JP6324970B2 - 抗ウロプラキンii抗体システムおよび方法 - Google Patents
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Description
組織サンプル、特にバイオプシーによって得られたものの顕微鏡による観察は疾病の診断のための一般的な方法である。特に、免疫組織化学(IHC)、すなわち特異的な抗体を用いて組織サンプル内の特異的なタンパク質の発現を検出する技術は診断、特に癌の診断および検出に有益なツールである。
本発明の一般的な実施態様には、UPIIを認識するモノクローナル抗体、それを調製する方法もしくは免疫組織化学での使用等が含まれ得る。実施態様において、抗UPII抗体クローン(例えば、抗UPII抗体クローンBC21)は、Balb/cマウスを、E.coli発現により得られたアミノ酸26−155に対応する組み換えヒトUPIIタンパク質で免疫することにより得られる。UPIIタンパク質は、アジュバントとともに、腹腔内接種により、おそらく約3週間の間をあけて約5回、BALB/cマウスに接種され得る。UPIIに対する免疫反応性は組み換えUPIIタンパク質に対するダイレクトELISAによって評価され得る。最も高い抗体価のマウスが、細胞融合によってハイブリドーマを発生させるために選ばれ得る。ヒト組織上のUPIIに対する最も良い反応性を示したハイブリドーマクローンが選ばれ、BC21として指定され得る。BC21クローンはアイソタイプについて試験され得、マウスIgG1/kappaとして同定され得る。BC21抗体は、ハイブリドーマ細胞の大規模組織培養により、またBALB/cマウスの腹水により産生され得る。上清および抗体腹水は集められ得、プロテインAアフィニティカラムにより抗体が精製され得る。BC21は、ELISA、ウェスタンブロットおよびヒト組織においてさえもヒトUPIIタンパク質に対して特異的反応性を実証した。
例えば、本発明は、以下の項目を提供する。
(項目1)
アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマによって産生される抗体もしくはその断片。
(項目2)
アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマ細胞。
(項目3)
項目2に記載のハイブリドーマ細胞であって、さらに該ハイブリドーマ細胞によって産生される抗体もしくはその断片を含有するハイブリドーマ細胞。
(項目4)
項目1に記載のモノクローナル抗体を生産する方法であって、以下:
ウロプラキンIIを特異的に認識することができるモノクローナル抗体を産生する前記ハイブリドーマを培養する工程;および
該ハイブリドーマに該モノクローナル抗体を産生させる工程、
を包含する方法。
(項目5)
配列番号1、配列番号2および配列番号3からなる群より選択される核酸配列にコードされるアミノ酸配列のポリペプチドを含有する抗体もしくはその断片。
(項目6)
抗ウロプラキンII抗体もしくはその断片であって、配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する軽鎖可変領域、および配列番号1の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する重鎖可変領域を含有する該抗体もしくは該その断片。
(項目7)
配列番号1、配列番号2および配列番号3からなる群より選択される核酸配列にコードされるアミノ酸配列と少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含有する抗体。
(項目8)
配列番号1、配列番号2および配列番号3からなる群より選択される配列と少なくとも約70%の同一性を有する核酸配列を含有する、単離および精製された核酸配列。
(項目9)
項目7もしくは8に記載の配列であって、前記少なくとも約70%の同一性は、配列番号1に対する少なくとも約70%の同一性ならびに配列番号2もしくは配列番号3に対する少なくとも約70%の同一性を包含する配列。
(項目10)
項目9に記載の配列であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも約99%からなる群から選択される割合を包含する配列。
(項目11)
配列番号4の残基を含有するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、抗体もしくはその断片。
(項目12)
少なくとも2つの抗体もしくはその断片を含有する組成物であって、該少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの少なくとも1つが少なくともウロプラキンIIに特異的に結合する、組成物。
(項目13)
項目12に記載の組成物であって、少なくともウロプラキンIIに特異的に結合する前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちのウロプラキンIIに特異的に結合し、そして、染色された細胞の1%より大きい陽性を指示するカットオフ値を有する、少なくとも1つを包含する、組成物。
(項目14)
項目12に記載の組成物であって、少なくともウロプラキンIIに特異的に結合する前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、ウロプラキンIIに特異的に結合し、そして、以下:
−染色された細胞の約2%より大きい;
−染色された細胞の約3%より大きい;
−染色された細胞の約4%より大きい;
−染色された細胞の約5%より大きい;
−染色された細胞の約6%より大きい;
−染色された細胞の約7%より大きい;
−染色された細胞の約8%より大きい;
