JP6323271B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の複数の係合要素を選択的に係合又は解放する自動変速機の制御装置に関する。
自動変速機では、クラッチやブレーキ等の複数の係合要素を選択的に係合又は解放することによりギア段の切り替えが行われる。係合要素の係合又は解放は、係合要素に供給される作動油の油圧の調整により行われる。係合要素に供給される作動油の油圧を調整する制御装置としては、例えば特許文献1に記載の制御装置がある。特許文献1に記載の制御装置は、複数の係合要素にそれぞれ供給される作動油の油圧を調整する複数のソレノイドバルブと、複数の係合要素にそれぞれ供給される油圧を検出する複数の油圧センサと、制御ユニットとを有している。制御ユニットは、複数の油圧センサを通じてそれぞれ検出される油圧の検出値に基づき複数のソレノイドバルブのそれぞれの駆動を制御する。これにより、複数の係合要素にそれぞれ供給される油圧が調整され、複数の係合要素が個別に係合又は解放される。
特開2004−205044号公報
近年、自動変速機には多段化や省燃費、ドライブフィーリングの向上が求められているため、油圧制御の高精度化及び高応答化が不可欠となっている。これを実現するための方法としては、例えば油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期を短くすることが考えられる。しかしながら、単に油圧の検出値のサンプリング周期を短くすると、制御ユニットの処理負担が増大するため、高性能なマイコンが必要となる。高性能なマイコンを用いると、高コスト化や大型化、発熱量の増大等を招くため、自動変速機への搭載には新たな課題が生じるおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理負担を軽減しつつ、油圧の検出値を用いる処理の精度を向上させることのできる自動変速機の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、自動変速機(30)の複数の係合要素(C1,C2,C3,C4)を選択的に係合又は解放する自動変速機の制御装置は、前記複数の係合要素を作動させるための作動油の油圧をそれぞれ調整する複数のソレノイドバルブ(43a,43b,43c,43d)と、前記複数の係合要素に供給される作動油の油圧をそれぞれ検出する複数の油圧センサ(44a,44b,44c,44d)と、前記複数の油圧センサを通じて第1サンプリング周期で油圧の検出値を得る制御部(70)と、を備える。前記制御部は、前記複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブの油圧を学習する処理を実行する際、前記所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期に限り前記第1サンプリング周期よりも短い第2サンプリング周期に設定する。
また、前記制御部は、前記複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブの異常を検出する処理を実行する際、前記所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期に限り前記第1サンプリング周期よりも短い第2サンプリング周期に設定する。

自動変速機の制御装置では、複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブに対応した油圧センサを通じて得られる油圧の検出値を用いる処理だけを実行することがある。このような構成の場合、全ての油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期を短くせずとも、所定のソレノイドバルブに対応した油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期だけを短くすれば、処理の精度を向上させることが可能である。この点、上記構成では、所定のソレノイドバルブに対応した油圧センサを通じて得られる油圧の検出値を用いる処理、具体的には油圧の検出値に基づいて所定のソレノイドバルブの油圧を学習する処理又は所定のソレノイドバルブの異常を検出する処理を制御部が実行する際、所定のソレノイドバルブに対応した油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング数が増加するため、油圧の検出値を用いる処理の精度を向上させることができる。また、所定のソレノイドバルブに対応した油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期のみが短くなるため、全ての油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期を短くする場合と比較すると、制御部の処理負担を軽減することもできる。
本発明によれば、処理負担を軽減しつつ、油圧の検出値を用いる処理の精度を向上させることができる。
