JP6315141B2 - 画像処理装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、画像処理装置、その制御方法、およびプログラムに関し、特に、情報端末と近距離無線通信を行なう画像処理装置およびその制御方法、ならびに、そのような画像処理装置によって実行されるプログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末などの端末装置には、NFC(Near field communication)などの近距離で通信を行なう機能が搭載されたものがある。これにより、ユーザーは、このような端末装置を他の電子機器の予め定められた位置に翳すことで、当該端末装置を用いてデータ通信を行うことができる。上記した「他の電子機器」の一例として、MFP(Multi-Functional Peripheral)のような画像処理装置が採用される場合がある。画像処理装置は、主に、当該装置の前面に配置される操作パネルにおいて操作を受け付ける。このことから、画像処理装置では、多くの場合、端末装置と近距離無線通信を行なうための上記「予め定められた位置」(以下、「タッチエリア」ともいう)は、操作パネルの近傍に配置される。
画像処理装置では、ユーザーがタッチエリアに端末装置を翳そうとしたとき、当該端末装置を持つユーザーの手が、ユーザーの意図に反して操作部に触れてしまう事態が生じ得る。このような事態が生じた場合、画像処理装置は、ユーザーが意図しない操作情報が入力されることによって、画像処理装置がユーザーの意図しない動作を実行する場合がある。画像処理装置では、ユーザーの手の意図に反した接近が事前に検知されれば、ユーザーの意図に反した動作を未然に防ぐための対策を講じることができる。
ユーザーの手の意図に反した接近の検知およびそれに対する対策に関する技術は、たとえば特開2013−235468号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1では、表示デバイスを挟んで配置された一対のタクタイルセンサー等のセンサーを備える携帯端末が開示されている。当該携帯端末は、当該センサーで人体との接触範囲を検出し、タッチパネルにおいて、検出された範囲に応じた領域の入力を無効にする。
特開2013−235468号公報
特許文献1に開示された携帯端末では、ユーザーは、当該携帯端末の筐体自体を把持する。このことから、当該携帯端末は、上記のようなセンサーによって、ユーザーの手の接近を検知することができる。
しかしながら、上記したような画像処理装置では、ユーザーは、端末装置をタッチエリアに「翳す」のであって、操作パネルを「把持する」という事態は生じにくい。したがって、画像処理装置では、単に特許文献1に開示されたようなセンサーを設けたとしても、端末装置を持って近づいてきたユーザーが意図に反して操作パネルに接触することを当該接触に先立って検知することは難しいと考えられる。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像処理装置において、ユーザーの意図しない接触による動作を回避することである。
本開示のある局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備え、入力制御手段は、複数の検知手段による検知結果に基づき、タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更する、画像処理装置が提供される。
本開示の他の局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備え、入力制御手段は、検知手段により物体の存在が検知されると、タッチパネルにおけるタッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させる、画像処理装置が提供される。
好ましくは、検知手段は、タッチパネル近傍に配置されたセンサーである。
好ましくは、センサーは、物体が存在する位置が異なることを識別する。
好ましくは、入力制御手段は、センサーの検出出力に基づいて識別される物体の位置に応じて、入力を受け付けない領域を特定する。
好ましくは、入力制御手段は、検知手段によって検知された物体の存在によりタッチパネルのタッチエリア近傍の領域に対する入力を受け付けなくなった後、一定の時間内に近距離無線通信手段が近距離無線通信を開始しない場合には、タッチパネルのタッチエリア近傍の領域に対する入力の受付を再開する。
好ましくは、入力制御手段は、検知手段によって検知された物体の存在によりタッチパネルのタッチエリア近傍の領域に対する入力を受け付けなくなった後、当該検知手段による物体の存在の検知が解消された場合には、タッチパネルのタッチエリア近傍の領域に対する入力の受付を再開する。
本開示のさらに他の局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、入力制御手段が、複数の検知手段による検知結果に基づき、タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更するステップを備える、画像処理装置の制御方法が提供される。
本開示のさらに他の局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、入力制御手段が、検知手段により物体の存在が検知されると、タッチパネルにおけるタッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させるステップを備える、画像処理装置の制御方法が提供される。
本開示のさらに他の局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備える画像処理装置を制御するためのプログラムが提供される。プログラムは、画像処理装置の入力制御手段に、複数の検知手段による検知結果に基づき、タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更するステップを実行させる。
本開示のさらに他の局面に従うと、タッチパネルと、タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、タッチパネル近傍に配置され、近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備える画像処理装置を制御するためのプログラムが提供される。プログラムは、画像処理装置の入力制御手段に、検知手段により物体の存在が検知されると、タッチパネルにおけるタッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させるステップを実行させる。
本開示によれば、画像処理装置において、複数の検知手段による検知結果に基づいて、タッチパネルに対する入力を無効にする領域が変更される。また、本開示によれば、検知手段により物体の存在が検知されると、タッチパネルにおけるタッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーが配置される。
これにより、画像処理装置は、ユーザーの手が意図せずタッチパネルに触れても当該意図しない接触によって動作することを回避できる。
