JP6314624B2 - 未加硫ゴム製の帯状部材の切断方法および切断装置 - Google Patents

未加硫ゴム製の帯状部材の切断方法および切断装置 Download PDF

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本発明は、未加硫ゴム製の帯状部材の切断方法および切断装置に関する。
従来より、成型ドラムの円筒部に未加硫ゴム製の帯状部材を巻き付けてゴム製品を製造する方法が知られている(特許文献1〜3参照)。
この際、円筒部に巻き付けるに足る所定長さを有する帯状部材を用意する必要がある。
そのため、原反から巻き出された帯状部材を、作業台の上面に延在させた状態でカッターを用いて手作業で帯状部材の長手方向と交差する方向に切断することで所定長さの帯状部材を得るようにしている。
特開昭60−148940号公報 特開2013−244660号公報 特開2012−57716号公報
しかしながら、未加硫ゴム製の帯状部材は、強い粘着性を有していることから、カッターによって切断しても、切断された帯状部材の切断面同士が接合しやすい。そのため、切断面同士が接合した帯状部材を手作業によって引き離す作業が必要となり、帯状部材の切断作業が煩雑で手間を要するものとなっていた。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、その目的は、未加硫ゴム製の帯状部材の切断作業を機械化することで帯状部材の切断作業の効率化を図る上で有利な未加硫ゴム製の帯状部材の切断方法および切断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、その長手方向に沿って搬送される未加硫ゴム製の帯状部材を、前記帯状部材の長手方向と交差する方向に延在する切断予定箇所で切断する切断方法であって、前記帯状部材を、一対の上流側挟持板の間と、前記上流側挟持板よりも前記帯状部材の搬送方向の下流側に配置された一対の下流側挟持板との間に搬送させる搬送工程と、前記帯状部材が搬送される方向で前記切断予定箇所よりも上流側に位置する前記帯状部材の箇所をその厚さ方向の両側から一対の上流側挟持板により挟持するとともに、前記切断予定箇所の下流側に位置する前記帯状部材の箇所をその厚さ方向の両側から一対の下流側挟持板により挟持する帯状部材挟持工程と、前記一対の上流側挟持板と前記一対の上流側挟持板との間で、前記帯状部材を前記切断予定箇所で切断する切断工程と、前記一対の下流側挟持板を前記一対の上流側挟持板から離間する方向に移動する下流側挟持板移動工程と、前記一対の上流側挟持板と前記一対の下流側挟持板による前記帯状部材の挟持を解除する挟持解除工程とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記搬送される方向は鉛直方向であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記切断工程における前記帯状部材の切断は、2つのカッターを前記切断予定箇所の延在方向に沿って密接して並べた状態で前記帯状部材の幅方向の中央に突き刺し、それらカッターを前記帯状部材の幅方向の中央から幅方向の両端に向けて前記切断予定箇所の延在方向に沿って移動することで行なわれることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、その長手方向に沿って搬送される未加硫ゴム製の帯状部材を、前記帯状部材の長手方向と交差する方向に延在する切断予定箇所で切断する切断装置であって、前記搬送される方向で前記切断予定箇所の上流側に位置する前記帯状部材をその厚さ方向の両側から挟持可能な一対の上流側挟持板と、前記切断予定箇所の下流側に位置する前記帯状部材の箇所をその厚さ方向の両側から挟持可能な一対の下流側挟持板と、前記一対の上流側挟持板を、互いに離間しかつ前記帯状部材からその厚さ方向に離間した上流側挟持板退避位置と前記帯状部材の厚さ方向両側から前記帯状部材を挟持する上流側挟持板挟持位置との間で移動させると共に、前記一対の下流側挟持板を互いに離間しかつ前記帯状部材からその厚さ方向に離間した下流側挟持板退避位置と前記帯状部材の厚さ方向両側から前記帯状部材を挟持する下流側挟持板挟持位置との間で移動させる挟持板駆動部と、前記一対の上流側挟持板と前記一対の上流側挟持板との間でそれら挟持板で挟持された前記帯状部材の前記切断予定箇所の延在方向に沿ってカッターを移動させることで前記帯状部材を切断する切断部と、前記一対の下流側挟持板を前記下流側挟持板挟持位置と、前記下流側挟持板挟持位置から離れた下流側挟持板離間位置との間で前記一対の下流側挟持板を移動する下流