車両の駆動系の概要を示す概念図。 自動変速機の制御装置の第1実施形態についてその構成を示すブロック図。 (a)〜(h)は、第1実施形態の自動変速機の制御装置におけるソレノイド電流I1〜I4及び油圧Pc1〜Pc4の推移を示すタイミングチャート。 第1実施形態の自動変速機の制御装置により実行される第1油圧検出処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態の自動変速機の制御装置により実行される第2油圧検出処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態の自動変速機の制御装置により実行される学習処理の手順を示すフローチャート。 (a)〜(h)は、第1実施形態の自動変速機の制御装置における油圧センサの電気信号V1〜V4及び油圧Pc1〜Pc4の検出値の推移を示すタイミングチャート。 第2実施形態の自動変速機の制御装置により実行される第1油圧検出処理の手順を示すフローチャート。 第2実施形態の自動変速機の制御装置により実行される異常検出処理の手順を示すフローチャート。
<第1実施形態>
以下、自動変速機の制御装置の第1実施形態について説明する。はじめに、図1を参照して、本実施形態の自動変速機の制御装置を用いた車両駆動系の概要について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の車両駆動系1は、エンジン10と、トルクコンバータ20と、自動変速機30と、油圧制御回路40と、シフトポジションセンサ50と、エンジンコントロールユニット(ECU)60と、トランスミッションコントロールユニット(TCU)70とを備えている。
トルクコンバータ20は、オイルを媒介して、エンジン10により生成される動力を自動変速機30へと伝達する。
自動変速機30は、プラネタリギア等の回転要素、並びにクラッチ及びブレーキからなる複数の係合要素の作動により変速を行う有段式変速機である。自動変速機30は、複数の係合要素を選択的に係合又は解放することにより、ギア比の異なる複数のギア段を実現する。なお、ギア段には、一速や二速に限らず、ニュートラルやリバース等も含まれる。自動変速機30は、トルクコンバータ20から伝達される動力をギア段に応じて変速し、出力軸31から出力する。出力軸31から出力される動力が図示しない車両の駆動輪に伝達されることにより、車両が走行する。また、自動変速機30はタービン回転数NTや出力軸回転数Nout等を検出するセンサを有している。タービン回転数NTは、自動変速機30の入力軸の回転数を表す。出力軸回転数Noutは、自動変速機30の出力軸31の回転数を表す。自動変速機30は、センサにより検出されるタービン回転数NTや出力軸回転数Nout等の各種情報をTCU70に出力する。
油圧制御回路40は、自動変速機30の複数の係合要素にそれぞれ供給される作動油の油圧を制御することにより、複数の係合要素を作動させる。
シフトポジションセンサ50は、車両のシフトレバーの位置であるシフトポジションSPを検出する。シフトポジションSPとしては、パーキング(P)位置、リバース(R)位置、ニュートラル(N)位置、及びドライブ(D)位置が設けられている。シフトポジションセンサ50は、検出したシフトポジションSPをTCU70に出力する。
ECU50はマイクロコンピュータを中心に構成されており、CPUやメモリ等を備えている。ECU50は、車両に搭載された各種センサにより検出される車両状態量に基づきエンジン10の駆動を制御する。また、ECU50は、例えばエンジン回転数NE等の情報をTCU70に出力する。
TCU70もマイクロコンピュータを中心に構成されており、CPUやメモリ等を備えている。TCU70はタービン回転数NTや出力軸回転数Nout、シフトポジションSP、エンジン回転数NE等に基づき油圧制御回路40の駆動を制御することで自動変速機30のギア段を切り替える。本実施形態の自動変速機30の制御装置90は、制御部としてのTCU70と、油圧制御回路40とにより構成される。
次に、図2を参照して、油圧制御回路40の構成について詳述する。
図2に示されるように、油圧制御回路40は、オイルポンプ41と、レギュレータ42と、ソレノイドバルブ43a,43b,43c,43dと、油圧センサ44a,44b,44c,44dと、油温センサ45とを備えている。なお、図2では、便宜上、油圧制御回路40において自動変速機30のクラッチC1,C2,C3,C4に作動油を供給する構成のみを示し、自動変速機30のブレーキに作動油を供給する構成については割愛している。
オイルポンプ41は、例えばエンジン10の動力により回転駆動する機械式のポンプからなる。オイルポンプ41は作動油をレギュレータ42に圧送する。
レギュレータ42は、例えばリリーフ弁からなる。レギュレータ42は、オイルポンプ41から供給される作動油の油圧を予め定められた所定の油圧に調整してソレノイドバルブ43a,43b,43c,43dにそれぞれ供給する。
ソレノイドバルブ43a〜43dは、レギュレータ42から供給される作動油の油圧を調整してクラッチC1〜C4にそれぞれ供給する。ソレノイドバルブ43a〜43dは、TCU70から出力されるソレノイド電流I1,I2,I3,I4に応じてそれぞれの励磁状態が個別に制御される。ソレノイドバルブ43a〜43dは、クラッチC1〜C4にそれぞれ供給される作動油の油圧Pc1〜Pc4を調整することによりクラッチC1〜C4をそれぞれ係合又は解放させ、自動変速機30のギア段を切り替える。
油圧センサ44a〜44dは、ソレノイドバルブ43a〜43dからクラッチC1〜C4に供給される作動油の油圧Pc1〜Pc4をそれぞれ検出する。油圧センサ44a〜44dは、油圧Pc1,Pc2,Pc3,Pc4に対応した電気信号V1,V2,V3,V4をアナログ信号でTCU70にそれぞれ出力する。
油温センサ45は作動油の油温Toを検出する。油温センサ45は、油温Toの検出値に対応した電気信号V5をアナログ信号でTCU70に出力する。
TCU70は、油圧センサ44a〜44dから出力される電気信号V1〜V4を取り込むとともに、当該電気信号V1〜V4に基づきクラッチC1〜C4に供給される作動油の油圧Pc1〜Pc4の検出値を得る。またTCU70は、油温センサ45から出力される電気信号V5を取り込むとともに、当該電気信号V5に基づき油温Toの検出値を得る。
TCU70は、シフトポジションセンサ50により現在のシフトポジションSPがP位置、R位置、N位置、及びD位置のいずれであるかを判断する。TCU70は、シフトポジションSPに応じてソレノイド電流I1〜I4をそれぞれ変化させることにより、ソレノイドバルブ43a〜43dの開閉状態をそれぞれ切り替える。このソレノイドバルブ43a〜43dの開閉状態の切り替えによりクラッチC1〜C4が作動し、自動変速機30のギア段が切り替えられることとなる。
例えばTCU70は、シフトポジションSPがD位置である場合、タービン回転数NTや出力軸回転数Nout、エンジン回転数NE等に基づき一速や二速等のギア段を設定する。TCU70は、設定したギア段に応じてクラッチC1〜C4を係合状態及び解放状態のいずれに設定すべきかを判断し、その判断結果に基いてソレノイドバルブ43a〜43dを作動させる。
具体的には、図3(a),(c)に示されるように、TCU70は、自動変速機30のギア段を所定のギア段に設定する場合、ソレノイド電流I1及びソレノイド電流I3を第1指令電流Iaに設定することにより、ソレノイドバルブ43a及びソレノイドバルブ43cを開状態にする。これにより、図3(e),(g)に示されるように、クラッチC1及びクラッチC3にそれぞれ供給される作動油の油圧Pc1,Pc3が第1油圧値Paに設定され、クラッチC1及びクラッチC3が係合状態になる。また、図3(b),(d)に示されるように、TCU70は、ソレノイド電流I2及びソレノイド電流I4を第2指令電流Ibに設定することにより、ソレノイドバルブ43b及びソレノイドバルブ43dを閉状態にする。これにより、図3(f),(g)に示されるように、クラッチC2及びクラッチC4にそれぞれ供給される作動油の油圧Pc2,Pc4が第2油圧値Pbに設定され、クラッチC2及びクラッチC4が解放状態になる。このようなクラッチC1〜C4の係合状態及び解放状態の設定により、自動変速機30のギア段が所定のギア段に設定される。
また、TCU70は、時刻t1で自動変速機30のギア段を切り替える必要があると判断すると、すなわち変速の必要があると判断すると、変速後のギア段に応じてクラッチC1〜C4を個別に作動させる。
例えば、TCU70は、クラッチC1を係合状態から解放状態に切り替える必要があると判断すると、図3(a)に示されるように、ソレノイド電流I1を第1指令電流Iaから第2指令電流Ibへ変化させる。これにより、ソレノイドバルブ43aが開状態から閉状態へと変化し、図3(e)に示されるように、クラッチC1に供給される作動油の油圧Pc1が第1油圧値Paから第2油圧値Pbへと変化する。その結果、クラッチC1が係合状態から解放状態へと切り替えられる。また、TCU70は、クラッチC2を解放状態から係合状態に切り替える必要があると判断すると、図3(b)に示されるようにソレノイド電流I2を第2指令電流Ibから第1指令電流Iaへ変化させる。これにより、ソレノイドバルブ43bが閉状態から開状態へと変化し、図3(f)に示されるようにクラッチC2に供給される作動油の油圧Pc2が第2油圧値Pbから第1油圧値Paへと変化する。その結果、クラッチC2が解放状態から係合状態へと切り替えられる。このようなクラッチC1及びクラッチC2の切り替えにより、自動変速機30のギア段が切り替えられる。
一方、TCU70は、自動変速機30の変速時に、油圧センサ44a〜44dを通じて得られる油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づき油圧Pc1〜Pc4を学習する。例えば、図3に示されるように、TCU70は、変速を開始する時刻t1から、油圧Pc1及び油圧Pc2の変化が完了する時刻t3までの期間、油圧Pc1及び油圧Pc2の検出値を周期的に得る。時刻t3は、クラッチC1及びクラッチC2の係合及び解放の切り替えが完了する時刻、すなわち変速が完了する時刻に等しい。すなわち、時刻t1から時刻t3までの期間は変速期間となる。TCU70は、取得した油圧Pc1の検出値及び油圧Pc2の検出値のそれぞれの時系列的な変化に基づき自動変速機30の変速が適切であるか否かを判断し、適切でない場合には、ソレノイド電流I1及びソレノイド電流I2の出力態様を変化させる。
例えば、TCU70は、ソレノイド電流I1を変化させ始める時刻t1から、油圧Pc1が第2油圧値Pbに達する時刻t2までの時間Taが予め定められた範囲の時間よりも短い場合には、油圧Pc1の変化が速過ぎると判断する。この場合、TCU70は、ソレノイド電流I1の単位時間当たりの変化量を小さくすることにより、油圧Pc1の単位時間当たりの変化量を小さくする。あるいは、TCU70は、ソレノイド電流I1を変化させ始めるタイミングを早くする。また、TCU70は、ソレノイド電流I2を変化させ始める時刻t1から、油圧Pc2が第1油圧値Paに達するまでの時間Tbが予め定められた範囲の時間よりも長い場合には、油圧Pc2の変化が遅すぎると判断する。この場合、TCU70は、ソレノイド電流I2の単位時間当たりの変化量を大きくすることにより、油圧Pc2の単位時間当たりの変化量を大きくする。あるいは、ソレノイド電流I2を変化させ始めるタイミングを遅くする。
TCU70は、油圧Pc1〜Pc4の学習の際、油温センサ45により検出される油温Toの検出値に基づきソレノイド電流I1〜I4を調整する。例えば、油温Toが低くなるほど、作動油の粘度が高くなるため、油圧Pc1〜Pc4が変化し難くなる。そのため、TCU70は、油温Toの検出値が低くなるほど、ソレノイド電流I1〜I4の単位時間当たりの変化量を大きくすることで、油圧Pc1〜Pc4の変化量を大きくする。
TCU70は、このような学習処理を油圧Pc1〜Pc4のそれぞれについて個別に行う。このような学習処理を通じて油圧Pc1〜Pc4が調整されることで、変速ショック等が緩和される。
本実施形態のTCU70は、通常、油圧センサ44a〜44dを通じて得られる油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を第1サンプリング周期T1に設定しているが、変速時に限り、油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を第1サンプリング周期T1よりも短い第2サンプリング周期T2に設定する。なお、第1サンプリング周期T1は例えば10[ms]に設定され、第2サンプリング周期T2は例えば1[ms]に設定される。次に、TCU70により実行される油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期の変更方法について図4及び図5を参照して説明する。なお、TCU70は、図4に示される処理を第1サンプリング周期T1で繰り返し実行する。
図4に示されるように、TCU70は、まず、図5に示される第2油圧検出処理を油圧センサ44a〜44dのいずれかに対して実行している場合には、その処理を停止する(ステップS1)。次に、TCU70は、クラッチC1の作動を伴う変速期間であるか否かを判断する(ステップS10)。TCU70は、クラッチC1の作動を伴う変速期間でない場合(ステップS10:NO)、油圧センサ44aの電気信号V1を取り込み(ステップS11)、当該電気信号V1をアナログ信号からデジタル信号に変換する等の各種信号処理を行う(ステップS12)。この信号処理を通じてTCU70は油圧Pc1の検出値を得る。
一方、TCU70は、クラッチC1の作動を伴う変速期間である場合(ステップS10:YES)、図5に示される第2油圧検出処理を油圧センサ44aに対して第2サンプリング周期T2で繰り返し実行する(ステップS13)。すなわち、TCU70は、油圧センサ44aの電気信号V2を取り込み(ステップS50)、当該電気信号V1をアナログ信号からデジタル信号に変換する等の各種信号処理を行う(ステップS51)。この信号処理を通じてTCU70は油圧Pc1の検出値を得る。
図4を参照しながら、TCU70の実行する処理について説明を続ける。TCU70は、ステップS12あるいはステップS13の処理を実行した後、油圧センサ44aに対して行った処理と同様の処理を油圧センサ44bに対して行う(ステップS20〜S23)。また、TCU70は、油圧センサ44bに対する処理を実行した後、油圧センサ44cに対する処理を同様に行う(ステップS30〜S33)。さらに、TCU70は、油圧センサ44cに対する処理を実行した後、油圧センサ44dに対する処理を同様に行う(ステップS40〜S43)。
これらの図4及び図5に示される処理をTCU70が実行することにより、変速時に作動しないクラッチに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期は、図4の処理の演算周期、すなわち第1サンプリング周期T1に設定される。これに対し、変速時に作動するクラッチに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期は、変速期間に限り、第2サンプリング周期T2に設定される。また、変速が完了すると、TCU70が図4のステップS1の処理を実行することにより、変速時に駆動するクラッチに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期が第2サンプリング周期T2から第1サンプリング周期T1に戻される。
