JP2001349323A - 弾性ヒンジ - Google Patents

弾性ヒンジ

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JP2001349323A
JP2001349323A JP2000165523A JP2000165523A JP2001349323A JP 2001349323 A JP2001349323 A JP 2001349323A JP 2000165523 A JP2000165523 A JP 2000165523A JP 2000165523 A JP2000165523 A JP 2000165523A JP 2001349323 A JP2001349323 A JP 2001349323A
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notch
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cross
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Makoto Kaneko
誠 金子
Hiroshi Morita
洋 森田
Yasuhito Nakamori
靖仁 中森
Masanobu Sugimine
正信 杉峰
Yoshiyuki Tomita
良幸 冨田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精密駆動用ステージ装置等におけるステージ
の支持要素である弾性ヒンジの最大応力を低減する。 【解決手段】 2つの部材間をつなぐブリッジ部材23
の長さ方向に離間した2箇所に該ブリッジ部材23の外
周面にノッチ24を形成することで、弾性曲げ変形容易
な減肉部25を形成し、該減肉部25の曲げ変形により
2つの部材間の相対変位を許容する弾性ヒンジ20にお
いて、略断面半円形のノッチ24で形成される減肉部2
5の長さ方向中央の最小断面積部分に、減肉部25の長
さ方向の所定距離にわたり断面積不変の平行部27を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密駆動用ステー
ジ装置等に利用される弾性ヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】精密駆動用ステージ装置には、ショート
ストロークの微駆動を要するものがあり、そのような装
置を構成するステージの支持要素として弾性ヒンジが利
用されている。
【0003】図3は、互いに直交するX・Y方向に微駆
動し得る2自由度のステージ装置を示す平面図である。
図において、1は矩形枠状のベース、2はその矩形枠状
のベース1の内部に配置された矩形枠状の中間ステー
ジ、3はその矩形枠状の中間ステージ2の内部に配置さ
れた矩形板状の可動ステージである。これらベース1、
中間ステージ2、可動ステージ3は、共に同一のX−Y
平面上に配置されている。
【0004】中間ステージ2は、Y方向にのみ変形可能
な弾性ヒンジ6を介してベース1に連結され、可動ステ
ージ3は、X方向にのみ変形可能な弾性ヒンジ5を介し
て中間ステージ2に連結されており、全体が一体の金属
板より形成されている。なお、この中間ステージ2を有
する支持構造自体は未公知のものである。
【0005】Y方向の変形を許容する弾性ヒンジ6は、
ベース1のY方向に沿った辺1yと中間ステージ2のY
方向に沿った辺2yとの間に配され、長さ方向をY方向
と直交する方向(X方向)に向けて、ベース1と中間ス
テージ2とをブリッジ状に連結している。
【0006】X方向の変形を許容する弾性ヒンジ5は、
中間ステージ2のX方向に沿った辺2xと可動ステージ
3のX方向に沿った辺3xとの間に配され、長さ方向を
X方向と直交する方向(Y方向)に向けて、中間ステー
ジ2と可動ステージ3とをブリッジ状に連結している。
【0007】前者のY方向の変形を許容する弾性ヒンジ
6は、矩形枠状の中間ステージ2のY方向に沿った辺2
y上の互いに間隔をおいた2点に配されており、X方向
及びY方向に対称に合計4個配されている。
【0008】後者のX方向の変形を許容する弾性ヒンジ
5は、可動ステージ3のX方向に沿った辺3x上の互い
に間隔をおいた2点に配されており、X方向及びY方向
に対称に合計4個配されている。
【0009】このように中間ステージ2が弾性ヒンジ6
によってベース1に対してY方向に変位可能に支持さ
れ、且つ、可動ステージ3が弾性ヒンジ5によって中間
ステージ2に対してX方向に変位可能に支持されている
ことにより、可動ステージ3が、ベース1に対してX・
Y方向に変位可能とされる。よって、X方向及びY方向
へ可動ステージ3を駆動する手段を設けることにより、
可動ステージ3をX−Y平面内における任意の方向へ微
駆動することができる。
【0010】各弾性ヒンジ5、6は全て同じ構造に作ら
れている。
【0011】図4はその代表として、図3のIVで示す
弾性ヒンジ5を含む機構部分の構造をモデル化して示す
構成図、図5はその駆動時の状態を示す図である。
【0012】駆動部10は、図3のステージ装置の可動
ステージ3に相当する。駆動部10の両側に2つの弾性
ヒンジ5が対称に配されている。弾性ヒンジ5の一端1
1は中間ステージ2に固定され、他端は駆動部10(可
動ステージ3)に固定されている。
【0013】弾性ヒンジ5は、2つの部材間をつなぐ金
属製(それ以外の弾性材料でも可)のブリッジ部材13
の長さ方向に離間した2箇所に、ブリッジ部材13の外
周面にノッチ14を形成することで、弾性曲げ変形容易
な減肉部15を形成し、該減肉部15の曲げ変形によ
り、2つの部材間の相対変位を許容できるように構成し
たものであり、両側の2つの部材と一体に形成すること
ができる。なお、この図4の例では、駆動部10(=可
動ステージ3)と中間ステージ2が「2つの部材」に相
当する。
【0014】この場合の弾性ヒンジ5は、矩形断面のブ
リッジ部材13の、曲げ変形させようとする方向に面す
る2つの外側面に、対称形状の半円形のノッチ14を形
成することで、局部的な減肉化を図り(つまり減肉部1
5を作り出し)、最小断面積部を曲がり点(a部)とし
て、容易に曲げ変形できるように構成している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、この種
の弾性ヒンジ5は、図中a部で減肉部15の厚みが最も
薄くなっており、弾性ヒンジ5が変形する際に、a部に
最大応力が発生することになる。従って、弾性ヒンジ5
を設計する際には、このa部の応力を十分に考慮する必
要があった。
【0016】しかしながら、限られた寸法内で十分に耐
久性のある弾性ヒンジを設計するのは困難な場合があ
る。特に図5に示すように、駆動部10の両側に配置さ
れた弾性ヒンジが変形する場合には曲げだけでなく引張
りの応力も発生するため、より設計が困難である。
【0017】本発明は、上記事情を考慮し、最小断面積
部における応力集中を極力低減できるようにした弾性ヒ
ンジを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、2つ
の部材間をつなぐブリッジ部材の長さ方向に離間した複
数箇所に該ブリッジ部材の外周面にノッチを形成するこ
とにより、弾性曲げ変形容易な減肉部を形成し、該減肉
部での曲げ変形により前記2つの部材間の相対変位を許
容する弾性ヒンジにおいて、前記ノッチの長さLに対し
て、ノッチの深さをL/2未満に設定したことにより、
上記課題を解決したものである。
【0019】従来の弾性ヒンジ5では、ノッチ14の形
状が「半円」とされていたことから、該ノッチ14の深
さF1は(本発明と比較した概念で捉えるならば)ノッ
チ14の長さL1に対して丁度L1/2に設定されてい
たことになる。
【0020】これに対し、本発明の弾性ヒンジは、ノッ
チの深さをノッチの長さの1/2未満に抑えているの
で、従来の弾性ヒンジに比べて発生する最大応力を減少
することができる。
【0021】又、この発明では、前提として、曲げ変形
容易な減肉部をブリッジ部材の長さ方向の複数箇所に設
けているので(曲がる部分が2箇所以上あるので)、2
つの部材の相対的な平行移動を安定した状態で許容する
ことができる。
【0022】即ち、曲がり点(減肉部)が1箇所しかな
い場合は、弾性ヒンジは2つの部材間の回転曲げしか許
容しないが、例えば曲がり点が2箇所あると、各曲がり
点が逆方向に曲がることで、2つの部材間の平行移動を
許容することができる。3箇所以上の曲がり点がある場
合も同様である。
【0023】ところで、ノッチの長さLに対して深さを
L/2未満に設定する具体的構成は種々考えられる。
【0024】請求項2の発明では、前記ノッチを、半円
未満の円弧を輪郭とする切欠断面で形成している。
【0025】請求項3の発明は、前記ノッチを、楕円弧
を輪郭とする切欠断面で形成している。
【0026】請求項2及び請求項3の発明の弾性ヒンジ
では、ノッチの曲線を緩やかにすることができるので、
応力集中を緩和することができ、最大応力を減少するこ
とができる。
【0027】請求項4の発明は、前記減肉部の長さ方向
中央の最小断面積部分に、該減肉部の長さ方向の所定距
離にわたり断面積不変の平行部を設けるようにしてい
る。
【0028】この発明の弾性ヒンジでは、減肉部の長さ
方向中央部の最小断面積部分に断面積の不変部分(所定
長さの平行部)を設けたので、減肉部の最も薄い部分
を、従来のものより広くとることができる。つまり、従
来は線で受けていた部分を面にすることができる。従っ
て、広い範囲に応力を分散することができ、弾性ヒンジ
にかかる最大応力を減少することができる。
【0029】請求項5の発明は、前記ブリッジ部材を矩
形断面で形成し、前記ノッチを、曲げ変形させようとす
