JP6320310B2 - 映像装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、複数の番組の中から検索条件に基づき番組を抽出する抽出手段を具備する映像装置に関する。
長時間録画が可能なハードディスク装置(以下「HDD」という)等の普及によって、放送番組を長時間録画することが可能となった。そして、複数チャンネルの放送を同時に受信するチューナとHDDとを組み合わせることで、複数チャンネルの番組を連続ループ録画する映像装置が一般的になってきた。連続ループ録画機能を搭載した映像装置では、録画されている番組数が非常に多い。
視聴者が、多くの番組の中から視聴したい番組を選択する操作を助けるために、検索条件に沿って番組を抽出したり、関連のある番組を自動的に表示したりする映像装置が提案されている。
特開2013−78049号公報
本発明の実施形態は、視聴者が多くの番組の中から所望の番組を選択することが容易な映像装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の映像装置は、複数チャンネルの番組を同時に受信する受信手段と、前記複数チャンネルの番組の情報を取得する情報取得手段と、検索条件が設定される設定手段と、前記情報が取得された複数の番組の中から、前記情報が前記検索条件に合致する番組を抽出する抽出手段と、を具備する映像装置であって、前記抽出手段が抽出した抽出番組の前記情報が表示された番組セルが日軸と時間軸とに沿って配置された抽出番組表を作成する抽出番組表作成手段を更に具備し、前記抽出番組表の前記時間軸が、3時間以上6時間以下の時間帯に区分されている時間帯軸である
実施形態の映像装置を含む映像システムの構成図である。 過去番組表の一例である。 チャンネル別の週間過去番組表の一例である。 番組検索画面の一例である。 検索結果リスト表示画面の一例である。 抽出番組表の一例である。 抽出番組表の時間帯枠の一例である。 抽出番組表の一例である。 実施形態の映像装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 抽出番組表のジャンル表示欄の一例である。
<実施形態>
図1に示す実施形態の映像装置であるテレビジョン受信機(テレビ)10は、視聴者がテレビ10を操作するリモートコントローラ(リモコン)21、タブレット端末22、またはスマートフォン23等とともに映像システム1を構成している。テレビ10は、後述する連続ループ録画(以下「ループ録画」ともいう)機能を有する。
テレビ10は、チューナ11と、信号処理部12と、CPU13と、記録部であるHDD14と、モニタ15と、スピーカ16と、メモリ17と、を有するデジタルメディアプレーヤ(DMP)である。
チューナ11は、複数のチャンネルの番組を同時に受信する。例えば、地上デジタルテレビジョン(地デジ)放送、放送衛星デジタルテレビジョン(BS)放送、通信衛星デジタルテレビジョン(CS)放送またはインターネットを介して送信されるデジタルテレビジョン放送等の複数のチャンネルの中から選択された複数のチャンネルの放送を同時に受信するために、チューナ11は、それぞれが放送を受信する複数のチューナユニットを有する。
それぞれのチャンネルは、ネットワークID、サービスID、サービス名または放送局名等で識別され、複数の番組(コンテンツ、ストリーム)を連続して放送する。番組の放送信号には、番組タイトル、放送日付(曜日)、放送開始時間、放送終了時間、ジャンル、内容説明記述、字幕データ、画質および画角等の番組情報が付加されている。
信号処理部12は、チューナ11が受信したチャンネルの放送信号を信号処理し、映像信号と音声信号と番組情報を出力する。映像信号はモニタ15に音声信号はスピーカ16に出力され、視聴者は番組を視聴する。
なお、モニタ15は、液晶、EL(エレクトロミネッセンス)、プラズマディスプレイ、SED(表面電界ディスプレイ)、ビデオプロジェクタ、リアプロジェクション(背面投影型)、またはブラウン管(平面型を含む)などである。また、モニタ15およびスピーカ16の少なくともいずれかは、外付け型であってもよいし、タブレット端末22またはスマートフォン23が、モニタ15およびスピーカ16の機能を有していてもよい。
CPU13は、テレビ10の全体の制御を行う制御部13Aと、録画制御手段である録画制御部13Bと、情報取得手段である情報取得部13Cと、過去番組表作成手段である過去番組表作成部13Dと、設定手段である設定部13Eと、抽出手段である抽出部13Fと、抽出番組表作成手段である抽出番組表作成部13Gと、を含む。