第1の実施の形態の画像処理装置の一例であるMFPの動作の概要を説明するための図である。 第1の実施の形態の画像処理装置の一例であるMFPの動作の概要を説明するための図である。 第1の実施の形態の画像処理装置の一例であるMFPの動作の概要を説明するための図である。 MFPの全体構成を示す斜視図である。 操作パネルの構成を示す図である。 MFPの構成を示すブロック図である。 操作パネルにおいて、タッチセンサーの一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。 MFPの近距離無線通信の通信相手の一例であるモバイル端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 MFPにおいて実行される、タッチセンサーの一部の領域に対する入力の有効/無効に切り替えるための処理のフローチャートである。 第2の実施の形態のMFPの操作パネルの平面図である。 第2の実施の形態の操作パネルにおける、タッチセンサーの一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。 第2の実施の形態のMFPにおいて実行される処理のフローチャートである。 第3の実施の形態のMFPにおいて実行される処理のフローチャートである。 第4の実施の形態のMFPにおける、タッチエリア近傍での物体の存在の検出を説明するための図である。 第4の実施の形態のMFPにおいて、3つの検知部のうち、1つの検知部のみが物体の存在を検出している状態を示す図である。 第4の実施の形態のMFPにおいて、3つの検知部のうち、2つの検知部が物体の存在を検出している状態を示す図である。 第4の実施の形態のMFPにおいて、3つの検知部のすべてが物体の存在を検出している状態を示す図である。 第4の実施の形態のMFPの操作パネルにおける、タッチセンサーの一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。 第4の実施の形態のMFPにおいて実行される、物体の存在の検出に基づく入力の無効化のための処理のフローチャートである。 第5の実施の形態のMFPの操作パネルのディスプレイに表示される画面の一例を説明するための図である。 第5の実施の形態のMFPの操作パネルのディスプレイに表示される画面の他の例を説明するための図である。 第6の実施の形態のMFPの操作パネルのディスプレイに表示される画面の一例を説明するための図である。 第6の実施の形態のMFPの操作パネルのディスプレイに表示される画面の他の例を説明するための図である。
以下に、図面を参照しつつ、画像処理装置の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<画像処理装置の動作の概要>
図1〜図3は、第1の実施の形態の画像処理装置の一例であるMFPの動作の概要を説明するための図である。MFPは、スキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワーク機能、およびBOX機能といった、複数の機能が搭載された複合機である。BOX機能とは、複合機に内蔵されたハードディスクにデータを保存し、そして、当該データを必要な時に取り出して使うための機能である。
第1の実施の形態のMFPは、図1に示される操作パネル300を備える。操作パネル300は、ディスプレイ320と、当該ディスプレイ320に取り付けられたタッチセンサー350とを含む。ディスプレイ320とタッチセンサー350とによって、タッチパネルが構成される。
また、操作パネル300は、NFC等の近距離無線通信を行なうためのアンテナおよび通信回路を備える。図1では、近距離無線通信でMFPの操作パネル300と通信するための端末が、モバイル端末400として示されている。また、図1では、モバイル端末400を持つユーザーの手が手Hとして示されている。
MFP100は、近距離無線通信として、たとえば、非接触IC(Integrated Circuit)を含む無線通信規格に従って、NFC対応の端末と非接触でデータ通信を行う。
操作パネル300の筐体には、近距離無線通信でMFPと通信する端末の好ましい配置を示すための領域が、タッチエリア360として設定されている。タッチエリア360は、たとえば、操作パネル300の筐体に印刷された枠として示される。タッチエリア360は、近距離無線検知部の一例である。タッチエリア360は、図1に示されるように、タッチセンサー350の近傍に配置される。これは、ユーザーが操作パネル300を見ながら端末をMFPと通信させることができるようにするためである。
図2には、ユーザーが、モバイル端末400をタッチエリア360に翳している場面が示されている。図2に示された場面では、ユーザーの手Hが、ディスプレイ320に重なっている。このような場面では、ユーザーの意図に反して、手Hが、タッチセンサー350において入力を受け付ける部分に触れてしまう場合があり得る。
図3には、タッチセンサー350において入力が無効にされる領域(入力無効領域351)が示されている。第1の実施の形態のMFPは、タッチエリア360近傍における端末の存在の有無を検出する。そして、MFPは、タッチエリア360近傍における端末の存在を検知すると、入力無効領域351に対する情報の入力を無効する。より具体的には、MFPは、タッチセンサー350の入力無効領域351内でタッチが行なわれても、当該タッチに対応する入力を受け付けないか、または、当該タッチに対応する入力を無効にする。これにより、タッチエリア360にモバイル端末400を翳すユーザーの手Hによって、タッチセンサー350に、ユーザーが意図しない情報が入力されることが回避される。
<画像処理装置の概略的な構成>
図4は、MFP100の全体構成を示す斜視図である。
図4には、MFP100は、原稿を光学的に読取って画像データを得るスキャナー部2と、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷するプリント部6とを含む。画像形成装置MFP100の本体の上面には、スキャナー部2に原稿を送るフィーダー4が配置される。また、MFP100の下部には、プリント部6に用紙を供給する複数の給紙部9が配置される。また、MFP100の中央部には、プリント部6によって画像を形成された用紙が排出されるトレー5が配置される。
MFP100において、操作パネル300は、当該MFP100の本体の上部の前面側に装着されている。「前面」とは、MFP100において、当該MFP100を利用するユーザーと対向する面である。操作パネル300の外形は、ほぼプレート状である。そして、MFP100では、操作パネル300は、その主面が垂直方向に対して傾斜するように、設置されている。また、操作パネル300には、ユーザーの状態(背の高さや車いすに乗っている等)に応じて、当該操作パネル300の角度を変更するための機構が設けられていてもよい。
図5は、操作パネル300の構成を示す図である。
