JP6324677B2 - 分配包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、分配包装体に関し、詳しくは、可撓性部材の容器体の構成材料として特定の可撓性複合フィルムを使用して成る分配包装体に関する。
従来、表面の中央部にハーフカット部を設けた折り曲げ線と突起状の吐出手段とを有する硬質材の蓋体と、その蓋体の裏面に周縁部を固着され折り曲げ線の両側にポケット部を形成する可撓性部材の容器体とから成る分配包装体が各種の分野で広く使用されている。内容物の充填は、可撓性部材の深絞り成形によるポケット部の形成の際に行われ、内容物の取出は、ポケット部をはさむように蓋体をV字状に折り曲げることによってハーフカットを破断させることによって行う。すなわち、破断した箇所が開口部となり、当該開口部から収納部に充填されていた内容物を簡単に取り出すことができる。
ところで、プラスチックの防湿性は、金属やガラスに比べ劣っており、液状物や粘稠食品の深絞り包装では、中身が蒸散して、当初の充填量より内容量が減少してしまう、という問題がある。そのため、目減りすることを想定して初めから多めに内容物を充填したり、フィルムの厚さを厚くすることで蒸散量を防いでいる。
従来、防湿性が必要な深絞り成型用複合フィルムにはポリプロピレン(PP)やシクロオレフィンポリマー(COP)やシクロオレフィンコポリマー(COC)層を主成分とする複合フィルムが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかしながら、PPやCOPやCOCの層を厚くすると、深絞り成型した場合に複合フィルムの成型性(以下「深絞り成型性」ともいう。)が悪くなるため、包装速度が遅くなり、プラグ(深絞り成型性を補う設備)を使用した深絞り成型設備が必要になる可能性がある。また、シール樹脂として汎用的に用いられるポリエチレンや酢酸ビニルなどに比べ、PPは融点(COP、COCはガラス転移温度)が高いため、シール温度を高くしたり、シール時間を長くしたりする必要がある。加えて、PPやCOPを配したフィルムは、剛性の向上は顕著ではあるものの、耐ピンホール性が悪く、柔軟性の点で劣っている。また、COP、COCは、防湿性に優れているが、高価な樹脂なためコストが高くなる問題もある。
特開平06−305099号公報 特開2003−191380号公報
そこで、本発明の課題は、可撓性部材の容器体の構成材料として、高い防湿性を有すると共に、深絞り成型を行った場合に金型どおりに深絞り成型することができ、低温シール性に優れ、耐ピンホール性が良好な、ポリアミド樹脂層を含む可撓性複合フィルムを使用して成る分配包装体を提供することにある。
即ち、本発明の課題は、表面の中央部にハーフカット部を設けた折り曲げ線と突起状の吐出手段とを有する硬質材の蓋体と、その蓋体の裏面に周縁部を固着され折り曲げ線の両側にポケット部を形成する可撓性部材の容器体とからなる分配包装体であって、前記可撓性部材は、少なくとも、最外層に位置するポリアミド樹脂層、中間層に位置する密度0.935g/cm以上0.960g/cm以下のポリエチレン系樹脂層、最内層に位置する融点90℃以上120℃以下のヒートシール層を含み、且つ、40℃×90%RH条件下での水蒸気透過度が3.0g/(m・day)以下である可撓性複合フィルムで構成されていることを特徴とする分配包装体により、解決される。
本発明によれば前記の課題が達成される。
図1(a)及び(b)は分配包装体の一例の平面説明図と側面説明図である。 図2は突起の尖端部が開口した吐出開口の説明図である。 図3は分配包装体の蓋体を形成するための硬質複合シートであってハーフカット部が設けられているものの断面説明図である。 図4は分配包装体の可撓性容器体を形成するための可撓性複合フィルムの断面説明図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
先ず、主として、図1〜図3に基づき本発明の分配包装体17の概要について説明する。
本発明の分配包装体17は、基本的には、表面の中央部にハーフカット部7を設けた折り曲げ線2と突起状の吐出手段3とを有する硬質材15の蓋体1と、その蓋体の裏面に周縁部を固着され折り曲げ線2の両側にポケット部を形成する可撓性部材8の容器体9、9とから成る。図1(a)中の符号31は、任意に設けられた保護用突条体を表す。なお、図1(b)中では保護用突条体31の図示を省略してある。
図1に例示された分配包装体17それ自体は、本出願人の1人によって既に提案されており、特開2013−18493号公報に記載されて公知である。本発明においては、前記の基本的な構造を有する限り、他の分配包装体であってもよい。このような分配包装体としては、例えば、特開2001−180761号公報、特開2001−335071号公報、特開2013−091508号公報に記載の各分配包装体が挙げられる。何れも本出願人の1人によって提案されたものである。
本発明の分配包装体17が使用される分野は、主に粘稠体や液状物等の水分を含んだ食品である。容器体9の可撓性部材8は、一般的なものでは、約10mm程度の深さに成形し、その中に、マヨネーズやケチャップ、マスタード、ジャム等を入れてシールする。蓋体1の硬質材15の層構成としては、例えば、APET//PS/EVOH/PE等が挙げられる。蓋体1の中央部には、分配包装体17の外部に向かって凸に成形されている突起状の吐出手段3があり、その箇所が開封口にあたる。蓋体1を加熱・成形し、開封部にあたる容器外側へ向けて凸部を形成する。この凸部の形状は、蓋体1を折り曲げた際、曲げ応力がハーフカット部7を有した開封部に集中し、開封部が切り裂け、内容物が飛び出ることを目的としている。他の凸部の形状として例えば、四角錐状、半円状(ドーム型)、立方体などが挙げられる。しかし応力を集中さえすることができれば、凸部の形状はそれに限定されない。成形には、凸形状をシャープに出す目的で、オスメス成形することが好適である。
ここで、蓋体1の「硬質」とは、可撓性部材8よりも相対的に硬く、分配包装体17を指でつまんで折り曲げ線2で折り曲げることができ且つ突起状の吐出手段3を開口させるようにできる硬さを意味する。また、可撓性部材8の「可撓性」とは、蓋体1よりも相対的に可撓性を示し、分配包装体17を指でつまんで折り曲げ線2で折り曲げたときに、折れ曲がった蓋体1の押圧で潰れて内容物を開口した突起状の吐出手段3から吐出できるように変形することを意味する。
