JP6314760B2 - 表面処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状または筒状のワークに対して表面処理を施す表面処理装置に関する。
従来、表面処理として、ワーク表面に耐摩耗性や装飾性、耐食性、表面清浄性といった付加価値を付する処理が知られている。耐摩耗性や装飾性、耐食性を得る処理の具体例としては、めっき液にワークを浸漬してワークに電気を印加し、ワーク表面に金属被覆する電気めっき処理が挙げられる。表面清浄性を得る処理の具体例としては、流体の流速によってワーク表面にある水分や異物を払拭除去する洗浄処理が挙げられる。
これらの表面処理では、通常、各工程で使用する処理流体が異なるため、それぞれの処理に対応する個別の処理槽で各工程が行われる。そのため、処理工程ごとに処理槽を用意する必要があり、各工程が終わるごとに次の処理槽にワークを搬送する必要がある。このため、設備が非常に大型になるという問題があった。
この問題を解決するために、例えば、特許文献1に記載のめっき装置では、同一装置内で複数の処理工程を行う装置が提案されている。通常、めっき処理の前処理では、脱脂、水洗、酸洗、水洗の各工程が必要であり、めっき処理の後処理には、水洗、乾燥の各工程が必要である。特許文献1に記載のめっき装置は、1つの処理槽と、各工程で必要な処理液を処理槽へ供給するための複数の処理液供給管とを有している。さらに、処理槽の上部内側には、処理槽と連通する処理液供給管を切り替えるための切り替えバルブが備えられている。そして、この切り替えバルブにより、各処理工程で必要な処理液を処理槽に供給することにより、1つの共通の処理槽によって各工程における表面処理を施すようにしていた。
特開2012−67362号公報
ところが、特許文献1に記載のめっき装置では、切り替えバルブを持つ複雑な専用機構が必要であり、また、切り替えバルブを回転させて所望の流体に対応する供給口を処理槽と連通するようにしているため、流体の切り替え方が煩雑であるという問題が生じていた。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、簡易な構成で、同一装置内で複数の工程を含む表面処理を行うことが可能な表面処理装置を提供することにある。
本発明の表面処理装置は、処理容器内に設置した棒状または筒状のワークの表面に処理流体を流して表面処理を施すものである。表面処理装置は、処理容器と、処理容器に連通し、処理流体を処理容器内へ供給する複数の給送路と、複数の給送路のそれぞれに設けられ、当該給送路を開閉する複数の開閉装置とを備える。処理容器は、ワークの軸方向を鉛直方向としてワークを軸方向が一致するように内側に収容し、ワークの外面との間に環状流路を形成する外筒部と、外筒部の上底をなす上底部と、外筒部の下底をなす下底部とを有する。
外筒部、上底部または下底部のいずれかに、複数種の処理流体が個別に環状流路に流入する複数の流入口、および、複数種の処理流体が個別にまたは混合して環状流路から流出する流出口が形成される。複数の流入口は、環状流路内で処理流体がワークの軸に対して螺旋状に周回して流れるように、ワークの軸と直交する仮想平面においてワークより外側にずれた位置に形成されている。複数の流入口は、上底部または外筒部の上底部寄りに形成され、かつ、流出口は、下底部または外筒部の下底部寄りに形成され、処理流体は環状流路を上から下に流れる。
本発明の構成によれば、処理容器への流入口を、複数種の処理流体が個別に環状流路に流入するように複数設けている。すなわち、各流入口からは、例えば、水や薬液、空気等の処理流体のうち所定の1つの処理流体が給送路から流入する。例えば、水洗、薬液処理の各工程を含む表面処理を行う場合には、水洗工程では、水用の流入口から水を、空気用の流入口から空気を、それぞれ同時に流入する。その後、薬液工程では、薬液を薬液用の流入口から流入する。
給送路を開閉する開閉装置としては、例えば電磁弁や逆止弁を用いることができ、各工程で必要な1つまたは複数の処理流体に対応する給送路の開閉装置が開とされることで、所望の処理流体を処理容器内に供給することができる。このように、各処理流体に対応した複数の流入口を処理容器に形成し、表面処理の各工程で必要な処理流体を適宜選択して処理容器内に流入することで、同一装置内で複数の工程を含む表面処理を容易に行うことができる。すなわち、単一の処理容器内で一連の工程を施すことができるので設備を小型化することができ、複数の工程を含む表面処理を簡易な装置構成で効率的に行うことができる。