−染色された細胞の約9%より大きい;および
−染色された細胞の約10%より大きい、からなる群から選択される陽性を指示するカットオフ値を有する、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの少なくとも1つを包含する、組成物。
(項目15)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの、前記少なくとも1つは、配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する軽鎖可変領域および配列番号1の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する重鎖可変領域を含有する、組成物。
(項目16)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列と少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含有する軽鎖可変領域および配列番号1の核酸配列にコードされるアミノ酸配列と少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含有する重鎖可変領域を含有する、組成物。
(項目17)
項目16に記載の組成物であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも約99%からなる群から選択される割合を包含する、組成物。
(項目18)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号4の残基を包含するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、組成物。
(項目19)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号4の残基に対する少なくとも70%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、組成物。
(項目20)
項目19に記載の組成物であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも99%からなる群から選択される割合を包含する、組成物。
(項目21)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマによって産生される抗体もしくはその断片を含む、組成物。
(項目22)
項目12に記載の組成物であって、1次抗体混合物を含有する、組成物。
(項目23)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、少なくとも2種の異なった生物種に由来する、組成物。
(項目24)
項目23に記載の組成物であって、前記少なくとも2種の異なった生物種は、マウス、ウサギ、ヤギ、ウマ、ニワトリ、ヒトおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、組成物。
(項目25)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、二重染色手順を包含する、組成物。
(項目26)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、異なる可視化の結果を提供することが可能である、組成物。
(項目27)
項目26に記載の組成物であって、前記可視化の結果は色彩の結果を包含する、組成物。
(項目28)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記抗原に特異的に結合する抗体もしくはその断片でない少なくとも1つの抗体もしくはその断片は、GATA−3、p63、ウロプラキンIII、PAX8、NKX3.1、PSA、p40およびその任意の組み合わせからなる群より選択される抗原に特異的に結合する組成物。
(項目29)
項目12に記載の組成物であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、以下:
−ウロプラキンIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンIIおよびp63;
−ウロプラキンIIおよびウロプラキンIII;
−ウロプラキンIIおよびPAX8;
−ウロプラキンIIおよびNKX3.1;
−ウロプラキンIIおよびPSA;
−ウロプラキンII、ウロプラキンIIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンII、PAX8およびPSA;
−ウロプラキンII、PAX8およびNKX3.1;ならびに
−ウロプラキンIIおよびp40、
からなる群より選択されるタンパク質にそれぞれ特異的に結合する、組成物。
(項目30)
項目12に記載の組成物であって、尿路上皮癌検出組成物、腎細胞癌検出組成物、前立腺癌検出組成物およびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される検出組成物を含有する、組成物。
(項目31)
ウロプラキンIIに特異的に結合し、そして、染色された細胞の1%より大きい陽性を指示するカットオフ値を有する、モノクローナル抗体もしくはその断片。
(項目32)
項目31に記載のモノクローナル抗体もしくはその断片であって、前記陽性を指示するカットオフ値が以下:
−染色された細胞の約2%より大きい;
−染色された細胞の約3%より大きい;
−染色された細胞の約4%より大きい;
−染色された細胞の約5%より大きい;
−染色された細胞の約6%より大きい;
−染色された細胞の約7%より大きい;
