JP6324513B2 - 永久磁石埋込型電動機および圧縮機 - Google Patents

永久磁石埋込型電動機および圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、ステータ鉄心と、ステータ鉄心の内径側に配置され磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、磁石挿入孔に挿入される複数の永久磁石と、を備えた永久磁石埋込型電動機および圧縮機に関する。
一般的な永久磁石埋込型電動機では、特定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を複数枚かしめながら積層して成るロータ鉄心に、複数の磁石挿入孔が設けられ、各磁石挿入孔に永久磁石が挿入されている。
ここで、永久磁石とティース先端との回転方向の相対位置は、ロータの回転により変化し、また、ロータ内における磁束は、各ティースに巻かれた巻線の電流が変化するのに伴い、向きが180°反転することはないものの、ある範囲で変化する。表面に電流が流れ易い永久磁石の一例である希土類磁石を用いた場合、ロータ内における磁束の変化により、永久磁石の表面に渦電流が流れ、渦電流によって永久磁石にジュール熱が生じ、ジュール熱が電動機の損失となる。また、このジュール熱により永久磁石の温度が上昇し、特に希土類磁石の場合、保磁力が低下して不可逆減磁の原因ともなる。
永久磁石の表面に発生する渦電流を低減する方法として、1極あたりの永久磁石を複数個に分ける、すなわち1つの磁石挿入孔内に複数の永久磁石を挿入するという方法がある。ただし、単に1極あたりの永久磁石を複数個に分けた場合、磁石挿入孔内に挿入された複数の永久磁石の内、隣接する永久磁石の回転方向側面が密着すると、永久磁石間における電気抵抗が下がり、渦電流の低減効果が小さくなる。
下記特許文献1に示されるロータでは、電動機の軸方向から視た各磁石挿入孔の断面が径方向内側に突となる湾曲形状とされ、1つの磁石挿入孔には回転方向に複数の永久磁石が並べて挿入される。この構成により、磁石挿入孔内に挿入された複数の永久磁石の内、隣接する永久磁石の回転方向側面は、径方向外側が接し、かつ、径方向内側が離れる形となる。すなわち、隣接する永久磁石の回転方向側面が径方向外側のみで接する形となり、永久磁石間における電気抵抗の低下が抑制される。
特開2012−105482号公報
ここで、永久磁石埋込型電動機では、ロータ鉄心内における磁束の変化が、永久磁石の径方向外側の領域では大きく、永久磁石の径方向内側の領域では小さい。これは、永久磁石の径方向外側の領域では、永久磁石の表面とティース先端とをできるだけ短い経路で結ぶように磁束が流れるため、ロータの回転に伴って磁束の向きが変化するのに対して、永久磁石の径方向内側の領域では、隣接する永久磁石の表面を結ぶように磁束が流れるためである。
上記特許文献1に示されるロータでは、隣接する永久磁石の回転方向側面が径方向外側のみで接しているため、回転方向側面の径方向内側が離れているとしても、隣接する永久磁石の径方向外側面を結ぶように磁束が流れ、渦電流低減の効果が発揮されないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、渦電流による損失を低減可能な永久磁石埋込型電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の永久磁石埋込型電動機は、ステータ鉄心と、前記ステータ鉄心の内径側に配置され、磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、前記複数の磁石挿入孔のそれぞれに配置され、前記磁石挿入孔の回転方向に配置される複数の永久磁石と、を備え、前記磁石挿入孔に配置される複数の永久磁石の内、隣接する2つの永久磁石の間の隙間は、径方向外側が径方向内側より大きく、前記複数の永久磁石は、前記ロータ鉄心の軸方向と直交する方向の断面が等脚台形状であり、短い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向外側面側に位置し、長い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向内側面側に位置する。
