JP6319799B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置および表示方法に関し、更に詳しくは、PWM調光方式によるバックライトの明滅に起因した画面ノイズを低減するための技術に関する。
従来、バックライトを備えた液晶表示装置がある。通常、液晶表示装置のバックライトの明るさを調整するための調光方式として、PWM(Pulse Width Moduration)調光方式が採用されている(特許文献1参照)。PWM調光方式によれば、バックライトの駆動電流をアナログ制御する調光方式に比較して、回路構成を簡単且つ安価に実現することができ、また、広い調光範囲を確保することができる。
図8は、PWM調光方式を採用する従来技術による表示装置の一例を示す図である。同図に示す表示装置は、映像処理回路1100、PWM信号生成回路1200、駆動制御部1300、バックライト1400、電源1500、表示部1600を備えている。バックライト1400は、発光ダイオード1401と導光拡散部1402とを備えている。発光ダイオード1401から放出された光は、導光拡散部1402を通して、表示部1600を構成する液晶の裏面側に照射される。
図8の表示装置によれば、映像処理回路1100は、入力映像信号SVinを復調処理して映像信号SVを生成し、映像信号SVを表示部1600に供給する。PWM信号生成回路1200は、映像処理回路1100から入力される垂直同期信号Vsyncに同期してPWM信号を発生させる。駆動制御部1300は、上記PWM信号に応答して発光ダイオード1401を駆動し、バックライト1400を点灯させる。
図9は、従来技術による表示装置の動作を説明するための図であり、図9(A)は、垂直ラインの駆動信号波形(駆動電流波形)を示し、図9(B)は、画面の表示例を示す。
上述の映像処理回路1100が垂直同期信号Vsyncを発生させると、各垂直ライン(1V,2V,3V,…)がパルス駆動される。PWM調光方式によれば、各垂直ラインを駆動するPWM信号のハイレベルの期間においてバックライトが発光し、上記PWM信号のローレベルの期間においてバックライトが消灯する。即ち、発光期間と無発光期間が交互に発生する。この場合、人間の視覚特性により、画面全体の明るさは発光期間と無発光期間との比率に応じた明るさになる。
特開2012−221714号公報
上述のPWM調光方式によれば、バックライト1400を駆動するPWM信号のデューティに応じた発光期間および無発光期間による明暗のタイミングと、表示部1600を構成する液晶の駆動タイミングとの関係が適切でない場合、画面にノイズ(バックライトノイズ)が発生する。
例えば、図9(A)に示すように、バックライトの発光期間ではバックライトが最大電流で駆動されるため、バックライトが最大輝度で発光する。これに対し、無発光期間ではバックライトを駆動する電流がゼロになり、バックライトが消灯する。このため、PWM信号のハイ/ローに応じたバックライトの明滅に応じて画面に縞状の明暗が発生し、これが画面ノイズ(バックライトノイズ)となる。
このような画面ノイズを目立たなくする方法として、PWM信号の周波数を上げて明暗の各期間を短くする手法や、垂直同期信号Vsyncに対するPWM信号の周波数及び位相を調節して画面ノイズを分散させる手法等が取られている。
しかしながら、近年増えている発光ダイオード(LED)を用いたバックライトのように、残光時間が短いバックライトを用いた場合、PWM調光方式によるバックライトの発光期間と無発光期間との境界が強調される結果、バックライトの発光(明滅)に起因した画面ノイズ(バックライトノイズ)が目立つようになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で広い調光範囲を保ちつつ、PWM調光方式によるバックライトの発光に起因した画面ノイズを低減することができる表示装置および表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、発光素子を有し、表示部を照明するバックライトと、前記発光素子に供給する第1の電流を発生させる第1定電流回路と、該第1定電流回路に対して直列に接続された第1スイッチと、を備えた第1駆動制御部と、前記発光素子に供給する第2の電流を発生させる第2定電流回路と、該第2定電流回路に対して直列に接続された第2スイッチと、を備え、前記第1駆動制御部に対して並列に接続された第2駆動制御部と、を備え、前記第1スイッチが第1信号に応答して前記第1の電流をパルス幅変調する場合、前記第2スイッチをオフとし、前記第2スイッチが第2信号に応答して前記第2の電流をパルス幅変調する場合、前記第1スイッチをオンとする表示装置の構成を有する。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示方法は、表示装置による表示方法であって、前記表示装置は、発光素子を有し、表示部を照明するバックライトと、前記発光素子に供給する第1の電流を発生させる第1定電流回路と、該第1定電流回路に対して直列に接続された第1スイッチと、を備えた第1駆動制御部と、前記発光素子に供給する第2の電流を発生させる第2定電流回路と、該第2定電流回路に対して直列に接続された第2スイッチと、を備え、前記第1駆動制御部に対して並列に接続された第2駆動制御部と、を備えて構成され、前記第1スイッチが前記第1の電流をパルス幅変調する場合、前記第2スイッチをオフとし、前記第2スイッチが前記第2の電流をパルス幅変調する場合、前記第1スイッチをオンとする、表示方法の構成を有する。
