JP6323574B2 - 鍵盤装置 - Google Patents
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Description
本発明は鍵盤装置に関する。詳しくは、鍵ユニットが電子回路基板に配置されている鍵盤装置に関する。
従来、複数の黒鍵が樹脂により一体に成形されている黒鍵ユニットと、複数の白鍵が樹脂により一体に成形されている白鍵ユニットとを重ね合わせた鍵ユニットを鍵フレームに複数固定した鍵盤装置が知られている。鍵盤装置は、黒鍵ユニットに位置決め手段である棒状の突起が形成され、白鍵ユニットに位置決め手段である突起と孔とが形成され、鍵フレームに位置決め手段である挿入孔が形成されている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の鍵盤装置は、白鍵ユニットの孔に黒鍵ユニットの突起が挿入されることで白鍵ユニットに対する黒鍵ユニットの位置が合わされ、鍵フレームの挿入孔に白鍵ユニットの突出部が挿入されることで鍵フレームに対する白鍵ユニットの位置が合わされる。このような鍵盤装置において、電子回路基板に位置決め手段としての嵌合孔を形成し、電子回路基板に対する白鍵ユニット(鍵ユニット)の位置を合わせるものがある。しかし、電子回路基板は、高い形状精度を確保するために適した材料や構造から構成されていない。従って、電子回路基板に形成される嵌合孔の直径は、加工誤差や加工状態等を考慮して白鍵ユニットの突出部の直径よりも十分に大きくする必要がある。このため、鍵盤装置は、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきが増大し、隣り合う鍵ユニット間の隙間が不均一になる場合があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる鍵盤装置の提供を目的とする。
即ち、本発明においては、鍵と前記鍵を支持する基部とを樹脂で一体に形成した鍵ユニットが電子回路基板に配置される鍵盤装置において、前記基部に配置され、前記電子回路基板に対する前記鍵ユニットの位置を合わせるための複数の位置決め部材と、前記電子回路基板に配置され、第1方向に長い第1嵌合孔であって、前記第1方向とは異なる第2方向に対する前記鍵ユニットの位置を決定するための前記第1嵌合孔と、前記電子回路基板に配置され、前記第1方向に対する前記鍵ユニットの位置を決定するための第2嵌合孔と、を含み、前記複数の位置決め部材が前記第1嵌合孔と前記第2嵌合孔とに嵌合した状態で、前記第1方向および前記第2方向に対する前記電子回路基板と前記鍵ユニットとの位置関係が決定される鍵盤装置が提供される。
前記第1方向と前記第2方向とは直交してもよい。
本発明によれば、鍵ユニットの位置決め部材と電子回路基板とが確実に接触することで位置決め部材と電子回路基板との間にガタが生じない。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。また、電子回路基板と位置決め部材との間で摩擦が生じる。これにより、電子回路基板に鍵ユニットを仮固定することができる。
本発明によれば、鍵ユニットの位置決め部材が電子回路基板の嵌合部の形状に応じて変形されやすく、かつ適度な摩擦力が生じる。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。また、電子回路基板に鍵ユニットを仮固定することができる。
本発明によれば、位置決め部材が嵌合部の略中央に保持され、または嵌合部の縁に接触して配置される。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。
本発明によれば、複数の位置決め部材がそれぞれ異なる方向の動きを規制された状態で電子回路基板の嵌合部に接触される。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。
本発明によれば、突起と電子回路基板との接触範囲の増加に伴って、電子回路基板と位置決め部材との間で生じる摩擦が増大する。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。また、電子回路基板に鍵ユニットを仮固定することができる。
本発明によれば、突起が嵌合部に嵌合される際に突起自体の屈曲等の変形が抑制され、かつ適度な摩擦力が生じる。これにより、電子回路基板に対する鍵ユニットの位置のばらつきを低減することができる。また、電子回路基板に鍵ユニットを仮固定することができる。
<第一実施形態>
以下に、図1から図3を用いて、本発明の第一実施形態に係る鍵盤装置1について説明する。鍵盤装置1は、本実施形態において電子鍵盤楽器の鍵盤装置1である。
