JP6321427B2 - 電力制御装置 - Google Patents
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Description
ようにすることが定められており、直流成分の検出には精度の良いCTセンサが必要だからである。しかしながら、CTセンサは、比較的高価であるため、CTセンサを増やすことによってコストが増大する。そこで、CTセンサを用いずに直流成分を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力制御装置を有する電力供給システムの1つである太陽光発電システムの構成を示す。本実施形態に係る電力制御装置1は、第1太陽電池2a、第2太陽電池2bおよび商用系統3と集電ケーブル4によって接続されている。
グ信号を生成するPWM制御部111(Pulse Width Modulation)と、PWM制御部111からのスイッチング信号を基に正極側の電路と負極側の電路との間をON−OFFによるスイッチングを行う第1スイッチング素子112と、スイッチング素子112でスイッチングした電力波形を交流波形に整える第1コイル113とを有する。
本実施形態では、所定値を超えた直流成分(第1直流成分)の値を電力制御装置1のインバータの数で均等に割って算出された値を補正値として、該補正値で複数のインバータの各出力における直流成分を低減する。この直流成分の低減は、制御部3から各インバータに対して補正値の分だけ直流成分を低減する指令が送られる。電力制御装置1におけるインバータの数は、予め制御部13に記憶させておけばよいが、制御部13で各インバータの外部入力端子を通じて接続台数を検出してもよい。
、直流成分は、電流波形が正常時よりもマイナス側にシフトしている場合には負の値で検出される。そのため、系統連系規定における規定値(定格交流電流に含まれる直流成分の割合が1%以内)とは、直流成分がゼロから+1%の間、もしくはゼロから−1%の間にあることを示す。よって、直流成分を低減する場合において、直流成分が正の値で算出された場合、補正値は負の値になる。一方で、直流成分が負の値で算出された場合、補正値は正の値になる。
本実施形態では、制御するインバータを選択する点で第1実施形態と相違する。本実施形態において、制御部13は、複数のインバータのうち、1つのインバータの駆動を停止した後に他のインバータからの出力を合算して得られた合算出力から直流成分(第2直流成分)を取得している。次いで、制御部13は、この第2直流成分と、全てのインバータの合算出力の直流成分(第1直流成分)とから、停止したインバータの直流成分を取得するステップを順次実行することで各インバータの直流成分を算出する。そして、各インバータの直流成分の値に基づいて、制御するインバータを選択している。
本制御方法では、複数のインバータのうち、直流成分が大きいインバータを選択し、該インバータから順に直流成分を低減する制御をする。この制御は、制御部13で行う。これにより、本制御方法では、制御するインバータの数を少なくすることができるため、制御部13の演算の負担を減らすことができる。その結果、本制御方法では、制御速度の向上や消費電力の低減ができる。
本制御方法では、複数のインバータの各直流成分の大きさに応じて、各インバータの直流成分の低減量を変えることで、各インバータの直流成分が均一になるように制御する。この制御は、制御部13で行う。つまり、本制御方法では、直流成分の大きいインバータに対しては直流成分の低減量を大きくし、直流成分の小さいインバータに対しては直流成分の低減量を小さくしている。また、直流成分が正の値を示しているインバータに対しては、電流波形がマイナス方向にシフトするように制御する。一方で、直流成分が負の値を示しているインバータに対しては、電流波形がプラス方向にシフトするように制御する。これにより、各インバータの直流成分が均一になるように制御している。
本制御方法では、複数のインバータにおいて、直流成分が上限値を超えているインバータに対してPWM制御を実行して該インバータの直流成分を低減する制御をする。具体的には、まず、上述した方法によって、各インバータの直流成分を取得する。次に、直流成分の上限値を超えているインバータを選択する。この上限値は、特に限定されないが、例えば、所定値を超えた直流成分(第1直流成分)の値を電力制御装置1に接続されているインバータの数で均等に割った値(均一値)を用いればよい。
合、まず、第1インバータ11の直流成分を取得した後に、該直流成分の値がゼロに近づくためのPWM制御部111のスイッチングのタイミングを補正する補正値を算出する。次に、この補正値分の補正を実行するように、制御部13から第1インバータ11に指令を送信する。また、第2インバータ12に対しても同様に補正値を算出し、この補正値分の補正を実行するように、制御部13から第2インバータ12に指令を送信する。このように、インバータに上記指令を送信することによって、上記指令を受けたインバータの直流成分を低減することができる。
2a 第1太陽電池
2b 第2太陽電池
3 商用系統
4 集電ケーブル
11 第1電力変換部
12 第2電力変換部
13 制御部
14 第1CTセンサ
15 コントロールボックス
16 第2CTセンサ
17 信号線
111 第1PWM制御部
112 第1スイッチング素子
113 第1コイル
121 第2PWM制御部
122 第2スイッチング素子
123 第2コイル
a〜b 入力部
c〜d 出力部
e〜f 系統連系出力部
Claims (4)
- 各発電装置に接続される複数のインバータと、
前記複数のインバータからの出力を合算して得られた合算出力の第1直流成分を取得して、該第1直流成分が所定値以下になるように前記複数のインバータを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記複数のインバータのうち、1つのインバータの駆動を停止した後に他のインバータからの出力を合算して得られた合算出力から第2直流成分を取得し、該第2直流成分と前記第1直流成分から、停止したインバータの直流成分を取得するステップを順次実行することで各インバータの直流成分を算出した後、各インバータの直流成分に基づいて、制御するインバータを選択する、電力制御装置。 - 前記制御部は、前記複数のインバータのうち、直流成分が大きいインバータから順に直流成分を低減する制御をする、請求項1に記載の電力制御装置。
- 前記制御部は、前記複数のインバータの各直流成分の大きさに応じて、各インバータの直流成分の低減量を変えることで、各インバータの直流成分が均一になるように制御する、請求項1に記載の電力制御装置。
- 前記制御部は、前記複数のインバータにおいて、直流成分が上限値を超えているインバータに対してPWM制御を実行して該インバータの直流成分を低減する制御をする、請求項1に記載の電力制御装置。
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