CPU13は半導体回路からなり、ROM等からなるメモリ17に記憶されているプログラムを読み込み、動作する。すなわち、制御部13A、録画制御部13B、情報取得部13C、過去番組表作成部13D、設定部13E、抽出部13F、および抽出番組表作成部13Gはいずれも物理的に独立した構成要素ではなく、それぞれの機能がCPU13に読み込まれたプログラムにより実行される。もちろん、制御部13A等は、それぞれが専用回路として構成されていてもよい。
テレビ10は、放送中の番組をリアルタイムで視聴できるだけでなく、すでに放送が開始してから時間が経過している番組を冒頭から視聴したり、放送が終了している過去番組を視聴したりするためのループ録画機能を有する。すなわり、チューナ11は視聴者により予め設定された複数チャンネルの放送を同時に連続して受信する。そして、録画制御部13Bはチューナ11が同時に受信した複数チャンネルの複数の番組を、HDD14にループ録画するための制御を行う。
HDD14は、その記録領域の少なくとも一部がループ録画に用いられる、コンテンツを非一時的に記憶する記憶媒体である。ループ録画は、新たな番組を録画するための記録領域がなくなると古い録画番組を消去しながら新しい番組を録画する、いわゆるオーバーライト方式による。録画番組が消去されるまでの期間(生存期間)は、記録容量、録画チャンネル数および録画番組の画質等に依存する。
例えば、HDD14に過去1週間の6チャンネルの放送番組が録画されている場合、視聴者は過去1週間の6チャンネルの放送番組の中から自由に視聴する番組を選択できる。
なお、HDD14は、内蔵型ではなく、いわゆる外付け型であってもよいし、複数のHDDから構成されていてもよい。また、記録手段は、半導体メモリからなるシリコンディスクドライブ装置(SDD)または書き換え可能光ディスク媒体等でもよい。
情報取得部13Cは、HDD14にループ録画された複数の録画番組の情報を取得する。情報取得部13Cは信号処理部12から出力される番組情報だけでなく、インターネット回線を通して番組情報を取得してもよい。過去番組表作成部13Dは、情報取得部13Cが取得した録画番組の情報をもとに、過去番組表を作成する。
図2に示すように、縦軸が時間軸で横軸がチャンネル軸の過去番組表PT1には、それぞれの番組の情報が1つの番組セルとして配置されている。番組セルの上端は放送開始時刻を、下端は放送終了時刻を示している。
なお、図示の都合上、図2等において番組セルに記載している記号、(A11)等は、Aチャンネルの番組11であることを示している。実際の番組セルには、番組情報の一部、例えば、番組タイトル、放送開始時刻、画質および画角(4K、2K、SD)、内容説明記述等が表示されている。番組セルが小さい場合には情報表示は省略されるが、番組セルが選択されると、別画面または拡大セルにより情報が表示される。
なお、過去番組表PT1には1週間前のPM4:00よりも前に放送された番組は表示されていない。これは、HDD14のループ録画領域の容量をオーバーしたため、PM4:00よりも前の番組が録画されていた領域に新しい番組がオーバーライトされ、古い番組は消去されているためである。
一方、図3に示す過去番組表PT2は、縦軸が時間軸、横軸が日軸の週間過去番組表である。過去番組表PT2には、視聴者が選択したチャンネルAの過去1週間に録画された番組の情報が一覧表示されている。視聴者は、リモコン21の操作により、過去番組表PT1または過去番組表PT2を選択できる。
過去番組表PT1、PT2は、これから放送される番組(未来番組)を表示したEPG(Electronic Program Guide)番組表と同じ表示形態である。EPG番組表による録画予約操作と同じように、過去番組表に配置されている番組セルが視聴者によるリモコンの上下左右の矢印キー等により選択され、所定の決定キーが押圧操作されると、より詳細な番組情報画面に切り替わり、さらに再生指示操作があると録画番組の再生が開始される。
しかし、ループ録画機能を搭載した映像装置では、録画されている番組数が非常に多い。このため、視聴者は番組検索操作により録画番組の中から所望の番組を抽出できる。
検索条件は視聴者の操作により、設定部13Eが設定する。そして、抽出部13Fが、複数の番組の中から、番組情報が検索条件に合致する番組を抽出する。
図4に示す番組検索画面S1では、検索条件として、ジャンル、キーワード、番組記号、3D、日付、チャンネルが設定可能となっている。検索条件のうちジャンルは簡単に設定でき、かつ、視聴者の目的に合致した番組だけを抽出できるため、広く活用されている。
