JP6312546B2 - 静油圧式無段変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラニオン軸を回動操作することで斜板の角度を変更可能であり、かつ、前記斜板を中立位置に付勢する中立付勢機構が備えられた静油圧式無段変速装置に関する。
例えば、下記の特許文献1に、従来の静油圧式無段変速装置が記載されている。特許文献1に記載の静油圧式無段変速装置には、中立付勢機構に、トラニオン軸(特許文献1では「トラニオン軸」)に一体的に取り付けられ、かつ、トラニオン軸側に向けて凹入するカム部(特許文献1では「カム凹部」)が形成された第一回動アーム(特許文献1では「カムプレート」)が備えられている。さらに、この中立付勢機構には、トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アーム(特許文献1では「L字状アーム」)と、第二回動アームに回転自在に支持され、かつ、カム部に嵌まり込むことで、第一回動アームを、中立位置に対応する中立姿勢に回動させるローラ(特許文献1では「ローラ」)と、が備えられている。
さらに、この中立付勢機構には、第二回動アームと機台とに亘って取り付けられ、ローラがカム部に嵌まり込むように第二回動アームを付勢する単一のバネが備えられている。
特開2011−152823号公報(図8)
ところで、静油圧式無段変速装置では、例えば、塑性変形等によるバネの劣化により、中立付勢機構の付勢力が低下する場合がある。
そのような場合、中立付勢機構の付勢力が、斜板を中立位置に復帰させるために必要な力よりも小さくなって、斜板が中立位置に復帰しにくくなる不都合が生じる。
従来の中立付勢機構では、取付箇所が不変の単一のバネの付勢力のみにより、斜板を中立位置に付勢しているので、中立付勢機構の付勢力を変更するには、その単一のバネの交換を行わなければならず、手間を要していた。しかも、バネの交換なので、付勢力の微調整を行うことができず、バネを何種類も用意しておく必要があった。
上記実情に鑑み、簡素な構造で、斜板を中立位置に復帰させるための中立付勢機構の付勢力の変更を容易に行うことができる静油圧式無段変速装置の提供が望まれていた。
本発明は、トラニオン軸を回動操作することで斜板の角度を変更可能であり、かつ、前記斜板を中立位置に付勢する中立付勢機構が備えられた静油圧式無段変速装置であって、前記中立付勢機構に、前記トラニオン軸に一体的に取り付けられ、かつ、前記トラニオン軸側に向けて凹入するカム部が形成された第一回動アームと、前記トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アームと、前記第二回動アームに回転自在に支持され、かつ、前記カム部に嵌まり込むことで、前記第一回動アームを、前記中立位置に対応する中立姿勢に回動させるローラと、前記第二回動アームと機台とに亘って取り付けられ、前記ローラが前記カム部に嵌まり込むように前記第二回動アームを付勢する二つのバネと、が備えられ、前記二つのバネのうち一方のバネの付勢力が変更可能なように構成され、前記二つのバネの前記機台側の取付部は、前記機台に設けられた共通部材に取り付けられているものである。
本発明によると、中立付勢機構は、二つのバネの付勢力により、斜板を中立位置に付勢している。具体的には、二つのバネの付勢力は、トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アームに作用し、第二回動アームに回動自在に支持されるローラが、第一回動アームにおけるトラニオン軸側に凹入するカム部を押圧するようになっている。これにより、トラニオン軸が一体となった第一回動アームが中立姿勢に復帰するように付勢され、その結果、斜板が中立位置に復帰するように付勢されている。
このような中立付勢機構において、二つのバネのうち一方のバネの付勢力が変更可能となっている。よって、斜板が中立位置に復帰しにくくなる状態になったとしても、バネの交換を行うことなく、一方のバネの付勢力を変更するのみで、中立付勢機構の付勢力を簡単に変更できる。
そして、二つのバネは、何れも、第二回動アームと機台とに亘って取り付けられている。よって、二つのバネを全く異なった箇所に取り付ける構造に比べて、バネの取付部材の部品点数を削減できると共に、二つのバネを近接配置して、バネの配置スペースのコンパクト化を図ることができる。つまり、付勢力を容易に変更可能としながら、簡素な構造の中立付勢機構とすることができる。
しかも、この中立付勢機構では、付勢力が二つのバネに分散負担されており、二つのバネのうち一つのバネの付勢力が変更可能となっているので、中立付勢機構の付勢力を容易に微調整することができる。