この発明によれば、渦電流による損失を低減することができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る永久磁石埋込型電動機の縦断面図 図1に示すロータのA−A矢視断面図 図2に示すロータの部分拡大図 長方形状の磁石挿入孔に複数の永久磁石を挿入した従来のロータの断面図 ロータ鉄心の径方向内側に突となる湾曲形状の磁石挿入孔に、複数の永久磁石を挿入した従来のロータの断面図 本発明の実施の形態に係るロータの第1の変形例を示す図 本発明の実施の形態に係るロータの第2の変形例を示す図 本発明の実施の形態に係るロータおよびステータ鉄心を搭載した圧縮機の断面図
以下に、本発明に係る永久磁石埋込型電動機および圧縮機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る永久磁石埋込型電動機の縦断面図である。図2は、図1に示すロータのA−A矢視断面図である。図3は、図2に示すロータの部分拡大図である。
図1に示す永久磁石埋込型電動機100は、ロータ1、ステータ2、フレーム3、およびブラケット4を備えて構成されている。
ロータ1は、環状のロータ鉄心5と、ロータ鉄心5のシャフト嵌合穴10に配置されるシャフト6と、ロータ鉄心5の外周側に形成されロータ鉄心5の軸方向に延びてロータ鉄心5の両端を貫通する磁石挿入孔9と、磁石挿入孔9に挿入される永久磁石7と、ロータ鉄心5の両端面に取り付けられる円盤状の端板8とを備えて構成されている。
ロータ鉄心5は、特定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を複数枚かしめながら積層したものである。端板8は、磁石挿入孔9に挿入された永久磁石7の抜けを防止するためのものである。ロータ鉄心5の端面への端板8の固定方法としては、溶接または接着以外にも、ロータ鉄心5と端板8に貫通穴を設けておき、貫通穴にボルトを通して締結し、あるいは貫通穴にリベットを通してかしめる方法でもよい。
シャフト6は、円柱形状であり、シャフト嵌合穴10もこれに対応した形状であり、シャフト嵌合穴10に焼嵌あるいは圧入で嵌め合わされる。
フレーム3は、有底円筒状に形成され、フレーム3の軸方向一端は、径方向外側へ向けて鍔状に形成されている。鍔状に形成された鍔部3aは、ブラケット4に形成された鍔部4aと接して配置される。
フレーム3の底部である軸方向他端の中心部には、図1の下方側、すなわちロータ1の反負荷側に向けて突状の凹部3cが形成されている。凹部3cには、ロータ1の反負荷側のシャフト6を支持するベアリング16が配置される。
なお、凹部3cの座面部3bとベアリング16との間には、ウェーブワッシャ12が配置されている。ウェーブワッシャ12がベアリング16を軸方向に付勢することで、ベアリング16に予圧をかけてシャフト6の振動を抑制することができる。
ブラケット4は円筒状に形成され、ブラケット4の軸方向一端は径方向外側へ向けて鍔状に形成されている。鍔状に形成された鍔部4aはフレーム3に形成された鍔部3aと接する。
ブラケット4の軸方向他端の中心部には、図1の上方側、すなわちロータ1の負荷側に向けて突状の凹部4cが形成されている。凹部4cには、ロータ1の負荷側のシャフト6を支持するベアリング11が配置される。凹部4cの座面部4bの中心には、ロータ1の負荷側のシャフト6を通すための穴4dが形成されている。
フレーム3の開口部を塞ぐようブラケット4を設置した後、鍔部3aおよび鍔部4aに図示しない締結部材を挿入し、締結部材を締結することで、フレーム3にブラケット4が固定される。
ステータ2は、環状のステータ鉄心13と、外部からの電力が供給される巻線14とを備えて構成されている。ステータ2は、例えば焼嵌めでフレーム3の内側に固定される。ステータ鉄心13は、特定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を複数枚かしめながら積層したものである。ステータ鉄心13の内周側には、回転方向に一定間隔で図示しない複数のティースが設けられている。各ティースには、図示しないインシュレータを介して巻線14が巻かれている。そして、ステータ2の内側には、隙間15を隔ててロータ1が配置される。
図2,3において、ロータ鉄心5には、磁極数に対応した複数の磁石挿入孔9が回転方向に一定間隔で設けられている。各磁石挿入孔9は、径方向内側面9aと径方向外側面9cが回転方向に直線状に伸びる長方形状である。各磁石挿入孔9には、互いに異なる極性の永久磁石7が回転方向に交互に配置される。図示例のロータ1では、永久磁石7の極数が6極である。