ジャンルは規格化されている分類である。例えば、日本のデジタル放送におけるジャンルの大分類には、ニュース/報道、スポーツ、情報/ワイドショー、ドラマ、音楽、バラエティ、映画、アニメ/特撮、ドキュメンタリー/教養、劇場/講演、趣味/教育、福祉、その他が規定されている。また、大分類を更に分類した中分類も規定されている。例えば、大分類スポーツは、スポーツニュース、野球、サッカー、ゴルフ等の中分類に分類されている。
なお、番組検索画面S1では、大分類を選択した後に、上部に表示されている中分類ジャンルを、リモコンの左右キーで操作することで、所望の中分類ジャンルを選択することもできる。
キーワードは任意の文字列からなり、出演する俳優、歌手、タレント等の名前でもよい。番組記号も規格化されている記号であり、新番組、最終回、サラウンドステレオ放送、生放送等から選択される。3D欄では、3D放送が選択される。
図5に、検索条件として「ジャンル=ドラマ」を設定した場合の番組検索結果表示画面S2を示す。すなわち、例えば、検索条件に一致する複数の番組(抽出番組)のタイトル等がリスト表示される。
しかし、番組検索結果表示画面S2では、抽出番組の数が多いと、所望の番組を発見することは容易ではない。例えば、放送開始時刻の順にリスト表示されている場合には、リモコンの上下キーの操作により、画面に表示されていない番組を表示しながら探したり、検索条件を追加して再検索したりする必要があった。
これに対して、実施形態のテレビ10は、抽出番組表ST1を作成する抽出番組表作成部13Gを有する。図6に示した抽出番組表ST1では、抽出番組の情報の一部が表示された番組セルが、日軸と時間軸とに沿って配置されている。なお、例えば、図4に示した検索画面で検索開始が決定されると、検索結果表示形態として、図5に示したリスト表示S2または図6に示した抽出番組表表示ST1が選択可能となっている。
図6に示す抽出番組表ST1は、縦軸の時間軸が時間帯に区分されている時間帯軸であり、横軸の日軸が8日間分の日付に区分された週間番組表である。
すなわち、抽出番組の情報を表示している番組セルは、日付と時間帯とで区分された表示領域である時間帯枠の中に配置されている。抽出番組表ST1は、時間帯として「夜」が表示されている。
図7(A)は、図6の火曜日の時間帯枠を示している。すなわち、図6で「G32」で示した番組は、BS放送Gチャンネルの連続ドラマ「X」の32話である。番組セルには、チャンネル(放送局)、放送開始時刻、放送終了時刻、および番組タイトル等が表示されている。図示しないが画質および画角(4K、2K、SD)を示す記号を用いたりしてもよい。
1つの画面に表示する時間帯の数は視聴者の設定または抽出番組数により変更できる。図8に示す抽出番組表ST2では、2つの時間帯(夜、深夜)を同時に表示している。番組数が多い場合、例えば左上の日曜日の夜の時間帯には、10番組が抽出されているが、時間帯枠には最大5番組しか表示できない。このため、時間帯枠の最下部には、さらに番組があることを示すセル(「・・・」)が配置されている。図8に示すように、リモコンの上下の矢印キーによりセル(「・・・」)が選択されると、表示されていなかった番組セルが追加表示される。なお、右下の深夜の時間帯枠は、未だ放送されていない、すなわち番組が録画されていない領域である。
従来のEPG形式の番組表では、縦軸の時間軸に対して番組セルの上下の位置が、番組開始時刻および番組終了時刻に対応していた。抽出番組表ST1においては、別のチャンネルで同じ時間帯に放送された多数の番組がある場合が想定される。この場合に、EPG形式で縦軸の時間軸を区分しないで番組セルを番組長さに応じて表示してもよいが、番組セルの数に応じて時間帯枠を横方向に分割することになるため、細い縦長セルとなり視認性が低下することがある。なお、番組セルの幅を時間帯枠の幅とし、優先順位、例えば、番組開始時間の順に時間帯枠の上から、番組の長さに応じた高さの番組セルを配置してもよいが、縦軸は区分された時間帯軸とし、所定の時間帯に放送された複数の番組をひとつの所定の領域内に配置することが好ましい。
抽出番組表では、複数の番組セルの時間帯軸方向の高さ(寸法)を同じにすることで、視認性を保つことができる。すなわち、過去番組から視聴する番組を選択する視聴者にとって、放送された時刻はあまり意味を持たない。また、抽出番組表ST1では、どの時間帯枠に表示されているかにより、視聴者は、おおよその放送時刻を把握できる。このため、図7(B)に示すように、開始時刻/終了時刻に替えて、番組長さ(時間)を表示してもよい。