このように、本発明によると、簡素な構造で、斜板を中立位置に復帰させるための中立付勢機構の付勢力の変更を容易に行うことができる。
別の本発明は、トラニオン軸を回動操作することで斜板の角度を変更可能であり、かつ、前記斜板を中立位置に付勢する中立付勢機構が備えられた静油圧式無段変速装置であって、前記中立付勢機構に、前記トラニオン軸に一体的に取り付けられ、かつ、前記トラニオン軸側に向けて凹入するカム部が形成された第一回動アームと、前記トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アームと、前記第二回動アームに回転自在に支持され、かつ、前記カム部に嵌まり込むことで、前記第一回動アームを、前記中立位置に対応する中立姿勢に回動させるローラと、前記第二回動アームと機台とに亘って取り付けられ、前記ローラが前記カム部に嵌まり込むように前記第二回動アームを付勢する二つのバネと、が備えられ、前記二つのバネのうち一方のバネの付勢力が変更可能なように構成され、前記第二回動アームのうち、前記二つのバネの端部が取り付けられたアーム部が延びる方向と、前記二つのバネ夫々における前記機台側の取付部の並び方向と、が並列状態に設定され、前記二つのバネは、並列状態で設けられているものである。
本発明において、前記第二回動アームまたは前記機台の一方に、前記一方のバネの取付部が選択的に取り付けられる複数の取付孔が形成され、前記複数の取付孔は、前記取付部が取り付けられた状態において前記一方のバネの付勢力に基づいて前記第二回動アームに作用するモーメント力が夫々異なるように位置設定されると共に、前記取付部が移動可能なように連通され、前記取付部を夫々の前記取付孔に保持する保持手段が備えられていると好適である。
上記構成によれば、複数の取付孔の中から、一方のバネの取付部を取り付ける対象となる取付孔を選択することにより、一方のバネから第二回動アームに作用するモーメント力の強さを変更し、これにより、斜板を中立位置に付勢する付勢力を変更するようになっている。そして、一方のバネの取付部は、例えば切り欠きのように開口された箇所ではなく、取付孔に取り付けられ、且つ、保持手段により取付孔に保持されるので、外れにくくなっている。しかも、複数の取付孔が連通されているので、一方のバネを取り外すことなく、一方のバネの取付部を、取り付け中の取付孔から付け替え先の取付孔へ、ずらして簡単に移動させることができる。よって、中立付勢機構の付勢力の変更を簡単な操作で行うことができる。
本発明において、前記保持手段として、隣り合う二つの前記取付孔を連通する連通部のうちの前記一方のバネの圧縮方向側の縁部に、前記一方のバネの伸長方向側へ突出する突出部が備えられている。
上記構成によれば、一方のバネの取付部が、取り付け中の取付孔から付け替え先の取付孔に付け替わるには、一方のバネの取付部が、連通部のうちの一方のバネの圧縮方向の縁部に沿って移動する際に、一方のバネの伸長方向側へ突出する突出部を乗り越えることが必要とされる。つまり、一方のバネの取付部は、突出部が抵抗となって、取り付け中の取付孔に保持され、振動等の小さな外力では、取付孔間を移動しない。これにより、中立付勢機構の付勢力が不測に変更されないようにできる。
本発明において、前記複数の取付孔は、前記揺動軸からの距離が夫々異なるように位置設定されていると好適である。
上記構成によれば、複数の取付孔は、揺動軸から取付孔までの距離が夫々異なっているので、一方のバネから第二回動アームに作用するモーメント力を、取付孔毎に異ならせることができる。
本発明において、前記一方のバネの一端を位置固定状態に取り付ける固定部が備えられ、前記複数の取付孔は、前記固定部からの距離が夫々異なるように位置設定されていると好適である。
上記構成によれば、複数の取付孔は、一方のバネの一端を位置固定状態に取り付ける固定部からの距離が夫々異なっているので、取付孔毎に、一方のバネの伸び量が異なるものとなる。つまり、一方のバネから第二回動アームに作用する力が取付孔毎に異なるので、一方のバネから第二回動アームに作用するモーメント力を取付孔毎に異ならせることができる。
本発明において、前記二つのバネは、第一バネ、及び、前記第一バネよりもバネ定数が小さい第二バネであり、前記第二バネの付勢力を変更すると好適である。
上記構成によれば、中立付勢機構は、第一バネと、第一バネよりもバネ定数が小さい第二バネとの二種類のバネの付勢力を利用するものとなっている。そして、中立付勢機構の付勢力を変更するにあたり、付勢力が相対的に大きい第一バネではなく、付勢力が相対的に小さい第二バネについて、付勢力を変更するようになっている。このため、中立付勢機構の付勢力の変更を、比較的小さな操作力で行うことができる。