図1(a)に示すように、鍵盤装置1は、フレーム2、電子回路基板3、鍵スイッチ4、鍵ユニット10(五つの黒鍵5cからなる黒鍵ユニット5、三つの白鍵6cからなる三音用白鍵ユニット6および四つの白鍵7cからなる四音用白鍵ユニット7)を具備する。鍵盤装置1は、電子回路基板3上に鍵ユニット10が複数配置されている。鍵ユニット10は、電子回路基板3側から四音用白鍵ユニット7、三音用白鍵ユニット6、黒鍵ユニット5の順に重ね合わされて構成されている。図1(b)に示すように、鍵盤装置1は、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cが操作者により押圧されると、操作された黒鍵5cまたは白鍵6c・7cに対応する鍵スイッチ4が圧縮変形され、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの操作に対する信号が伝達されるように構成されている。
以下に、図1から図3を用いて、本発明の第一実施形態に係る鍵盤装置1について説明する。鍵盤装置1は、本実施形態において電子鍵盤楽器の鍵盤装置1である。
図1(a)に示すように、鍵盤装置1は、フレーム2、電子回路基板3、鍵スイッチ4、鍵ユニット10(五つの黒鍵5cからなる黒鍵ユニット5、三つの白鍵6cからなる三音用白鍵ユニット6および四つの白鍵7cからなる四音用白鍵ユニット7)を具備する。鍵盤装置1は、電子回路基板3上に鍵ユニット10が複数配置されている。鍵ユニット10は、電子回路基板3側から四音用白鍵ユニット7、三音用白鍵ユニット6、黒鍵ユニット5の順に重ね合わされて構成されている。図1(b)に示すように、鍵盤装置1は、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cが操作者により押圧されると、操作された黒鍵5cまたは白鍵6c・7cに対応する鍵スイッチ4が圧縮変形され、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの操作に対する信号が伝達されるように構成されている。
図2に示すように、電子回路基板3は、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの操作を検出する信号を伝達する図示しない回路が構成されている。電子回路基板3は、スペーサー2aを介してフレーム2に固定されている。電子回路基板3の回路には、図示しない固定側接点が設けられている。電子回路基板3の回路は、固定側接点に鍵スイッチ4の図示しない可動側接点が接触することで信号が伝達される状態(入り状態)に切り替わる。電子回路基板3には、嵌合部である横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとが形成されている。横長嵌合孔3aは、黒鍵5cおよび白鍵6c・7cの配列方向に沿った長孔に形成されている。縦長嵌合孔3bは、横長嵌合孔3aに直行する方向に沿った長孔に形成されている。横長嵌合孔3aは、一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。縦長嵌合孔3bは、一つの四音用白鍵ユニット7に対して横長嵌合孔3aの間に一つ配置されている。なお、本実施形態において、横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとの位置および数は本実施形態に限定されるものではない。また、縦長嵌合孔3bは、横長嵌合孔3aに直行する方向に沿って形成されているがこれに限定されるものではなく横長嵌合孔3aと異なる方向に沿って形成されていればよい。さらに、縦長嵌合孔3bは、長孔として形成されているがこれに限定するものではなく単なる丸孔に形成されていてもよい。
鍵スイッチ4は、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの操作を検出する信号を伝達可能にするものである。鍵スイッチ4は、シリコンゴム等の弾性部材がドーム状に形成され、図示しない可動側接点が設けられている。鍵スイッチ4は、黒鍵5cおよび白鍵6c・7c毎に設けられ、対応する黒鍵5cまたは白鍵6c・7cによって押圧可能な状態で電子回路基板3に固定されている。鍵スイッチ4は、対応する黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの押圧操作により可動側接点が電子回路基板3の固定側接点に接触するように構成されている。