側挟持板移動部とを備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記搬送される方向は鉛直方向であり、前記帯状部材の厚さ方向は水平方向であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記一対の上流側挟持板は、前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動不能に支持された上流側固定挟持板と、前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動可能に支持され前記挟持板駆動部により移動される上流側可動挟持板とで構成され、前記一対の下流側挟持板は、前記帯状部材の厚さ方向において前記上流側固定挟持板と同じ側に配置され前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動不能に支持された下流側固定挟持板と、前記帯状部材の厚さ方向において前記上流側可動挟持板と同じ側に配置され前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動可能に支持され前記挟持板駆動部により移動される下流側可動挟持板とで構成され、前記挟持板駆動部は、前記上流側可動挟持板と前記下流側可動挟持板とを支持する単一の可動挟持板支持部材と、前記可動挟持板支持部材を前記帯状部材の厚さ方向に移動させる単一のアクチュエータとを含んで構成されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記上流側固定挟持板と前記下流側固定挟持板とは単一の固定挟持板支持部材で支持され、前記下流側挟持板移動部は、前記下流側可動挟持板を前記帯状部材の長手方向に沿って移動させるアクチュエータと、前記下流側固定挟持板を前記固定挟持板支持部材に対して前記帯状部材の長手方向に沿って移動可能に支持する支持機構と、前記下流側固定挟持板を前記下流側挟持板挟持位置に向けて付勢する弾性部材と、前記下流側固定挟持板に当接し前記下流側固定板を前記前記下流側挟持板挟持位置に位置決めするストッパとを含んで構成されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記カッターは2つ設けられ、前記切断部は、前記2つのカッターを、前記帯状部材の面に対して交差する方向で前記切断予定箇所に対して離間接近する方向に移動させる第1移動部と、前記2つのカッターを前記切断予定箇所の延在方向に沿って互いに離間接近する方向に移動させる第2移動部とを備えていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記下流側挟持板離間位置は、前記帯状部材の長手方向に沿って前記上流側挟持板挟持位置と反対側で前記下流側挟持板挟持位置から離れた箇所に位置していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、帯状部材を一対の上流側挟持板と一対の下流側挟持板により挟持した状態で帯状部材を切断し、切断後、それら一対の上流側挟持板と一対の下流側挟持板で帯状部材を挟持した状態で引き離すようにしたので、切断面において強い粘着性が発揮されているにも拘わらず、切断面を強制的にかつ自動的に確実に切り離すことができる。
請求項2記載の発明によれば、帯状部材を、一対の上流側挟持板の間と、一対の下流側挟持板との間にそれら挟持板に接触させることなく搬送でき、未加硫ゴム製の帯状部材の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、帯状部材を切断するに要する時間を短縮でき、未加硫ゴム製の帯状部材の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、簡単な構成により未加硫ゴム製の帯状部材を確実に切断し、切断面において確実に引き離すことができる。
請求項5記載の発明によれば、帯状部材を、一対の上流側挟持板の間と、一対の下流側挟持板との間にそれら挟持板に接触させることなく搬送でき、未加硫ゴム製の帯状部材の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項6記載の発明によれば、簡単な構成により、一対の上流側挟持板を、上流側挟持板退避位置と上流側挟持板挟持位置との間で、前記一対の下流側挟持板を下流側挟持板退避位置と下流側挟持板挟持位置との間で確実に移動させることができる。
請求項7記載の発明によれば、簡単な構成により、一対の下流側挟持板を、下流側挟持板挟持位置と下流側挟持板離間位置との間でで確実に移動させることができる。