また、蓋体1の表面の「中央部」とは、例えば、蓋体1が長方形の場合には、対向する長辺の中点を結んだ線を含む領域であり、正方形の場合には、対向する辺の中点を結んだ線を含む領域または一つの対角線を含む領域であり、菱形の場合には、短対角線を含む領域であり、円の場合には、円の中心を通る一つの直線を含む領域であり、楕円の場合には、長径の中心を通り、長径に対して垂直な直線を含む領域であるが、これらに限定されるものではない。
図3に例示する硬質材15は、印刷受容層4、硬質中間層5および蓋体1の裏面となるべきシール層6をこの順に積層してなる硬質複合シートから形成されている。硬質中間層5は、ポリスチレン樹脂層(PS層)5aとエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH層)5bとを有する。ハーフカット部7は、蓋体1の表面側から形成されており、PS層5aまで及んでいる。即ち、少なくともEVOH層5bは、PS層15aよりも印刷受容層4側に配置されている。なお、硬質中間層5のPS層5aとシール層6との間には、開口性等の本発明の効果を損なわない範囲で、任意の樹脂層を挟持させてもよい。
また、ポケット部を形成する可撓性部材8の容器体9は、蓋体1の裏面にその周縁部(図示せず)が融着されている。可撓性部材8は、分配包装体17の使用目的に応じ、例えば、折り曲げ線2を跨いで1個、折り曲げ線2の両側にそれぞれ1個、あるいはその他複数個設けることができる。また、折り曲げ線2の両側にある容器体9、9同士を連通させてもよい。
なお、ハーフカットの意味は従来からの意味と同義である。また、ハーフカット部7の形成は、例えば、特開2001−328095号公報に開示されているような公知のハーフカット装置により行うことができる。本発明においては、印刷受容層4側からPS層5aにカットを入れてあり、良好な開口性を実現するために、通常、PS層5aの全層厚の表層側から10〜90%の深さまでカットを入れることが好ましい。
突起状の吐出手段3は、ハーフカット部7を設けた折り曲げ線2上に設ければよく、分配包装体17の使用目的に応じ、1個または複数個設けてもよい。突起状の吐出手段3の形状は、分配包装体17の蓋体1を下側に向けてその両端を折り曲げ線2を中心として指でつまんでV字型に折り曲げることにより、突起状の吐出手段3の頂点より開口していくような形状であればよい。例えば、図1のように凸形状でもよく、三角錐形状、四角錐形状、半円球形状などでもよい。突起状の吐出手段3の形成は、通常、ハーフカット処理の後に、金型成形法で加熱変形させることにより形成することができる。
蓋体1の厚さは、分配包装体17の蓋体1として通常用いられている蓋体の厚さ範囲と同様とすることができ、具体的には、通常250μm以上700μm以下、好ましくは250μm以上500μm以下である。このようにすれば、分配包装体17の蓋体1としての良好な開口性や硬質材15の成形性を損なうことなく、適度なシートのコシ及び触感を持たせて、分配包装体17としての商品価値を保持することができる。
次に、蓋体1を構成する印刷受容層4、硬質中間層5および蓋体1の裏面となるべきシール層6について、詳細に説明する。
印刷受容層4は、蓋体1の外側(可撓性部材8と反対側)に配置される層であり、グラビア印刷法やフレキソ印刷法などにより印刷インクを受容し、印刷層が形成される層である。また、硬質中間層5を保護する機能も有する層である。このような印刷受容層4は、良好な印刷適性、印刷安定性を示す熱可塑性樹脂層から構成することができ、中でもそれらの特性について特に優れているポリエステル樹脂層で構成することが好ましい。通常、印刷受容層4は、ポリエステル樹脂単層からなるが、同種、異種のポリエステル樹脂層を2層以上、ドライラミネーション法や共押出法などにより積層してもよい。
ポリエステル樹脂層としては、従来の分配包装体で用いられているものと同様のものを使用することができ、例えば、多価アルコール成分100モル%中に1,4−シクロヘキサンジメタノール成分を5モル%以上、好ましくは10〜50モル%、より好ましくは15〜45モル%含む非結晶性の共重合ポリエステル樹脂を使用することができる。この場合、1,4−シクロヘキサンジメタノール成分が少なすぎると共重合ポリエステル樹脂の非晶化度を高め難く、一方、多すぎるとフィルムの耐衝撃強度が低下する傾向があることに留意する必要がある。
また、蓋体1の耐熱性、印刷特性などを考慮し、ポリエステル樹脂を構成するユニット100モル%中にエチレンテレフタレートユニットが好ましくは50モル%以上、より好ましくは60モル%以上となるようにする。他方、多価カルボン酸成分100モル%中にテレフタル酸成分を好ましくは50モル%以上とし、多価アルコール成分100モル%中にエチレングリコール成分を好ましくは50〜95モル%、より好ましくは60〜90モル%とする。
上記多価アルコール成分を構成する多価アルコール類としては、上述した1,4−シクロヘキサンジメタノール及びエチレングリコールの他に、1,3−プロパンジオール、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオールなどのアルキレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジエチレングリコール、ダイマージオール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェノール化合物またはその誘導体のアルキレンオキサイド付加物なども併用できる。
多価カルボン酸成分を構成する多価カルボン酸類としては、上述のテレフタル酸およびそのエステルの他に、芳香族ジカルボン酸、それらのエステル形成誘導体、脂肪族ジカルボン酸などが利用可能である。芳香族ジカルボン酸としては、例えば、イソフタル酸、ナフタレン−1,4−ジカルボン酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸などが挙げられる。またこれらの芳香族ジカルボン酸やテレフタル酸のエステル誘導体としてはジアルキルエステル、ジアリールエステルなどの誘導体が挙げられる。脂肪族ジカルボン酸としては、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、シュウ酸、コハク酸などや、通常ダイマー酸と称される脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。
