JP6321833B1 - 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム - Google Patents

順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム Download PDF

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【課題】呼出が大幅に遅れることが予め分かっている順番待ち組に対して、適切な呼出や順番管理を行えるようにする。【解決手段】施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、施設における順番待ち組のステータス情報を含む順番待ちリストを保持する記憶部と、順番待ちリストへの登録を受け付ける登録受付部と、各順番待ち組について、処理を後回しにする事由の設定を受け付ける後回し事由受付部と、順番待ちリストに登録されている順番待ち組のうち、処理を後回しにする事由が設定されている順番待ち組の処理の順序を、設定されていない順番待ち組の処理の順序よりも後回しにするように管理する処理順序管理部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、順番管理システム、順番管理装置、およびプログラムに関する。
調剤薬局においては、顧客の処方箋を受け付けると薬剤師が薬を準備し、薬を渡す準備ができたら、順番待ちをしている顧客を呼び出している。
例えば、特許文献1には、調剤薬局において、薬の準備ができた顧客の名前を薬局内のディスプレイに表示して知らせるシステムが開示されている。
特開2003−173373号公報
従来のシステムでは、基本的に処方箋を受け付けた順に対応し、薬を渡す準備ができたらディスプレイに表示することにより呼出をしていた。受け付けた処方箋の中には、顧客による受取時間の指定や、薬の入荷待ち等、処々の理由により準備が大幅に遅れるものがある。しかし従来のシステムでは、順番待ちの中にこのようなケースが含まれている場合に、適切な順番管理を行うことができなかった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、呼出が大幅に遅れることが予め分かっている順番待ち組に対して、適切な呼出や順番管理を行えるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る順番管理システムは、施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、前記施設における順番待ち組のステータス情報を含む順番待ちリストを保持する記憶部と、前記順番待ちリストへの登録を受け付ける登録受付部と、各順番待ち組について、処理を後回しにする事由の設定を受け付ける後回し事由受付部と、前記順番待ちリストに登録されている順番待ち組のうち、前記処理を後回しにする事由が設定されている順番待ち組の処理の順序を、設定されていない順番待ち組の処理の順序よりも後回しにするように管理する処理順序管理部とを備えたものである。
また、前記後回し事由受付部は、前記順番待ち組が希望する対応時間の設定を受け付ける対応時間設定部を備え、前記処理順序管理部は、前記対応時間が設定された順番待ち組の処理の順序を、設定された対応時間に応じて管理するようにしてもよい。
また、処理が完了し、対応可能な状況になった順番待ち組に対して呼出を行うためのディスプレイを備え、前記ディスプレイは、対応可能な状況になっている順番待ち組のうち、最後に前記順番待ちリストに登録された組の受付番号を表示する第1の表示部と、前記第1の表示部に受付番号が表示されている組よりも前に登録された組であって、前記処理を後回しにする事由が設定されておらず、かつ、まだ対応可能な状況になっていない組の受付番号を表示する第2の表示部と、を有するようにしてもよい。
本発明によれば、呼出が大幅に遅れることが予め分かっている順番待ち組に対して、適切な呼出や順番管理を行うことができる。
本発明の実施形態に係る順番管理システム1000の概略構成を示す図。 順番管理端末200の主要構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1000におけるディスプレイ300の表示例を示す図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1000における薬の受取の順番待ちの登録処理のシーケンス図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1000における順番待ちの登録画面の例を示す図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1000における順番待ちの管理画面を例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、調剤薬局における順番待ち管理の例について説明するが、その他、病院、銀行、役所、ショッピングモール、デパートなど、施設利用者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用できる。