請求項8記載の発明によれば、帯状部材を切断するに要する時間を短縮でき、未加硫ゴム製の帯状部材の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項9記載の発明によれば、下流側挟持板挟持位置と下流側挟持板離間位置との間の一対の下流側挟持板の動きを簡素化し、一対の下流側挟持板の動きを案内する構造を簡素化する上で有利となる。
実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置の構成を示す説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における搬送工程の説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における帯状部材挟持工程の説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における帯状部切断工程の説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における帯状部切断工程後にカッターが退避位置に移動された状態を示す説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における下流側挟持板移動工程の説明図である。 実施の形態に係る未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置における挟持解除工程の説明図である。 (A)はカッターが退避位置に位置しかつ中央位置に位置した状態を示す切断部の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。 (A)はカッターが貫通位置に位置しかつ外側位置に位置した状態を示す切断部の平面図、(B)は(A)のB矢視図である。
次に、本発明の切断方法を切断装置と共に図面を参照して説明する。
本実施の形態では、円筒状ゴム製品成形用の成形ドラムに巻き付けられる未加硫ゴム製の帯状部材を切断する場合について説明する。
図1に示すように、切断装置10は、フレーム12と、一対の上流側挟持板14と、一対の下流側挟持板16と、挟持板駆動部18と、切断部20と、下流側挟持板移動部22とを備えている。
フレーム12は、溝形鋼や形鋼などの鋼材が組み立てられることで細長の矩形枠状に形成されている。
フレーム12の上部には、一対のシュータ24が設けられ、帯状部材2は上方から一対のシュータ24の間を通りフレーム12の内部に搬送される。
フレーム12は、搬送される帯状部材2(図3)の厚さ方向の一方の側に位置する第1フレーム12Aと、搬送される帯状部材2の厚さ方向の他方の側に位置する第2フレーム12Bとを備えている。
一対の上流側挟持板14は、帯状部材2が搬送される方向で帯状部材2の切断予定箇所の上流側に位置する帯状部材2をその厚さ方向の両側から挟持するものである。
一対の上流側挟持板14は、上流側固定挟持板14Aと上流側可動挟持板14Bとを備えている。
上流側固定挟持板14Aは、帯状部材2の厚さ方向に対して移動不能に第1フレーム12Aの上部で支持されている。
上流側可動挟持板14Bは、搬送される帯状部材2の厚さ方向に対して移動可能に第2フレーム12Bで支持されている。
より詳細に説明すると、軸心を帯状部材2に向けてエアシリンダ26が第2フレーム12Bに取着され、エアシリンダ26のピストンロッド2602の伸縮により可動挟持板支持部材28が帯状部材2に対して離間接近する方向に移動する。
上流側可動挟持板14Bは、この可動挟持板支持部材28に取付台2802を介して取着されている。
なお、上流側固定挟持板14Aの下端と上流側可動挟持板14Bの下端は、本実施の形態では、帯状部材2を30度の角度θをもって斜めに切断することから、この角度θに対応した傾斜面で形成されている。
一対の下流側挟持板16は、切断予定箇所の下流側に位置する帯状部材2の箇所をその厚さ方向の両側から挟持するものである。
一対の下流側挟持板16は、下流側固定挟持板16Aと下流側可動挟持板16Bとを備えている。
下流側固定挟持板16Aは、帯状部材2の厚さ方向において上流側固定挟持板14Aと同じ側に配置され、帯状部材2の厚さ方向に対して移動不能に第1フレーム12Aの下部で支持されている。
より詳細には、下流側固定挟持板16Aは、帯状部材2の厚さ方向に対して移動不能で、かつ、支持機構50を介して帯状部材2の長手方向と平行する方向に、すなわち鉛直方向に移動可能に第1フレーム12Aの下部で支持されている。
