JP6323275B2 - Icカードの製造装置 - Google Patents

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本発明はICチップを含むインレットを内蔵したICカードの製造装置に関する。
従来より、特に、高階調で解像度に優れる昇華熱転写方式を用いてICカードを製造する製造方法においては、画像形成面への平滑性が要求される(特許文献1参照)。
このようなICカードの製造方法としては、例えば次のような四つの方法があった。即ち、
(1)射出成型法:これは、ICモジュールを型内に配し、カード成型時に樹脂に埋設させるものであるが、加工温度が高く、使用するカード基材の材質等が制約される。また、樹脂の注入圧によってチップ破損を受けたりすることや、冷却時のヒケやソリにより平滑性が劣っている。
(2)熱貼合せ法:これは、表裏の樹脂シートを熱溶融してICモジュールを埋設させる方法であるが、加工温度が高く、使用するカード基材が制約される。その上、樹脂シートの流動性が不十分であり、加圧によるチップ破損防止と平滑性の両立が難しい。
(3)スペーサシート積層法:これは、チップをスペーサ開口部に埋設し、表裏基材を積層させる方法であるが、(1)、(2)の方法よりチップ破損及び平滑性に優るが、スペーサの材料が高価であり、手間もかかりコスト高になる。
(4)接着剤貼合せ法:これは、特許文献2に示すように、表裏の基材間の接着剤にICモジュールを埋設する方法であり、熱硬化型、湿気硬化型、紫外線硬化型の反応性接着剤を用いることにより、カード加工後(硬化時)の強度等の機能を保ちつつ、ICモジュール埋設時の流動性を低温で上げることが可能なので、圧力によるチップ破損防止と平滑性向上に優位である。
この接着剤貼合せ後の平滑化方法としては、次のような三つの方法があった。即ち、
(1)静圧プレスによる平面加圧法:これは、平滑化に有利であるが、連続生産が難しく生産性に劣る。
(2)ロール加圧法:これは、平滑化に劣るが、連続生産が可能で生産性に優る。
(3)コンベアプレスによる平面加圧とロール加圧を併用する方法:これは、特許文献3に示すように、平滑化と生産性の両立が可能だが、装置が長大化、複雑化する。
平滑性を考慮すると、ICチップ部はできるだけ薄いことが好ましく、例えば、特許文献4に示すように、概ね200μ以下とすることが好ましいが、耐圧強度を確保する為にICチップ部に補強板を設ける方法がとられる場合も多くなり、そのためICの厚さは或程度厚くなる傾向になり、ICチップ部が厚くても平滑性を向上する手段が望まれている。
そこで、ICカードとしては、一対の基材と、この基材間に設けられたICチップを含むインレットとを有する積層体からなるものが用いられている(特許文献5参照)。
特開平11−139048号公報 特開平11−134465号公報 特開2003−30618号公報 特開2003−76973号公報 特開2007−287070号公報
上述のようにICカードとして、一対の基材と、この基材間に設けられたICチップを含むインレットとを有する積層体からなるものが用いられ、この積層体を一対のラミネートローラにより挟持して貼り合わせることによりICカードが得られる。
ICチップを含む積層体の厚み・材質変更等が生じた場合,ICカードを所定の厚みにするためそれに合わせて一対のラミネートローラをその都度、適正な間隔に変更する必要があり、ラミネートローラの条件変更作業が煩雑となっている。特に、ローラ間隔を高精度に保持するベアラローラ方式の場合は、ローラ交換が必要となる。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、積層体の厚みや材質を変更あるいは変化してもラミネートローラの交換を行なう必要がないICカードの製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の基材と、ICチップを有するインレットと、第2の基材とからなる積層体を挟持してICカードを製造するICカード製造装置において、前記積層体を挟持する第1ラミネートローラおよび第2ラミネートローラを備え、前記第1ラミネートローラは、第1ローラ本体と、第1ローラ本体の両側に設けられた一対の第1当接ローラとを有し、前記第2ラミネートローラは、第1ローラとの間で前記積層体を挟持する第2ローラ本体と、第2ローラ本体の両側に設けられた一対の第2当接ローラとを有し、前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラは、対応する前記第2ラミネートローラの第2当接ローラに当接し、前