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1000の概略構成を示す図である。図1に示すように、順番管理システム1000は、管理センター等に設置された順番管理サーバ100、順番管理サーバ100と連携して順番待ちの受付等を行うための順番管理端末200、及び薬の準備ができた利用者(患者)の受付番号を表示するディスプレイ300を含んでいる。順番管理サーバ100は、順番管理端末200及びディスプレイ300と通信ネットワークNを介して接続されている。順番管理端末200は、施設(ここでは調剤薬局A)の受付カウンターなどに設置され、調剤薬局Aの従業者(薬剤師等)が主に操作する端末である。また、ディスプレイ300は、調剤薬局A内の、薬の準備ができるのを待っている利用者の見やすい場所に設置されている。
順番管理サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。順番管理サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
順番管理サーバ100は、施設ごとに順番管理端末200を管理するための管理データベース(記憶部)110と、プロセッサ(処理順序管理部)120と、を備えている。管理データベース110は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設毎に、順番管理端末200に対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。例えば、「調剤薬局A」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。これらの情報は、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者(例えば、施設のオーナーなど)によって設定される。なお、1施設で複数の順番管理端末200を利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用しても良いが、例えば所定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。順番待ちリストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、ステータス「呼出」、在庫有無「有」、受取時間指定「夕方」、後回し事由「夕方」等の情報が含まれている。
ステータスには、順番到来前の状態(薬を渡す準備ができていない状態)である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態(薬を渡す準備ができた状態)である「呼出中」、順番が来た者に薬を渡した状態である「対応済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。
在庫有無は、受け付けた処方箋に処方された医薬品の在庫の有無を示す情報である。調剤薬局Aの従業者は、受付の際に、例えば調剤薬局A内の在庫管理データベース等を参照して該当する医薬品の在庫の有無を確認し、順番管理端末200を操作して在庫有無を登録する。
受取時間指定は、利用者が指定する薬の受取時間の情報である。特に指定が無い場合は「無」、当日の夕方を希望する場合は「夕方」、明日を希望する場合は「明日」が登録される。受取時間指定は、受付時に利用者が希望を伝えると、従業者が順番管理端末200を操作して登録する。受取時間指定としてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。
後回し事由は、医薬品の在庫が無い場合や、受取時間の指定が明日の場合など、薬の準備を後回しにしてもよい場合には「有」が設定され、受取時間の指定が夕方の場合は「夕方」、それ以外の場合には「無」が設定される。
順番待ちリストには、後回し事由が「無」のレコード群、「夕方」のレコード群、「有」のレコード群の順に登録されている。
なお、順番待ちリストに含める情報は、各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。順番待ちリストの内容は、順番管理端末200から送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、順番管理端末200と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、順番管理サーバ100と順番管理端末200との間などで、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
順番管理端末200は、タブレット端末や、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。なお、順番管理端末200は、1施設で複数台利用することもできる。