また、本構成では、複数の流入口をワークの軸と直交する仮想平面においてワークより外側にずれた位置に形成することで、環状流路内で処理流体がワークの外面に対して螺旋状に周回して流れるようにしている。これにより、ワークの外面に対して、均一な表面処理を施すことができる。
本発明の第1実施形態による薬液処理装置の全体を示す模式図。 図1のII−II線断面図。 薬液処理の各工程における、弁の開閉状態、選択する貯留槽、排出液の対応を表に示した図。 本発明の第2実施形態によるめっき処理装置の全体を示す模式図。 図4のV−V線断面図。 本発明の他の実施形態による切り替え手段を主に示す模式図。 本発明の他の実施形態による切り替え手段を主に示す模式図。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の構成について、図1、図2を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の表面処理装置としての薬液処理装置101は、処理容器1と、水用貯留槽11および薬液用貯留槽12とを備えている。処理容器1は、各貯留槽11,12の上方に位置し、薬液処理対象物としてのワーク13を内部に収容可能に上下有底の円筒形状に形成されている。ワーク13は円筒状の金属基材であり、ワーク13の軸方向を鉛直方向として、その軸方向が一致するように処理容器1内に収容される。鉛直方向およびワーク13の軸方向が処理容器1の中心軸線aと一致する。
水用貯留槽11と処理容器1とは水用給送路14によって接続されている。水用貯留槽11の下流側の水用給送路14には、濾過装置15が設けられ、濾過装置15のさらに下流における水用給送路14の途中には、ポンプ16、流量調整器17、開閉装置としての水用電磁弁18が上流から下流へ順に設けられている。そして、ポンプ16を駆動することにより、水用貯留槽11内の水Wが水用給送路14を通って処理容器1内へ圧送されるようになっている。また、水用電磁弁18を開閉操作し、水Wを処理容器1へ流入させるか否かを切り替えることができ、水用電磁弁18を開操作し流量調整器17を調整することによって、水Wの処理容器1への流入量を調整することができるようになっている。
同様に、薬液用貯留槽12と処理容器1とは薬液用給送路24によって接続されている。薬液用貯留槽12の下流側の薬液用給送路24には、濾過装置25が設けられ、濾過装置25のさらに下流における薬液用給送路24の途中には、ポンプ26、流量調整器27、開閉装置としての薬液用電磁弁28が上流から下流へ順に設けられている。そして、ポンプ26を駆動することにより、薬液用貯留槽12内の薬液Mが薬液用給送路24を通って処理容器1内へ圧送されるようになっている。また、薬液用電磁弁28を開閉操作し、薬液Mを処理容器1へ流入させるか否かを切り替えることができ、薬液用電磁弁28を開操作し流量調整器27を調整することによって、薬液Mの処理容器1への流入量を調整することができるようになっている。
なお、濾過装置15,25は、処理容器1内の残渣液が、表面処理における複数の工程(詳細後述)を経ることにより貯留槽11,12内に混合する場合があり、その混合した液を分離して単一の処理液として循環利用できるようにするための装置である。
処理容器1は、鉛直方向の中間部で分割された上側容器2と下側容器3とで構成されている。上側容器2は、処理容器1の蓋としての上底部31と、上側外筒部32とを有している。さらに、上底部31の中央には、円錐台形状をなす整流部33が下方に突出するように形成されている。
上側外筒部32において上底部31寄りの部分であって、ワーク13の上端面より上方となる位置には、水用流入口34、空気用流入口35、薬液用流入口36がそれぞれ水平方向に貫通形成されている。水用流入口34は水用給送路14と連通しており、水用貯留槽11内の水Wが水用流入口34を通って処理容器1内に流入するようになっている。
