JP6323289B2 - 車体フレームの接合構造および接合部品 - Google Patents

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本発明は、車体フレームの接合構造および接合部品であって、特にサイドメンバとクロスメンバとを接合する車体フレームの接合構造および接合部品に関する。
従来より、車体のフレームに係り、車体両側に前後方向に延びるサイドメンバと、車体幅方向に延びるクロスメンバとの接合部に接合部品を介した接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−240822号公報
特許文献1では、車体のサイドメンバとクロスメンバとの接合部に接合部品(サスペンションブラケット)を介して接合し、該接合部品により前記サイドメンバと前記クロスメンバの結合剛性を向上させることを目的としている。しかしながら、車体全体の剛性については検討されておらず、前記接合部品の形状が車体全体の剛性に対してどのように寄与するかは不明である。
また、特許文献1で開示されている前記接合部品は断面形状がハット状であるため、車体フレームに荷重が加わった際、前記接合部品がせん断又は圧縮されて断面形状が変化するような断面崩れ変形が生じるものと考えられる。このような断面崩れ変形が生じる場合、前記接合部品において変形が生じる部位にバルクヘッド(節、仕切り板)を設置することにより、断面崩れ変形を抑制し、剛性を向上することが多い。しかしながら、前記バルクヘッドを用いることで部品点数が増えて重量増加を招くこと、さらに、前記バルクヘッドを設置するためのコストや作業工程が増加するなどの課題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、部品点数を増やすことなく、軽量かつ高剛性な車体フレームの接合構造および接合部品を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る車体フレームの接合構造は、車体両側に前後方向に延びるサイドメンバと、車体幅方向に延びるクロスメンバを、接合部を介して接合するサスペンションブラケットによる車体フレームの接合構造であって、
前記サスペンションブラケットは、形状最適化手法であるトポロジー最適化を用いて求めた形状であって、
前記サイドメンバと前記クロスメンバとの間に渡って配置された天板部と、
該天板部の前記クロスメンバ側の端部に形成されて車体のフロア側に延出する縦壁部と、
該縦壁部の両側端から連続して前記サイドメンバ側に延出する両側壁部とを有し、
該両側壁部と前記縦壁部と前記天板部は袋状になっており、かつ前記天板部は、前記サイドメンバ寄りの部位の中程に開口部を有し、該開口部よりも前記クロスメンバ側には開口部を有しておらず、前記両側壁部は開口部を有し、
前記天板部の一端を前記サイドメンバに接合すると共に前記天板部の他端を前記クロスメンバに接合し、かつ前記縦壁部と前記両側壁部の下端を車体のフロアに接合し
車体全体の剛性向上に寄与する荷重伝達経路を存在させ、断面崩れ変形を抑止したこと
を特徴とするものである。
(2)上記(1)に記載の車体フレームの接合構造は、前記縦壁部と前記両側壁部の下端にフランジ部が形成されており、該フランジ部を前記車体のフロアに接合したことを特徴とするものである。
(3)上記(1)又は(2)に記載の車体フレームの接合構造は、前記天板部と前記クロスメンバとの接合部は、前記天板部の上面の一部をクロスメンバの端部で覆うように接合したことを特徴とするものである。
(4)本発明に係る車体フレームの接合部品は、車体両側に前後方向に延びるサイドメンバと、車体幅方向に延びるクロスメンバの接合に用いられるサスペンションブラケットによる車体フレームの接合部品であって、
前記サスペンションブラケットは、形状最適化手法であるトポロジー最適化を用いて求めた形状であって、
前記サイドメンバと前記クロスメンバとの間に渡って配置されて両者の接続に供される天板部と、
該天板部における前記クロスメンバと接続される端部側に形成されて下方に延出する縦壁部と、
該縦壁部の両側端から連続して前記天板部における前記サイドメンバと接続される端部側に延出する両側壁部とを有し、
該両側壁部と前記縦壁部と前記天板部が袋状になっており、かつ前記天板部は、前記サイドメンバ寄りの部位の中程に開口部を有し、該開口部よりも前記クロスメンバ側には開口部を有しておらず、前記両側壁部は開口部を有し、
前記縦壁部と前記両側壁部の下端に車体のフロアと接合するためのフランジ部が形成され
車体全体の剛性向上に寄与する荷重伝達経路を存在させ、断面崩れ変形を抑止したことを特徴とするものである。
