JP6316641B2 - 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 - Google Patents
熱交換器およびそれを用いた空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6316641B2 JP6316641B2 JP2014087371A JP2014087371A JP6316641B2 JP 6316641 B2 JP6316641 B2 JP 6316641B2 JP 2014087371 A JP2014087371 A JP 2014087371A JP 2014087371 A JP2014087371 A JP 2014087371A JP 6316641 B2 JP6316641 B2 JP 6316641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- side plate
- bracket
- edge
- bending flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
すなわち、本発明にかかる熱交換器は、多数の伝熱管に板状フィンを所定間隔で多数枚積層配設し、該板状フィンの両側に側板を配設した熱交換器を複数枚積層して曲げ形成するとともに、その複数枚の熱交換器の側板間を連結ブラケットにより連結して一体化した熱交換器において、前記連結ブラケットは、積層された複数枚の前記熱交換器の前記側板間を跨ぐ幅寸法を有し、前記伝熱管を通す切欠きおよび/または穴を有するブラケット本体部と、該ブラケット本体部の両端に直角に曲げ形成され、先端がヘミング加工されている少なくとも一対の嵌合係止部とを備え、前記連結ブラケットの前記嵌合係止部が、両側に位置する前記側板に設けられている曲げフランジ部の内面側または外面側に嵌合され、前記ヘミング加工による折り返し部の端縁が前記側板の曲げフランジ部の端縁に係止された構成とされていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図6を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係る熱交換器の外観斜視図が示され、図2には、その一端部の拡大斜視図、図3には、図2のA−A断面相当図、図4ないし図6には、その熱交換器を構成する連結ブラケットおよび側板の構成図(3面図)が示されている。
熱交換器1は、ヘアピンチューブを含む多数の伝熱管5に対して板状フィン(プレートフィン)6を所定間隔で多数枚積層配設し、その板状フィン6の両端側に側板7を配設したフィンチューブ型の熱交換器2,3,4を複数枚(本実施形態では、3枚)積層して曲げ形成し、その複数枚の熱交換器2,3,4の側板7間を連結ブラケット8により連結して一体化した熱交換器とされている。
上記の如く、四角形状に曲げ加工された熱交換器1は、多数本の伝熱管5に対して板状フィン(プレートフィン)6を所定間隔で多数枚積層して配設するとともに、その両端側に側板7を配設して構成されたフィンチューブ型の複数枚の熱交換器2,3,4を、3層に積層した状態で曲げ加工装置等を用いて、図1に示すように折り曲げ加工し、その熱交換器2,3,4の側板7間を連結ブラケット8により上下2箇所で連結して一体化することによって構成される。
次に、本発明の第2実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、連結ブラケット8Aの側板7A,7Bに対する嵌合構成が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図7に示されるように、連結ブラケット8Aの嵌合係止部21Aを、最外側の熱交換器2の側板7Aと最内側の熱交換器4の側板7Bの曲げフランジ部11,15の外面側に弾性変形を利用して嵌合し、その曲げフランジ部11,15の端縁に対して、嵌合係止部21Aの先端に内面側にヘミング加工されている折り返し部22Aの端縁を係止する構成としている。なお、本実施形態の場合、側板7A,7Bに、第1実施形態の如く、スリット穴を設ける必要はない。
2,3,4 熱交換器
5 伝熱管
6 板状フィン
7,7A,7B 側板
8,8A 連結ブラケット
11,15 曲げフランジ部
12 16 スリット穴
18 ブラケット本体部
19 切欠き
20 穴
21,21A 嵌合係止部
22,22A 折り返し部
Claims (6)
- 多数の伝熱管に板状フィンを所定間隔で多数枚積層配設し、該板状フィンの両側に側板を配設した熱交換器を複数枚積層して曲げ形成するとともに、その複数枚の熱交換器の側板間を連結ブラケットにより連結して一体化した熱交換器において、
前記連結ブラケットは、積層された複数枚の前記熱交換器の前記側板間を跨ぐ幅寸法を有し、前記伝熱管を通す切欠きおよび/または穴を有するブラケット本体部と、該ブラケット本体部の両端に直角に曲げ形成され、先端がヘミング加工されている少なくとも一対の嵌合係止部とを備え、
前記連結ブラケットの前記嵌合係止部が、両側に位置する前記側板に設けられている曲げフランジ部の内面側または外面側に嵌合され、前記ヘミング加工による折り返し部の端縁が前記側板の曲げフランジ部の端縁に係止された構成とされていることを特徴とする熱交換器。 - 前記連結ブラケットは、前記側板の長さ方向に所定の間隔を空けて少なくとも2箇所以上の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記連結ブラケットは、前記ブラケット本体部に対して前記嵌合係止部を所定の間隔で複数対設けた構成とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
- 前記連結ブラケットは、前記側板の所定位置に前記曲げフランジ部に沿うように設けられているスリット穴から、前記嵌合係止部が前記曲げフランジ部の内面と前記多数の板状フィンの端縁との間に挿入され、外面側にヘミング加工された前記折り返し部の端縁が前記側板の曲げフランジ部の端縁に係止されるように嵌合されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記連結ブラケットは、前記嵌合係止部が前記側板の前記曲げフランジ部の外面に沿って嵌合され、内面側にヘミング加工された前記折り返し部の端縁が前記側板の曲げフランジ部の端縁に係止されるように嵌合されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器。
- ユニット本体内に、請求項1ないし5のいずれかに記載の曲げ形成された熱交換器が搭載されていることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014087371A JP6316641B2 (ja) | 2014-04-21 | 2014-04-21 | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014087371A JP6316641B2 (ja) | 2014-04-21 | 2014-04-21 | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015206539A JP2015206539A (ja) | 2015-11-19 |