図2は、順番管理端末200の主要構成を示すブロック図である。順番管理端末200は、プロセッサ(登録受付部、後回し事由受付部、対応時間設定部、処理順序表示部)210と、入力装置215と、表示装置216と、通信インタフェース220と、記憶資源230とを備える。順番管理端末200は、施設の利用者や従業者が直接タッチパネルなどの入力装置215を操作することで、順番待ちリストへの登録や更新等の入力を受け付ける。例えば、施設の従業者は順番待ちリストに新たに順番待ちの登録をするための入力や、順番待ちリストに登録されているステータスを更新するための入力を行う。
プロセッサ210は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源230に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理端末200の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置215は、順番待ちリストへの受付や順番待ちリストからの消込み等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネル215aを備えている。
表示装置216は、順番待ちリストや、受付画面やステータス管理画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
通信インタフェース220は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース220は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源230は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶資源230は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶資源230には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース220を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源230には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ210が実行することにより、順番管理サーバ100と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)AP1が記憶されている。
ディスプレイ300は、順番管理サーバ100と通信ネットワークNを介して接続され、順番管理サーバ100が生成した情報を表示するディスプレイである。図3は、ディスプレイ300の表示例を示す図である。図3に示すように、ディスプレイ300の画面は、2つの表示領域(第1の表示部、第2の表示部)A1,A2から構成され、表示領域A1には、呼出対象者(薬を渡す準備ができている利用者)の情報を表示する。具体的には、「受付番号10番まで準備ができています。」のように、準備ができている最後尾の受付番号を提示し、何番までの受付番号が呼出されているかを通知する。また、表示領域A2には、表示領域A1に表示されている受付番号より小さい(順番が早い)番号で、まだ準備ができていない受付番号を表示する。また、後述するように、何等かの事由(薬の在庫切れ、明日の受取指定等)により薬の準備が大幅に遅れる受付番号については、まだ準備ができていなくても表示領域A2には表示しない。
(順番待ちの登録)
次に、施設(調剤薬局A)に来訪した利用者(患者)の、薬の受取の順番待ちの登録処理について、図4のシーケンス図を用いて説明する。ここでは、調剤薬局Aの受付カウンターで利用者が提出する処方箋と、利用者が伝える受取時間の希望等に基づいて、調剤薬局Aの従業者が順番管理端末200を操作することにより順番待ちの登録を行う。なお、順番待ちの登録処理は、操作ガイド等にしたがって利用者自身が順番管理端末200を操作して行うようにしてもよい。
順番管理端末200は通信インタフェース220を介して、順番管理サーバ100からステータス管理テーブルTA2に登録されている順番待ちリストに含まれる情報を受信する(ステップS31)。
次に、順番管理端末200は、順番待ちの受付をするための受付画面を表示装置216に表示させる(ステップS32)。受付画面には、例えば、順番待ちリストの情報(順番待ちをしている者の受付番号と現在のステータス情報)が、受付をした順番に時系列に並べられた一覧や、現在順番待ちをしている待ち組数などが表示される。
次に従業者は、入力装置215を用いて所定の操作入力を行い、順番待ちの登録画面を表示装置216に表示させる(ステップS33)。図5は、順番待ちの登録画面の例を示す図である。登録画面は、受付登録に必要な情報を入力するための画面であり、図5に示すように、医薬品の在庫有無や、希望する受取時間などを指定できるように構成されている。従業者は、利用者から受け取った処方箋に処方されている医薬品の在庫の有無を、調剤薬局A内の在庫管理データベース等を参照して確認し、在庫がある場合は「有」を、無い場合には「無」を入力する。また、従業者は、利用者が受取時間を指定した場合には、指定された受取時間を入力する。具体的には、当日の夕方を希望する場合は「夕方」、明日を希望する場合は「明日」を入力することができる。また、指定が無い場合は「無」を入力する。なお、受付登録の際に入力する項目は、各施設で決定することができる。
受付登録に必要な情報の入力が完了し、入力完了ボタンが操作されると(ステップS34:YES)、入力された登録情報が、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100に送信される(ステップS35)。
順番管理サーバ100は、ある施設(ここでは、調剤薬局A)から新規の登録情報を受信すると、登録情報に含まれる在庫有無の情報を判定し(ステップS36)、「有」の場合にはステップS37に、「無」の場合にはステップS40に進む。
ステップS37において、順番管理サーバ100は、登録情報に含まれる受取時間指定の情報を判定し、「無」の場合にはステップS38に、「夕方」の場合にはステップS39に、「明日」の場合にはステップS40に進む。
ステップS38において、順番管理サーバ100は、受信した登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに新規のレコードを追加し、ステータス管理テーブルTA2を更新する。すなわち、新たに順番待ちを1組追加する処理を行う。ステップS38では、後回し事由には「無」が設定され、新規のレコードは、後回し事由が「無」のレコード群の最後尾に追加される。レコードは、例えば、受付番号「3」、受付時刻「14:00」、ステータス「待ち中」、在庫有無「有」、受取時間指定「無」、後回し事由「無」等の情報を含む。
ステップS39においても、順番管理サーバ100は、受信した登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに新規のレコードを追加する処理を行う。ステップS39では、後回し事由には「夕方」が設定され、新規のレコードは、後回し事由が「夕方」のレコード群の最後尾に追加される。
ステップS40においても、順番管理サーバ100は、受信した登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに新規のレコードを追加する処理を行う。ステップS40では、後回し事由には「有」が設定され、新規のレコードは、後回し事由が「有」のレコード群の最後尾に追加される。
順番管理端末200には、受付完了画面が表示される(ステップS41)。受付完了画面には、受付番号(待ち番号)や、現時点での待ち時間等が表示される。また、順番管理端末200に接続されたプリンタから順番券を印刷し、利用者に渡すようにしてもよい。順番券には、受付番号と対応付けられた二次元コードが印刷され、利用者が自身の携帯端末を利用して順番券に印刷された二次元コードを読み取ると、表示装置に現在の順番待ち状況(現状の待ち組数や待ち時間など)が表示される。また、利用者が、二次元コードを読み込むことによって表示される案内にしたがってメールアドレスを入力することにより、順番が到来した際にメッセージを受信したり、順番が近づいたときにリマインドメールを受信したりすることができるようにしてもよい。
(順番待ち状況の管理と更新)
次に、施設(調剤薬局A)における、利用者の薬の受取の順番待ちの管理について説明する。従業者は、順番管理端末200の表示装置216に表示される管理画面を操作しながら、順番待ちの管理を行う。図6は、順番管理端末200に表示される管理画面を例示する図である。図6に示すように、管理画面には、順番待ちリストの内容の一部が表示される。例えば、まず、後回し事由が「無」のレコード群の情報が受付された順に表示される。各レコードの行には、受付番号や現在のステータスが表示される。また、ステータスの変更操作を行うためのステータス変更ボタンB1、受取時間の変更操作を行うための受取時間指定ボタンB2が各レコードに対して表示される。
受取時間指定ボタンB2で「明日」が指定されると、順番待ちリストの対応するレコードの受取時間指定が「明日」に変更され、後回し事由が「有」に変更されると共に、順番が後回し事由「有」のレコード群の最後尾に移動する。受取時間指定ボタンB2で「夕方」が指定されると、順番待ちリストの対応するレコードの受取時間指定が「夕方」に変更され、後回し事由が「夕方」に変更されると共に、順番が後回し事由「夕方」のレコード群の最後尾に移動する。
従業者は、管理画面の順番待ちリストを参照しながら、ステータスが「待ち中」のレコードについて、受付順に対応(薬を渡す準備)を行う。従業者は、対象のレコードのステータス変更ボタンB1を操作することにより、「取消」、「変更」、「呼出」、「対応」のいずれかを指定することができる。「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。「呼出」は、順番が来た利用者(薬の準備ができた利用者)に対し、ディスプレイ300への表示や、口頭での呼出し、電話やメールなどでの通知によって順番が到来したことを知らせたことを意味する。また、「対応」は、順番が来た利用者に薬を渡したことを意味する。
従業者が、選択したレコードに対して「取消」、「変更」、「呼出」、「対応」のいずれかの操作を行うと、更新対象のレコードを特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新操作の情報(例えば「呼出」)が、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100にアップロードされる。順番管理サーバ100は、受信した情報に基づき、当該施設の順番待ちリストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「呼出」操作を行った場合には、受付番号「1」の順番待ち組のステータスが「呼出中」に更新される。
後回し事由が「無」のレコード群に、ステータスが「待ち中」のレコードが無くなると、後回し事由が「夕方」のレコード群の順番待ちリストが表示される。さらに、後回し事由が「夕方」のレコード群に、ステータスが「待ち中」のレコードが無くなると、後回し事由が「有」のレコード群の順番待ちリストが表示される。
(呼出対象の表示)
ディスプレイ300には、図3に示したとおり、ステータスが「呼出中」のレコードのうち、最も受付時間が遅いもの(受付番号が大きいもの)の受付番号が表示され、その番号よりも小さい番号は呼出対象者であること(薬の準備ができていること)を通知する。表示されている受付番号より小さい番号で、まだ準備ができていない受付番号については、まだ準備ができていない番号の欄に、受付番号を表示する。また、表示されている受付番号より小さい番号で、かつ、まだ準備ができていない受付番号であっても、後回し事由が「夕方」または「有」の場合には、まだ準備ができていない番号の欄に受付番号を表示しない。
以上のように、本実施形態によれば、各順番待ち組について、処理(薬の準備)を後回しにできる事由(在庫の有無、受取時間の指定)を設定でき、処理を後回しにできる事由が設定されている順番待ち組については、処理を後回しにできる事由が設定されていない組よりも処理の順番を後回しにできるように管理するようにしたので、呼出が大幅に遅れることが予め分かっている利用者に対して、適切な順番管理を行うことができる。また、事由の設定は、登録画面や管理画面上での、在庫有無指定や受取時間指定などの簡易な操作で行えるようにしたので、操作を行う従業者の負担もシステムの処理負担も少なくすることができる。
また、受取時間が「夕方」に指定されている組と「明日」に指定されている組をさらに区別して順番を管理するようにしたので、処理を遅らせることができる度合いに応じて適切な順番管理を行うことができる。
また、ディスプレイ300に、準備ができている順番待ち組(呼出対象)のうち、最後に順番待ちリストに登録された組の受付番号を表示すると共に、番号が表示されている組よりも前に登録された組であって、処理を後回しにできる事由が設定されておらず、かつ、まだ準備ができていない組の受付番号も別の欄に表示するようにした。これにより、呼出対象者に適切に通知を行うことができると共に、準備が大幅に遅れる利用者については、不要にディスプレイ300に表示しないように制御することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1000…順番管理システム
100…順番管理サーバ
110…管理データベース
120…プロセッサ
200…順番管理端末
210…プロセッサ
215…入力装置
215a…タッチパネル
216…表示装置
220…通信インタフェース
230…記憶資源
300…ディスプレイ
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク
AP1…順番管理アプリケーション

Claims (3)

  1. 施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、
    前記施設における、商品の受け取りの順番待ちの登録を受け付ける登録受付部と、
    登録された順番待ち組の処理の順序の情報を含む順番待ちリストを保持する記憶部と、
    各順番待ち組について、商品の在庫の有無の情報の入力を受け付ける在庫有無設定部と、
    各順番待ち組について、希望する受取時間の入力を受け付ける受取時間設定部と、
    前記商品の在庫が無い順番待ち組、および、前記商品の在庫が有り且つ前記希望する受取時間が本日以外の順番待ち組については、後回し対象の組とし、それ以外の順番待ち組よりも処理の順序が後になるように前記順番待ちリストに登録する処理順序管理部と、を備えた順番管理システム。
  2. 前記処理順序管理部は、
    前記後回し対象の組以外の順番待ち組であって、前記希望する受取時間が本日中の遅い時間帯の順番待ち組については、前記後回し対象の組以外の順番待ち組の中で、他の順番待ち組よりも処理の順序が後になるように前記順番待ちリストに登録する、請求項1に記載の順番管理システム。
  3. 処理が完了し、商品の受け取りが可能な状況になった順番待ち組に対して呼出を行うためのディスプレイを備え、
    前記ディスプレイは、
    商品の受け取りが可能な状況になっている順番待ち組のうち、最後に前記順番待ちリストに登録された組の受付番号を表示する第1の表示部と、
    前記第1の表示部に受付番号が表示されている組よりも前に登録された組であって、前記後回し対象の組ではなく、かつ、まだ商品の受け取りが可能な状況になっていない組の受付番号を表示する第2の表示部と、を有する請求項1または2に記載の順番管理システム。
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