TCU70は、図4及び図5に示される処理を通じて得た油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づき上述した学習処理を図6に示されるように実行する。すなわち、TCU70は、まず、自動変速機30の変速が開始されたか否かを判断する(ステップS60)。TCU70は、自動変速機30の変速が開始されていない場合には(ステップS60:NO)、一連の処理を終了する。TCU70は、自動変速機30の変速が開始された場合には(ステップS60:YES)、自動変速機30の変速が完了したか否かを監視する(ステップS61)。TCU70は、自動変速機30の変速が完了した場合には(ステップS61:YES)、変速期間中に第2サンプリング周期T2で得られた油圧の検出値に基づき学習処理を実行する(ステップS62)。
次に、図7を参照して、本実施形態の自動変速機30の制御装置90の動作について説明する。図7は、油圧Pc1〜Pc4が図3に示されるように変化した場合の油圧センサ44a〜44dの電圧信号V1〜V4の推移、及びTCU70により得られる油圧Pc1〜Pc4の検出値の推移を示したものである。
図7に示されるように、TCU70は、時刻t1以前、すなわち自動変速機30の変速が行われていない期間は、全ての油圧Pc1〜Pc4の検出値を第1サンプリング周期T1で検出する。TCU70は、自動変速機30の変速に伴いクラッチC1及びクラッチC2の作動を時刻t1で開始すると、油圧センサ44a及び油圧センサ44bに対して図5に示される第2油圧検出処理を実行する。すなわち、TCU70は、油圧Pc1の検出値及び油圧Pc2の検出値を第2サンプリング周期T2で取得する。TCU70は、時刻t1から、変速が完了する時刻t3までの期間、油圧Pc1の検出値及び油圧Pc2の検出値を第2サンプリング周期T2で取得し続ける。
一方、TCU70は、クラッチC3及びクラッチC4を作動させないため、油圧Pc3の検出値及び油圧Pc4の検出値については第1サンプリング周期T1で取得する。そして、TCU70は、時刻t3で自動変速機30の変速が完了すると、油圧Pc1の検出値及び油圧Pc2の検出値のそれぞれのサンプリング周期を第1サンプリング周期T1に戻す。そして、TCU70は、自動変速機30の変速が完了する時刻t3で油圧Pc1及び油圧Pc2に関して学習処理を実行する。
以上説明した本実施形態の自動変速機30の制御装置90によれば、以下の(1)及び(2)に示す作用及び効果を得ることができる。
(1)自動変速機30の変速が行われる際、クラッチC1及びクラッチC2が作動すると、図7に示されるようにクラッチC1に対応した油圧Pc1の検出値のサンプリング数、及びクラッチC2に対応した油圧Pc2の検出値のサンプリング数が増加する。これにより、TCU70は、より高い精度で油圧Pc1及び油圧Pc2の変化を検出することができるため、油圧Pc1及び油圧Pc2の学習精度を向上させることができる。また、クラッチC3及びクラッチC4が作動する場合には、油圧Pc3の検出値のサンプリング周期、及び油圧Pc4の検出値のサンプリング周期も第2サンプリング周期に変更されるため、油圧Pc3及び油圧Pc4の学習精度も同様に向上させることもできる。
(2)例えばクラッチC1及びクラッチC2が作動する場合、図7に示されるように油圧Pc1の検出値のサンプリング周期、及び油圧Pc2の検出値のサンプリング周期のみが短くなる。そのため、全ての油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を短くする場合と比較すると、TCU70の処理負担を軽減することができる。
<第2実施形態>
次に、自動変速機30の制御装置90の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態のTCU70は、油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づきソレノイドバルブ43a〜43dの異常を検出する処理を所定の周期で実行する。例えばTCU70は、ソレノイド電流I1を第1指令電流Iaに設定している際、異常検出期間を所定の周期で設定する。異常検出期間は、油圧Pc1の検出値を複数得ることのできる期間に設定されている。TCU70は、異常検出期間に油圧Pc1の検出値を複数得た後、油圧Pc1の複数の検出値が所定の範囲内の値であるか否かを判断する。所定の範囲は第1油圧値Paを基準に設定されている。TCU70は、油圧Pc1の検出値が所定の範囲から外れている場合、ソレノイドバルブ43aに異常が生じたと判断する。TCU70は、このような異常検出処理を全てのソレノイドバルブ43a〜43dに対して行う。
TCU70は、通常、油圧センサ44a〜44dを通じて得られる油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を第1サンプリング周期T1に設定している。また、TCU70は、異常検出期間に限り、油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を第1サンプリング周期T1よりも短い第2サンプリング周期T2に設定する。次に、TCU70により実行される油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期の調整方法について図8を参照して説明する。なお、図8に示される各処理において、図4に示した処理と同様の処理については同一の符号を付すことにより重複する説明を割愛する。また、TCU70は、図8に示される処理を第1サンプリング周期T1で繰り返し実行する。