空気用流入口35は空気用給送路44と連通しており、図示しない供給源から空気が圧送供給されて空気用流入口35を通って処理容器1内に流入するようになっている。空気用給送路44には、流量調整器47、開閉装置としての空気用電磁弁48が上流から下流へ順に設けられている。そして、空気用電磁弁48を開閉操作し、空気を処理容器1へ流入させるか否かを切り替えることができ、空気用電磁弁48を開操作し流量調整器を調整することによって、空気の処理容器1への流入量を調整することができるようになっている。薬液用流入口36は薬液用給送路24と連通しており、薬液用貯留槽12内の薬液Mが薬液用流入口36を通って処理容器1内に流入するようになっている。
下側容器3は、処理容器1の下底としての下底部41と、下側外筒部42とを有している。下底部41の中央には、円錐台形状をなす整流部43が上方に突出するように形成されている。さらに、下底部41において整流部43の周囲には、流出口45が上下方向に貫通形成されている。なお、流出口45は、ワーク13の下端面より下方となる位置に形成されている。
そして、上側容器2と下側容器3とが嵌め合わされたときには、上側外筒部32と下側外筒部42とが上下方向になめらかに連続する。さらに、各外筒部32,42とワーク13の外面との間には、例えば数mm程度の狭小な環状流路Rが形成され、ワーク13の内部には中央流路Cが形成される。
さらに、薬液処理装置101は、処理容器1に流入する処理液に応じて、水用貯留槽11と薬液用貯留槽12とを択一的に切り替える切り替え手段4を備えている。切り替え手段4は、例えば、図示しないアクチュエータによって各貯留槽11,12が図1において矢印Sに示すようにスライド可能に構成されたスライド機構や、回転式機構によって構成される。
図2に示すように、各流入口34,35,36は、図2に示すようにワーク13の軸と直交する仮想平面(図2に示す紙面上)において、時計回りに水用流入口34、空気用流入口35、薬液用流入口36の順に形成され、ワーク13より外側にずれた偏心した位置に形成されている。また、各流入口34,35,36は、軸方向側から見たとき、環状流路Rの外側を形成する外径部位から略接線方向に延びるように形成されている。
さらに、水用流入口34および空気用流入口35は、水用流入口34と空気用流入口35とのなす角度が約45度であって、環状流路Rに開口する部位が互いに近い位置となるように形成されている。これは、後述する水洗工程で水Wおよび空気が同時に処理容器1に流入するとき、水Wと空気とを衝突させることで水Wの液滴を微細化させて効果的に水洗処理を行うためである。なお、薬液用流入口36は、ワーク13の軸と直交する仮想平面(図2に示す紙面上)において、水用流入口34とのなす角度が約90度、空気用流入口35とのなす角度が約45度であって、環状流路Rに開口する部位が空気用流入口35の開口部位から離れた位置となるように形成されている。
さらに、各電磁弁18,28,48は、図2に示すように各給送路14,24,44において処理容器1に近い位置に設けられている。すなわち、電磁弁18,28,48は、電磁弁18,28,48が設けられる給送路14,24,44に対応する流入口34,36,35に近い位置に設けられている。
[薬液処理]
次に、本実施形態の薬液処理装置101による薬液処理について、各工程の順に説明する。図3に表Tとして示すように、薬液処理は、水洗、水分払拭、薬液導入、水洗、乾燥の5つの工程を含んでいる。表Tでは、薬液処理の各工程における、各電磁弁18,28,48の開閉状態、選択する貯留槽11,12、処理容器1の流出口45から排出される排出液の対応を示している。
まず、各工程を施すにあたり、ワーク13を下側容器3内の整流部43付近に鉛直方向に設置する。このとき、ワーク13は図示しない固定治具によって安定して直立に固定される。そして、上方から上側容器2を下側容器3に嵌め合わせる。
水洗工程では、水用電磁弁18および空気用電磁弁48は開とし、薬液用電磁弁28は閉とする。貯留槽は、水用貯留槽11が選択される。なお、選択された貯留槽は、切り替え手段4によって流出口45の下に位置するよう移動する。以下の各工程においても同様である。