本発明によれば、簡単な構成で広い調光範囲を保ちつつ、PWM調光方式によるバックライトの発光に起因した画面ノイズを低減することができる。
本発明の第1実施形態による表示装置の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態による表示装置の詳細構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態による表示装置の動作を説明するための図であり、発光ダイオードを流れる電流の波形例を表す図である。 本発明の第1実施形態による表示装置の動作を説明するための図であり、垂直同期信号に同期させてPWM調光制御を実施する場合の各垂直ラインの発光ダイオードの電流波形を示す図であり、(A)は、図3の中段の波形に対応する図であり、(B)は、図3の下段の波形に対応する図である。 本発明の第1実施形態による表示装置の動作を説明するための図であり、垂直同期信号に同期させずにPWM調光制御を実施する場合の各垂直ラインの発光ダイオードの電流波形を示す図であり、(A)は、図3の中段の波形に対応する図であり、(B)は、図3の下段の波形に対応する図である。 本発明の第2実施形態による表示装置の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例による表示装置の構成例を示す図である。 PWM調光方式を採用する従来技術による表示装置の一例を示す図である。 従来技術による表示装置の動作を説明するための図であり、(A)は、垂直ラインの駆動信号波形を示し、(B)は、画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態による表示装置100の構成例を示す。
表示装置100は、映像処理回路110、信号生成部120、第1駆動制御部131、第2駆動制御部132、バックライト140、電源150、表示部160を備えている。表示部160は液晶から構成されているものとするが、透過型の表示デバイスであれば、任意の表示デバイスを用いることができる。
映像処理回路110は、入力映像信号SVinを復調処理して映像信号SVを生成するためのものである。映像信号SVは表示部160に供給される。また、映像処理回路110は、垂直同期信号Vsyncを発生させて信号生成部120に供給する。
信号生成部120は、映像処理回路110から入力される垂直同期信号Vsyncに同期して、パルス幅変調されたPWM信号PWM1(第1信号)およびPWM信号PWM2(第2信号)を発生させるためのものである。本実施形態では、信号生成部120は、バックライト140の明るさの設定値に応じて、第1駆動制御部131および第2駆動制御部132の何れか一方がバックライト140に供給される電流ILをパルス幅変調するように、PWM信号PWM1またはPWM信号PWM2を発生させる。上記設定値は、例えば、表示装置100の利用者によって任意に設定される値である。
信号生成部120は、PWM信号PWM2のデューティを所定の下限値に設定した場合、上記設定値に応じてPWM信号PWM1のデューティを設定する。また、信号生成部120は、PWM信号PWM1のデューティを所定の上限値に設定した場合、上記設定値に応じてPWM信号PWM2のデューティを設定する。本実施形態では、上記デューティの所定の下限値を0パーセントとし、上記デューティの上限値を100パーセントとする。ただし、この例に限定されず、上記の下限値および上限値は任意に設定し得る。
本実施形態では、信号生成部120は、上記設定値が所定の閾値を下回った場合、PWM信号PWM2のデューティを0パーセント(下限値)に設定し、上記設定値が所定の閾値を上回った場合、PWM信号PWM1のデューティを100パーセント(上限値)に設定する。ここで、上記の所定の閾値は、バックライト140の調光範囲を高輝度領域と低輝度領域との2つの領域に区分する境界値であり、例えば、バックライト140の調光範囲の中央の値に設定されるが、この例に限定されない。
信号生成部120は、第1PWM信号生成回路121と第2PWM信号生成回路122とから構成されている。このうち、第1PWM信号生成回路121は、上記設定値が所定の閾値を下回った場合、表示部160の走査の垂直同期信号Vsyncに同期して、上記設定値に応じたデューティを有するPWM信号PWM1を発生させ、上記設定値が所定の閾値を上回った場合、PWM信号PWM1のデューティを100パーセント(上限値)に設定する。即ち、第1PWM信号生成回路121は、第2PWM信号生成回路122が出力するPWM信号PWM2のデューティが0パーセントの場合にのみPWM動作を行う。
また、第2PWM信号生成回路122は、上記設定値が所定の閾値を上回った場合、表示部160の走査の垂直同期信号Vsyncに同期して、上記設定値に応じたデューティを有するPWM信号PWM2を発生させ、上記設定値が所定の閾値を下回った場合、PWM信号PWM2のデューティを0パーセント(下限値)に設定する。即ち、第2PWM信号生成回路122は、第1PWM信号生成回路121が出力するPWM信号PWM1のデューティが100パーセントの場合にのみPWM動作を行う。