したがって、本実施の形態では、上流側固定挟持板14Aと下流側固定挟持板16Aとを支持する単一の固定挟持板支持部材30が第1フレーム12Aで構成されている。
下流側可動挟持板16Bは、帯状部材2の厚さ方向において上流側可動挟持板14Bと同じ側に配置され、帯状部材2の厚さ方向に対して移動可能に可動挟持板支持部材28で支持されている。
より詳細に説明すると、下流側可動挟持板16Bは、可動挟持板支持部材28に取着されたテーブル付きシリンダ32のテーブル3202に連結されている。下流側可動挟持板16Bはテーブル3202を介してテーブル付きシリンダ32の作動により鉛直方向に移動する。
なお、下流側固定挟持板16Aの上端と下流側可動挟持板16Bの上端は、本実施の形態では、帯状部材2を30度の角度θをもって斜めに切断することから、この角度θに対応した傾斜面で形成されている。
一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16は、帯状部材2の幅よりも大きい幅を有し、帯状部材2の厚さ方向の両側から帯状部材2の幅方向の両面全域を挟持する大きさで形成されている。
挟持板駆動部18は、一対の上流側挟持板14を一対の上流側挟持板14が互いに離間しかつ帯状部材2からその厚さ方向に離間した上流側挟持板退避位置P14(図2)と帯状部材2の厚さ方向両側から帯状部材2を挟持する上流側挟持板挟持位置P14′(図3)との間で移動させると共に、一対の下流側挟持板16を一対の下流側挟持板16が互いに離間しかつ帯状部材2からその厚さ方向に離間した下流側挟持板退避位置P16(図2)と帯状部材2の厚さ方向両側から帯状部材2を挟持する下流側挟持板挟持位置P16′(図3)との間で移動させるものである。
本実施の形態では、挟持板駆動部18は、上流側可動挟持板14Bと下流側可動挟持板16Bとを支持する単一の可動挟持板支持部材28と、可動挟持板支持部材28を帯状部材2の厚さ方向に移動させる単一のエアシリンダ26とを含んで構成されている。
したがって、一対の上流側挟持板14は、挟持板駆動部18により上流側可動挟持板14Bが上流側固定挟持板14Aに対して離間接近する方向に移動することで、上流側挟持板挟持位置P14′あるいは上流側挟持板退避位置P14となる。
また、一対の下流側挟持板16は、挟持板駆動部18により下流側可動挟持板16Bが下流側固定挟持板16Aに対して離間接近する方向に移動することで、下流側挟持板挟持位置P16′あるいは下流側挟持板退避位置P16となる。
また、一対の上流側挟持板14が上流側挟持板挟持位置P14′となり、一対の下流側挟持板16が下流側挟持板挟持位置P16′となった状態で、一対の上流側挟持板14の下端と一対の下流側挟持板16の上端との間の隙間に切断予定箇所が位置し、切断予定箇所は帯状部材2の長手方向と交差する方向に延在している。
切断部20は、上流側挟持板挟持位置P14′に位置する一対の上流側挟持板14と、下流側挟持板挟持位置P16′に位置する一対の下流側挟持板16との間でそれら挟持板14、16で挟持された帯状部材2の切断予定箇所の延在方向に沿ってカッター34を移動させることで帯状部材2を切断するものである。
図8,図9に示すように、カッター34は2つ設けられている。
図1に示すように、切断部20は、2つのカッター34を、帯状部材2の面に対して交差する方向で切断予定箇所に対して離間接近する方向に移動させる第1移動部36と、2つのカッター34を切断予定箇所の延在方向に沿って互いに離間接近する方向に移動させる第2移動部38とを備えている。
より詳細に説明すると、図8,図9に示すように、第1フレーム12Aに取り付け部材44を介してエアシリンダ40が取着されている。
エアシリンダ40のピストンロッド4002の先端にフレーム42が取着され、フレーム42は帯状部材2の幅方向に延在している。フレーム42は、取り付け部材44に取着されたレール46により切断予定箇所に対して離間接近する方向に案内されている。
フレーム42の長手方向の一方の半部に、ロッドレスシリンダ48が配置されると共に、他方の半部にもロッドレスシリンダ48が配置されている。
2つのカッター34は、それらロッドレスシリンダ48のスライドテーブル4802に連結されて配設されている。
したがって、2つのカッター34を、帯状部材2の面に対して交差する方向で切断予定箇所に対して離間接近する方向に移動させる第1移動部36はエアシリンダ40を含んで構成されている。より詳細に説明すると、エアシリンダ40の作動により、2つのカッター34は、それらの刃部が帯状部材2を貫通する貫通位置P34(図4)と、それらの刃部が帯状部材2から離れた退避位置P34′(図5)との間で移動される。