−染色された細胞の約8%より大きい;
−染色された細胞の約9%より大きい;および
−染色された細胞の約10%より大きい、
からなる群から選択される、モノクローナル抗体もしくはその断片。
(項目33)
項目5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片はアメリカンタイプカルチャーコレクションにATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマ細胞によって産生される、抗体。
(項目34)
項目1、3、11もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号1、配列番号2および配列番号3からなる群より選択される核酸配列にコードされるアミノ酸配列のポリペプチドを含有する、抗体。
(項目35)
項目1、3、11もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号1および配列番号2または配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列のポリペプチドを含有する、抗体。
(項目36)
項目1、3、11もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号1および配列番号2または配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列に対する少なくとも約70%の同一性を有するポリペプチドを含有する、抗体。
(項目37)
項目1、3、11もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号1および配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列に対する少なくとも約70%の同一性を有するポリペプチドを含有する、抗体。
(項目38)
項目1、3、5もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号4の残基を含有するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、抗体。
(項目39)
項目1、3、5もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体もしくはその断片は、配列番号4の残基に対する少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、抗体。
(項目40)
項目39に記載の抗体であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも99%からなる群から選択される割合を包含する、抗体。
(項目41)
項目1、3、5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体はモノクローナル抗体を含有する、抗体。
(項目42)
項目41に記載の抗体であって、前記モノクローナル抗体は染色された細胞の1%より大きい陽性を指示するカットオフ値を有する、抗体。
(項目43)
項目42に記載の抗体であって、前記陽性を指示するカットオフ値が以下:
−染色された細胞の約2%より大きい;
−染色された細胞の約3%より大きい;
−染色された細胞の約4%より大きい;
−染色された細胞の約5%より大きい;
−染色された細胞の約6%より大きい;
−染色された細胞の約7%より大きい;
−染色された細胞の約8%より大きい;
−染色された細胞の約9%より大きい;および
−染色された細胞の約10%より大きい、
からなる群より選択される、抗体。
(項目44)
項目41に記載の抗体であって、前記モノクローナル抗体は、マウスモノクローナル抗体、ウサギモノクローナル抗体、ヤギモノクローナル抗体、ウマモノクローナル抗体、ニワトリモノクローナル抗体、ヒト化モノクローナル抗体、キメラ抗体およびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、抗体。
(項目45)
項目1、3、5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体はポリクローナル抗体を包含する、抗体。
(項目46)
項目45に記載の抗体であって、前記ポリクローナル抗体は、ウサギポリクローナル抗体、マウスポリクローナル抗体、ヤギポリクローナル抗体、ウマポリクローナル抗体、ニワトリポリクローナル抗体、ヒト化ポリクローナル抗体およびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、抗体。
(項目47)
項目1、3、5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、該抗体は単離された抗体を包含する、抗体。
(項目48)
項目1、3、5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、前記抗体の断片は抗体の抗原結合断片を包含する、抗体。
(項目49)
項目1、3、5、6、11、12もしくは31のいずれかに記載の抗体であって、さらに前記抗体もしくはその断片に結合された標識を含有する、抗体。
(項目50)
標識と結合体化された項目1、3、5、6、11、12もしくは31に記載の抗体もしくはその断片を含有する、癌診断剤。
(項目51)
項目49に記載の抗体であって、前記標識は、放射性元素、磁性粒子、放射性同位体、蛍光色素、酵素、毒素、信号、色素、検出酵素、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)、アルカリホスファターゼ(AP)、β−ガラクトシダーゼ、色素原、FAST RED、3,3’−ジアミノベンジジン、3−アミノ−9−エチルカルバゾール、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェート、3,3’,5,5’−テトラメチルベンジジン、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D−グルクロニドおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、抗体。
(項目52)
項目50に記載の抗体であって、前記標識は、放射性元素、磁性粒子、放射性同位体、蛍光色素、酵素、毒素、信号、色素、検出酵素、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)、アルカリホスファターゼ(AP)、β−ガラクトシダーゼ、色素原、FAST RED、3,3’−ジアミノベンジジン、3−アミノ−9−エチルカルバゾール、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェート、3,3’,5,5’−テトラメチルベンジジン、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D−グルクロニドおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、抗体。
(項目53)
診断のもしくは予後の検査キットであって以下:
−項目1、3、5、6、11、12もしくは31に記載の抗体もしくはその断片;および
−抗原に結合した場合の該抗体もしくは該その断片の抗体検出要素、
を含有する、検査キット。
(項目54)
項目53のキットを用いて生物学的サンプル中のウロプラキンIIを検出する方法であって、以下:
−生物学的サンプルを前記抗体もしくはその断片と接触させる工程;および
−前記抗体検出要素を用いて該抗体もしくは該その断片と該生物学的サンプル中の抗原との結合を検出する工程、
を包含する、方法。
(項目55)
項目1、3、5、6もしくは11のいずれかに記載の抗体であって、前記抗体もしくは前記その断片はウロプラキンIIに特異的に結合する、抗体。
(項目56)
癌を検出するための項目1、3、5、6、11もしくは31に記載の抗体もしくはその断片または組成物の使用。
(項目57)
癌の診断もしくは予後のための項目1、3、5、6、11もしくは31に記載の抗体もしくはその断片または組成物の使用。
(項目58)
癌の治療の転帰を予想するための項目1、3、5、6、11もしくは31に記載の抗体もしくはその断片または組成物の使用。
(項目59)
項目1、3、5、6、11もしくは31のいずれかに記載の抗体もしくはその断片または組成物の、癌の治療の有効性を評価するための使用。
(項目60)
癌の再発を予想するための項目1、3、5、6、11もしくは31に記載の抗体もしくはその断片または組成物の使用。
(項目61)
項目56に記載の抗体もしくはその断片または組成物であって、前記抗体もしくはその断片または組成物の前記使用が、自動化染色装置上で行われる、抗体もしくはその断片または組成物。
(項目62)
項目56に記載の抗体もしくはその断片または組成物であって、前記検出が手動で行われる、抗体もしくはその断片または組成物。
(項目63)
項目56に記載の抗体もしくはその断片または組成物であって、前記検出が自動で行われる、抗体もしくはその断片または組成物。
(項目64)
項目56に記載の抗体もしくはその断片または組成物であって、前記検出が画像解析によって行われる、抗体もしくはその断片または組成物。
(項目65)
生物学的サンプルに対して項目1、3、5、6、11、12もしくは31の抗体もしくはその断片が結合するタンパク質を検出する方法であって、生物学的サンプルを該抗体もしくはその断片と接触させる工程;および該生物学的サンプル中の該タンパク質に結合した該抗体もしくはその断片の存在を検出する工程、を包含する方法。
(項目66)
項目65に記載の方法であって、前記生物学的サンプルは、血液、尿、尿路上皮組織、移行細胞組織および膀胱組織を包含する、方法。
(項目67)
項目65に記載の方法であって、前記生物学的サンプルは、正常組織、新生物性組織、膀胱組織、腎臓組織、卵巣組織、甲状腺組織、子宮内膜組織、腎性組織、扁桃腺組織、膵臓組織、結腸組織、リンパ節組織、胃組織、前立腺組織、肺組織および胸部組織からなる群より選択される、方法。
(項目68)
項目65に記載の方法であって、前記タンパク質に結合した抗体もしくはその断片の前記存在を検出する前記工程は、自動化染色装置上で行われる、方法。
(項目69)
項目65に記載の方法であって、前記タンパク質に結合した抗体もしくはその断片の前記存在を検出する前記工程が手動で行われる、方法。
(項目70)
項目65に記載の方法であって、前記タンパク質に結合した抗体もしくはその断片の前記存在を検出する前記工程が自動で行われる、方法。
(項目71)
項目65に記載の方法であって、前記タンパク質に結合した抗体もしくはその断片の前記存在を検出する前記工程はが画像解析によって行われる、方法。
(項目72)
項目65に記載の方法であって、前記検出は免疫組織化学(IHC)、FFPEのIHC、凍結組織切片のIHC、免疫細胞化学およびELISAからなる群より選択される方法を包含する、方法。
(項目73)
生物学的サンプル中の少なくとも2つの異なるタンパク質を検出する方法であって、以下:
−該生物学的サンプルと、少なくとも2つの抗体もしくはその断片を含有する組成物とを接触させる工程であって、該少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの少なくとも1つが少なくともウロプラキンIIに特異的に結合して抗原−抗体複合体を形成する工程;および