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは前記第2ラミネートローラの各第2当接ローラに当接ローラ用温調手段が設けられ、前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは前記第2ラミネートローラの各第2当接ローラを前記当接ローラ用温調手段によって温調することにより、前記第1ローラ本体と前記第2ローラ本体との間の隙間を調整することを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明は、前記第1ラミネートローラまたは前記第2ラミネートローラに、回転方向駆動機構が連結されていることを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明は、各第1当接ローラおよび各第2当接ローラに、各々当接ローラ用温調手段が設けられていることを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明は、前記第1ラミネートローラの第1ローラ本体または前記第2ラミネートローラの第2ローラ本体に、前記当接ローラ用温調手段と独立してローラ本体用温調手段が設けられていることを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明は、前記当接ローラ用温調手段により温調される各第1当接ローラまたは各第2当接ローラと、前記ローラ本体用温調装置により温調される対応する第1ローラ本体または第2ローラ本体との間に、断熱層または断熱材が介在されていることを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明は、前記第1ラミネートローラと前記第2ラミネートローラの下流側に前記積層体の厚みを測定する厚み測定手段が設けられ、当接ローラ用温調手段は、前記厚み測定手段からの測定値に基づいて制御部により制御されることを特徴とするICカードの製造装置である。
本発明によれば、第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは第2ラミネートローラの各第2当接ローラを当接ローラ用温調手段により温調することにより、第1ラミネートローラの第1ローラ本体と、第2ラミネートローラの第2ローラ本体との間の隙間を調整することができる。
図1は、本発明の実施の形態によるICカードを示す平面図。 図2は、ICカードを示す断面図。 図3は、ICカードの製造工程を示すフローチャート。 図4は、一対のラミネートローラの実施の形態を示す図。 図5は、ラミネートローラのローラ本体と当接ローラを示す図。 図6は、加熱加温の構造を示す図。
<実施の形態>
以下、本発明のICカードの製造装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図1および図2により、ICカードの製造装置により製造されるICカードについて説明する。ここで図1はICカードの平面図、図2はICカードの断面図である。
ICカード10は、第1の基材(枚葉基材)1と、第2の基材(カバー基材)2と、第1の基材1と第2の基材2との間に設けられたICチップ3aを含むインレット3とを備え、第1の基材1と、インレット3と、第2の基材2は、互いに接着剤4により接合される。この場合、接着剤4は第1の基材1側の第1の接着剤4aと第2の基材2側の第2の接着剤4bとを含む。
この場合、第1の基材1と、インレット3と、第2の基材2とから、ICカード10の積層体10Aが構成される。
次にICカード10の各構成部材について述べる。第1の基材1は、支持体となるPETからなり、例えば総厚50〜250μを有する。第1の基材1のカード外面側には受像層が設けられ、予め例えば偽変造防止の目的で、透かし印刷、ホログラム、細紋等の偽造変造防止の印刷、あるいはICカードに必要な枠、文字、記号等の定形印刷が施されている。
第1の基材1のカード内側面には、第1の接着剤4aとしてのホットメルト接着剤を塗工するために易接着処理が施されている。また第1の基材1の両面に帯電防止層が設けられている。第1の基材1の形態は枚葉状であり、寸法は、例えば横200×縦200mm(カード横2列×縦3列取り可)〜横500×縦650mm(カード横5列×縦10列取り可)となっているが、さらにより大きくても良い。また、受像層や印刷の不良を予め検査し、その位置情報をバーコード等により付与してある。