図5に示されるように、操作パネル300は、ディスプレイ320とタッチセンサー350に加えて、複数のキーからなるキー群340を含む。キー群340は、ユーザーからの各種の指示の入力を受け付けるキー、および、数字・文字・記号といった情報の入力を受け付けるキーを含む。より具体的には、キー群340は、コピー/スキャン等の動作を開始させるためのスタートキー、コピー/スキャン動作の停止を指示するためのストップキー、設定されているモードおよびジョブを破棄するためのリセットキーを含む。また、MFP100では、ディスプレイ320は、ソフトウェアキーの配置を表示する。タッチセンサー350上の、ディスプレイ320に表示されたソフトウェアキーに対応する位置をタッチされると、MFP100は、タッチされた位置に対応するキーに従った動作を実行する。
<MFPの構成>
図6は、MFP100の構成を示すブロック図である。
図6を参照して、MFP100は、システムコントローラー101と、メモリー102と、ネットワークインターフェース(I/F)103と、プリンターエンジン104と、出力画像処理部105と、記憶装置106と、撮像部107と、入力画像処理部108と、操作パネル300とを含む。システムコントローラー101は、たとえば内部バスを介して、メモリー102、ネットワークインターフェース103、プリンターエンジン104、出力画像処理部105、記憶装置106、撮像部107、入力画像処理部108、および操作パネル300と接続されている。
システムコントローラー101は、スキャンジョブ、コピージョブ、メール送信ジョブ、およびプリントジョブなどの各種ジョブについて、MFP100全体を制御する。システムコントローラー101は、CPU(Central Processing Unit)121と、ROM122(Read Only Memory)とを含む。
CPU121は、ROM122に記憶された制御プログラムを実行する。ROM122は、MFP100の動作の制御の各種プログラムと、各種固定データとを格納している。CPU121は、所定の処理を行うことにより、メモリー102からのデータの読み込みや、メモリー102にデータを書き込む。
メモリー102は、たとえばRAM(Random Access Memory)であり、たとえば、CPU121が制御プログラムを実行するときに必要なデータや画像データの一時的な記憶に用いられる。
ネットワークインターフェース103は、システムコントローラー101からの指示に従って、ネットワークを介して外部機器との通信を行う。
プリンターエンジン104は、出力画像処理部105にて処理された印刷データに基づいて用紙などへのプリント処理を行う。特にMFP100がプリンターとして動作する場合には、プリンターエンジン104は画像を印刷し、MFP100が複写機として動作する場合には、プリンターエンジン104は撮像部107で読み取った画像を印刷する。
出力画像処理部105は、たとえば、画像の印刷時に、当該画像のデータ形式を印刷データに変換するための変換処理を実行する。
記憶装置106は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)であり、MFP100の動作に関わる各種データなどを格納する。記憶装置106は、さらに、MFP100の操作パネル300に表示する画面の画像データを格納していてもよい。
撮像部107は、原稿の画像を読み取り、入力画像処理部108へ出力する。
入力画像処理部108は、撮像部107で画像を読み取った場合などに、その画像データの形式を変換する変換処理を行なう。
MFP100では、CPU121が適切なプログラムを実行することによって、本明細書に記載されたようなMFP100の動作が実現される。CPU121によって実行されるプログラムは、上記したようにROM122に格納されていてもよいし、記憶装置106に格納されていてもよいし、MFP100に対して着脱可能な記憶媒体に格納されていてもよい。当該プログラムが格納される記憶媒体は、たとえばCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリー、メモリーカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリーカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にデータを格納する媒体である。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
<操作パネルの構成(一部の領域に対する入力の無効)>
図7は、操作パネル300において、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。
第1の実施の形態のMFP100では、近距離無線通信による通信が実施されている間は、図2に示されたように、操作パネル300近傍に、端末および当該端末を持つユーザーの手が存在していると考えられる。そこで、MFP100では、近距離無線通信による通信が実施されている間は、図3に示されたように、タッチセンサー350の一部(入力無効領域351)に対する入力が無効にされる。以下、図7を参照して、操作パネル300の構成のうち、タッチセンサー350の一部に対する入力を無効にするための構成について説明する。
タッチセンサー350には、複数の電極がマトリクス状に配置されている。図7では、タッチセンサー350のX軸方向に延設される電極がX電極群350Xとして示され、また、Y軸方向に延設される電極がY電極群350Yとして示されている。
X電極群350XおよびY電極群350Yは、スキャン回路371に接続されている。スキャン回路371は、X電極群350XおよびY電極群350Yのそれぞれの電圧値を順次スキャンすることにより、各電極のタッチセンサー350表面に対する導電体のタッチによる静電容量の変化量を特定する。スキャン回路371は、特定された静電容量の変化量を、座標検出部372に出力する。
座標検出部372は、スキャン回路371から入力された変化量に基づいて、タッチセンサー350におけるタッチ位置を特定する。そして、座標検出部372は、特定されたタッチ位置でタッチ操作があったことをシステムコントローラー101へ出力する。
座標検出部372には、領域設定部353が接続されている。領域設定部353は、タッチエリア360の近傍におけるユーザーの手等の物体の存在が検知されたときに、図3を参照して説明されたように、タッチセンサー350におけるタッチ入力を無効にするべき領域を設定する。
操作パネル300は、近距離無線通信によって情報を送受信するための近距離通信部380および通信制御部382を含む。通信制御部382は、たとえば、近距離無線通信のための通信回路によって実現される。近距離通信部380は、たとえば、近距離無線通信のためのアンテナによって実現される。通信制御部382は、近距離通信部380で受信された電波を信号に変換して、システムコントローラー101に送信する。また、通信制御部382は、近距離通信部380が電波を受信したことを、領域設定部353に通知する。
領域設定部353は、通信制御部382から上記通知を受けると、座標検出部372に対して、タッチセンサー350の中の一部の領域(図3の入力無効領域351)に対する入力を無効にする指示を出力する。これにより、領域設定部353は、スキャン回路371から入力された変化量に基づいて特定されるタッチ位置が入力無効領域351内にあるときは、当該タッチ位置でタッチ操作があったことをシステムコントローラー101へ出力しない。これにより、当該タッチ位置でタッチ操作があっても、MFP100では、当該タッチ操作に応じた動作は実行されない。つまり、当該タッチ操作は、無効にされる。
以上、図7を参照して説明された構成では、領域設定部353は、入力無効領域351におけるタッチが検出されても当該検出出力をシステムコントローラー101に出力しないことによって、入力無効領域351におけるタッチが無効にされた。なお、タッチセンサー350が、マトリクス状に配置された複数のセンサーによって構成される場合には、当該複数のセンサーの中で入力無効領域351に配置されたセンサーにタッチを検出させないようにすることによっても、入力無効領域351におけるタッチは無効にされ得る。
<モバイル端末のハードウェア構成>
図8は、MFP100の近距離無線通信の通信相手の一例であるモバイル端末400のハードウェア構成の一例を示す図である。
モバイル端末400は、主な構成要素として、CPU401と、RAM402と、記憶装置403と、ディスプレイ404と、操作ボタン405と、近距離通信装置406とを備えている。CPU401と、RAM402と、記憶装置403と、ディスプレイ404と、操作ボタン405と、近距離通信装置406とは、互いに内部バスで接続されている。
CPU401は、モバイル端末400の全体的な動作を制御するための処理を実行する演算装置の一例である。
RAM402は、CPU401における処理実行時のワークエリアとして機能する。
記憶装置403は、CPU401が実行するOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムのデータ、および、これらのプログラムの実行に利用されるデータを保存する。記憶装置403は、たとえば、EEPROMなどの不揮発的にデータを格納する媒体が挙げられる。また、記憶装置403には、ネットワークを介してダウンロードされたプログラムがインストールされる場合も有り得る。
ディスプレイ404は、CPU401によって実行されるプログラムの処理結果を示す画像を表示するための表示装置である。
操作ボタン405は、実行中のアプリケーションの処理に関する指示の入力など、モバイル端末400に対して情報を入力するための入力装置の一例である。なお、モバイル端末400が備える入力装置の他の例は、ディスプレイ404上に設けられたタッチセンサーである。
近距離通信装置406は、たとえばNFC等の規格に従ってMFP100等の外部の機器と情報を通信するための、通信装置の一例である。
<処理の流れ>
図9は、MFP100において、CPU121によって実行される、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力の有効/無効に切り替えるための処理のフローチャートである。図9の処理は、たとえばMFP100においてタッチセンサー350に対する入力が受け付けられる間、実行される。
図9を参照して、ステップS10で、CPU121は、通信制御部382がモバイル端末400等の端末と近距離無線通信を開始したかどうかを判断する。そして、CPU121は、通信制御部382がまだ近距離無線通信を開始していないと判断すると(ステップS10でNO)、ステップS10の制御に留まる。そして、CPU121は、通信制御部382が近距離無線通信を開始したと判断すると(ステップS10でYES)、ステップS20へ制御を進める。
ステップS20で、CPU121は、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための制御を実行する。当該制御では、CPU121は、図7を参照して説明されたように、たとえば、領域設定部353に、座標検出部372に対して、入力無効領域351(図3)に対する入力を無効にする指示を出力させる。そして、制御はステップS30へ進められる。
ステップS30で、CPU121は、通信制御部382が近距離無線通信を終了したかどうかを判断する。CPU121は、通信制御部382が近距離無線通信を終了したと判断するまでは(ステップS30でNO)、ステップS30の制御に留まる。そして、CPU121は、通信制御部382が近距離無線通信を終了したと判断すると(ステップS30でYES)、ステップS40へ制御を進める。
ステップS40で、CPU121は、ステップS20における入力の無効を解除する。つまり、CPU121は、領域設定部353に、座標検出部372に対して入力無効領域351(図3)に対する入力の無効を解除させる。これにより、タッチセンサー350において、入力無効領域351として示された領域にタッチ操作がされた場合には、座標検出部372は、当該タッチ操作がなされた座標をシステムコントローラー101に出力する。そして、制御はステップS10へ戻される。
以上説明された第1の実施の形態のMFP100では、近距離無線通信による通信中は、入力無効領域351に対してタッチ操作がなされても、当該操作による入力は受け付けられない。これにより、ユーザーがモバイル端末400をタッチエリア360に近づける際に意図せずに入力無効領域351に接触しても、当該意図しない接触によってMFP100が動作することが回避される。
[第2の実施の形態]
<操作パネルの構成>
図10は、第2の実施の形態のMFP100の操作パネル300の平面図である。図10に示されるように、第2の実施の形態のMFP100は、タッチエリア360近傍での物体の存在を検出するための検知部361をさらに備える。検知部361は、非接触で物体の存在を検知する近接センサーである。検知部361は、非接触で物体の存在を検出することができれば、いかなるタイプのセンサー(誘導形、静電容量形、および磁気形を含む)であっても良い。
図11は、第2の実施の形態の操作パネル300における、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。図11に示されるように、第2の実施の形態の操作パネル300では、通信制御部382の代わりに、検知部361が、領域設定部353と接続される。
第2の実施の形態では、検知部361は、物体の存在を検出すると、領域設定部353に当該物体の存在を通知する。これに応じて、領域設定部353は、座標検出部372に対して、入力無効領域351(図3)に対する入力を無効にする指示を出力する。
また、第2の実施の形態では、検知部361は、物体の存在が解消したことを検出すると、領域設定部353に当該解消を通知する。これにより、領域設定部353は、座標検出部372に対して、入力無効領域351に対する入力の無効の指示を停止する。
以上より、第2の実施の形態では、検知部361が物体の存在を検出しているときには入力無効領域351への入力が無効にされる。そして、検知部361による物体の存在の検出が終了すれば、入力無効領域351への入力の無効も解除され、これにより、入力無効領域351への入力が受け付けられるようになる。
<処理の流れ>
図12は、第2の実施の形態のMFP100のCPU101によって実行される処理のフローチャートである。当該処理は、タッチセンサー350においてタッチ操作が受け付けられる期間中に実行される。
図12を参照して、ステップSA10で、CPU101は、検知部361が物体の存在を検出したかどうかを判断する。CPU101は、検知部361が物体の存在を検出していないと判断すると(ステップSA10でNO)、ステップSA10の制御に留まる。一方、CPU101は、検知部361が物体の存在を検出していると判断すると(ステップSA10でYES)、ステップSA20へ制御を進める。