本発明においては、車体のサイドメンバとクロスメンバを、接合部を介して接合する車体フレームの接合構造であって、前記接合部は、前記サイドメンバと前記クロスメンバとの間に渡って配置された天板部と、該天板部の前記クロスメンバ側の端部に形成されて車体のフロア側に延出する縦壁部と、該縦壁部の両側端から連続して前記サイドメンバ側に延出する両側壁部とを有し、該両側壁部と前記縦壁部と前記天板部は袋状になっており、前記天板部の一端を前記サイドメンバに接合すると共に前記天板部の他端を前記クロスメンバに接合し、かつ前記縦壁部と前記両側壁部の下端を車体のフロアに接合することにより、部品点数を増やすことなく、軽量かつ高剛性な車体フレームの接合構造を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る車体フレームの接合構造および接合部品の説明図である。 本発明に至った経緯を説明するための車体フレームの接合構造および接合品の元形状の図である。 本発明に至った経緯を説明するための車体モデルに設計空間を設定した状態の図である。 本発明に至った経緯を説明するための形状最適化解析を実行した結果の図である。 本発明に至った経緯を説明するための車体フレームにおける荷重伝達経路の図である。 本発明の比較例に係る車体フレームの接合構造および接合部品の説明図である。 本発明の実施例に係る剛性解析の解析条件の説明図である。 本発明の実施例に係るねじり剛性を与えたときの接合部品の断面形状の解析結果を示す図である。
以下、図1に示す本発明の実施の形態に係る車体フレームの接合構造1および接合部品3を詳細に説明する前に、本発明に至った経緯を図2〜図5に基づいて説明する。
<本発明に至った経緯>
本発明者はこれまで、車体フレームに要求される剛性や衝突特性等の性能を保持しつつ軽量化を実現する前記車体フレームの最適化手法として、特開2013−25533号に開示されている形状最適化解析手法を提案した。
形状最適化解析手法とは、予め所定形状、例えばT字型形状を想定し、その形状を前提として最適な形状を求めるのではなく、所定の形状を想定することなく、与えられた解析条件を満たす最適な形状をトポロジー最適化により求める手法である。
また、トポロジー最適化とは、ある程度の大きさの設計空間を設け、当該設計空間に立体要素を組み込み、与えられた解析条件を満たしつつ必要最小限の立体要素を残すことで当該解析条件を満たす最適形状を得るという方法である。トポロジー最適化においては、設計空間をなす立体要素に直接拘束を行い、直接荷重を加えるという方法が用いられる。
そこで本発明者は、図2に示す車体モデル51のリア部における接合構造21に係るサイドメンバ53とクロスメンバ55とを接合する接合部品23の最適形状を得るため、特開2013−25533号にて開示されている形状最適化解析手法を用い、接合部品23の最適形状に関する予備的検討を行った。以下、形状最適化解析手法における各処理について説明する。以下の説明において、各処理はコンピュータ上で実行されるものである。
まず、車体モデル51のファイルをコンピュータに読み出し、車体モデル51をモニター等に表示する。予備的検討において形状最適化解析の対象とした車体モデル51は、寸法が幅1200mm、長さ3350mm、高さ1130mm、基準の質量が125kgであり、車体モデル51の部品は板厚0.8mmから2.0mmの鋼板ならびに鋼材から構成されている。図2は形状最適化解析の対象となる空間を設定するために用いられる最適化前の元形状の接合部品23によるサイドメンバ53とクロスメンバ55との接合構造21を示している。
表示された車体モデル51において、図3に示すように、形状最適化解析の対象となる設計空間61を設定する。具体的には、車体モデル51において元形状の接合部品23を対象として設計空間61の座標を指定し、当該部位において車体モデル51を構成する部品の要素を削除する処理を行う。
設計空間61が設定されると、設計空間61に入る大きさの最適化ブロックモデルを生成する。最適化ブロックモデルは立体要素で構成される。当該立体要素は五面体以上八面体以下であって互いに平行な2面を少なくとも一組有する立体要素で構成するのが好ましく、本実施の形態では、前記立体要素として六面体を用いた。
また、最適化ブロックモデルは、車体モデル51における設計空間61が設置された周囲面に沿い、かつ設計空間の最大面積を持つ面を基準として最適化ブロックモデルを生成するのが好ましい。
最適化ブロックモデルが生成された後、最適化ブロックモデルと車体モデル51を結合要素を介して結合するための結合処理を実施する。前記結合要素として、剛体要素、平面要素または梁要素のいずれの要素を用いることができる。
