとえば、入力部35の入力操作で頭側方向へ移動する操作を行うと、正位置方向でも逆位置方向でも頭側方向へ撮影部1が移動するように制御することができる。すなわち、入力部35から撮像位置を変更するための入力は変わらないが、入力に対して実際に撮影制御部221が撮影部1を移動させる方向は検査モードに基づいて逆転させることができる。
このように本実施形態に係るX線診断装置100は、操作部30または入力部35に割り当てられた撮影部1の移動制御が、検査モードに応じて切り替わるため、検査モードを判定することにより、被検体の向きに依存せず寝台操作や撮影を行うことが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 X線診断装置
200 HIS/RIS
300 PACS
10 X線撮影装置
20 制御部
30 操作部
1 撮影部
2 X線可動絞り
3 寝台起倒部
4 ショルダーレスト
5 天板
6 寝台
7 X線検出部
8 フットレスト
9 横手ハンドグリップ
21、33 通信制御装置
22、23 主制御部
23、31 記憶部
34 表示部
35 入力部
221 撮影制御部
223 位置検出部
225 検査モード判定部
227 寝台制御部
231 寝台情報記憶部
311 画像記憶部

Claims (9)

  1. 被検体を載置する天板を有する寝台と、
    前記被検体の頭部が足部よりも低くなる方向である倒立方向への駆動と、前記頭部が前記足部よりも高くなる方向である起立方向への駆とを制御する操作部と、
    前記操作部からの入力を受け付けて、前記寝台の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記被検体の頭側が、前記寝台の一方の短辺側に載置されるのかまたは前記寝台の他方の短辺側に載置されるのかを判定し、
    その判定結果に応じて、前記操作部に割り当てられた前記寝台に対する駆動の制御を変更する、
    線診断装置。
  2. 前記制御部は、
    前記被検体が前記寝台に載置されている検査モードについて、前記被検体の頭側が前記寝台の一方の短辺側に載置される正位置モードかまたは前記被検体の頭側が前記寝台の他方の短辺側に載置される逆位置モードのいずれかであるかを判定する、
    請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記制御部は、
    記検査モードが前記正位置モードの場合前記操作部における前記駆動の操作をシングルアクションにより操作するように制御し、記検査モードが前記逆位置モードの場合前記操作部における前記駆動の操作をダブルアクションにより制御する
    求項に記載のX線診断装置。
  4. 前記制御部は、
    記寝台に取り付けられたフットレストの位置、前記寝台に取り付けられたショルダーレストの位置、検査種別および検査部位のすくなくともいずれか1つに基づいて、前記被検体の頭側が、前記寝台の一方の短辺側に載置されるのかまたは前記寝台の他方の短辺側に載置されるのかを判定する、
    求項1に記載のX線診断装置。
  5. 前記操作部は、
    前記被検体の頭側が、前記寝台の一方の短辺側に載置されるのかまたは前記寝台の他方の短辺側に載置されるのかについての選択を受け付ける、
    請求項1に記載のX線診断装置。
  6. 前記制御部は、
    記検査モードが前記逆位置モードの場合に、前記操作部に割り当てられた前記寝台の可動域、前記寝台の水平停止位置および前記寝台の動作速度に関する制御を前記正位置モードの場合と逆転させる、
    求項2または請求項3に記載のX線診断装置。
  7. 判定された前記検査モードを表示する表示部をさらに備え
    求項2または請求項3に記載のX線診断装置。
  8. 前記表示部は、
    前記寝台に載置された前記被検体を撮影したX線画像を表示するとともに、前記検査モードに基づいて前記X線画像に投影された前記被検体の頭側と前記表示部の画面の上側とが一致するように表示方向を変更する、
    求項に記載のX線診断装置。
  9. 前記被検体を撮影するためのX線を発生させる撮影装置と、
    前記操作部に前記撮影装置の移動方向を入力する入力装置と、を備え、
    記制御部は、
    前記検査モードに応じて、前記撮影装置に対する前記入力装置に割り当てられた移動制御を変更する、
    請求項2または請求項3に記載のX線診断装置。
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