ステップSA20で、CPU101は、領域設定部353に、座標検出部372に対して一定の領域(入力無効領域351(図3))への入力を無効する指示を送信させる。そして、制御はステップSA30へ進められる。
ステップSA30で、CPU101は、検知部361における物体の存在を検出が解消されたかどうか、つまり、検知部361が物体の存在を検出しなくなったかどうかを判断する。CPU101は、検知部361がまだ物体の存在を検出していると判断すると(ステップSA30でNO)、ステップSA30の制御に留まる。一方、CPU101は、検知部361による物体の存在の検出が解消されたと判断すると(ステップSA30でYES)、ステップSA40へ制御を進める。
ステップSA40で、CPU101は、領域設定部353に、座標検出部372に対する一定の領域(入力無効領域351)への入力の無効を解消する指示を送信させる。そして、制御はステップSA10へ戻される。
以上説明したように、第2の実施の形態のMFP100では、検知部361による物体の近接が検出されている期間中は、入力無効領域351に対してタッチ操作がなされても、当該操作による入力は受け付けられない。検知部361は、タッチエリア360近傍に配置されている。これにより、ユーザーがモバイル端末400をタッチエリア360に近づける際に意図せずに入力無効領域351に接触しても、当該意図しない接触によってMFP100が動作することが回避される。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態のMFP100では、第2の実施の形態のMFP100と同様に、操作パネル300に検知部361が設けられている。なお、第3の実施の形態では、検知部361が物体の存在を検出するとタッチセンサー350の一部の領域に対する入力が無効にされるが、その後一定の時間(たとえば、1分間)内にMFP100が外部の端末と近距離無線通信を開始しない場合には、当該無効が解除される。
図13は、第3の実施の形態のMFP100において実行される処理のフローチャートである。図13に示されるように、ステップSA10およびステップSA20では、CPU101は、第2の実施の形態と同様の制御を実行する。つまり、CPU101は、ステップSA10で、検知部361が物体の存在を検出したと判断すると(ステップSA10でYES)、ステップSA20へ制御を進める。そして、CPU101は、ステップSA20で、一部の領域(入力無効領域351)に対する入力を無効にする。そして、制御は、ステップSA22へ進められる。
ステップSA22で、CPU101は、上記の「一定の時間」を計測するためのタイマーの計時を開始させる。そして、制御はステップSA30へ進められる。
ステップSA30で、CPU101は、検知部361における物体の存在の検出が解消されたかどうかを判断する。そして、CPU101は、当該検出がまだ解消されていないと判断すると(ステップSA30でNO)、ステップSA32へ制御を進める。そして、CPU101は、当該検出が解消されたと判断すると(ステップSA30でYES)、ステップSA40へ制御を進める。
ステップSA32で、CPU101は、ステップS22で開始させたタイマーの計時が終了したかどうかを判断する。そして、CPU101は、まだ計時が終了していないと判断すると(ステップSA32でNO)、ステップSA30へ制御を戻す。一方、CPU101は、計時が終了していると判断すると(ステップSA32でYES)、ステップS34へ制御を進める。
ステップSA34で、CPU101は、MFP100において、通信制御部382による近距離無線通信の通信中かどうかを判断する。そして、CPU101は、近距離無線通信の通信中であると判断すると(ステップSA34でYES)、ステップSA30へ制御を戻す。一方、CPU101は、近距離無線通信の通信中ではないと判断すると(ステップSA34でNO)、ステップSA40へ制御を進める。
ステップSA40では、CPU101は、ステップSA20における一部の領域への入力の無効を解除させて、制御をステップSA10へ戻す。
以上説明された第3の実施の形態では、検知部361による物体の存在が検出された後、当該物体の存在の検出が解消された場合(ステップSA30でYES)、または、一定の時間内に近距離無線通信による通信が開始されないかもしくは一定の時間内に近距離無線通信が終了した場合(ステップSA34でNO)、タッチセンサー350における一定の領域(入力無効領域351(図3))に対する入力の無効が解消される。
検知部361による物体の存在の検出後、一定の時間内に近距離無線通信による通信が開始されない場合、検出された検知部361への物体の接近は、タッチエリア360に端末を翳したことによるユーザーの手によるものではない可能性が高い。このような場合には、第3の実施の形態のMFP100では、タッチセンサー350における一部の領域への入力が無効にされることによる不都合が回避され得る。
[第4の実施の形態]
<概略>
第4の実施の形態では、MFP100に接近した物体の位置に応じて、タッチセンサー350において入力を無効にされる領域が変更される。
より具体的には、第4の実施の形態では、操作パネル300において、タッチセンサー350およびタッチエリア360の近傍に複数の検知部が設けられる。なお、当該複数の検知部のそれぞれは、互いに、タッチセンサー350からの距離が異なる位置で、物体の存在を検出できるように配置されている。これにより、第4の実施の形態のMFP100では、複数の検知部のそれぞれの出力に基づいて、物体のタッチセンサー350に対する位置が異なることが識別される。そして、物体の位置に基づいて、タッチセンサー350において入力を無効にする領域が変更される。
<操作パネルの外観>
図14〜図17は、第4の実施の形態のMFP100における、タッチエリア360近傍での物体の存在の検出を説明するための図である。
まず、図14に示されるように、第4の実施の形態の操作パネル300には、タッチセンサー350およびタッチエリア360の近傍に、3つの検知部361A,361B,361Cが設けられている。検知部361A,361B,361Cは、図14に示されるように、互いに横方向に並べられて配置されている。検知部361A,361B,361Cの中で、検知部361Aは最も右側に位置し、検知部361Cは最も左側に位置している。また、検知部361A,361B,361Cの中で、検知部361Aはタッチセンサー350の中央から最も遠く、検知部361Cはタッチセンサー350の中央に最も近い。
図14には、3つの入力無効領域351−a,351−b,351−cが示されている。入力無効領域351−a,351−b,351−cのうち、入力無効領域351−aはタッチセンサー350の中央に最も遠く、入力無効領域351−cはタッチセンサー350の中央に最も近い。
図15は、検知部361A,361B,361Cのうち、検知部361Aのみが物体の存在を検出している状態を示す。図16は、検知部361A,361B,361Cのうち、検知部361A,361Bが物体の存在を検出している状態を示す。図17は、検知部361A,361B,361Cのすべてが物体の存在を検出している状態を示す。
図15〜図17のうち、図15では、モバイル端末400が最もタッチセンサー350の中心から遠くに位置する。図15に示された状態では、検知部361Aのみが物体の存在を検出する。そして、この状態では、入力無効領域351−a,351−b,351−cのうち、入力無効領域351−aのみにおいて入力が無効にされる。