第1駆動制御部131は、PWM信号PWM1に応答して発光ダイオード141を駆動するためのものである。第1駆動制御部131は、第1スイッチ1311と第1定電流回路1312とを備えている。第1スイッチ1311は、第1定電流回路1312に対して直列接続されている。第1スイッチ1311は、発光ダイオード141への電流IS1の供給を制御するためのものである。第1定電流回路1312は、バックライト140の発光ダイオード141に供給される電流ILとして、電流IS1を発生させるためのものである。第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1により第1スイッチ1311がオン/オフされる。
第2駆動制御部132は、PWM信号PWM2に応答して発光ダイオード141を駆動するためのものである。第2駆動制御部132は、第2スイッチ1321と第2定電流回路1322とを備えている。第2スイッチ1321は、第2定電流回路1322に対して直列接続されている。第2スイッチ1321は、発光ダイオード141への電流IS2の供給を制御するためのものである。第2定電流回路1322は、バックライト140の発光ダイオード141に供給される電流ILとして、電流IS2を発生させるためのものである。第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2により第2スイッチ1321がオン/オフされる。
第2駆動制御部132は、第1駆動制御部131に対して並列接続されている。即ち、発光ダイオード141の電流経路に着目すれば、第1駆動制御部131と第2駆動制御部132は相互に並列接続されている。このため、発光ダイオード141を流れる電流ILは、第1駆動制御部131の出力電流(IS1)と第2駆動制御部132の出力電流(IS2)とを合成した電流となる。また、発光ダイオード141を流れる電流ILの最大値は第1定電流回路1312の電流IS1と第2定電流回路1322の電流IS2との和になる。
前述のように、信号生成部120は、バックライト140の明るさの設定値に応じて、第1駆動制御部131および第2駆動制御部132の何れか一方がバックライト140に供給される電流ILをパルス幅変調するように、PWM信号PWM1またはPWM信号PWM2を発生させる。これらPWM信号PWM1およびPWM信号PWM2に応答して、第1駆動制御部131の第1スイッチ1311および第2駆動制御部132の第2スイッチ1321が、それぞれ、電流IS1および電流IS2をパルス幅変調する。ここで、第1スイッチ1311がPWM信号PWM1に応答して電流IS1をパルス幅変調する場合、第2スイッチ1321をオフ状態に固定する。また、第2スイッチ1321がPWM信号PWM2に応答して電流IS2をパルス幅変調する場合、第1スイッチ1311をオン状態に固定する。
バックライト140は、表示部160を裏面照明するためのものであり、発光ダイオード141(発光素子)と導光拡散部142とを備える。発光ダイオード141のアノードは、電源150に接続され、発光ダイオード141のカソードには、第1駆動制御部131および第2駆動制御部132の各出力部が接続されている。第1駆動制御部131および第2駆動制御部132により発光ダイオード141が駆動されて発光すると、バックライト140が点灯する。このとき発光ダイオード141に流れる電流ILは第1駆動制御部131および第2駆動制御部132によってパルス幅変調される。これにより、バックライト140の点灯がPWM調光により制御される。導光拡散部142は、発光ダイオード141から放出された光を拡散させることにより、表示部160の画面全体にわたって光の照射を均一化するためのものである。バックライト140の光源として、発光ダイオードに代えて、任意のデバイスを用いることができる。
次に、第1実施形態の動作を説明する。
まず、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティが100パーセントであり、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティが0パーセントである場合、第1スイッチ1311はオン状態に設定され、第2スイッチ1321はオフ状態に設定される。この場合、発光ダイオード141に流れる電流ILは第1定電流回路1312の電流IS1のみから定まる。
上記のようにPWM信号PWM1のデューティが100パーセントに設定され、PWM信号PWM2のデューティが0パーセントに設定された状態から、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティを100パーセントに保ちつつ、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティを0パーセントから大きくすると、第2駆動制御部132の第2スイッチ1321のオン期間では、第1定電流回路1312と第2定電流回路1322が電気的に並列接続された状態になる。このため、発光ダイオード141を流れる電流ILが、第1定電流回路1312の電流IS1と、第2定電流回路1322の電流IS2との和となり、電流ILが増加する。