黒鍵ユニット5は、黒鍵基部5aと、ヒンジ部5bと、五つの黒鍵5c(C#、D#、F#、G#、A#の各音に対応する黒鍵5c)とが樹脂によって一体に形成されたものである。黒鍵基部5aは、略長方形の板状に形成されている。黒鍵基部5aの三音用白鍵ユニット6側の平面には、黒鍵基部5aの長手方向に沿って溝部5fが形成されるとともに、棒状突出部5gが形成されている。黒鍵基部5aの一方の長辺側端部には、仮固定部材5jが形成されている。仮固定部材5jは、黒鍵ユニット5を電子回路基板3に配置する際に電子回路基板3の縁部に係合される。黒鍵基部5aの他方の長辺側端部には、薄板状のヒンジ部5bが五つ形成されている。ヒンジ部5bは、弾性変形により黒鍵5cを押圧操作が可能な状態にするものである。各ヒンジ部5bには、黒鍵5cが形成されている。すなわち、黒鍵ユニット5は、ヒンジ部5bを介して黒鍵基部5aに五つの黒鍵5cが支持されている。五つの黒鍵5cには、それぞれ黒鍵5cの回動範囲を規制する鍵ストッパ5hが形成されている。鍵ストッパ5hは、黒鍵5cが押圧操作されていない場合、電子回路基板3に設けられている上限ストッパ3cに接触し、黒鍵5cが押圧操作されている場合、フレーム2の下限ストッパ2bに接触するように構成されている。
三音用白鍵ユニット6は、三音用白鍵基部6aと、ヒンジ部6bと、三つの白鍵6c(D、F、Aの各音に対応する白鍵)とが樹脂によって一体に形成されたものである。三音用白鍵ユニット6と後述の四音用白鍵ユニット7とは、黒鍵ユニット5とほぼ同様の構成であるため、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。三音用白鍵基部6aの黒鍵ユニット5側の平面には、黒鍵ユニット5の溝部5fに嵌合可能な形状の矩形突出部6dが形成されるとともに、黒鍵ユニット5の棒状突出部5gが嵌合可能な形状の嵌合孔6eが形成されている。三音用白鍵基部6aの四音用白鍵ユニット7側の平面には、三音用白鍵基部6aの長手方向に沿って溝部6fが形成されるとともに、棒状突出部6gが形成されている。なお、三音用白鍵ユニット6には、仮固定部材は形成されていない。
四音用白鍵ユニット7は、四音用白鍵基部7aと、ヒンジ部7bと、四つの白鍵7c(C、E、G、Bの各音に対応する白鍵)とが樹脂によって一体に形成されたものである。四音用白鍵基部7aの三音用白鍵ユニット6側の平面には、三音用白鍵ユニット6の溝部6fに嵌合可能な形状の矩形突出部7dが形成されるとともに、三音用白鍵ユニット6の棒状突出部6gが嵌合可能な形状の嵌合孔7eが形成されている。四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、位置決め部材である略棒状の端部位置決め部材8と中央部位置決め部材9とが形成されている。端部位置決め部材8は、四音用白鍵基部7aの長手方向両端部にそれぞれ一つ形成されている。中央部位置決め部材9は、四音用白鍵基部7aの長手方向の略中央部に一つ形成されている。なお、本実施形態において、四音用白鍵ユニット7には、端部位置決め部材8が二つ、中央部位置決め部材9が一つ形成されている構成としたがこれに限定されるものではない。
黒鍵ユニット5は、三音用白鍵ユニット6に重ねられている。この際、黒鍵ユニット5の溝部5fは、三音用白鍵ユニット6の矩形突出部6dが嵌合されている。また、黒鍵ユニット5の棒状突出部5gは、三音用白鍵ユニット6の嵌合孔6eに嵌合されている。同様にして、三音用白鍵ユニット6は、四音用白鍵ユニット7に重ねられている。このようにして、黒鍵ユニット5と三音用白鍵ユニット6と四音用白鍵ユニット7とは、互いの位置を合わせた状態で重ねられて1オクターブの鍵ユニット10を構成している。
図3(a)と図3(b)とに示すように、複数の鍵ユニット10は、その一部を構成している四音用白鍵ユニット7を介して黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向に隣り合うようにして電子回路基板3に配置されている。この際、四音用白鍵ユニット7に設けられている端部位置決め部材8は、電子回路基板3の横長嵌合孔3aにそれぞれ嵌合されている。また、四音用白鍵ユニット7に設けられている中央部位置決め部材9は、電子回路基板3の縦長嵌合孔3bに嵌合されている。鍵ユニット10は、図示しないネジ等によって電子回路基板3に固定されている。
次に、図4から図6を用いて、鍵盤装置1において、四音用白鍵ユニット7の端部位置決め部材8と中央部位置決め部材9とによる電子回路基板3への取り付け態様について具体的に説明する。
図4(a)に示すように、四音用白鍵ユニット7に設けられている端部位置決め部材8の棒状部分8aの表面には、その軸方向に沿ってリブ状の突起8bが対向するようにして二つ形成されている。二つの突起8bは、端部位置決め部材8の先端側端部がテーパ状に形成されている。また、二つ突起8bは、端部位置決め部材8の軸方向断面視において略台形状に形成されている(図5(a−2)参照)。つまり、二つの突起8bは、先端側の断面二次モーメントよりも基端側の断面二次モーメントが大きくなるように形成されている。二つの突起8bは、電子回路基板3の横長嵌合孔3aの幅方向の縁にそれぞれ対向する位置に形成されている。
図4(a)に示すように、四音用白鍵ユニット7に設けられている端部位置決め部材8の棒状部分8aの表面には、その軸方向に沿ってリブ状の突起8bが対向するようにして二つ形成されている。二つの突起8bは、端部位置決め部材8の先端側端部がテーパ状に形成されている。また、二つ突起8bは、端部位置決め部材8の軸方向断面視において略台形状に形成されている(図5(a−2)参照)。つまり、二つの突起8bは、先端側の断面二次モーメントよりも基端側の断面二次モーメントが大きくなるように形成されている。二つの突起8bは、電子回路基板3の横長嵌合孔3aの幅方向の縁にそれぞれ対向する位置に形成されている。
図5(a−1)と図5(a−2)とに示すように、端部位置決め部材8のうち棒状部分8aの直径D1は、横長嵌合孔3aの幅D0のばらつきの範囲において、最も小さい横長嵌合孔3aの幅D0以下になるように形成されている。また、端部位置決め部材8の最大径となる二つの突起8bの先端同士の間隔D2は、横長嵌合孔3aの幅D0のばらつきの範囲において、最も大きい横長嵌合孔3aの幅D0よりも大きくなるように形成されている。つまり、端部位置決め部材8は、横長嵌合孔3aの幅D0のばらつきの範囲において、横長嵌合孔3aに挿入された際に二つの突起8bが常に横長嵌合孔3aの縁に接触するように形成されている。
四音用白鍵ユニット7に設けられている棒状の中央部位置決め部材9は、端部位置決め部材8とほぼ同様の構成であるため、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。図4(b)に示すように、中央部位置決め部材9の二つの突起9bは、縦長嵌合孔3bの幅方向の縁にそれぞれ対向する位置に形成されている。中央部位置決め部材9は、縦長嵌合孔3bの幅D0のばらつきの範囲において、縦長嵌合孔3bに挿入された際に二つの突起9bが常に縦長嵌合孔3bの縁に接触するように形成されている。
図5(b−1)と図5(b−2)とに示すように、端部位置決め部材の電子回路基板3の横長嵌合孔3aへの挿入時において、二つの突起8bは、横長嵌合孔3aの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する横長嵌合孔3aの縁にそれぞれ接触する。二つの突起8bは、その先端同士の間隔が横長嵌合孔3aの幅D0と同一になるまで横長嵌合孔3aの縁によって圧縮変形される。この結果、端部位置決め部材8は、二つの突起8bの圧縮に対する横長嵌合孔3aからの反力のつり合いにより横長嵌合孔3aの幅方向の略中央に嵌合される。同様にして、中央部位置決め部材9は、二つの突起9bの圧縮に対する縦長嵌合孔3bからの反力のつり合いにより縦長嵌合孔3bの幅方向の略中央に嵌合される(図4(b)参照)。図6に示すように、端部位置決め部材8は、横長嵌合孔3aの長手方向の動きが許容され、中央部位置決め部材9は、横長嵌合孔3aに直交する方向に形成された縦長嵌合孔3bの長手方向の動きが許容されている(黒塗り矢印参照)。つまり、端部位置決め部材8と中央部位置決め部材9とは、互いの位置決め方向の動きを制限しないように構成されている。
このように構成される四音用白鍵ユニット7は、端部位置決め部材8の突起8bと横長嵌合孔3aとの接触によって電子回路基板3に対する横長嵌合孔3aの幅方向の位置が決定され、中央部位置決め部材9の突起9bと縦長嵌合孔3bとの接触によって電子回路基板3に対する縦長嵌合孔3bの幅方向の位置が決定されるように構成されている。つまり、端部位置決め部材8と中央部位置決め部材9とは、それぞれ横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとの間にガタが生じないように構成されている。さらに、二つの突起8b・9bは、先端側の断面二次モーメントよりも基端側の断面二次モーメントが大きくなるように形成されているので圧縮変形された際に基端側からの屈曲が発生し難い。これにより、鍵盤装置1において、電子回路基板3に対する四音用白鍵ユニット7の位置のばらつきを低減することができる。従って、鍵盤装置1は、隣り合う鍵ユニット10間の隙間を均一にすることができる。また、端部位置決め部材8と中央部位置決め部材9とには、二つの突起8b・9bをリブ状に形成することで、横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとの間に接触面積に比例した摩擦力が発生している。これにより、四音用白鍵ユニット7は、摩擦力によって電子回路基板3に仮固定される。従って、鍵盤装置1において、黒鍵ユニット5に仮固定部材5jを形成しなくてもよい。