−該抗原−抗体複合体を検出する工程、
を包含する、方法。
(項目74)
項目73に記載の方法であって、少なくともウロプラキンIIに特異的に結合する前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、少なくともウロプラキンIIに特異的に結合し、そして、染色された細胞の1%より大きい陽性を指示するカットオフ値を有する該少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの少なくとも1つを包含する、方法。
(項目75)
項目74に記載の方法であって、陽性を指示するカットオフ値は以下:
−染色された細胞の約2%より大きい;
−染色された細胞の約3%より大きい;
−染色された細胞の約4%より大きい;
−染色された細胞の約5%より大きい;
−染色された細胞の約6%より大きい;
−染色された細胞の約7%より大きい;
−染色された細胞の約8%より大きい;
−染色された細胞の約9%より大きい;および
−染色された細胞の約10%より大きい、
からなる群より選択される、方法。
(項目76)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、少なくとも1つの第一の1次抗体および少なくとも1つの第二の1次抗体を包含する、方法。
(項目77)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する軽鎖可変領域および配列番号1の核酸配列にコードされるアミノ酸配列を含有する重鎖可変領域を含有する、方法。
(項目78)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号2もしくは配列番号3の核酸配列にコードされるアミノ酸配列と少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含有する軽鎖可変領域および配列番号1の核酸配列にコードされるアミノ酸配列と少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含有する重鎖可変領域を含有する、方法。
(項目79)
項目78に記載の方法であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも約99%からなる群から選択される割合を包含する、方法。
(項目80)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号4の残基を包含するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、方法。
(項目81)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、配列番号4の残基に対する少なくとも約70%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合する、方法。
(項目82)
項目81に記載の方法であって、前記少なくとも約70%の同一性は、少なくとも約71%、少なくとも約72%、少なくとも約73%、少なくとも約74%、少なくとも約75%、少なくとも約76%、少なくとも約77%、少なくとも約78%、少なくとも約79%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、少なくとも約82%、少なくとも約83%、少なくとも約84%、少なくとも約85%、少なくとも約86%、少なくとも約87%、少なくとも約88%、少なくとも約89%、少なくとも約90%、少なくとも約91%、少なくとも約92%、少なくとも約93%、少なくとも約94%、少なくとも約95%、少なくとも約96%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、および少なくとも99%からなる群から選択される割合を包含する、方法。
(項目83)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片のうちの前記少なくとも1つは、アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマによって産生される抗体もしくはその断片を包含する、方法。
(項目84)
項目73に記載の方法であって、前記組成物は、1次抗体混合物を含有する、方法。
(項目85)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、少なくとも2種の異なった生物種に由来する、方法。
(項目86)
項目85に記載の方法であって、前記少なくとも2種の異なった生物種は、マウス、ウサギ、ヤギ、ウマ、ニワトリ、ヒトおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、方法。
(項目87)
項目73に記載の方法であって、さらに前記生物学的サンプルの二重染色工程を包含する、方法。
(項目88)
項目73に記載の方法であって、さらに異なる可視化の結果を提供する工程を包含する、方法。
(項目89)
項目88に記載の方法であって、前記可視化の結果は色彩の結果を包含する、方法。
(項目90)
項目73に記載の方法であって、前記少なくとも2つの抗体もしくはその断片は、以下:
−ウロプラキンIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンIIおよびp63;
−ウロプラキンIIおよびウロプラキンIII;
−ウロプラキンIIおよびPAX8;
−ウロプラキンIIおよびNKX3.1;
−ウロプラキンIIおよびPSA;