また、第2駆動制御部132の第2スイッチ1321のオフ期間では、第1定電流回路1312の電流IS1だけが流れる。このため、第2スイッチ1321のオフ期間では、電流ILは電流IS1に減少するが、ゼロにはならず、発光ダイオード141が消灯することがない。従って第2PWM信号生成回路122の動作中はPWM調光に伴う瞬時的な輝度変化が従来よりも小さくなり、バックライト140の明部と暗部の境界での明暗差が小さくなり、明暗変動が少なくなる。このため、PWM調光によるバックライトの発光に起因した画面ノイズを低減することができる。
一方、上記のようにPWM信号PWM1のデューティが100パーセントに設定され、PWM信号PWM2のデューティが0パーセントに設定された状態から、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティを0パーセントに保ちつつ、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティを100パーセントから小さくすると、第2スイッチ1321がオフに設定されているため、第1スイッチ1311のオン期間における電流ILは第1定電流回路1312の電流IS1のみから定まる。
即ち、この場合、発光ダイオード141を流れる電流ILの変化量は、第1定電流回路1312の電流IS1のみから定まる。この場合の動作は一般的なPWM調光を用いた場合と同じになるが、発光ダイオード141を流れる電流ILの最大値が抑えられているため、バックライト140の明部と暗部との境界での明暗差が小さくなり、明暗の変動が少なくなる。従って、PWM調光に伴う瞬時的な輝度の変化が従来よりも小さくなり、PWM調光によるバックライトの発光に起因した画面ノイズを低減することができる。
図2は、本発明の第1実施形態による表示装置100の詳細構成例を示す図であり、上述の図1に示す第1駆動制御部131および第2駆動制御部132の具体的な回路構成の一例を示している。図2において、図1に示す要素と共通する要素には同一符号を付している。
図2において、第1駆動制御部131は、npn型バイポーラトランジスタTR1、PMOS(Metal Oxide Semiconductor:MOS)トランジスタTP1、NMOSトランジスタTN1、抵抗R1,R2、基準電源Vrを備えている。npn型バイポーラトランジスタTR1のコレクタは、発光ダイオード141のカソードに接続されている。抵抗R1は、npn型バイポーラトランジスタTR1のエミッタとグランドノードとの間に接続されている。
PMOSトランジスタTP1のソースは、npn型バイポーラトランジスタTR1のベースに接続され、PMOSトランジスタTP1のドレインは基準電源Vrに接続されている。基準電源VrとPMOSトランジスタTP1のゲートとの間には抵抗R2が接続されている。NMOSトランジスタTN1のドレインはPMOSトランジスタTP1のゲートに接続され、NMOSトランジスタTN1のソースはグランドノードに接続され、NMOSトランジスタTN1のゲートにはPWM信号PWM1が印加される。
なお、図1に示す第1駆動制御部131の構成要素である第1スイッチ1311と第1定電流回路1312の各機能は、図2に示す第1駆動制御部131を構成するnpn型バイポーラトランジスタTR1、PMOSトランジスタTP1、NMOSトランジスタTN1、抵抗R1,R2、基準電源Vrにより実現されている。例えば、第1スイッチ1311は、npn型バイポーラトランジスタTR1のスイッチング機能により実現されている。また、第1定電流回路1312は、抵抗R1の電流制限機能により実現されている。抵抗R1は理想的な定電流回路ではないが、発光ダイオード141に流れる電流ILを抵抗値に応じて制限する点に着目すれば、定電流回路として取り扱うことができる。
前述のように、第1駆動制御部131は、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティが0パーセントの場合にしかPWM動作を実施しない。この場合、PWM信号PWM2がローレベルに固定され、そのデューティが0パーセントに設定された状態ではNMOSトランジスタTN2がオフ状態に固定される。これにより、発光ダイオード141を流れる電流ILは電流IS1のみを含む。この場合、PWM信号PWM1に応答して第1駆動制御部131のNMOSトランジスタTN1がオン/オフすると、PMOSトランジスタTP1がオン/オフし、npn型バイポーラトランジスタTR1がオン/オフする。従って、この場合、発光ダイオード141に流れる電流ILは、電流IS1によって定まる。この場合の電流ILの変化分は電流IS1になる。これにより、発光ダイオード141の明暗の変動が抑制される。
図2の第1駆動制御部131によれば、基準電源VrからPMOSトランジスタTP1を通じてnpn型バイポーラトランジスタTR1のベースに電流を流すと共に抵抗R1に電流を流す。ここで、抵抗R2とNMOSトランジスタTN1は一種のインバータ回路を構成し、PWM信号PWM1に応答してPMOSトランジスタTP1をオン/オフさせる。これにより、PMOSトランジスタTP1を通じて基準電源Vrからnpn型バイポーラトランジスタTR1のベースに供給される電流をオン/オフさせることにより、npn型バイポーラトランジスタTR1のコレクタ電流、すなわち発光ダイオード141を駆動する電流ILが制御され、発光ダイオード141の発光と調光が制御される。