そして、ポンプ16を作動し、図2に矢印Fw,Faで示すように、水用流入口34および空気用流入口35から処理容器1内に、水Wと空気を同時に圧送する。圧送された水Wと空気は、各流入口34,35の環状流路Rへの開口部位で衝突し、水Wの液滴が微細化された状態で環状流路R内を流れる。このとき、図1に矢印F1で示すように、環状流路R内をワーク13の軸(中心軸線a)に対して螺旋状に周回して上から下へと一方向へ流れる。下底部41まで流れた水Wおよび空気は流出口45から流出し、水Wは再び水用貯留槽11内に貯留する。これにより、ワーク13の表面が水洗される。
なお、図1では、便宜上、ワーク13の手前およびワーク13の向こう側の螺旋流を合わせて実線で表示する。また、図1では、例示として水Wおよび空気の流入口34,35から流入する流れのみを矢印F1で示しているが、以下説明する各工程において、空気、水W、薬液Mの各処理液が螺旋状に環状流路R内を流れる態様は同様であり、以下の各工程の説明での処理流体の流れについては、適宜省略し簡単に説明する。
水洗工程の次には、水分払拭工程を施す。水分払拭工程では、水用電磁弁18および薬液用電磁弁28は閉とし、空気用電磁弁48は開とする。貯留槽は、水用貯留槽11が選択される。そして、空気用流入口35から処理容器1内に空気を圧送する。圧送された空気は、環状流路R内を前述した水Wおよび空気の流れと同様に螺旋状に周回して上から下へと流れる。この際払拭された水分は流出口45から流出し、再び水用貯留槽11内に貯留する。これにより、先の水洗工程でワーク13の表面に付着した水分や処理容器内に残留した水分が払拭される。
水分払拭工程の次には、薬液導入工程を施す。薬液導入工程では、水用電磁弁18および空気用電磁弁48は閉とし、薬液用電磁弁28は開とする。貯留槽は、薬液用貯留槽12が選択される。そして、ポンプ26を作動し、薬液用流入口36から処理容器1内に薬液Mを圧送する。圧送された薬液Mは、環状流路R内を前述した水Wおよび空気等の流れと同様に螺旋状に周回して上から下へと流れる。下底部41まで流れた薬液Mは流出口45から流出し、再び薬液用貯留槽12内に貯留する。このとき、僅かに水が含まれる薬液Mが流出口45から流出されるが、水分量は無視できる範囲のため、薬液Mとしての循環利用が可能である。
なお、薬液処理装置101は、例えば、金属の表面に防錆性や耐摩耗性を付加する化成皮膜処理をワーク13に施す装置であって、薬液Mはワーク13の用途に応じてリン酸塩、クロム酸塩等が用いられる。
薬液導入工程の次には、再び水洗工程を施す。水洗工程では、電磁弁の開閉状態は先に説明した水洗工程と同様であるが、貯留槽は図示しない廃液専用の廃液槽が選択される。これは、本工程を経て流出する液中には、先の薬液導入工程の残渣液としての薬液が多く含まれるため、流出液は循環利用せず廃液として処理するのが好ましいためである。
最後に、乾燥工程を施す。乾燥工程では、水用電磁弁18および薬液用電磁弁28は閉とし、空気用電磁弁48は開とする。貯留槽は、水用貯留槽11が選択される。そして、空気用流入口35から処理容器1内に空気を圧送する。圧送された空気は、環状流路R内を前述した水Wおよび空気の流れと同様に螺旋状に周回して上から下へと流れる。これにより、ワーク13の表面を乾燥させる。
なお、各工程を経て貯留された水用貯留槽11内の水Wおよび薬液用貯留槽12内の薬液Mは、僅かに含まれる他の処理液を濾過装置15,25により濾過し、給送路14,24を環流させて再利用するようにしている。
[効果]
(1)本実施形態では、水W、空気、薬液Mの3種類の処理流体が各工程において、個別に環状流路Rに流入するように、処理容器1にそれぞれの流入口34,35,36を設けている。各処理流体に対応した複数の流入口34,35,36を処理容器1に形成し、表面処理の各工程で必要な処理流体を適宜選択して処理容器1内に流入することで、単一の処理容器1内で一連の工程を施すことができる。これにより、設備を小型化することができ、複数の工程を含む表面処理を簡易な装置構成で効率的に行うことができる。
(2)また、本実施形態では、複数の流入口34,35,36をワーク13の軸と直交する仮想平面においてワーク13より外側にずれた位置に形成することで、環状流路R内で処理流体がワーク13の外面に対して螺旋状に周回して流れるようにしている。これにより、ワーク13の外面に対して、均一な表面処理を施すことができる。また、適度な螺旋流が得られることで、高速かつ効率的に各工程を実施することができる。