印刷受容層4(通常はポリエステル樹脂単層)の厚さは、分配包装体17の蓋体1として通常用いられている印刷受容層の厚さの範囲であればよく、印刷受容層4の厚さが薄すぎると、分配包装体17の蓋体1を形成するための硬質材15の表面強度が低下し、印刷受容層4と共に印刷層が剥落してしまうことが懸念され、一方、印刷受容層4の厚さが厚すぎる場合には、PS層5aに入れるハーフカットの調整が難しくなる傾向があるので、好ましくは10μm以上50μm以下、より好ましくは10μm以上40μm以下である。
蓋体1を構成する硬質中間層5は、蓋体1に酸素バリア性と良好な開口性を付与するための層であり、内容物側からPS層5aとEVOH層5bとを有する。また、EVOH層5bには、その機能を失わない範囲で接着性樹脂など他の熱可塑性樹脂を適宜必要に応じて添加することができる。接着性樹脂としては、例えば、カルボキシル基を有するオレフィン系共重合体が好ましく、特にエチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリン酸共重合体、無水マレイン酸変性ポリエチレンなどがポリオレフィン系樹脂層との接着に適している。ガスバリア性を失わない範囲としてEVOH層5bに添加される接着性樹脂の添加量は20wt%以下が好ましい。
PS層5aは、蓋体1に強度と開口性とを付与する層である。PS層5aを構成するPSとしては、従来の分配包装体で使用されているPSを利用することができ、具体的には、汎用ポリスチレン(以下において「GPPS」という。)、耐衝撃性ポリスチレン(以下において「HIPS」という。)、スチレン・ブタジエンブロックコポリマー(ブタジエン系化合物)の配合品の単体あるいは、それらのブレンドを挙げることができる。ここで、GPPSは、ゴム成分を含まず、きわめて割れやすい特性を有する。一方、HIPSは、ゴム成分がブレンドされているので、割れにくい性質を持っている。したがって、GPPSとHIPSとのブレンド比を適切にコントロールすることによって、パッケージを開口する際の蓋体1に生じる割れ性を調節することができる。GPPSとHIPSの配合比は、質量比で好ましくは10:90〜80:20、さらに好ましくは10:90〜70:30とすることが望ましい。
PS層5aの厚さは、分配包装体17の蓋体1に通常用いられているPS層の厚さ範囲と同様とすることができ、薄すぎると分配包装体17の蓋体1として使用した際に良好な開口性を得ることが困難となり、必要以上に厚くする必要性もないことから、通常150μm以上500μm以下、好ましくは200μm以上400μm以下である。なお、硬質材15の好ましい厚さが250μm以上700μm以下であることから、硬質材15においてPS層5aは主構成層となっている。
また、PS層5aは、蓋体1に生じる割れ性を調節するものでもあるので、ハーフカット部7を設けた折り曲げ線2を有する分配包装体17においては、通常、ハーフカット部7を表層側からPS層5aに形成する際に、ハーフカット部7の深さをPS層5aの印刷受容層4側から10〜90%の深さとなるまでカットを入れることが好ましい。
EVOH層5bは、酸素バリア性を示す層である。このEVOH層5bはPS層5aにドライラミネーション法や共押出法等により積層される。前述したように印刷受容層4側からPS層5aに達するハーフカットが形成されるので、EVOH層5b自体は、ハーフカット部7で厚さ方向に切断されていることになる。よって、EVOH層5bは、分配包装体17の開口の際に生じる割れには関与しない。従って、EVOH層5bの層厚を、従来(5〜15μm厚)よりも厚くして蓋体1の酸素バリア性を向上させることができるが、厚過ぎてもそれに見合った酸素バリア性が得られにくくなるので、印刷受容層4側に配置されているEVOH層5bの層厚は、好ましくは15μm超50μm以下、より好ましくは15μm超40μm以下である。
EVOH層5bを構成するEVOHとしては、エチレン含有量29〜47モル%のものが好ましく、32〜44モル%のものがより好ましく、また、そのケン化度は90モル%以上のものが好ましく、95モル%以上のものがより好ましい。
蓋体1の裏面となるべきシール層6は、後述する可撓性部材8と溶着するためのものであり、従来の分配包装体の蓋体のシール層と同様の構成とすることができ、ポリオレフィン樹脂、好ましくはポリエチレン(PE)から形成することが好ましい。この場合、ポリオレフィン樹脂層は同種又は異種のもの2層以上から構成してもよい。具体的には、シール層6をPE層から形成する際に、内容物側のPEアウター層とその内側のPEインナー層との複層構造としてもよい。かかる二層構造のPE層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、あるいはLDPEとHDPEをブレンドしたものを使用することができる。
シール層6として、LDPEとHDPEとのブレンド物を用いる場合、ブレンド比率の決定は、層厚と、PEアウター層及びPEインナー層のそれぞれに要求される特性とを考慮した上で行うことが好ましい。即ち、PEアウター層は、シール層6の内容物側に位置するから、可撓性部材8とのシール性および適度な開口性を確保する必要があり、そのため、LDPEの配合比を高くすることが好ましい。一方、PEインナー層は、硬質中間層5のPS層5aの割れに伴って、層(膜)の「切れ」の伝播が良好に行われる必要があり、そのため、HDPEの配合比を高くすることが好ましい。一般的には、LDPEとHDPEの配合比は、質量比で40:60〜80:20、好ましくは50:50〜80:20、さらに好ましくは60:40〜80:20とする。このような構成とすることによって、LDPEとHDPEとの配合比率を自由にコントロールして、分配包装体17を開口する際の蓋体1に生じる割れ性や、PS層15aとの接着強度を調節することができる。また、両者の配合によって、LDPEによりメルトテンションを高めることができ、製膜性の安定化を図るとともに、HDPEによる開口時の易割性に優れた蓋体1を得ることが可能になる。