−ウロプラキンII、ウロプラキンIIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンII、PAX8およびPSA;
−ウロプラキンII、PAX8およびNKX3.1;ならびに
−ウロプラキンIIおよびp40、
からなる群より選択されるタンパク質にそれぞれ特異的に結合する、方法。
(項目91)
項目73に記載の方法であって、前記抗原−抗体複合体を検出する前記工程は、前記サンプル上で少なくとも2つの抗原−抗体複合体の形成を検出する工程であって、前記第一の抗体はウロプラキンIIに特異的に結合し、前記第二の抗体はGATA−3、p63、ウロプラキンIII、PAX8、NKX3.1、PSA、p40およびその任意の組み合わせからなる群より選択される抗原に特異的に結合する工程を包含する、方法。
(項目92)
動物もしくはヒト中のウロプラキンIIタンパク質を検出するイムノアッセイ法であって、下記:
−試験される動物もしくはヒトから組織を得る工程;
−該組織を項目1、3、5、6、11、12もしくは31に記載の抗体もしくはその断片と、該組織にウロプラキンIIタンパク質が存在した場合に該抗体もしくはその断片が該タンパク質に結合するような量および条件で接触させる工程;ならびに
−該結合した抗体の存在を検出する工程、
を包含する、イムノアッセイ法。
(項目93)
項目92に記載の、動物もしくはヒト中のウロプラキンIIタンパク質を検出するイムノアッセイ法であって、さらに前記組織を固定または凍結する工程を包含する、イムノアッセイ法。
(項目94)
項目93に記載の、動物もしくはヒト中のウロプラキンIIタンパク質を検出するイムノアッセイ法であって、前記固定もしくは凍結された組織を、ウロプラキンIIのエピトープを露出させるために処理する工程をさらに包含する、イムノアッセイ法。
(項目95)
項目92に記載の、ウロプラキンIIタンパク質を検出するイムノアッセイ法であって、さらに免疫組織化学(IHC)、FFPEのIHC、凍結組織切片のIHC、免疫細胞化学およびELISAからなる群より選択される方法を用いて前記動物もしくはヒト中の前記ウロプラキンIIを検出する工程を包含する、イムノアッセイ法。
(項目96)
ウロプラキンIIタンパク質に特異的に結合する抗体の単離された調製物であって、該抗体は配列番号4(該ウロプラキンIIタンパク質の36−50残基)のペプチド中のエピトープに結合する、調製物。
前述の議論から理解され得るように、本発明は様々に組み合わせることのできる種々の局面を含んでいる。以下の説明は、構成要素を列挙し、本発明の実施形態のいくつかを説明するために提供される。これらの構成要素は初期の実施形態と共に記載されるが、追加の実施形態を作り出すために、これらの構成要素は任意の様式、数量において組み合わされ得ることが理解されるべきである。様々に説明される実施例及び好ましい実施形態は、本発明を明示されたシステム、技術、及び応用に限定するものと解釈されるべきではない。さらに、この説明は、この適用または後に続く任意の適用内において、開示された任意の数量の構成要素、個々の構成要素単独および全ての構成要素の任意のおよび全ての並び換えおよび組み合わせを伴う、様々な実施態様、システム、技術、方法、装置、および応用の全ての記載および特許請求の範囲を支持および包含するものと理解されるべきである。
重鎖および軽鎖の可変領域の配列を、当業者にとって公知のソフトウェアを用いてコンピュータ処理し、相補性決定領域(CDR)を生成することができる。したがって、重鎖の可変領域の配列である配列番号1は、配列番号5(CDR1)、配列番号6(CDR2)および配列番号7(CDR3)のCDR配列をもたらす。軽鎖の可変領域の配列である配列番号2は、配列番号8(CDR1)、配列番号9(CDR2)および配列番号10(CDR3)のCDR配列をもたらす。軽鎖の可変領域の配列である配列番号3は、配列番号11(CDR1)、配列番号12(CDR2)および配列番号13(CDR3)のCDR配列をもたらす。
2)切片は脱パラフィンされ得(キシレンもしくはキシレン代用品を用いて)、おそらく一連のアルコール/水溶液を通じて再水和され得、おそらく続いておそらく約3%の過酸化水素水溶液により内在性のペルオキシダーゼをブロックし得る。
3)サンプルは圧力釜(Reveal, Decloaking Chamber; Biocare Medical)中でクエン酸バッファーを用いて熱誘導性抗原回復に供され得、約30秒間約125℃に加熱され得る。(他の当業者に知られた抗原回復手法(例えば、スチーマー、マイクロ波オーブン、酵素等)もまた許容される。)組織は約10分間放冷され得、次に脱イオン水ですすがれ得る。
4)UPII抗体BC21は、キャリアタンパク質としてのウシ血清アルブミンとともにリン酸緩衝液(pH約6.0)に約30分間アプライされ得る。
5)おそらく西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)を結合体化した二次抗体を用いたUPII抗体の検出(MACH 4 Universal HRP−Polymer Detection, Biocare Medical)は2つのステップで完成され得る。最初にウサギ抗マウスIgG抗体が約10分間アプライされ得、続いてヤギ抗ウサギHRP結合体とともに約10分間インキュベートされ得る。
6)おそらく最後の検出ステップとして、おそらく約0.02%の過酸化水素を含有するバッファー中の3,3’−ジアミノベンジジン(DAB)(Betazoid DAB, Biocare Medical)がアプライされ得る。HRPを介した機構を通じたDABの酸化により、茶色の発色性の産物の沈殿が起こり得、おそらくUPIIの発現部位を同定することを可能にし得る。
7)スライドガラスはおそらく改良マイヤー処方ヘマトキシリンにより手軽に対比染色され得る。