第2の基材2は、支持体となるPETからなり、例えば総厚50〜250μを有する。第2の基材2のカード外面側には筆記層が設けられ、定形印刷は貼合わせ後行うために施されていない。第1の基材1と同様に、第2の基材2のカード内側面には、第2の接着剤4bとしてのホットメルト接着剤を塗工するために易接着処理が施されている。また第2の基材2の両面に帯電防止層が設けられている。第2の基材2の形態は長尺ウェブ状であり、幅は第1の基材1の横寸法に合わせることが好ましい。
第1の基材1と第2の基材2の両基材とも熱収縮及びそのバラツキが小さい材質を選択することが好ましく、定形印刷寸法も熱収縮を見込んだ寸法で印刷を施す。また、両基材は、熱収縮率の違いによるカール等が生じないよう、製造工程での熱履歴の差も考慮して、熱収縮率が同じになるような厚みと構成にすることが好ましい。
ICインレット3は、ICチップ3aと、インレット基材3bと、アンテナ3cとを含み、図2に示すように、ICチップ3a及び巻線のアンテナ3cの両側を不織布のようなインレットフィルム3bで貼合わせて構成されている。
ICインレット3の形態は、1列分の長尺ウェブをロール状に巻いたものが用いられるが、ICチップ3aの凸部があるため、緩く巻いておくことが好ましい。また、縦横複数に配列した枚葉シート状や長尺ウェブ状のものや、それらから予め1個毎に切出したものも採用できる。1個に切出した時の寸法は、カード打抜き時の切断に悪影響のないよう、カード外形より小さい方が好ましい。
接着剤4の第1の接着剤4aおよび第2の接着剤4bは、例えばホットメルト接着剤からなり、特に反応性ホットメルト接着剤が好ましい。反応性ホットメルト接着剤は樹脂を溶融させて接着した後、湿気を吸収して樹脂が硬化するタイプの接着剤であり、通常のホットメルト接着剤と比較して接着可能時間が長く、かつ接着後に軟化温度が高くなるため耐久性に富み、低温での塗工に適している。通常のホットメルト接着剤では、塗工温度が樹脂の軟化温度と同じであるため耐熱性は塗工温度以上にはならず、そのため高耐熱性を要求する場合は、高い塗工温度が必要になる。一方、反応性ホットメルト接着剤は、塗工後に硬化するため耐熱温度は塗工温度より数十℃高くなるため、受像層の表面が高温でダメージを受けやすい素材である場合そのダメージを少なくすることができる。
次に、ICカードの製造装置およびその製造方法を図3乃至図6に基づいて説明する。図3はICカードの製造工程を示すフローチャート、図4は一対のニップロールの実施の形態を示す図、図5はラミネートローラのローラ本体と当接ローラを示す図、図6は加熱加温の構造を示す図である。
ICカードの製造装置は、図3に示すように第1の基材1を供給する第1の基材供給部1Aと、サクションロール11上の第1の基材1に対して第1の接着剤4aを吐出するスリット出口5aを有するダイ5と、第1の基材1に載置する前のインレット3を配置する中間ステーション20と、第1の基材1上の第1の接着剤4aを保湿して加温する第1の保湿加温機21と、長尺ウェブからなる第2の基材2を供給する第2の基材供給部2Aと、第2の基材2に対して第2の接着剤4bを塗布するダイ7と、第2の基材2上の第2の接着剤4bを保湿して加温する第2の保湿加温機46と、第1の基材1と第2の基材2とインレット3とからなる積層体10Aを挟持する第1ラミネートロール30および第2ラミネートロール40とを備えている。また、積層体10Aは、カッタユニット80によって切断され、切断された積層体10Aは、集積部120に集積される。
集積部120において、積層体10Aは、複数枚毎にまとめられ、このようにまとめられた積層体10A毎に集積部120Aに集積されたSUS枚131が一枚ずつ挿入されて集積部120Bに集積される。
集積部120B内の積層体10Aは、その後、断裁機90により周縁が断裁され、次に第2の基材2側に印刷機91により定型印刷が施される。その後積層体10Aはカード毎に打ち抜き機92で打抜かれて、ICカード10が得られる。
次に図4により、第1の基材1と、第2の基材2と、インレット3とからなる積層体10Aを挟持する第1ラミネートローラ30と第2ラミネートローラ40について更に説明する。
図4に示すように、第1ラミネートローラ30はSUS製の第1ローラ本体31と、第1ローラ本体31の両側に設けられた工具鋼製の一対の第1当接ローラ32、32とを有する。また、第2ラミネートローラ40は第1ラミネートローラ本体31との間で積層体10Aを挟持するSUS製の第2ラミネートローラ本体41と、第2ラミネートローラ本体41の両側に設けられた工具鋼製の一対の第2当接ローラ42とを有している。また第1ラミネートローラ30の各第1当接ローラ32は、対応する第2ラミネートローラ40の第2当接ローラ42に当接する。