図2において、第2駆動制御部132は、抵抗R3およびNMOSトランジスタTN2を備えている。抵抗R3の一端は、npn型バイポーラトランジスタTR1のエミッタに接続されている。NMOSトランジスタTN2のドレインは抵抗R3の他端に接続され、NMOSトランジスタTN2のソースはグランドノードに接続され、NMOSトランジスタTN2のゲートにはPWM信号PWM2が印加される。
なお、図1に示す第2駆動制御部132の構成要素である第2スイッチ1321と第2定電流回路1322の各機能の各機能は、図2に示す第2駆動制御部132を構成する抵抗R3およびNMOSトランジスタTN2により実現されている。例えば、第2スイッチ1321は、NMOSトランジスタTN2のスイッチング機能により実現されている。また、第2定電流回路1322は、抵抗R3の電流制限機能により実現されている。抵抗R3は理想的な定電流回路ではないが、上述の第1駆動制御部131の抵抗R1と同様に、発光ダイオード141に流れる電流ILを抵抗値に応じて制限する点に着目すれば、定電流回路として取り扱うことができる。
図2の第2駆動制御部132によれば、抵抗R3とNMOSトランジスタTN2は電流路が直列接続された直列回路を形成し、この直列回路は、第1駆動制御部131を構成する抵抗R1と並列接続されている。NMOSトランジスタTN2がオンすれば、抵抗R3が抵抗R1と電気的に並列接続される。この場合、発光ダイオード141を流れる電流ILは、抵抗R1を流れる電流と抵抗R3を流れる電流の和になる。また、NMOSトランジスタTN2がオフすれば、抵抗R3を流れる電流が消失し、発光ダイオード141を流れる電流ILは、抵抗R1を流れる電流のみになる。
前述のように、第2駆動制御部132は、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティが100パーセントの場合しかPWM動作を実施しない。この場合、PWM信号PWM1がハイレベルに固定され、そのデューティが100パーセントに設定された状態ではnpn型バイポーラトランジスタTR1がオン状態に固定される。これにより、発光ダイオード141を流れる電流ILは、直流成分として電流IS1を含む。また、PWM信号PWM2に応答して第2駆動制御部132のNMOSトランジスタ132がオンすると、電流IS2が電流ILに重畳される。従って、この場合、発光ダイオード141に流れる電流ILは、電流IS1に相当する電流値と、電流IS1と電流IS2との和に相当する電流値との間で変化する。即ち、電流ILの変化分は電流IS2になる。これにより、発光ダイオード141の明暗の変動が抑制される。
本実施形態では、発光ダイオード141を流れる電流ILの最大値は、抵抗R1と抵抗R3の並列合成値を元に最適化される。
第2駆動制御部132は、PWM信号PWM1のデューティが100パーセントのときしか第1駆動制御部131がPWM動作しないため、抵抗R2をnpn型バイポーラトランジスタTR1のエミッタに接続している。これにより、図2に示す第1定電流回路1312および第2定電流回路1322の各構成を図1に示す第1定電流回路1312と第2定電流回路1322とで一部共用することが可能になる。従って、第1駆動制御部131および第2駆動制御部132の構成を簡略化することができ、装置を小型化することができる。
次に、図2に示す表示装置100の動作を説明する。
本実施形態では、次に説明するように、バックライト140の明るさの設定値が所定の閾値を下回っている場合、第1スイッチ1311は、上記所定の閾値を下回る設定値に応じたデューティで電流IS1(第1の電流)をパルス幅変調して電流ILを発生させる。この場合、第2スイッチ1321はオフとされ、電流IS2のデューティは0パーセントとされる。これに対し、バックライト140の明るさの設定値が上記所定の閾値を上回っている場合、第2スイッチ1321は、上記所定の閾値を上回る設定値に応じたデューティで電流IS2(第2の電流)をパルス幅変調して電流ILを発生させる。この場合、第1スイッチ1311はオンとされ、電流IS1のデューティは10パーセントとされる。従ってこの場合、パルス幅変調された電流IS2に対し、パルス幅変調されていない一定量の電流IS1が重畳される。
図3は、本発明の第1実施形態による表示装置100の動作を説明するための図であり、発光ダイオード141を流れる電流の波形例を表す図である。
図3の上段に示す波形は、PWM信号PWM1のデューティを100パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを0パーセントとした場合の電流ILの波形を示し、図3の中段に示す波形は、PWM信号PWM1のデューティを100パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを30パーセントとした場合の電流ILの波形を示し、図3の下段に示す波形は、PWM信号PWM1のデューティを70パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを0パーセントとした場合の電流ILの波形を示している。