<第二実施形態>
次に、図7を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第二実施形態である鍵盤装置11について説明する。なお、以下の第二実施形態に係る鍵盤装置11、第三実施形態に係る鍵盤装置13、第四実施形態に係る鍵盤装置15、第五実施形態に係る鍵盤装置17およびその他の実施形態に係る鍵盤装置は、図1から図6に示す鍵盤装置1において、鍵盤装置1に替えて適用されるものとして、その説明で用いた名称、図番、記号を用いることで、同じものを指すこととし、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
次に、図7を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第二実施形態である鍵盤装置11について説明する。なお、以下の第二実施形態に係る鍵盤装置11、第三実施形態に係る鍵盤装置13、第四実施形態に係る鍵盤装置15、第五実施形態に係る鍵盤装置17およびその他の実施形態に係る鍵盤装置は、図1から図6に示す鍵盤装置1において、鍵盤装置1に替えて適用されるものとして、その説明で用いた名称、図番、記号を用いることで、同じものを指すこととし、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図7(a−1)と図7(a−2)とに示すように、電子回路基板3には、嵌合部である略円形の嵌合孔3dが形成されている。嵌合孔3dは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3dに対向する位置に略棒状の位置決め部材12が二つ形成されている。
位置決め部材12の棒状部分12aの表面には、その軸方向に沿ってリブ状の突起12bが一つ形成されている。位置決め部材12の最大径となる棒状部分12aにおける突起12bに対向する部分と突起12bの先端との間隔D2は、電子回路基板3に加工された嵌合孔3dの直径のばらつきの範囲において、最も大きい嵌合孔3dの直径D0よりも大きくなるように形成されている。つまり、位置決め部材12は、嵌合孔3dの直径D0のばらつきの範囲において、嵌合孔3dに挿入された際に棒状部分12aと突起12bとが常に嵌合孔3dに接触するように形成されている。
図7(b−1)と図7(b−2)とに示すように、位置決め部材12の電子回路基板3の嵌合孔3dへの挿入時において、位置決め部材の棒状部分12aと突起12bとは、嵌合孔3dの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する嵌合孔3dの縁に接触する。突起12bは、位置決め部材12の最大径D2が嵌合孔3dの直径D0と同一になるまで嵌合孔3dの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材12は、棒状部分12aの嵌合孔3dへの接触に対する嵌合孔3dからの反力と、突起12bの圧縮に対する嵌合孔3dからの反力とのつり合いにより嵌合孔3dの一側(棒状部分12aが接触している側)の縁を基準として嵌合される。
このように構成される四音用白鍵ユニット7は、位置決め部材12の棒状部分12aと突起12bとが電子回路基板3の嵌合孔3dの縁に接触した状態で位置が決定されるように構成されている。つまり、位置決め部材12は、嵌合孔3dとの間にガタが生じないように構成されている。これにより、鍵盤装置11において、電子回路基板3に対する四音用白鍵ユニット7の位置のばらつきを低減することができる。また、鍵盤装置11において、電子回路基板3に鍵ユニット10を仮固定することができる。
<第三実施形態>
次に、図8(a)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第三実施形態である鍵盤装置13について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略円形の嵌合孔3dが形成されている。嵌合孔3dは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3dに対向する位置に略棒状の位置決め部材14が二つ形成されている。
次に、図8(a)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第三実施形態である鍵盤装置13について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略円形の嵌合孔3dが形成されている。嵌合孔3dは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3dに対向する位置に略棒状の位置決め部材14が二つ形成されている。
位置決め部材14の棒状部分14aの表面には、その軸方向に沿ってリブ状の突起14bが二つ形成されている。二つの突起14bは、位置決め部材14の軸方向断面視において位置決め部材14の軸心を中心として中心角度θが180度未満の円弧上に全て配置されている。なお、本実施形態において、位置決め部材14の表面に二つの突起14bが形成される構成としたがこれに限定されるものではなく、複数の突起14bが形成される構成であればよい。
位置決め部材14の電子回路基板3の嵌合孔3dへの挿入時において、棒状部分14aと二つの突起14bとは、嵌合孔3dの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する嵌合孔3dの縁に接触する。二つの突起14bは、位置決め部材14の最大径が嵌合孔3dの直径と同一になるまで嵌合孔3dの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材14は、棒状部分14aの嵌合孔3dへの接触に対する嵌合孔3dからの反力と突起14bの圧縮に対する嵌合孔3dからの反力とのつり合いにより嵌合孔3dの一側(棒状部分14aが接触している側)を基準として嵌合される。
このように構成される四音用白鍵ユニット7は、位置決め部材14の棒状部分14aと二つの突起14bとが電子回路基板3の嵌合孔3dに接触した状態で位置が決定されるように構成されている。つまり、位置決め部材14は、3箇所で嵌合孔3dと接触することにより嵌合孔3d内での位置が安定して維持されるように構成されている。これにより、鍵盤装置13において、電子回路基板3に対する四音用白鍵ユニット7の位置のばらつきを低減することができる。また、鍵盤装置13において、電子回路基板3に鍵ユニット10を仮固定することができる。
<第四実施形態>
次に、図8(b)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第四実施形態である鍵盤装置15について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略円形の嵌合孔3dが形成されている。嵌合孔3dは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3dに対向する位置に略棒状の位置決め部材16が二つ形成されている。
次に、図8(b)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第四実施形態である鍵盤装置15について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略円形の嵌合孔3dが形成されている。嵌合孔3dは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3dに対向する位置に略棒状の位置決め部材16が二つ形成されている。
位置決め部材16の棒状部分16aの表面には、その軸方向に沿ってリブ状の突起16bが四つ形成されている。四つの突起16bは、位置決め部材16の軸方向断面視において互いに等しい間隔で配置されている。なお、本実施形態において、棒状部分16aの表面に四つの突起16bが形成される構成としたがこれに限定されるものではなく、複数の突起16bが等しい間隔で形成される構成であればよい。
位置決め部材16の電子回路基板3の嵌合孔3dへの挿入時において、四つの突起16bは、嵌合孔3dの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する嵌合孔3dの縁に接触する。四つの突起16bは、位置決め部材16の最大径が嵌合孔3dの径と同一になるまで嵌合孔3dの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材16は、突起16bの圧縮に対する嵌合孔3dからの反力のつり合いにより嵌合孔3dの略中央に嵌合される。
このように構成される四音用白鍵ユニット7は、四つの突起16bが嵌合孔3dに接触した状態で位置が決定されるように構成されている。つまり、位置決め部材16は、嵌合孔3dでの位置が安定して維持されるように構成されている。これにより、鍵盤装置15において、電子回路基板3に対する四音用白鍵ユニット7の位置のばらつきを低減することができる。また、鍵盤装置15において、電子回路基板3に鍵ユニット10を仮固定することができる。
<第五実施形態>
次に、図8(c)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第五実施形態である鍵盤装置17について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略四角形状の嵌合孔3eが形成されている。嵌合孔3eは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3eに対向する位置に略棒状の位置決め部材18が形成されている。なお、本実施形態において、二つの嵌合孔3eは、略四角形状に形成されているが同一の形状に限定するものではなく、第一実施形態における横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとの様に異なる形状で構成してもよい。また、本実施形態において、一つの四音用白鍵ユニット7に対して嵌合孔が二つ形成される構成としたがこれに限定されるものではない。
次に、図8(c)を用いて、本発明に係る鍵盤装置の第五実施形態である鍵盤装置17について説明する。電子回路基板3には、嵌合部である略四角形状の嵌合孔3eが形成されている。嵌合孔3eは、黒鍵5cまたは白鍵6c・7cの配列方向(図3参照)に沿って一つの四音用白鍵ユニット7に対して所定の間隔をあけて二つ配置されている。また、四音用白鍵基部7aの電子回路基板3側の平面には、嵌合孔3eに対向する位置に略棒状の位置決め部材18が形成されている。なお、本実施形態において、二つの嵌合孔3eは、略四角形状に形成されているが同一の形状に限定するものではなく、第一実施形態における横長嵌合孔3aと縦長嵌合孔3bとの様に異なる形状で構成してもよい。また、本実施形態において、一つの四音用白鍵ユニット7に対して嵌合孔が二つ形成される構成としたがこれに限定されるものではない。
位置決め部材18は、電子回路基板3の嵌合孔3eの加工のばらつきの範囲において、最も大きい嵌合孔3eの幅よりも大きい直径に形成されている。つまり、位置決め部材18は、嵌合孔3eの幅のばらつきの範囲において、常に嵌合孔3eに接触するように形成されている。位置決め部材18の電子回路基板3の嵌合孔3eへの挿入時において、位置決め部材18の表面は、嵌合孔3eの加工のばらつきに関わらず対向する嵌合孔3eの縁に接触する。位置決め部材18は、その最大径が嵌合孔3eの幅と同一になるまで嵌合孔3eの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材18は、嵌合孔3eからの反力のつり合いにより嵌合孔3eの略中央に嵌合される。
このように構成される四音用白鍵ユニット7は、位置決め部材18の表面が嵌合孔3eに接触した状態で位置が決定されるように構成されている。つまり、位置決め部材18は、嵌合孔3eでの位置が安定して維持されるように構成されている。これにより、鍵盤装置17において、電子回路基板3に対する四音用白鍵ユニット7の位置のばらつきを低減することができる。また、鍵盤装置17において、電子回路基板3に鍵ユニット10を仮固定することができる。
<他の実施形態>
第一実施形態から第四実施形態に係る鍵盤装置1・11・13・15の別実施形態として、四音用白鍵ユニット7に軸方向断面が多角形である棒状の位置決め部材を設けてもよい。
例えば、図9(a)と図9(b)とに示すように、位置決め部材は、軸方向断面の形状が略四角形状の位置決め部材19や星型形状の位置決め部材20でもよい。つまり、位置決め部材19・20は、軸の断面の形状における各頂点19a・20aが第一実施形態から第四実施形態における突起8b・9b・12b・14b・16bに相当するものとして形成されている。位置決め部材19・20の電子回路基板3の嵌合孔3dへの挿入時において、各頂点19a・20aは、嵌合孔3dの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する嵌合孔3dの縁に接触する。各頂点19a・20aは、位置決め部材19・20の最大幅である対頂点間の幅が嵌合孔3dの直径と同一になるまで嵌合孔3dの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材19・20は、各頂点19a・20aの圧縮に対する嵌合孔3dからの反力のつり合いにより嵌合孔3dの略中央に嵌合される。また、図9(c)に示すように、位置決め部材は、表面に多数の小突起21aやシボが形成された位置決め部材21でもよい。位置決め部材21は1aやシボが圧縮変形されることで嵌合孔3dの略中央に嵌合される。