本実施の形態では、1つの磁極を構成する永久磁石7が4つの永久磁石7a,7b,7c,7dから成り、永久磁石7a,7b,7c,7dは回転方向に並んで配置される。
なお、永久磁石7a,7b,7c,7dと磁石挿入孔9との間には、回転方向と半径方向において、永久磁石7a,7b,7c,7dを隙間嵌めで磁石挿入孔9へ挿入可能な微少隙間が設けられているものとする。
また、1つの磁極を構成する永久磁石7a,7b,7c,7dは、数が多いほど渦電流の低減効果を高めることができる半面、磁石挿入孔9への挿入する工数が増え、また、加工に起因して重量単価が増加するため製造コストが増加する。そのため、1つの磁極を構成する永久磁石7a,7b,7c,7dの数は、渦電流の低減効果と製造コストとのバランスを考慮して決定するものとする。なお、渦電流の低減効果に関しては後述する。
ロータ鉄心5には、磁束短絡防止用の隙間である12個のフラックスバリア9bが形成され、各フラックスバリア9bは、永久磁石7a,7dの回転方向側面7a3,7d4からロータ鉄心5の外周面に向かって伸びている。
またロータ鉄心5は、磁石挿入孔9に挿入された複数の永久磁石7a,7b,7c,7dの動きを規制するための複数の突起5bを有する。各突起5bは、磁石挿入孔9の径方向内側面9aの回転方向両端部に形成されている。突起5bを設けることで磁石挿入孔9に挿入された永久磁石7a,7dの回転方向側面7a3,7d4が突起5bで保持され、駆動中における永久磁石7a,7b,7c,7dの動きを規制することができる。
図3に示す永久磁石7aの一方の回転方向側面7a3は、フラックスバリア9b側に位置し、永久磁石7aの他方の回転方向側面7a4と永久磁石7bの一方の回転方向側面7b3との間には隙間101が形成される。永久磁石7bの他方の回転方向側面7b4と永久磁石7cの一方の回転方向側面7c3との間には隙間102が形成される。永久磁石7cの他方の回転方向側面7c4と永久磁石7dの一方の回転方向側面7d3との間には隙間103が形成される。そして、永久磁石7dの他方の回転方向側面7d4は、フラックスバリア9b側に位置する。なお、図示例では、永久磁石7aの回転方向側面7a3と突起5bとの間に隙間Bが形成されている。また永久磁石7dの回転方向側面7d4と突起5bとの間の微小隙間Bが形成されている。
101は、隙間101の径方向外側の隙間を表し、B101は、隙間101の径方向内側の隙間を表し、A102は、隙間102の径方向外側の隙間を表し、B102は、隙間102の径方向内側の隙間を表し、A103は、隙間103の径方向外側の隙間を表し、B103は、隙間103の径方向内側の隙間を表す。
本実施の形態に係るロータ1では、隙間101,102,103は、径方向外側の隙間A101,A102,A103が径方向内側の隙間B101,B102,B103より大きく形成されている。すなわち、各磁石挿入孔9に挿入される複数の永久磁石7a,7b,7c,7dの内、隣接する永久磁石間の隙間は(1)式から(3)式の関係にある。
Figure 0006324513
Figure 0006324513
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前述したように磁石挿入孔9はロータ1の回転方向に伸びる長方形状であるため、(1)式から(3)式の関係を満たすように永久磁石7a,7b,7c,7dを配置することで、ロータ1の回転により磁石挿入孔9の内部で永久磁石7a,7b,7c,7dが回転方向に移動した場合においても(1)式から(3)式の関係が保たれる。なお、隣接する永久磁石7a,7bの回転方向側面7a4,7b3が接触しているときには、隙間A10 または隙間B101がゼロとなるが、永久磁石7a,7bの隙間A101は(1)式の関係にあるため、隙間B101は(4)式を満たす。また、隣接する永久磁石7b,7cの回転方向側面7b4,7c3が接触しているときには、隙間A102または隙間B10 がゼロとなるが、永久磁石7b,7cの隙間A102は(2)式の関係にあるため、隙間B102は(5)式を満たす。また、隣接する永久磁石7c,7dの回転方向側面7c4,7d3が接触しているときには、隙間A103または隙間B103がゼロとなるが、永久磁石7c,7dの隙間A103は(3)式の関係にあるため、隙間B103は(6)式を満たす。