る方向に面する2つの外側面に、対称形状に形成したこ
とを特徴としている。
【0030】請求項6の発明は、前記ブリッジ部材を円
形断面で形成し、前記ノッチを、該ブリッジ部材の全周
に環状に形成したことを特徴としている。
【0031】ブリッジ部材の断面形状は任意に選定する
ことができるが、請求項5の発明の弾性ヒンジでは、断
面矩形のブリッジ部材を採用し、その対向する2つの外
側面に対称形状のノッチを形成することで減肉部を設け
ている。このように対向する2つの外側面にノッチを形
成した場合、薄肉化は一方向のみで行われるので、薄肉
化された方向にのみ曲がりやすくなり、他の方向には曲
がりにくい状態が確保される。従って、曲がりの方向性
を持った弾性ヒンジが出来上がる。特に、2つの外側面
に対称形状のノッチが設けられていることにより、減肉
部がブリッジ部材の厚み方向の中心部に位置することに
なるので、バランスのよい曲げ変形が可能となる。
【0032】又、請求項6の発明の弾性ヒンジでは、ノ
ッチをブリッジ部材の外周に環状に設けているので、小
径化した減肉部が形成される。従って、全方向に曲がり
やすい、曲がりの方向性を持たない弾性ヒンジが出来上
がる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0034】図1は第1実施形態の弾性ヒンジ20を、
図3と同様のステージ装置の一部に組み込んだ状態をモ
デル化して示す構成図である。この弾性ヒンジ20は、
駆動部10(図3の可動ステージあるいは中間ステージ
に相当)の両側に配置されており、一端21が中間ステ
ージあるいはベース(図示略)に固定され、他端22が
駆動部10に固定されている。
【0035】弾性ヒンジ20は、2つの部材間をつなぐ
金属製(それ以外の弾性材料でも可)のブリッジ部材2
3の長さ方向に離間した2箇所に、ブリッジ部材23の
外周面にノッチ24を形成することで、弾性曲げ変形容
易な減肉部25を形成し、該減肉部25の曲げ変形によ
り、2つの部材間の相対変位を許容するものである。こ
の図の例では、2つの部材は、駆動部10(=可動ステ
ージ又は中間ステージ)と、中間ステージ又はベース
(図3参照)に相当する。
【0036】この場合の弾性ヒンジ20は、矩形断面の
ブリッジ部材23の、曲げ変形させようとする方向に面
する2つの外側面23a、23aに、対称形状のノッチ
24を形成することで、局部的な減肉化を図り(つまり
減肉部25を作り出し)、最小断面積部を曲がり部分
(Aで示す範囲)として、容易に曲げ変形できるように
構成したものである。なお、2つの減肉部25の曲がり
方向は同じ方向に設定されている。
【0037】前記ノッチ24は、両端に1/4円弧のカ
ーブ24a、24aを持ち、それらカーブ24a、24
a間を直線24bで結んだ略半円形輪郭の切欠断面を有
している。直線24bの部分は、減肉部25の長さ方向
中央の最小断面積部分に相当しており、この部分が減肉
部25の長さ方向の所定距離にわたって確保されること
により、断面積不変の平行部27(符号Aで示す範囲)
が形成されている。そして、これにより、ノッチ24の
長さL2に対して、ノッチ24の深さF2をL2/2未
満に設定している。
【0038】このように、ノッチ24の深さF2を、ノ
ッチ24の長さLの1/2未満に抑えているので、従来
の弾性ヒンジに比べて最大応力を減少することができ
る。特に、減肉部25の長さ方向中央部の最小断面積部
分に断面積の不変部分(所定長さの平行部27)を確保
しているので、減肉部25の最も薄い部分を広くとるこ
とができて、広い範囲に応力を分散することができる。
又、ノッチ24の断面を円弧の一部を利用した輪郭で形
成しているので、ノッチ24の曲線を緩やかに保つこと
ができ、応力集中を極力緩和することができる。これら
の効果は、実際のシミュレーションにおいても確認され
ている。
【0039】又、矩形断面のブリッジ部材23の対向す
る2つの外側面23a、23aに、対称形状のノッチ2
4を形成しているので、曲がりの方向性を定めることが
できる上、バランスのよい曲げ変形が可能となる。更
に、この弾性ヒンジ20は、曲げ変形容易な減肉部25
をブリッジ部材23の長さ方向の2箇所に、同じ方向に
曲げ変形できるよう設けているので、2つの部材の相対
的な平行移動を許容することができ、ステージ装置に適
用した場合に、変位の直線性を確保することが容易にで
きる。
【0040】図2は本発明の別の実施形態の弾性ヒンジ
40を組み込んだ機構を示す斜視図である。
【0041】駆動部50とその両側の弾性ヒンジ40を
含めて、全体が円形断面の丸棒状に形成されている。弾
性ヒンジ40は、丸棒よりなるブリッジ部材43の長さ
方向に離間した2箇所に、環状のノッチ44によって形
成された減肉部45を有している。この場合も、ノッチ
44の断面は略半円状に形成されており、ノッチ44の
断面の輪郭は、両端の1/4円弧カーブ44a、44a