図3の構成において、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティが100パーセントに設定され、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティが0パーセントに設定された状態では、npn型バイポーラトランジスタTR1はオン状態であり、NMOSトランジスタTN2はオフ状態であり、npn型バイポーラトランジスタTR1のエミッタ電圧は基準電源Vrとベース・エミッタ間電圧で決まり、且つ、抵抗R3には電流が流れない。このため、npn型バイポーラトランジスタTR1のオン期間に抵抗R1に流れる電流は一義的に決まり、電流ILは、図3の上段に示すように一定になる。なお、抵抗R1の電流、すなわちnpn型バイポーラトランジスタTR1のエミッタ電流は、そのトランジスタの電流増幅率hFEが十分に大きければ、電流ILとほぼ同じになる。
ここで、説明の便宜上、バックライト140の明るさの設定値が所定の閾値を上回る場合、図3の上段に示すように、PWM信号PWM1のデューティを100パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを0パーセントとした状態を第1初期状態と称す。一方、バックライト140の明るさの設定値が所定の閾値を下回る場合、PWM信号PWM1のデューティを0パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを100パーセントとした状態を第2初期状態と称す。
バックライト140の明るさの設定値が所定の閾値を上回る場合、上述の第1初期状態から、図3の中段に示すように、信号生成部120は、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティを100パーセントに保ちつつ、バックライト140の明るさの設定値に応じて、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティを0パーセントから大きくすることにより、バックライト140のPWM調光を実施する。この場合、第2駆動制御部132のオン期間では抵抗R1と抵抗R3とが電気的に並列接続されるため、発光ダイオード141を流れる電流ILが増加し、オフ期間では抵抗R3に電流が流れない。
しかし、図3の中段に示すように、オフ期間でも抵抗R1には一定の電流IS1が流れるため、この電流IS1により電流ILはゼロにはならず、発光ダイオード141が消灯しない。従って、第2PWM信号生成回路122の動作中はPWM調光に伴う瞬時的な輝度の変化が従来よりも小さくなり、バックライト140のノイズの明暗の変動が少なくなる。
一方、バックライト140の明るさの設定値が所定の閾値を下回る場合、上述の第2初期状態から、図3の下段に示すように、信号生成部120は、第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM2のデューティを0パーセントに保ちつつ、バックライト140の明るさの設定値に応じて、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティを100パーセントから小さくすることにより、バックライト140のPWM調光を実施する。この場合、NMOSトランジスタTN2がオフのため、npn型バイポーラトランジスタTR1のオン期間に流れる電流は抵抗R1で決まる。このときの動作は既存のPWM調光と同じになるが、図3の下段に示すように、電流ILの最大値が電流IS1に抑えられる。このため、PWM調光に伴う瞬時的な輝度の変化が従来よりも小さくなり、PWM調光によるバックライトのノイズの明暗の変動が少なくなる。
図4は、本発明の第1実施形態による表示装置100の動作を説明するための図であり、垂直同期信号Vsyncに同期させてPWM調光制御を実施する場合の各垂直ラインの発光ダイオードの電流波形(IL)を示す図である。ここで、図4(A)は、上述の図3の中段の波形に対応し、PWM信号PWM1のデューティを100パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを30パーセントとした場合の電流ILの波形を示している。図4(A)の紙面右側に示すように、明部と暗部との明るさの差分が小さくなっている。このため、縞の移動があっても、明暗の変動が低減され、明暗のコントラストが従来よりも減るため、PWM調光によるバックライトノイズが目立たなくなる。
図4(B)は、上述の図3の下段の波形に対応し、PWM信号PWM1のデューティを70パーセントとし、PWM信号PWM2のデューティを0パーセントとした場合の電流ILの波形を示している。この場合、電流IS2は流れないので、図4(B)の紙面右側に示すように、上述の図4(A)の例に比較して全体の明るさは低下するが、この場合も、明部と暗部との明るさの差分が小さくなる。このため、縞の移動があっても、明暗の変動が低減され、明暗のコントラストが従来よりも減るため、PWM調光によるバックライトノイズが目立たなくなる。
図5は、本発明の第1実施形態による表示装置100の動作を説明するための図であり、垂直同期信号Vsyncに同期させずにPWM調光制御を実施する場合の各垂直ラインの発光ダイオードの電流波形(IL)を示す図である。ここで、図5(A)は、図3の中段の波形に対応する図であり、図5(B)は、図3の下段の波形に対応する図である。