なお、LDPEは、密度が0.92g/cm以上のものが好ましく、HDPEは、密度0.95g/cm以上のものが好適に使用される。密度を高くすることにより、PE層により良好な裂け性を付与することができる。
シール層6の厚さは、薄すぎると良好なシール性を実現することが困難となり、厚すぎると開口時の良好な切れを実現することが困難になるので、好ましくは10μm以上40μm以下である。特に、シール層6をPEアウター層とPEインナー層とから構成した場合、それぞれの厚さを好ましくは5μm以上20μm以下とする。これにより、開口時の切れを良好に保ちつつ、同時に良好なシール性も保持することが可能となる。
以上説明した蓋体1を形成するための硬質複合シートや後述する可撓性部材8は、ドライラミネート法、共押出法あるいはこれらを組み合わせた方法により製造することができる。また、共押出法により前後の層を接着する際、当該前後の樹脂層が接着し難い場合は貼り合わせる素材に応じて種々の接着性樹脂から適切なものを選択して接着させることができる。
また、蓋体1は、例えば、硬質材15に対し常法に従ってハーフカット処置を行い、170〜220℃の温度でオスメス金型成形により、折り曲げた際に応力が集中する突起状の吐出手段3を形成し、必要に応じて個々の蓋体1に切断することにより製造することができる。なお、シートのまま、あるいは複数個が連結したままで分配包装体17の製造工程に投入し、最後に切り分けてもよい。
次に、本発明の分配包装体17の特徴について説明する。本発明の分配包装体17の特徴は、容器体9の可撓性部材8にある。すなわち、本発明において、可撓性部材8は、図4に示すように、最外層に位置するポリアミド樹脂層10、中間層に位置する密度0.935g/cm以上0.960g/cm以下のポリエチレン系樹脂層13、最内層に位置する融点90℃以上120℃以下のヒートシール層14を含み、且つ、40℃×90%RH条件下での水蒸気透過度3.0g/(m・day)以下である可撓性複合フィルム16で構成される。
ポリアミド樹脂層10は、強靭で耐衝撃強度、耐ピンホール性、深絞り成形性に優れている。ポリアミドは、特に限定されないが、3員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸を主成分(50モル%以上)とするものを用いることが好ましい。ポリアミドは、ポリアミド成分とその他の成分(例えば、ω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸を主成分(50モル%以上)とするもの)との共重合体であってもよい。その場合、ポリアミド成分のモル%は、80モル%以上であることが好ましく、85モル%以上であることがより好ましく、90モル%以上であることがさらに好ましい。ポリアミド成分の上限値は典型的な共重合体である上限値であり99モル%以下である。また、ポリアミドはポリマーブレンドであってもよい。その場合、ポリアミド成分はポリマーブレンド全体の質量を基準(100質量%)として、70質量%以上であることが好ましく、75質量%以上であることがより好ましく、80質量%以上であることがさらに好ましい、ポリアミド成分の上限値は典型的な共重合体である上限値であり99質量%以下である。
3員環以上のラクタムとしては、例えば、ε−カプロラクタム、ω−エナントラクタム、ω−ラウロラクタム、α−ピロリドン等を挙げることができる。重合可能なω−アミノ酸としては、例えば、ω−アミノカプロン酸、ω−アミノヘプタン酸、ω−アミノノナン酸、ω−アミノウンドデカン酸、ω−アミノドデカン酸等が挙げられる。ジアミンとしては、例えば、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−トチメチルヘキサメチレンジアミン、2,4,4−トチメチルヘキサメチレンジアミン等の脂肪族アミン、1,3/1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、イソホロンジアミン、ピペラジン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス−(4’−アミノシクロヘキシル)プロパン等の脂環族ジアミン、およびメタキシリレンジアミン、パラキシリレンジアミン等の芳香族ジアミンが挙げられる。ジカルボン酸としては、例えば、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ノナンジオン酸、デカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカンジオン酸等の脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の脂環族カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸(1,2−体、1,3−体1,4−体、1,5−体、1,6−体、1,7−体、1,8−体、2,3−体、2,6−体2,7−体)、金属−イソフタルスルホン酸等の芳香族ジカルボン酸が挙げられる。
ポリアミド樹脂層10では、上記3員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸から誘導されるポリアミドのホモポリマーまたはコポリマーを各々単独で、もしくは混合物として用いることができる。具体的に例示すると、例えば、4ナイロン、6ナイロン、7ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、46ナイロン、66ナイロン、69ナイロン、610ナイロン、611ナイロン、6Tナイロン、6Iナイロン、MXD6ナイロン、6−66ナイロン、6−610ナイロン、6−611ナイロン、6−12ナイロン、6−612ナイロン、6−6Tナイロン、6−6Iナイロン、6−66−610ナイロン、6−66−12ナイロン、6−66−612ナイロン、66−6Tナイロン、66−6Iナイロン、6T−6Iナイロン、66−6T−6Iナイロン等が挙げられる。
ポリアミド樹脂層10は、耐ピンホール性の観点からナイロン(Ny)系樹脂を用いることが好ましく、中でも6ナイロンや6−66ナイロンを用いることが特に好ましい。また、ポリアミド樹脂層10は2層以上設けることもでき、その場合、各層が異なる種類のナイロン系樹脂で形成されていてもよい。