JP6316641B2 true JP6316641B2 (ja) | 2018-04-25 |
Family
ID=54603458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014087371A Active JP6316641B2 (ja) | 2014-04-21 | 2014-04-21 | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6316641B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265447B2 (ja) | 2019-08-09 | 2023-04-26 | 旭化成株式会社 | 塩化ビニリデン系樹脂フィルム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106642821A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-05-10 | 广东美的制冷设备有限公司 | 换热器及空调器 |
CN210625445U (zh) * | 2017-11-16 | 2020-05-26 | 三菱电机株式会社 | 热交换器 |
JP2020134013A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 三菱電機株式会社 | 送風機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60165774U (ja) * | 1984-04-11 | 1985-11-02 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の熱交換器 |
JPH083372B2 (ja) * | 1989-09-08 | 1996-01-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機における熱交換器の固定装置 |
US5267610A (en) * | 1992-11-09 | 1993-12-07 | Carrier Corporation | Heat exchanger and manufacturing method |
JPH1061981A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-03-06 | Fujitsu General Ltd | 熱交換器 |
DE102006028578B4 (de) * | 2006-06-22 | 2020-03-12 | Modine Manufacturing Co. | Wärmetauscher, insbesondere Abgaswärmetauscher |
-
2014
- 2014-04-21 JP JP2014087371A patent/JP6316641B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7265447B2 (ja) | 2019-08-09 | 2023-04-26 | 旭化成株式会社 | 塩化ビニリデン系樹脂フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015206539A (ja) | 2015-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6316641B2 (ja) | 熱交換器およびそれを用いた空気調和機 | |
JP6296837B2 (ja) | タンクのシール構造 | |
JP5390417B2 (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
US20070062215A1 (en) | Condenser | |
JP5490476B2 (ja) | 電気機器の筐体フレーム | |
WO2015106726A1 (zh) | 集流管组件以及具有该集流管组件的换热器 | |
KR101819488B1 (ko) | 냉각 모듈 및 조립 방법 | |
JP4661357B2 (ja) | 分離型空気調和機の室外ユニット | |
JP6104379B2 (ja) | 熱交換器ユニットの製造方法、熱交換器ユニット及び空気調和機 | |
JP6125024B2 (ja) | 熱交換器、その熱交換器を用いた空気調和装置、及びその熱交換器の製造方法 | |
US20180135921A1 (en) | Fin of a heat exchanger, notably for a motor vehicle, and corresponding heat exchanger | |
CN106642824B (zh) | 多折式换热器和空调器 | |
WO2014101215A1 (en) | Coil end plate for a heat exchanger coil assembly | |
CN116026180A (zh) | 换热翅片、多折式换热器和空调器 | |
JP2017198385A (ja) | 熱交換器 | |
JP2011169535A (ja) | 熱交換器のブラケット固定構造 | |
JP2017009191A (ja) | 熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段 | |
JP2019105407A (ja) | 熱交換器 | |
JP5868537B1 (ja) | 空気調和装置及び空気調和装置の製造方法 | |
JP5252991B2 (ja) | ダクトの補強構造 | |
JP2007321800A (ja) | 配管接続金具 | |
CN211781889U (zh) | 连接组件、空调冷凝器、空调蒸发器及空调 | |
KR101454711B1 (ko) | 응축기 헤더파이프와 브라켓 또는 튜브의 고정 및 접합방법 | |
JP2006322634A (ja) | 熱交換器 | |
KR20170002430U (ko) | 전열교환용 플레이트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170420 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6316641 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |