JP6322113B2 - シャッター装置 - Google Patents
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Description
このシャッター装置のシャッターカーテンは、開口が形成された固定羽と、この開口を開閉可能な可動羽とを有するスラットが上下方向に複数連結されていて、建物などの開口部を閉鎖させた状態で可動羽を開閉操作させることができる。
このような構成とすることにより、従来のように固定羽と可動羽とが面で接触する場合と比べて、少なくとも一方の羽に形成されたリブと、この羽と対向する羽の面とが接触するため、可動羽が固定羽に接触した際に発生する音を低減させることができる。
また、少なくとも一方の羽に形成されたリブと、この羽と対向する羽の面とが接触すると、可動羽のリブが形成されていない部分が固定羽と離間する。このため、固定羽と可動羽との間に空間が形成され、この空間によって可動羽が固定羽に接触した際に発生する音を更に低減させることができる。
このような構成とすることにより、リブは、可動羽の高さ方向の中央部よりも下部側に配置されて可動羽の回動軸と離間する側に配置されている場合と比べて、可動羽が固定羽の開口を開口している状態から閉鎖している状態となる際の軌跡を小さくすることができる。このため、リブは、可動羽の高さ方向の中央部よりも下側に配置されている場合と比べて、リブが固定羽と接触した際の衝撃を小さくすることができ、接触音を低減させることができる。
図1および図2に示すように、本実施形態によるシャッター装置1は、建物11の開口部12に設けられたサッシ13の室外側に設けられている。シャッター装置1は、建物11に固定されたフレーム2と、フレーム2の上部側に固定されたシャッターユニット3と、シャッターユニット3の下側においてフレーム2に固定された一対のガイドレール4,4と、を備えている。
上枠21と上板24との間には、シャッターユニット3が配置され、一対の縦枠23,23には、それぞれガイドレール4が固定されている。
シャッターカーテン34は、駆動モータ33の正逆回転により、シャフト32に巻き上げられると開口部12を開口状態とし、シャフト32から繰り出されて下端部の巾木34aが下枠22まで降下すると開口部12を閉鎖状態としている。なお、図1の上部側では、シャッターカーテン34が開口部12を開口状態としている様子を示し、図1の下部側では、シャッターカーテン34が開口部12を閉鎖状態としている様子を示している。
シャッターカーテン34の上下動は、その両端部を挟むガイドレール4,4によってガイドされている。
図3および図4に示すように、複数のスラット5,5…は、開口6aが形成された固定羽6と、固定羽6の室外側に配置され固定羽6に対して回動可能に連結された可動羽7と、をそれぞれ備えている。
なお、図3(a)および図4(a)では、スラット5,5…の横幅方向の一方の端部近傍を示しているが、本実施形態では、スラット5,5…の他方の端部近傍の形状は、一方の端部近傍と同じ形状とし、図示を省略している。
係止部72は、可動羽7が固定羽6の開口6aを開閉動作する際の回動軸となっている。
第1係合部73には、上側の固定羽6の押圧部66の押圧を受ける受け面73aが形成されている。
第1リブ75は、横幅方向に延在し縦断面視において略L字型状に形成されていて、板部71から室内側に突出する第1片75aと、第1片75aの先端部から下側(第2リブ76側)に突出する第2片75bと、を有している。
第2リブ76は、横幅方向に延在し縦断面視において略L字型状に形成されていて、板部71から室内側に突出する第1片76aと、第1片76aの先端部から上側(第1リブ75側)に突出する第2片76bと、を有している。
本実施形態では、板部71の室内側の面から第1リブ75の第2片75bの室内側の端面までの長さ寸法は、板部71の室内側の面から第2リブ76の第2片76bの室内側の端面までの長さ寸法よりも長くなるように形成されている。
また、複数のスラット5,5…は、固定羽6の第1フック部62と可動羽7の係止部72および第1係合部73とが係合した状態で、可動羽7の板部71が固定羽6の板部61と対向する向きとなることで、固定羽6の開口6aが閉鎖された閉状態となり、可動羽7が係止部72を中心に固定羽6と離間する方向に回動することで、固定羽6の開口6aが開口する開状態となっている。
この場合、可動羽7の開作動は第1係合部73が固定羽6のストッパー部63に当接することで停止し、固定羽6に対して可動羽7は所定角度、例えば鋭角で開いた状態に保持される。
また、スラット5が閉状態となると、第2リブ76は、第2片76bの室内側の端面が固定羽6の板部61とわずかな隙間をあけて対向し、固定羽6とは接触しないように構成されている。
そして、図4に示すように、閉状態のスラット5には、固定羽6の板部61と可動羽7の板部71との間に、第1リブ75と第2リブ76とに挟まれた空間8が形成される。
このため、閉状態のスラット5は、固定羽6と可動羽7との間に、下部側から光が入りにくい構造となっている。なお、閉状態のスラット5は、可動羽7の板部71の下端部近傍の室内側の面71cと、固定羽6の第2突出部67の室外側の面との間のわずかな隙間から光が入り込んだ場合も、この光が固定羽6の第2突出部67や可動羽7の第2リブ76に遮られて固定羽6の開口6aに到達しないように構成されている。また、室内側の光が室外側に漏れないように構成されている。