トラクタの右側面図である。 トラクタの平面図である。 斜板が中立位置にある状態における中立付勢機構の周辺を示す右側面図である。 斜板が最大正転位置にある状態における中立付勢機構の周辺を示す右側面図である。 斜板が最大逆転位置にある状態における中立付勢機構の周辺を示す右側面図である。 第二バネの付け替えを示す右側面図である。 取付孔の位置を説明する右側面視の説明図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、静油圧式無段変速装置Sが、作業車の一例であるトラクタTに備えられている場合について説明する。
[トラクタの基本構成について]
図1、図2に示されるように、トラクタTの走行機体の前部には、エンジン7等が備えられていると共に、エンジン7からの動力により駆動される左右一対の前輪8が操向可能に備えられている。トラクタTの走行機体の後部には、左右の前輪8に連係されたステアリングホイール9や運転座席10等を備えて搭乗運転部11が形成されている。搭乗運転部11の左右外方には、エンジン7からの動力で駆動される左右一対の後輪12が備えられている。そして、搭乗運転部11の下方に、内部に副変速装置として機能するギヤ式の変速装置(図示せず)等を備えたミッションケース13等と共に、主変速装置として機能する静油圧式無段変速装置Sが備えられている。
図1に示されるように、ミッションケース13の後部には、左右のリフトアーム14、左右のロアリンク15、リフトアーム14とロアリンク15とを連結するリフトロッド16等から構成されるリンク機構17と、リンク機構17を昇降揺動するための油圧シリンダ18と、動力取出軸19と、が備えられている。これにより、このトラクタTは、その後部において、ロータリ耕耘装置やプラウ等の作業装置を昇降可能、且つ、動力取出軸19から動力の取り出しが可能となるように構成されている。
図3〜図5に示されるように、ミッションケース13の機体右側部側には、例えばプレート状の部材からなる取り付け用の取付部材20(「機台」の一例)が固定して備えられている。取付部材20の機体右横側部には、ボルト21の締結具による締結等によって、ブラケット22が固定して備えられている。
[静油圧式無段変速装置について]
内部構造は図示していないが、静油圧式無段変速装置Sには、エンジン7で駆動される可変容量型に構成されるアキシャルプランジャ型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから作動油が供給されることで油量に対応する速度で回転するアキシャルプランジャ型の油圧モータと、が備えられている。この油圧ポンプは、ミッションケース13に対して走行駆動力を伝えるように構成されている。
そして、図3〜図5に示されるように、静油圧式無段変速装置Sには、油圧ポンプの斜板23と、斜板23と一体的に連動連結されたトラニオン軸24と、トラニオン軸24を介して斜板23を中立位置N1に付勢する中立付勢機構25と、が備えられている。静油圧式無段変速装置Sは、トラニオン軸24を操作軸芯X1周りに回動操作することで、斜板23の角度を、中立位置N1を挟んだ最大正転位置F1と最大逆転位置R1との間で変更可能に構成されている。
静油圧式無段変速装置Sの出力は、零速度を挟んだ最大正転速度(最大前進速度)と最大逆転速度(最大後進速度)との間で、無段階で変速可能に構成されている。静油圧式無段変速装置Sは、斜板23を中立位置N1とすることで、速度零状態が現出され、斜板23を最大正転位置F1とすることで、正転方向に速度が最大となる最大正転状態が現出され、斜板23を最大逆転位置R1とすることで、正転方向とは反対の逆転方向に速度が最大となる最大逆転状態が現出される。
図3〜図5に示されるように、トラニオン軸24は、ミッションケース13の機体右横側部から機体右方へ突出している。トラニオン軸24の右端部の側面視の断面形状は、小判状に形成されている。トラニオン軸24は、機体横向きの操作軸芯X1周りに回動操作可能とされている。
中立付勢機構25は、斜板23が中立位置N1となるように、トラニオン軸24を回動操作する付勢力を付与するようになっている。中立付勢機構25には、第一回動アーム26と、第二回動アーム27と、ローラ28と、後述する二つのバネと、が備えられている。