Claims (12)
- アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマによって産生される単離された抗体もしくは該単離された抗体の単離された抗原結合断片であって、配列番号4を含むウロプラキンIIに特異的に結合する、単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片。
- アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマ細胞。
- 請求項2に記載のハイブリドーマ細胞であって、さらに該ハイブリドーマ細胞によって産生される抗体を含有するハイブリドーマ細胞。
- 請求項1に記載のモノクローナル抗体を生産する方法であって、以下:
ウロプラキンIIを特異的に認識することができるモノクローナル抗体を産生する、アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されている前記ハイブリドーマを培養する工程;および
該ハイブリドーマに該モノクローナル抗体を産生させる工程、
を包含する方法。 - 請求項1に記載の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片と、少なくとも1つの追加の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片とを含有する組成物であって、該少なくとも1つの追加の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片は、GATA−3、p63、ウロプラキンIII、PAX8、NKX3.1、PSAおよびp40からなる群より選択される抗原に特異的に結合する、組成物。
- 請求項5に記載の組成物であって、前記単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片と、前記少なくとも1つの追加の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片とは、以下:
−ウロプラキンIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンIIおよびp63;
−ウロプラキンIIおよびウロプラキンIII;
−ウロプラキンIIおよびPAX8;
−ウロプラキンIIおよびNKX3.1;
−ウロプラキンIIおよびPSA;
−ウロプラキンII、ウロプラキンIIIおよびGATA−3;
−ウロプラキンII、PAX8およびPSA;
−ウロプラキンII、PAX8およびNKX3.1;ならびに
−ウロプラキンIIおよびp40、
からなる群より選択されるタンパク質にそれぞれ特異的に結合する、組成物。 - 標識と結合体化された請求項1に記載の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片。
- 請求項7に記載の抗体であって、前記標識は、放射性元素、磁性粒子、放射性同位体、蛍光色素、酵素、毒素、色素、検出酵素、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)、アルカリホスファターゼ(AP)、β−ガラクトシダーゼ、色素原、FAST RED、3,3’−ジアミノベンジジン、3−アミノ−9−エチルカルバゾール、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェート、3,3’,5,5’−テトラメチルベンジジン、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D−グルクロニドおよびそれらの任意の組み合わせからなる群より選択される、抗体。
- 請求項1に記載の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片;および
ウロプラキンII抗原に結合した場合の該請求項1に記載の単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片の抗体検出試薬
を含む、キット。 - 生物学的サンプル中のウロプラキンIIを検出する方法であって、
(a)請求項9に記載のキットを提供する工程;ならびに
(b)前記単離された抗体もしくは前記その単離された抗原結合断片のウロプラキンII抗原との結合を、
(i)該生物学的サンプルを、アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)にATCC特許寄託番号第PTA−13181号で寄託されているハイブリドーマによって産生される前記単離された抗体もしくはその単離された抗原結合断片と接触させる工程であって、該抗体もしくはその抗原結合断片は、配列番号4を含むウロプラキンIIに特異的に結合して複合体を形成する、工程;および
(ii)該キットにおいて提供される前記抗体検出試薬により該複合体を検出する工程
を含むイムノアッセイであって、免疫組織化学(IHC)、FFPEのIHC、凍結組織切片のIHC、免疫細胞化学およびELISAからなる群より選択されるイムノアッセイによって検出する工程;
を包含する、方法。 - 前記生物学的サンプルは、血液、尿、尿路上皮組織、移行細胞組織および膀胱組織を包含する、請求項10に記載の方法。
- 前記生物学的サンプルは、正常組織、新生物性組織、膀胱組織、腎臓組織、卵巣組織、甲状腺組織、子宮内膜組織、腎性組織、扁桃腺組織、膵臓組織、結腸組織、リンパ節組織、胃組織、前立腺組織、肺組織および胸部組織からなる群より選択される、請求項10に記載の方法。
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