受け入れ部41の内部には、その開口を通して各スラット5,5…の固定羽6の横幅方向の端部と可動羽7の横幅方向の端部(支持部71b、図2参照)とが挿入されている。スラット5が開状態におけるスラット5の両端部の室内外方向の開き幅と、受け入れ部41の室内外方向の開口幅とはほぼ同一となるように設定されている。
上述した本実施形態によるシャッター装置1では、可動羽7に第1リブ75が形成されていることにより、スラット5が開状態から閉状態となる際に、従来のように固定羽6の板部61と可動羽7の板部71とが面で接触する場合と比べて、可動羽7の第1リブ75と、固定羽6の板部61とが接触する部分が少ないため、可動羽7が固定羽6に接触した際に発生する音を低減させることができる。
また、スラット5が閉状態となると固定羽6と可動羽7との間に空間8が形成されることによって、可動羽7が固定羽6に接触した際に発生する音を更に低減させることができる。
また、可動羽7には第2リブ76が形成されていることにより、スラット5が閉状態の際に、空間8を介して固定羽6の開口6aから室内側または室外側へ光が漏れることを防止できる。
例えば、上記の実施形態では、スラット5が閉状態の際に、可動羽7の第1リブ75が固定羽6の板部61と当接することで、固定羽6と可動羽7との間に空間8が形成されるように構成されているが、可動羽7に第1リブ75が設けられていなくても、スラット5が閉状態の際に、固定羽6の板部61の一部と可動羽7の板部71の一部とが接触し、固定羽6と可動羽7との間に空間8が形成され、可動羽7が固定羽6に接触した際の接触音を低減できるように構成されていてもよい。
また、このような固定羽6のリブが、可動羽7の第1リブ75とともに設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、第2リブ76は、スラット5が閉状態の際に、固定羽6の板部61と当接しないように構成されているが、固定羽6の板部61と当接するように構成されていてもよい。
また、第1リブ75および第2リブ76は、横幅方向に延在し、断面形状が略L字型状に形成されているが、例えば、横幅方向に間隔をあけて複数配置されていてもよいし、断面形状が略L字型状以外に形成されていてもよい。
また、第1リブ75に代わって、固定羽6の板部61および可動羽7の板部71の少なくとも一方の対向する羽側の面に、スポンジやゴムなどの接触音を低減可能な緩衝材が設けられていてもよい。
また、可動羽7の第1リブ75に加えて、スラット5が閉状態の際に、可動羽7の第1リブ75と固定羽6の板部61との間に挟まれるように配置された緩衝材が設けられていてもよい。
また、このような緩衝材に加えて、可動羽7の回動速度を、可動羽7が固定羽6に接触した際の接触音を低減させることができる速度となるように制御する電気システムが設けられていてもよい。
5 スラット
6 固定羽
7 可動羽
8 空間
11 建物
12 開口部
34 シャッターカーテン
72 係止部(回動軸)
75 第1リブ(接触音の低減機構、リブ)
76 第2リブ
Claims (2)
- 開口が形成された固定羽と前記開口を開閉可能な可動羽とを備えたスラットが上下方向に複数連結されていて、前記可動羽を開閉作動させるようにしたシャッター装置において、
前記可動羽が前記固定羽に接触した際に発生する音を低減させる接触音の低減機構を有し、
前記可動羽は、上端部近傍に設けられた回動軸を中心に回動して前記開口を開閉していて、
前記接触音の低減機構は、前記可動羽が前記開口を閉鎖した際に前記固定羽と前記可動羽とに挟まれる位置、かつ前記可動羽の高さ方向の中央部と前記回動軸との間に配置されていることを特徴とするシャッター装置。 - 前記接触音の低減機構は、前記固定羽および前記可動羽の少なくとも一方から、対向する羽側に突出し、前記可動羽が前記開口を閉鎖している状態では、先端部が前記対向する羽と当接するリブを有する請求項1に記載のシャッター装置。
Priority Applications (1)
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JP2014200630A JP6322113B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | シャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014200630A JP6322113B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | シャッター装置 |
Publications (2)
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JP2016069935A JP2016069935A (ja) | 2016-05-09 |
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ID=55866221
Family Applications (1)
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JP2014200630A Active JP6322113B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | シャッター装置 |
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