第一回動アーム26は、トラニオン軸24の操作軸芯X1周りに揺動することにより、斜板23の中立位置N1に対応する中立姿勢N2(図3参照)を挟んだ、斜板23の最大正転位置F1に対応する最大正転姿勢F2(図4参照)と、斜板23の最大逆転位置R1に対応する最大逆転姿勢R2(図5参照)との間で、姿勢変更可能となっている。
図3〜図5に示されるように、第一回動アーム26は、トラニオン軸24に一体的に取り付けられている。つまり、第一回動アーム26は、トラニオン軸24と一体的に、操作軸芯X1周りに揺動可能とされている。第一回動アーム26には、扇状の形状の扇状部26Aと、扇状部26Aと一体の操作アーム26Bと、が備えられている。第一回動アーム26の扇状部26Aの縁部には、トラニオン軸24側に向けてV字状に凹入するカム部29が形成されている。扇状部26Aの基端部は、トラニオン軸24の右端部を挟持することにより、トラニオン軸24に連結されている。操作アーム26Bには、後述するように、連係機構30を介して、変速操作具の一例であるシーソー式の変速ペダル31が連係されている。
第二回動アーム27は、ミッションケース13に対して相対回動自在に支持されている。具体的には、第二回動アーム27は、トラニオン軸24と平行な揺動軸32周りに回動するように構成されている。つまり、揺動軸32は、操作軸芯X1と平行な回動軸芯X2を中心に回動するように構成されている。
第二回動アーム27には、回動軸芯X2周りに揺動可能な揺動軸32と、揺動軸32から第一回動アーム26のカム部29側に延出される第一アーム33と、揺動軸32から第一アーム33とは異なる方向に延出される第二アーム34と、第二アーム34の中央部付近の箇所から下方に延出される検出アーム35と、が備えられている。第二回動アーム27の第一アーム33の遊端に、ローラ28が回転自在に支持されている。
第二アーム34には、後述する複数の取付孔と、複数の取付孔よりも回動軸芯X2から離れた遊端側に位置する切り欠き状の掛止部37と、が備えられている。掛止部37は、第二アーム34の縁部を下方に切り欠いた切り欠き部位である。
ローラ28は、カム部29に嵌まり込むことで、第一回動アーム26を、斜板23の中立位置N1に対応する中立姿勢N2に回動させる(図3参照)。言い換えれば、第一回動アーム26が中立姿勢N2になることで、斜板23が中立位置N1となる。
なお、図3〜図6に示されるように、取付部材20に固定されるブラケット22には、斜板23の中立位置N1を検出可能な検出手段であるセンサ38が固定して備えられている。第一回動アーム26が中立姿勢N2になると、第一回動アーム26の検出アーム35により、センサ38の検出子38Aが押圧される。センサ38の検出信号は、不図示の制御装置に入力され、各種制御に利用される。
[第一バネ及び第二バネについて]
図3〜図6に示されるように、二つのバネとして、第一バネ40、及び、第一バネ40よりもバネ定数が小さい第二バネ41(「一方のバネ」に相当)が備えられている。第一バネ40と第二バネ41とは、夫々、引っ張りバネとされている。第一バネ40と第二バネ41とは、夫々、第二回動アーム27の第二アーム34(「アーム部」に相当」と、ブラケット22(「共通部材」に相当)とに亘って取り付けられている。
ブラケット22には、丸孔状の第一固定孔42と、第一固定孔42と横並びに配置される丸孔状の第二固定孔43(「固定部」の一例)と、が形成されている。第二固定孔43は、第一固定孔42よりも、揺動軸32(回動軸芯X2)寄りの箇所に位置している。
第一バネ40の一端40A(「機台側の取付部に」相当)は、第一固定孔42に固定可能状態に取り付けられている。
第一バネ40の他端40Bは、第二アーム34の掛止部37に固定可能状態に取り付けられている。第二バネ41の一端41A(「機台側の取付部に」相当)は、第二固定孔43に固定可能状態に取り付けられている。第二バネ41の他端41B(「取付部」に相当)は、位置変更可能状態に取り付けられている。第一バネ40と第二バネ41とは、横並びに近接して配置されている。第二バネ41は、第一バネ40よりも揺動軸32(回動軸芯X2)寄りの箇所に位置している。
第一バネ40と第二バネ41とは、夫々、第二回動アーム27の第二アーム34に引っ張り力を及ぼし、これにより、第二回動アーム27の第一アーム33に回転自在に支持されるローラ28が、カム部29に嵌まり込むように第二回動アーム27を付勢している。
第一バネ40と第二バネ41とは、夫々、斜板23が中立位置N1にあるときに最も縮み(図3参照)、斜板23が最大正転位置F1または最大逆転位置R1にあるときに最も伸びるようになっている(図3、図4参照)。第一バネ40と第二バネ41とは、夫々、斜板23が中立位置N1にある状態においても、第二回動アーム27に引っ張り力を及ぼしている。