上述のように第1ラミネートローラ30の各第1当接ローラ32は、工具鋼製材料からなり、ローラ本体31と当接ローラ32との間に断熱材31Aが介在されている(図5参照)。また第2ラミネートローラ40の各第1当接ローラ42は工具鋼製材料からなり、ローラ本体4と当接ローラ42との間に断熱材41Aが介在されている(図5参照)。
また第1ラミネートローラ30は回転軸35を中心として回動し、第2ラミネートローラ40も回転軸45を中心として回動する。このうち、第1ラミネートローラ30の回転軸35は、回転方向駆動機構36に連結され、この回転駆動機構36により、回転方向に駆動される。
また図4に示すように、第1ラミネートローラ30の第1ローラ本体31にはローラ本体用温調ライン(ローラ本体用温調手段)51が設けられ、各第1当接ローラ32外には当接ローラ用高周波加熱ユニット(当接ローラ用温調手段)52が設けられている。
そしてローラ本体用温調ライン51は、ロータリジョイント53を介して熱媒供給部50に連結されている。
図4において、熱媒供給部50からロータリジョイント53を介してローラ本体用温調ライン51へ熱媒が供給される。また、図示しない制御ユニットにより高周波加熱ユニット52の加熱条件が設定される。
また、ローラ本体用温調ライン51へ供給される熱媒により第1ローラ本体31を所望温度に加熱することができる。各第1当接ローラ32外には当接ローラ用高周波加熱ユニット52が設けられており、これにより第1当接ローラ32を異なる温度に加熱熱膨張させ、このことにより第1当接ローラ32の外径を増加させることができる。
また図4に示すように、第2ラミネートローラ40の第2ローラ本体41にはローラ本体用温調ライン(ローラ本体用温調手段)61が設けられ、各第2当接ローラ42外には当接ローラ用高周波加熱ユニット(当接ローラ用温調手段)62が設けられている。
そしてローラ本体用温調ライン61は、ロータリジョイント63を介して熱媒供給部60に連結されている。
図4において、熱媒供給部60からロータリジョイント63を介してローラ本体用温調ライン62へ熱媒が供給される。また、図示しない制御ユニットにより高周波加熱ユニット62の加熱条件が設定される。
また、ローラ本体用温調ライン61へ供給される熱媒により第2ローラ本体41を所望温度に加熱することができる。各第2当接ローラ42外には当接ローラ用高周波加熱ユニット62が設けられており、これにより第2当接ローラ42を異なる温度に加熱熱膨張させ、このことにより第2当接ローラ42の外径を増加させることができる。
図4において、上述のように、第1当接ローラ32と第2当接ローラ42を、各々高周波加熱ユニット52,62により加熱して、第1当接ローラ32の外径と第2当接ローラ42の外径を増加させることができる。このように、第1当接ローラ32と第2当接ローラ42の加熱温度を調整することにより、第1当接ローラ32と第2当接ローラ42の外径を変化させることができ、第1ローラ本体31と第2ローラ本体41との間の隙間aをより精度良く調整することができる。
なお、図4において、第1当接ローラ32と第2当接ローラ42を高周波加熱ユニット52,62により加熱して各々の外径を増加させた例を示したが、第1当接ローラ32および第2当接ローラ42のうち一方、例えば第1当設ローラ32のみを高周波加熱ユニット52により加熱することにより、第1ローラ本体31と第2ローラ本体41との間の隙間aを調整してもよい。
次にICカードの製造方法について、図3により説明する。
まず第1の基材の供給工程Aでは、第1の基材供給部1Aから枚葉状の第1の基材1の集積体から第1の基材1を1枚ずつ分離して取出し供給する。第1の基材供給部1Aでは第1の基材1の上面を図示しないセンサで検出して一定に維持し、吸着パッドにより保持して取出す。この場合、1枚分離を確実に行えるように、除電、層間へのエア吹き、爪等による掻き落し、サッカーと呼ばれる吸着と同時に吸着パッドを上昇させる機構などを有することが好ましい。
なお第1の基材供給部1Aから供給される第1の基材1上には予め印刷が施されている。
また、第1の基材1の集積体を2つ設け、一方がなくなると自動で切替わりラインを停止させないことが好ましい。
次に第1の基材1に対して、接着剤塗工工程Bが施される。この第1の基材1への接着剤塗工工程Bでは、第1の基材1上にホットメルトの第1の接着剤4aを所定の厚さで塗工する。塗工方式としてはダイ方式、グラビア方式、ロール方式などの通常の方法を採用できるが、以下の点などでダイ方式が好ましい。
ダイ方式では、接着剤が第1の基材1に塗工されるまで密閉されているため、ホットメルト接着剤のような高温でも温度管理が容易で、特に反応性ホットメルト接着剤では、湿度含む外気と触れないので有利である。また、異物の混入がなく、気泡も発生しにくい。
また、ダイ方式は、前計量タイプとなっており、ポンプ給送量と基材速度によって塗工量が決まり、また粘度等の液物性変化が少ないため、塗工厚精度の確保に有利である。
具体的には図示しない加熱タンクで溶解された第1の接着剤4aは、ポンプによってホースを通ってダイ5に給送され、ダイ5のスリット出口5aから吐出される。この場合、ダイ5やホースも加熱して一定温度に保温することが好ましい。ポンプ給送量は、ポンプ容積、回転速度及び圧力損失に伴う給送効率により決まり、塗工厚は、さらにリップと呼ばれるダイ先端と第1の基材1の隙間や基材速度により決まる。また、反応型ホットメルト型の第1の接着剤4aの場合は、加熱タンク等をドライエアや窒素などによりパージすることが好ましい。
第1の基材1が枚葉シートの場合は、一般にテーブル上で塗工することが行われているが、枚葉シートをサクションロール11上に保持して、長尺ウェブと同様に塗工する方式が好ましい。第1の基材1の保持方法としては、基材先頭、後尾や両縁をグリップして保持する方式があるが、サクションロール11により基材全面を吸引保持する方式が、枚葉シート外縁の余白が少なく歩留まりが良いので好ましい。サクションロール11上に1枚毎送られてくる基材は、サクションロール11上に位置決めされ、一定ピッチでサクションロール11にセットされて、接着剤が塗工する。
第1の基材1へ第1の接着剤4aを塗工する他の方法としては、枚葉シートを接合して長尺ウェブのように扱って塗工する方法や剥離紙、剥離フィルム、剥離ベルト、剥離ロールに一旦塗工したものを第1の基材1に剥離転写する方法も考えられるが、消耗品が必要だったり、転写残りへの対応が必要となる。
また、第1の基材1に対する第1の接着剤4aの塗工は、枚葉シートの先頭と後尾を避けて、間欠塗工することが好ましい。間欠塗工は、接着剤をダイ5に給送するポンプ(図示せず)をON/OFFしたり、またはダイ5に設けたバルブ(図示せず)をON/OFFして、第1の接着剤4aの吐出を一時的に停止することにより行われるが、ポンプによる方式は応答が遅れるために、バルブによる方式が好ましい。その場合、塗工先頭では、ポンプの圧力が蓄積されることにより塗工厚が厚めになる傾向があるため、バルブのON/OFFとポンプのON/OFFを併用したり、第1の接着剤4aを加熱タンク(図示せず)に戻す回路を設けて蓄圧を防止することが好ましい。また、塗工後尾では、バルブをOFFにしてもダイ先端に残る接着剤が引き出され、第1の基材1に付着することがあるため、一般にサックバックと呼ばれるバルブをOFFにする時に接着剤をダイ内に引込むバルブ機構を採用することが好ましい。またに、少なくとも塗工中はロールを定速回転することが好ましい。
第1の基材1は、その後、インレット供給工程Cに進む。このインレット供給工程Cでは、中間ステーション20に予めインレット3を配置しておき、これらを一括して吸着保持し、接着剤を塗工した第1の基材1上に載置する。ICインレット3の位置決めは中間ステーション20から取出す前に1個1個行うが、第1の基材1についてもエッジや印刷を基準に位置決めすることがより好ましい。
中間ステーション20にインレット3を配置する際は、第1の基材1に付与した不良位置情報の読取りや、オンラインで不良検査した情報を基に、その位置には置かないようにする。不良情報がない場合は、インレット3をロール巻から1個分繰出して切断し、中間ステーション20へ順次送るが、不良情報がある場合は、該当する列のみの該当するタイミングでは送りを中止する。ロール巻を複数配置してこれらを多列同時処理することにより能力向上を図ることができる。また、予めわかっている不良インレットは、第1の基材1に載置する前に除去したり、基材に不良情報を付与して後で除去することが好ましい。
また、他の方法として、インレット3を配列したトレイ状の治具を積載しておき、そこから吸着保持して第1の基材1上に載置することも考えられる。この場合は、設備を簡略化できるが、不良部供給停止するためには、予めトレイの該当する位置に置かない、またトレイから吸着保持しない、また吸着保持する前に除去するなどの対応が必要となる。
インレット3を第1の基材1に載置する際は、第1の基材1を一旦停止させておく方法もあるが、定速搬送する第1の基材1に同期しながら載置することが好ましい。また、インレット3内に空気が入らないように、インレット3の一方からしごきながら載置したり、ICチップ3aの凸部をホットメルト接着剤に押込むように載置することが好ましい。さらにはインレット3の載置前にホットメルト接着剤4aを、ヒーター等の加熱保温手段21により加熱保温して流動性やタック性を維持する。