と、それらの間の直線44bとからなる。そして、直線
44bの部分が、最小断面積で所定長さにわたり断面積
の不変な平行部47(符号Aで示す範囲)となってい
る。又、それにより、ノッチ44の長さL3に対して、
ノッチ44の深さF3がL3/2未満に設定されてい
る。
【0042】この弾性ヒンジ40の場合は、ノッチ44
をブリッジ部材43の外周に環状に設けているので、小
径化した減肉部45が形成されている。従って、全方向
に曲がりやすい、曲がりの方向性を持たないヒンジ特性
を持つことになる。
【0043】なお、ブリッジ部材43の断面形状は、図
1の矩形や図2の円形以外にも任意に選定することがで
きる。
【0044】又、ノッチ24、44の断面形状も、ノッ
チの長さに対してノッチの深さが1/2未満になるよう
にすれば、任意に選定可能である。
【0045】例えば、上記実施形態では、減肉部25、
45の長さ方向中間部の最小断面積部分に断面積不変の
平行部27、47を確保しているが、半円未満の円弧状
の輪郭でノッチの切欠断面を形成したり、楕円弧を輪郭
とする切欠断面に形成したりすることで、ノッチの断面
曲線を緩やかにしながら、前記の条件を満足することが
できるので、最大応力の低減を図ることができる。
【0046】これらのタイプは、ノッチの断面積が最も
小さくなる箇所が長手方向の一点に集まるため、応力分
散という点では上記実施形態より若干劣るものの、形状
が簡易であるため、設計が容易であり、コストもそれだ
け低減できる場合がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
曲げ変形を容易にする減肉部を構成するためのノッチの
長さLに対してノッチの深さを1/2未満に抑えたの
で、弾性ヒンジに作用する最大応力を低減することがで
き、容易に耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の弾性ヒンジを組み込んだス
テージ装置の一部構成を示す斜視図
【図2】本発明の他の実施形態の弾性ヒンジを組み込ん
だステージ装置の一部構成を示す斜視図
【図3】本発明の弾性ヒンジ及び従来の弾性ヒンジが適
用されるステージ装置の概略構成を示す平面図
【図4】弾性ヒンジを組み込んだステージ装置の一部構
成を示す斜視図
【図5】図4の機構の駆動時の状態を示す斜視図
【符号の説明】
5,6…弾性ヒンジ 20,40…弾性ヒンジ 23,43…ブリッジ部材 24,44…ノッチ 25,45…減肉部 27,47…平行部 L2,L3…ノッチの長さ F2,F3…ノッチの深さ
フロントページの続き (72)発明者 中森 靖仁 東京都田無市谷戸町二丁目1番1号 住友 重機械工業株式会社田無製造所内 (72)発明者 杉峰 正信 神奈川県平塚市夕陽ケ丘63番30号 住友重 機械工業株式会社平塚事業所内 (72)発明者 冨田 良幸 神奈川県平塚市夕陽ケ丘63番30号 住友重 機械工業株式会社平塚事業所内 Fターム(参考) 3C048 BC01 CC11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの部材間をつなぐブリッジ部材の長さ
    方向に離間した複数箇所に該ブリッジ部材の外周面にノ
    ッチを形成することにより、変形容易な減肉部を形成
    し、該減肉部での変形により前記2つの部材間の相対変
    位を許容する弾性ヒンジにおいて、 前記ノッチの長さLに対して、ノッチの深さをL/2未
    満に設定したことを特徴とする弾性ヒンジ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ノッチを、半円未満の円弧を輪郭とする切欠断面で
    形成したことを特徴とする弾性ヒンジ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記ノッチを、楕円弧を輪郭とする切欠断面で形成した
    ことを特徴とする弾性ヒンジ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記減肉部の長さ方向中央の最小断面積部分に、該減肉
    部の長さ方向の所定距離にわたり断面積不変の平行部を
    設けたことを特徴とする弾性ヒンジ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ブリッジ部材を矩形断面で形成し、前記ノッチを、
    曲げ変形させようとする方向に面する2つの外側面に、
    対称形状に形成したことを特徴とする弾性ヒンジ。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ブリッジ部材を円形断面で形成し、前記ノッチを、
    該ブリッジ部材の全周に環状に形成したことを特徴とす
    る弾性ヒンジ。
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