[取付孔について]
図3〜図6に示されるように、第二回動アーム27には、第二バネ41が選択的に取り付けられる「複数の取付孔」が備えられている。具体的には、第二回動アーム27の第二アーム34に、第一取付孔44と、第一取付孔44よりも回動軸芯X2から遠い箇所に位置する第二取付孔45と、の二つの取付孔が形成されている。
第一取付孔44と、第二取付孔45とには、夫々、第二バネ41の他端41Bを取り付け可能となっている。つまり、図3〜図6に示されるように、第二バネ41の他端41Bは、第一取付孔44と、第二取付孔45と、に付け替えることができる。
中立付勢機構25では、第一バネ40及び第二バネ41の二つのバネのうち第二バネ41の付勢力が変更可能なように構成されている。第二バネ41は、第一バネ40よりもバネ定数が小さいものが選定されている。
第二取付孔45に取り付けた第二バネ41から第二回動アーム27の第二アーム34に作用する引っ張り力は、第一取付孔44に取り付けた第二バネ41から第二回動アーム27の第二アーム34に作用する引っ張り力よりも大きくなる。すなわち、第一取付孔44と、第二取付孔45とは、第二バネ41が取り付けられた状態において、第二バネ41の付勢力に基づいて、第二回動アーム27に作用するモーメント力が夫々異なるように位置設定されている。
図6に示されるように、第一取付孔44と、第二取付孔45とは、第一取付孔44と第二取付孔45との間に形成される連通部46によって連通されている。つまり、第一取付孔44と、第二取付孔45とは、一つの孔部として連通されている。第一取付孔44と、第二取付孔45とは、第二バネ41の他端41Bが移動可能なように連通されている。
隣り合う二つの取付孔である第一取付孔44と第二取付孔45とを連通する連通部46のうちの第二バネ41の圧縮方向側の縁部には、第二バネ41の伸長方向側へ突出する突出部47(「保持手段」の一例)が備えられている。突出部47は、略円弧状の形状を呈している。突出部47により、第二バネ41の他端41Bが、第一取付孔44と第二取付孔45との夫々に保持されるようになっている。第一取付孔44と、第二取付孔45と、突出部47とは滑らかな曲線状に連続するようになっている。
図6、図7に示されるように、突出部47には、第一取付孔44側の第一傾斜面47Aと、第二取付孔45側の第二傾斜面47Bと、が備えられている。第一傾斜面47Aと第一取付孔44に取り付けた第一バネ40の伸縮方向と直交する仮想線V1とのなす角度αは、第二傾斜面47Bと第二取付孔45に取り付けた第一バネ40の伸縮方向と直交する仮想線V2とのなす角度βよりも大きくなっている。つまり、第一傾斜面47Aの傾斜角度の方が、第二傾斜面47Bの傾斜角度よりもきつくなっている。言い換えれば、第二傾斜面47Bの傾斜角度の方が、第一傾斜面47Aの傾斜角度よりも緩くなっている。
図6、図7に示されるように、第一取付孔44と、第二取付孔45とは、揺動軸32の回動軸芯X2からの距離が夫々異なるように位置設定されている。つまり、第一取付孔44と回動軸芯X2との距離A1が、第二取付孔45と回動軸芯X2との距離A2よりも大きくなるように、第一取付孔44と第二取付孔45とが位置設定されている。
図6、図7に示されるように、第二バネ41の他端41Bとは反対側の一端41Aは、第二固定孔43に、位置固定状態に取り付けられている。第一取付孔44と、第二取付孔45とは、第二固定孔43からの距離が夫々異なるように位置設定されている。つまり、第一取付孔44と第二固定孔43との距離B1は、第二取付孔45と第二固定孔43との距離B2よりも大きくなるように、第一取付孔44と第二取付孔45とが位置設定されている。
図6に示されるように、第二バネ41の他端41Bは、第一取付孔44と第二取付孔45との間で、第二バネ41の圧縮方向側の縁部に沿って、ずらして移動させることにより、第二バネ41の取り付け先の取付孔を変更可能となっており、第二バネ41から第二回動アーム27に作用する付勢力を変更可能となっている。つまり、中立付勢機構25は、バネ定数が第一バネ40よりも相対的に小さい第二バネ41の付勢力を変更可能になっている。
第二バネ41を第一取付孔44に取り付けている状態において、中立付勢機構25の付勢力が、斜板23を中立位置N1に復帰させるために必要な力に対して小さくなった場合、第二バネ41を第一取付孔44から第二取付孔45へ付け替えることにより、中立付勢機構25の付勢力を増加させて、斜板23を確実に中立位置N1に復帰する状態に調節できる。
このように、第二バネ41を、第一取付孔44と第二取付孔45との間で付け替え操作するだけで、中立付勢機構25の付勢力の調節を容易に行うことができる。
[変速ペダルについて]
図3〜図5に示されるように、第一回動アーム26の操作アーム26Bには、連係機構30を介して、変速ペダル31が連係されている。変速ペダル31は、搭乗運転部11の機体右側部に配置されている。つまり、変速ペダル31は、機体左右方向においてミッションケース13に対して中立付勢機構25と同じ側に配置されている。変速ペダル31には、前進変速用の前側踏込操作部31Aと、前側踏込操作部31Aと一体の後進変速用の後側踏込操作部31Bと、前側踏込操作部31Aと後側踏込操作部31Bとに一体の位置するペダルアーム31Cと、が備えられている。
変速ペダル31は、前側踏込操作部31Aまたは後側踏込操作部31Bに対する踏込操作及び中立付勢機構25の付勢力の作用を受けて、ペダルアーム31Cの下端部に連結される機体横向きの支軸48の支点軸芯X3を中心にして天秤揺動するように構成されている。
連係機構30には、機体左右向きの第一連結ピン49と、機体前後方向に沿って延びる連係アーム50と、機体左右向きの第二連結ピン51と、が備えられている。第一連結ピン49は、変速ペダル31のペダルアーム31Cと、連係アーム50の一端部と、を回動自在に連結している。第二連結ピン51は、変速ペダル31のペダルアーム31Cと、第一回動アーム26の操作アーム26Bの遊端と、を回動自在に連結している。
変速ペダル31は、中立角度N3(図3参照)を挟んで最大前進角度F3(図4参照)と最大後進角度R3(図5参照)との間で、支点軸芯X3を中心にして天秤揺動するように構成されている。変速ペダル31を中立角度N3とすることにより、斜板23が中立位置N1となり(図3参照)、変速ペダル31を最大前進角度F3とすることにより、斜板23が最大正転位置F1となり(図4参照)、変速ペダル31を最大後進角度R3とすることにより、斜板23が最大逆転位置R1となる(図5参照)。
図3、図4に示されるように、中立付勢機構25の付勢力に抗して、変速ペダル31の前側踏込操作部31Aを踏み込み操作することにより、変速ペダル31が中立角度N3から最大前進角度F3側に揺動され、これにより、斜板23が中立位置N1から最大正転位置F1に角度変更される。そして、図3、図5に示されるように、中立付勢機構25の付勢力に抗して、変速ペダル31の後側踏込操作部31Bを踏み込み操作することにより、変速ペダル31が中立角度N3から最大後進角度R3側に揺動され、これにより、斜板23が中立位置N1から最大逆転位置R1に角度変更される。そして、変速ペダル31から足を離すと、中立付勢機構25の付勢力の作用により、変速ペダル31は、中立角度N3に自動的に復帰され、斜板23は、中立位置N1に自動的に復帰される(図3参照)。
[第一バネの付勢力と第二バネの付勢力とを足し合わせていることについて]
特に図示はしないが、上記特許文献1(特開2011−152823号公報)のように、従来の中立付勢機構には、単一のバネのみにより斜板が中立位置に復帰する付勢力を付与するものがある。従来の中立付勢機構では、斜板が中立位置の付近にある状態においても、斜板を中立位置に復帰させる確実な付勢力を付与すべく、比較的大きなバネ定数の単一バネが用いられている。しかし、このような単一のバネのみを用いる場合、バネ定数が大きいため、斜板が中立位置にあるときの中立付勢機構の付勢力と、斜板が最大正転位置または最大逆転位置にあるときの中立付勢機構の付勢力との差異が大きくなり過ぎてしまう。つまり、変速ペダル31を最大前進角度または最大後進角度まで踏み込む際に必要な操作力が過大となってしまう。
これに対して、本発明の中立付勢機構25は、図3〜図7に示されるように、第一バネ40の付勢力と第一バネ40よりもバネ定数が小さい第二バネ41の付勢力を足し合わせて、斜板23が中立位置N1に復帰する付勢力としている。このように、付勢力の異なる二つのバネを用いているので、斜板23が中立位置N1にあるときの中立付勢機構25の付勢力と、斜板23が最大正転位置F1または最大逆転位置R1にあるときの中立付勢機構25の付勢力との差異を小さくできる。すなわち、本発明の中立付勢機構25は、バネ定数が異なる二つのバネを用いているので、バネ定数の大きな単一のバネのみを用いたり、バネ定数が等しい2つのバネを用いたりするような従来の中立付勢機構と比較すると、斜板23を中立位置N1に復帰させるのに必要な付勢力を十分に確保しつつ、さらに、斜板23が最大正転位置F1または最大逆転位置R1にあるときの付勢力を小さくできる利点がある。これにより、斜板23が中立位置N1の付近にある際に、斜板23を中立位置N1に確実に復帰させる付勢力を付与できると共に、斜板23を最大正転位置F1または最大逆転位置T1へ位置変更するために、変速ペダル31を最大前進角度F3または最大後進角度R3まで踏み込む際の操作力を小さく抑えることが可能となり、操作性を向上できる。
[別実施形態]
以下、本発明の別実施形態について説明する。以下の各別実施形態では、説明している構成以外の構成は、上記実施形態と同様である。また、上記実施形態及び以下の各別実施形態は、矛盾が生じない限り、互いに組み合わせることができる。なお、本発明の範囲は、上記実施形態及び以下の各別実施形態に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、第二バネ41の付勢力の変更を、「複数の取付孔」間における第二バネ41の付け替えにより行うものが一例に示されているが、これに限られない。
例えば、第二バネ41の伸び量を変化させることが可能な操作部材が備えられていてもよい。
(2)上記実施形態では、「複数の取付孔」の一例として、第一取付孔44と、第二取付孔45と、の二つの取付孔が形成されているものが示されているが、これに限られない。例えば、三つ以上の取付孔が備えられていてもよい。
(3)上記実施形態では、第一取付孔44と第二取付孔45とが、連通部46によって連通されているものが一例に示されているが、これに限られない。第一取付孔44と第二取付孔45とが連通されておらず、互いに独立な孔部として形成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、円弧状の形状とされた突出部47が一例に示されているが、これに限られない。例えば、直線状部分を有する他の突出部であってもよい。この場合、他の突出部は、三角形状や台形形状等の形状であってもよい。
(5)上記実施形態では、第二回動アーム27の第二アーム34に、「一方のバネ」である第二バネ41が選択的に取り付けられる「複数の取付孔」が形成されているものが一例に示されているがこれに限られない。これに代えて、第二回動アーム27の第一アーム33に、「一方のバネ」である第二バネ41が選択的に取り付けられる「複数の取付孔」が形成されていてもよい。
(6)上記実施形態では、第二回動アーム27に、「一方のバネ」である第二バネ41が選択的に取り付けられる「複数の取付孔」が形成されているものが一例に示されているがこれに限られない。これに代えて、「機台」であるブラケット22に、「一方のバネ」である第二バネ41が選択的に取り付けられる「複数の取付孔」が形成されていてもよい。この場合、第二回動アーム27に、「固定部」が備えられる。
(7)上記実施形態では、第二回動アーム27の第二アーム34に、第一取付孔44及び第二取付孔45が形成されているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、第二回動アーム27のうちローラ28を支持する第一アーム33に、第一取付孔及び第二取付孔が形成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、「機台」の一例として、ミッションケース13の機体右側部側に固定して取り付けられた取付部材20が示されているが、これに限られない。例えば、静油圧式無段変速装置S等の機体右側部に固定して取り付けられた他の取付部材等が「機台」として用いられてもよい。
(9)上記実施形態では、第一バネ40と第二バネ41とが、夫々、引っ張りバネとされているものが一例に示されているが、これに限られない。例えば、第一バネ40と第二バネ41とが、夫々、引っ張りバネ、圧縮バネ、ねじりバネ等であってもよい。
(10)上記実施形態では、変速ペダル31が、機体左右方向においてミッションケース13に対して中立付勢機構25と同じ側に配置されているものが一例に示されているが、これに限られない。機体左右方向においてミッションケース13に対して中立付勢機構25と反対側に配置されていてもよい。この場合、連係機構における支軸が、機体方向にミッションケース13の近傍を横断するものとなる。
(11)上記実施形態では、変速操作具の一例として、シーソー式の変速ペダル31が示されているが、これに限られない。例えば、前進用ペダルと後進用ペダルとが別体で備えられている変速操作具であってもよい。また、例えば、手動操作用の変速レバーが変速操作具として備えられていてもよい。
(12)上記実施形態では、左右の表現が用いられているが、左と右とが反対になっている構造であってもよい。
本発明に係る静油圧式無段変速装置は、上記トラクタの他、コンバイン、田植機、草刈機、建設機械等の作業車に組み込んで好適に利用できる。