図16では、図15に示された状態よりも、モバイル端末400はタッチセンサー350の中心に近づいている。図16に示された状態では、検知部361Aと検知部361Bが物体の存在を検出する。そして、この状態では、入力無効領域351−a,351−b,351−cのうち、入力無効領域351−aと入力無効領域351−bにおいて入力が無効にされる。
図17では、図16に示された状態よりも、さらにモバイル端末400はタッチセンサー350の中心に近くに位置している。図16に示された状態では、検知部361Aと検知部361Bが物体の存在を検出する。そして、この状態では、入力無効領域351−a,351−b,351−cのすべてにおいて入力が無効にされる。
<操作パネルの構成>
図18は、第4の実施の形態のMFP100の操作パネル300における、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための構成を示す図である。
図18を参照して、図11に示された構成と比較して、第4の実施の形態の操作パネル300では、検知部361の代わりに、検知部361A,361B,361Cを備える。検知部361A,361B,361Cのそれぞれは、物体の存在を検出すると、当該検出を領域設定部353に通知する。
領域設定部353は、検知部361Aから物体の検出を通知されると、座標検出部372に対して、入力無効領域351−aに対する入力を無効にすることを指示する。領域設定部353は、検知部361Bから物体の検出を通知されると、座標検出部372に対して、入力無効領域351−bに対する入力を無効にすることを指示する。領域設定部353は、検知部361Cから物体の検出を通知されると、座標検出部372に対して、入力無効領域351−cに対する入力を無効にすることを指示する。
<処理の流れ>
図19は、第4の実施の形態のMFP100のCPU101によって実行される、物体の存在の検出に基づく入力の無効化のための処理のフローチャートである。第4の実施の形態のMFP100では、3つの検知部の検出出力によって識別された物体の位置に基づいて、タッチセンサー350において入力を無効にされる領域が変更される。また、第4の実施の形態のMFP100では、第3の実施の形態と同様に、検知部が物体の存在を検出してから一定の時間近距離無線通信の通信が開始されなければ、入力の無効が解除される。
図19を参照して、ステップS100で、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出したかどうかを判断する。そして、CPU101は、物体の存在が検出されていないと判断すると(ステップS100でNO)、ステップS100の制御に留まる。一方、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出していると判断すると(ステップS100でYES)、ステップS101へ制御を進める。
ステップS101で、CPU101は、物体の存在を検出した検出部は右側(検知部361A)のみであるか否かを判断する。そして、CPU101は、右側の検出部のみが物体の存在を検出したと判断すると(ステップS101でYES)、ステップS101Aへ制御を進める。一方、CPU101は、右側の検出部以外の検出部も物体の存在を検出していると判断すると(ステップS101でNO)、ステップS102へ制御を進める。
ステップS101Aで、CPU101は、入力無効領域351−aに対する入力を無効にする。入力無効領域351−aに対する入力の無効は、たとえば座標検出部372に対して、当該領域において検知されたタッチ操作を無効にすることが指示されることによって実現される。そして、制御はステップS105へ進められる。
ステップS102で、CPU101は、物体の存在を検出した検出部は右側(検知部361A)だけでなく中央(検知部361B)であるか否かを判断する。そして、CPU101は、右側と中央の検出部が物体の存在を検出したと判断すると(ステップS102でYES)、ステップS103へ制御を進める。一方、CPU101は、物体の存在を検出した検出部が右側と中央だけではないと判断すると(ステップS102でNO)、ステップS104へ制御を進める。
ステップS103で、CPU101は、入力無効領域351−aおよび入力無効領域351−bに対する入力を無効にする。入力無効領域351−a,351−bに対する入力の無効は、たとえば座標検出部372に対して、これらの領域において検知されたタッチ操作を無効にすることが指示されることによって実現される。そして、制御はステップS105へ進められる。
ステップS104で、CPU101は、3つの入力無効領域351−a〜351−cに対する入力を無効にする。入力無効領域351−a〜351−cに対する入力の無効は、たとえば座標検出部372に対して、これらの領域において検知されたタッチ操作を無効にすることが指示されることによって実現される。そして、制御はステップS105へ進められる。
ステップS105で、CPU101は、上記の「一定の時間」を計測するためのタイマーの計時を開始させる。そして、制御はステップS106へ進められる。
ステップS106で、CPU101は、MFP100において近距離無線通信が行なわれているかどうかを判断する。そして、CPU101は、近距離無線通信が行なわれていると判断すると(ステップS106でYES)、ステップS110へ制御を進める。一方、CPU101は、近距離無線通信が行われていないと判断すると(ステップS106でNO)、ステップS107へ制御を進める。
ステップS107で、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出しているかどうかを判断する。そして、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出していると判断すると(ステップS107でYES)、ステップS108へ制御を進める。一方、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれもが物体の存在を検出していないと判断すると(ステップS107でNO)、ステップS109へ制御を進める。
ステップS108では、CPU101は、ステップS105で開始させたタイマーの計時が完了したかどうかを判断する。そして、CPU101は、まだ計時が完了していないと判断すると(ステップS108でNO)、ステップS106へ制御を戻す。一方、CPU101は、計時が完了していると判断すると(ステップS108でYES)、ステップS109へ制御を進める。
ステップS109では、CPU101は、ステップS101A,S103,S104での入力を無効にする。つまり、ステップS109では、CPU101は、座標検出部372に対する、タッチ操作を無効にする指示を解消する。そして、制御はステップS110へ進められる。
ステップS110で、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出しているかどうかを判断する。そして、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれかが物体の存在を検出していると判断すると(ステップS110でYES)、ステップS110の制御に留まる。一方、CPU101は、検知部361A〜361Cのいずれもが物体の存在を検出していないと判断すると(ステップS110でNO)、ステップS111へ制御を進める。