ポリアミド樹脂層10の合計厚さは、下限が10μm以上が好ましく、15μm以上がより好ましく、20μm以上がさらに好ましい。また、上限は200μm以下が好ましく、170μm以下がより好ましく、150μm以下がさらに好ましい。ポリアミド樹脂層10の厚さの下限を10μm以上とすることにより良好な耐ピンホール性が得られ、また上限を200μm以下とすることにより深絞り成型性を良好に維持することができる。
ポリエチレン系樹脂層13は、密度0.935g/cm以上0.960g/cm以下の高密度ポリエチレン樹脂やエチレン・α―オレフィン共重合体が用いられる。高密度ポリエチレン樹脂は、側鎖が少ないので密度が高く結晶しやすく、LDPE(低密度ポリエチレン)、MDPE(中密度ポリエチレン)よりも防湿性に優れている。深絞り成形とは、熱板で加熱したフィルムを圧空真空によって金型に押し付け、引き伸ばす方法であり、成形部分は総厚さより薄くなるため、防湿性や耐ピンホール性が成形前より低下する。特に、フィルムのコーナー部分は集中的に延伸され最も薄くなる。また、成形サイズが小さくなる程、コーナー厚さが極端に薄くなる傾向があるため、ドレッシングやマヨネーズ、たれ、マスタード、ケチャップ、チョコレート、ジャム、ソース、調味料などの液状物や粘稠食品を包装する分配包装体においては、内容物の目減り量が増えてしまうという問題があった。
ポリエチレン系樹脂層13の厚さは、可撓性複合フィルム16の全体の厚さの40%以上70%以下が好ましい。ポリエチレン系樹脂層13の厚さが厚すぎると、多層フィルム全体に対する比率が大きくなり、深絞り成形性が低下し、成形後の厚さ分布に不均一になり、柔軟性不足を生じることがある。また製膜時においても、冷却ムラにより外観を損なうことがある。また、ポリエチレン系樹脂層13の厚さが薄すぎると、想定した防湿効果が小さくなってしまうため、この厚さの範囲内にあることが好ましく、40℃×90%RH条件下での水蒸気透過度3g/(m・day:80μm)以下の高密度ポリエチレン系樹脂が好適に使用できる。この範囲の樹脂を選択することで、深絞り成形後も優れた防湿性を維持することができる。
ヒートシール層14は、融点90℃以上120℃以下あり、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)のアイオノマー、および、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を主成分とする。ここでいう主成分とは、ヒートシール層14を構成する複数の樹脂を含む場合、これらの樹脂の合計が50重量%以上であることを意味する。
融点が90℃未満だと、製膜時の巻き取り工程でブロッキングしやすくなり、フィルムの巻き外観にたるみやコブを生じる要因となる。また、深絞り成形時に、成形熱板にオリゴマー等の低分子量成分が付着しやすくなり、熱板の真空孔を塞いでしまい、成形不良を発生する可能性がある。逆に、融点が120℃以上だとシール温度を高く、またはシール時間を長くする必要がでてきてしまい、生産能力や速度が低下してしまう。また、調味料などの液状物や粘稠食品は、シール部分に夾雑物として存在し、夾雑物シール性を向上させるのに、低温シール性は重要な因子である。この範囲の樹脂を選択することで、安定した低温ヒートシール性を得られる。また、最内層に柔軟性のある樹脂を配しているため、屈曲やひねり運動に対する耐ピンホール性が向上する。好ましい融点は95℃以上115℃以下である。
ヒートシール樹脂層14の厚さ/ポリエチレン系樹脂層13の厚さの比は、1/4〜1/15、更には1/6〜1/10の範囲であることが好ましい。最内層の厚さは、5〜30μmが好ましく、更に10〜20μmが好ましい。ヒートシール層14が5μm未満の場合、製膜時に隣接するポリエチレン層13との面荒れなど外観不良を発生することがある。また、薄すぎると、安定したシール性が得られない。30μm以上では、多層フィルム全体に占めるヒートシール層14の比率が高くなり、防湿性が不足してしまう。中間層を構成するポリエチレン系樹脂層13の厚さは、50〜120μmが好ましく、更に60〜110μmが好ましい。
本発明の可撓性複合フィルム16の最内層、中間層、および最外層には、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の樹脂や添加剤を含有させることもできる。例えば、造核剤、滑剤、耐熱安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料等の添加剤を適宜含ませてもよい。特に有機酸金属塩や無機フィラー、ソルビトール系核剤などに代表される造核剤は、結晶化速度の促進や微結晶の形成により、防湿性や透明性の向上が期待できるため、耐ピンホール性や柔軟性を損なわない範囲で添加してもよい。
ヒートシール層14に、凝集破壊タイプのイージーピール層を付与することも可能で、この場合、イージーピール層の厚さは1〜15μm、より好ましくは3〜10μmとすることが望ましい。1μm未満となるとイージーピールの安定性に問題が発生する可能性があり、逆に15μmを越えると糸引き等が発生し易くなり、剥離外観上の問題が発生する可能性がある。凝集破壊タイプのイージーピール材は特に限定されないが、ボイル時の耐熱性を考慮するとLLDPEとポリブテン−1(PB−1)系のブレンド樹脂が好適に使用できる。ここでLLDPEの融点は90℃〜120℃、より好ましくは95〜115℃で、LLDPEのブレンド比率が50〜80%であることが好ましい。これらの範囲の樹脂を選択することで、耐破袋強度および開封性良好な可撓性複合フィルムを提供する。
