JP6319407B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態1に係わるアンテナの正面図である。本発明のアンテナ1は、ホット側給電部30と、アース側給電部40とを備えている。アース側給電部40は、ホット側給電部30を挟むように面状の導電体で形成されるアース側第1面状体41とアース側第2面状体42とを備えており、さらに、アース側第1面状体41とアース側第2面状体42とを線条で連結するアース側面状体連結部43を備えている。そして、ホット側給電部30は、アース側給電部40によって3方向(図1では上、下、左)を囲まれるようになっている。
図2は、本発明の実施形態2に係わるアンテナの正面図である。実施形態2のアンテナは、実施形態1のアンテナとは、アース側給電点44が、アース側エレメント20の接続されていないアース側面状体42に設けられている点が異なっている。本発明のアンテナは、実施形態2のアンテナのように、アース側給電点44をアース側面状体42上に備えるようにすることもできる。このとき、アース側エレメント20のアース側第1線条21の一端は、アース側第1面状体41に接続されている。このようにアース側給電点44をアース側面状体42に設けたとしても、所望の帯域において高いアンテナ感度を得ることができる。
図3は、本発明の実施形態3に係わるアンテナの正面図である。実施形態3のアンテナは、実施形態1のアンテナとは、ホット側第1線条11の途中部にホット側第2線条12の一端が接続されて右方向に延伸しており、さらにホット側第2線条12が、アース側第3線条23に所定の間隔で近接し、オーバーラップ長bで容量結合している点が異なっている。
図4は、本発明の実施形態4に係わるアンテナの正面図である。実施形態4のアンテナは、実施形態2のアンテナが、ホット側第2線条12を備えている代わりに、ホット側給電部30のアース側給電部40に囲まれていない方向にその一端が接続されたホット側第3線条13を右方向に延伸して備えている点で実施形態3のアンテナと異なっている。そして、実施形態4のアンテナは、ホット側第3線条13が、アース側第3線条23に所定の間隔で近接し、オーバーラップ長bで容量結合している。
図5は、本発明の実施形態5に係わるアンテナの正面図である。実施形態5のアンテナは、実施形態4のアンテナのホット側第1線条11の途中部にホット側第2線条12の一端を接続し右方向へ延伸している点で実施形態4と異なっている。
図6は、本発明の実施形態6に係わるアンテナの正面図である。実施形態6のアンテナは、ホット側第2線条12の途中部にホット側第4線条14が接続され、ホット側第1線条11に沿って延伸されている点が、実施形態5のアンテナと異なっている。
図7は、本発明の実施形態7に係わるアンテナの正面図である。実施形態7のアンテナは、ホット側第3線条13が、ホット側給電部30に接続されホット側第3線条13に平行に延伸されてホット側給電部30のアース側給電部40に囲まれていない方向に接続されている線条13’で2重になっており、さらに前記2重の線条の先端が上下方向の短い線条13’’によって接続されることでループ状となっている点で実施形態6のアンテナと異なっている。このようにホット側第3線条13をループ状にすることによって、電波を受けやすくなるため、アンテナ感度を向上させることができる。また、ホット側第2線条12をループ状にしても構わない。
図8は、本発明の実施形態8に係わるアンテナの正面図である。実施形態8のアンテナは、アース側給電部40のアース側第1面状体41及びアース側第2面状体42が、それぞれ導電ペーストを焼き付けたベタパターンではなく、導電線条を密に並べることによって構成されている点が、実施形態6のアンテナとは異なっている。前記各アース側面状体41,42を構成する導電線条の間隔は、密であるほどよいが、3mm程度であれば、本発明のアンテナ性能を発揮することができる。
図9は、本発明の実施形態9に係わるアンテナの正面図である。実施形態9のアンテナは、アース側給電点44が配設されているアース側第1面状体41が、5mm×5mm〜10mm×10mm程度の小面積であり、図示していない給電端子のアース側が載る程度の面積しかない点で、実施形態6のアンテナとは異なっている。アース側第1面状体41は、この程度の小面積であっても、本発明のアンテナ性能を発揮することができる。
図10は、本発明の実施形態10に係わるアンテナの正面図である。実施形態10のアンテナは、アース側エレメント20にアース側補助線条24が上下方向に接続されている点で実施形態6とは異なっている。
図11は、本発明の実施形態11に係わるアンテナの正面図である。実施形態11のアンテナは、アース側補助線条24の接続位置と延伸される方向が実施形態10のアンテナと異なっている。アース側補助線条24は上述のように、アース側エレメント20上であれば任意の位置に接続することができる。そのため、本発明のアンテナは、実施形態11のようにアース側補助線条24を設けても、所望の帯域で高いアンテナ感度を得ることができる。