ステップS111では、CPU101は、ステップS101A,S103,S104での入力を無効にする。つまり、ステップS109では、CPU101は、座標検出部372に対する、タッチ操作を無効にする指示を解消する。そして、ステップS100へ制御を戻す。
以上説明された図19の処理では、ステップS100〜ステップS104の制御は、タッチセンサー350近傍における物体の存在に応じた入力の無効化に対応する。また、ステップS105〜ステップS109の制御は、当該入力の無効化から一定の時間内に近距離無線通信が開始されない場合の入力の無効化の解除に対応する。そして、ステップS110〜ステップS111の制御は、タッチセンサー350近傍における物体の存在の解消に応じた、入力の無効化の解消に対応する。
[第5の実施の形態]
<概要>
第5の実施の形態のMFP100のハードウェア構成は、第1〜第4の実施の形態のいずれかと同じとすることができる。そして、第5の実施の形態のMFP100では、タッチエリア360の近傍で物体の存在が検出されても、ディスプレイ320に表示されている内容に応じて、タッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするかどうかが決定される。
より具体的には、第5の実施の形態のMFP100では、ディスプレイ320に表示されている画面が、近距離無線通信に関連する制御に対する情報の入力を受け付ける画面(つまり、近距離無線通信に連動する画面)である場合には、上記したような入力を無効にするための制御が実行される。一方、ディスプレイ320に表示されている画面が、近距離無線通信に関連する制御に対する情報の入力とは直接関係の無い画面(つまり、近距離無線通信に連動しない画面)である場合には、上記したような入力を無効にするための制御は実行されない。
<近距離無線通信に連動しない画面>
図20は、MFP100の操作パネル300のディスプレイ320に表示される、近距離無線通信に連動しない画面の一例を説明するための図である。MFP100のCPU101は、タッチエリア360近傍で物体の存在が検出されても、ディスプレイ320に表示されている画面が近距離無線通信に連動しない画面である場合には、図9,12,13,19等を参照して説明されたようなタッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための処理を実行しない。
図20には、操作パネル300のディスプレイ320に表示される画面の一例が、画像IMG01として示されている。また、MFP100と近距離無線通信をしているモバイル端末400のディスプレイ404(図8)に表示される画面の一例が、画像IMG11として示されている。
MFP100(操作パネル300)側の画像IMG01は、MFP100にコピー動作を実行させる際の、コピーの設定を入力させるための画面である。一方、モバイル端末400側の画像IMG11は、MFP100に、モバイル端末400側で選択されたドキュメントのプリント出力を指示するための画面である。図20の例では、近距離無線通信により、モバイル端末400からMFP100へ、モバイル端末400で選択されたドキュメントのプリント出力の指示が送信されると、MFP100では、当該プリント出力についての設定の入力が受け付けられることなく、当該ドキュメントがプリント出力される。つまり、MFP100側の画像IMG01は、モバイル端末400で選択されたドキュメントのプリント印刷に対する設定の入力をするための情報は表示していない。
このため、図20に示される例では、モバイル端末400またはそれを持つユーザーの手によってタッチエリア360近傍に物体の存在が検出されても、タッチセンサー350のいずれの領域においても入力は無効にされない。
<近距離無線通信に連動する画面>
図21は、MFP100の操作パネル300のディスプレイ320に表示される、近距離無線通信に連動する画面の一例を説明するための図である。MFP100のCPU101は、タッチエリア360近傍で物体の存在が検出されたときに、ディスプレイ320に表示されている画面が近距離無線通信に連動する画面であることを条件として、図9,12,13,19等を参照して説明されたようなタッチセンサー350の一部の領域に対する入力を無効にするための処理を実行する。
図21には、操作パネル300のディスプレイ320に表示される画面の一例が、画像IMG02として示されている。また、MFP100と近距離無線通信をしているモバイル端末400のディスプレイ404(図8)に表示される画面の一例が、画像IMG12として示されている。
図21の例では、モバイル端末400側の画像IMG12は、MFP100にファクシミリ通信で送信させるドキュメントを選択するための画面である。一方、MFP100(操作パネル300)側の画像IMG02は、モバイル端末400で選択されたドキュメントをファクシミリ通信で送信する際の宛先を選択する画面である。画像IMG02の領域AR02には、宛先の入力方法を指定する3つのメニュー(「直接入力」「リストから選択」「端末入力」)および当該ドキュメントの送信についての設定を指定するための2つのメニュー(「メニュー」「応用設定」)のそれぞれを選択するための5つのソフトウェアキーが表示されている。つまり、画像IMG02は、これらの5つのソフトウェアキーを含むことにより、モバイル端末400との近距離無線通信と連動した画面である。
モバイル端末400からMFP100へ、近距離無線通信で、選択されたドキュメントを特定する情報と当該ドキュメントのファクシミリ送信の指示とが送信されると、MFP100のCPU101は、ディスプレイ320に、画像IMG02で示されるように、ファクシミリ送信の宛先を入力するための画面を表示させる。なお、モバイル端末400がMFP100と近距離無線通信をしているときには、タッチエリア360の近傍において物体の存在が検出される。CPU101は、タッチエリア360の近傍において物体の存在が検出されている間は、ディスプレイ320に画像IMG02を表示させながら、入力無効領域(入力無効領域351(図3)等)に対するタッチ操作を無効にする制御を実行する。
これにより、近距離無線通信によって実行される制御において、MFP100(操作パネル300)のタッチセンサー350を介して、ユーザーの意図しないタッチ操作によって情報が入力されることが回避され得る。
[第6の実施の形態]
<概要>
第6の実施の形態のMFP100のハードウェア構成は、第1〜第4の実施の形態のハードウェア構成と同様とすることができる。そして、第6の実施の形態のMFP100では、CPU101は、タッチエリア360の近傍で物体の存在が検出されると、タッチセンサー350における、タッチエリア360近傍の領域以外の領域に、ソフトウェアキーを配置する。つまり、タッチエリア360の近傍の領域には、入力を受け付けるためのソフトウェアキーが配置されない。これにより、実質的に、タッチエリア360近傍の入力が無効にされる。
<タッチエリア近傍での物体の存在の検出に基づくソフトウェアキーの配列の変更>