前記結合処理の次に、形状最適化解析のための解析条件を設定する。解析条件として、荷重拘束条件としては構造体の拘束位置、荷重を加える位置を設定し、最適化条件としては材料体積率、剛性を最大にする、変位を最小にする、応力を最小にする等である。
解析条件の設定が完了後に、形状最適化解析の計算を実行する。形状最適化解析の計算によって、最適化ブロックモデルのうち必要な立体要素が残った状態、すなわち形状最適化解析によって得られた最適形状の接合部がモニター等に表示される。
図4に形状最適化解析によって得られた最適形状接合部63の形状を示す。最適形状接合部63は、図4中に矢印で示す荷重点からクロスメンバ55につながるように上面の最外部に立体要素が残存した形状となった。さらに、クロスメンバ55との結合部には多くの立体要素が残存し、特に、最適形状接合部63の天板部65とフロア57とが縦壁67を介して接合するように立体要素が残存した(図5参照)。
図4に示す最適化ブロックモデルのうち残存した立体要素、すなわち最適形状接合部63は、形状最適化解析で与えられた解析条件(剛性条件および材料体積率など)を満たす接合部品において必要となる骨格部とみなすことができる。該骨格部が前記荷重点とクロスメンバ55およびフロア57の間に残存することによって、図5に示すように、荷重伝達を適切に行うための荷重伝達経路が存在することになり、前記骨格部が車体全体の剛性向上に寄与することができる。
本発明の実施の形態に係る車体フレームの接合構造および接合部品は上記の経緯より完成されたものであり、その具体的な構造等を以下に説明する。
<車体フレームの接合構造および接合部品>
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る車体フレームの接合構造1は、車体のサイドメンバ53とクロスメンバ55が接合部品3を介して接合されるものであり、接合部品3はサイドメンバ53とクロスメンバ55との間に渡って配置されて両者の接続に供される天板部5と、天板部5におけるクロスメンバ55と接続される端部側に形成されてフロア57側に延出する縦壁部7と、縦壁部7の両側端から連続してサイドメンバ53と接続される端部側に延出する両側壁部9とを有し、両側壁部9と縦壁部7と天板部5が袋状になっており、縦壁部7と両側壁部9の下端にフロア57と接合するためのフランジ部11を有している。
上記のような接合部品3は、形状最適化解析において与えられた剛性条件を満たす接合部品に要求される骨格部を有し、荷重点とクロスメンバ55およびフロア57の間の荷重伝達を適切に行うことが可能となるため、接合部品3を用いる接合構造1は車体全体の剛性向上に寄与する。
また、図6に示す接合部品33を用いる接合構造31を比較対象として検討する。接合部品33は、本発明である接合部品3と同様、天板部35と両側壁部39とフランジ部41を備えているが、接合部品3に備えられている縦壁部7に相当する部位を有していない。そこで接合部品33を用いた接合構造31においては、縦壁部7の代替として、接合部品33とクロスメンバ55との結合部にバルクヘッド43を付加して設置する。
形状最適化解析で得られた最適形状接合部63(図5)を基に接合部品3(図1)を決定し、サイドメンバ53とクロスメンバ55とを接合部品3を介して接合した接合構造1を適用した車体モデル51に対して構造解析計算による剛性解析を行い、剛性変化および重量変化の検証を実施したので、以下これについて説明する。
前記実施の形態と同様、解析に用いた車体モデル51の寸法は幅1200mm、長さ3350mm、高さ1130mmで、基準となる質量は125kgであり、車体モデル51の部品は板厚0.8mmから2.0mmの鋼板ならびに鋼材から構成されている。
車体モデル51の剛性解析の荷重拘束条件としては、図7に示すように、4点(a、b、c、d)のうち3点を拘束し、残りの1点に0.5kNの荷重を与えるという車体ねじりのモードとした。図2に示す元形状の接合部品23を用いた接合構造21の場合における車体全体のねじり剛性の平均値は25.1kN・m/degである。
なお、本実施例では、車体の材料として鋼ベースの材料を用いたが、アルミニウム、チタニウム、マグネシウム、ガラス、樹脂、ゴム等、種々の材料を用いてもなんら問題はない。
表1に、発明例の接合部品3を用いた接合構造1(図1)、又は比較例の接合部品33を用いた接合構造31(図6)の場合の車体について、元形状の接合部品23を用いた接合構造21(図2)の車体を基準とした剛性変化および重量変化を示す。なお、発明例および比較例の接合部品3および33を構成する各部位の板厚は、元形状の接合部品23の各部位の板厚と同じとした。
元形状の接合部品23に対するねじり剛性変化は、本発明例が+4.8%、比較例+4.3%であり、本発明例および比較例ともに剛性が向上した。さらに、本発明例は、比較例と比べて約10%剛性が高い結果となった。