図8に示されるように、TCU70は、図5に示される第2油圧検出処理を停止した後(ステップS1)、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間であるか否かを判断する(ステップS110)。TCU70は、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間でない場合(ステップS110:NO)、ステップS11及びS12の処理を実行する。TCU70は、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間である場合(ステップS110:YES)、ステップS13の処理を実行する。以降、TCU70は、図4に示されるステップS20,S30,S40の処理に代えて、ソレノイドバルブ43b〜43dの異常検出期間であるか否かを判断する処理をそれぞれ実行する(S120,S130,S140)。
TCU70は、図8に示される処理を通じて得た油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づき上述した異常検出処理を図9に示されるように実行する。すなわち、TCU70は、まず、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間であるか否かを判断する(ステップS70)。TCU70は、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間でない場合には(ステップS70:NO)、一連の処理を終了する。TCU70は、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間である場合には(ステップS70:YES)、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間が終了したか否かを監視する(ステップS71)。TCU70は、ソレノイドバルブ43aの異常検出期間が終了した場合には(ステップS71:YES)、異常検出期間中に第2サンプリング周期で得られた油圧Pc1の検出値に基づきソレノイドバルブ43aに異常が生じているか否かを判定する(ステップS72)。TCU70は、同様の異常検出処理をソレノイドバルブ43b,43c,43dについても実行する。
以上説明した本実施形態の自動変速機30の制御装置90によれば、以下の(3)及び(4)に示す作用及び効果を得ることができる。
(3)TCU70が異常検出処理を実行する際、油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング数が増加するため、TCU70は、より高い精度で油圧Pc1〜Pc4の検出値を得ることができる。結果的に、ソレノイドバルブ43a〜43dの異常検出精度を向上させることができる。
(4)例えばTCU70がソレノイドバルブ43aに対して異常検出処理を実行する場合には、油圧Pc1の検出値のサンプリング周期のみが短くなる。そのため、全ての油圧Pc1〜Pc4の検出値のサンプリング周期を短くする場合と比較すると、TCU70の処理負担を軽減することができる。
<他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・第1実施形態では、TCU70が油温Toの検出値に基づき油圧Pc1〜Pc4の学習を行ったが、TCU70は油圧Pc1〜Pc4の学習の際に油温Toを用いないものであってもよい。すなわち、TCU70は油圧Pc1〜Pc4の検出値のみに基づき学習を行うものであってもよい。
・第1実施形態では、TCU70により実行される油圧Pc1〜Pc4の学習方法を適宜変更してもよい。要は、TCU70は、通常の第1サンプリング周期T1よりも短い第2サンプリング周期T2で得られた油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づき油圧Pc1〜Pc4を学習して当該油圧Pc1〜Pc4を調整するものであればよい。
・第1実施形態では、TCU70が自動変速機30の変速時に油圧Pc1〜Pc4を学習したが、油圧Pc1〜Pc4の学習時期を変速時以外の時期に設定してもよい。
・第2実施形態では、ソレノイドバルブ43a〜43dの異常検出方法を適宜変更してもよい。要は、TCU70は、通常の第1サンプリング周期T1よりも短い第2サンプリング周期T2で得られた油圧Pc1〜Pc4の検出値に基づきソレノイドバルブ43a〜43dの異常を検出するものであればよい。
・各実施形態では、4つのクラッチC1〜C4を有する自動変速機30を例示したが、自動変速機30のクラッチの数は任意に変更可能である。また、自動変速機30のクラッチの数に併せて、油圧制御回路40に設けられるソレノイドバルブ及び油圧センサのそれぞれの数を変更してもよい。