20 :取付部材(「機台」)
22 :ブラケット(共通部材)
23 :斜板
24 :トラニオン軸
25 :中立付勢機構
26 :第一回動アーム
27 :第二回動アーム
28 :ローラ
29 :カム部
32 :揺動軸
34 :アーム部
40 :第一バネ(「二つのバネ」のうちの一つ)
40A :第一バネの一端(機台側の取付部)
41 :第二バネ(「二つのバネ」のうちの一つ、「一方のバネ」)
41A第二バネの一端(機台側の取付部)
41B :他端(「取付部」)
43 :第二固定孔(「固定部」)
44 :第一取付孔(「複数の取付孔」の一つ)
45 :第二取付孔(「複数の取付孔」の一つ)
46 :連通部47 :突出部(「保持手段」)
N1 :中立位置N2 :中立姿勢
S :静油圧式無段変速装置

Claims (7)

  1. トラニオン軸を回動操作することで斜板の角度を変更可能であり、かつ、前記斜板を中立位置に付勢する中立付勢機構が備えられた静油圧式無段変速装置であって、
    前記中立付勢機構に、
    前記トラニオン軸に一体的に取り付けられ、かつ、前記トラニオン軸側に向けて凹入するカム部が形成された第一回動アームと、
    前記トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アームと、
    前記第二回動アームに回転自在に支持され、かつ、前記カム部に嵌まり込むことで、前記第一回動アームを、前記中立位置に対応する中立姿勢に回動させるローラと、
    前記第二回動アームと機台とに亘って取り付けられ、前記ローラが前記カム部に嵌まり込むように前記第二回動アームを付勢する二つのバネと、が備えられ、
    前記二つのバネのうち一方のバネの付勢力が変更可能なように構成され
    前記二つのバネの前記機台側の取付部は、前記機台に設けられた共通部材に取り付けられている静油圧式無段変速装置。
  2. トラニオン軸を回動操作することで斜板の角度を変更可能であり、かつ、前記斜板を中立位置に付勢する中立付勢機構が備えられた静油圧式無段変速装置であって、
    前記中立付勢機構に、
    前記トラニオン軸に一体的に取り付けられ、かつ、前記トラニオン軸側に向けて凹入するカム部が形成された第一回動アームと、
    前記トラニオン軸と平行な揺動軸周りに回動する第二回動アームと、
    前記第二回動アームに回転自在に支持され、かつ、前記カム部に嵌まり込むことで、前記第一回動アームを、前記中立位置に対応する中立姿勢に回動させるローラと、
    前記第二回動アームと機台とに亘って取り付けられ、前記ローラが前記カム部に嵌まり込むように前記第二回動アームを付勢する二つのバネと、が備えられ、
    前記二つのバネのうち一方のバネの付勢力が変更可能なように構成され、
    前記第二回動アームのうち、前記二つのバネの端部が取り付けられたアーム部が延びる方向と、前記二つのバネ夫々における前記機台側の取付部の並び方向と、が並列状態に設定され、
    前記二つのバネは、並列状態で設けられている静油圧式無段変速装置。
  3. 前記第二回動アームまたは前記機台の一方に、前記一方のバネの取付部が選択的に取り付けられる複数の取付孔が形成され、
    前記複数の取付孔は、前記取付部が取り付けられた状態において前記一方のバネの付勢力に基づいて前記第二回動アームに作用するモーメント力が夫々異なるように位置設定されると共に、前記取付部が移動可能なように連通され、
    前記取付部を夫々の前記取付孔に保持する保持手段が備えられている請求項1または2に記載の静油圧式無段変速装置。
  4. 前記保持手段として、隣り合う二つの前記取付孔を連通する連通部のうちの前記一方のバネの圧縮方向側の縁部に、前記一方のバネの伸長方向側へ突出する突出部が備えられている請求項に記載の静油圧式無段変速装置。
  5. 前記複数の取付孔は、前記揺動軸からの距離が夫々異なるように位置設定されている請求項3または4に記載の静油圧式無段変速装置。
  6. 前記一方のバネの一端を位置固定状態に取り付ける固定部が備えられ、
    前記複数の取付孔は、前記固定部からの距離が夫々異なるように位置設定されている請求項3または4に記載の静油圧式無段変速装置。
  7. 前記二つのバネは、第一バネ、及び、前記第一バネよりもバネ定数が小さい第二バネであり、
    前記第二バネの付勢力を変更する請求項1から6の何れか一項に記載の静油圧式無段変速装置。
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