第一実施形態から第四実施形態に係る鍵盤装置1・11・13・15の別実施形態として、四音用白鍵ユニット7に軸方向断面が多角形である棒状の位置決め部材を設けてもよい。
例えば、図9(a)と図9(b)とに示すように、位置決め部材は、軸方向断面の形状が略四角形状の位置決め部材19や星型形状の位置決め部材20でもよい。つまり、位置決め部材19・20は、軸の断面の形状における各頂点19a・20aが第一実施形態から第四実施形態における突起8b・9b・12b・14b・16bに相当するものとして形成されている。位置決め部材19・20の電子回路基板3の嵌合孔3dへの挿入時において、各頂点19a・20aは、嵌合孔3dの加工のばらつきに関わらずそれぞれが対向する嵌合孔3dの縁に接触する。各頂点19a・20aは、位置決め部材19・20の最大幅である対頂点間の幅が嵌合孔3dの直径と同一になるまで嵌合孔3dの縁によって圧縮変形される。この結果、位置決め部材19・20は、各頂点19a・20aの圧縮に対する嵌合孔3dからの反力のつり合いにより嵌合孔3dの略中央に嵌合される。また、図9(c)に示すように、位置決め部材は、表面に多数の小突起21aやシボが形成された位置決め部材21でもよい。位置決め部材21は1aやシボが圧縮変形されることで嵌合孔3dの略中央に嵌合される。
本発明に係る鍵盤装置1・11・13・15・17において、鍵ユニット10は、上から黒鍵ユニット5、三音用白鍵ユニット6、四音用白鍵ユニット7の順に重ねられて構成されているがこれに限定されるものではない。また、黒鍵ユニット5と三音用白鍵ユニット6および四音用白鍵ユニット7を互いに嵌合させた状態で電子回路基板3に固定されているがこれに限定されるものではなく、互いにネジ等の締結部材に締結した状態で電子回路基板3に固定する構成でもよい。また、電子回路基板3に形成される嵌合孔3a・3b・3d・3eと四音用白鍵ユニット7に形成される位置決め部材8・9・12・19・20・21との数は各実施形態おける数に限定されるものではない。
突起8b・9b・12b・14b・16b・19a・20a・21aの形状は、各実施形態の形状に限定されるものではなく、先端側の断面二次モーメントよりも基端側の断面二次モーメントが大きくなる略三角形状や略半円形状に形成されていればよい。また、突起8b・9b・12b・14b・16b・19a・20aがリブ形状として形成されているがこれに限定するものではなく、粒形状に形成されていてもよい。
突起8b・9b・12b・14b・16b・19a・20a・21aの形状は、各実施形態の形状に限定されるものではなく、先端側の断面二次モーメントよりも基端側の断面二次モーメントが大きくなる略三角形状や略半円形状に形成されていればよい。また、突起8b・9b・12b・14b・16b・19a・20aがリブ形状として形成されているがこれに限定するものではなく、粒形状に形成されていてもよい。
なお、本発明に係る鍵盤装置1・11・13・15・17は、電子鍵盤楽器に適用した実施形態として説明したがこれに限定されるものではなく、鍵ユニット10等の操作子と電子回路基板3とを具備する装置であればよい。また、上述の実施形態は、本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 鍵盤装置、3 電子回路基板、7 四音用白鍵ユニット、7a 四音用白鍵基部、7c 白鍵、8 端部位置決め部材、9 中央部位置決め部材
Claims (2)
- 鍵と前記鍵を支持する基部とを樹脂で一体に形成した鍵ユニットが電子回路基板に配置される鍵盤装置において、
前記基部に配置され、前記電子回路基板に対する前記鍵ユニットの位置を合わせるための複数の位置決め部材と、
前記電子回路基板に配置され、第1方向に長い第1嵌合孔であって、前記第1方向とは異なる第2方向に対する前記鍵ユニットの位置を決定するための前記第1嵌合孔と、
前記電子回路基板に配置され、前記第1方向に対する前記鍵ユニットの位置を決定するための第2嵌合孔と、
を含み、
前記複数の位置決め部材が前記第1嵌合孔と前記第2嵌合孔とに嵌合した状態で、前記第1方向および前記第2方向に対する前記電子回路基板と前記鍵ユニットとの位置関係が決定されることを特徴とする鍵盤装置。 - 前記第1方向と前記第2方向とは直交することを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
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