第1PWM信号生成回路121および第2PWM信号生成回路122に入力される垂直同期信号Vsyncを使用しなくても、本実施形態による表示装置100は実現可能であり、その動作は、垂直同期信号Vsyncに非同期であることを除けば、上述の垂直同期信号Vsyncに同期した場合の動作と同じである。
図5(A)および図5(B)の紙面右側には、垂直同期信号Vsyncに非同期とした場合の画像状態が示されている。図5(A)および図5(B)に示す画面状態から理解されるように、垂直同期信号Vsyncに非同期とした場合においても、縞の移動があっても明暗の変動が低減され、明暗のコントラストが従来よりも減るため、PWM調光によるバックライトノイズが目立たなくなる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図6は、本発明の第2実施形態による表示装置200の構成例を示す図である。
第2実施形態による表示装置200は、図2に示す第1実施形態による表示装置100の構成において、スイッチ170を更に備えると共に、第2PWM信号生成回路122に代えてPWM切替信号生成回路123を備えている。その他は、第1実施形態と同様である。
表示装置200は、PWM切替信号生成回路123から出力される切替信号ONSWに基づいてスイッチ170が第1駆動制御部131および第2駆動制御部132に入力される信号を切り替える構成を採用している。即ち、スイッチ170が端子t1側に接続されている場合、端子t2側がプルダウン抵抗182によりプルダウンされる結果、NMOSトランジスタTN2がオフとなる。また、スイッチ170が端子t2側に接続されている場合、端子t1側がプルアップ抵抗181によりプルアップされる結果、NMOSトランジスタTN1、PMOSトランジスタTP1、npn型バイポーラトランジスタTR1がオンとなる。
図6の構成によればPWM切替信号生成回路123から出力される切替信号ONSWに基づきスイッチ170が端子t2側に閉じられている状態では、第1PWM信号生成回路121から出力されるPWM信号PWM1のデューティが0パーセントから100パーセントまで変化しても、第1駆動制御部131は常時オンであり、第2駆動制御部132のオフ期間でも抵抗R1に電流が流れる。このため、発光ダイオード141を流れる電流ILはゼロにならず、発光ダイオード141が消灯することがない。従って、PWM調光に伴う瞬時的な輝度の変化が小さくなり、バックライトのノイズの明暗の変動が低減される。
また、切替信号ONSWに基づきスイッチ170が端子t1側に閉じられている状態では、NMOSトランジスタTN2がオフになるため、npn型バイポーラトランジスタTR1のオン期間で発光ダイオード141に流れる電流ILは抵抗R1で決まる。この場合の動作は上述の第1実施形態と同様であり、電流ILの最大値が電流IS1に抑えられる。従って、この場合も、PWM調光に伴う瞬時的な輝度の変化が小さくなり、バックライトのノイズの明暗の変動が低減される。
<第2実施形態の変形例>
次に、本発明の第2実施形態の変形例を説明する。
図7は、本発明の第2実施形態の変形例による表示装置300の構成例を示す図である。表示装置300は、上述の図6に示す表示装置200の構成において、垂直同期信号Vsyncを削除した点を除けば、表示装置200と同様である。
表示装置300の動作についても、第1PWM信号生成回路121および第2PWM信号生成回路122から出力されるPWM信号PWM1,PWM2が垂直同期信号Vsyncに非同期であることを除けば、、図6の表示装置200の動作と同じである。また、表示装置300の画像状態も前述の図5(A)および図5(B)に示すものと同様である。図5(A)および図5(B)の例に示すように、PWM信号PWM1,PWM2が垂直同期信号Vsyncに非同期であっても、明暗コントラストが減るため、PWM調光による明暗縞、即ちPWM調光によるバックライトノイズが低減される。
上述の第2実施形態では、PWM切替信号生成回路123から出力される切替信号ONSWは、時間やタイミング制御が不要な信号であるため、切替信号ONSWを生成するための回路を汎用ロジックで実現することができる。このため、PWM信号生成回路の構成を簡略化することができ、マイコンなどの制御部品の端子機能の制限を受けずに表示装置を実現することができる。
次に、上述の実施形態の特徴および効果をまとめる。
上述の実施形態は、複数のPWM制御回路のうち、一つが動作しているときには他方がPWM動作を行わないこととし、発光ダイオード141を流れる電流ILをPWM方式で制御することにより、PWM調光によるバックライトの点灯に伴う明暗の変動を抑制し、PWM調光に起因した画面ノイズを低減することを可能とする。
また、PWM調光の最小デューティの制御幅は、マイコンなどのデジタル動作の1ステップの最小時間で決まるが、上述の実施形態によれば、PWM制御の1ステップの変化に伴う輝度の変化量を減らすことができる。このため、部品の追加を最小限に抑えつつ、細かい調光が可能となる。また、PWM制御の高周波化により1ステップの相対変化量が大きくなれば、より大きな効果が得られる。
また、上述の実施形態によれば、簡単な構成で広い調光範囲を保ちつつ、発光ダイオードを用いたバックライトのPWM調光を実施することができ、バックライトのPWM調光による明暗の変動を少なくし、画面ノイズを見えにくくすることができる。