(3)本実施形態では、給送路14,24,44に設けられた電磁弁18,28,48を開閉操作することによって、処理容器1へ流入する処理流体を簡単に切り替えることができる。また、各電磁弁18,28,48を切り替えることで、1流体による処理の他、2流体等複数の流体による処理を簡易に行うことができる。
(4)さらに、本実施形態の電磁弁18,28,48は、電磁弁18,28,48が設けられる給送路14,24,44に対応する流入口34,36,35に近い位置に設けられている。通常、各工程を経るにあたり、処理容器1内の圧力変化によって、処理容器1内から下流側の給送路側へ処理流体が逆流する場合が考えられる。しかし、電磁弁18,28,48を流入口34,36,35の近傍に設けているため、たとえ逆流した場合であっても、流入口34,36,35から電磁弁18,28,48までのごく短い給送路間で逆流した液体を止めることができる。
これにより、給送路14,24,44内の広範囲で複数種の処理流体が混合してしまうことを回避することができ、工程において処理容器1に流入させたい処理流体に、当該工程では必要のない他の処理液が混ざって処理容器1に流入されてしまうことを極力抑制することができる。
(5)本実施形態では、流入口34,35,36を上側外筒部32において上底部31寄りに形成し、かつ、流出口45を下側外筒部42において下底部41に形成している。さらに、各貯留槽11,12を処理容器1よりも低い位置に配置している。これにより、水Wおよび薬液Mを重力に沿って好適に流通させることができる。
(6)本実施形態では、切り替え手段4を設けており、水用貯留槽11と薬液用貯留槽12とを、処理容器1に流入する処理液と対応するように択一的に切り替えるようにしている。これにより、各貯留槽11,12には対応する処理液W,Mが貯留されて、循環利用することができる。
〈第2実施形態〉
[構成]
次に、本発明の第2実施形態の表面処理装置としてのめっき処理装置102について、図4、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施形態のめっき処理装置102は、同一の処理容器内で、ワーク13の洗浄、水洗、めっき、乾燥を行うことを特徴とする。
図4に示すように、めっき処理装置102は、処理容器10と、水用貯留槽11と、洗浄液用貯留槽21およびめっき液用貯留槽22を備えている。洗浄液用貯留槽21と処理容器10とは洗浄液用給送路54によって接続されている。洗浄液用貯留槽21の下流側の洗浄液用給送路54には、濾過装置55が設けられ、濾過装置55のさらに下流における洗浄液用給送路54の途中には、ポンプ56、流量調整器57、開閉装置としての洗浄液用電磁弁58が上流から下流へ順に設けられている。
そして、ポンプ56を駆動することにより、洗浄液用貯留槽21内の洗浄液Dが洗浄液用給送路54を通って処理容器10内へ圧送されるようになっている。また、洗浄液用電磁弁58を開閉操作し、洗浄液Dを処理容器10へ流入させるか否かを切り替えることができ、洗浄液用電磁弁58を開操作し流量調整器57を調整することによって、洗浄液Dの処理容器10への流入量を調整することができるようになっている。
同様に、めっき液用貯留槽22と処理容器10とはめっき液用給送路64によって接続されている。めっき液用貯留槽22の下流側のめっき液用給送路64には、濾過装置65が設けられ、濾過装置65のさらに下流におけるめっき液用給送路64の途中には、ポンプ66、流量調整器67、開閉装置としてのめっき液用電磁弁68が上流から下流へ順に設けられている。
そして、ポンプ66を駆動することにより、めっき液用貯留槽22内のめっき液Pがめっき液用給送路64を通って処理容器10内へ圧送されるようになっている。また、めっき液用電磁弁68を開閉操作し、めっき液Pを処理容器10へ流入させるか否かを切り替えることができ、めっき液用電磁弁68を開操作し流量調整器67を調整することによって、めっき液Pの処理容器10への流入量を調整することができるようになっている。
上側外筒部32において上底部31寄りの部分であって、ワーク13の上端面より上方となる位置には、水用流入口34、空気用流入口35、洗浄液用流入口37、めっき液用流入口38がそれぞれ水平方向に貫通形成されている。