第1の基材供給部1Aから第1の基材1を供給して、第1のラミネートローラ30および第2のラミネートローラ40までの搬送方法としては、サクションコンベア、移載テーブル、トレイ治具、基材のグリップによるものが考えられる。
この間、第2の基材の供給工程Dでは、第2の基材供給部2Aに設けられ、印刷が施されていない長尺ウェブ状の第2の基材2をロール状に巻いたロール体から、第2の基材2を繰り出す。第2の基材供給部2Aから第2の基材2を繰出す際、第2の基材2の張力やエッジ位置を検出して一定に制御する。
この場合、第2の基材2をロール状に巻いたロール体を2個設け、さらにアキュームを設けて、ラインを停止させずにロール体の交換及び接合することが好ましい。
次に第2の基材2への接着剤塗工工程Eに進む。第2の基材2への接着剤塗工工程Eでは、第1の基材1と同様にダイ方式で、第1のニップロール30に保持された第2の基材2上にダイ7により第2の接着剤4bを間欠塗工する。
第2の接着剤4bの塗工厚は、第1の基材1と第2の基材2や、インレット3による非対称性も考慮して総合的に決めることがより好ましい。
第2の基材2は、長尺ウェブ状となっているため、第2の基材2に対して第2の接着剤4bを連続塗工とすることも可能である。しかしながら、枚葉シートである第1の基材1に合わせて間欠塗工として、貼合わせた後にシート状に切断する位置を無塗工とすることが、刃物への接着剤の付着を防止できるので好ましい。反応性ホットメルトの場合は、すぐに硬化しないため特に好ましい。
次に、インレット3が載置された第1の基材1と、第2の基材2は、貼合わせ工程Fに進む。この貼合わせ工程Fでは、第1の接着剤4aを塗工しインレット3を載置した枚葉シート状の第1の基材1と、第2の接着剤4bを塗工した第2の基材2とからなる積層体10Aが、第1ラミネートローラ30と第2ラミネートローラ40との間で挟持して貼合わされる。この場合、第1ラミネートローラ30を第2の基材2への塗工用のローラとして兼用しても良いし、また塗工用のローラを別個に設けても良い。
貼合わせ工程では、第1ラミネートローラ30が回転方向駆動機構36により回動する。この場合、回転方向駆動機構36は、第1ラミネートローラ30の回転軸35を回動させ、第1ラミネートローラ30の一対の第1当接ローラ32、32が第2ラミネートローラ40の一対の第2当接ローラ42、42と当接する。このことによって、第2ラミネートローラ40も回動することができる。なお、回転方向駆動機構36を第1ラミネートローラ30に連結する代わりに、回転方向駆動機構36を第2ラミネートローラ40に連結してもよい。この場合、回転方向駆動機構36は、第2ラミネートローラ40の回転軸45を回動させ、第1ラミネートローラ30の一対の第1当接ローラ32、32が第2ラミネートローラ40の一対の第2当接ローラ42、42と当接して第1ラミネートローラ30も回動することができる。
この間、第1ラミネートローラ30のローラ本体31と第2ラミネートローラ40のローラ本体41との間で、第1の基材1と、インレット3と、第2の基材2とからなる積層体10Aが挟持される。
ところで第1の基材1及び第2の基材2を第1ラミネートローラ30と第2ラミネートローラ40との間で貼合わせる直前に、第2の基材2上のホットメルトの第2の接着剤4bを加熱保温手段41により加熱保温することが好ましい。この場合、第2の基材2の表面は高温によりダメージを受け易いため、図6に示すように、ホットメルトの第2の接着剤4bを温度センサS1からのホットメルト接着剤温度情報に基づき制御部47により赤外ヒータ等の加熱保温手段46を駆動して加熱保温する。一方、第2の基材2側においては、第1のラミネートローラ30のローラ本体31内部に設けられたローラ本体用温調ライン51へ熱媒供給部50から熱媒が供給されて循環する。同様に第2のラミネートローラ40のローラ本体41内部に設けられたローラ本体用温調ライン61へ熱媒供給部60から熱媒が供給されて循環する。この場合温度センサS2のロール温度情報と熱媒供給部50、60の温度センサS3の熱媒温度情報とに基づき制御部49により熱媒供給部50、60を駆動制御する。このようにして、第2の基材2を一定温度(例えば90℃)になるよう保温することが好ましい。
また貼合わせ後の第1の基材1と第2の基材2の残留応力によるカール等が生じないよう考慮して、第2の基材2の張力を設定することが好ましい。
次に積層体10Aは、シート切断工程Iへ進む。第1の基材1とインレット3と第2の基材2とを有する積層体10Aは、巻き取ることができないため、このシート切断工程Iでは、積層体10Aがカッタユニット80によりシート状に切断される。積層体10Aを切断する場合、積層体10Aをたわませずに切断することが好ましい。なお、カッタユニット80は上下刃を噛み合わせるカッタユニット、またNTカッタと受けを幅手方向に走行させるカッタユニット、また皿状刃と受けを幅手方向に走行させるカッタユニット、あるいはドラム外筒に刃を設けたロータリーカッタからなる。
また、カッタユニット80による積層体10Aの切断位置は、屑がでないように貼合わせ時に第1の基材1の間に設けた間隔部で切断することが好ましい。この場合、第1の基材1間は無塗工部となっており接着剤がないため、刃物に接着剤4a、4bが付着することもない。
次に積層体10Aは、集積保管工程Jに進む。この集積保管工程Jでは、切断された積層体10Aを搬送手段110、111により搬送した後、集積部120に所定枚数集積する。このとき複数、例えば1〜10枚の積層体10A間に、集積部120Aに集積されたSUS等の金属板131が一枚ずつ挿入され、積層体10A自体の凹凸が加算されて平滑性を阻害するのを防止する。SUS等の金属板131の供給は、剛性による相違はあるが第1の基材1の場合と同様な方法で行うことができる。
また、積層体10Aの集積部120およびSUS等の金属板131の集積部120Aも2ライン設けられ、このことによりラインを停止させずに切り替えできることが好ましい。このようにしてSUS等の金属板131とともに、積層体10Aが集積部120Bに集積される。集積部120Bに集積された積層体10Aは、反応性ホットメルトの接着剤4a、4bを使用した場合、反応に必要な1週間程度の間保管され、空調した条件下で保管される空調条件や保管期間は、接着剤の仕様等により適宜決めることができる。
次に積層体10Aは、カード化工程Kに進む。このカード化工程Kにおいて、積層体10Aは、断裁機90により第1の基材1のエッジまたは印刷を基準に、積層体10Aの周縁、例えば1〜4辺が断裁されて、このようにして積層体10Aは所定の寸法をもつ。次に積層体10Aの第2の基材2側に印刷機91で定形印刷が施され、積層体10Aが打ち抜き機92でカード状に打ち抜かれ、このようにして複数のICカード10を得ることができる。なお第2の基材2側の定形印刷は打ち抜いた後にカード毎に印刷しても良い。
次に第1ラミネートローラ30の第1ローラ本体31と第2ラミネートローラ40の第2ローラ本体41との間の隙間aを調整する作用について説明する。
このような隙間aの調整作業は、図3に示すICカードの製造方法を実施する前に、予め、ICカード10のロット毎に行なわれ、このようにして、第1ローラ本体31と第2ローラ本体41との間の隙間aが、製造されるICカード10の厚みに対応して調整される。
具体的には制御部48により第1ラミネートローラ30の第1当接ローラ32外に設けられた当接ローラ用高周波加熱ユニット52を加温制御し、第1当接ローラを加熱する。
同様に制御部58により第2ラミネートローラ40の第2当接ローラ42外に設けられた当接ローラ用高周波加熱ユニット62を加温制御し、第2当接ローラを加熱する。
このようにして第1当接ローラ32と第2当接ローラ42を加熱して、第1当接ローラ32の外径と第2当接ローラ42の外径を増加させることができる。
このように制御部48、58により高周波加熱ユニット52,62を加熱制御することによって、第1当接ローラ32と第2当接ローラ42の加熱温度を調整することができ、このことにより第1ローラ本体31と第2ローラ本体41との間の隙間aを調整することができる。また第1当接ローラ32と第1ラミネートローラ本体31との間に断熱層または断熱材31Aが介在され、第2当接ローラ42と第2ラミネートローラ本体41との間に断熱層または断熱材41Aが介在されているため、第1ラミネートローラ本体31の加熱作業と独立して第1当接ローラ32を加熱することができ、同様に第2ラミネートローラ本体41の加熱作業と独立して第2当接ローラ42を加熱することができる。このため第1当接ローラ32および第2当接ローラ42の温度制御を精度良く行なうことができる。
なお、第1ラミネートローラ30と第2ラミネートローラ40の下流側に積層体10Aの厚みを測定する厚み測定手段S5を設けてもよい。この場合厚み測定手段S5からの測定値は制御部48,58に送られ、この制御部48,58は厚み測定手段S5からの測定値に基づいて高周波加熱ユニット52、62を制御し、第1当接ローラ32および第2当接ローラ42に供給される熱媒の温度を調整して、第1ローラ本体31と第2ローラ本体41との間の隙間aを調整することができる。
さらにまた、第1当接ローラ32外の当接ローラ用高周波加熱ユニット52および第2当接ローラ42外の当接ローラ用高周波加熱ユニット62により第1当接ローラ32と第2当接ローラ42を加熱して隙間aを調整する例を示したが、これに限らず当接ローラ用冷却ユニット52’および当接ローラ用冷却ユニット61’として冷却ローラ等を当接して(図示せず)、隙間aを調整することもできる。
また上述のように隙間aはICカード10によって定められているが、第1の基材供給部1Aから供給される第1の基材1上に印刷されたバーコードから当該ICカードの品種番号を特定し、隙間aの設定情報と品種番号が対応していない場合は、ICカード製造装置全体を停止させて、隙間aを再度調整することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは第2ラミネートローラの各当接ローラを当接ローラ用調整手段により温調することにより、第1ラミネートローラ30の第1ローラ本体31と第2ラミネートローラ40の第2ローラ本体41との間の隙間aを簡単に調整することができ、このためICカード10の厚みに対応して、隙間aを調整するために第1ラミネートローラ30および第2ラミネートローラ40をその都度交換する必要はない。
1 第1の基材
2 第2の基材
3 インレット
3a ICチップ
3b インレット基材
3c アンテナ
4 接着剤
4a 第1の接着剤
4b 第2の接着剤
30 第1ラミネートローラ
31 第1ローラ本体
32 当接ローラ
35 回転軸
36 回転方向駆動機構
40 第2ラミネートローラ
41 第2ローラ本体
42 当接ローラ
45 回転軸
50 熱媒供給部
51 ローラ本体用温調ライン
52 当接ローラ用高周波加熱ユニット
60 熱媒供給部
61 ローラ本体用温調ライン
62 当接ローラ用高周波加熱ユニット
A 第1の基材の供給工程
B 接着剤塗工工程
C インレット供給工程
D 第2の基材の供給工程
E 接着剤塗工工程
F 貼合わせ工程

Claims (6)

  1. 第1の基材と、ICチップを有するインレットと、第2の基材とからなる積層体を挟持してICカードを製造するICカード製造装置において、
    前記積層体を挟持する第1ラミネートローラおよび第2ラミネートローラを備え、
    前記第1ラミネートローラは、第1ローラ本体と、第1ローラ本体の両側に設けられた一対の第1当接ローラとを有し、
    前記第2ラミネートローラは、第1ローラとの間で前記積層体を挟持する第2ローラ本体と、第2ローラ本体の両側に設けられた一対の第2当接ローラとを有し、
    前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラは、対応する前記第2ラミネートローラの第2当接ローラに当接し、
    前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは前記第2ラミネートローラの各第2当接ローラに当接ローラ用温調手段が設けられ、前記第1ラミネートローラの各第1当接ローラまたは前記第2ラミネートローラの各第2当接ローラを前記当接ローラ用温調手段によって温調することにより、前記第1ローラ本体と前記第2ローラ本体との間の隙間を調整することを特徴とするICカードの製造装置。
  2. 前記第1ラミネートローラまたは前記第2ラミネートローラに、回転方向駆動機構が連結されていることを特徴とする請求項1記載のICカードの製造装置。
  3. 各第1当接ローラおよび各第2当接ローラに、各々当接ローラ用温調手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のICカードの製造装置。
  4. 前記第1ラミネートローラの第1ローラ本体または前記第2ラミネートローラの第2ローラ本体に、前記当接ローラ用温調手段と独立してローラ本体用温調手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のICカードの製造装置。
  5. 前記当接ローラ用温調手段により温調される各第1当接ローラまたは各第2当接ローラと、前記ローラ本体用温調装置により温調される対応する第1ローラ本体または第2ローラ本体との間に、断熱層または断熱材が介在されていることを特徴とする請求項4記載のICカードの製造装置。
  6. 前記第1ラミネートローラと前記第2ラミネートローラの下流側に前記積層体の厚みを測定する厚み測定手段が設けられ、
    当接ローラ用温調手段は、前記厚み測定手段からの測定値に基づいて制御部により制御されることを特徴とする請求項1記載のICカードの製造装置。
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