接着樹脂層12で使用可能な接着樹脂は、低密度ポリエチレン(LDPE)、線形低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合物(EVA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合物(EMMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合物(EEA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合物(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル−無水マレイン酸共重合物(E−EA−MAH)エチレ−アクリル酸共重合物(EAA)、エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン系アイオノマー(ION)等のエチレン共重合体系樹脂が例示でき、その他、変性ポリオレフィン系樹脂、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体若しくはエチレン系エラストマーに、アクリル酸若しくはメタアクリル酸などの一塩基性不飽和脂肪酸、またはマレイン酸、フマール酸若しくはイタコン酸等の二塩基性脂肪酸の無水物を化学的に結合させたものを例示できる。中でもポリエチレンをベースとした接着樹脂を用いることが好ましい。
接着樹脂層12を設ける場合、接着樹脂層12の厚さは、下限は3μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましく、8μm以上がさらに好ましい。また上限は特に制限はないが、30μm以下が好ましく、25μm以下がより好ましく、20μm以下がさらに好ましい。接着樹脂層12の厚さが3μm以上であれば、層間剥離強度を向上させることができる。また接着樹脂層12が厚すぎると、可撓性複合フィルム16の総厚さが厚くなってしまう他、接着樹脂の物理的、化学的特性が可撓性複合フィルム16全体に発現してしまうため、上限は30μmであることが好ましい。
酸素バリア性を付与する目的で、少なくとも1層のエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH層)11を設けることができる。EVOH層で用いられるEVOHのエチレン含有率は特に限定されるものではないが、製膜安定性の観点から、下限が好ましくは32モル%以上、より好ましくは38モル%以上であり、上限が好ましくは47モル%以下、より好ましくは44モル%以下である。また、EVOHのケン化度は好ましくは90モル%以上、より好ましくは95モル%以上である。EVOHのエチレン含有量およびケン化度を上記範囲に保つことにより、本発明のフィルムの共押出性、フィルムの強度を良好なものとすることができる。
EVOH層11を設ける場合、EVOH層11の厚さは、下限が好ましくは5μm以上、より好ましくは8μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、上限が好ましくは30μm以下、より好ましくは25μm以下、さらに好ましくは20μm以下である。EVOH層11の厚さの下限値を5μmとすることにより十分な酸素バリア性が得られる。また上限値を30μmとすることによりフィルムの共押出性を悪化することもなく、かつ良好なフィルム強度を保持できる。
可撓性複合フィルム16は、40℃×90%RH条件下での水蒸気透過度が3.0g/(m・day)以下である必要がある。斯かる特性は、可撓性複合フィルム16の前述の層構成(構成材料および厚さ)を適宜調整することにより達成される。特に、前述したように、ポリエチレン系樹脂層13の厚さが重要である。
次に、前記の可撓性複合フィルムの製造方法について説明する。可撓性複合フィルムは、公知の方法を用いて作製することができる。例えば、押出ラミネーション法、共押出インフレーション法および共押出Tダイ法等を用いることができ、特に押出ラミネーション法と共押出Tダイ法を組み合わせた方法を用いることが好ましい。例えば、共押出Tダイ法により本発明の可撓性複合フィルムを製造する場合は、外層、中間層、内層に使用する原料(ペレット)を押し出し機にそれぞれ充填し180〜300℃で溶融し、Tダイにより共押出しして可撓性複合フィルムを製造することができる。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。実施例1〜13及び比較例2〜8の可撓性複合フィルムは共押出Tダイ法にて製膜した。比較例1の可撓性複合フィルムは市販品を使用した。
蓋体1は、硬質材(硬質複合シート)15の所定の位置に、印刷受容層4側からPS層5aにその厚さの50%の深さまでカットし、硬質複合シートにハーフカット8を施した。次いで、ハーフカット7を施した硬質材(硬質複合シート)15を金型成形法により加熱成形し、内容物を吐出するための吐出口を形成する突起状の吐出手段(凸部)3を形成した。一方、可撓性複合フィルム16を深絞り成形し、容器体9を形成した。この容器体9にミネラルウォーターを充填後、凸部3が形成された硬質材(硬質複合シート)15と合わせヒートシールした。
比較例1は、150μmの市販の可撓性複合フィルム(三菱樹脂社製)を使用した例であり、後述の深絞り成形性および防湿性評価(ミネラルウォーターの目減り量比較)のベンチマークとした。
(実施例1)
Ny/EVOH/AD/HDPE/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(実施例2)
Ny/EVOH/AD/LLDPE1/LLDPE2
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
LLDPE1:エボリュー 密度=0.938g/cm(プライムポリマー社製)
LLDPE2:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(実施例3)
Ny/EVOH/AD/LLDPE1/LLDPE2
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
LLDPE1:ユメリット 密度=0.944g/cm(宇部丸善ポリエチレン社製)
LLDPE2:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(実施例4)
Ny/EVOH/AD/HDPE/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ハイゼックス 密度=0.950g/cm(プライムポリマー社製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(実施例5)
Ny/EVOH/AD/HDPE/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE:ユメリット 融点87℃(宇部丸善ポリエチレン社製)