Figure 0006324513
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Figure 0006324513
換言すれば、隙間A101,102,A103は(7)式から(9)式の関係を満たす。
Figure 0006324513
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Figure 0006324513
このように本実施の形態に係るロータ1では、各磁石挿入孔9に挿入される複数の永久磁石7a,7b,7c,7dの内、隣接する永久磁石の間において、径方向外側の隙間A 101,A102,A103を確保することができる。以下、この構成による効果を具体的に説明する。
図4は、長方形状の磁石挿入孔に複数の永久磁石を挿入した従来のロータ1Aの断面図であり、図5は、ロータ鉄心の径方向内側に突となる湾曲形状の磁石挿入孔に、複数の永久磁石を挿入した従来のロータの断面図である。
図4では説明を簡単化するため、1つの磁石挿入孔90に3つの永久磁石70a,70b,70cが挿入されたロータ鉄心50を示している。隣接する永久磁石70a,70bの回転方向側面は径方向外側と径方向内側が接している。同様に隣接する永久磁石70b,70cの回転方向側面は径方向外側と径方向内側が接している。この場合、隣接する永久磁石の回転方向側面が密着し、永久磁石間における電気抵抗が低下する。一方、ロータ鉄心50内における磁束の変化は、永久磁石70a,70b,70cの径方向外側の領域20では大きく、永久磁石70a,70b,70cの径方向内側の領域21では小さい。そして、永久磁石70a,70b,70cの径方向外側面に点線で示すような渦電流30が流れ、渦電流30によって永久磁石70a,70b,70cにジュール熱が生じ、ジュール熱が電動機の損失となる。
図5に示すロータ1Bは、前述した特許文献1における構造である。図5に示すロータ鉄心51には、径方向内側に突となる湾曲形状の2つの磁石挿入孔91が形成されている。個々の磁石挿入孔91には複数の永久磁石71a,71b,71cが回転方向に沿って挿入されている。なお、ロータ鉄心51では、2つの磁石挿入孔91を1組として、2つの磁石挿入孔91と個々の2つの磁石挿入孔91に挿入される永久磁石71a,71b,71cにより1つの磁極が構成される。このように湾曲形状の磁石挿入孔91に複数の永久磁石71a,71b,71cを挿入した場合、隣接する永久磁石の回転方向側面の径方向内側が離れるため、永久磁石間における電気抵抗の低下が抑制される。ただし、隣接する永久磁石の回転方向側面の径方向内側が離れているとしても、回転方向側面の径方向外側が接しているため、従来のロータ1Bでは、永久磁石71a,71b,71cの径方向外側面を結ぶように磁束31が流れ、渦電流低減の効果が発揮されない。
本実施の形態に係るロータ1は、図3に示すように、隣接する永久磁石の回転方向側面の径方向外側に隙間A101,A102,A103を設けている。そのため永久磁石7a,7b,7c,7dの個々の径方向外側面7a1,7b1,7c1,7d1には、図4に示す渦電流30よりも小さい渦電流30−1,30−2,30−3,30−4が流れ、永久磁石7a,7b,7c,7dに生じるジュール熱が低減される。
図6は、本発明の実施の形態に係るロータの第1の変形例を示す図である。図示例のロータ1−1では、永久磁石7aの回転方向側面7a3と突起5bとの間に微小隙間Bが形成され、隙間101の径方向内側に微小隙間B101−0が形成され、隙間102の径方向内側に微小隙間B102−0が形成され、隙間103の径方向内側に微小隙間B103−0が形成され、永久磁石7dの回転方向側面7d4と突起5bとの間に微小隙間Bが形成されている。図示例のロータ1−1では、永久磁石7aと突起5bが接触し、永久磁石7dと突起5bが接触し、さらに隣接する永久磁石同士が接触して見える。ただし、隙間B、隙間B101、隙間B102、および隙間B103を無くした場合、永久磁石7a,7b,7c,7dを磁石挿入孔9へ挿入することが困難になる。そのため、隣接する2つの永久磁石の回転方向側面の径方向内側には、複数の永久磁石7a,7b,7c,7dを隙間嵌めで磁石挿入孔9へ挿入可能な微小隙間B 微小隙間B101− 、微小隙間B102− 、および微小隙間B103− が設けられているものとする。