洗浄液用流入口37は洗浄液用給送路54と連通しており、洗浄液用貯留槽21内の洗浄液Dが洗浄液用流入口37を通って矢印F2に示すように処理容器10内に流入するようになっている。同様に、めっき液用流入口38はめっき液用給送路64と連通しており、めっき液用貯留槽22内のめっき液Pがめっき液用流入口38を通って処理容器10内に流入するようになっている。なお、便宜上、図4においては洗浄液Dの流れのみを矢印F2で示したが、水Wおよび空気、めっき液Pについても同様に螺旋流を描くように処理容器10内を流入する。
さらに、上側容器20において、整流部33の下端面中央には、棒状の内側電極51が、ワーク13の軸方向(中心軸線a)と一致する方向に延びるように鉛直方向に取り付けられている。また、上側外筒部32の内面には、上外側電極52が上側外筒部32の内面に沿って環状に設けられている。
下側容器30において、下側外筒部42の内面には、下外側電極53が下側外筒部42の内面に沿って環状に設けられている。そして、上側容器20と下側容器30とが嵌め合わされたときには、上側外筒部32と下側外筒部42、および上外側電極52と下外側電極53とが上下方向になめらかに連続する。そして、内側電極51と各外側電極52,53とがワーク13を挟んで対向する。
図5に示すように、各流入口34,35,37,38は、ワーク13の軸と直交する仮想平面(図5に示す紙面上)において、時計回りに水用流入口34、空気用流入口35、洗浄液用流入口37、めっき液用流入口38の順に形成され、ワーク13より外側にずれた偏心した位置に形成されている。また、各流入口34,35,37,38は、軸方向側から見たとき、環状流路Rの外側を形成する外径部位から略接線方向に延びるように形成されている。
洗浄液用流入口37は、ワーク13の軸と直交する仮想平面において、水用流入口34とのなす角度が約90度、空気用流入口35とのなす角度が約45度であって、環状流路Rに開口する部位が空気用流入口35の開口部位から離れた位置となるように形成されている。めっき液用流入口38は、ワーク13の軸と直交する仮想平面において、洗浄液用流入口37とのなす角度が約120度の位置に形成されている。
[めっき処理]
次に、本実施形態のめっき処理装置102によるめっき処理について説明する。本実施形態のめっき処理は、洗浄、水洗、めっき処理、乾燥の4つの工程を含んでいる。なお、水洗、乾燥の各工程については上記第1実施形態と同様であるため詳しい説明は省略する。
まず、洗浄工程では、洗浄液用電磁弁58のみ開とし、その他の電磁弁は閉とする。貯留槽は、洗浄液用貯留槽21が選択される。そして、ポンプ56を作動し、図5に矢印Fdで示すように、洗浄液用流入口37から処理容器10内に洗浄液Dを圧送してワーク13を洗浄する。圧送された洗浄液Dは、図4に矢印F2で示すように、環状流路R内を螺旋状に周回して上から下へと流れる。下底部41まで流れた洗浄液Dは流出口45から流出し、再び洗浄液用貯留槽21内に貯留する。
ワーク13の洗浄として具体的には、例えば、アルカリ水溶液による油脂類の除去、硫酸または塩酸水溶液による錆びの除去、塩化亜鉛アンモニア水溶液によるフラックス処理等が挙げられる。
洗浄工程、水洗工程の次には、めっき工程を施す。めっき工程では、めっき液用電磁弁68のみ開とし、その他の電磁弁は閉とする。貯留槽は、めっき液用貯留槽22が選択される。そして、ポンプ66を作動し、めっき液用流入口38から処理容器10内にめっき液Pを圧送する。圧送されためっき液Pは、環状流路R内を螺旋状に周回して上から下へと流れる。下底部41まで流れためっき液Pは流出口45から流出し、再びめっき液用貯留槽22内に貯留する。
この状態で、ポンプ66を作動させながら内側電極51および各外側電極52,53を陽極(図示略)に接続し、ワーク13を陰極(図視略)に接続する。ワーク13と各電極間に電位差が生じ、ワーク13の主に外面にめっき液中の金属イオンが析出してワーク13がめっきされる。めっき工程後には、乾燥工程を施す。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、ワーク13に対して効率的にめっき処理を施すことができる。
〈他の実施形態〉