・各実施形態では、自動変速機30のクラッチC1〜C4の油圧回路について例示したが、自動変速機30のブレーキの油圧回路についても同様の構成を採用してもよい。
・第1サンプリング周期T1及び第2サンプリング周期T2のそれぞれの値は適宜変更可能である。但し、第2サンプリング周期T2は第1サンプリング周期T1よりも短い周期である必要がある。
・TCU70は、油圧Pc1〜Pc4の検出値を用いる処理として、第1実施形態の油圧Pc1〜Pc4の学習処理や、第2実施形態のソレノイドバルブ43a〜43dの異常検出処理とは異なる処理を実行してもよい。要は、TCU70は、複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブにより調整された油圧の検出値を用いる処理を実行する際、所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期に限り第1サンプリング周期T1よりも短い第2サンプリング周期に設定するものであればよい。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
C1,C2,C3,C4:クラッチ(係合要素)
30:自動変速機
43a,43b,43c,43d:ソレノイドバルブ
44a,44b,44c,44d:油圧センサ
45:油温センサ
70:TCU(制御部)
90:制御装置

Claims (6)

  1. 自動変速機(30)の複数の係合要素(C1,C2,C3,C4)を選択的に係合又は解放する自動変速機の制御装置であって、
    前記複数の係合要素を作動させるための作動油の油圧をそれぞれ調整する複数のソレノイドバルブ(43a,43b,43c,43d)と、
    前記複数の係合要素に供給される作動油の油圧をそれぞれ検出する複数の油圧センサ(44a,44b,44c,44d)と、
    前記複数の油圧センサを通じて第1サンプリング周期で油圧の検出値を得る制御部(70)と、を備え、
    前記制御部は、前記複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブの油圧を学習する処理を実行する際、前記所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期に限り前記第1サンプリング周期よりも短い第2サンプリング周期に設定することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記第2サンプリング周期で得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブから供給される油圧を学習して前記所定のソレノイドバルブの油圧を調整する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記第2サンプリング周期で得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブから供給される油圧を学習して前記所定のソレノイドバルブの電流を調整する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  4. 前記作動油の油温を検出する油温センサ(45)を更に備え、
    前記制御部は、前記油温センサを通じて得られる油温の検出値に基づき前記油圧を学習する処理を更に実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動変速機の制御装置。
  5. 前記所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期を前記第2サンプリング周期に設定する期間が、前記自動変速機の変速期間であって、且つ所定のソレノイドバルブに対応した係合要素を作動させる期間に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動変速機の制御装置。
  6. 自動変速機(30)の複数の係合要素(C1,C2,C3,C4)を選択的に係合又は解放する自動変速機の制御装置であって、
    前記複数の係合要素を作動させるための作動油の油圧をそれぞれ調整する複数のソレノイドバルブ(43a,43b,43c,43d)と、
    前記複数の係合要素に供給される作動油の油圧をそれぞれ検出する複数の油圧センサ(44a,44b,44c,44d)と、
    前記複数の油圧センサを通じて第1サンプリング周期で油圧の検出値を得る制御部(70)と、を備え、
    前記制御部は、前記複数のソレノイドバルブのうち、所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値に基づき前記所定のソレノイドバルブの異常を検出する処理を実行する際、前記所定のソレノイドバルブに対応する油圧センサを通じて得られる油圧の検出値のサンプリング周期に限り前記第1サンプリング周期よりも短い第2サンプリング周期に設定することを特徴とする自動変速機の制御装置。
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