図12は、本発明の実施形態12に係わるアンテナの正面図である。実施形態12のアンテナは、アース側第2面状体42にアース側給電部補助線条45の一端が接続されている点で実施形態6のアンテナとは異なっている。
図13は、本発明の実施形態13に係わるアンテナの正面図である。実施形態13のアンテナは、ホット側第3線条13がアース側第3線条23だけではなくて、アース側第2線条22にも沿って延伸されており、アース側第3線条23だけではなく、アース側第2線条22とも所定の間隔で近接して、オーバーラップ長bで容量結合している点で実施形態6のアンテナとは異なっている。
図14は、本発明の実施形態14に係わるアンテナの正面図である。実施形態14のアンテナは、ホット側第1線条11がアース側第1線条21だけではなくて、アース側第2線条22にも沿って延伸されており、アース側第1線条21だけではなく、アース側第2線条22とも所定の間隔で近接して、オーバーラップ長aで容量結合している点で実施形態6のアンテナとは異なっている。
図15は、本発明の実施形態15に係わるアンテナの正面図である。実施形態15のアンテナは、アース側エレメント20が、アース側第1線条21とアース側第2線条22で構成されており、ホット側第1線条11が、アース側第1線条21に容量結合するのではなくて、アース側給電部30から反時計回りに延伸され、アース側第2線条22にある間隔で近接し、オーバーラップ長aで容量結合している点で、実施形態1のアンテナとは異なっている。
図16は、本発明の実施形態16に係わるアンテナの正面図である。実施形態16のアンテナは、アース側第2線条22に平行にアース側補助線条24が設けられている点で、実施形態15のアンテナとは異なっている。本発明のアンテナはこのような構成とすることによって、電波を受信することによって誘起された電流が流れやすいため、より高いアンテナ感度を得ることができる。
図17は、本発明の実施形態17に係わるアンテナの正面図である。実施形態15のアンテナにおいては、アース側第1線条21は、真っ直ぐな線条であったが、実施形態17のアンテナにおいては、アース側第1線条21が、アース側給電部との接続点から一端上方に伸びてから、屈曲して延伸されている点が実施形態15のアンテナとは異なっている。このようにして、本発明のアンテナは、アース側エレメント20の長さとホット側第1線条11とアース側エレメントとのオーバーラップ長aとを柔軟に調整することができる。
図18は、本発明の実施形態18に係わるアンテナの正面図である。実施形態18のアンテナは、ホット側第1線条11にホット側補助線条15の一端が接続されており、ホット側第1線条11のアース側エレメント20とオーバーラップしている部分に平行に延伸されている点が、実施形態15のアンテナとは異なっている。このような構成とすることにより、電波を受信することによって誘起された電流が流れやすいため、より高いアンテナ感度を得ることができる。
本発明のアンテナは、図19〜図21及び図30のようにリアガラスに配設したり、図22及び図31のように嵌め殺しのサイドガラスに配設したりすることができる。また、図29のようにフロントガラスに配設することもできる。
本発明のアンテナは、受信機まで前記アンテナで受信した信号を伝送するための給電線として同軸線を用いている。前記同軸線の先端には、図示されていない給電端子を接続しており、その給電端子のアース側をアース側給電点44に、ホット側にはホット側給電点31を接続している。そして、前記給電端子と各給電点とははんだ付けによって接続している。また、前記給電端子のホット側には、前記同軸線の芯線を接続しており、前記給電端子のアース側には、前記同軸線の外皮導体を接続している。
本発明のアンテナの導電線条及び第1、第2面状体は、リアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けることができる。または、本発明のアンテナは、透明樹脂フィルム上に導電性塗料でプリントしたものを、所望の位置に貼り付けることでガラスアンテナとして機能させることもできる。
[日本の地上デジタル放送の帯域でのアンテナ感度]
実施形態6のアンテナを、図19に示すように、リアガラスのデフォッガ52の上部余白部に2本のFMアンテナとして、FM第1アンテナ61、FM第2アンテナ62を備えるリアガラスの上部余白部に、前記2つのFMアンテナに重ならないように取付け、前記リアガラスを乗用車に取付けて測定を行った。
ホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部c:60mm
ホット側第1線条とホット側給電部との接続部d:5mm
ホット側第2線条12:45mm
ホット側第3線条13:60mm
ホット側第4線条14:110mm
ホット側第4線条の縦辺とホット側第1線条の縦辺との間隔m:15mm
ホット側第1線条のオーバーラップ部とホット側第4線条との間隔n:5mm
ホット側第2線条とホット側第3線条との間隔e:10mm
アース側第1線条21:100mm
アース側第2線条22:77mm
アース側第3線条23:95mm
ホット側第1線条とアース側第1線条とのオーバーラップ部の間隔f:5mm
ホット側第3線条とアース側第3線条とのオーバーラップ部の間隔g:5mm
アース側第1面状体 幅h 15mm
アース側第1面状体 長さi 55mm
アース側第2面状体 幅j 15mm
アース側第2面状体 長さk 55mm
ホット側給電部30 5mm四方
ホット側給電部とアース側各面状体との間隔 l 3mm
アース側給電点:アース側第1面状体に配置
アース側第1線条とホット側第1線条とのオーバーラップ長a:60mm
アース側第3線条とホット側第3線条とのオーバーラップ長b:55mm
このとき、日本の地上デジタル放送の中心周波数の波長をλmを620MHzとおいたときに、ホット側第1線条11の長さは、ガラスの波長短縮率αを0.7としたときに、およそ0.35αλmとなっている。また、アース側第1線条21、アース側第2線条22、アース側第3線条23を合計した長さは、およそ0.80αλmとなっている。
実施形態5のアンテナを、図21に示すように、リアガラスのデフォッガ52上部余白部に2本のFMアンテナとして、FM第1アンテナ61、FM第2アンテナ62を備えるリアガラスの上部余白部に、前記2つのFMアンテナの重ならないように取付け、前記リアガラスを車両に取付けて測定を行った。
ホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部c: 60mm
ホット側第1線条とホット側給電部との接続部d:5mm
ホット側第2線条12:55mm
ホット側第3線条13:70mm
ホット側第4線条14:110mm
ホット側第2線条とホット側第3線条との間隔e:10mm
アース側第1線条21:120mm
アース側第2線条22:75mm
アース側第3線条23:95mm
ホット側第1線条とアース側第1線条とのオーバーラップ部の間隔f:5mm
ホット側第3線条とアース側第3線条とのオーバーラップ部の間隔g:5mm
アース側第1面状体 幅h 15mm
アース側第1面状体 長さi 55mm
アース側第2面状体 幅j 15mm
アース側第2面状体 長さk 55mm
ホット側給電部30 5mm四方
ホット側給電部とアース側各面状体との間隔 l 3mm
アース側給電点:アース側第1面状体に配置
アース側第1線条とホット側第1線条とのオーバーラップ長a:60mm
アース側第3線条とホット側第3線条とのオーバーラップ長b:55mm
このようにしてまずは最適なアンテナ寸法を定めた。このとき、日本の地上デジタル放送の中心周波数の波長をλmを620MHzとおいたときに、ホット側第1線条11の長さは、ガラスの波長短縮率αを0.7としたときに、およそ0.35αλmとなっている。また、アース側第1線条21、アース側第2線条22、アース側第3線条23を合計した長さは、およそ0.85αλmとなっている。
アース側エレメントの長さ
ホット側第3線条とアース側エレメントとのオーバーラップ長
ホット側第3線条とアース側エレメントとのオーバーラップ部の間隔
アース側面状体の幅。
ホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部cの長さを変化させることによって、アース側第1線条とホット側第1線条とのオーバーラップ長aを10mm〜120mmの間で変化させた。このとき、ホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部cの長さの調整する際には、ホット側第1線条11のホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部c以外の箇所の寸法は変えていないため、ホット側第1線条11の全長は、ホット側第1線条のアース側第1線条とのオーバーラップ部cの長さの調整することによって変化している。
アース側第2線条22の長さ、アース側第1線条とホット側第1線条とのオーバーラップ長a、及び、アース側第3線条とホット側第3線条とのオーバーラップ長bを変化させずに、アース側第1線条21及びアース側第3線条のそれぞれの長さの変化が等しくなるようにアース側エレメント20の全長を260mm〜450mmの範囲で変化させた。
ホット側第3線条13の長さを変化させることによって、ホット側第3線条13とアース側第3線条とホット側第3線条とのオーバーラップ長bを−15mm〜55mmの間で変化させた。ここで、アース側第3線条とホット側第3線条とのオーバーラップ長bが0以下の値のときは、ホット側第3線条13とアース側第3線条23とはオーバーラップ部を形成していない状態である。例えば、オーバーラップ長bが−15mmのときは、ホット側第3線条13のアース側第3線条側23側の先端と、アース側第3線条23のホット側第3線条側の先端の間隔が各線条に平行になるように測定したときに、15mm離れていることを示している。
ホット側第3線条13とアース側第3線条23とのオーバーラップ部での間隔gを5mm〜35mmの間で変化させたときの平均アンテナ感度を測定した。このとき、ホット側第3線条13とアース側第3線条23とのオーバーラップ部での間隔を変化させるために、アース側第2線条の長さを変化させることによって対応した。
アース側第1面状体41とアース側第2面状体42の幅を15mm〜100mmまで同時に変化させた。
実施形態15のアンテナ1、1’を図29に示すように、フロントガラスの上部側辺部及び上部上辺部に取付け、前記フロントガラスを車両に取付けて測定を行った。
アース側第1線条21:60mm
アース側第2線条22:60mm
ホット側第1線条とアース側第2線条とのオーバーラップ部の間隔f:10mm
アース側第1面状体 幅h 15mm
アース側第1面状体 長さi 40mm
アース側第2面状体 幅j 15mm
アース側第2面状体 長さk 15mm
ホット側給電部30 5mm四方
ホット側給電部とアース側各面状体との間隔 l 5mm
アース側給電点:アース側第1面状体に配置
アース側第2線条とホット側第1線条とのオーバーラップ長a:35mm
このとき、DABのLバンドの中心周波数の波長λmを1472MHzとおいたときに、ホット側第1線条11の長さは、ガラスの波長短縮率αを0.7としたときに、およそ0.4αλmとなっている。また、アース側第1線条21、アース側第2線条22を合計した長さは、およそ0.85αλmとなっている。
図33は、本発明の実施形態15に係わる比較例のアンテナパターンの正面図である。本比較例のアンテナは、芯線側給電点71と、アース側面状体72とを備え、さらにバンド3受信用エレメント73とLバンド受信用エレメント74とが、ホット側給電点71とアース側面状体72と容量結合するように配設されている。そして、図示しない給電端子を介して図示しない同軸ケーブルの先端の芯線側を比較例のアンテナのホット側給電点71に接続し、前記同軸ケーブルの外皮導体をアース側面状体72の所定の位置に接続し、前記同軸ケーブルのもう一方の先端を図示しないチューナーに接続し、Lバンド帯でのアンテナ感度の測定を行った。
10 ホット側エレメント
11 ホット側第1線条
11 ホット側第1線条
12 ホット側第2線条
13 ホット側第3線条
20 アース側エレメント
21 アース側第1線条
22 アース側第2線条
23 アース側第3線条
24 アース側補助線条
30 ホット側給電部
31 ホット側給電点
40 アース側給電部
41 アース側第1面状体
42 アース側第2面状体
43 アース側面状体連結部
44 アース側給電点
45 アース側給電部補助線条
5 窓ガラス
51 フランジ
52 デフォッガ
521 バスバ
522 熱線
53 ルームミラー
6 FMアンテナ
61 FM第1アンテナ
62 FM第2アンテナ
7 比較例のアンテナ
71 比較例のアンテナのホット側給電点
72 比較例のアンテナのアース側給電点
73 比較例のアンテナのバンド3受信用エレメント
74 比較例のアンテナのLバンド受信用エレメント
Claims (15)
- ホット側給電部(30)とアース側給電部(40)とを備える車両の窓ガラスに配設される、地上デジタル放送波、又はDAB受信用の車両用 ガラスアンテナであって、
ホット側エレメント(10)の一端が接続されたホット側給電部(30)と、前記ホット側給電部(30)の少なくとも前記ホット側エレメント(10)が接続されている箇所を除いて前記ホット側給電部(30)の3方向を 囲むように配設されたアース側給電部(40)を備えており、
前記ホット側エレメント(10)は、前記ホット側給電部(30)の、アース側給電部40で囲まれていない方向から、 離れる方向に延伸されており、
前記アース側給電部(40)には、アース側エレメント(20)の一端が接続されており、前記アース側エレメント(20)が前記ホット側エレメント(10)を矩形状に囲むように延伸されて配設されており、
前記アース側給電部(40)は、前記アース側エレメント(20)の一端が接続されているアース側第一面状体(41)を備え、
前記アース側エレメント(20)が、前記アース側第一面状体(41)に近い方から、 アース側第一線条(21)、アース側第二線条(22)、アース側第3線条(23)を備え、前記アース側第一線条(21)、前記アース側第二線条(22)、前記アース側第3線条(23)のそれぞれ端同士が矩形状になるように 接続され、前記アース側第二線条(22)の長さが、0.1αλm〜0.3αλm(α:ガラスの短縮率、λm:受信したい周波数帯の中心周波数の波長)であり、
前記ホット側エレメント(10)と、前記アース側エレメント(20)のアース側第1線条(21) 又はアース側第3線条( 23)とが、近接して容量結合している部分を有することを特徴とする車両用ガラスアンテナ。 - 前記アース側給電部(40)は、2つのアース側面状体(41、42)を備えており、前記2つのアース側面状体(41、42)は、前記ホット側給電部(30)を挟んで対向するように配置されており、前記2つのアース側面状体(41、42)は、アース側面状体連結部(43)によって接続されており、アース側給電点(44)が、前記2つのアース側面状体(41、42)のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記アース側エレメント(20)は、前記2つのアース側面状体(41、42)のうち、前記アース側給電点(44)が接続された方のアース側面状体(41、42)に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記ホット側エレメント(10)は、ホット側第1線条(11)とホット側第2線条(12)とから構成されており、前記ホット側第1線条(11)は前記ホット側給電部(30)に接続されており、前記ホット側第2線条(12)は、ホット側第1線条(11)の途中部に接続されており、
前記ホット側第1線条(11)又は前記ホット側第2線条(12)の少なくとも一方が、前記アース側エレメント(20)と近接して容量結合している部分を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。 - 前記ホット側第1線条(11)と前記ホット側第2線条(12)との両方のそれぞれが、前記アース側エレメント(20)に容量結合している部分を有することを特徴とする請求項4のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記ホット側エレメント(10)が、ホット側第1線条(11)とホット側第3線条(13)とから構成されており、
前記ホット側第3線条(13)が前記ホット側給電部(30)に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。 - 前記ホット側第3線条(13)が、前記アース側エレメント(20)に近接して容量結合している部分を有することを特徴とする請求項6に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記ホット側エレメント(10)が、前記ホット側第1線条(11)、ホット側第2線条(12)、及び前記ホット側第3線条(13)を備えており、
前記ホット側第3線条(13)が、前記アース側エレメント(20)に近接して容量結合している部分を有することを特徴とする請求項6乃至7のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。 - 前記ホット側エレメント(10)に、ホット側第4線条(14)を設け、前記ホット側第4線条(14)が、前記ホット側第2線条(12)に接続され、前記ホット側第1線条(11)に沿って配設されていることを特徴とする請求項4、5、又は8に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記ホット側エレメント(10)が、ホット側第1線条(11)を備えており、前記ホット側第1線条は、その一端が前記ホット側給電部(30)に接続されており、そして前記ホット側給電部(30)から反時計回りに延伸されており、前記アース側エレメント(20)は、前記アース側給電部(40)から時計回りに延伸されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記ホット側第1線条(11)には、ホット側補助線条(15)の一端が接続されていることを特徴とする請求項10に記載の車両用ガラスアンテナ。
- リアガラスのデフォッガ(52)の上部余白部に、フランジ(51)の側辺にアース側給電部(40)が沿うように近接させて、配設されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
- 嵌め殺しのサイドガラスに、フランジ(51)の側辺にアース側給電部(40)が沿うように近接させて、配設されていることを特徴とする請求項1乃至11に記載の車両用ガラスアンテナ。
- フロントガラスに、フランジ(51)の側辺にアース側給電部(40)が沿うように近接させて、配設されていることを特徴とする請求項1乃至11に記載の車両用ガラスアンテナ。
- 前記車両用ガラスアンテナが、透明フィルムに導電性塗料によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
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