・ 上記各実施形態の切り替え手段4では、各貯留槽11,12,21,22が移動可能であって、処理容器1,10の流出口45から直接各貯留槽へ処理液を排出するように構成したが、図6に示す切り替え手段5のように、各貯留槽11,21,22に対応した切り替え式受皿71,72,73を設ける構成としても良い。この場合、各切り替え式受皿71,72,73と対応する各貯留槽11,21,22とは、配管74,75,76によって接続される。そして、処理容器10内に流入する処理液に応じて切り替え式受皿71,72,73を適宜選択し、流出口45の下の位置に移動させて処理液を排出する。流出口45から流出した処理液は、受皿71,72,73、配管74,75,76を経由して再び貯留槽11,21,22内に貯留する。このように、貯留槽11,21,22は固定した状態で、処理液に応じて貯留槽11,21,22を選択するように構成することができる。
・ さらに、切り替え手段の他の形態としては、図7に示す切り替え手段6のように、流出口45の下に切り替え器81を設ける構成としても良い。図7では模式的に簡略化して示してあるが、流出口45と切り替え器81とは上流側配管82で接続されている。切り替え器81と各貯留槽11,21,22とは、それぞれ下流側配管83,84,85で接続されている。そして、切り替えスイッチ(図示略)により、各貯留槽11,21,22へ向かう3つの下流側配管83,84,85のいずれかと上流側配管82とを選択的に連通させることができるようになっている。
・ 上記各実施形態における貯留槽11,12,21,22および流入口34,35,36,37,38の数や形成位置等の形態については、上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば表面処理の各工程に必要な処理流体の種類数に応じて適宜変更することができる。また、流入口の形成位置についても適宜変更可能である。具体的には、処理流体の処理容器1,10への流入および流出の形態に応じて変更可能である。例えば、下側容器3,30に流入口および流出口を形成して、処理流体の螺旋流を下から上へ生じさせるようにしても良い。また、ワーク13の内表面も処理する場合には、処理流体を、上部から圧送してまず環状流路R内を上から下へ流して外表面を処理した後、下部の整流部43で折り返して中央流路C内を下から上へ流して内表面を処理するようにしても良いし、その逆も可能である。
・ 上記各実施形態における処理容器1,10の形態についても、適用される表面処理に応じて適宜変更可能である。例えば、第2実施形態において、めっき工程の前に電解脱脂洗浄工程を含む場合には、洗浄用の電極を処理容器10内に別に設ける構成としても良いし、めっき用と共通電極として構成しても良い。また、処理容器1,10は全体として上下有底の円筒形状であれば良く、上側容器2,20と下側容器3,30とで構成される形態に限られない。
・ 上記各実施形態において、貯留槽11,12,21,22は排水専用の排水槽とし、ポンプと液量調整器との間に、液体供給用の液体タンクを別に設けても良い。この場合、排液は、排水槽から流出した後濾過装置を経由して、ポンプにより液体タンクに環流させるように構成することができる。
・ 上記各実施形態において、開閉装置として、電磁弁18,28,48,58,68ではなく逆止弁で構成しても良い。逆止弁であっても、流入口34,35,36,37,38の側に設けることで、処理液の逆流を抑制し液の混合を避けることができる。
・ 上記各実施形態において、ワーク13の内面へ処理流体を導入するように処理容器1,10に内面用流入口を形成しても良い。この場合、内面流入口から中央流路C内へ処理流体を流入し、ワーク13の外表面に処理を施すのと同時に、内表面にも処理を施すようにすることができる。
・ 上記第1実施形態では、水洗工程のときのみ廃液槽を選択するものとしたが、再利用に適さない程に汚染された処理液や他の処理液と混合して分離が難しい処理液等、再利用に適さない処理液は、廃液として処理するようにしても良い。もしくは、この廃液用貯留槽に一旦貯留して、特別な濾過処理を経て、分離して循環させるようにしても良い。第2実施形態についても同様である。