また、2つのカッター34を切断予定箇所の延在方向に沿って互いに離間接近する方向に移動させる第2移動部38が2つのロッドレスシリンダ48を含んで構成されている。より詳細に説明すると、2つのロッドレスシリンダ48の作動により、2つのカッター34は、帯状部材2の幅方向の中央で切断予定箇所の延在方向に沿って密接して並べられた中央位置P34A(図8)と、切断予定箇所の延長上で帯状部材2の幅方向の外側にそれぞれ位置させた外側位置P34B(図9)との間で移動される。
なお、2つのカッター34は、帯状部材2を30度の角度θをもって斜めに切断することから、この角度θをもって配置されている。
下流側挟持板移動部22は、一対の下流側挟持板16を、下流側挟持板挟持位置P16′(図5)と、下流側挟持板挟持位置P16′から離れた下流側挟持板離間位置P16″(図6)との間で移動するものである。
図1に示すように、下流側挟持板移動部22は、下流側可動挟持板16Bを帯状部材2の長手方向に沿って移動させるテーブル付きシリンダ32と、下流側固定挟持板16Aを第1フレーム12Aに対して帯状部材2の長手方向に沿って移動可能に支持する支持機構50と、下流側固定挟持板16Aを下流側挟持板挟持位置P16′に向けて付勢する弾性部材52と、下流側固定挟持板16Aに当接し下流側固定挟持板16Aを下流側挟持板挟持位置P16′に位置決めするストッパ54とを含んで構成されている。
支持機構50は、第1フレーム12Aに取着されたガイド付きの取り付け部材5002を備え、このガイド5004が下流側固定挟持板16Aに結合され、下流側固定挟持板16Aは帯状部材2の長手方向に沿って移動可能に支持されている。
弾性部材52は、下流側固定挟持板16Aの下端と取り付け部材5002との間に配置されている。
ストッパ54は、取り付け部材5002に取着され、下流側固定挟持板16Aの側部に設けられたピン1602に当接可能に設けられている。
本実施の形態では、下流側挟持板離間位置P16″(図6)を、帯状部材2の長手方向に沿って上流側挟持板挟持位置P14′と反対側で下流側挟持板挟持位置P16′(図5)から離れた箇所とし、それら下流側挟持板挟持位置P16′と下流側挟持板離間位置P16″との間の一対の下流側挟持板16の動きを簡素化し、支持機構50の構成や弾性部材52の構成を簡素化している。
次に、切断装置10の使用方法について説明する。
図2に示すように、一対の上流側挟持板14は上流側挟持板退避位置P14に位置し、一対の下流側挟持板16は下流側挟持板退避位置P16に位置している。また、2つのカッター34は、図2、図8に示すように、退避位置P34′に位置しかつ中央位置P34Aに位置している。
まず、帯状部材2を、一対の上流側挟持板14の間と、上流側挟持板14よりも帯状部材2の搬送方向の下流側に配置された一対の下流側挟持板16との間に搬送させる搬送工程が行われる。
すなわち、シュータ24の間に上方から帯状部材2が鉛直下方に搬送され、切断予定箇所が所定の位置に来たところで、帯状部材2の搬送を停止する。
この状態で帯状部材2の厚さ方向の両面は、一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16とに接触していない。
次に、図3に示すように、挟持板駆動部18により一対の上流側挟持板14を上流側挟持板退避位置P14から上流側挟持板挟持位置P14′に移動させ、一対の下流側挟持板16を下流側挟持板退避位置P16から下流側挟持板挟持位置P16′に移動させる。
この挟持板駆動部18による一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16との移動により、帯状部材2の切断予定箇所の上流側に位置する帯状部材2の箇所をその厚さ方向の両側から一対の上流側挟持板14により挟持するとともに、切断予定箇所の下流側に位置する帯状部材2の箇所をその厚さ方向の両側から一対の下流側挟持板16により挟持する帯状部材挟持工程が行われる。
次に、図4に示すように、エアシリンダ40の作動により2つのカッター34は退避位置P34′から貫通位置P34に移動され、次に、図9(A)、(B)に示すように、2つのロッドレスシリンダ48の作動により中央位置P34Aから外側位置P34Bに移動される。
すなわち、エアシリンダ40の作動により、2つのカッター34を切断予定箇所の延在方向に沿って密接して並べた状態で帯状部材2の幅方向の中央に突き刺す。
次いで、2つのロッドレスシリンダ48の作動により、それらカッター34を帯状部材2の幅方向の中央から幅方向の両端に向けて切断予定箇所の延在方向に沿って移動させる。
これにより一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16との間で、帯状部材2を切断予定箇所で切断する切断工程が行なわれる。