(実施例6)
Ny/EVOH/AD/HDPE/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE:カーネル 融点93℃(日本ポリエチレン社製)
(実施例7)
Ny/EVOH/AD/HDPE/EVA
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD: モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
EVA:ノバテックEVA 融点95℃(日本ポリエチレン社製)
(実施例8)
Ny/EVOH/AD/HDPE/イージーピール
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
イージーピール:融点の98℃のLLDPE(プライムポリマー社製、エボリュー)70質量%と、ポリブテン−1樹脂(三井化学社製、タフマー)30質量%のブレンド樹脂
(実施例9)
Ny/AD/HDPE/LLDPE
(50μm/15μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(実施例10)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(50μm/15μm/10μm/60μm/15μm)
(実施例11)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(50μm/10μm/15μm/70μm/5μm)
(実施例12)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(35μm/15μm/10μm/60μm/10μm)総厚さ130μm
(実施例13)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(60μm/15μm/20μm/90μm/15μm)総厚さ200μm
(比較例1)
以下の層構成の三菱樹脂社製市販品「ダイアミロンMF C6タイプ」(総厚さ150μm)を使用した。
最外層および中間層がナイロン樹脂層を有し、中間層として密度0.935未満のポリエチレン系樹脂層、および最内層として融点105℃超のヒートシール層を有する可撓性複合フィルム。
(比較例2)
Ny/EVOH/AD/HDPE/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.950g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(比較例3)
Ny/EVOH/AD/PP/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
PP:ウインテックPP(日本ポリプロ製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(比較例4)
Ny/EVOH/AD/COC/LLDPE
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
COC:TOPAS(ポリプラスチックス社製)
LLDPE:エボリュー 融点98℃(プライムポリマー社製)
(比較例5)
Ny/EVOH/AD/LLDPE1/LLDPE2
(40μm/15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
LLDPE1:ノバテックHD 密度=0.950g/cm(日本ポリエチレン社製)
LLDPE2:モアテック 融点123℃(プライムポリマー社製)
(比較例6)
Ny/EVOH/AD/HDPE/EMA
(40μm//15μm/10μm/70μm/15μm)
Ny:ノバミッド(ディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス社製)
AD:モディック(三菱化学社製)
EVOH:ソアノール(日本合成化学社製)
HDPE:ノバテックHD 密度=0.95g/cm(日本ポリエチレン社製)
EMA:レクスパール 融点77℃(日本ポリエチレン社製)
(比較例7)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(40μm//15μm/10μm/50μm/15μm) 総厚さ130μm
(比較例8)
厚さ構成を下記に変更した以外は、実施例1と同じ原料で共押出Tダイ法で製膜した。
(46μm/15μm/16μm/70μm/3μm) 総厚さ150μm
<評価方法>
[深絞り成形性]
上記の可撓性複合フィルム16を底材とし下記成形条件のもと成形した。蓋体1は、APET//PS/EVOH/PE(総厚さ355μm)を用いた。
(成形・シール条件)
底材成形加熱温度:165℃、底材成形加熱時間:1.5秒
蓋体材成形加熱温度:160℃、蓋体材成形加熱時間:2秒
蓋体・底材シール温度:160℃、蓋体・底材シール時間:2秒
内容物:ミネラルウォーター20cc/パック
(評価)
○:深絞り金型通りの成形が可能で、比較例1と同等の容積が得られた。
×:深絞り金型通りの成形ができず、絞りが甘く、比較例1より容積が少ない。
[防湿性]
(水蒸気透過率)
上記可撓性複合フィルム16を40℃90%RHの条件下で、水蒸気透過率(JIS K 7129 B法)を測定した。水蒸気透過度が3g/(m・day)を「○」、3g/(m・day)を越えるもの「×」として評価した。
(目減り量)
上記条件で、成形ならびシールした分配包装体17を35℃の条件下で5週間保管し、中身のミネラルウォーターの減少率を測定した。
比較例1の目減り量を100%とした場合、減少率が90%以下のものを「○」、90〜100%ものを「×」として評価した。
[耐ピンホール性]
(ゲルボフレックス評価)
20.3cm×27.9cmの大きさに切断した可撓性複合フィルム16を、温度23℃、相対湿度50%の条件下に、24時間以上放置してコンディショニングし、ゲルボフレックステスター(理学工業社製、「No.901型」(MIL−B−131Cの規格に準拠))を使用して、次のように屈曲テストを繰り返し、ピンホール数を計測した。
上記長方形テストフィルムを長さ20.3cmの円筒状にし、当該巻架した円筒状フィルムの一端を上記テスターの円盤状固定ヘッドの外周に、他端を上記テスター円盤状可動ヘッドの外周にそれぞれ固定し、上記可動ヘッドを上記固定ヘッドの方向に、平行に対向した両ヘッド(固定ヘッドと可動ヘッドとは17.8cm隔てて対向している。)の軸に沿って8.9cm接近させる間に440゜回転させ、続いて回転させることなしに6.4cm直進させ、その後、これらの動作を逆に行わせ、上記可動ヘッドを最初の位置に戻すまでの行程を1サイクルとする屈曲テストを、1分あたり40サイクルの速度で、連続して500サイクル行った後に、テストしたフィルムの固定ヘッド、可動ヘッドの外周に固定した部分を除いた17.8cm×27.9cm(7inch×11inch=77inch=496cm)内の部分に生じたピンホール数を、ピンホールテスター(サンコー電子研究所製、TRD型)により1KVの電圧を印加して、計測した。
○:ピンホール数が30ヶ以下で耐ピンホール性に優れている。
×:ピンホール数が30ヶ以上で実用に向いていない。
[低温シール性]
蓋体1のAPET//PS/EVOH/PE(355μm)を基材とし、シール温度130℃、シール時間1.5秒、シール圧力3.1kg/cm2でフィルム幅方向にヒートシールした。上記シール部分を15mm幅の短冊状に切り取り、23℃条件下で引張試験にて200mm/分の引張速度で引っ張った時の応力を測定した。測定されたシール強度から、29.4N/15mm幅以上:「○」、29.4N/15mm幅以下:「×」とした。
Figure 0006324677
Figure 0006324677
Figure 0006324677
表1および表2より、実施例1〜13は、深絞り成型性、防湿性、低温シール性のいずれも良好であった。上述したように、本発明の分配包装体18は、比較例1に比べ、食品の目減り量を10%以上改善できることから、可撓性部材9を薄肉化することが可能で包材の減容化にも繋がる。
これに対して、比較例1は、中間層として密度0.935未満のポリエチレン系樹脂層、および最内層として融点120℃超のヒートシール層であるため、防湿性ならび低温シール性の点で劣っていた。比較例2はHDPE樹脂の密度が0.960g/cm以上のため、防湿性は高かったが、深絞り成形性ならび耐ピンホール性に劣っていた。比較例3は、中間層にPPを配した構成で、深絞り成形性、防湿性、耐ピンホール性の全ての点で劣っていた。比較例4は、COC層を配しており、高い防湿性を有していたがピンホール発生数が最も多かった。比較例5は、最内層のLLDPE樹脂の融点が120℃以上のため、低温シール性および耐ピンホール性に劣った。比較例6は、最内層のEMA樹脂の融点が90℃未満のため、成形熱板に溶融樹脂のオリゴマーが付着した。比較例7は、ヒートシール層のLLDPE樹脂層の厚さと中間層のHDPE樹脂層の厚さとの比率が1/4以上のため、防湿性に劣った。比較例8は、ヒートシール層のLLDPE樹脂層の厚さと中間層のHDPE樹脂層の厚さと比率が1/15以下のため、耐ピンホール性、低温シール性に劣った。
1:蓋体
2:折り曲げ線
3:突起状の吐出手段
4:印刷受容層
5:硬質中間層
5a:ポリスチレン樹脂層
5b:エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層
6:シール層
7:ハーフカット部
8:可撓性部材
9:容器体
10:ポリアミド樹脂層
11:エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層
12:接着樹脂層
13:ポリエチレン系樹脂層
14:ヒートシール層
15:硬質材
16:可撓性複合フィルム
17:分配包装体

Claims (10)

  1. 表面の中央部に吐出手段を有する硬質材の蓋体と、その蓋体の裏面に周縁部を固着され折り曲げ線の両側にポケット部を形成する可撓性部材の容器体とからなる分配包装体であって、前記可撓性部材は、少なくとも、最外層に位置するポリアミド樹脂層、中間層に位置する厚さ60〜110μmの密度0.935g/cm以上0.960g/cm以下のポリエチレン系樹脂層、最内層に位置する融点90℃以上120℃以下のヒートシール層を含み、ヒートシール層の厚さ/ポリエチレン系樹脂層の厚さが1/4〜1/15であり、且つ、40℃×90%RH条件下での水蒸気透過度が3.0g/(m・day)以下である複合フィルムで構成されていることを特徴とする分配包装体。
  2. 前記ヒートシール層の厚さが5〜30μmであ請求項1に記載の分配包装体。
  3. 前記ポリエチレン系樹脂層の厚さが複合フィルム全体の厚さの40%以上70%以下である請求項1又は2に記載の分配包装体。
  4. 前記ヒートシール層が、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)のアイオノマー、および、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種から構成されている、請求項1乃至3のいずれかに記載の分配包装体。
  5. 23℃×50%RHの条件下、ゲルボフレックステスターで連続して500サイクル屈曲テストを行った後の可撓性部材のピンホール数(個/0.05m)が50個未満である請求項1乃至4のいずれかに記載の分配包装体。
  6. 少なくとも1層のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)層から成る中間層を含む請求項1乃至5のいずれかに記載の分配包装体。
  7. 少なくとも1層の接着樹脂層から成る中間層を有する請求項1乃6のいずれかに記載の分配包装体。
  8. 前記ポリアミド樹脂層と前記ポリエチレン系樹脂層との間、又は前記ヒートシール層と前記ポリエチレン系樹脂層との間に接着樹脂層を有する請求項7に記載の分配包装体。
  9. フィルム全体の厚さが100μm以上300μm以下である請求項1乃至8のいずれかに記載の分配包装体。
  10. 前記蓋体が、表面の中央部にハーフカット部を設けた折り曲げ線と突起状の吐出手段とを有する硬質材の蓋体である、請求項1乃至9のいずれかに記載の分配包装体。
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