上述した本発明の実施形態では、本発明を表示装置として表現したが、本発明は表示方法として表現することもできる。この場合、本発明による表示方法は、表示装置による表示方法であって、前記表示装置は、発光素子を有し、表示部を照明するバックライトと、前記発光素子に供給する第1の電流を発生させる第1定電流回路と、該第1定電流回路に対して直列に接続された第1スイッチと、を備えた第1駆動制御部と、前記発光素子に供給する第2の電流を発生させる第2定電流回路と、該第2定電流回路に対して直列に接続された第2スイッチと、を備え、前記第1駆動制御部に対して並列に接続された第2駆動制御部と、を備えて構成され、前記第1スイッチが前記第1の電流をパルス幅変調する場合、前記第2スイッチをオフとし、前記第2スイッチが前記第2の電流をパルス幅変調する場合、前記第1スイッチをオンとする、表示方法として表現することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
100…表示装置、110…映像処理回路、120…信号生成部、121…第1PWM信号生成回路、122…第2PWM信号生成回路、123…PWM切替信号生成回路、131…第1駆動制御部、132…第2駆動制御部、140…バックライト、141…発光ダイオード、142…導光拡散部、150…電源、160…表示部、170…スイッチ、1311…第1スイッチ、1321…第2スイッチ、1312…第1定電流回路、1322…第2定電流回路、TR1…npn型バイポーラトランジスタ、TN1,TN2…NMOSトランジスタ、TP1…PMOSトランジスタ、R1,R2,R3…抵抗、Vr…基準電源。

Claims (5)

  1. 発光素子を有し、表示部を照明するバックライトと、
    前記発光素子に供給する第1の電流を発生させる第1定電流回路と、該第1定電流回路に対して直列に接続された第1スイッチと、を備えた第1駆動制御部と、
    前記発光素子に供給する第2の電流を発生させる第2定電流回路と、該第2定電流回路に対して直列に接続された第2スイッチと、を備え、前記第1駆動制御部に対して並列に接続された第2駆動制御部と、を備え、
    前記第1スイッチが第1信号に応答して前記第1の電流をパルス幅変調する場合、前記第2スイッチをオフとし、前記第2スイッチが第2信号に応答して前記第2の電流をパルス幅変調する場合、前記第1スイッチをオンとする表示装置。
  2. 前記バックライトの明るさの設定値が所定の閾値を下回った場合、前記第1スイッチが前記第1の電流をパルス幅変調し、
    前記設定値が前記所定の閾値を上回った場合、前記第2スイッチが前記第2の電流をパルス幅変調する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1スイッチは、前記所定の閾値を下回る設定値に応じたデューティで前記第1の電流をパルス幅変調し、
    前記第2スイッチは、前記所定の閾値を上回る設定値に応じたデューティで前記第2の電流をパルス幅変調する、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記発光素子は、アノードが電源に接続された発光ダイオードであり、
    前記第1駆動制御部は、
    コレクタが前記発光ダイオードのカソードに接続されたnpn型バイポーラトランジスタと、
    前記npn型バイポーラトランジスタのエミッタとグランドノードとの間に接続された第1抵抗と、
    ソースが前記npn型バイポーラトランジスタのベースに接続され、ドレインが基準電源に接続されたPMOSトランジスタと、
    前記基準電源と前記PMOSトランジスタのゲートとの間に接続された第2抵抗と、
    ドレインが前記PMOSトランジスタのゲートに接続され、ソースが前記グランドノードに接続され、ゲートに前記第1信号が印加されたNMOSトランジスタと、
    を備え、
    前記第2駆動制御部は、
    一端が前記npn型バイポーラトランジスタのエミッタに接続された第3抵抗と、
    ドレインが前記第3抵抗の他端に接続され、ソースが前記グランドノードに接続され、ゲートに前記第2信号が印加されたNMOSトランジスタと、
    を備えた請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 表示装置による表示方法であって、
    前記表示装置は、
    発光素子を有し、表示部を照明するバックライトと、
    前記発光素子に供給する第1の電流を発生させる第1定電流回路と、該第1定電流回路に対して直列に接続された第1スイッチと、を備えた第1駆動制御部と、
    前記発光素子に供給する第2の電流を発生させる第2定電流回路と、該第2定電流回路に対して直列に接続された第2スイッチと、を備え、前記第1駆動制御部に対して並列に接続された第2駆動制御部と、を備えて構成され、
    前記第1スイッチが前記第1の電流をパルス幅変調する場合、前記第2スイッチをオフとし、前記第2スイッチが前記第2の電流をパルス幅変調する場合、前記第1スイッチをオンとする、表示方法。
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