切断工程後、図5に示すように、エアシリンダ40の作動により2つのカッター34は貫通位置P34から退避位置P34′に移動される。
次に、図6に示すように、下流側挟持板移動部22により一対の下流側挟持板16を下流側挟持板挟持位置P16′から下流側挟持板離間位置P16″に移動させる。
より詳細には、テーブル付きシリンダ32の作動により下流側可動挟持板16Bを上流側可動挟持板14Bから離れる方向である鉛直方向下方に移動させる。
一対の下流側挟持板16は下流側挟持板挟持位置P16′に位置し、帯状部材2を挟持していることから、この下流側可動挟持板16Bの移動により、切断された帯状部材2を介して下流側固定挟持板16Aが弾性部材52の弾性力に抗してガイドに沿って下流側可動挟持板16Bと一体的に下方に移動する。
この一対の下流側挟持板16の下方への移動により、切断された帯状部材2は、一対の上流側挟持板14で挟持された帯状部材2から切り離される。
すなわち、一対の下流側挟持板16を帯状部材2の長手方向に沿って一対の上流側挟持板14から離間する方向に移動する下流側挟持板移動工程が行われる。
次に、図7に示すように、挟持板駆動部18の作動により一対の上流側挟持板14を上流側挟持板挟持位置P14′から上流側挟持板退避位置P14に移動させると共に、一対の下流側挟持板16を下流側挟持板挟持位置P16′から下流側挟持板退避位置P16に移動させる。
これにより、一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16による帯状部材2の挟持を解除する挟持解除工程が行われる。
挟持解除工程が行われたならば、切断された帯状部材2を取り出し、既に退避位置P34′に位置している2つのカッター34を外側位置P34Bから中央位置P34Aに位置させ、次の切断工程に備える。
以後の切断工程では、上記と同様な動作がなされる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、帯状部材2を一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16により挟持した状態で帯状部材2を切断し、切断後、それら一対の上流側挟持板14と一対の下流側挟持板16で帯状部材2を挟持した状態で引き離すようにしたので、切断面において強い粘着性が発揮されているにも拘わらず、切断面を強制的にかつ自動的に確実に切り離すことができる。
したがって、未加硫ゴム製の帯状部材2の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
また、一対の上流側挟持板14と、一対の下流側挟持板16と、挟持板駆動部18と、切断部20と、下流側挟持板移動部22とで切断装置10が構成されており、簡単な構成の切断装置10により未加硫ゴム製の帯状部材2の切断を確実に行なう上で有利となる。
また、帯状部材2の搬送方向を鉛直方向としたので、上流側挟持板退避位置P14に位置する一対の上流側挟持板14の間、および、下流側挟持板退避位置P16に位置する一対の下流側挟持板16の間へそれら挟持板14、16に接触させることなく搬送でき、強い粘着性を有する未加硫ゴム製の帯状部材2の搬送を円滑に行なう上で有利となる。
また、単一のカッター34で帯状部材2を切断してもよいが、本実施の形態では2つのカッター34を用いたので、帯状部材2を切断するに要する時間を短縮でき、未加硫ゴム製の帯状部材2の切断作業の効率化を図る上で有利となる。
なお、本実施の形態においては、帯状部材2を30度の角度θをもって斜めに切断する場合について説明したが、この角度θは45度や90度であってもよく、この角度θは用いられる帯状部材2の用途に応じて適宜変更可能である。
また、切断装置10により切断される未加硫ゴム製の帯状部材2はタイヤ、ホース、防舷材など種々の製品を構成する帯状部材2に広く適用される。
また、本実施の形態では、帯状部材2の搬送方向を鉛直方向にした場合について説明したが、帯状部材2の搬送方向は鉛直方向と交差する方向でもよい。この場合には、帯状部材2の搬送時、帯状部材2が一対の上流側挟持板14の少なくとも一方と一対の下流側挟持板16の少なくとも一方とに接触するため、上流側挟持板14および下流側挟持板16に対する帯状部材2の摩擦抵抗を低減するための従来公知の様々な粉体を挟持板が接触する側のみ帯状部材2に付着すればよい。または、帯状部材2が接触する挟持板の表面をコーティングし、離形しやすくしても構わない。
10 切断装置
14 一対の上流側挟持板
14A 上流側固定挟持板
14B 上流側可動挟持板