なお、それぞれの番組セルにより多くの情報を表示するために、時間帯枠の高さを番組セルの数で等分して表示してもよい。この場合には、ひとつの時間帯枠の中の番組セルの高さは同じであるが、多くの抽出番組のある時間帯枠の中の番組セルの高さは、抽出番組の少ない時間帯枠の中の番組セルよりも、小さくなる。番組セルの大きさに余裕があれば、サムネイル画像を表示したり、内容説明記述の一部を表示したりしてもよい。
なお、時間帯は、例えば6時間毎の4つの時間帯「朝(5時から11時)、昼(11時から17時)、夜(17時から23時)、深夜(23時から5時)」のように分割され区分されている。時間帯の分割は、1つの時間帯が3時間以上6時間以下であることが好ましい。前記範囲未満では分割の効果が小さく前記範囲超では所望の番組の発見が容易ではなくなる。
なお、時間帯の区分は等分ではなく、抽出番組数が多い時間の時間帯を短くしてもよい。例えば、ドラマは夜に多く放送されているため、「夜」をさらに夕方(17時から20時)と夜(20時から23時)に分割して区分してもよい。
抽出番組表では同じ時間帯枠の中に複数の番組セルが上詰めで表示されるが、表示順序、すなわち、番組セルの上下関係は視聴者の設定により変更可能であることが好ましい。例えば、図6に示した抽出番組表PT1では、第1優先順位が番組開始時刻で第2優先順位がチャンネルに設定されている。このため、同じ時間帯枠の中で、番組開始時刻が早い番組の番組セルが上部に優先的に表示されている。
なお、表示優先順位は、視聴者が過去に視聴した番組の情報が取得されている場合には、視聴者の嗜好等であってもよい。例えば、視聴者が過去に視聴した番組の続編番組または関連性の高い番組セルを優先的に表示してもよい。ここで、関連性の高い番組とは、ジャンル、キーワードまたは出演者等が同じ番組であり、視聴者の興味がありそうな番組である。
また、抽出番組表の横軸は、少なくとも8日分の日付(月日、曜日)で区分されていることが好ましい。毎週、決まった曜日に放送される連続番組を、2回分、確認できるためである。モニタ15が大きい大画面の場合には、横軸が15日分に区分されていてもよい。
なお、抽出番組表の縦軸と横軸とが逆、すなわち、縦軸が日付軸で、横軸がチャンネル軸でもよい。
さらに、図6では、チャンネルAの背景しか図示しないが、複数の番組セルの背景色がチャンネル毎に異なるように表示することが好ましい。毎日放送されている連続番組等を発見するのがより容易になるためである。なお、番組セルの背景色を、検索条件がジャンルの大分類の場合には、中分類毎に異なるように表示してもよい。
また、抽出番組が少ないために空白領域が生じている番組セル表示領域の空白領域に、いずれかの番組のサムネイル画像、広告画像、お奨め番組情報、等を表示してもよい。
抽出番組表作成部13Gを有するテレビ10は視聴者が多くの番組の中から所望の番組を選択することが容易である。
なお、番組検索方法は、図4に示した検索画面の操作に限られるものではない。次に、図9に示すフローチャートに沿って、設定部13Eが、過去番組表から選択された一の番組セルの情報を基に検索条件を自動的に設定する場合の動作を説明する。
<ステップS10>
視聴者により、テレビ10のループ録画の条件が設定される。録画条件は、チャンネル(放送局名)、録画期間(生存期間)、および録画画質等である。録画画質は、エンコード形式、ビットレート、および画角(4K、2K、SD)等である。
<ステップS11>
設定条件に沿って、録画制御部13Bの制御により、テレビ10のループ録画が開始される。
例えば、テレビ10は、チャンネルA〜Gの番組をループ録画する。
<ステップS12>
情報取得部13Cは、定期的、例えば30分毎にHDD14の録画番組の情報を取得する。
<ステップS13>
過去番組表作成部13Dは、定期的または視聴者から表示指示があった場合に、過去番組表を作成する。過去番組表はモニタ15に表示される。
<ステップS14>
視聴者により番組が選択される(YES)と、S15に移行する。
<ステップS15>
選択された番組に対して、例えば、リモコンの決定キーが押圧操作される(YES)と、S21において番組の再生が開始する。
<ステップS16>
選択された番組に対して、リモコンの所定キー(例えば赤色キー)が押圧操作される(YES)と、S17からの番組検索モードに移行する。
<ステップS17>
設定部13Eが、過去番組表から選択された一の番組セルの情報を基に検索優先順位に沿って検索条件を自動的に設定する。例えば、ジャンルが検索優先順位として設定されている場合に、選択された番組のジャンルがドラマの場合、図4に示した番組検索画面でドラマを設定した場合と同じ設定が自動的に行われる。