・ 上記各実施形態において、電磁弁18,28,58,68の開状態に対応して連動的に貯留槽11,12,21,22が選択されるように構成しても良い。この場合、例えば、水用電磁弁18が開状態にあるときには水用貯留槽11が選択される一方、薬液用電磁弁28が開状態にあるときには薬液用貯留槽12が選択される。このように構成することで、処理容器1,10に流入した処理液と、貯留槽内の処理液とが常に対応するため、貯留槽内での処理液の混合を確実に回避することができる。
・ 上記各実施形態では、ワーク13は単純な円筒状としたが、その他、ワークの形状は、棒状や有底円筒形状、外面に溝やねじが形成されているもの、六角形等の多角形状を含む回転体等であっても良い。
・ 本発明の表面処理装置は、上記各実施形態に示した薬液処理装置101およびめっき処理装置102に限らず、硫酸水溶液または塩酸水溶液による酸洗工程を含む表面処理他、種々の表面処理に適用することができる。すなわち、各工程ごとに順次、単数もしくは複数の処理流体を流して処理する表面処理に適用することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1,10 ・・・処理容器
4 ・・・切り替え手段
11,12,21,22 ・・・貯留槽
13 ・・・ワーク
14,24,44,54,64 ・・・給送路
18,28,48,58,68 ・・・電磁弁(開閉装置)
31 ・・・上底部
32,42 ・・・外筒部
34,35,36,37,38 ・・・流入口
41 ・・・下底部
45 ・・・流出口
51 ・・・内側電極
52,53 ・・・外側電極
101 ・・・薬液処理装置(表面処理装置)
102 ・・・めっき処理装置(表面処理装置)
D,M,P,W ・・・処理流体
R ・・・環状流路

Claims (4)

  1. 棒状または筒状のワーク(13)の表面に、処理流体(D,M,P,W)を流して表面処理を施す表面処理装置(101,102)であって、
    前記ワークの軸方向を鉛直方向として前記ワークを軸方向が一致するように内側に収容し、前記ワークの外面との間に環状流路(R)を形成する外筒部(32,42)、前記外筒部の上底をなす上底部(31)、および前記外筒部の下底をなす下底部(41)、を有する処理容器(1,10)と、
    前記処理容器に連通し、前記処理流体を前記処理容器内へ供給する複数の給送路(14,24,44,54,64)と、
    複数の前記給送路のそれぞれに設けられ、当該給送路を開閉する複数の開閉装置(18,28,48,58,68)と、
    を備え、
    前記処理容器は、前記外筒部、前記上底部または前記下底部のいずれかに、複数種の前記処理流体が個別に前記環状流路に流入する複数の流入口(34,35,36,37,38)、および、複数種の前記処理流体が個別にまたは混合して前記環状流路から流出する流出口(45)が形成され、
    複数の前記流入口は、前記環状流路内で前記処理流体が前記ワークの軸に対して螺旋状に周回して流れるように、前記ワークの軸と直交する仮想平面において前記ワークより外側にずれた位置に形成されており、
    複数の前記流入口は、前記上底部または前記外筒部の前記上底部寄りに形成され、かつ、前記流出口は、前記下底部または前記外筒部の前記下底部寄りに形成され、
    前記処理流体は前記環状流路を上から下に流れることを特徴とする表面処理装置(101,102)。
  2. 前記流出口から排出される前記処理流体を貯留する複数の貯留槽(11,12,21,22)と、
    前記処理容器に流入する前記処理流体に応じて前記貯留槽を選択する切り替え手段(4)と、
    をさらに設けたことを特徴とする請求項1に記載の表面処理装置。
  3. 前記貯留槽は、前記処理容器よりも低い位置にあることを特徴とする請求項に記載の表面処理装置。
  4. 前記ワークは筒状であって陰極に接続され、
    前記ワークの中心軸に沿って設けられ、陽極に接続される内側電極(51)と、
    前記外筒部の内面に沿って環状に設けられ、前記ワークを挟んで前記内側電極と対向すし、陽極に接続される外側電極(52,53)と、をさらに備え、
    前記処理流体としてめっき液(P)を前記環状流路に流し、前記ワークの表面にめっき処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の表面処理装置(102)。
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