16 一対の下流側挟持板
16A 下流側固定挟持板
16B 下流側可動挟持板
18 挟持板駆動部
20 切断部
22 下流側挟持板移動部
28 可動挟持板支持部材
30 固定挟持板支持部材
34 カッター

Claims (4)

  1. その長手方向に沿って搬送される未加硫ゴム製の帯状部材を、前記帯状部材の長手方向と交差する方向に延在する切断予定箇所で切断する切断装置であって、
    前記搬送される方向で前記切断予定箇所の上流側に位置する前記帯状部材をその厚さ方向の両側から挟持可能な一対の上流側挟持板と、
    前記切断予定箇所の下流側に位置する前記帯状部材の箇所をその厚さ方向の両側から挟持可能な一対の下流側挟持板と、
    前記一対の上流側挟持板を、互いに離間しかつ前記帯状部材からその厚さ方向に離間した上流側挟持板退避位置と前記帯状部材の厚さ方向両側から前記帯状部材を挟持する上流側挟持板挟持位置との間で移動させると共に、前記一対の下流側挟持板を互いに離間しかつ前記帯状部材からその厚さ方向に離間した下流側挟持板退避位置と前記帯状部材の厚さ方向両側から前記帯状部材を挟持する下流側挟持板挟持位置との間で移動させる挟持板駆動部と、
    前記一対の上流側挟持板と前記一対の流側挟持板との間でそれら挟持板で挟持された前記帯状部材の前記切断予定箇所の延在方向に沿ってカッターを移動させることで前記帯状部材を切断する切断部と、
    前記一対の下流側挟持板を前記下流側挟持板挟持位置と、前記下流側挟持板挟持位置から離れた下流側挟持板離間位置との間で前記一対の下流側挟持板を移動する下流側挟持板移動部とを備え、
    前記一対の上流側挟持板は、前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動不能に支持された上流側固定挟持板と、前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動可能に支持され前記挟持板駆動部により移動される上流側可動挟持板とで構成され、
    前記一対の下流側挟持板は、前記帯状部材の厚さ方向において前記上流側固定挟持板と同じ側に配置され前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動不能に支持された下流側固定挟持板と、前記帯状部材の厚さ方向において前記上流側可動挟持板と同じ側に配置され前記搬送される前記帯状部材の厚さ方向に対して移動可能に支持され前記挟持板駆動部により移動される下流側可動挟持板とで構成され、
    前記挟持板駆動部は、前記上流側可動挟持板と前記下流側可動挟持板とを支持する単一の可動挟持板支持部材と、前記可動挟持板支持部材を前記帯状部材の厚さ方向に移動させる単一のアクチュエータとを含んで構成され、
    前記上流側固定挟持板と前記下流側固定挟持板とは単一の固定挟持板支持部材で支持され、
    前記下流側挟持板移動部は、前記下流側可動挟持板を前記帯状部材の長手方向に沿って移動させるアクチュエータと、前記下流側固定挟持板を前記固定挟持板支持部材に対して前記帯状部材の長手方向に沿って移動可能に支持する支持機構と、前記下流側固定挟持板を前記下流側挟持板挟持位置に向けて付勢する弾性部材と、前記下流側固定挟持板に当接し前記下流側固定挟持板を前記下流側挟持板挟持位置に位置決めするストッパとを含んで構成されている、
    ことを特徴とする未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置。
  2. 前記搬送される方向は鉛直方向であり、前記帯状部材の厚さ方向は水平方向である、
    ことを特徴とする請求項記載の未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置。
  3. 前記カッターは2つ設けられ、
    前記切断部は、前記2つのカッターを、前記帯状部材の面に対して交差する方向で前記切断予定箇所に対して離間接近する方向に移動させる第1移動部と、前記2つのカッターを前記切断予定箇所の延在方向に沿って互いに離間接近する方向に移動させる第2移動部とを備えている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置。
  4. 前記下流側挟持板離間位置は、前記帯状部材の長手方向に沿って前記上流側挟持板挟持位置と反対側で前記下流側挟持板挟持位置から離れた箇所に位置している、
    ことを特徴とする請求項の何れか1項記載の未加硫ゴム製の帯状部材の切断装置。
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