この構成により、永久磁石7a,7b,7c,7dは、隙間B101,B102,B 03分の移動が規制され、ロータ1−1が回転した際の永久磁石7a,7b,7c,7dの移動に伴う騒音および振動を低減できると共に、隣接する永久磁石が接触と離反を繰り返すことによる破損のリスクを低減することができる。
図7は、本発明の実施の形態に係るロータの第2の変形例を示す図である。図7のロータ1−2では、永久磁石7a,7b,7c,7dの代わりに、ロータ鉄心5の軸方向と直交する方向の断面が等脚台形状の永久磁石72a,72b,72c,72dが用いられている。永久磁石72a,72b,72c,72dは、同一形状であり、短い方の底辺が磁石挿入孔9の径方向外側面9c側に位置し、長い方の底辺が磁石挿入孔9の径方向内側面9a側に位置するように磁石挿入孔9へ挿入されている。
各永久磁石72a,72b,72c,72dの短い方の底辺と長い方の底辺の長さの差分をΔWとしたとき、隙間A101,A102,A103と差分ΔWの関係は(10)式で表すことができる。
Figure 0006324513
なお、永久磁石72a,72b,72c,72dと磁石挿入孔9との間には、回転方向と半径方向において、永久磁石72a,72b,72c,72dを隙間嵌めで磁石挿入孔9へ挿入可能な隙間が設けられているものとする。また、ΔWの大きさは、この隙間の範囲内で、永久磁石72a,72b,72c,72dが磁石挿入孔9内で傾いた場合でも、隣接する永久磁石の回転方向側面の径方向外側が接触しない値であればよい。
この構成により例えば、永久磁石72b,72a,72d,72cのような順で磁石挿入孔9へ挿入した場合でも、(10)式の関係が保たれる。従って、ロータ1−2の組立が容易化され、生産性の向上を図ることができる。
なお永久磁石7a,7b,7c,7dおよび永久磁石72a,72b,72c,72dに、希土類元素から成る希土類磁石を用いた場合、以下の効果を得ることができる。希土類磁石は、質量に比して磁力が高いという長所を持つ一方で、高温環境下では保磁力が低下し、不可逆減磁を起こし易いという短所を持つ。本実施の形態に係るロータ1,1−1,1−2の構成によれば、渦電流が低減されるため永久磁石の温度が下がる。従って、高温時に不可逆減磁のリスクがある希土類磁石を採用することができ、高磁力化によるモータ効率の向上を図ることができると共に、小型軽量化を図ることができる。
図8は、本発明の実施の形態に係るロータおよびステータ鉄心を搭載した圧縮機の断面図である。圧縮機200は、前述したロータ1、ロータ1−1、またはロータ1−2と、ステータ2と、ステータ2を内包するフレーム201と、フレーム201に内部に設置される冷媒圧縮機構202とを有する。
高温に晒される圧縮機200にロータ1,1−1,1−2を搭載することにより、圧縮機200の効率の向上を図ることができると共に、小型軽量化を図ることができる。
なお、本実施の形態では一例として磁極数が6極のロータ1,1−1,1−2を説明したが、磁極数はこれに限定されるものではない。また、本実施の形態に係るロータ1,1−1,1−2には各永久磁石7と各磁極間鉄心5aとの間にフラックスバリア9bが形成されているが、フラックスバリア9bは無くてもよく、またフラックスバリア9bの形状は図示例に限定されるものではない。
また、本実施の形態の磁石挿入孔9は、径方向内側面9aと径方向外側面9cが回転方向に直線状に伸びる長方形状であるが、磁石挿入孔9の形状は、これに限定されるものではない。すなわち隣接する永久磁石の回転方向側面における隙間が上記(1)式から(9)式の関係性を満たせばよく、径方向内側面9aと径方向外側面9cが僅かに湾曲した形状の磁石挿入孔9でもよいし、回転方向の幅と半径方向の幅が同一の磁石挿入孔9でもよい。
以上に説明したように本実施の形態に係る永久磁石埋込型電動機は、ステータ鉄心と、ステータ鉄心の内径側に配置され、磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、複数の磁石挿入孔の回転方向に配置される複数の永久磁石と、を備え、磁石挿入孔に配置される複数の永久磁石の内、隣接する2つの永久磁石の間の隙間は、径方向外側が径方向内側より大きく形成されている。この構成により、ロータ1の回転により、隣接する永久磁石の回転方向側面が接触しても、回転方向側面の径方向外側には隙間が確保され、この隙間により、永久磁石の径方向外側に流れる渦電流が低減され、永久磁石の発熱を抑制することができ、損失が少なく減磁に強い永久磁石埋込型電動機を得ることができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
1,1−1,1−2,1A,1B ロータ、2 ステータ、3 フレーム、4 ブラケット、5 ロータ鉄心、6 シャフト、7 永久磁石、8 端板、9 磁石挿入孔、10
シャフト嵌合穴、11 ベアリング、12 ウェーブワッシャ、13 ステータ鉄心、14 巻線、15 隙間、16 ベアリング、20,21 領域、30 渦電流、31 磁束、50,51 ロータ鉄心、90,91 磁石挿入孔、100 永久磁石埋込型電動機、101,102,103 隙間、200 圧縮機、201 フレーム、202 冷媒圧縮機構。

Claims (7)

  1. ステータ鉄心と、
    前記ステータ鉄心の内径側に配置され、磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、
    前記複数の磁石挿入孔のそれぞれに配置され、前記磁石挿入孔の回転方向に配置される複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記磁石挿入孔に配置される複数の永久磁石の内、隣接する2つの永久磁石の間の隙間は、径方向外側が径方向内側より大きく、
    前記複数の永久磁石は、前記ロータ鉄心の軸方向と直交する方向の断面が等脚台形状であり、短い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向外側面側に位置し、長い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向内側面側に位置する永久磁石埋込型電動機。
  2. ステータ鉄心と、
    前記ステータ鉄心の内径側に配置され、磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、
    前記複数の磁石挿入孔のそれぞれに配置され、前記磁石挿入孔の回転方向に配置される複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記複数の永久磁石は、前記ロータ鉄心の軸方向と直交する方向の断面が等脚台形状であり、短い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向外側面側に位置し、長い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向内側面側に位置する永久磁石埋込型電動機。
  3. ステータ鉄心と、
    前記ステータ鉄心の内径側に配置され、回転方向に直線状に伸びる長方形状を成し、磁極数に対応する複数の磁石挿入孔を有するロータ鉄心と、
    前記複数の磁石挿入孔のそれぞれに配置され、前記磁石挿入孔の回転方向に配置される複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記磁石挿入孔に配置される複数の永久磁石の内、隣接する2つの永久磁石の間の隙間は、径方向外側が径方向内側より大きい永久磁石埋込型電動機。
  4. 前記複数の永久磁石は、前記ロータ鉄心の軸方向と直交する方向の断面が等脚台形状であり、短い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向外側面側に位置し、長い方の底辺が前記磁石挿入孔の径方向内側面側に位置する請求項3に記載の永久磁石埋込型電動機。
  5. 前記隣接する2つの永久磁石の回転方向側面の径方向内側には、前記複数の永久磁石を隙間嵌めで前記磁石挿入孔へ挿入可能な微小隙間が設けられている請求項1から請求項4の何れか一項に記載の永久磁石埋込型電動機。
  6. 前記複数の永久磁石は、希土類磁石である請求項1から請求項5の何れか一項に記載の永久磁石埋込型電動機。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の永久磁石埋込型電動機を搭載した圧縮機。
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