図22および図23は、タッチエリア360近傍での物体の存在の検出に基づく、ディスプレイ320におけるソフトウェアキーの配列の変更を説明するための図である。図22には、変更前のソフトウェアキーの配列が示されている。図23には、変更後のソフトウェアキーの配列が示されている。
より具体的には、図22には、MFP100側のディスプレイ320に表示される画面の一例が画像IMG03として示されている。また、モバイル端末400側のディスプレイ404に表示される画面の一例が画像IMG13として示されている。
モバイル端末400側の画像IMG03は、MFP100を介して送信されるドキュメントを選択する画面である。モバイル端末400においてドキュメントが選択され、そして、近距離無線通信によってMFP100に当該ドキュメントを送信する指示が送信されると、MFP100のCPU101は、ディスプレイ320に、画像IMG03を表示させる。画像IMG03は、ドキュメントの宛先を選択するための12個のソフトウェアキー(「宛先1」〜「宛先12」)と、他の宛先を表示するためのソフトウェアキー(「次ページ」)とを含む。
なお、CPU101は、タッチエリア360近傍において物体の存在が検出されている期間中は、図22の画像IMG03の代わりに、図23の画像IMG04を、ディスプレイ320に表示される。画像IMG03と比較して、画像IMG04では、ディスプレイ320がタッチエリア360と隣接する右側の領域には、タッチ操作により情報の入力を受け付けるソフトウェアキーが配置されていない。より具体的には、図22の画像IMG03では、左側、真ん中、および右側の3列でソフトウェアキーが配置されていたところが、図23の画像IMG04では、左側および真ん中の2列でソフトウェアキーが配置されるようになり、画像IMG03の右側の列に相当する領域にはソフトウェアキーが配置されていない。
これにより、画像IMG04では、ディスプレイ320(タッチセンサー350)におけるタッチエリア360近傍の領域では、ソフトウェアキーが配置されていないことにより、実質的に、タッチ操作の入力が無効にされる。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100 MFP、101 システムコントローラー、102 メモリー、103 ネットワークインターフェース、104 プリンターエンジン、105 出力画像処理部、106,403 記憶装置、107 撮像部、108 入力画像処理部、121,401 CPU、122 ROM、300 操作パネル、320,404 ディスプレイ、340 キー群、350 タッチセンサー、350X,350Y 電極群、351,351−a,351−b,351−c 入力無効領域、353 領域設定部、360 タッチエリア、361,361A,361B,361C 検知部、371 スキャン回路、372 座標検出部、380 近距離通信部、382 通信制御部、400 モバイル端末。

Claims (11)

  1. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備え、
    前記入力制御手段は、前記複数の検知手段による検知結果に基づき、前記タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更する、画像処理装置。
  2. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備え、
    前記入力制御手段は、前記検知手段により物体の存在が検知されると、前記タッチパネルにおける前記タッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させる、画像処理装置。
  3. 前記検知手段は、前記タッチパネル近傍に配置されたセンサーである、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記センサーは、前記物体が存在する位置が異なることを識別する、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記入力制御手段は、前記センサーの検出出力に基づいて識別される物体の位置に応じて、入力を受け付けない領域を特定する、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記入力制御手段は、前記検知手段によって検知された前記物体の存在により前記タッチパネルの前記タッチエリア近傍の領域に対する入力を受け付けなくなった後、一定の時間内に前記近距離無線通信手段が近距離無線通信を開始しない場合には、前記タッチパネルの前記タッチエリア近傍の領域に対する入力の受付を再開する、請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記入力制御手段は、前記検知手段によって検知された前記物体の存在により前記タッチパネルの前記タッチエリア近傍の領域に対する入力を受け付けなくなった後、当該検知手段による前記物体の存在の検知が解消された場合には、前記タッチパネルの前記タッチエリア近傍の領域に対する入力の受付を再開する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記入力制御手段が、前記複数の検知手段による検知結果に基づき、前記タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更するステップを備える、画像処理装置の制御方法。
  9. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記入力制御手段が、前記検知手段により物体の存在が検知されると、前記タッチパネルにおける前記タッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させるステップを備える、画像処理装置の制御方法。
  10. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する、各々異なる位置に配置された複数の検知手段とを備える画像処理装置を制御するためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記画像処理装置の前記入力制御手段に、
    前記複数の検知手段による検知結果に基づき、前記タッチパネルに対する入力を無効にする領域を変更するステップを実行させるための、プログラム。
  11. タッチパネルと、
    前記タッチパネルへの情報の入力を受け付ける入力制御手段と、
    近距離無線通信により、外部端末との間で情報を送受信する近距離無線通信手段と、
    前記タッチパネル近傍に配置され、前記近距離無線通信手段が外部端末と近距離無線通信を行うための外部端末用のタッチエリアと、
    前記タッチエリア近傍における物体の存在を非接触で検知する検知手段とを備える画像処理装置を制御するためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記画像処理装置の前記入力制御手段に、
    前記検知手段により物体の存在が検知されると、前記タッチパネルにおける前記タッチエリア近傍の領域以外にソフトウェアキーを配置させるステップを実行させるための、プログラム。
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