<ステップS18>
抽出部13Fが、複数の番組の中から、情報が検索条件に合致する番組を抽出する。
<ステップS19>
抽出番組表作成部13Gが、抽出部13Fが抽出した抽出番組の情報表示された番組セルが、日軸と時間軸とに沿って配置された抽出番組表を作成する。抽出番組表はモニタ15に表示される。
<ステップS20>
視聴者により再生指示、例えば、決定キーの押圧操作がある(YES)と、S21で再生が行われる。
検索条件の設定方法としては、抽出番組表の検索条件表示欄、例えば、ジャンル表示欄のスクロール操作による方法でもよい。すなわち、図10に示すように、過去番組表のジャンル表示欄は、左右スクロール操作により、順に複数のジャンル分類が表示される。所望のジャンルが表示された状態で決定キーが押圧操作されると、設定部13Eは、そのジャンルを検索条件に自動的に設定し、抽出部13Fが番組を抽出し、抽出番組表作成部13Gが新たな抽出番組表を作成し表示する。なお、ジャンル表示欄は、左右スクロール操作により、中分類が表示されるように設定されていてもよい。
図10には図示しないがS21における再生が終了した後は、リアルタイムの番組視聴モードに変更してもよいし、連続番組が選択されていた場合には次の回の番組を作成したりしてもよい。
また、上記説明では、HDD14にループ録画されている番組を対象に抽出番組表が作成される場合について説明した。しかし、これから放送される番組(未来番組)について抽出番組表を作成してもよい。情報取得部13Cは、未来番組の情報を、EPG番組情報またはネット回線を介して取得する。
未来番組の中から所望の番組を検索するときに、抽出番組表は、番組リストよりも所望の番組の選択が容易である。選択された番組は、録画後に優先的に再生されるように設定されたり、ループ録画番組の抽出番組表において強調表示されたり、または、HDD14とは別の保存用記録部にも録画されたりする。
さらに、本発明の実施形態の映像装置は、モニタ15およびスピーカ16を具備しないレコーダ等であってもよい。また、テレビ10の操作にリモコン21を用いる場合について説明したが、タブレット端末22またはスマートフォン23の画面に抽出番組表等が表示され、それを見ながら視聴者が操作を行ってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更ができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…映像システム
10…テレビ
11…チューナ
12…信号処理部
13A…制御部
13B…録画制御部
13C…情報取得部
13D…過去番組表作成部
13E…設定部
13F…抽出部
13G…抽出番組表作成部
15…モニタ
16…スピーカ
17…メモリ

Claims (6)

  1. 複数チャンネルの番組を同時に受信する受信手段と、
    前記複数チャンネルの番組の情報を取得する情報取得手段と、
    検索条件が設定される設定手段と、
    前記情報が取得された複数の番組の中から、前記情報が前記検索条件に合致する番組を抽出する抽出手段と、を具備する映像装置であって、
    前記抽出手段が抽出した抽出番組の前記情報が表示された番組セルが、日軸と時間軸とに沿って配置された抽出番組表を作成する抽出番組表作成手段を更に具備し、
    前記抽出番組表の前記時間軸が、3時間以上6時間以下の時間帯に区分されている時間帯軸であることを特徴とする映像装置。
  2. 複数の番組セルの前記時間帯軸方向の高さが同じであることを特徴とする請求項1に記載の映像装置。
  3. 前記複数の番組セルの背景色がチャンネル毎に異なることを特徴とする請求項2に記載の映像装置。
  4. 前記抽出番組表が、前記日軸が少なくとも8日間分の日付に区分された週間番組表であることを特徴とする請求項3に記載の映像装置。
  5. 前記検索条件が、所定の複数のジャンル分類から選択されるジャンルであることを特徴とする請求項4に記載の映像装置。
  6. 前記抽出番組表に前記検索条件である前記ジャンルが表示されるジャンル表示欄があり、
    前記ジャンル表示欄のスクロール操作により順に表示される前記複数のジャンル分類から別のジャンルが選択されると、前記抽出手段が前記別のジャンルの複数の録画番組を抽出することを特徴とする請求項5に記載の映像装置。
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