一方、元形状の接合部品23に対する重量変化は、本発明例では+0.11kg、比較例では+0.13kgとなり、いずれの場合も元形状に比べて重量は増加した。ただし、本発明例の接合部品3は比較例の接合部品33に比べて約18%軽量であった。
図8に車体モデル51にねじり荷重を与えた時の本発明例および比較例における接合部品3および接合部品33の断面形状を示す。図8中の破線は、ねじり荷重を与える前の本発明例又は比較例の接合部品3又は33の断面形状を示す。
本発明例である接合部品3を用いた場合(図8(a))、ねじり荷重を与えた時の接合部品3の断面形状は、ねじり荷重を与える前の断面形状と比べると、フロア59と接する部位Aに変位が見られるものの、天板部5および側壁部9は荷重を与える前の形状とほぼ同じであり、断面崩れ変形は見られない。
一方、比較例である接合部品33を用いた場合(図8(b))、ねじり荷重を与えた時の接合部品33の断面形状は、フロア59と接する部位A’に加え、天板部35および側壁部39にて大きく変位している部位BおよびCが生じ、断面崩れ変形を生じていることが分かる。
以上より、本発明の接合構造および接合部品をサイドメンバとクロスメンバの接合に適用することで、部品点数を増やすことなく、軽量かつ高剛性な車体フレームを実現可能であることが示された。
1 接合構造(発明例)
3 接合部品(発明例)
5 天板部(発明例)
7 縦壁部(発明例)
9 側壁部(発明例)
11 フランジ部(発明例)
21 接合構造(元形状)
23 接合部品(元形状)
31 接合構造(比較例)
33 接合部品(比較例)
35 天板部(比較例)
39 側壁部(比較例)
41 フランジ部(比較例)
43 バルクヘッド
51 車体モデル
53 サイドメンバ
55 クロスメンバ
57 フロア
61 設計空間
63 最適形状接合部
65 天板部(最適形状)
67 縦壁部(最適形状)

Claims (4)

  1. 車体両側に前後方向に延びるサイドメンバと、車体幅方向に延びるクロスメンバを、接合部を介して接合するサスペンションブラケットによる車体フレームの接合構造であって、
    前記サスペンションブラケットは、形状最適化手法であるトポロジー最適化を用いて求めた形状であって、
    前記サイドメンバと前記クロスメンバとの間に渡って配置された天板部と、
    該天板部の前記クロスメンバ側の端部に形成されて車体のフロア側に延出する縦壁部と、
    該縦壁部の両側端から連続して前記サイドメンバ側に延出する両側壁部とを有し、
    該両側壁部と前記縦壁部と前記天板部は袋状になっており、かつ前記天板部は、前記サイドメンバ寄りの部位の中程に開口部を有し、該開口部よりも前記クロスメンバ側には開口部を有しておらず、前記両側壁部は開口部を有し、
    前記天板部の一端を前記サイドメンバに接合すると共に前記天板部の他端を前記クロスメンバに接合し、かつ前記縦壁部と前記両側壁部の下端を車体のフロアに接合し
    車体全体の剛性向上に寄与する荷重伝達経路を存在させ、断面崩れ変形を抑止したこと
    を特徴とする車体フレームの接合構造。
  2. 前記縦壁部と前記両側壁部の下端にフランジ部が形成されており、該フランジ部を前記車体のフロアに接合したことを特徴とする請求項1記載の車体フレームの接合構造。
  3. 前記天板部と前記クロスメンバとの接合部は、前記天板部の上面の一部を前記クロスメンバの端部で覆うように接合したことを特徴とする請求項1又は2記載の車体フレームの接合構造。
  4. 車体両側に前後方向に延びるサイドメンバと、車体幅方向に延びるクロスメンバの接合に用いられるサスペンションブラケットによる車体フレームの接合部品であって、
    前記サスペンションブラケットは、形状最適化手法であるトポロジー最適化を用いて求めた形状であって、
    前記サイドメンバと前記クロスメンバとの間に渡って配置されて両者の接続に供される天板部と、
    該天板部における前記クロスメンバと接続される端部側に形成されて下方に延出する縦壁部と、
    該縦壁部の両側端から連続して前記天板部における前記サイドメンバと接続される端部側に延出する両側壁部とを有し、
    該両側壁部と前記縦壁部と前記天板部が袋状になっており、かつ前記天板部は、前記サイドメンバ寄りの部位の中程に開口部を有し、該開口部よりも前記クロスメンバ側には開口部を有しておらず、前記両側壁部は開口部を有し、
    前記縦壁部と前記両側壁部の下端に車体のフロアと接合するためのフランジ部が形成され
    車体全体の剛性向上に寄与する荷重伝達経路を存在させ、断面崩れ変形を抑止したことを特徴とする車体フレームの接合部品。
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